JPH0416713Y2 - - Google Patents

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JPH0416713Y2
JPH0416713Y2 JP1985167983U JP16798385U JPH0416713Y2 JP H0416713 Y2 JPH0416713 Y2 JP H0416713Y2 JP 1985167983 U JP1985167983 U JP 1985167983U JP 16798385 U JP16798385 U JP 16798385U JP H0416713 Y2 JPH0416713 Y2 JP H0416713Y2
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output shaft
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mounting case
container
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の属する技術分野 この考案は、ゼンマイ駆動ユニツトを用いて動
作をさせるようにした玩具に関する。
従来技術とその欠点 従来のゼンマイ駆動ユニツトを利用した玩具
は、単一の動作体を一つの出力軸で動作させてい
たから、動きが単純・単調で、面白さが薄弱であ
るため、集客力・訴求力に乏しく、購買欲をそそ
る効果が小さかつた。
この考案の目的 この考案は、上記の点に鑑み、収容体と被収容
物とを一つのゼンマイ駆動ユニツトで関連性をも
たせて動かすことにより、滑稽で面白い動作を
し、訴求力・集客力を備え、かつ、購買欲をそそ
るゼンマイ利用玩具を提供することを目的とす
る。
ここで、関連性を有する動きとは、例えば、一
方が他方の原因又は結果となる関係をもつ動きを
いう。
この考案の実施例 次に、この考案の一実施例を、図面に基いて説
明する。
この考案は、基本的には一つの収容体Aと、そ
の収容体に収容される被収容物Bと、及び収容体
に取付けられて、被収容物及び収容体を連動させ
るゼンマイ駆動ユニツトCとから構成されてい
る。そして、ゼンマイ駆動ユニツトには少なくと
も二つの出力軸を有するものを使用し、その一方
の出力軸にカムを取付け、そのカムにリンクを介
して被収容物を連係することにより被収容物独自
の運動をさせ、また、他方の出力軸にはカムを介
して作動部材を連係し、その作動部材を収容体の
底面から出没自在に設けることにより、収容体が
平面上に置かれた場合に作動部材の出没によりそ
の収容体が揺動されるようにして、被収容物の連
動と収容体の揺動を連動させて、あたかも被収容
物の運動により収容体が揺動されているような印
象を看者に与えるようにしたものである。
図示の実施例は、竹取物語における竹株の中に
かぐや姫が生まれ、泣いている様子をひゆ的に表
現したものであり、収容体Aが竹株の形状に形成
され、また、被収容物Bをかぐや姫に似せた衣装
の模様をあしらつた人形の形態に形成されてい
る。
そして、この実施例では、この考案を、第1図
に示すように、かぐや姫が竹株内で手を振つて泣
きじやくり、その手振り動作により竹株が今にも
倒れんばかりに、ゆりかごのように揺れ動くよう
に実現したものである。
続いて、このような動作をするようにした構成
を、主として第3図以下の図面に基いて詳細に説
明する。
収容体Aは、上下方向に開放し、上部を斜めに
切断した円筒状に形成されている。
被収容物Bは、一体に結合された頭部1と胴部
2を有し、また、胴部2に対して軸3により回転
自在に取付けられた一対の腕4を有している。両
腕4は基端において軸3に固着され、一方の腕の
基端にUリンク5が設けられている。
被収容物Bは、胴部の下面に突設された軸6
を、取付けケースDの蓋D1の上面に設けられた
孔7に嵌合してその蓋に取付けられており、前記
リンク5を蓋の上面に形成してある長孔8から蓋
内に挿入されている。
取付けケースDは、収容体Aの内側に摺動自在
に嵌合できるように円筒状に形成され、上記蓋
D1とこの蓋を嵌合固定して遮閉される本体D2
らなり、この取付けケース内にゼンマイ駆動ユニ
ツトCが取付けられる。本体D2内に固定壁9が
成形されて、ゼンマイ駆動ユニツトはこの固定壁
に嵌合されて横方向に固定され、また、蓋を本体
に固定することにより上下方向に固定される。
ゼンマイ駆動ユニツトCは、ハウジング10内
にゼンマイ及び歯車列を収納し、外部に突出され
た出力軸を兼ねた入力軸11を摘み11aを介し
