JPH04169618A - 杭定着用根固め部の築造工法 - Google Patents

杭定着用根固め部の築造工法

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JPH04169618A
JPH04169618A JP2297873A JP29787390A JPH04169618A JP H04169618 A JPH04169618 A JP H04169618A JP 2297873 A JP2297873 A JP 2297873A JP 29787390 A JP29787390 A JP 29787390A JP H04169618 A JPH04169618 A JP H04169618A
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cement milk
foot
pile
hole
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Tsunehiko Nakaoka
中岡 恒彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔作業上の利用分野〕 本発明は、机下端部分の根固め部への定着を信頼性に優
れたものとなすとともに杭沈設施工の能率化や杭沈設施
工の経済性向上にも大きく寄与する、杭定着用根固め部
の築造工法に関するものである。
〔従来の技術〕
地盤に杭基礎を構築する工法の一つとして、掘削液を注
入しながらプレボーリングを行うことによって支持地盤
に至る杭沈設孔を形成しかつこの杭沈設孔に杭を沈設さ
せ接抗の下端部分を支持地盤に設けた根固め部に定着さ
せる工法があり、この工法は低振動・低騒音工法として
広く普及してきている。
該工法において根固め部を築造するには、従来、掘削ロ
ッドの先端ヘッドより根固めセメントミルクを噴出させ
、支持地盤の砂や砂礫又は土丹層と根固めセメントミル
クとを混合攪拌させることによってモルタル状やコンク
リート状の根固め部を築造し、あるいは、支持地盤にお
ける杭沈設孔部分をセメントミルクやコンクリートで置
き換えて根固め部を築造していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら前記した従来の根固め部の築造工法におい
ては以下のような問題点があり、その解決は急務であっ
た。
■ 支持地盤における杭沈設孔の孔壁が部分的に崩壊し
たりあるいは根固め部の外周部分から逐次セメント分が
流出・拡散したりする等、信頼性の高い根固め部を築造
し難い問題があった。
■ 上記したような、支持地盤における孔壁の崩落によ
る根固め部の不整形状態や根固め部のセメント分の流出
・拡散による根固め部の強度の不均一状態等は、目視不
能であって、その状況を的確に探知しあるいは予測する
ことが困難であったことから、必要以上のセメントミル
クを注入する傾向にあり、経済性の面においても問題が
あった。
■ 支持地盤における孔壁が崩落することによって不安
定な異物が混入した状態の根固め部が築造されると、杭
を根固め部の所定位置まで挿入できない高士り現象を招
く問題があった。
■ 最近は埋設杭の長さが長くなる傾向にあるため、一
定長さの既製杭を順次連結して杭沈設孔に沈設する必要
がある。そのためには、次の杭を沈設させるに先立って
、埋設させるべき杭を吊り上げるとともに抗相互の継手
を溶接する必要がある等、準備に比較的長い時間を要し
たことから、最終杭の沈設を開始する頃までには根固め
部築造後相当長い時間(例えば3〜4時間程度)を経過
しているのが通常であった。然るに築造された根固め部
はセメントミルクの注入後1〜2時間もすればその硬化
が始まるために、最終抗の沈設作業が始まる頃までには
根固め部の硬化が相当進んだ状態にあり、根固め部への
規定の根入れ長が得られず、従って杭を確実に支持地盤
