JPH0416619A - 縁切り装置及び把持装置並びにそれを用いた縁切り方法及び杭引抜方法 - Google Patents
縁切り装置及び把持装置並びにそれを用いた縁切り方法及び杭引抜方法Info
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- JPH0416619A JPH0416619A JP12097290A JP12097290A JPH0416619A JP H0416619 A JPH0416619 A JP H0416619A JP 12097290 A JP12097290 A JP 12097290A JP 12097290 A JP12097290 A JP 12097290A JP H0416619 A JPH0416619 A JP H0416619A
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、地盤中に構築した既設杭を引き抜く場合に用
いる縁切り装置及び把持装置並ひにそれを用いた縁切り
方法及び抗引抜方法に関する。
いる縁切り装置及び把持装置並ひにそれを用いた縁切り
方法及び抗引抜方法に関する。
[従来の技術]
建築構造物解体後に新たな建築構造物を構築することか
ある。斯かる場合においては建築構造物の基礎を構築す
るため既設杭を引き抜くことかある。係る方法としては
既設杭より大径の鋼管を既設杭に遊嵌し、当該鋼管を打
込手段(バイブロノーンマーや油圧ジヤツキ等)を用い
て地盤中に打ち込むことにより縁切りした後、把持装置
により前記既設杭を把持し引抜手段(バイブロノーンマ
ーや油圧ジヤツキ等)を用い、さらにはウォータージェ
ットを用いて、前記把持装置とともに既設杭を弓き抜く
方法が提供実施されている。
ある。斯かる場合においては建築構造物の基礎を構築す
るため既設杭を引き抜くことかある。係る方法としては
既設杭より大径の鋼管を既設杭に遊嵌し、当該鋼管を打
込手段(バイブロノーンマーや油圧ジヤツキ等)を用い
て地盤中に打ち込むことにより縁切りした後、把持装置
により前記既設杭を把持し引抜手段(バイブロノーンマ
ーや油圧ジヤツキ等)を用い、さらにはウォータージェ
ットを用いて、前記把持装置とともに既設杭を弓き抜く
方法が提供実施されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記方法においては以下に掲げる問題点
があった。
があった。
上記鋼管は前記既設杭の径より大きな径であり、かつ既
設杭と長さが同しであったため、前記既設杭の径が大き
い場合においては大きな重機(打設装置及び引抜装置)
を有するという問題点があった。
設杭と長さが同しであったため、前記既設杭の径が大き
い場合においては大きな重機(打設装置及び引抜装置)
を有するという問題点があった。
また、従来の方法においては、既設杭の頭部を把持する
必要があるため、既設杭か途中で引きちぎれた場合(実
際の施工現場においてはよくある)、地盤中に存する既
設杭の新たな頭部を探し、当該頭部が存する位置まで地
盤を掘削して、把持しなければならいという問題点があ
った。
必要があるため、既設杭か途中で引きちぎれた場合(実
際の施工現場においてはよくある)、地盤中に存する既
設杭の新たな頭部を探し、当該頭部が存する位置まで地
盤を掘削して、把持しなければならいという問題点があ
った。
本発明は、斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、
その課題とするところは、従来技術に比べて小型の重機
により既設杭を引き抜くことができ、かつ既設杭が引き
ちぎれた場合においても地盤中に存する既設杭を容易に
引き抜くことができる縁切り装置及び把持装置並びにそ
れを用いた縁切り方法及び引抜方法を提供する点にある
。
その課題とするところは、従来技術に比べて小型の重機
により既設杭を引き抜くことができ、かつ既設杭が引き
ちぎれた場合においても地盤中に存する既設杭を容易に
引き抜くことができる縁切り装置及び把持装置並びにそ
れを用いた縁切り方法及び引抜方法を提供する点にある
。
[課題を解決するための手段]
請求項1記載の要旨は、既設杭に遊嵌することにより既
設杭と当該既設杭側面に接する地盤とを縁切りするため
の縁切り装置であって、横断面が略環状又はC字状をな
すととももに、軸方回長さが既設杭の軸方向長さに比べ
て短い筒状をなし既設杭に遊嵌する基体と、当該基体に
一端を固定した支持ステーと、開口部を前記基体の打ち
込み方向に向けて当該基体に取り付けた水導管とを備え
たことを特徴とした縁切り装置に存する。
