JPH04169345A - 車両用バックミラー装置 - Google Patents
車両用バックミラー装置Info
- Publication number
- JPH04169345A JPH04169345A JP41729790A JP41729790A JPH04169345A JP H04169345 A JPH04169345 A JP H04169345A JP 41729790 A JP41729790 A JP 41729790A JP 41729790 A JP41729790 A JP 41729790A JP H04169345 A JPH04169345 A JP H04169345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror housing
- shape memory
- mirror device
- driven
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 16
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 229910000734 martensite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は車両用バックミラー装置に関するものである。
[0002]
車両用バックミラー装置にあっては、車体側に固定され
るベース部材に対してミラーハウジングを回動自在に支
持し、車両のすれ違い等の際にミラーハウジングを格納
位置(車体に近づいた位置)にして(実質的な)車幅を
小さくし、運転をし易くしたものがある。 [0003] このような車両用バックミラー装置では車室内のスイッ
チを操作することでミラーハウジングを自動的に回動さ
せる構造のものが提案されており、この場合、モーター
及びギヤ機構から成る駆動ユニットをバックミラー装置
内に設け、この駆動ユニットでミラーハウジングを回動
させるようにしている。 [0004]
るベース部材に対してミラーハウジングを回動自在に支
持し、車両のすれ違い等の際にミラーハウジングを格納
位置(車体に近づいた位置)にして(実質的な)車幅を
小さくし、運転をし易くしたものがある。 [0003] このような車両用バックミラー装置では車室内のスイッ
チを操作することでミラーハウジングを自動的に回動さ
せる構造のものが提案されており、この場合、モーター
及びギヤ機構から成る駆動ユニットをバックミラー装置
内に設け、この駆動ユニットでミラーハウジングを回動
させるようにしている。 [0004]
しかしながらこのような車両用バックミラー装置はモー
タ、特にバッテリ電源で作動する直流モータを内蔵して
いるため作動時にモータ内部のブラシ部よりスパークが
発生し、これが車両に搭載したラジオ受信機の雑音源と
なるという不具合がある。またモータの動力伝達機構に
は減速ギヤーを使用するためそのスペースが必要になる
とともにギヤー音が発生する等の問題が生じる。 更に、これ等の駆動機構には振動等による耐振性が要求
されるためコスト的にも高くなる。 [0005]
タ、特にバッテリ電源で作動する直流モータを内蔵して
いるため作動時にモータ内部のブラシ部よりスパークが
発生し、これが車両に搭載したラジオ受信機の雑音源と
なるという不具合がある。またモータの動力伝達機構に
は減速ギヤーを使用するためそのスペースが必要になる
とともにギヤー音が発生する等の問題が生じる。 更に、これ等の駆動機構には振動等による耐振性が要求
されるためコスト的にも高くなる。 [0005]
前記課題を解決するため本発明は車体側に固定されるベ
ース部材と、該ベース部材に対して回動自在に保持され
、ミラーを収納するミラーハウジングとからなる車両用
バックミラー装置において、前記ベース部材とミラーハ
ウジングの間にミラーハウジング回動用の駆動手段を設
けるとともにこの駆動手段を形状記憶合金で構成したこ
とを特徴とする。 [0006]
ース部材と、該ベース部材に対して回動自在に保持され
、ミラーを収納するミラーハウジングとからなる車両用
バックミラー装置において、前記ベース部材とミラーハ
ウジングの間にミラーハウジング回動用の駆動手段を設
けるとともにこの駆動手段を形状記憶合金で構成したこ
とを特徴とする。 [0006]
従来のようにミラーハウジングの駆動にモーターを使用
しないのでラジオ受信機に雑音が発生するのを防ぐこと
ができる。又、減速ギヤを使用しないのでミラーハウジ