に定着させることができない問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は以下のごとき手段を採
用する。
即ち、本発明に係る杭定着用根固め部の築造工法(以下
築造工法という)の−は、掘削液を注入しながらプレボ
ーリングを行うことによって支持地盤1に至る杭沈設孔
2を形成しかつモルタル状あるいはコンクリート状の根
固め部3を該支持地盤1に築造するに際し、支持地盤1
に掘削された杭沈設孔2に、ホルマイト系鉱物(セピオ
ライト鉱物やアタパルジャイト鉱物等)を精製加工して
得られた鉱物質繊維をセメントミルクに解束分散させる
とともにアクリルアミド系高分子化合物を添加してなる
根固めセメントミルクをグラウトポンプで注入すること
を特徴とするものである。
又本発明に係る築造工法の他は、掘削液を注入しながら
プレボーリングを行うことによって支持地盤1に至る杭
沈設孔2を形成しかつモルタル状あるいはコンクリート
状の根固め部3を該支持地盤1に築造するに際し、支持
地盤1に掘削された杭沈設孔2に、ホルマイト系鉱物を
精製加工して得られた鉱物質繊維をセメントミルクに解
束分散させ、加えてアクリルアミド系高分子化合物又は
セルローズ系高分子化合物を添加してなる根固めセメン
トミルクをグラウトポンプで注入することを特徴とする
ものである。
セメントミルクは、水セメント比50〜80重量%の範
囲に調整(下限値50重量%は、添加による経済性とグ
ラウトポンプによる注入作業の容易性を考慮して設定さ
れており、又上限値80重量%は、強度的な観点から設
定されている)するとともに鉱物質繊維の添加率をセメ
ント比0.1〜10重置%の範囲に調整(下限値0.1
重量%は、添加による諸効果が有効に発揮されるよう設
定されており、又上限値10重量%は、添加による経済
性とグラウトポンプによる注入作業の容易性を考慮して
設定されている)し、又アクリルアミド系高分子化合物
を根固めセメントミルク1m2当り0.025〜1kg
添加したものに調整(下限値0.025廟は、添加によ
る諸効果が有効に発揮されるよう設定されており、又上
限値1kgは、添加による経済性とグラウトポンプによ
る注入作業の容易性を考慮して設定されている)するの
が良い、又根固めセメントミルクは、前記の場合におい
てアクリルアミド系高分子化合物をセルローズ系高分子
化合物に変え、その添加率を根固めセメントミルク】r
rr当り0.05〜3kgに調整(下限値0.05kg
は、添加による諸効果が有効に発揮されるよう設定され
ており、又上限値3kgは、添加による経済性とグラウ
トポンプによる注入作業の容易性を考慮して設定されて
いる)したものとするのが良い。
又支持地盤1における杭沈設孔2aは、全長に亘って同
径に形成されあるいはその下端部分が拡大孔2aとされ
る。そして下端部分が拡大孔2aとされる場合には、少
なくとも支持地盤1における杭沈設孔は拡大孔とされ、
沈設されるべき杭の横断面積の1.1〜4倍の横断面積
を有する孔径とされる− 〔作用〕 (1)根固めセメントミルクは、ホルマイト系鉱物質繊
維が解束分散されてなるものであるため優れた懸濁性を
示し、セメントミルク中の比重の大きいセメント分の沈
降が極力抑制された状態にある。
そのため、根固めセメントミルクは流動性に冨み、グラ
ウトポンプにて円滑に圧送せしめられる。
(2)根固めセメントミルクは、解束された鉱物質繊維
がセメントミルク中に分散されかつ繊維相互が絡み合っ
て存在するためにその粘性が大きい。
従って、 ■ 支持地盤1における孔壁4は、根固めセメントミル
クによって確実に保護された状態となり(根固めセメン
トミルクの粘性と孔壁4へのホルマイト系鉱物質繊維の
付着による相乗効果によって確実に保護された状態とな
る)、孔壁崩落が阻止されることとなる。
■ モルタル状あるいはコンクリート状をなす根固め部
3におけるセメントミルクの沈降や砂あるいは砂礫の沈
降が抑制される。即ちブリージング率が大幅に減する。
このようなことから、沈設される杭は根固め部の所要位
置まで正しく挿入せしめられることとなる。
