JPH04166301A - 改良木質繊維板及びその製造方法 - Google Patents

改良木質繊維板及びその製造方法

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JPH04166301A JP29327490A JP29327490A JPH04166301A JP H04166301 A JPH04166301 A JP H04166301A JP 29327490 A JP29327490 A JP 29327490A JP 29327490 A JP29327490 A JP 29327490A JP H04166301 A JPH04166301 A JP H04166301A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1寸法安定性能に優れた改良木質繊維板及びそ
の製造方法に関する。
[従来技術およびその課題] 従来、各種の針葉樹材又は広葉樹材をチップにした後解
繊して得られる木質繊維を、圧締成型することにより製
造される木質繊維板は公知である。
しかし、木質繊維中への水分の吸湿および乾燥に伴って
膨張又は収縮するために木質繊維板の寸法安定性に欠け
、その影響により反りや割れが生じ。
またこの水分の浸透に伴って腐敗菌が入り込むため、板
の内部から腐食が生じる等の問題を有していた。
このような問題点を解決するため、従来の木材および解
繊して得られる木質繊維を改質する方法として、本繊維
マットに、無水酢酸を被覆し、密封空間において加熱す
ることにより木繊維マットをアセチル化し、副生物の酢
酸および残留無水酢酸を除去してなるアセチル化木質繊
維マットを製造し、このマットを加熱圧縮することによ
り熱可塑性ハードボードを製造する方法(公表特許昭5
7−501915号公報参照)は公知である。
この方法は、従来の気相法に変えて密封空間内という特
別な設備内で加熱反応させることにより、木質繊維のア
セチル化率を12%以上に上げ、水分の吸収に伴うハー
ドボードの膨張を防止する効果を向上させている。しか
し、アセチル化反応に特別な密封空間が8粟である点、
アセチル化処理したマットを接着剤を用いず、単に加熱
圧締することによりハードボードを得ているため、加熱
圧締する際の、温度、圧力および時間のコントロールが
煩雑である点、また出来上がったハードボードは、無処
理のハードボードに比べ耐水性は向上したものの、長期
間の浸水に対する耐水性においては十分満足できるもの
ではない等の問題点を有していた。
[問題点を解決するための手段〕 このような現状に鑑み、本発明者は、水分の吸収・放出
に対する寸法安定性に優れた木質繊維板を工業的に製造
する方法を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成するに至った。
すなわち本発明は、 1) 木質繊維中の水酸基を、アセチル化反応によりア
セチル化率5〜10%まで反応させた木質繊維に、耐水
性サイジング剤を0.5〜5重量%添加し接着剤を介し
て成型された改良木質繊維板。
2) 木質繊維に酢酸無水物溶液を含浸させた後、気相
中で加熱反応させることにより、木質繊維中の水酸基を
アセチル化率5〜10%まで反応させると共に、木質繊
維に対し0.5〜5重量%の耐水性サイジング剤を添加
混合し、さらに、接着剤を添加し風送した後、フォーミ
ングを行い、熱圧成型してなる改良木質繊維板の製造方
法。
である。
本発明の改良木質繊維板は、5〜10%と低いアセチル
化率の木質繊維に耐水性サイジング剤が0.5〜5重量
%、好ましくは2〜5重量%添加されたものを常法に従
い熱圧成型した木質繊維板であり、木質繊維中の水酸基
がアセチル基に置換されることにより水分子と結合しに
くくなる効果を有するものの、アセチル化率が5〜10
%という範囲はまだ十分に効果を示す転化率ではない。
しかしこのアセチル化処理木質繊維板に耐水性サイジン
グ剤を添加することにより耐水性サイジング剤の有する