ングのスペースを小さくでき、ギヤ音等も発生せず、静
かにミラー駆動を行うことができる。 更に、動力伝達機構の構造がシンプルとなり、耐振性、
耐久性に優れ、組立の容易化を図る事が出来る。 [0007]
しないのでラジオ受信機に雑音が発生するのを防ぐこと
ができる。又、減速ギヤを使用しないのでミラーハウジ
ングのスペースを小さくでき、ギヤ音等も発生せず、静
かにミラー駆動を行うことができる。 更に、動力伝達機構の構造がシンプルとなり、耐振性、
耐久性に優れ、組立の容易化を図る事が出来る。 [0007]
以下には本発明をさらに具体化した好適な実施例を挙げ
図面を参照して詳述する。 [0008] 先ず、図1及至図4を参照し本発明の基本実施例につい
て説明する。図面に於て、図1は本発明に係る車両用バ
ックミラー装置の一部断面正面図、図2はベース部材と
ミラーハウジングの組付部分の拡大断面図、図3は図2
の3−3線矢視図、図4は電気的制御系の回路図である
。 [0009] 最初に図1を参照し全体的概略構成を述べる。符合1は
四輪自動車等の車両のドア側面である。このドア側面に
はゴムシート2を介してベース部材3を固定する。この
ベース部材3は図1の如く全体がL形をなし、縦方向に
車体取付部3Aを設け、横方向にバックミラー装置本体
5を枢着支持する本体支持部3Bを配設した。この支持
部3Bの上面部は上記バックミラー装置本体5の車体側
の下部を支持する。 [0010] バックミラー装置本体5は当該支持部3Bに直接支持さ
れる正面略矩形で正面開口のケース状に形成したミラー
ハウジング6と、このハウジング6の内部に収納し、モ
ータ及びギヤ機構からなるミラ一部の駆動ユニット7と
、この駆動ユニット7の揺動支持部に揺動自在に支持さ
れ、且つ視界角度調整のため上下及び左右に傾動せしめ
られるミラ一部8からなり、このミラ一部8はハウジン
グ6の開口を閉塞する格好で配される。 [0011] 次に、図2反型図4を参照し、ベース部材2とミラーハ
ウジング6との組付部分について具体的に説明する。前
記ベース部材3の上面部12には面垂直に上方へ短筒状
の支持フランジ部13を設ける。 [0012] 一方、前記ミラー装置本体のミラーハウジング6の車体
側下面部14には最も内側に比較的筒長が長く、又ワイ
ヤハーネス15の挿通孔16を有する被動軸17を固設
し、この軸17と前記フランジ部13との間にコイルス
プリング18を挿通縮装するためのリング状の空間S1
を形成する。又、前記支持フランジ13上面と被動軸1
7上部のフランジ17aとの間にはスラストボールbを
配置し、前記被動軸17の下端にはリング状の被動板2
2を外嵌固着し、この被動板22の上面には駆動板23
を重ね合わせる。 [0013] この駆動板23は中央で被動軸17に回動自在に嵌装し
、上端に前記スプリング18の力を受ける筒状のスプリ
ング力受部24を有する。また、図3の如く駆動板23
の最外周部には切欠部27,28を形成し、前記駆動板
23の上面部には図3に示すように側方へ突出する突起
部32.33を形成する。又、駆動板23の下面部には
図5の如く被動板22に形成した断面三角形状のクラッ
チ溝部34に係合する断面三角形のクラッチ凸部35を
複数設ける。 これによりミラー装置本体5に外力が作用しない場合に
は駆動板23と被動板22は一体に共動するが一定の外
力が作用した場合にはスプリング18の力に抗してクラ
ッチ凸部35から溝部34が外れて当該外力に従って空
転する機能をもつため、バックミラー装置が他の物に接
してこわれることはない。 [0014] 前記上面部12とミラーハウジング6との間には溝29
と、この溝29に係脱するボール30と、該ボール30
を溝29に保持するスプリング31とから成る位置決め
機構32を設ける。 又、前記ベース部材3には前記切欠凹部27,28に対
応するソレノイド37を設け、このソレノイド37には
連動スイッチ38を設ける。このソレノイド37の可動
コア37a先端は前記切欠凹部27,28に係脱可能で
ある。なお、切欠凹部27及び28は図6の如く上下方
向へ長くし、被動軸17の軸方向に駆動板23が移動で
きるようにする。 [0015] 前記ソレノイド37は自己復帰スイッチSWRのONで
可動コア37aがソレノイド37内に没入し、駆動板2
3側との係止が解除されるとともにスイッチSWRのO
FFで弾発復帰し駆動板23側と係止する。 [0016] 前記ベース部材3には軸40でカムブロック41を回転
自在に支持し、このカムブロック41には前記突起32
