JPH04170370A - 熱間補修用粉末焼付け材 - Google Patents
熱間補修用粉末焼付け材Info
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- JPH04170370A JPH04170370A JP2292136A JP29213690A JPH04170370A JP H04170370 A JPH04170370 A JP H04170370A JP 2292136 A JP2292136 A JP 2292136A JP 29213690 A JP29213690 A JP 29213690A JP H04170370 A JPH04170370 A JP H04170370A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は各種精錬炉用の熱間補修用粉末焼付は材に関し
、さらに詳しくは焼付は時間を大幅に短縮した熱間補修
用粉末焼付は材に関する。
、さらに詳しくは焼付は時間を大幅に短縮した熱間補修
用粉末焼付は材に関する。
［従来の技術］
従来、転炉、ＡＯＤ炉、電気炉、ＬＦ鍋等各種情錬炉の
炉壁、炉底の損傷部等への熱間補修材として、熱間吹付
は材、熱間焼付は材等が使用されている。焼付は材とし
てはドロマイト、マグネシア等の耐火原料をコールター
ルバインダーにて混練した稠度ある塊状物が使用されて
きた。この焼付は材は出鋼後傾口より炉内損傷部に投入
され、炉内熱等により損傷部に展開し接着焼付くことに
より補修されるものである。
炉壁、炉底の損傷部等への熱間補修材として、熱間吹付
は材、熱間焼付は材等が使用されている。焼付は材とし
てはドロマイト、マグネシア等の耐火原料をコールター
ルバインダーにて混練した稠度ある塊状物が使用されて
きた。この焼付は材は出鋼後傾口より炉内損傷部に投入
され、炉内熱等により損傷部に展開し接着焼付くことに
より補修されるものである。
熱間補修用焼付は材として必要な特性としては、補修材
の経時変化のないこと、投入後補修面での展開性がよい
こと、接着性のよいこと、焼付は時間の短いこと等があ
る。コールタールをバインダーとする従来の焼付は材は
経時変化で特に問題はないが、展開性、接着性、焼付は
終了時間の面で不十分であった。
の経時変化のないこと、投入後補修面での展開性がよい
こと、接着性のよいこと、焼付は時間の短いこと等があ
る。コールタールをバインダーとする従来の焼付は材は
経時変化で特に問題はないが、展開性、接着性、焼付は
終了時間の面で不十分であった。
そこで本発明者らはバインダーとして粉末ピッチを用い
、湿潤剤として重油、ワックス等を添加したものが展開
性に優れ、焼付は時間を速くできるとして特開平１−１
５０７９０号を提案した。
、湿潤剤として重油、ワックス等を添加したものが展開
性に優れ、焼付は時間を速くできるとして特開平１−１
５０７９０号を提案した。
しかし最近の転炉は精錬時間の短縮と共に炉修時間の短
縮も重要であり、−層早い焼付は時間が要望されるよう
になってきたのに、特開平１−１５０７９０号では必ず
十分であるとは言えないのが現状である。
縮も重要であり、−層早い焼付は時間が要望されるよう
になってきたのに、特開平１−１５０７９０号では必ず
十分であるとは言えないのが現状である。
［発明が解決しようとする課題］
本発明者らは従来の焼付は材と同等の展開性、接着性を
損うことなく、従来より一層早い焼付は時間を有する補
修材を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達
した。
損うことなく、従来より一層早い焼付は時間を有する補
修材を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達
した。
［課題を解決するための手段］
すなわち本発明は、最大粒径が５ｍｍで、０ 、３ ｍ
ｍ以下が１０〜３０重量％のドロマイトクリンカー、マ
グネシアクリンカ−等の塩基性耐火原料９５〜８０重量
％を、５〜２０重量％の軟化点８０〜１８０℃のピッチ
および／またはクレオソート油で被覆したものに、重油
、ワックス、熱可塑性フェノール樹脂、Ｃ３留分を主体
とする芳香族石油樹脂の１種または２種以上を添加して
なる熱間補修用粉末焼付は材である。
ｍ以下が１０〜３０重量％のドロマイトクリンカー、マ
グネシアクリンカ−等の塩基性耐火原料９５〜８０重量
％を、５〜２０重量％の軟化点８０〜１８０℃のピッチ
および／またはクレオソート油で被覆したものに、重油
、ワックス、熱可塑性フェノール樹脂、Ｃ３留分を主体
とする芳香族石油樹脂の１種または２種以上を添加して
なる熱間補修用粉末焼付は材である。
本発明に使用される塩基性耐火原料としては、天然ドロ
マイト、合成ドロマイト、電融ドロマイト等のドロマイ
トクリンカ−１天然マグネシア、海水焼結マグネシア、
電融マグネシア等のマグネシアクリンカ−１さらに焼結
石灰、電融石灰クリンカー等が挙げられる。ドロマイト
クリンカ−は遊離石灰を含むものであっても差支えない
。又上記のクリンカーを含むレンガ屑なども使用できる
。
マイト、合成ドロマイト、電融ドロマイト等のドロマイ
トクリンカ−１天然マグネシア、海水焼結マグネシア、
電融マグネシア等のマグネシアクリンカ−１さらに焼結
石灰、電融石灰クリンカー等が挙げられる。ドロマイト
クリンカ−は遊離石灰を含むものであっても差支えない
。又上記のクリンカーを含むレンガ屑なども使用できる
。
上記耐火原料の粒度は最大で５ｍｍ、好ましくは１ ｍ
ｍでかつ０ 、３ ｍｍ以下の粉末が１０〜３０重量％
含むことが望ましい。粒径が５ｍｍを超えるものが数％
以上あれば本発明の目的である焼付は時間の短縮は達成
できない。
ｍでかつ０ 、３ ｍｍ以下の粉末が１０〜３０重量％
含むことが望ましい。粒径が５ｍｍを超えるものが数％
