JPH04167111A

JPH04167111A - 湯水混合装置

Info

Publication number: JPH04167111A
Application number: JP29509190A
Authority: JP
Inventors: Tadahiko Oshio; 忠彦大塩
Original assignee: Noritz Corp
Current assignee: Noritz Corp
Priority date: 1990-10-31
Filing date: 1990-10-31
Publication date: 1992-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、湯と水との混合比率を調節して適温の湯を得
る湯水混合装置に関する。

〔従来技術〕

従来、１本の軸に湯層弁体と水用弁体とを設けて成るｌ
軸方式の湯水混合弁は、水入口と連通ずる水用弁座と、
壜入口と連通する湯層弁座とが混合室に対向して開口さ
れており、水用弁座に係合する水用弁体と、湯層弁座に
係合する過用弁体とが１本の弁軸に配設されており、混
合室或いは混合室に連通ずる出湯路にミキシング温度サ
ーミスタを設け、入水流路に設けられた入水サーミスタ
と、または入湯流路に設けられた入湯サーミスタとの両
方或いは少なくとも一方を有している。

弁軸の一端はカム等を介してモータにより押圧され、弁
軸が軸方向に移動されて、水用弁体と過用弁体のそれぞ
れの開度を調節し、給湯温度を低くする時は、水用弁体
の開度を大にし、過用弁体の開度を小として湯量Ｑ、を
減少させる一方水量Ｑ、を増大させて湯温を低下させて
おり、給湯温度を高くする時は、水用弁体の開度を小に
し、過用弁体の開度を大として湯量Ｑ、を増大させる一
方水量Ｑ、を減少させて湯温を上昇させるようにして、
湯と水との混合比ｂ　（ｂ＝Ｑｃ　／ＱＨ）を調節して
適温の湯を得るものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来の湯水混合装置においては、入
水サーミスタまたは入湯サーミスタが故障した場合には
、安全動作をして出湯を完全に停止してしまい、故障し
た入水サーミスタまたは入湯サーミスタの修理或いは交
換が終了するまでは出湯させることができなくなるとい
う問題があった。

本発明の目的は、給湯器の安全性を損なうことなく、入
水サーミスタまたは入湯サーミスタが故障した場合に、
出湯を継続させることができる湯水混合装置を提供する
ことである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために本発明の湯水混合装置は、混
合室に流入する入湯温度を検出する入湯サーミスタ等の
入湯温度検出器、及び入水温度を検出する入水サーミス
タ等の入水温度検出器の両方または少なくとも一方を有
し、混合室に流入する入湯量と入水量とを調節して湯と
水との混合比を調節して出湯温度を制御する湯水混合装
置において、入湯温度検出器または入水温度検出器のど
ちらか一方、或いは両方が故障した時に、安全に出湯で
きる範囲の予め定められた仮の入湯温度データ（例えば
８０°Ｃ）或いは入水温度データ（例えば５゛Ｃ）を用
いて出湯を行うものである。

〔作用］上記のとおり構成された本発明の湯水混合装置において
は、入湯温度検出器または入水温度検出器のどちらか一
方、或いは両方が故障した時に、安全に出湯できる範囲
の予め定められた仮の入湯温度データ（例えば８０°Ｃ
）或いは入水温度データ（例えば５゛Ｃ）を用いて出湯
制御を行うことにより、出湯を継続することができるも
のである。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、湯は湯入口１から逆止弁２を経て圧力
バランサ３に流入し、圧力バランサ３から湯水混合弁５
の渦流路４に流入する。

水は水入口１１から逆止弁１２を経て圧力バランサ３に
流入し、圧力バランサ３から湯水混合弁５の水流路１４
に流入する。

湯水混合弁５には、渦流路４に連通して混合室９に開口
する湯側弁座８と、水流路１４に連通して混合室９に開
口する水用弁座１８とが設けられており、弁軸６に対向
して取り付けられた湯側弁座８に係合する湯側弁体７と
、水用弁座１８に係合する水用弁体１７とが混合室９内
に設置されている。

弁軸６は湯水混合弁５の外部に設置されたステッピング
モータ１０の駆動軸の回転により、カム、歯車等（図示
せず）を介して、軸方向に移動されて湯用弁体７の湯用
弁座８に対する開度、及び水用弁体１７の水用弁座１８
に対する開度を調節して、湯用弁体７の開度が大きくな
る時は水用弁体１７の開度を小さくし、湯側弁体７の開
度が小さくなる時は水用弁体１７の開度を大きくしてい
る。