■ 根固め部3におけるモルタルあるいはコンクリート
中のセメントミルクの分散が極力防止され又前記のよう
にブリージング現象もほとんど生じないことがら、加え
て硬化した相固め部の圧縮強度の向上が図られることが
ら、根固め部の強度的安定が確保されることとなる。
(3)根固めセメントミルクは、ホルマイト系鉱物質繊
維が分散せしめられてなるため、根固め部3におけるモ
ルタルあるいはコンクリートは長時間に亘り顕著な揺変
性を発揮し、又該分散状態にある鉱物質繊維は優れた潤
滑作用を発揮する。その結果、根固め部がその築造徒長
時間を経た後であっても、自重による杭沈設あるいは軸
芯回りに回転させながらの杭沈設が非常に容易なものと
なる。
以上は、ホルマイト系鉱物質繊維が添加されてなること
に起因する特有の作用であるが、本発明に係る根固めセ
メントミルクは、更にアクリルアミド系高分子化合物や
セルローズ系高分子化合物が所要量添加されてなるもの
であるため、これらの高分子化合物の作用により、ホル
マイト系鉱物質繊維が添加されただけの根固めセメント
ミルクによる場合に比べ、粘性がより大きなものとなり
又ブリージング現象がより抑制されたものとなるととも
に根固め部におけるセメントミルクの分散がより少ない
ものとなり、根固め部が強度的に一層安定したものとな
る。
以上述べたことは、第5図に示す粘性グラフ、第3表、
第5表に示すブリージング率の測定結果、第9〜10図
に示す根固めセメントミルクの分散状態、第9〜lO表
に示す揺変性の試験結果、第14表、第16〜17表、
第19ル20強度試験結果によって裏付けられる。
(1)根固めセメントミルクの粘性 一般に、根固めセメントミルクで杭沈設孔の孔壁の崩落
が阻止されて孔壁が保持できるセメントミルクの粘度は
、マーシュファンネル粘度計にょる測定で流下時間が4
5秒以上のものが理想的と言われている。
第5図は、「セメント重量に対するホルマイト系鉱物質
繊維の添加率」に対するマーシュファンネル粘度計によ
る「流下時間」を示すものであり(水セメント比60重
量%)、ホルマイト系鉱物質繊維の添加率を僅かに増大
させただけでも流下時間が増大方向に太き(変化するの
がわかる。
第5図から明らかなように、ホルマイト系鉱物質繊維を
添加することによりセメントミルクの粘度を大きくする
ことができるのであるが、その添加率は、理想的な流下
時間である45秒に近い流下時間を達成せしめる添加率
0.3%以上に設定するのが好ましい。なおマーシュフ
ァンネル粘度計による測定は、ホルマイト系鉱物質繊維
の添加率が1.5%以上になると根固めセメントミルク
の粘性p高まりにより測定不能の状態となったが、係る
状態のセメントミルクにあっても全く問題なくグラウト
ポンプで注入することができた。
第1表に示す配合隘1、配合Nα2は、ホルマイト系鉱
物質繊維に加えてアクリルアミド系高分子化合物又はセ
ルローズ系高分子化合物を添加してなる根固めセメント
ミルクを示すものである。この配合階1、配合Nα2に
ついてマーシュファンネル粘度計による流下時間を測定
したが、根固めセメントミルクの粘性の高まりによって
測定不能であった。ホルマイト系鉱物質繊維の添加率0
.5重量%の場合には、第5図から明らかなようLこ測
定可能であったのであるが、アクリルアミド系高分子化
合物やセルローズ系高分子化合物が併せて添加されるこ
とにより、根固めセメントミルクの粘性が増大するのが
分かる。
第1表 (2)  ブリージング率 第2表に示す配合に1、隘2、階3、随4の各々の配合
割合で調整されたモルタルを、土木学会「プレパクトコ
ンクリートの注入モルタルのブリージング率及び膨張率
試験方法」に準じ、直径が5CIとなる長さ50cm以
上のポリエチレン製の袋に入れて、3時間及び20時間
後のブリージング率を測定したところ、配合阻1〜4の
各々について第3表の通りの結果を得た。
第2表 第3表 この結果から明らかなように、ホルマイト系鉱物質繊維
を添加することによって、3時間後及び20時間後にお
けるブリージング率が大幅に減するのが分かり、又添加