設杭と当該既設杭側面に接する地盤とを縁切りするため
の縁切り装置であって、横断面が略環状又はC字状をな
すととももに、軸方回長さが既設杭の軸方向長さに比べ
て短い筒状をなし既設杭に遊嵌する基体と、当該基体に
一端を固定した支持ステーと、開口部を前記基体の打ち
込み方向に向けて当該基体に取り付けた水導管とを備え
たことを特徴とした縁切り装置に存する。
請求項2記載の要旨は、地盤と縁切りした既設杭を引き
抜く際に当該既設杭を把持する把持装置であって、横断
面が略環状又はC字状をなすととももに、軸方向長さが
既設杭の軸方向長さに比べて短い筒状をなし既設杭に遊
嵌する本体と、当該本体に一端を固定した引抜体と、前
記本体を既設杭に固定する固定手段とを備えたことを特
徴とした把持装置に存する。
抜く際に当該既設杭を把持する把持装置であって、横断
面が略環状又はC字状をなすととももに、軸方向長さが
既設杭の軸方向長さに比べて短い筒状をなし既設杭に遊
嵌する本体と、当該本体に一端を固定した引抜体と、前
記本体を既設杭に固定する固定手段とを備えたことを特
徴とした把持装置に存する。
請求項3記載の要旨は、前記基体を既設杭に遊嵌し、前
記開口部から水を噴出しつつ打込手段を用いて前記基体
を地盤に打ち込むことにより、前記既設杭と前記既設杭
の側面に接する地盤とを縁切りする請求項1記載の縁切
り装置を用いた縁切り方法に存する。
記開口部から水を噴出しつつ打込手段を用いて前記基体
を地盤に打ち込むことにより、前記既設杭と前記既設杭
の側面に接する地盤とを縁切りする請求項1記載の縁切
り装置を用いた縁切り方法に存する。
請求項4記載の発明の要旨は、前記本体を縁切りした既
設杭に遊嵌し、前記固定手段により当該既設杭の側面を
把持した後、引抜手段により前記既設杭を引き抜く請求
項2記載の把持装置を用いた杭引抜方法に存する。
設杭に遊嵌し、前記固定手段により当該既設杭の側面を
把持した後、引抜手段により前記既設杭を引き抜く請求
項2記載の把持装置を用いた杭引抜方法に存する。
[作用]
基体は軸方向長さが既設杭の軸方向長さに比べて短いの
で、地盤内における基体側面に生じる周面摩擦抵抗が軽
減し、また縁切り装置自体の重量を低減する。したがっ
て、請求項1及び請求項3記載の発明は、縁切り装置の
打ち込み及び引き抜きに際して従来技術に比べて小型の
重機を用いることを可能とする。
で、地盤内における基体側面に生じる周面摩擦抵抗が軽
減し、また縁切り装置自体の重量を低減する。したがっ
て、請求項1及び請求項3記載の発明は、縁切り装置の
打ち込み及び引き抜きに際して従来技術に比べて小型の
重機を用いることを可能とする。
前記把持装置は既設杭側面を把持する。したがって例え
既設杭が引きちぎれた場合においても、弓き抜きを行う
のに好適な既設杭の側面を把持することができる。その
結果、請求項2及び請求項4記載の発明は、既設杭が途
中で引きちぎれた場合における既設杭の引き抜きを従来
技術に比べて容易にする。
既設杭が引きちぎれた場合においても、弓き抜きを行う
のに好適な既設杭の側面を把持することができる。その
結果、請求項2及び請求項4記載の発明は、既設杭が途
中で引きちぎれた場合における既設杭の引き抜きを従来
技術に比べて容易にする。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。たたし、本実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な
記載かないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
明する。たたし、本実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な
記載かないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
まず、本実施例に係る縁切り装置を構成について第1図
乃至第4図を用いて説明する。
乃至第4図を用いて説明する。
当該縁切り装置10は、第1図に示すように既設杭Pに
遊嵌するジェットケーシング11 (基体)と、当該ジ
ェットケーシング11を支持してなる支持ステー12と
、ウォーターバイブ(水導管)14とを備えたものであ
る。
遊嵌するジェットケーシング11 (基体)と、当該ジ
ェットケーシング11を支持してなる支持ステー12と
、ウォーターバイブ(水導管)14とを備えたものであ
る。
ジェットケーシング】1は、第2図に示すように横断面
が略C字状であって、軸方向長さは既設杭Pの軸方向長
