JPH0416711Y2 - - Google Patents

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JPH0416711Y2
JPH0416711Y2 JP1985165434U JP16543485U JPH0416711Y2 JP H0416711 Y2 JPH0416711 Y2 JP H0416711Y2 JP 1985165434 U JP1985165434 U JP 1985165434U JP 16543485 U JP16543485 U JP 16543485U JP H0416711 Y2 JPH0416711 Y2 JP H0416711Y2
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JP
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mainspring
spring
chassis
gears
gear
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は駆動用ゼンマイを搭載した二輪走行玩
具において、ゼンマイユニツトによる重量バラン
スの不安定化及び駆動輪に対するトルク伝達のア
ンバランスに基く偏向走行を防止することができ
る二輪走行玩具用ゼンマイユニツトにおけるゼン
マイ取付装置に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来の四輪車玩具にあつては、車台の前部(ま
たは後部)の左右いずれか一方に偏つた位置にゼ
ンマイ、歯車機構等から成るゼンマイユニツトを
配設してこのゼンマイユニツトの駆動トルクを推
進軸、歯車等を介して後輪車軸(または前輪車
軸)へ伝達するように構成されている。推進軸等
と車軸とは直交しているため、推進軸等と車軸と
の接続部に位置は車軸の中央よりもゼンマイユニ
ツト側に偏位している。四輪車にあつては、左右
の車輪間の間隔が十分確保されているため、推進
軸と車軸との接続位置が左右方向へ偏つていても
トルク伝達上のアンバランスという問題は生じな
い。また、従来の二輪車の走行玩具にあつては、
ゼンマイユニツトを偏位させる四輪車用の構造を
そのまま二輪車にも適用するのが一般であり、第
11図の平面断面図に示すように車台1前部の一
方の側壁3側に偏つて配設されたゼンマイユニツ
ト20からの駆動トルクを、側壁8上に軸支され
た歯車4a,4b,4cを介して後輪5の片側の
車軸上のギヤ5aに伝達するように構成されてい
る。
しかしながら従来の二輪走行玩具にあつては、
ゼンマイユニツトが車台の左右一方に偏位して配
設されているばかりでなく、そこから出力される
トルクは後輪の片側車軸だけに設けられたギヤ5
aを介して伝達されるに過ぎないため、後輪への
トルク伝達に偏りを生じ、後輪が偏向しながら回
転する恐れがあつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、ゼンマイユニツトにより重量バランスの不安
定か及び駆動輪に対するトルク伝達のアンバラン
スに基づく偏向走行を防止する二輪車走行玩具用
ゼンマイユニツトにおけるゼンマイ取付装置を提
供するものである。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため本考案に係る二輪車走
行玩具用ゼンマイユニツトにおけるゼンマイ取付
装置は、車台内にゼンマイと歯車機構と駆動輪の
車軸とをゼンマイの出力軸が歯車機構を介して上
記車軸に連係するように配設してなる二輪車走行
玩具用ゼンマイユニツトにおいて、下記要件を備
えたことを特徴とする。
(イ) ゼンマイはゼンマイボツクス内に保持されて
いること (ロ) 上記ゼンマイボツクスは上記車台の中央に配
置され、車台の左右いずれか一方の内壁面に形
成されたスペーサに係合するとともに、上記内
壁面に形成された係止部に係止固定されている
こと (ハ) 上記ゼンマイボツクスの左右両側には出力軸
が突出され、各出力軸には歯車が設けられてい
ること (ニ) 上記出力軸の両側の歯車は、車台の左右内壁
面にそれぞれ設けられた歯車機構を構成すると
ともに、車台の左右の内壁面とゼンマイボツク
スとの間に配置されていること (ホ) 上記左右の歯車機構は、駆動輪の車軸の両側
に設けられたギヤに噛合連結すること (実施例) 以下、本考案の二輪走行玩具用ゼンマイユニツ
トにおけるゼンマイ取付装置を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例のゼンマイ取付装置
を使用した二輪走行玩具を示し、この二輪走行玩
具は第2図に示す車台1と、車台1の前部に突出
形成されたハンドル支持部11によつて支持され