率(セメント重量に対するホルマイト系鉱物質繊維の添
加率)が大きくなる程ブリージング率が減少する傾向が
認められる。
第4表に示す配合N11l、NCL2、階3は、第2表
に示す配合N112、隘3、患4の各々に更にアクリル
アミド系高分子化合物を添加してなるモルタルであり、
第5表は、第4表に示すモルタルの夫々について、前記
測定要領により3時間後及び20時間後のブリージング
率を測定した結果を示すものである。
第4表 第5表 この結果から、アクリルアミド系高分子化合物が添加さ
れることによってブリージング率がより減少傾向となる
のが分かる。
アクリルアミド系高分子化合物をセルローズ系高分子化
合物に変えた場合についても同様にして測定したが、そ
の添加許容範囲(根固めセメントミルクlrd当たり0
.05〜3kg)においてはブリージング減少は殆ど生
じなかった。
(3)根固めセメントミルクの分散状態根固め部におけ
るセメントミルクの分散の現象は目視することができな
いために、次に述べる実験装置を用いて根固めセメント
ミルクの分散の現象を実験的に把握した。
この実験装置は、外径が7.5CI、内径が6.7C1
1、長さが15CIIの合成樹脂製円管を半分に割って
形成した第6図に示す半割片6の切断面を樹脂シート7
で被覆してなる第7図に示す半割管8の2本を用い、該
半割管8を、第8図に示すように半割管の下端9がガラ
ス水槽10の底部から約15C1の位置に存するように
かつ樹脂シー) (OHP用紙等)7の被覆面がガラス
水槽の側面ガラス11内面に当接した状態となるように
ガラス水槽内に所要間隔をおいて配置し、該固定された
半割管6の周りに直径が2.3〜9.6閣程度の海砂利
を深さ20C1程度に敷き詰め、これによって半割管8
を固定状態としてなるものである。このように海砂利を
敷き詰めて層12を形成したのは、核層12を、実際の
支持地盤として多々見受けられるものに近似させるため
である。
上記装置を用いて、第6表に示す配合隘1の祖固めセメ
ントミルクと配合阻2の根固めセメントミルクを、夫々
の半割管8の上端開口より注入し、30分経過後におけ
る根固めセメントミルクの分散の様子を観察した。第9
図における層12中に施した斜線部分Aは、注入後30
分経過後における根固めセメントミルクの分散状態を示
すものであり、同図において一点鎖線で示す状態aは注
入直後の状態を示す、注入後120分経過後においても
分散状態を観察したが30分経過後におけるものと変わ
りがなかったため、図示は省略する。
配合Nnlの根固めセメントミルクはホルマイト系鉱物
質繊維を含まないものであるため、祖固めセメントミル
クの分散が非常に大きく、半割管8の下端部分の周囲に
根固めセメントミルクが存在する状態となるまでには注
入量950 ccを要した(第9図に示す左側の状l1
l)、一方ホルマイト系鉱物質繊維が添加された配合階
2の根固めセメントミルクにおいては、その分散が配合
隘1の場合に比べてかなり小さく、注入量350ccで
半割管6の下端部分の周囲が根固めセメントミルクで覆
われた状態となった(第9図に示す右側の状U)。
なお半割管の下端部分が根固めセメントミルクで覆われ
た状態となるまで注入したのは、根固め部における実際
の状態に近似させるためである。
以上の結果により、配合階1の祖固めセメントミルクで
は、根固めセメントミルクの分散が非常に大きく強固な
根固め部の構築は困難であると考えられるのに対し、ホ
ルマイト系鉱物質繊維を含む配合胤2の根固めセメント
ミルクによるときには分散が小さくその心配がないと考
えられる。
第7表に示す配合階1、階2は、第6表に示す配合阻2
に更にアクリルアミド系高分子化合物を添加してなる根
固めセメントミルクを示し又セルローズ系高分子化合物
を添加してなる根固めセメントミルクを示すものである
。第10図は、この配合N11l、NCL2に係る根固
めセメントミルクを前記と同様の要領により半割管8に
注入した場合を示すものであり、その左側の状態はアク
リルアミド系高分子化合物が添加された根固めセメント
