JPH0765604B2 - ひだ付き蛇腹を固定するエンドレス嵌合リング - Google Patents
ひだ付き蛇腹を固定するエンドレス嵌合リングInfo
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- JPH0765604B2 JPH0765604B2 JP3191297A JP19129791A JPH0765604B2 JP H0765604 B2 JPH0765604 B2 JP H0765604B2 JP 3191297 A JP3191297 A JP 3191297A JP 19129791 A JP19129791 A JP 19129791A JP H0765604 B2 JPH0765604 B2 JP H0765604B2
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Description
きして得られるリング体から成りひだ付き蛇腹を固定で
きるエンドレス嵌合リングで、この帯の第一自由末端お
よび第二自由末端が相互に形態的に合った接続留め部を
有し、およびこの帯面内において相互に噛み合って接続
していることによって、本帯の自由末端が互いに接合し
ているエンドレス嵌合リングに関するものである。
を固定するために、従来は相互に重なり合う緊定帯が用
いられたが、この緊定帯は多様な形態で知られるツール
により帯の双方の自由末端を引っ張り合うことにより緊
張作用を得る。帯の自由末端の接合部が蛇腹に当たる範
囲においては、これら自由末端が重なり合ったり、段を
なして相互に嵌合する場合ですら、このひだ付き蛇腹に
対して傷害を発生させる可能性がある。
切な工具による径方向のスタッフィング操作による径方
向の縮小によって、ひだ付き蛇腹を固定できるリング状
に閉ざしたエンドレス嵌合リングが提案されている。こ
の捲縮時には、円形状のリング型が完全に確保される
が、いずれにせよ工具による加圧エッジが表面に認めら
れる。全体的には優れており、ひだ付き蛇腹に一定形態
で荷重をかける応力性が認められる。
によると、平坦な円形物として打ち抜きされ、次に円筒
状のリングに変形される。この場合、有利な方式として
の継ぎ目なし嵌合リングが提供されるが、変形プロセス
は極めてコスト高につき、通常は材料中に張力が残る。
第二の可能性によると、エンドレスの帯状材料から長さ
をカットした帯状ピースがロール状に巻き上げられ、リ
ング中心線に垂直に突合わせ溶接され、特にレーザ技術
によって溶接される。この場合、組み立て軸を取り外し
た後、嵌合リングは非円形で、溶接部において平坦では
なくなる。また、レーザ溶接は極めてコスト高につく。
は、一方の自由末端におけるT字形状の接続留め部の同
一面内における他の自由末端における対応空隙中に横た
わって嵌合するような、冒頭にあげた種類の嵌合リング
が公知になっている。この場合、両自由末端の接続部に
引っ張り荷重が加わった際に、本空隙を形成し、外側に
配備された留め具状の突起部が湾曲し、場合によっては
捩じれ旋回すら発生してしまう。これが嵌合リングの、
場合によってはひだ付き蛇腹の破壊を起こすことにもな
る。
の基本的課題は冒頭にあげた種類の嵌合リングおよびそ
の製法を提供し、しかも嵌合リング自体は耐荷重性が高
く、品質の改善がありながら適切なコストで製作される
ようにすることにある。
決のポイントは、第一自由末端における個々の外側配備
接続留め部が第二自由末端における内側配備接続留め部
を有して、補捉すること、および自由末端の接続部に引
っ張り荷重が加わる際、外側配備接続留め部には、内側
に向かった力が働くようにすることにある。この場合、
接続留め部は相互に点状に接続可能である。点状の接続
といった場合に、相互に突き合わせされる縁部を点状に
構成する、相互に交替するか、または補完性を発揮する
ように行われるかしめ固定または点状溶接と考えられ
る。この場合、両自由末端は相互に一体になるよう嵌合
しあって確保される。必要に応じて後に捲縮させた際、
まず選択された安定性形態と無関係に、帯面内での材料
のスタッフィング挙動の結果として接触ライン沿いに安
定した緊張が生じる。帯の長手方向に対して傾斜面とな
るこの接触ラインと一体になって補捉し合う自由末端は
既知種類の緊定具よりも高い荷重に耐えられる。専ら把
持点のみによる低温接続による安定確保は、特にコスト
的に都合が良い。
が、基本的にT字状のヘッド部分を具備して構成され;
第二自由末端は、第一自由末端に対して形を合わせた帯
面内外側の鉤型を持つフォーク形状を有し、および双方
の自由末端が線形状に互いに突き合わせて嵌合しあう。
帯の長手方向に対しては傾斜線となる本発明の接合線
は、リングの自由末端が互いに対応してあり継ぎ状に相
互に嵌合する接続部を形成するように機能する。
ング幅に亘って用意でき、このことは特に特定幅の嵌合
リングに対して有効になる。単一のT字形状の、あるい
はあり溝状の留め部の代わりに、このような形態の幾つ
かが嵌合リングの中心線方向に移行して、T字形状を帯
の長手方向に連ねた形状の留め部構成が提供できる。
自由末端12および第二自由末端13を有する、リング
状にロール巻き付けされる帯状部分から構成される。第
一自由末端12および第二自由末端13は、爪形状部を
具備し、この爪形状部は帯状面内において、一体を成す
ようにクランプする。示された実施例では、中間域17
を有するT字型接続留め部16を備えた第一自由末端1
2が中心線に対して対称性を備えて構成されている。第
二自由末端13は、外側接続留め部18,19をもって
構成されていて、後方切れ目20,21に傾斜部が構成
される。これら傾斜部は、引っ張り荷重が加わった際、
接続留め部18,19内側に引っ張られるように相互に
嵌合し合う。付き合わせ線はリング周辺方向で、中心線