て回転することにより、ゼンマイに回転力が蓄積
され、歯車列に連係された少なくとも二つの出力
軸12,13及び入力軸11に出力する公知のも
のである。
そして、この考案では、第1出力軸12の先端
にピン付きカム、すなわち、出力軸に偏心位置に
おいて固着された円板14aにピン14bを偏心
位置において突設してなるカム14が取付けられ
ている。そして、このカムのピン14bは入力軸
10に揺動自在に支持されたリンク15の下端に
設けられた縦長孔16に挿入されている。
リンク15は中間に有するスリーブ17に入力
軸11の一端を挿通することにより揺動自在に支
持されており、リンクの上端部に設けられた水平
軸18は前記Uリンク5に嵌合されている。
こうして、腕4はリンク5,15を介してカム
14に連係しており、第1出力軸12が回転する
と、腕4が軸3を中心として揺動し、あたかも被
収容物であるかぐや姫Bが両手を振るような動作
をする。
また、この考案では、ゼンマイ駆動ユニツトC
の第2出力軸13がハウジング10の左右両側に
突出され、両端部にピン付きカム14と同様な、
ピン付きカム19が取付けられている。この場
合、両側のカムのピン19bは互いに他に対して
反対側に位置されている。
そして、各カムのピンは作動部材20の上端に
設けた孔に回転自在に挿通してあり、各作動部材
の下端部は取付けケースの本体D2の底面に設け
た二つの孔21に、その底面から外部に出没自在
に挿通してある。
これにより、第2出力軸13が回転すると、両
側のカム19を介して作動部材20が上下往復運
動をし、第2図に示すように、作動部材の下端部
が本体の下面から交互に出没するようになつてい
る。
ゼンマイ駆動ユニツトCの入力軸11は取付け
ケースの本体D2の側面に設けてある一つの切欠
溝22に上方から嵌合して、外部に延出されてお
り、また、収容体Aの側面に下端部から上方に延
びる切欠溝23を設けて、これに入力軸11を合
わせて収容体を取付けケースにその上方からスラ
イドして嵌合したのち、収容体の下端部に帯輪2
4を嵌合固定することにより、収容体を持つてこ
の玩具を持ち上げても収容体が取付けケースから
脱落しないようにしてある。この状態において、
収容体A及び取付けケースDが全体として被収容
物Bに対する収容体としての外観を備える。
上記の構成により、入力軸11を回転してゼン
マイを巻き上げてゼンマイ駆動ユニツトに回転力
を蓄積したのち、この玩具を被収容物を上向きに
して平面上に置いて入力軸11から力を除くと、
第1出力系すなわち、出力軸12、カム14、リ
ンク15,5を介して被収容物の一部である腕4
が前後に揺動し、また、第2出力系、すなわち、
出力軸13、カム19を介して作動部材20が交
互に底面から出没する。
そして、一方の作動部材が突出したときは、玩
具全体がその作動部材と反対側に傾斜し、また、
他方の作動部材が突出して前記一方の作動部材が
没入したときは突出した作動部材と反対側に傾斜
して、全体が左右に揺れる。好ましくは、ゼンマ
イ駆動ユニツトには歯車列の回転時に各歯車の接
触音が発生するものを用いている。
従つて、これを全体として見ると、生まれたか
ぐや姫(被収容物A)が手を振つて泣きじやく
り、その動作によつてユリカゴならぬ、竹株(収
容体B)が揺れているような印象を与える。前記
歯車の回転接触音はかぐや姫の泣声に聞こえる。
玩具の形状、その動き及び音によりパロデイが非
常に滑稽に表現されていて、見る者に微笑させな
いでは置かない。
図示の実施例では、さらに、付随的構成とし
て、被収容物及び作動部材の運動と連動して収容
体Aを前記運動より遅い速度で上下運動させるた
めの連動手段25が取付けられている。すなわ
ち、入力軸11上に第6図に示すように、S字形
の爪部材26を固着し、その爪部材とハウジング
10との間にスリーブ状のスペーサ27を回転自
在に設け、そのスペーサの端部に直角方向に延び
るレバー28と内向きの爪冠車29とを設け、そ
の爪冠車内に前記爪部材26を嵌合して、連動手
段25が構成されている。
そして、収容体Aの内側面に内側に突出するピ
ン30が設けられ、収容体を取付けケースDに嵌
合するときはそのピンを蓋D1の側部に形成して
ある切欠溝31を通つて、本体D2の側面に形成
してある切欠溝32から内側に延出させてある。
そのときのピン30は前記レバー28の回転面内
に存する。
爪部材の爪pと爪冠車の内周の爪rとによつて
クリツク機構が構成されており、入力軸11をゼ
ンマイを巻き上げる方向(第3図において時計方
向)に回転するときはレバー28が前記ピン30
に当るまでは連動手段25も共に回転するが、レ