ミルクの分散状態を示し、その右側の状態はセルローズ
系高分子化合物が添加された根固めセメントミルクの分
散状態を示す。なお第10図における層12中に施した
斜線部分Aは、注入後30分経過後における根固めセメ
ントミルクの分散状態を示すものであり、同図において
一点鎖線で示す状態aは注入直後の状態を示す。
なお注入後120分経過後においても分散状態を観察し
たが30分経過後におけるものと変わりがなかったため
、図示は省略する。
第6表 第7表 アクリルアミド系高分子化合物が添加されてなる根固め
セメントミルクにおいては、その分散が殆どおこらず、
注入量250ccで半割管の下端部分の周囲が根固めセ
メントミルクで覆われた状態となった。又セルローズ系
高分子化合物を添加してなる根固めセメントミルクにお
いては、その分散が鉱物質繊維のみを添加した場合より
も更に小さく、注入量300 ccで半割管の下端部分
の周囲が根固めセメントミルクで覆われた状態となった
以上の結果により、アクリルアミド系高分子化合物又は
セルローズ系高分子化合物を含む根固めセメントミルク
によるときには、ホルマイト系鉱物質繊維を含む根固め
セメントミルクによる場合よりも根固め部を更に強固な
ものとなし得るのが分かる。
(4)揺変性 第8表の配合階1、Nα2に調整されたホルマイト系鉱
物質繊維を含むモルタルを容器に入れ、PC鋼線(直径
9閣、長さ46.7es、重さ232g)の貫入量を、
配合調整後30分、1時間、2時間、3時間、4時間、
5時間、6時間、7時間経過後において測定した。
この測定は、まず、PC鋼線を静かに自沈させた場合に
ついて行った。自沈による貫入によってPC鋼線の下端
が容器の底部に達しない場合には、自沈の後、親指と人
差指で該PC鋼線を把持して正逆半回転を15回繰り返
した後、この状態での貫入量を測定した。この正逆半回
転の繰り返しによっても定着しない場合には、更に両軍
で正逆4回転を2回行って最終的な貫入量を測定した。
その結果を第9表(配合隘1の場合の結果)及び第10
表(配合NcL2の場合の結果)に示す。
以上の結果により、ホルマイト系鉱物質繊維が添加され
たモルタルの場合には、該ホルマイト系鉱物質繊維の顕
著な揺変性が発揮されていることが認められる。なお、
アクリルアミド系高分子化合物やセルローズ系高分子化
合物を添加した場合における揺変性は、ホルマイト系鉱
物質繊維を添加したことによる効果が著しく、同繊維を
添加しただけのものとそれ程違いはなかった。第8表に
示す配合階2のものに更にセルローズ系高分子化合物を
添加してなる第11表に示す配合のモルタルに付き上記
に準じて貫入量を測定した結果を、第12表に示す。
第8表 第9表 第10表 扁:□12.[h) 第11表 第12表 [二L^\jt12.(kv) (5)強度試験 第13表の配合に調整された根固めセメントミルクにつ
いて、又第15表の配合阻1、階2に調整された根固め
セメントミルクについて、更に第18表の配合阻1、阻
2に調整された祖固めセメントミルクについて強度試験
を行った結果を第14表、第16〜17表、第19〜2
0表に示す。
この強度試験は、前記のごとく調整されたセメントミル
クを注入したポリエチレン製の袋を7日間量るしたまま
の状態で養生して後、直径約5C1、長さ10cmの円
柱形に切断して、材令28日迄20℃±3℃で水中養生
をしてなる供試体について行った圧縮強度試験をいう。
第13表 第14表 第15表 第16表     第17表 第18表 第19表      第20表 以上の結果により、ホルマイト系鉱物質繊維が添加され
ることにより圧縮強度が大きく向上するのが認められ、
ホルマイト系鉱物質繊維に加えてアクリルアミド系高分
子化合物又はセルローズ系高分子化合物が添加されるこ
とにより圧縮強度が更に向上するのが認められる。又ホ
ルマイト系鉱物質繊維の添加量やアクリルアミド系高分
子化合物、セルローズ系高分子化合物の添加量が増大す
