JPH04168420A - 表示素子 - Google Patents

表示素子

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JPH04168420A
JPH04168420A JP29598590A JP29598590A JPH04168420A JP H04168420 A JPH04168420 A JP H04168420A JP 29598590 A JP29598590 A JP 29598590A JP 29598590 A JP29598590 A JP 29598590A JP H04168420 A JPH04168420 A JP H04168420A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display
state
polymer
display element
Prior art date
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Pending
Application number
JP29598590A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Kobayashi
英和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH04168420A publication Critical patent/JPH04168420A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は液晶を担体で固定した表示素子の構成に関する
[従来の技術] 従来の液晶を担体で固定した表示素子はアメリカ特許4
,728,547および4,688,900等に開示さ
れており、表示を書き込む際は電界を変調し印加して光
散乱状態と透38状態を選択していた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の液晶を担体で固定した表示素子に於いて
は電界を取り除いた後、表示状態が保持されない、すな
わちメモリー性がない。そのためコントラストの良い大
容量表示が困難である(アクティブ素子との組み合わせ
が必要)などの課uがあった。そこで本発明では、用い
る高分子を選択することによってメモリー性を有する表
示素子を提供することを目的とするものである。
口課題を解決するための手段] 本発明の表示素子は、 ■電極間にネマチック液晶あるいはコレステリック液晶
を担体で固定した表示素子に於て、表示書き込み時には
電界を部分的に印加して液晶の配向状態を変化させ、電
界を取り除いた後もその配向状態が保持され、表示状態
を消去する際は熱を加え透明状態とし、冷却により初期
の相分離状態とすることを特徴とする。
■前記担体が熱可塑性高分子であることを特徴とする。
■前記担体が紫外線硬化型高分子であることを特徴とす
る。
■前記熱可塑性高分子がエチルセルロース、セルロース
プロピオネート、ポリビニルアセテート、ポリアミドレ
ジン等の有機高分子からなることを特徴とする。
[作用コ 本発明の上記の構成によれば、液晶担体として液晶と組
み合わせた場合にメモリー性を発現する高分子を用いる
ため、1度表示状態を書き込んだ後、その表示状態が保
持される。そのためちらつきのない安定した表示が得ら
れ、省電力化が図られる。
以下、実施例により本発明の詳細を示す。
〔実施例〕
実施例1 本実施例では担体高分子として熱可塑性高分子を用いた
例を示した。第1図は本発明の1実施例を示す表示素子
の断面図である。基板1および基板6上に透明電極IT
O2および透明電極ITO5を形成しこれらの基板間に
液晶3及び有機熱可塑性高分子4の混合物を挟み込んだ
。液晶及び高分子の調合及び素子作製法について述べる
。用いる高分子は、エチルセルロース、セルロースプロ
ピオネート、ポリアミドレジン、ポリビニルアセテート
などを用いることができる。用いた液晶はメルク社製の
ZLI−3926であるがこれに限らない。まずここに
あげた高分子に液晶を67%混ぜ合わせ、180°C程
度に加熱して均一に相溶させる。相溶した状態で電極付
基板上に展開し、相分離しないように電極付対向基板で
挟み込んだ。あらかじめ上下基板を一定の液晶層厚にな
るように組み合わせて固定したパネルに相溶させた液晶
と高分子の混合物を封入しても良い。液晶の含有量は3
0〜90%であれば表示は可能である。液晶層の厚さは
10μmとしたがこの限りでない。厚くすれば表示素子
としてのコントラストを向上させることはできるが駆動
電圧が高くなる課題があり、薄くすると駆動電圧を低下
させることはできるがコントラストが取れない課題を有
する。本実施例では第2図の上側の図に示したように駆
動電圧±40v(駆動周波数については素子に電界が十
分印加される程度の周波数、ここではIKHz)とした
。この駆動電界を表示を所望する画素に該当する電極に
1秒(選択期間Ts)印加した。この時の電気光学特性
を第2図の下側の図に示した。表1に示したどの高分子
を用いても同様の表示状態を得ることができた。コント
ラストはプロジェクション用のシュリーレン光学系に組
み込んで100:1、透過率50%であった。1力月後
の電気光学特性に於けるメモリー状態の経時変化はほと
んど無かった。
表示状態を消去したいときには基板6に設けたヒーター
7に電界を印加して表示素子の温度を液晶の相転移温度
以上あるいは液晶と高分子の相溶温度以上に設定して表
示画面を等労相とし、その後冷却して相分離あるいは相
転移を生じさせる。この操作により全画面を均一に消去
することができる。
素子を加熱する手段はここに示したもの以外でも同様の
効果を発現するものであれば何でも良い。
メモリー性を有するため、原理的には無限数の走査線を
単純マトリックス時分割駆動法によって駆動することが
できるが、走査線数が増えると全画面の駆動に時間がか
かる。
ここで用いた液晶は高分子との組み合わせにおいて良好
なメモリー性を示したものであり、少々屈折率が合わな
くてもメモリー性さえ発現されれば他の液晶を用いるこ
とができる。また高分子自身も液晶と組み合わせたとき
メモリー性を有するものであれば用いることができる。
特に低重合度のものがメモリー性発現に対して効果的で
ある。
用いる高分子は1成分である必要はなく、多成分系とし
て液晶と高分子マトリックスの屈折率や誘電率などの合
わせ込みを行っても良い。高分子に対する液晶の割合は
、30%以下であると十分な光学変化が得られず、90
%以上であると十分な光散乱及び素子としての強度が得
