JPH0416959Y2 - - Google Patents

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JPH0416959Y2
JPH0416959Y2 JP1985038339U JP3833985U JPH0416959Y2 JP H0416959 Y2 JPH0416959 Y2 JP H0416959Y2 JP 1985038339 U JP1985038339 U JP 1985038339U JP 3833985 U JP3833985 U JP 3833985U JP H0416959 Y2 JPH0416959 Y2 JP H0416959Y2
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rod
tube section
working
handle
tube
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【考案の詳細な説明】 (利用上の産業分野) この考案は水中の作業用工具主として原子燃料
集合体の貯蔵プールにおいて、プール中に落ちた
異物の回収や燃料集合体を補修したり解体したり
する際に使用する作業用工具に関する。
(従来の技術) 一般に一定期間使用された原子燃料集合体は貯
蔵プール(深さ約10m)に収容され、破損状態の
検査や補修、解体などが行われるが、その際、プ
ール中に落ちた小物部品を回収したり、弛んだり
ずれたりしたものを直したり、変形や破損したも
のを取替えたり、取外したりする作業をプール上
において行う必要があり、これまでには第8図の
ような工具が用いられている。
すなわち、複数本のものを溶接してほぼ15m長
さとしたステンレス鋼製の管体aの上端部に手持
ちハンドルh1が固定されると共に縦スリツトを介
して操作ハンドルh2が回動可能に取付けられ、上
端には吊り輪c1付きのキヤツプcが被着され、ま
た、管体aの下端には挟み具bの一片が一体に形
成されていて、その中央部に他片b2の中央部が回
動可能にピン止めされ、他片b2は管体aとの間に
張設されたコイルばねsによつて不使用時に開く
ようになされており、他片b2の上端に取付けられ
たワイヤwはガイドローラrを介して管体a中を
通り、上端は操作ハンドルh2に連結されている。
そして、使用時には、プール上のクレーンのフ
ツクに吊り輪c1を掛けて管体aをプール中に吊持
し、手持ちハンドルh1を把持しつつ操作ハンドル
h2を上下に回動させて挾み具bを開閉し、プール
中に落下した異物を掴んだり、燃料集合体の組付
け部品を掴むようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来の工具では、管体がステン
レス鋼製のため重くそして長さが一定で変更する
ことができず取扱いに不便であり、また、先端工
具を作り付けになつていて交換ができず、図示の
ような挾み具は物をはさむ作業範囲に限られ、曲
げたり、切断したり、物を入れて収容したりとい
う作業はできず、したがつて作業目的に応じた工
具が必要で甚だ不経済であり、更にワイヤ操作の
ため、ワイヤが伸び易く掴持力が充分でないなど
の欠点がある。
本考案はこの欠点を解消すべく工夫されたもの
で、軽量で、長さや先端工具を自由に変更するこ
とができ、しかも掴持力の強い作業用工具を提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記目的のもとに、長さの調整可能
な上部ロツド6を内蔵し手持ちハンドル5aと回
動自在な操作ハンドル5bを有する操作管部1
と、中間ロツド12を内蔵する中間の支持管部2
と、下部ロツド16を内蔵し下端部に耐食性の金
属スリーブ15を装着した作業管部3とからな
り、上記各管部1,2,3は強化プラスチツク材
で形成し操作管部1と支持管部2および作業管部
3をスリーブ状連結部材で着脱可能に接続する一
方、上部ロツド6と中間ロツド12および下部ロ
ツド16は駒状連結部材でそれぞれ着脱可能に接
続し、上部ロツド6にはラチエツト爪7を係合さ
せて上動のみ可能となし、下部ロツド16の下端
には作業管部3に回動可能に軸支した一対のL字
形杆19を連結し、作業管部3の下端には開閉可
能な作業具20を着脱自在に取付け、該作業具2
0を上記L字形杆19により開閉するようにした
ことを特徴としている。
(作用) 使用時には、工具本体をクレーンで吊つて燃料
集合体を収容したプール中に挿入し、手持ちハン
ドルを握りつつ操作ハンドルを押し下げれば、上
部、中間、下部の一連のロツドが上動し、ロツド
下端に連結したL字形杆が内方に回動し、その回
動によつて作業具が閉じ、燃料集合体の組付け部
品を掴持または収容し、そして作業具の閉じ状態
はラチエツト機構によつて維持される。一方ラチ
エツト機構を解除すればロツドがばね力で下動し
作業具が開く。
(実施例) 第1図ないし第6図を参照してこの考案の実施
例につき説明すれば、第1図においてTは長さが