た操向軸2と、操向軸2の上端に固定されたハン
ドル3と、操向軸2の下端に回転自在に支持され
た前輪4と、車台1後部の支持孔12によつて回
転自在に支持された後輪5とから概略構成されて
いる。後輪5は第10図に示すように、軸心から
左右に突出した各車軸にギヤ5a,5bを有して
いる。この車台1はケース1a,1bから成る二
つ割りの構成を有し、その中空内部には第3図乃
至第5図に示すようなゼンマイユニツト20と、
ゼンマイユニツト20からの駆動トルクを後輪5
の両ギヤ5a,5bに伝達するために車台1の左
右内壁面にそれぞれ設けられた二つの伝達歯車機
構30,40を有している。各ケース1a及び1
bには、それぞれ突起50a,50b及び凹所5
1a,51bが形成されていて、これらが嵌合
し、さらに分割ケース1aの係止受部52a,5
2bに分割ケース1bの係止片53a,53bを
係止させることによつて一体に結合している。
ゼンマイユニツト20は、第5図aに示すゼン
マイボツクス21と、ボツクス21に収納された
ゼンマイ22とから成り、ボツクス21は第8図
に示すようにケース1aの側壁8から突出された
係止部6aと係合し合う係止フツク21aを有
し、これら係止部6aと係止フツク21aが係止
することによつてケース1aに取り付られてい
る。また、ケース1aの側壁とボツクス21にス
ペーサ55(第8図)を設けることによつてボツ
クスが車台の中央に位置するように設定する。ま
た、ボツクス21の周縁部には外径方向へ突出し
た位置に軸受用の支持孔21bが形成されてい
る。
第1の歯車機構30は、第5図aに示すように
ケース1aの孔6b及びケース1bの孔7aによ
つて短軸31aと長軸31bを回転自在かつ着脱
自在に支持された第1の出力歯車31と、ケース
1aの孔6cによつて着脱自在に軸支された第1
の中間歯車32と、ケース1aの側壁に突設され
た固定軸6dによつて回転自在かつ抜落ち不能状
態に支持されるとともに後輪の一方のギヤ5aと
噛合する第1の最終歯車33とから成る。各歯車
31,32,33は順次噛合し合つており、ゼン
マイユニツト20からの駆動トルクは最終歯車3
3によつて後輪に伝達される。
第2の歯車機構40は、第5図a,bに示すよ
うに第1の出力歯車31の長軸31bに軸心孔を
挿通されるとともに中心部から突出した二つの係
止突起41aを第1の出力歯車31の長軸側側面
に形成された二つの凹所31c内に嵌着させるこ
とによつて第1の出力歯車31に固定される第2
の出力歯車41と、ボツクス20の支持孔21b
及びケース1bの孔7bによつて回転自在に回転
軸42aを支持されるとともに第2の出力歯車4
1と噛合する小歯車42bを有した第2の中間歯
車42と、ケース1bの側壁上に突設された固定
軸7cによつて回転自在かつ抜落ち不能状態に支
持された第2の最終歯車43とから構成されてい
る。第2の最終歯車43は後輪のギヤ5bと噛合
している。また、第2の出力歯車41の二つの係
止突起41aの間にはゼンマイ22の内側端部が
係止されており、後輪5を後方へ逆回転させたと
きに第1及び第2の伝達歯車機構30,40(最
終歯車33,43、中間歯車32,42、出力歯
車31,41)を介してゼンマイ22が締付けら
れて駆動エネルギーを蓄積し、後輪に対する負荷
を取り去つたときにゼンマイの拡張力によつて各
歯車が回転させられて後輪5を前進方向へ駆動す
るように構成されている。
なお、上記第1及び第2の歯車機構30,40
において、歯車31,41はゼンマイボツクスと
ケース1a,1bとの間に配設されている。
以上の構成において、ボツクス21、ゼンマイ
22から成るゼンマイユニツト20は、車台の横
方向中央に位置しており、しかもゼンマイユニツ
ト20の両側に位置する第1及び第2の出力歯車
31,41から、第1及び第2の伝達歯車機構3
0,40を経て後輪5の両側の車軸に固定された
ギヤ5a,5bにゼンマイ22の駆動トルクを伝
達するように構成されているため、ゼンマイ22
の自重による左バランスの不安定化や、走行時に
おける車輪の偏向回転等を防止することができ
る。
また、上記第1及び第2の歯車機構30,40
において、歯車31,41はゼンマイボツクスと
ケース1a,1bとの間に配設されているので、
上記ゼンマイから駆動力を得ることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案の二輪走行玩具用ゼンマイ
ユニツトにおけるゼンマイ取付装置によれば、ゼ
ンマイユニツトを車台の中央部に位置決めすると
ともに駆動輪の両側の車軸にギヤを設けて該各ギ
ヤに対して同時にゼンマイユニツトからの駆動ト
ルクを伝達するようにしたため、ゼンマイユニツ
トによる重量バランスの不安定化及び駆動輪に対
するトルク伝達のアンバランスに基く偏向走行を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のゼンマイ取付装置を用いた二