水を弾く効果とが相まって水分の影響に対する寸法安定
性に優れた性質を有するものである。さらに、サイジン
グ剤の添加量として、一般には、サイジング剤が木質繊
維表面に付着することにより滑りが生じ曲げ強度が低下
するため、最大でも2重量%程度しか添加することがで
きなかった。しかし、本願発明のアセチル化処理された
木質繊維は親油性に近づくため、耐水性サイジング剤が
浸透しやすく、5重量%添加しても、木質繊維の表面へ
の付着に留まらず内部へ浸透するためサイジング剤量が
過剰とならず耐水性が向上し、しかも木質繊維間の滑り
により発生する繊維板の強度低下を発現させることもな
く、優れた強度及び寸法安定性を有する改良木質繊維板
である。
次にその製造方法について説明する。
本発明において用いる木質繊維としては1例えば、松、
杉、桧等の針葉樹材または、ラワン、カポール、栗、ポ
プラ等の広葉樹材をチップにした後、常法に従い解繊し
、含水率20%以下好ましくは10%以下に乾燥した木
質繊維を用いることができる。これら繊維は長さ1〜3
0mm、太さ直径2〜300μ程度のものが大半を占め
る。この木質繊維は、導管及び仮導管または細胞が束に
なったような形をしており、繊維外周部の細胞壁は引き
裂かれたり、割れ目を生じたりしているものが多い。
前記木質繊維を、無触媒下で又は触媒として例えば酢酸
ナトリウムや酢酸カリウム等の酢酸金属塩水溶液を含浸
させ、乾燥させた後、無水酢酸。
無水クロル酢酸等の酢酸無水物反応液槽中に浸漬する6
次いで、酢酸無水物を含浸した木質繊維を反応液槽から
取りだし、又は反応槽から酢酸無水物を排出することに
より木質繊維に対し約50〜80重量%の酢酸無水物を
含浸させる。この木質繊維に酢酸無水物を含浸させる方
法としては、反応液槽中に浸漬するほかに、木質繊維に
酢酸無水物を噴霧等により添加含浸させることもできる
次いで酢酸無水物を含浸させた木質繊維を、別の反応器
中で70〜150℃で数分ないし数時間加熱し、副生物
の酢酸を除去しながら反応させることにより木質繊維中
の水酸基をアセチル基と置換したアセチル化繊維を得る
ことができる。このアセチル化反応が終了した木質繊維
を、水洗することにより副生じた酢酸及び未反応の無水
酢酸を除去した後、乾燥させる。この際アセチル化に伴
うアセチル化率(重量増加率)は、約5〜10%である
このアセチル化処理木質繊維を、混合機(ブレンダー)
に投入し、耐水性サイジング剤を添加する。この除用い
る耐水性サイジング剤としては。
パラフィン、ワックス、ロジン、クマロン・ロジンサイ
ズ等を用いることができる。この添加量は、木質繊維に
対して0,5〜5重量%好ましくは2〜5重景重量範囲
で添加する。この耐水性サイジング剤を添加することに
より、木質繊維のアセチル化率が5〜10%と低いもの
であっても、耐水性サイジング剤の耐水性効果との相乗
効果により吸水及び放湿による木質繊維板の寸法安定性
が向上される。さらに、アセチル化処理された木質繊維
は親油性に近づくため、耐水性サイジング剤を添加した
際、表面に付着するだけでなく、木質繊維層内に浸透す
るため、耐水性サイジング剤の添加量を5%と多く添加
しても、過剰に表面に付着した耐水性サイジング剤に起
因する木質繊維同志の滑りが発生することがなく強度低
下することがない。
次いで、接着剤を添加する。接着剤としては、尿素樹脂
系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、メラミン樹脂系接
着剤、エポキシ樹脂系接着剤、インシアネート、酢酸ビ
ニル樹脂系接着剤あるいはそれらの変性樹脂等の合成樹
脂接着剤が好適に用いられる。この際の接着剤の添加量
は、木質繊維に対して10〜15重景%、重量樹脂率は
30〜60%であって概して低樹脂率の方が木質繊維に
対して均一に混入できる。
接着剤を付着された木質繊維を、ダクトにより風送する
。この際の風送は必要に応じ熱風により行いその速度は
約15〜20m/秒であるが、木質繊維の比重、送り量
、前後の工程の処理能力などによって広範囲に調整され