バーが切欠溝32に対応する位置まで回転してピ
ン30に当ると停止され、入力軸のみが回転され
る。そして、入力軸11から力を除いたことによ
り入力軸が反対方向に回転すると、クリツク機構
によりレバー28も同時回転されるため、ピン3
0が上方に押され、収容体Aが取付けケースから
押し上げられる。この場合、入力軸11は出力軸
となるのであるが、前述の二つの出力軸12,1
3よりも回転速度が遅いので、被収容物Bが何度
か揺動するうちに収容体Aが一度上下移動をされ
ることになるため、あたかも、ゆりかごが揺れな
がら赤ちやんをあやすような動きをする。
このようにして、収容体は左右の揺れと上下の
揺れという異なる運動により看者に一層興味を覚
えさせる。
この考案の効果 上述のように、この考案によるゼンマイ利用玩
具は、一つのゼンマイ駆動ユニツトにより、被収
容体が運動すると、収容体が揺動し、かつ、その
被収容物がゆつくり昇降されるという、関連性を
持つた動作を滑稽に、かつ、面白く行うので、訴
求力及び集客力を備え、かつ、購買欲をそそる玩
具である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は上方から見た斜視図、第2図は下方
から見た斜視図、第3図は分解斜視図、第4図は
主としてゼンマイ駆動ユニツトと出力系との関係
を示す要部の斜視図、第5図は同様の正面図、第
6図は連動手段の一例を示す分解斜視図である。 A……収容体、B……被収容物、C……ゼンマ
イ駆動ユニツト、D……取付けケース、D1……
蓋、D2……本体、4……腕、12……第1出力
軸、13……第2出力軸、14,19……カム、
15……リンク、20……作動部材、25……連
動手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 上下に貫通する筒状の収容体の内側に、蓋と
    本体とからなる取付ケースを昇降自在に嵌合
    し、 (ロ) 前記取付ケースには、その上面に人形などの
    形象を有する被収容物を取付けるとともに、そ
    の取付けケース内に二つの回転出力軸を有する
    ゼンマイ駆動ユニツトを取付け、 (ハ) 前記ゼンマイ駆動ユニツトの第1出力軸に取
    付けたカムにリンクを介して前記被収容物の全
    部又は一部を連係し、 (ニ) 前記ゼンマイ駆動ユニツトの第2出力軸に取
    付けたカムに作動部材を連係するとともに、そ
    の作動部材を前記取付ケースの底面から外部
    に、前記第2出力軸の回転に伴つて出没自在に
    備え、 (ホ) 前記第2出力軸に、レバーを固着するととも
    に、前記取付ケースの側壁に縦長の切欠溝を形
    成して、前記収容体の内側面に前記切欠溝を通
    つて前記レバーの回転面まで突出するピンを設
    けてなる、ゼンマイ利用玩具。
JP1985167983U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0416713Y2 (ja)

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JP1985167983U JPH0416713Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985167983U JPH0416713Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6274891U JPS6274891U (ja) 1987-05-13
JPH0416713Y2 true JPH0416713Y2 (ja) 1992-04-14

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ID=31100432

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985167983U Expired JPH0416713Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55146194U (ja) * 1979-04-05 1980-10-21

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Publication number Publication date
JPS6274891U (ja) 1987-05-13

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