ほぼ15mで下端の一部を除いて強化プラスチツク
スからなる工具本体で、操作管部1と中間の支持
管部2および下方の作業管部3とで構成されてお
り、操作管部1の上端には吊り輪4a付きのキヤ
ツプ体4付が被着され、途中には、横方向に張り
出した耐食性金属の手持ちハンドル5aが固定さ
れると共にその一側上方に同材質の操作ハンドル
5bが回動可能に軸支され、操作ハンドル5bの
内端は第2図イにみられるように操作管部1に穿
設された縦スリツト1aから内部に臨み、同じく
耐食性金属の上部ロツド6の上端に回動自在に連
結されている。
上部作動ロツド6の上端部にはラチエツト歯6
aが刻設され、この歯に操作ハンドル5bに対し
直交する状態に第3図のように操作管部1上に耳
片に回動自在に軸支されかつ引張りばね7bで下
向きに付勢されたラチエツト爪7がかみ合つてい
て、ロツド6の上動は許容するが、そのかみ合い
をハンドル7aにより解かなければ下動できない
ようになされており、また、上部ロツド6は途中
にターンバツクル8を備えていて、これを操作管
部1に設けた窓孔1bから操作することにより長
さの調整が可能であり、そしてターンバツクル8
の上端と管内のばね受けリング9との管にコイル
ばね9aが配設されて、ロツド6は下向きに付勢
されている。
更に、上部ロツド6の下端には第5図のような
半割り凹所付き連結駒10aが取付けられると共
に、雌ねじ付きのソケツト11が遊嵌され、その
係止駒10aを中間ロツド12の上端に設けた半
割り凹所ねじ付きの連結駒10bに係止させると
共にソケツト11を螺合させて、上部ロツド6は
中間ロツド12に着脱可能に接続されており、一
方操作管部1の下端には管部と同じ材質で段付き
になり下側大径部の内面は第4図にみられるよう
に正多角形をなし外側に袋ナツト13aを遊嵌し
た連結スリーブ13が取付けられ、このスリーブ
13の多角形内面部に、中間支持管部2の上端部
内側に装着され上端外面が同じく正多角形をなし
その下側に雄ねじを有するコツプ状の連結スリー
ブ14の上端が挿入されると共に袋ナツト13a
がスリーブ14の雄ねじに螺合されて、操作管部
1と支持管部2とが着脱可能にかつ互いに回転し
ないように接続されている。
また、第2図ロに示すように中間の支持管部2
の下端には、上記操作管部1の下端に設けられた
と同じ構造の袋ナツト13a付き連結スリーブ1
3が取付けられる一方、作業管部3の上端部内側
には支持管部2の上端部内側に設けられたのと同
じ構造の連結スリーブ14が装着され、両スリー
ブ13,14の多角形部の嵌合と袋ナツト13の
螺合によつて、支持管部2と作業管部3とは着脱
可能にかつ互いに回転しないように接続されてお
り、そして、中間ロツド12の下端には半割り凹
所と雄ねじ付きの連結駒10bが取付けられ、下
部ロツド16の上端には半割り凹所付きの連結駒
10aとソケツト11が設けられ、連結駒10b
と10aの係合とソケツト11のねじ込みによつ
て中間ロツド12と下部ロツド16とは互いに着
脱可能に連続されている。
作業管部3の下端部には耐食性の金属からなる
窓孔付きコツプ状の金属スリーブ15の上端部が
装着され、この金属スリーブ15の内側において
下部ロツド16の下端に管状継手17が取付けら
れ、管状継手17の下側には二股杆18が取付け
られ、この二股杆18には、横下向きに配置され
スリーブ15に回動可能に取付けられた左右一対
のL字形杆19の内端が長孔を介してピン結合さ
れており、これらのL字形杆19はスリーブ15
の上壁と継手17との間に配設されたコイルばね
15aと操作管部1内のコイルばね9aのばね力
によりロツドを介して外向きに回動させられてい
る。
そして、金属スリーブ15の下端開口部には、
第6図にみられるように孔明き円板21の下向き
フランジ21aに交差する一対の挾み片22を復
元ばね24を介して開閉自在に装着した作業具2
0が配設され、袋ナツト23によつて着脱可能に
装着され、各挾み片22の上端は左右のL字形杆
19の屈曲部下面に当接していて、非操作時には
挾み片22は図示実線のように開いている。
上記構成のもとにその使用に当たつては、プー
ル上のクレーンデツキにおいて吊り輪4aをクレ
ーンのフツクに掛け止め、工具本体Tを吊り下げ
てプール中に挿入し、点検、補修を要する燃料集
合体に近ずけ、構成部品の組付け部分上において
手持ちハンドル5aを握りつつ操作ハンドル5b
を第2図イの点線のように押し下げれば、各連結
具によつて一連に結合された上部、中間および下
部のロツド6,12,16が引き上げられ、下部
ロツド16の下端に二股杆18を介して内端の結
合された一対のL字形杆19が内向きに回動させ
られ、その回動に応じて上端がL字形杆19の屈
曲部下面に当接している挾み片22が相互に近ず
いてロ図点線のように閉じ、所要部品を掴持す
る。
その際には上部ロツド6に設けたラチエツト歯
6aにラチエツト爪7がかみ合つているため、ロ
ツドは妄りに下降することなく挾み片22は閉じ
状態すなわち掴持状態に維持される。
そこで、掴持部品を回したり、引張つたり、曲