さに比べて短い筒状体である。ジェットケーシング11
の、Cの字の両端部に相当する部分には支持ステー12
の端縁部を接合してなり、ジェットケーシング11は、
支持ステー12(後記する下ステー12Cの端部と相ま
って、全体として横断面が略環状をなしている。なお、
ジェットケーシング11の軸方向長さは、縁切りを行う
際にジェットケーシング21の側面に生じる周面摩擦抵
抗を軽減するためには短いほうか好ましい。また、ジェ
ットケーシング11の内径は引き抜こうとする既設杭P
に遊嵌可能な大きさである。
が略C字状であって、軸方向長さは既設杭Pの軸方向長
さに比べて短い筒状体である。ジェットケーシング11
の、Cの字の両端部に相当する部分には支持ステー12
の端縁部を接合してなり、ジェットケーシング11は、
支持ステー12(後記する下ステー12Cの端部と相ま
って、全体として横断面が略環状をなしている。なお、
ジェットケーシング11の軸方向長さは、縁切りを行う
際にジェットケーシング21の側面に生じる周面摩擦抵
抗を軽減するためには短いほうか好ましい。また、ジェ
ットケーシング11の内径は引き抜こうとする既設杭P
に遊嵌可能な大きさである。
支持ステー12は、第3図に示すように上ステー12a
と、中ステー12bと、下ステー12Cとからなり、各
ステー12a、12b、12cは横断面視において角部
が鈍角な略コの字状の鋼矢板である。さらに本実施例お
いては6本の補強鉄筋13を支持ステー12の長手方向
に沿設している。なお、上ステー12aと中ステー12
b、及び中ステー12bと下ステー12Cとはボルト継
手により接続してなる。
と、中ステー12bと、下ステー12Cとからなり、各
ステー12a、12b、12cは横断面視において角部
が鈍角な略コの字状の鋼矢板である。さらに本実施例お
いては6本の補強鉄筋13を支持ステー12の長手方向
に沿設している。なお、上ステー12aと中ステー12
b、及び中ステー12bと下ステー12Cとはボルト継
手により接続してなる。
ウォーターバイブ14は、3本の高圧ホース14aから
なり、打ち込む際に地上側に位置することとなる端部か
らジェットケーシングll付近まで支持ステー12に沿
設してなる3本の高圧バイブ15に各1本づつ内設した
ものである。3本の高圧ホース14aは一端に噴出口1
4b(開口部)を有し、他端は高圧ポンプ(図示路)に
接続してなるものである。各噴出口14bのうち一つは
支持ステー12の端部に、他の二つは前記ジェットケー
シング11に、それぞれ縁切り装置lOの打ち込み方向
に向けて取り付けたものである。高圧バイブ15は溶接
することにより支持ステー12に沿設してなるものであ
る。なお、上ステー12aと中ステー+2b、及び中ス
テー12bと下ステー12Cとの接続部分に位置する部
分、及び噴出口14b付近においては、スプリング付き
高圧ホース14Cを用いており、当該スプリング付き高
圧ホース14Cと高圧ホース14aとはホースニップル
(図示路)により接合したものである。
なり、打ち込む際に地上側に位置することとなる端部か
らジェットケーシングll付近まで支持ステー12に沿
設してなる3本の高圧バイブ15に各1本づつ内設した
ものである。3本の高圧ホース14aは一端に噴出口1
4b(開口部)を有し、他端は高圧ポンプ(図示路)に
接続してなるものである。各噴出口14bのうち一つは
支持ステー12の端部に、他の二つは前記ジェットケー
シング11に、それぞれ縁切り装置lOの打ち込み方向
に向けて取り付けたものである。高圧バイブ15は溶接
することにより支持ステー12に沿設してなるものであ
る。なお、上ステー12aと中ステー+2b、及び中ス
テー12bと下ステー12Cとの接続部分に位置する部
分、及び噴出口14b付近においては、スプリング付き
高圧ホース14Cを用いており、当該スプリング付き高
圧ホース14Cと高圧ホース14aとはホースニップル
(図示路)により接合したものである。
次に、本実施例に係る把持装置20の構成について第5
図乃至第8図を用いて説明する。
図乃至第8図を用いて説明する。
当該把持装置20は、第5図及び第6図に示すように、
前記縁切り装置10により地盤Gと縁切りした既設杭P
を引き抜く際に当該既設杭Pを把持する把持装置20で
あって、既設杭Pに遊嵌する油圧ケーシング21と、当
該油圧ケーシング21を支持してなる引抜体22と、油
圧ケーシング21を既設杭Pに固定する固定手段23と
からなるものである。
前記縁切り装置10により地盤Gと縁切りした既設杭P
を引き抜く際に当該既設杭Pを把持する把持装置20で
あって、既設杭Pに遊嵌する油圧ケーシング21と、当