るにつれて圧縮強度も増大していくのが認められる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る築造工法は、まず第1図に示すごとく、掘
削液を注入しながらプレボーリングを行うことによって
支持地盤1に至る杭沈設孔2を形成する。なお杭沈設孔
の孔径は例えば杭径よりも5〜101程度大きくすると
ともに、支持地盤における杭沈設孔2aの深さLは例え
ば杭沈設孔の径の2〜5倍程度に形成する。
次に、第2図に示すごとく、支持地盤に掘削された杭沈
設孔2aに根固めセメントミルクをグラウトポンプで注
入し、該注入された根固めセメントミルクと支持地盤に
おける杭沈設孔2a内の砂あるいは砂礫とを充分に混合
攪拌することによって、モルタル状あるいはコンクリー
ト状の根固め部3を支持地盤に築造する。ここに根固め
セメントミルクは、水セメント比が50〜80重量%で
あるセメントミルクに、ホルマイト系鉱物を精製加工し
て得られた鉱物質繊維をセメント比0.1〜10重置%
の量分、解束分散させ、かつアクリルアミド系高分子化
合物を根固めセメントミルク1m2当り0.025〜1
kg添加してなるものである。
あるいはアクリルアミド系高分子化合物に変えてセルロ
ーズ系高分子化合物を、根固めセメントミルク1が当り
0.05〜3kg添加してなるものである。
グラウトポンプによる注入の際には、〔作用の項〕で説
明したように根固めセメントミルクが流動性に冨むため
、該根固めセメントミルクは円滑に圧送せしめられる。
又支持地盤1の杭沈設孔2に既製のコンクリート杭5を
自重により沈設しあるいは該抗をその軸芯回りに静かに
回転させながら沈設する際には、〔作用の項〕で説明し
たように、支持地盤における杭沈設孔がほとんど円形状
態に保持されておりかつ前記ホルマイト系鉱物質繊維の
分散に伴う根固め部の揺変性が作用し又分散状態にある
ホルマイト系鉱物質繊維が優れた潤滑作用を発揮する等
して、何本もの杭を順次連結して沈設する場合であって
も、杭の下端部分を所要深さ(I固め部の中間位置深さ
あるいは杭沈設孔の底面に達する深さ)まで、円滑に自
重沈設あるいは大きなトルクを要さずして回転させなが
ら沈設させることができる。又根固めセメントミルクに
は鉱物質繊維に加えアクリルアミド系高分子化合物又は
セルローズ系高分子化合物が所要量添加されていること
から、モルタル状あるいはコンクリート状をなす根固め
部の硬化により、杭の下端部分5aは根固め部に強固に
定着せしめられ、その定着状態が持続することとなる。
第4図は支持地盤1の状況に応じて、根固め部3の地耐
力を増大させるため、支持地盤1における杭沈設孔2a
を、支持地盤上方における杭沈設孔2bよりも大径に形
成しかつ沈設される杭5の横断面積の2〜3倍程度の横
断面積を有する孔径となるように形成した場合を示すも
のであり、前記と同様にして根固めセメントミルクが注
入されかつ混合攪拌されてモルタル状あるいはコンクリ
ート状をなす根固め部3が築造されている。そして該築
造された根固め部には、前記と同様にしてコンクリート
杭5の下端部分5aが強固に定着せしめられる。
実際の杭施工現場において、通常の根固めセメントミル
クを使用した場合と、それにホルマイト系鉱物を添加し
て調整した根固めセメントミルクを使用した場合と、更
にアクリルアミド系高分子化合物又はセルローズ系高分
子化合物を加え調整したセメントミルクを使用した場合
について、杭沈設施ニスピードの比較を行った結果を次
に示す。
胤工侃土 工事場所:福井市和田東地内 使用杭: PHC抗 外径501、長さ15m第21表
の配合阻1に調整した根固めセメントミルクを使用した
場合における1日当りの杭の施工本数は4本であり、配
合Nα2に調整した根固めセメントミルクを使用した場
合の1日当りの施工本数は6本であり、配合魔3に調整
した根固めセメントミルクを使用した場合の1日当りの
杭の施工本数は7本であった。なお配合階1、阻2、階
3は、杭1本当りの配合を示す。
前記工事場所における根固め部地盤は、深さ13゜3m
より強固な砂礫層であり深さ14.0mからはN値50