げたり、持ち上げたりして所望の作業を行う。
一方、ラチエツト爪のハンドル7aを操作して
爪7と歯6aとのかみ合いを解けば、本体中の上
下のコイルばね9a,15aによつて一連のロツ
ドが直ちに引き下げられ、このロツドの引き下げ
作用と復元ばね24の復元作用で挾み片22は開
き、掴持部品を離す。
そして、上記の作業中操作管部1内のターンバ
ツクル8を左右いずれかに回動させれば、ロツド
の長さすなわち作業具20の位置を微細に調整す
ることができる。
また、貯蔵プールの深さに応じて操作管部1と
作業管部3との間にロツド12と前記の連結スリ
ーブ13,14を備えた中間の支持管部2を適宜
に継ぎ足すことにより工具本体Tの長さを変更す
ることができる。
更に、下端の挾み片22は袋ナツト23をねじ
戻すことにより、作業管部3から容易に分離する
ことができ、作業目的に応じ、第7図イに示すブ
ライヤ22a、同図ロのような先曲がりベンチ2
2b、同図ハのような切断用のニツパー22cま
たは同図ニのような椀形または円筒形の回収器2
2dなどの作業具20を付け替えることにより
種々の作業を行うことができる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば、工具本体を上
部ロツドを内蔵する操作管部と中間ロツドを内蔵
する支持管部と下部ロツドを内蔵する作業管部と
で構成し、各管部と各ロツドとを連結部材によつ
てそれぞれ着脱可能に接続したので、中間の支持
管部の接続数を変えることにより本体の長さを自
由に変えることができ、そして上部ロツドは長さ
が調整可能なので、作業中に先端作業具の位置を
微細に調整することができ、また、作業具は目的
に応じて種々の工具を付け替えることができるの
で、作業範囲が広くなり、しかも各管部は強化プ
ラスチツク製としたので軽量となつて取扱い易い
などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図。第2図イ
はその上半部の断面図。同図ロは下半部の断面
図。第3図は上部ロツドの上端部分の側面図。第
4図は第2図イのX−X線に沿つた横断面図。第
5図は上部と中間ロツドの接続部の分解斜視図。
第6図は作業具の一例の斜視図。第7図イ,ロ,
ハ,ニは作業具の変更例の正面図および側面図。
第8図は従来品の断面図。 図中、1……操作管部、2……支持管部、3…
…作業管部、5a……手持ちハンドル、5b……
操作ハンドル、6……上部ロツド、7……ラチエ
ツト爪、8……ターンバツクル、10a,10b
……連結駒、11……ソケツト、12……中間ロ
ツド、13,14……連結スリーブ、15……金
属スリーブ、16……下部ロツド、18……二股
杆、19……L字形杆、20……作業具、T……
工具本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長さの調整可能な上部ロツド6を内蔵し手持ち
    ハンドル5aと回転自在な操作ハンドル5bを有
    する操作管部1と、中間ロツド12を内蔵する中
    間の支持管部2と、下部ロツド16を内蔵し下端
    部に耐食性の金属スリーブ15を装着した作業管
    部3とからなり、上記各管部1,2,3は強化プ
    ラスチツク材で形成し、操作管部1と支持管部2
    および作業管部3をスリーブ状連結部材で着脱可
    能に接続する一方、上部ロツド6と中間ロツド1
    2および下部ロツド16は駒状連結部材でそれぞ
    れ着脱可能に接続し、上部ロツド6にはラチエツ
    ト爪7を係合させて上動のみ可能となし、下部ロ
    ツド16の下端には作業管部3に回動可能に軸支
    した一対のL字形杆19を連結し、作業管部3の
    下端には開閉可能な作業具20を着脱自在に取付
    け、該作業具20を上記L字形杆19により開閉
    するようにしたことを特徴とする水中作業用工
    具。
JP1985038339U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0416959Y2 (ja)

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JPS61154596U JPS61154596U (ja) 1986-09-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4446942B2 (ja) * 2005-08-11 2010-04-07 中国電力株式会社 間接活線作業用絶縁操作棒
JP2010064152A (ja) * 2008-09-08 2010-03-25 Susumu Terasaki 動作補助具

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JPS61154596U (ja) 1986-09-25

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