JPH04166893A - スクロール制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウィンドウシステムを用いたアプリケーショ
ン′においてウィンドウの表示内容をスクロールバーを
用いてスクロールするスクロール制御方式に関するもの
である。

〔従来の技術〕

従来からウィンドウのスクロール表示にスクロールバー
が使われている。第６図は、従来のスクロールバーの機
能を示す説明図である。第６図中、■は表示ウィンドウ
、２はスクロールバー、３はスクロールサム、４はメモ
リ上の表示対象イメージ、５はメモリ上の表示対象イメ
ージ４のうち表示ウィンドウに表示される部分を示す。

表示ウィンドウ１には、メモリ上の表示対象イメージ４
の一部分５が表示され、この部分５のメモリ上の表示対
象イメージ４中での位置および大きさは、スクロールバ
ー２中でのスクロールサム３の位置および大きさによっ
て示される。

システム操作者はマウス操作によりスクロースサム３を
スクロールバー２上で移動させることによって、メモリ
上の表示対象イメージ４の任意の部分５の表示ウィンド
ウ１に表示させることができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記のような従来のスクロールバーでは、いったんスク
ロール操作によりスクロールサム３がスクロールパー２
上で移動すると、スクロール前のスクロールサム３のス
クロールパー２上での位置や表示ウィンドウ１の表示内
容に関する情報をシステムから得ることはできない。

したがって、システム操作者が第６図（ａ）の表示ウィ
ンドウ１の表示内容と第６図（ｂ）の表示ウィンドウ１
の表示内容を比較するために、二つの表示内容を交互に
表示する必要が生じたような場合、システム操作者は、
第６図（ａ）および第６図（ｂ）のスクロールサム３の
スクロールパー２上の位置や表示内容の一部を記憶し、
これを手掛かりとしてスクロール操作により所望の表示
を得る必要があり、不便であるという問題がある。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するために、本発明スクロール制御方式
は、情報を表示する表示手段と、該表示手段上の表示内
容をスクロールさせるために、現在の表示内容の全画像
情報中の位置を表すスクロールサムをスクロールバー上
に表示する第１の表示制御手段と、前記スクロールサム
の移動に応じて、表示内容をスクロールさせるスクロー
ル手段と、指定されたスクロールサムの位置を記憶する
記憶手段と、該記憶手段に記憶されたスクロールサムの
位置を現在の表示内容に対応するスクロールサムと区別
可能に表示するように制御する第２の表示制御手段と、
前記記憶手段に記憶されたスクロールサムに対応する表
示内容を表示するように指示する指示手段んと、該指示
手段の指示を受けて、表示内容をスクロールするように
制御するスクロール制御手段とを設ける。

前記記憶装置の記憶内容の書込み、読みだし操作および
記憶内容に対応するスクロールパー２上の位置にマーク
を表示するためのマーク処理機能および前記マーク処理
機能に関わるマウス操作を通常のスクロール操作に関わ
るマウス操作と区別するための判定機能を設けることに
より、スクロールパー２上のスクロールサム３の任意の
位置ｔ−ｉ数個マークし、これらのマーク間の移動を速
やかに行うことを可能にしたものである。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の実施例の機能構成を示す図であり、
０はデイスプレィ、■は表示ウィンドウ、２はスクロー
ルバー、３はスクロールサム、４はメモリ上の表示対象
イメージ、５はメモリ上の表示対象イメージ４のうち表
示ウィンドウ１に表示されている部分、６はタイトルバ
ー、７はマーク゛　　　ホタン、８はマウス操作判定部
、９はマーク位置メモリ、１０はマーク処理部、１１は
スクロール処理部、１２はマウスを表している。

マウス操作判定部８は、先ず、システム操作者によりな
されたマウス操作がスクロールバー２内またはマークボ
タン７上でのマウスボタンクリックであるか否かを判定
する。そして、当該操作が前記のどちらかの操作である
場合には、当該操作がマークの設定または解除（マーク
ボタン７上でのマウスボタンクリック）、マーク位置へ
のスクロール（マーク上でのマウスボタンクリック）、
通常のスクロール（マーク上以外でのマウスボタンクリ
ック）のいずれであるかを判定する機能を持つ。

マーク位置メモリ９は、表示されたマークに対応するス
クロールパー２上の位置情報を保存する。

マーク処理部１０は、マークの設定、解除操作において
はスクロールパー２上へのマークの表示、消去および前
記マーク位置メモリ９への書込み、読みだしを行い、マ
ーク位置へのスクロール操作においては、システム操作
者の操作により指定されるマークに対応するスクロール
パー２上の位置座標を、前記マーク位置メモリ９より得
る機能を持つ。

スクロール処理部１１は、スクロールボックスをシステ
ム操作者のマウス操作により指定される位置に移動し、
表示ウィンドウ１の表示内容を、前記マーク処理部１０
で得られたマーク位置に対応するスクロールパー２上の
位置座標、または通常のスクロール操作によって指定さ
れるスクロールパー２上のスクロールサム３の位置座標
に対応するメモリ上の表示対象イメージ４中の部分５に
変更する機能を持つ。

第２図は、本発明１実施例の動作を説明する図であり、
第３図は、本発明のスクロールバーの処理のフローチャ
ートを示す。

第２図（ａ）の状態で、マークボタン７上でマウスボタ
ンをクリックすると、マウス操作判定部８により、マウ
ス操作の解釈がなされる（ステップＳ１、Ｓ２、Ｓ４）
。

この操作はマーク設定操作であるので、マーク処理部１
０によりマーク位置メモリ９にスクロールパー２上のス
クロールサム３の位置情報が書込まれ（ステップＳ６）
、同時に第２図（ｂ）のようにスクロールパー２上のス
クロールサム３の位置にマークが表示される。図に示す
ようにマークには設定された順番を示す番号が付けられ
、複数組のマークを設定できる。