.33に当接自在なアーム41aを設ける。前記カムブ
ロック41の側方には切換スイッチ43を設け、この切
換スイッチ43はカムブロック41の回転で作動する。 なお、図4に於て37−2は左側バックミラー装置にお
けるソレノイド、38−2は同じく左側における連動ス
イッチ、43−2は同じく左側における切替スイッチ、
47.48は電源入力端子を示し、端子47.48は車
載バッテリ等の直流電源に接続する。この図4において
は上段は右側バックミラー装置の制御系、下段は左側バ
ックミラー装置の制御系を示す。 [0017] 前記被動板23の前後周端部には前後方向(図中上下方
向)に係止片50及び51を一体に突設する。一方、コ
イル状に巻回形成した一対の形状記憶合金体52及び5
3を用意し、いずれも圧縮(図5中符合52)した状態
で形状が記憶、つまりマルテンサイト変態温度以下で圧
縮形状とする。これらの形状記憶合金52.53でミラ
ー装置本体5を回動させるための駆動部を構成する。こ
の一方の記憶合金体52はそのまま、他方のそれ53は
伸張して、各一端側を上記各係止片50及び51に揺動
自在に係止するとともに、各他端側を前記ベース部材3
の支持部3Bに係止せしめる。また、各形状記憶合金体
52のコイル状部分の両側には接続端子54,55.5
6及び57を設は配線58,59.60及び61から当
該コイル状部分に直接通電できるようにする。 [0018] よって、図4の如く結線し、自己復帰スイッチSWRを
押操作すると回路は通電し、ソレノイド37の可動コア
37aが切欠凹部27から離脱し、又、記憶合金体53
に電流が流れる。記憶合金体53に電流が流れると記憶
合金自体の抵抗発熱によって自身が加熱され元の形状、
つまり圧縮した形状に戻ろうとする。この際、記憶合金
体53は係止片51を引張し、他方の記憶合金体52を
塑性変形しつつ伸張させるため駆動板23を図3中時計
方向へ回転させてミラー装置本体5を使用位置から格納
位置へ、もしくは格納位置から使用位置へ回動させる。 なお、回転が終了すると回転カムブロック41によって
切替スイッチ43が切換り、記憶合金52側の回路が開
となるとともに可動コア37aが切欠き凹部28に係止
することにより電動スイッチ38がオフとなり、回路全
体がオフする[0019] 元の位置にバックミラー装置本体5を戻す場合には再度
スイッチSWRを押操作すればよく、この場合は記憶合
金体52側が通電し、上記記憶合金体53と同様の作動
を行う。なお、図4に於て符合52−2及び53−2は
左側バックミラー装置に設けた一対の形状記憶合金体を
示す。 [0020] 本実施例は以上のように構成するので以下のような利点
がある。 先ず、ミラー装置本体5を回動させるに際し、従来のよ
うに駆動部をモーターで構成した場合、このモーターの
作動でラジオ受信機に雑音が生じるが、本実施例では駆
動部を形状記憶合金52.53で構成したのでモーター
が不要になり、ミラー装置本体5を回動させてもラジオ
受信機に雑音が生じることがない。 又、モーターに連結する減速ギヤも不要になるのでギヤ
音が発生せず、又ミラーハウジング6のスペースを小さ
くすることができる。 更に動力伝達系の構造が簡素化されるので全体の構造が
シンプルになり、低コスト化を図ることが可能になる。 [0021]
図面を参照して詳述する。 [0008] 先ず、図1及至図4を参照し本発明の基本実施例につい
て説明する。図面に於て、図1は本発明に係る車両用バ
ックミラー装置の一部断面正面図、図2はベース部材と
ミラーハウジングの組付部分の拡大断面図、図3は図2
の3−3線矢視図、図4は電気的制御系の回路図である
。 [0009] 最初に図1を参照し全体的概略構成を述べる。符合1は
四輪自動車等の車両のドア側面である。このドア側面に
はゴムシート2を介してベース部材3を固定する。この
ベース部材3は図1の如く全体がL形をなし、縦方向に
車体取付部3Aを設け、横方向にバックミラー装置本体
5を枢着支持する本体支持部3Bを配設した。この支持
部3Bの上面部は上記バックミラー装置本体5の車体側
の下部を支持する。 [0010] バックミラー装置本体5は当該支持部3Bに直接支持さ
れる正面略矩形で正面開口のケース状に形成したミラー
ハウジング6と、このハウジング6の内部に収納し、モ
ータ及びギヤ機構からなるミラ一部の駆動ユニット7と
、この駆動ユニット7の揺動支持部に揺動自在に支持さ
れ、且つ視界角度調整のため上下及び左右に傾動せしめ
られるミラ一部8からなり、このミラ一部8はハウジン