輪走行玩具の構成を示す斜視図、第2図は車台の
構成説明図、第3図は一方のケースにゼンマイユ
ニツト等が組み込まれている状態の説明図、第4
図は各ケースを開口側から見た説明図、第5図a
及びbはゼンマイユニツト、第1及び第2の伝達
歯車機構の位置関係を示す平面断面図及びその一
部拡大図、第6図及び第7図a,bはボツクス及
び第1の出力歯車の構成説明図、第8図はゼンマ
イボツクスとケースとの係合状態の説明図、第9
図及び第10図は第2の出力歯車及び後輪の構成
説明図、第11図は従来の二輪走行玩具の構成説
明図である。 符号、1……車台1a、1b……ケース、2…
…操向軸、3……ハンドル、4a,4b,4c…
…歯車、5……後輪、5a……ギヤ、6a……係
止部、6b,6c,7a,7b……孔、6d,7
c……回転軸、8……側壁、20……ゼンマイユ
ニツト、21……ゼンマイボツクス、21a……
係止フツク、21b……支持孔、22……ゼンマ
イ、30……第1の歯車機構、31……第1の出
力歯車、31a……短軸、31b……長軸、32
……第1の中間歯車、33……第1の最終歯車、
40……第2の歯車機構、41……第2の出力歯
車、42……第2の中間歯車、42b……小歯
車、43……第2の最終歯車、50a……突起、
50b……凹所、55……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車台内にゼンマイと歯車機構と駆動輪の車軸と
    をゼンマイの出力軸が歯車機構を介して上記車軸
    に連係するように配設してなる二輪車走行玩具用
    ゼンマイユニツトにおいて、下記要件を備えたこ
    とを特徴とする二輪車走行玩具用ゼンマイユニツ
    トにおけるゼンマイ取付装置。 (イ) ゼンマイはゼンマイボツクス内に保持されて
    いること (ロ) 上記ゼンマイボツクスは上記車台の中央に配
    置され、車台の左右いずれか一方の内壁面に形
    成されたスペーサに係合するとともに、上記内
    壁面に形成された係止部に係止固定されている
    こと (ハ) 上記ゼンマイボツクスの左右両側には出力軸
    が突出され、各出力軸には歯車が設けられてい
    ること (ニ) 上記出力軸の両側の歯車は、車台の左右内壁
    面にそれぞれ設けられた歯車機構を構成すると
    ともに、車台の左右の内壁面とゼンマイボツク
    スとの間に配置されていること (ホ) 上記左右の歯車機構は、駆動輪の車軸の両側
    に設けられたギヤに噛合連結すること。
JP1985165434U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH0416711Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985165434U JPH0416711Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28
GB8625670A GB2184363B (en) 1985-10-28 1986-10-27 Spring driven two-wheel toy vehicle
US07/097,663 US4764149A (en) 1985-10-28 1987-09-15 Spring driven two-wheel toy vehicle

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985165434U JPH0416711Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6272694U JPS6272694U (ja) 1987-05-09
JPH0416711Y2 true JPH0416711Y2 (ja) 1992-04-14

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ID=31095471

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JP1985165434U Expired JPH0416711Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058191B2 (ja) * 1983-09-05 1985-12-18 工業技術院長 窒化けい素焼結体の製造法

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JPS6272694U (ja) 1987-05-09

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