以上の支持地盤であるが、ホルマイト系鉱物質繊維の添
加された根固めセメントミルク、更に加えてアクリルア
ミド系高分子化合物が添加された根固めセメントミルク
を使用することにより、杭沈設施工を能率良く行うこと
ができしかも設計通りに所定の位置に杭を定着させるこ
とができた。
なお、アクリルアミド系高分子化合物を添加してなる根
固めセメントミルクを使用した場合は、単にホルマイト
系鉱物質繊維を添加してなる根固めセメントミルクを使
用した場合よりも更に施工能率が向上しているのが認め
られる。
施工炭I 工事場所:福井市板垣地内 使用杭: PHC杭 外径45CIm、長さ23m(複
数本の杭が連結されて1本とされた杭)第22表の配合
N11lに調整した根固めセメントミルクを使用した1
日当りの杭の施工本数は4本であり、配合隘2に調整し
た根固めセメントミルクを使用した場合の1日当りの杭
の施工本数は5本であり、又配合Nα3に調整した根固
めセメントミルクを使用した場合の1日当りの杭の施工
本数は6本であった。なお配合kLk2、階3は、抗1
本当りの配合を示す。
根固め部地盤は、深さ20.3mより砂礫層であり、深
さ21.0mからN値50以上の強固な支持地盤である
が、ホルマイト系鉱物質繊維が添加されてなる根固めセ
メントミルク、更に加えてセルローズ系高分子化合物が
添加された根固めセメントミルりを使用することにより
、杭沈設施工を能率良く行うことができしかも設計通り
に所定の位置に杭を定着させることができた。なお、セ
ルローズ系高分子化合物を添加してなるセメントミルク
を使用した場合は、単にホルマイト系鉱物質繊維を添加
してなるセメントミルクを使用した場合よりも更に施工
能率が向上しているのが認められる。
第21表 第22表 〔発明の効果〕 本発明は、掘削液を注入しながらプレボーリングを行う
ことによって支持地盤に至る杭沈設孔を形成しかつモル
タル状あるいはコンクリート状の根固め部を該支持地盤
に築造するに際し、支持地盤に掘削された杭沈設孔に、
ホルマイト系鉱物を精製加工して得られた鉱物質繊維を
セメントミルクに解束分散させてなる根固めセメントミ
ルクをグラウトポンプで注入するものであるため、机下
端部分の根固め部への定着を信転性に優れたものとなし
得るとともに杭沈設施工の能率化や杭沈設施工の経済性
向上に大きく寄与する。これをより具体的に説明すれば
以下のごとくである。
■ 根固めセメントミルクはホルマイト系鉱物質繊維の
解束分散によって流動性に冨むため、グラウトポンプに
よる圧送を、通常のセメントミルクにおける場合よりも
円滑に行うことができる。
■ 支持地盤における孔壁は、根固めセメントミルクに
よって確実に保護された状態となり(ホルマイト系鉱物
質繊維の添加による根固めセメントミルクの大きな粘性
と、孔壁へのホルマイト系鉱物質繊維の付着による相乗
効果によって確実に保護された状態となる)、孔壁崩落
が阻止される。更に根固めセメントミルクには、ホルマ
イト系鉱物質繊維に加えてアクリルアミド系高分子化合
物又はセルローズ系高分子化合物が添加されていること
から、モルタル状あるいはコンクリート状をなす根固め
部におけるセメントミルクの沈降や砂あるいは砂礫の沈
降が抑制される。即ちブリージング率が大幅に減する。
加えて、ホルマイト系鉱物質繊維やアクリルアミド系高
分子化合物、セルローズ系高分子化合物による根固め部
の圧縮強度の向上が図られる。
このようなことから、従来のごとく、孔壁崩落による不
安定な異物の混入によって杭の沈降が阻害されて杭を根
固め部の所要位置まで挿入できない高止まり現象を招く
おそれがない。又各部略均−な強度的安定に優れた根固
め部が構築されることとなり、従って机下端部分の根固
め部への定着を、従来における場合よりも一層強固なも
のとできかつその定着状態を持続させ得るため、信転性
のある杭打ち基礎の構築が可能となる。
■ 根固めセメントミルクは、ホルマイト系鉱物質繊維
が分散せしめられてなるため、長時間に亘り顕著な揺変