以上あれば本発明の目的である焼付は時間の短縮は達成
できない。
本発明に使用されるバインダーは軟化点８０〜１８０℃
のピッチかクレオソート油またはこれらの混合物である
。
のピッチかクレオソート油またはこれらの混合物である
。
これらの耐火原料とバインダーの配合割合は従来の焼付
は材と異なり、耐火原料９５〜８０重量％に対１．、バ
インダー５〜２０重量％と、バインダー量が少なくなっ
ており、かつ耐火骨材とバインダーを単に混合するので
はなく、バインダーで耐火原料を被覆するを要する。バ
インダー量が２０重量％を超えれば焼付は時間の短縮が
達成されないし、逆に５重量％未満では被覆が不十分と
なって焼付は材としての展開性、接着性に影響するので
好ましくない。′ 耐火原料をバインダー被覆するには、装置としては混合
撹拌が出来る、−船釣なミキサーを使用し、バインダー
被覆を行う。バインダー被覆剤として、ピッチ、クレオ
ソート油で、ピッチ濃度３０〜７０％程度のものを使用
する。ミキサー内に先ず０ 、３ ｍｍ以上の骨材を投
入、バインダー被覆剤の添加、バインダー（ピッチ）の
添加、微粉添加の順で投入する。この投入手順はバイン
ダー被覆剤を添加することによる固まりを防止し、粉末
状を維持するための手順である。
は材と異なり、耐火原料９５〜８０重量％に対１．、バ
インダー５〜２０重量％と、バインダー量が少なくなっ
ており、かつ耐火骨材とバインダーを単に混合するので
はなく、バインダーで耐火原料を被覆するを要する。バ
インダー量が２０重量％を超えれば焼付は時間の短縮が
達成されないし、逆に５重量％未満では被覆が不十分と
なって焼付は材としての展開性、接着性に影響するので
好ましくない。′ 耐火原料をバインダー被覆するには、装置としては混合
撹拌が出来る、−船釣なミキサーを使用し、バインダー
被覆を行う。バインダー被覆剤として、ピッチ、クレオ
ソート油で、ピッチ濃度３０〜７０％程度のものを使用
する。ミキサー内に先ず０ 、３ ｍｍ以上の骨材を投
入、バインダー被覆剤の添加、バインダー（ピッチ）の
添加、微粉添加の順で投入する。この投入手順はバイン
ダー被覆剤を添加することによる固まりを防止し、粉末
状を維持するための手順である。
バインダーを被覆した耐火原料に、助燃剤として重油、
ワックス、熱可塑性フェノール樹脂、Ｃ３留分を主体と
する芳香族石油樹脂の１種または２種以上添加する。そ
の量は被覆耐火原料に対し１〜６重量％である。この助
燃剤は熱間溶融、軟化し、バインダーと相俟って良好な
展開性、接着性と焼付は時間の短縮に寄与する。
ワックス、熱可塑性フェノール樹脂、Ｃ３留分を主体と
する芳香族石油樹脂の１種または２種以上添加する。そ
の量は被覆耐火原料に対し１〜６重量％である。この助
燃剤は熱間溶融、軟化し、バインダーと相俟って良好な
展開性、接着性と焼付は時間の短縮に寄与する。
本発明の焼付は材は従来よりもバインダーの量が少なく
、かつそれが耐火原料を被覆しているので、比較的サラ
サラした粉末状を呈するので取扱いが容易であり、フレ
ーコンバッグや大型ビニル袋等に、例えば５００〜１０
００Ｋｇと多量に入れることができ、補修時にはその袋
のまま炉上部より投入落下させれば、容易に分散して焼
付けられる。
、かつそれが耐火原料を被覆しているので、比較的サラ
サラした粉末状を呈するので取扱いが容易であり、フレ
ーコンバッグや大型ビニル袋等に、例えば５００〜１０
００Ｋｇと多量に入れることができ、補修時にはその袋
のまま炉上部より投入落下させれば、容易に分散して焼
付けられる。
［実施例］
以下実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例
次表に示す配合で実験した結果を同表に掲げる。
なお比較のため従来の塊状焼付は材についても併記した
。
。
各種試験の測定方法は以下によった。
１、展開性
１）２００℃の場合
平らな鉄板の下部をヒーターで加熱し２００℃にする。
試料３６５ｇを団子状にして加熱した鉄板上に置く。５
〜１０分間放置し、展開が終了した後円形に広がった径
を測定する。
〜１０分間放置し、展開が終了した後円形に広がった径
を測定する。
２）１０００℃の場合
厚さ２０ｍｍ、大きさ１５０ｘ１５０ｍｍ程度のＭｇＯ
板を電気炉中に加熱して１０００℃とする。試料１００
ｇを団子状（粉末の場合は、うすいビニールを用い球状
とする）にして加熱した板の上にのせる。展開終了後法
がった径を測定する。
板を電気炉中に加熱して１０００℃とする。試料１００
ｇを団子状（粉末の場合は、うすいビニールを用い球状
とする）にして加熱した板の上にのせる。展開終了後法
がった径を測定する。
２、炉材への接着強さ
電気炉にてマグネシアレンガ又はドロマイトレンガを所
定の温度、に加熱し、その上に内径２３ｍｍのリング状
金枠をおき、試料１０ｇをつめ約１０分間焼付けた後、
熱間にて剪断強さを測定する。
定の温度、に加熱し、その上に内径２３ｍｍのリング状
金枠をおき、試料１０ｇをつめ約１０分間焼付けた後、
熱間にて剪断強さを測定する。
３、焼付は時間
電気炉にてマグネシアレンガ又はドロマイトレンガを所
定温度に加熱し、すばやく取り出し、試料１００ｇを団
子状にしたものを加熱レンガの中央部に置き、試料が直
火し、消化するまでの時間（発火時間）を測定する。
定温度に加熱し、すばやく取り出し、試料１００ｇを団
子状にしたものを加熱レンガの中央部に置き、試料が直
火し、消化するまでの時間（発火時間）を測定する。
［発明の効果コ
本発明の焼付は材はバインダーを耐火原料に被覆するこ
と及び耐火原料は粒径を細かい方に調整することにより
、従来の焼付は材の展開性、接着性を維持しつつ、焼付
は時間を大幅に短縮することができ、かつ粉末状である
ため取扱いが容易で作業性がよいため炉の補修時間の短
縮に寄与するところ大である。
と及び耐火原料は粒径を細かい方に調整することにより