該油圧ケーシング21を支持してなる引抜体22と、油
圧ケーシング21を既設杭Pに固定する固定手段23と
からなるものである。
油圧ケーシング21は、第5図乃至第7図に示すように
、横断面か略C字状であって、軸方向長さは既設杭Pの
軸方向長さに比べて短い筒状体である。油圧ケーシング
21の、Cの字の端部に相当する部分には、引抜体22
の端縁部を接合し、油圧ケーシング21は引抜体22と
とももに横断面が略環状をなしている。さらに本実施例
におしては油圧ケーシング21の前記押圧部材’ 23
dを設けている面に対抗する内側面に、蘭擦板21a
を取り付けている。当該堂擦板21aは表面にローレッ
トを形成してなるものである。また、軸方向を油圧ケー
シング21の軸方向に沿うように摩擦板21aを挟んで
横断面視における両側にズレ化21bを取り付けている
。当該ズレ化21bは前記油圧ケーシング21の一端か
ら他端にまて至る軽二等辺山形鋼である。
、横断面か略C字状であって、軸方向長さは既設杭Pの
軸方向長さに比べて短い筒状体である。油圧ケーシング
21の、Cの字の端部に相当する部分には、引抜体22
の端縁部を接合し、油圧ケーシング21は引抜体22と
とももに横断面が略環状をなしている。さらに本実施例
におしては油圧ケーシング21の前記押圧部材’ 23
dを設けている面に対抗する内側面に、蘭擦板21a
を取り付けている。当該堂擦板21aは表面にローレッ
トを形成してなるものである。また、軸方向を油圧ケー
シング21の軸方向に沿うように摩擦板21aを挟んで
横断面視における両側にズレ化21bを取り付けている
。当該ズレ化21bは前記油圧ケーシング21の一端か
ら他端にまて至る軽二等辺山形鋼である。
引抜体22は第8図に示すように横断面視において角部
が鈍角な略コの字状の鋼矢板である。
が鈍角な略コの字状の鋼矢板である。
固定手段23は、第5図乃至第7図に示すように、油圧
ケーシング21に取り付けた油圧/ヤノキ23aと、油
圧ジャ、キ23aに取り付けた押圧部材23dとを備え
たものである。油圧ジャノキ23aは、そのシリンダー
ボトムを取付部材23gにより引抜体22に取り付けた
ものである。
ケーシング21に取り付けた油圧/ヤノキ23aと、油
圧ジャ、キ23aに取り付けた押圧部材23dとを備え
たものである。油圧ジャノキ23aは、そのシリンダー
ボトムを取付部材23gにより引抜体22に取り付けた
ものである。
伸縮ロッド23bはリンク部材23cを介して押圧部材
23dに接合したものである。押圧部材23dの押圧面
2’3eには前記摩擦板23fを取り付けている。図中
23hは抑圧部材23dを油圧ケーシング21に固定し
た支持部材である。油圧ジヤツキ23aに送油する油圧
ホース24は、前記引抜体22に沿設したホースカバー
25に内設したものである。当該ホースカバー25は溶
接することにより引抜体22に沿設したものである。
23dに接合したものである。押圧部材23dの押圧面
2’3eには前記摩擦板23fを取り付けている。図中
23hは抑圧部材23dを油圧ケーシング21に固定し
た支持部材である。油圧ジヤツキ23aに送油する油圧
ホース24は、前記引抜体22に沿設したホースカバー
25に内設したものである。当該ホースカバー25は溶
接することにより引抜体22に沿設したものである。
次に、以上のように構成した縁切り装置10を用いた縁
切り方法、把持装置20を用いた杭引抜方法について第
9図及び第10図を用いて説明する。
切り方法、把持装置20を用いた杭引抜方法について第
9図及び第10図を用いて説明する。
■縁切り方法
まず、下ステー12Cをクローラクレーン30で吊下し
、既設杭Pに遊嵌し、下ステー12Cが自沈した後、第
9図に示すように上ステー128の地上側端部にバイブ
ロハンマー40を取す付ける。
、既設杭Pに遊嵌し、下ステー12Cが自沈した後、第
9図に示すように上ステー128の地上側端部にバイブ
ロハンマー40を取す付ける。
次いで、当該バイブロハンマー40を起振させるともに
噴出口14bから水を噴出させつつ下ステー12Cを地
盤Gに打ち込む。
噴出口14bから水を噴出させつつ下ステー12Cを地
盤Gに打ち込む。
次いで、中ステー12bを吊下し、下ステー120とボ
ルト接合し、高圧ホース14aの接合を、スプリング付
き高圧ホース14’C及びホースニップルを用いて行う
。
ルト接合し、高圧ホース14aの接合を、スプリング付
き高圧ホース14’C及びホースニップルを用いて行う
。
次いで、下ステー12Cと同様に中ステー12bを地盤
Gに打ち込む。
Gに打ち込む。
次いで、上記と同様に上ステー12aを中ステー12b