られない。
実施例2 本実施例では液晶担体として紫外線硬化型高分子を用い
た例を示す。表1に用いた高分子組成について示した。
表1 用いた液晶はロデック株式会社製PNOOIである。
平坦な電極パターン付き基板2枚を10μmのセル厚に
組んで固定化した。この間隙に相溶させた液晶(67X
)/高分子原料混合物を封入し、紫外線を照射し、液晶
と高分子を相分離させた。液晶の含有量は30〜90%
であれば表示は可能である。
液晶層の厚さは10μmとしたがこの限りでない。
厚くすれば表示素子としてのコントラストを向上させる
ことはできるが駆動電圧が高くなる課題があり、薄くす
ると駆動電圧を低下させることはできるがコントラスト
が取れない課題を有する。本実施例では第2図の上側の
図に示したように駆動電圧±40v(駆動周波数につい
ては素子に電界が十分印加される程度の周波数、ここで
はIKH2)とした。この駆動電界を表示を所望する画
素に該当する電極に1秒(選択期間Ts)印加した。
この時の電気光学特性を第2図の下側の図に示した。プ
ロジェクション用のシュリーレン光学系に組み込んでコ
ントラスト100:1、透過率40%であった。表1に
示したどの高分子原料を用いても同様の表示状態を得る
ことができた。1力月後の電気光学特性に於けるメモリ
ー状態の経時変化はほとんど無かった。表示状態を消去
したいときには基板6に設けたヒーター7に電界を印加
して表示素子の温度を液晶の相転移温度以上あるいは液
晶と高分子の相溶温度以上に設定して表示画面を等吉相
とし、その後冷却して相分離あるいは相転移を生じさせ
る。この操作により全画面を均一に消去することができ
る。素子を加熱する手段はここに示したもの以外でも同
様の効果を発現するものであれば何でも良い。メモリー
性を有するため、原理的には無限数の走査線を単純マト
リックス時分割駆動法によって駆動することができるが
、走査線数が増えると全画面の駆動に時間がかかる。
ここで用いた液晶は高分子との組み合わせにおいて良好
なメモリー性を示したものであり、少々屈折率が合わな
くてもメモリー性さえ発現されれば他の液晶を用いるこ
とができる。また高分子自身も、ここで用いた紫外線硬
化型高分子材料は東亜合成化学(株)製であるが、液晶
と組み合わせたときメモリー性を有するものであれば用
いることができる。高分子に対する液晶の割合は、30
%以下であると十分な光学変化が得られず、90%以上
であると十分な光散乱及び素子としての強度が得られな
い。
実施例3 本実施例ではフレキシブルな表示素子を作成する実施例
を示した。用いた高分子及び液晶は実施例1と同様であ
る。これらの高分子及び液晶を用いたフィルムの作成法
を説明する。基板上に高分子/液晶混合物を相溶した状
態のまま展開し、レベリングした後、急冷した。こうし
て得られた基板からフィルムを剥し液晶が分散した高分
子フィルムを得た。次にこのフィルムに透明電極をつけ
る方法について述べる。導電性透明塗料を両面に塗布す
る方法がある。更に導電性透明膜をパターン形成したフ
ィルムを液晶を分散した高分子フィルムの両面から張り
合わせる方法がある。何れの方法によっても電極を形成
することができ、そのときの電気光学特性は実施例1に
同じである。ここでは基板上に形成した液晶を分散した
高分子フィルムを基板から剥したが、基板に電極を形成
しておき、その上に液晶を分散した高分子フィルムを形
成し、その上にパターン電極付きフィルムを張り付けて
も良い。これにより、フレキシブルではないが素子基板
を1枚減らすことができ、素子の軽量化を達成できる。
以上実施例を述べたが、本発明は以上の実施例のみなら
す、広く表示素子、直視型デイスプレィ、プロジェクタ
−、メモリー、調光素子などに応用が可能である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、用いる高分子を選択
することによってメモ+7−性を有する表示素子を作製
することが可能となった。本発明を用いると、大容量ペ
ージデイスプレィ、大容量プロジェクタ−、ライタプル
○HPシートを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の表示素子の断面図を表す図である。 第2図は、本発明に用いた駆動波形図および駆動波形印
加時の本表示素子の応答を示す図である。 1、・・・ガラス基板 2、・・・ITO透明電極 3、・・・液晶 4、・・・高分子 5、・・・IT○透明電極 6、・・・ガラス基板 7、・・・ヒーター 以  上 出願人 セイコーエプソン株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極間にネマチック液晶あるいはコレステリック
    液晶を担体で固定した表示素子に於て、表示書き込み時
    には電界を部分的に印加して液晶の配向状態を変化させ
    、電界を取り除いた後もその配向状態が保持され、表示
    状態を消去する際は熱を加え透明状態とし、冷却により
    初期の相分離状態とすることを特徴とする表示素子。
  2. (2)前記担体が熱可塑性高分子であることを特徴とす
    る請求項1記載の表示素子。
  3. (3)前記担体が紫外線硬化型高分子であることを特徴
    とする請求項1記載の表示素子。(4)前記熱可塑性高
    分子がエチルセルロース、セルロースプロピオネート、
    ポリビニルアセテート、ポリアミドレジン等の有機高分
    子からなることを特徴とする請求項1記載の表示素子。
JP29598590A 1990-11-01 1990-11-01 表示素子 Pending JPH04168420A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0578467A2 (en) * 1992-07-06 1994-01-12 Chisso Corporation Polymer dispersed liquid crystal film
CN103325415A (zh) * 2013-06-14 2013-09-25 广东工业大学 基于半导体杂质掺杂的胆甾相液晶的光存储器及存储方法

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EP0578467A3 (en) * 1992-07-06 1994-08-17 Chisso Corp Polymer dispersed liquid crystal film
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