グ6の開口を閉塞する格好で配される。 [0011] 次に、図2反型図4を参照し、ベース部材2とミラーハ
ウジング6との組付部分について具体的に説明する。前
記ベース部材3の上面部12には面垂直に上方へ短筒状
の支持フランジ部13を設ける。 [0012] 一方、前記ミラー装置本体のミラーハウジング6の車体
側下面部14には最も内側に比較的筒長が長く、又ワイ
ヤハーネス15の挿通孔16を有する被動軸17を固設
し、この軸17と前記フランジ部13との間にコイルス
プリング18を挿通縮装するためのリング状の空間S1
を形成する。又、前記支持フランジ13上面と被動軸1
7上部のフランジ17aとの間にはスラストボールbを
配置し、前記被動軸17の下端にはリング状の被動板2
2を外嵌固着し、この被動板22の上面には駆動板23
を重ね合わせる。 [0013] この駆動板23は中央で被動軸17に回動自在に嵌装し
、上端に前記スプリング18の力を受ける筒状のスプリ
ング力受部24を有する。また、図3の如く駆動板23
の最外周部には切欠部27,28を形成し、前記駆動板
23の上面部には図3に示すように側方へ突出する突起
部32.33を形成する。又、駆動板23の下面部には
図5の如く被動板22に形成した断面三角形状のクラッ
チ溝部34に係合する断面三角形のクラッチ凸部35を
複数設ける。 これによりミラー装置本体5に外力が作用しない場合に
は駆動板23と被動板22は一体に共動するが一定の外
力が作用した場合にはスプリング18の力に抗してクラ
ッチ凸部35から溝部34が外れて当該外力に従って空
転する機能をもつため、バックミラー装置が他の物に接
してこわれることはない。 [0014] 前記上面部12とミラーハウジング6との間には溝29
と、この溝29に係脱するボール30と、該ボール30
を溝29に保持するスプリング31とから成る位置決め
機構32を設ける。 又、前記ベース部材3には前記切欠凹部27,28に対
応するソレノイド37を設け、このソレノイド37には
連動スイッチ38を設ける。このソレノイド37の可動
コア37a先端は前記切欠凹部27,28に係脱可能で
ある。なお、切欠凹部27及び28は図6の如く上下方
向へ長くし、被動軸17の軸方向に駆動板23が移動で
きるようにする。 [0015] 前記ソレノイド37は自己復帰スイッチSWRのONで
可動コア37aがソレノイド37内に没入し、駆動板2
3側との係止が解除されるとともにスイッチSWRのO
FFで弾発復帰し駆動板23側と係止する。 [0016] 前記ベース部材3には軸40でカムブロック41を回転
自在に支持し、このカムブロック41には前記突起32
.33に当接自在なアーム41aを設ける。前記カムブ
ロック41の側方には切換スイッチ43を設け、この切
換スイッチ43はカムブロック41の回転で作動する。 なお、図4に於て37−2は左側バックミラー装置にお
けるソレノイド、38−2は同じく左側における連動ス
イッチ、43−2は同じく左側における切替スイッチ、
47.48は電源入力端子を示し、端子47.48は車
載バッテリ等の直流電源に接続する。この図4において
は上段は右側バックミラー装置の制御系、下段は左側バ
ックミラー装置の制御系を示す。 [0017] 前記被動板23の前後周端部には前後方向(図中上下方
向)に係止片50及び51を一体に突設する。一方、コ
イル状に巻回形成した一対の形状記憶合金体52及び5
3を用意し、いずれも圧縮(図5中符合52)した状態
で形状が記憶、つまりマルテンサイト変態温度以下で圧
縮形状とする。これらの形状記憶合金52.53でミラ
ー装置本体5を回動させるための駆動部を構成する。こ
の一方の記憶合金体52はそのまま、他方のそれ53は
伸張して、各一端側を上記各係止片50及び51に揺動
自在に係止するとともに、各他端側を前記ベース部材3
の支持部3Bに係止せしめる。また、各形状記憶合金体
52のコイル状部分の両側には接続端子54,55.5
6及び57を設は配線58,59.60及び61から当
該コイル状部分に直接通電できるようにする。 [0018] よって、図4の如く結線し、自己復帰スイッチSWRを
押操作すると回路は通電し、ソレノイド37の可動コア
37aが切欠凹部27から離脱し、又、記憶合金体53
に電流が流れる。記憶合金体53に電流が流れると記憶
合金自体の抵抗発熱によって自身が加熱され元の形状、
つまり圧縮した形状に戻ろうとする。この際、記憶合金
体53は係止片51を引張し、他方の記憶合金体52を
塑性変形しつつ伸張させるため駆動板23を図3中時計
方向へ回転させてミラー装置本体5を使用位置から格納