に接合後、上ステー12aを地盤Gに打ち込む。
に接合後、上ステー12aを地盤Gに打ち込む。
次いで、3本のつを一ターパイプ14のうちの1本をコ
ンプレッサー(図示路)圧縮装置に接続し、圧縮空気を
送り、前記噴出口14bから圧縮空気を噴出することに
より既設杭Pの全長にわたる周面摩擦抵抗の復元を防止
する。
ンプレッサー(図示路)圧縮装置に接続し、圧縮空気を
送り、前記噴出口14bから圧縮空気を噴出することに
より既設杭Pの全長にわたる周面摩擦抵抗の復元を防止
する。
最i ニ、バイブロハンマー40を上ステー12aの地
上側端部から取り外す。
上側端部から取り外す。
■杭引抜方法
縁切りをした既設杭Pを前記把持装置20を用いて引き
抜くには、 まず、クローラクレーン30により前記油圧ケーシング
21を吊゛り上げ、バイブロハンマー40を引抜体22
の地上側端部に固定した後、前記油圧ケーシング21を
前記既設杭Pに遊嵌する。
抜くには、 まず、クローラクレーン30により前記油圧ケーシング
21を吊゛り上げ、バイブロハンマー40を引抜体22
の地上側端部に固定した後、前記油圧ケーシング21を
前記既設杭Pに遊嵌する。
次いで、把持装置20が自沈した後、当該バイブロハン
マー40を起振させることにより、油圧ケー/ング21
の先端が既設杭Pの先端(最深部に位置する部分)から
地上側約15cmの部分まで打ち込む。
マー40を起振させることにより、油圧ケー/ング21
の先端が既設杭Pの先端(最深部に位置する部分)から
地上側約15cmの部分まで打ち込む。
次いで、前記油圧ジヤツキ23aに送油して伸縮ロッド
23bを伸長し、把持装置20により前記既設杭Pを把
持する。
23bを伸長し、把持装置20により前記既設杭Pを把
持する。
次いで、バイブロハンマー40の起振と停止を繰り返し
行いながらクローラクレーン30を巻き上げて把持が確
実に行われているか否かを確認する。
行いながらクローラクレーン30を巻き上げて把持が確
実に行われているか否かを確認する。
次いで、バイブロハンマー40を振動させつつ徐々にク
ローラクレーン30により既設杭Pを弓き抜く。
ローラクレーン30により既設杭Pを弓き抜く。
以上の工程により既設杭Pを引き抜くことができる。
なお、ジェットケーンング11の引き抜きは、既設杭P
の引き抜き後に行った。
の引き抜き後に行った。
次に、以上のように構成した縁切り装置lO及び把持装
置20並びにそれらを用いた縁切り方法及び杭引抜方法
の作用について説明する。
置20並びにそれらを用いた縁切り方法及び杭引抜方法
の作用について説明する。
ジjL ノドケーシング11は既設杭Pに遊嵌すること
ができる。
ができる。
補強鉄筋13は支持ステー12の剛性を高める。
引抜体22は引張力を油圧ケーシング21に伝達する。
固定手段23は、伸縮o ノド23bが伸長し、リンク
部材23cを介して押圧部材23dを既設杭Pに押圧す
ることにより油圧ケーシング21を既設杭Pに固定する
。
部材23cを介して押圧部材23dを既設杭Pに押圧す
ることにより油圧ケーシング21を既設杭Pに固定する
。
前記油圧シャツ牛23aに送油すると係る伸縮ロッド2
3bは伸長し、前記リンク部材23Cを介して、前記押
圧部材23dが油圧/リンダ−21内の既設杭Pを油圧
ケーシング21の内側面に押圧し、当該既設杭Pと油圧
ケーシング21とを固定する。
3bは伸長し、前記リンク部材23Cを介して、前記押
圧部材23dが油圧/リンダ−21内の既設杭Pを油圧
ケーシング21の内側面に押圧し、当該既設杭Pと油圧
ケーシング21とを固定する。
前記摩擦板21a、23fは、既設杭Pからジェットケ
ーシング11が抜けるのを防止する。
ーシング11が抜けるのを防止する。
前記ズレ化21bは、ジェットケーシング11の既設杭
Pに対する偏心を防止する。
Pに対する偏心を防止する。
前記ウォータージェット14は、前記噴出口14bから
水を噴出することにより縁切りを容易にする。
水を噴出することにより縁切りを容易にする。
次に、以上のようjこ構成した縁切り装置10及び把持
装置20並びにそれらを用いた縁切り方法及び杭引抜方
法の効果について説明する。
装置20並びにそれらを用いた縁切り方法及び杭引抜方
法の効果について説明する。
把持装置20は既設杭Pの側面を把持する。したがって
、例え既設杭Pか引きちぎれた場合においても、地盤G
中に存する既設杭Pの、引き抜きを行うのに好適な部分
を把持することができる。
、例え既設杭Pか引きちぎれた場合においても、地盤G
中に存する既設杭Pの、引き抜きを行うのに好適な部分
を把持することができる。