、従来の焼付は材の展開性、接着性を維持しつつ、焼付
は時間を大幅に短縮することができ、かつ粉末状である
ため取扱いが容易で作業性がよいため炉の補修時間の短
縮に寄与するところ大である。
特許出願人 品川口煉瓦株式会社
代理人 弁理士 伊 東 彰
Claims (1)
- （１）最大粒径が５ｍｍで、０．３ｍｍ以下が１０〜３
０重量％のドロマイトクリンカー、マグネシアクリンカ
ー等の塩基性耐火原料９５〜８０重量％を、５〜２０重
量％の軟化点８０〜１８０℃のピッチおよび／またはク
レオソート油で被覆したものに、重油、ワックス、熱可
塑性フェノール樹脂、Ｃ＿９留分を主体とする芳香族石
油樹脂の１種または２種以上を添加してなる熱間補修用
粉末焼付け材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2292136A JP2520049B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 熱間補修用粉末焼付け材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2292136A JP2520049B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 熱間補修用粉末焼付け材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04170370A true JPH04170370A (ja) | 1992-06-18 |
| JP2520049B2 JP2520049B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=17778005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2292136A Expired - Lifetime JP2520049B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 熱間補修用粉末焼付け材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520049B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6120593A (en) * | 1997-05-07 | 2000-09-19 | Shinagawa Refractories Co., Ltd. | Hot-repair mix comprising p-alkylphenols as fluidizing agents |
| KR100387596B1 (ko) * | 1996-05-29 | 2003-09-19 | 주식회사 포스코 | 정련로 보수용 스프레이재 조성물 |
| KR100478142B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2005-03-22 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 폐윤활유를 이용한 고로노체 보수용 유계 압입재 조성물 |
| JP2007302521A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Kurosaki Harima Corp | 熱間焼付け補修材 |
| WO2019131082A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 黒崎播磨株式会社 | 熱間補修用吹付材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542251A (en) * | 1978-09-21 | 1980-03-25 | Shinagawa Refractories Co | Refractory for thermal spraying repair |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2292136A patent/JP2520049B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542251A (en) * | 1978-09-21 | 1980-03-25 | Shinagawa Refractories Co | Refractory for thermal spraying repair |
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| KR100478142B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2005-03-22 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 폐윤활유를 이용한 고로노체 보수용 유계 압입재 조성물 |
| JP2007302521A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Kurosaki Harima Corp | 熱間焼付け補修材 |
| WO2019131082A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 黒崎播磨株式会社 | 熱間補修用吹付材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2520049B2 (ja) | 1996-07-31 |
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