位置へ、もしくは格納位置から使用位置へ回動させる。 なお、回転が終了すると回転カムブロック41によって
切替スイッチ43が切換り、記憶合金52側の回路が開
となるとともに可動コア37aが切欠き凹部28に係止
することにより電動スイッチ38がオフとなり、回路全
体がオフする[0019] 元の位置にバックミラー装置本体5を戻す場合には再度
スイッチSWRを押操作すればよく、この場合は記憶合
金体52側が通電し、上記記憶合金体53と同様の作動
を行う。なお、図4に於て符合52−2及び53−2は
左側バックミラー装置に設けた一対の形状記憶合金体を
示す。 [0020] 本実施例は以上のように構成するので以下のような利点
がある。 先ず、ミラー装置本体5を回動させるに際し、従来のよ
うに駆動部をモーターで構成した場合、このモーターの
作動でラジオ受信機に雑音が生じるが、本実施例では駆
動部を形状記憶合金52.53で構成したのでモーター
が不要になり、ミラー装置本体5を回動させてもラジオ
受信機に雑音が生じることがない。 又、モーターに連結する減速ギヤも不要になるのでギヤ
音が発生せず、又ミラーハウジング6のスペースを小さ
くすることができる。 更に動力伝達系の構造が簡素化されるので全体の構造が
シンプルになり、低コスト化を図ることが可能になる。 [0021]
以上述べたように本発明によれば従来のようにミラーハ
ウジングの駆動にモーターを使用しないのでラジオ受信
機に雑音が発生するのを防ぐことができる。又減速ギヤ
を使用しないのでミラーハウジングのスペースを小さく
でき、ギヤ音等も発生せず、静にミラー駆動を行うこと
ができる。 更に、動力伝達機構の構造がシンプルとなり、耐振性、
耐久性に浸れ、低コスト化が実現できる。
ウジングの駆動にモーターを使用しないのでラジオ受信
機に雑音が発生するのを防ぐことができる。又減速ギヤ
を使用しないのでミラーハウジングのスペースを小さく
でき、ギヤ音等も発生せず、静にミラー駆動を行うこと
ができる。 更に、動力伝達機構の構造がシンプルとなり、耐振性、
耐久性に浸れ、低コスト化が実現できる。
【図1】
本発明に係る車両用バックミラー装置の一部断面正面図
【図2】
ベース部材とミラーハウジングの組付部分の拡大断面図
【図3】
図2の3−3線断面図
【図4】
電気的制御系の回路図
【図5】
図2の5矢視図
【図6】
図3の6−6線断面図
3・・・ベース部材
4・・・駆動部
6・・・ミラーハウジング
52・・・駆動部
53・・・駆動部
【図1】
図面
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
Claims (1)
- 【請求項1】車体側に固定されるベース部材と、該ベー
ス部材に対して回動自在に保持され、ミラーを収納する
ミラーハウジングとからなる車両用バックミラー装置に
おいて、前記ベース部材とミラーハウジングの間にミラ
ーハウジング回動用の駆動手段を設けるとともにこの駆
動手段を形状記憶合金で構成したことを特徴とする車両
用バックミラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41729790A JPH04169345A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車両用バックミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41729790A JPH04169345A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車両用バックミラー装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58251648A Division JPH0647358B2 (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 車両用バックミラー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04169345A true JPH04169345A (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=18525421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41729790A Pending