したがって、前記把持装置21は、既設杭Pか途中で引
きちぎれた場合における既設杭Pの引き抜きを従来技術
に比べて容易にする。
きちぎれた場合における既設杭Pの引き抜きを従来技術
に比べて容易にする。
ジェットケーシング11は軸方向長さが既設杭Pの軸方
向長さに比べて短いので、地盤G内におけるジェットケ
ーシング11の側面に生じる周面摩擦抵抗が軽減し、ま
た縁切り装置10自体の重量を低減する。したがって、
縁切り装置10の地盤Gへの打ち込み又は引き抜きに用
いるパイフロハンマー40及びクローラクレーン30は
従来技術に比べて小型のものを用いることができる。
向長さに比べて短いので、地盤G内におけるジェットケ
ーシング11の側面に生じる周面摩擦抵抗が軽減し、ま
た縁切り装置10自体の重量を低減する。したがって、
縁切り装置10の地盤Gへの打ち込み又は引き抜きに用
いるパイフロハンマー40及びクローラクレーン30は
従来技術に比べて小型のものを用いることができる。
なお、本実施例においては前記把持装置20を上記構成
としたが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく
、本発明においては第11図に示すようにガイド26を
設けることができる。斯かる把持装置20を用いた場合
においては、ちぎれた既設杭Pの引き抜きを上記実施例
に比へより一層容易に行うことができる。
としたが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく
、本発明においては第11図に示すようにガイド26を
設けることができる。斯かる把持装置20を用いた場合
においては、ちぎれた既設杭Pの引き抜きを上記実施例
に比へより一層容易に行うことができる。
また、前記ジェットケーシング11及び油圧ケーシング
21は、横断面が略C状に形成してなるか、本発明の範
囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明においては他
の形状、例えば、環状等、本発明を実施するうえて好適
な形状とすることができる。
21は、横断面が略C状に形成してなるか、本発明の範
囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明においては他
の形状、例えば、環状等、本発明を実施するうえて好適
な形状とすることができる。
また、前記縁切り装置10及び前記把持装置20並びに
前記縁切り方法及び前記杭引抜方法は、地上、水中を問
わず使用、実施することができる。
前記縁切り方法及び前記杭引抜方法は、地上、水中を問
わず使用、実施することができる。
また、打込手段、引抜手段としてクローラクレー:/3
0及びバイブロハンマー40を用いたが、本発明の範囲
をそれに限定する趣旨ではなく、例えば、打込手段とし
て油圧ジヤツキ等、また引抜手段としてその他の揚重機
等、本発明を実施するうえで好適なものを用いることが
できる。
0及びバイブロハンマー40を用いたが、本発明の範囲
をそれに限定する趣旨ではなく、例えば、打込手段とし
て油圧ジヤツキ等、また引抜手段としてその他の揚重機
等、本発明を実施するうえで好適なものを用いることが
できる。
[発明の効果]
本発明は、以上のように構成しているので、以下に記載
するような効果を奏する。
するような効果を奏する。
既設杭が引きちぎれた場合においても、当該既設杭の、
把持するのに好適な側面を把持することができるので、
本発明は既設杭が途中で引きちぎれた場合における当該
既設杭の引抜を従来技術に比べ容易にする。
把持するのに好適な側面を把持することができるので、
本発明は既設杭が途中で引きちぎれた場合における当該
既設杭の引抜を従来技術に比べ容易にする。
縁切り装置(基体側面)に生じる周面摩擦抵抗を軽減し
、また縁切り装置自体の重量を低減することがてきるの
て、既設杭の引き抜きに際して従来技術に比べて小型の
重機(打込装置、引抜装置等)を用いることができる。
、また縁切り装置自体の重量を低減することがてきるの
て、既設杭の引き抜きに際して従来技術に比べて小型の
重機(打込装置、引抜装置等)を用いることができる。
その結果、本発明によれば杭の引き抜きに要する経費、
労力を軽減し、施工期間を短縮することかできる。
労力を軽減し、施工期間を短縮することかできる。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は縁切り装置の側面図、第2図は第1図のA
−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は各ケーシング同士の接続部分の拡大図、第5図は把