混合室９で混合された湯は流量センサ２０、ステッピン
グモータ２２により駆動される流量調整止水弁２１を経
てシャワー、或いはその他の給湯栓に出湯される。

また、湯水混合弁５の湯流路４には入湯サーミスタ（入
湯温度検出器）２３が設置されて入湯温度ＴＮを検出し
、水流路１４には入水サーミスタ（入水温度検出器）２
４が設置されて入水温度Ｔ、を検出するとともに、混合
室５の出口側流路には出湯サーミスタ（ミキンング温度
サーミスタ）２５が設置されて出湯温度即ち現在混合湯
温Ｔ。を検出し、これらの温度検出信号及び流量センサ
２０からの検出信号はコントローラ（図示せず）に入力
され、コントローラからの出力信号によりステッピング
モータ１０．２２の動作量が制御される。

ここで、混合室９に流入する給湯器からの入湯量Ｑイは
、入湯量Ｔ、と入水温Ｔｃ、現在出湯中の現在混合湯Ｉ
ＴＭ、流量センサ２０で検出される混合室９からのトー
タル流量９丁から、（ｈ　−ＴＭ　＋（ＱＴ　−ＱＮ　
）　Ｔｃ　＝Ｑｙ　−Ｔ。

であるから、Ｑ）Ｉ　＝　Ｉ　（ＴＩ４−’ｒｃ　）　／　（Ｔ、　
−Ｔｃ　）　）　ＱＴとなるから、現在混合湯温Ｔ。、
入湯温ＴＨ１入水温Ｔｃ及びトータル流量ＱＴから、混
合室９に流入する給湯器からの入湯量Ｑ、を夏山できる
。

今、入湯サーミスタ２３が故障した場合には、正確な入
湯量ＴＸが検出できなくなるが、この時予め設定した入
湯固定温度を仮の入湯温Ｔ、とじて入力するもので、例
えば、一般に考えられる入湯温度として略最も高い温度
である８０°Ｃを入湯固定温度として制御動作をおこな
うものであり、実際に混合室に流入する湯温よりも高い
、通常状態で最高温度の湯が入湯すると仮定することに
よって混合された湯温か高すぎるということなく、安全
側に制御できる。

また、入水サーミスタ２４が故障した場合には、正確な
大水温Ｔ、が検出できなくなるが、この時予め設定した
入水固定温度を仮の入水温Ｔ、として入力するもので、
例えば、一般に考えられる入水温度として略最も低い温
度である５°Ｃを入水固定温度として制御動作をおこな
うものであり、実際に混合室に流入する水温よりも低い
、通常状態で最低温度の水が入水すると仮定することに
よって安全側に制御できる。

この動作を第２図のフローチャートに基づいて説明する
と、入湯サーミスタ２３が正常な場合は正確な入湯温Ｔ
イが検出できるから、入湯サーミスタ２３の検出温度を
入湯温度データとして制御動作を行い、入湯サーミスタ
２３が故障した場合には、入湯サーミスタの故障を表示
し、予め設定した入湯固定温度（８０°Ｃ）を仮の入湯
温度データとして入力する。

次に、入水サーミスタ２４が正常な場合は正確な大水温
Ｔ、が検出できるから、入水サーミスタ２４の検出温度
を入水温度データとして制御動作を行い、入水サーミス
タ２４が故障した場合には、入水サーミスタの故障を表
示し、予め設定した入水固定温度（５°Ｃ）を仮の入水
温度データとして入力するものである。

上述の構成により、入湯サーミスタ（入湯温度検出器）
と入水サーミスタ（入水温度検出器）の両方或いはどち
らか一方が故障した場合においても、安全性を損なうこ
とな（、ハンチングしない出湯を行うことができるもの
である。

〔発明の効果〕

本発明は上述のとおり構成されているから、以下に述べ
るとおりの効果を奏する。

入湯温度検出器または入水温度検出器のどちらか一方、
或いは両方が故障した時に、安全に出湯できる範囲の予
め定められた仮の入湯温度データ或いは入水温度データ
を用いて出湯制御を行うことにより、安全性を損なうこ
となく、ハンチングしない出湯を行うことができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を通用する湯水混合装置の概略断面図、
第２図は制御動作のフローチャートである。４・・・湯流路、７・・・湯用弁体、８・・・湯用弁座、９・・・混合室、１４・・・水流路、１７・・・水用弁体、１８・・・水
用弁座、２１・・・流量調整止水弁、２２・・・入湯サ
ーミスタ、２３・・・入水サーミスタ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入湯温度検出器及び入水温度検出器の両方または
少なくとも一方を有し、混合室に流入する入水量と入湯
量を調節して出湯温度を制御する湯水混合装置において
、入湯温度検出器または入水温度検出器のどちらか一方
、或いは両方が故障した時に、予め設定された仮の入湯
温度データ或いは入水温度データを用いて出湯を行うこ
とを特徴とする湯水混合装置。