JPH04169345A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車両用バックミラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04169345A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0897831A3 (en) * | 1997-08-01 | 1999-07-28 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Motor-vehicle outer rear view mirror having a shape memory actuating device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58214432A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | 支持角度の復元装置付支持体 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41729790A patent/JPH04169345A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58214432A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | 支持角度の復元装置付支持体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0897831A3 (en) * | 1997-08-01 | 1999-07-28 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Motor-vehicle outer rear view mirror having a shape memory actuating device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR960011528B1 (ko) | 차량 전기 도어 로크 작동기 | |
JP2001065215A (ja) | フューエルフィラーリッドオープナーアクチュエータ | |
JPH04169345A (ja) | 車両用バックミラー装置 | |
JP3587721B2 (ja) | クリック付き回転型電気部品 | |
JP4160143B2 (ja) | 直動アクチュエータ | |
JP4485091B2 (ja) | 車両のステアリングロック装置 | |
JP4502538B2 (ja) | 車両のステアリングロック装置 | |
EP0188106A2 (en) | Remote actuator | |
JP4530563B2 (ja) | 車両のステアリングロック装置 | |
US6963144B2 (en) | Starter having pinion-rotation-restricting member for use in automotive vehicle | |
US6437270B1 (en) | Pushbutton switch | |
JPH02190587A (ja) | ドアロックアクチュエータ | |
JP4468574B2 (ja) | 格納機構付きドアミラー装置 | |
JP2001065216A (ja) | フューエルフィラーリッドオープナーアクチュエータ | |
JP4502539B2 (ja) | 車両のステアリングロック装置 | |
JPH04166441A (ja) | 車両用バックミラー装置 | |
JP2588818Y2 (ja) | ドアロック装置 | |
JP3629562B2 (ja) | ワイパモータおよびその製造方法 | |
JPH09317274A (ja) | アクチュエータ | |
JP3286243B2 (ja) | 扉体の施解錠装置 | |
JP4358342B2 (ja) | 回転コネクタ付きコラムスイッチ | |
JPH0139092Y2 (ja) | ||
JPS6144045A (ja) | 車両用ミラ−ハウジングの駆動装置 | |
JP2001065658A (ja) | リニアアクチュエータ | |
JPH0443561Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19941117 |