持装置の正面図、第6図は把持装置の側面図、第7図は
第5図のC−C線断面図、第8図は第5図のD−D線断
面図、第9図及び第10図は工程図、第11図は本発明
の他の実施例を示す縁切り装置及び把持装置の横断面図
である。
り、第1図は縁切り装置の側面図、第2図は第1図のA
−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は各ケーシング同士の接続部分の拡大図、第5図は把
持装置の正面図、第6図は把持装置の側面図、第7図は
第5図のC−C線断面図、第8図は第5図のD−D線断
面図、第9図及び第10図は工程図、第11図は本発明
の他の実施例を示す縁切り装置及び把持装置の横断面図
である。
Claims (4)
- (1)既設杭に遊嵌することにより既設杭と当該既設杭
側面に接する地盤とを縁切りするための縁切り装置であ
って、横断面が略環状又はC字状をなすととももに、軸
方向長さが既設杭の軸方向長さに比べて短い筒状をなし
既設杭に遊嵌する基体と、当該基体に一端を固定した支
持ステーと、開口部を前記基体の打ち込み方向に向けて
当該基体に取り付けた水導管とを備えたことを特徴とし
た縁切り装置。 - (2)地盤と縁切りした既設杭を引き抜く際に当該既設
杭を把持する把持装置であって、横断面略環状又はC字
状をなすととももに、軸方向長さが既設杭の軸方向長さ
に比べて短い筒状をなし既設杭に遊嵌する本体と、当該
本体に一端を固定した引抜体と、前記本体を既設杭に固
定する固定手段とを備えたことを特徴とした把持装置。 - (3)前記基体を既設杭に遊嵌し、前記開口部から水を
噴出しつつ打込手段を用いて前記基体を地盤に打ち込む
ことにより、前記既設杭と前記既設杭の側面に接する地
盤とを縁切りする請求項1記載の縁切り装置を用いた縁
切り方法。 - (4)前記本体を縁切りした既設杭に遊嵌し、前記固定
手段により当該既設杭の側面を把持した後、引抜手段に
より前記既設杭を引き抜く請求項2記載の把持装置を用
いた杭引抜方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12097290A JPH0416619A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 縁切り装置及び把持装置並びにそれを用いた縁切り方法及び杭引抜方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12097290A JPH0416619A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 縁切り装置及び把持装置並びにそれを用いた縁切り方法及び杭引抜方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416619A true JPH0416619A (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=14799590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12097290A Pending JPH0416619A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 縁切り装置及び把持装置並びにそれを用いた縁切り方法及び杭引抜方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416619A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06240670A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-08-30 | Kajima Corp | 杭引抜き方法及び装置 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP12097290A patent/JPH0416619A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06240670A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-08-30 | Kajima Corp | 杭引抜き方法及び装置 |
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