性を発揮し、又該分散状態にある鉱物¥[繊維は優れた
潤滑作用を発揮する。従って、根固め部がその築造級長
時間(例えば3〜8時間程度)経過した後においても、
自重による杭沈設あるいは軸芯回りに回転させながらの
杭沈設を容易に行うことができ、従来のごとく祖固め部
の硬化によって高止まり現象を招くおそれがない。
このようなことから本発明に係る工法によるときには、
近年における埋設杭の長尺化の要請に応し得ることとな
る。
■ 支持地盤における孔壁の崩落による根固め部の不整
形状態や根固め部のセメント分の流出・拡散による根固
め部の不均一状態が生じにくいことから、設計通りのセ
メントミルクを注入することによって所望の根固め部を
築造することができる。従って、必要以上のセメントミ
ルクを注入することに伴う不経済がない。又前記のごと
く根固め部が長時間に亘り顕著な揺変性を発揮すること
から、難渋した杭の沈設を能率よく行うことができる。
このようなことから、本発明は杭沈設施工の経済性向上
にも大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明に係る工法を説明する説明図、第5
図はホルマイト系鉱物質繊維が添加された根固めセメン
トミルクの粘性変化を示すグラフ、第6図は半割片を示
す斜視図、第7図は半割管をントミルクの分散状態説明
図である。 1・・・支持地盤、2・・・杭沈設孔、2a・・・支持
地盤における杭沈設孔、3・・・根固め部。 菓4図      M3図 冨2図       有1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)掘削液を注入しながらプレボーリングを行うこと
    によって支持地盤1に至る杭沈設孔2を形成しかつモル
    タル状あるいはコンクリート状の根固め部3を該支持地
    盤1に築造するに際し、支持地盤1に掘削された杭沈設
    孔2に、ホルマイト系鉱物を精製加工して得られた鉱物
    質繊維をセメントミルクに解束分散させるとともにアク
    リルアミド系高分子化合物を添加してなる根固めセメン
    トミルクをグラウトポンプで注入することを特徴とする
    杭定着用根固め部の築造工法。
  2. (2)掘削液を注入しながらプレボーリングを行うこと
    によって支持地盤1に至る杭沈設孔2を形成しかつモル
    タル状あるいはコンクリート状の根固め部3を該支持地
    盤1に築造するに際し、支持地盤1に掘削された杭沈設
    孔2に、ホルマイト系鉱物を精製加工して得られた鉱物
    質繊維をセメントミルクに解束分散させるとともにセル
    ローズ系高分子化合物を添加してなる根固めセメントミ
    ルクをグラウトポンプで注入することを特徴とする杭定
    着用根固め部の築造工法。
  3. (3)セメントミルクは、水セメント比50〜80重量
    %の範囲に調整されるとともに、鉱物質繊維はセメント
    比0.1〜10重量%の範囲に調整され、又アクリルア
    ミド系高分子化合物が根固めセメントミルク1m^2当
    り0.025〜1kg添加されている請求項(1)記載
    の杭定着用根固め部の築造工法。
  4. (4)セメントミルクは、水セメント比50〜80重量
    %の範囲に調整されるとともに、鉱物質繊維はセメント
    比0.1〜10重量%の範囲に調整され、又セルローズ
    系高分子化合物が根固めセメントミルク1m^2当り0
    .05〜3kg添加されている請求項(2)記載の杭定
    着用根固め部の築造工法。
  5. (5)杭沈設孔2の下端部分は拡大孔2aとされており
    、少なくとも支持地盤1における杭沈設孔は拡大孔であ
    って、該拡大孔は、沈設されるべき杭の横断面積の1.
    1〜4倍の横断面積を有する孔径とされている請求項(
    1)又は(2)記載の根固め部の築造工法。
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