に対して対称性を有し、またリングの両縁部間において
曲線状をなして延びている。第一把持点14は接続留め
部16の前端縁部に、また第二把持点15は接続留め部
18,19の前端縁部に用意されている。これら把持点
14,15によって、自由末端12および13間の接合
部は一体に接合され、連続性を有する嵌合リング10が
作られる。
の複合フック22,23を有するT字型を連ねた形状の
接続留め部16を具備し、およびそれぞれ二つのフック
25,26,27,28を有する複合フック状の接続留
め部18,19を具備している帯状末端12および13
が形成される。その他については図2におけるのと同じ
照合番号が用いられる。
帯状末端13において外側接続留め部18,19を具備
し、また第一帯状末端12において内側配備の接続留め
部29,30を具備すると共に、改めて第二帯状末端1
3と接続している中間把持の接続留め部31が用意され
ている。接続留め部18,19はそれぞれ内側に向かっ
たフックを有し、反面、接続留め部29,30,31は
T字形状の複合フックを末端に有する。
る燕尾状の接続留め部16が複合フック33,34によ
って前述のT字型を連ねた形状のように補完され、本複
合フックは接続留め部18,19における補完フック3
5,36,37,38と連動する。前記の把持点は図3
から図5までには詳細には示されていない。
性がある帯状材料からは、リング体が一つの円柱状芯軸
を使ってロール状に巻かれた形態を作成し、同時に接合
部として双方の面末端部が成形され、次の段階でこのよ
うな面末端部が一体化するよう相互に接合されるように
カッティングされ、最後に点状接合として、外側から径
方向にかしめられた嵌合によるか、あるいは外側から径
方向に行われる点溶接によって、接続が実行される。本
発明によれば、低温変形帯状材料から作られるリングが
適切な費用で用意され、捲縮性付与により緊張なくひだ
付き蛇腹にセットされる方法が得られる。
分の軸方向図である。
緊定リングの正面図である。
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 平坦な帯からロール巻きして得られるリ
ング体から成るひだ付き蛇腹を固定するエンドレス嵌合
リングで、この帯の第一自由末端および第二自由末端が
相互に形態的に合った接続留め部を有し、この帯面内に
おいて相互に噛み合って接続し、前記自由末端が互いに
接合している嵌合リングにおいて、 第一自由末端(12)における個々の外側配備接続留め
部(18,19)が第二自由末端(13)における内側
配備接続留め部(16,29,30)を帯面内で挟み且
つ係合し、自由末端(12,13)の接続部に引っ張り
荷重が加わる際に、外側配備接続留め部(18,19)
には、内側に向かった力が働くことを特徴とする嵌合リ
ング。 - 【請求項2】 第一自由末端において、中間域(17)
全体に亘ってT字状のヘッド部分を具備した少なくとも
一つの帯面内内側の留め部(16)を持ち;第二自由末
端(13)においては、少なくとも帯面内外側の留め部
(18,19)が第一自由末端(12)の形状に合致す
る形の帯面内外側の鉤型フォーク形状として構成され、
双方の自由末端(12,13)が線形状に互いに突き合
わせをして引っ掛かり合うことを特徴とする請求項1の
嵌合リング。 - 【請求項3】 あり溝形状の、またはT字形状の複数の
接続留め部(18,19,29,30,31)がリング
幅方向に用意されていることを特徴とする請求項1また
は請求項2の一つに記載の嵌合リング。 - 【請求項4】 帯面内内側の留め部(22,23,2
5,26,27,28)がT字形状をリング周方向に連
ねた形状に構成されていることを特徴とする請求項1か
ら請求項3の一つに記載の嵌合リング。 - 【請求項5】 前記留め部が嵌合リングの中心線に対称
的に構成される把持点(14,15)において相互にか
しめ合うことを特徴とする請求項1から請求項4の一つ
に記載の嵌合リング。 - 【請求項6】 前記留め部が嵌合リングの中心線に対称
的に行われる点溶接によって相互に接続していることを
特徴とする請求項1から請求項4の一つに記載の嵌合リ
ング。 - 【請求項7】 平坦な帯からロール巻きして得られ、ひ
だ付き蛇腹を固定するエンドレス嵌合リングで、この帯
の両端が相互に接続しているという請求項1から請求項
6のいずれか一つに記載のエンドレス嵌合リングの製法
において、 連続帯状材料の分離状態時には帯の両端部は相互に対応
する爪形状部を具備するように構成されており、次に1
つの芯軸上で円形状に湾曲された後、相互に接続され;
一体になった接続部分が径方向外側からかしめられた把
持点により一体的に係合されていることを特徴とする製
法。 - 【請求項8】 平坦な帯からロール巻きして得られ、ひ
だ付き蛇腹を固定するエンドレス嵌合リングで、この帯
の両自由端が相互に接続しているという請求項1から請
求項6までの一つに記載のエンドレス嵌合リングの製法
において、 連続帯状材料を分離状態時には、帯の両端部は相互に対
応する爪形状部を具備するように構成されていて、次に
一つの芯軸上で円形状に湾曲された後、相互に接続さ
れ;一体になった接続部分が外側から行われる点溶接に
より更に材料的にも一体性を採るように接続されている
ことを特徴とする製法。
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WO2013183616A1 (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 株式会社ミクニ | 制御弁用フィルタおよび制御弁の挿入構造 |
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