るものである。
この風送後の木質繊維は6〜8%水分量である。
風送された木質繊維は通常の方法でフォーミングされ、
一定厚さの繊維マットとされた後、ホットプレスにより
熱圧成型されアセチル化された改良木質繊維板が得られ
る。
[効果] 本発明の改良木質繊維板は、アセチル化処理により木質
繊維中の水酸基をアセチル基で置換し、水分との接触に
よる木質繊維の膨張を防止しようとするものであるが、
アセチル化率が5〜10%と低いものでは、木質繊維の
膨張を防止する効果は不十分であるため、さらに木質繊
維に耐水性サイジング剤を添加することにより耐水性サ
イジング剤の有する水を弾く効果と併せて、水分の影響
に対する寸法安定性に優れた性質を生じさせるものであ
る。さらに、アセチル化処理された木質繊維は親油性に
近づくため、耐水性サイジング剤が浸透しやすくなり、
5重量%もの耐水性サイジン・グ剤を添加しても、木質
繊維の表面へ付着するに留まらず内部へも浸透するため
、サイジング重量が過剰になることもない。このため木
質繊維間の滑りに起因する繊維板の強度低下が生ずるこ
ともない。したがって得られる木質繊維板の強度を低下
させることなく耐水性サイジング剤の添加量を増加させ
ることができ耐水性を向上させることができ、総合的に
水分の影響に対する寸法安定性に優れた性質を生しさせ
るものである。
また、本発明の製造方法は、木質繊維に無水酢酸を含浸
させた後、気相中で加熱反応させるため、従来、大過剰
の無水酢酸溶液中に木質材を浸漬した状態で、溶液全体
を加熱させる方法と比へ、使用する無水酢酸量が非常に
少量ですみ、反応終了後の無水酢酸の回収も不要である
。さらに、反応は特に密封空間等の特別な施設を必要と
せず、アセチル化率も5〜10%と低いため、木質繊維
中のヘミセルロース及びリグニン等の構造を破壊するこ
ともない。さらにアセチル化処理により木質繊維が親油
性を有するため、木質繊維板の強度に悪影響を与えるこ
となく、容易に耐水性サイジング剤を5重量%まで添加
することができるものである。
[実施例コ 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 ラジアータパインのチップを160℃、7kg/cm”
で3分間煮沸し、デフアイブレーター式リファイナーで
解繊した後、乾燥した木繊維を、液体無水酢酸反応液槽
に2分間浸漬し、反応液層から取りだし、過剰の無水酢
酸を木繊維から5分間排出した。
この本繊維を120℃で副生物の酢酸を排出しながら1
時間加熱反応させアセチル化を行った。
反応終了後、水洗し乾燥した。アセチル化率は重量増加
率で7.8%であった。
得られたアセチル化処理木質繊維を混合機内において、
木質繊維に対し4.5重量%のワックスをスプレーによ
り添加混合した6次いで、別の混合機内において、木質
繊維に対し10重量%のフェノール樹脂接着剤を添加混
合した。
これをダクト中に投入し風送し、フォーミング装置にて
スクリーンコンベアー上に落下堆積させ木質繊維マット
を形成した。
この木質繊維マットを所定寸法に切断した後、ホットプ
レスに投入して200℃にて2分間熱圧成型し改良木質
繊維板を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)木質繊維中の水酸基を、アセチル化反応によりアセ
    チル化率5〜10%まで反応させた木質繊維に、耐水性
    サイジング剤を0.5〜5重量%添加し接着剤を介して
    成型された改良木質繊維板。 2)木質繊維に酢酸無水物溶液を含浸させた後、気相中
    で加熱反応させることにより、木質繊維中の水酸基をア
    セチル化率5〜10%まで反応させると共に、木質繊維
    に対し0.5〜5重量%の耐水性サイジング剤を添加混
    合し、さらに、接着剤を添加し風送した後、フォーミン
    グを行い、熱圧成型してなる 改良木質繊維板の製造方法。
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