次に、マウス操作により、第２図（Ｃ）のようにスクロ
ールサム３を移動させた後、スクロールパー２上のマー
クの上でマウスボタンを押すと、まず、この操作は、マ
ウス操作判定部８により、マーク位置へのスクロール操
作であると解釈される。（ステップＳｌ、３２、Ｓ４）
。つぎにマーク処理部８がマーク位置メモリ７から前記
マークに対応するスクロールパー２上の位置情報を得る
（ステップＳ５）。そしてこの位置情報を用いて、スク
ロール処理部１１が第３図（ｂ）のごとくスクロールサ
ム３を対応するスクロールパー２上の位置に移動させ、
表示ウィンドウ１の表示内容を変更する（ステップＳ７
）。

以上の処理により、スクロールパー２上のスクロールサ
ム３の位置および表示ウィンドウ１の表示内容が第２図
（ａ）の状態に復帰する。

〔他の実施例〕

第４図は本発明の他の実施例の機能構成を示しキーボー
ド１３を有する点以外は、第１図と同じである。キーボ
ード１３はコントロールキーおよびシフトキーを具えて
いる。

本実施例ではマウス操作判定部８は、先ず、システム操
作者によりなされたマウス操作がスクロールパー２内で
のマウスボタンリックであるか否かを判定する。そして
当該操作が前記のどちらかの操作である場合には、当該
操作がマークの設定または解除（コントロールキー＋マ
ウスボタンクリック）、マーク位置へのスクロール（シ
フトキー＋マウスボタンクリック）、通常のスクロール
（マウスボタンクリックのみ）のいずれであるかを判定
する機能を持つ。その他の処理は前記実施例と同じであ
る。

第５図は本発明の他の実施例の動作説明書である。第５
図（ａ）〜（Ｃ）は第２図（ａ）〜（Ｃ）と同じである
。

ここでマウス操作により第５図（Ｃ）のようにスクロー
ルパー２上でスクロールサム３を移動させた後、マーク
設定操作を行うと第５図（ｄ）の状態になる。

次に、第５図（ｄ）の状態でキーボード１３上のシフト
キーを押したままマウスボタンをクリックすると、まず
、この操作はマウス操作判定部８によりマーク位置への
スクロール操作であると解釈される。つぎにマーク処理
機能１０によりマーク位置メモリ９からマークに対応す
るメモリ上の表示対象イメージ４の部分５の位置情報が
読みだされる。このとき、現在のスクロールパー２上の
ふたつのスクロールサム３の位置が何れももマークされ
た位置の場合は、そのマークの番号より一つ大きい番号
を持つマークに対応する位置情報が、そうでない場合は
、最も小さな番号を持つマークに対応する位置情報が読
みだされる。そして、この位置情報を用いてスクロール
処理部１１が、表示ウィンドウ１の表示内容を変更し、
スクロールサム３をスクロールバー２上の対応する位置
へ移動させる。

以上の処理により、スクロールパー２上のスクロールサ
ム３の位置および表示ウィンドウ１の表示内容が第５図
（ｂ）の状態になる。

また、スクロールサム３の位置および表示ウィンドウ１
の表示内容が第５図（ｂ）の状態に変化した後、前記の
操作を繰り返すとスクロールサム３の位置および表示ウ
ィンドウ１の表示内容が第５図（ｄ）の状態になる。

マークが３つ以上の場合には、同様な操作を繰り返すこ
とによって、マークの番号の順番に状態が変化していく
。

〔発明の効果〕

本発明のスクロールバーを用いることによって、ウィン
ドウスクロール操作においてメモリ上の表示対象イメー
ジ４中の複数の部分を簡単なマウス操作で交互に表示す
ることが可能になる。

また、マークした位置がスクロールバー上に表示される
ので、複数のマーク間やマークと現在位置間の位置関係
の把握が容易になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の機能構成図、第２図は実施
例の動作を説明する図、 第３図はスクロールバーの処理のフローチャート、 第４図　は他の実施例の機能構成をする図、第５図は他
の実施例の動作を説明する図、第６図は従来例の動作を
説明する図である。 ０・・・デイスプレィ ト・・表示ウィンドウ ２・・スクロールバー ３・・・スクロールサム ４・・・メモリ上の表示対象イメージ ５・・・メモリ上の表示対象イメージ４のうち表示ウィ
ンドウ１に表示される部分 ６・・・タイトルバー ７・・・マークボタン ８・・・マウス操作判定部 ９・・・マーク位置メモリ １０・・・マーク処理部 １１・・・スクロール処理部 １２・・・マウス ］３・・・キーボード （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 情報を表示する表示手段と、 該表示手段上の表示内容をスクロールさせるために、現
   在の表示内容の全画像情報中の位置を表すスクロールサ
   ムをスクロールバー上に表示する第１の表示制御手段と
   、 前記スクロールサムの移動に応じて、表示内容をスクロ
   ールさせるスクロール手段と、 指定されたスクロールサムの位置を記憶する記憶手段と
   、 該記憶手段に記憶されたスクロールサムの位置を現在の
   表示内容に対応するスクロールサムと区別可能に表示す
   るように制御する第２の表示制御手段と、 前記記憶手段に記憶されたスクロールサムに対応する表
   示内容を表示するように指示する指示手段と、 該指示手段の指示を受けて、表示内容をスクロールする
   ように制御するスクロール制御手段と、を設けたことを
   特徴とするスクロール制御方式。