JPH04165541A - ファイル再配置方法 - Google Patents

ファイル再配置方法

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JPH04165541A
JPH04165541A JP2292656A JP29265690A JPH04165541A JP H04165541 A JPH04165541 A JP H04165541A JP 2292656 A JP2292656 A JP 2292656A JP 29265690 A JP29265690 A JP 29265690A JP H04165541 A JPH04165541 A JP H04165541A
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files
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Kazuaki Tanaka
和明 田中
Akihiko Togawa
明彦 戸川
Taro Inoue
太郎 井上
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
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    • G06F2003/0697Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers device management, e.g. handlers, drivers, I/O schedulers
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S707/953Organization of data
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99951File or database maintenance
    • Y10S707/99956File allocation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、容量および速度の異なる複数の外部記憶装置
にアクセス頻度の異なる複数のファイルを再配置替えす
るためのファイル再配置方法に関する。
[従来の技術] 従来のファイル再配置方法では、例えば、特開昭63−
80344号公報に記載されているように、ファイルへ
の物理的入出力回数の多い順序で、より高速な外部記憶
装置に再配置していた。すなわち、ファイルに対する物
理的入出力回数をモニタプログラムによりテーブル形式
で記録しておき、このテーブルを物理的入出力回数の多
い順にソートし、ソートの結果に応じて物理的入出力回
数の多いファイルを高速外部記憶装置に再配置して複写
し、物理的入出力回数の少ないファイルを低速外部記憶
装置に再配置して複写している。これにより、人手の介
入度を極めて少なくできるとともに、外部記憶装置上の
ファイルを迅速、かつ正確に再配置することができ、か
つファイルのアクセス効率を向上させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の技術を含めて、従来のファイル再
配置方法では、(i)利用者が希望するジョブの実行時
間については、あまり配慮されておらず、ファイルへの
物理的アクセス回数は少ないけれとも、高速な実行が望
まれる場合には問題があった。また、(u)再配置に必
要な時間、再配置による外部記憶装置へのアクセスの集
中に対しては、あまり配慮されておらず、限られた時間
内に再配置先にファイルを移動する必要がある場合、お
よびある特定の外部記憶装置に対して、デバイス使用待
ちが多発するようなアクセス頻度の場合には問題があっ
た。また、(iii)ファイルの容量については、あま
り配慮されていない。例えばアクセス頻度が多く、かつ
ファイル容量も大きいファイルに対しては、アクセス頻
度が多いというだけで、比較的小容量の高速記憶装置が
専有されてしまい、一方、アクセス頻度は次に多いが、
ファイル容量ははるかに小さいファイル群は、低速でか
なり大きな容量を持つ記憶装置に配置されるような場合
に、システム全体のファイルのアクセス効率が低下して
しまうという問題があった。(iv)さらに、アクセス
特性の異なる複数種類の記憶装置で構成される記憶階層
間でのファイルの再配置先の決定基準と、アクセス特性
の同じ複数の記憶装置に対して、各記憶装置へのアクセ
ス負荷をバランスさせるような再配置先の決定基準とを
区別したファイルの再配置ができないという問題もあっ
た。
本発明の目的は、これら従来の課題を同時に解決し、ジ
ョブあるいはその一連の実行単位であるジョブネット単
位に、利用者の希望する実行時間と、再配置許容時間内
に収まる範囲内とでファイル再配置を行うことができ、
また単位時間当りのみならず、単位ファイル容量当りの
ファイルアクセス頻度に基づいて、その大きい順にアク
セス性能の異なる記憶装置間でのファイルの再配置先を
決定でき、またアクセス特性の同じ記憶装置に対しては
、各記憶装置毎のアクセス負荷がバランスされるように
配置先を決定できる2段階のファイル再配置方法を提供
することにある。
また、本発明の他の目的は、複数の記憶装置により構成
される記憶装置群への他の記憶装置の追加や、ある装置
の切り離しに伴って、ファイル再配置先決定基準に基づ
き、記憶装置群内のファイルの再配置を自動的に実施で
き、あるいはそのためのジョブ実行パラメータを自動的
に生成できるファイル再配置方法を提供することにある
また、本発明の他の目的は、ファイル再配置において、
ファイルの管理情報だけの移動やファイルの領域の確保
だけで、データの移動は不要であるようなファイル属性
に基づいてファイル再配置処理を高速に行うことができ
るファイル再配置方法を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、記憶装置群への新たな記
憶装置の追加や切り離しに伴うファイルの再配置を、利
用者が計算機システムに容易に通知するための操作手順
を与えることができるファイル再配置方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のファイル再配置方法
は、(i)アクセス特性の異なる記憶階層間で、ジョブ
の実行回数を記憶し、少なくとも実際の実行時間から希
望実行時間を差し引いた値と該ジョブの実行回数と予定
アクセス回数とをパラメータとして各ファイルの指標を
計算することにより、ファイルの再配置先を決定する処
理過程と、アクセス特性の同じ記憶装置間で、各記憶装
置に配置されるファイルへのアクセス頻度が各記憶装置
間で一定となるように、ファイルの再配置先を決定する
処理過程とを有し、それぞれに異なる再配置先決定基準
を定めることに特徴がある。また、(1)ファイルの再
配置先を決定する処理過程は、少なくとも1台以上の記
憶装置を1グループとして、各グループ名と各グループ
を構成する記憶装置名とを記憶して管理し、グループ名
を指定したファイルの配置要求に応答して、グループの
装置群に配置されているファイルだけを特定して、ファ
イルを再配置することにも特徴がある。また、(iii
)ファイルの再配置先を決定する処理過程では、クロー
ズ中のファイルについてのみ、その再配置先を決定する
ことにも特徴がある。また、(iv)アクセス特性の異
なる記憶装置間でのファイルの再配置先の決定処理では
、各ジョブ単位ないし複数のジョブが組合わされて実行
されるジョブネット単位に、利用者が指定した希望実行
時間と実際にかか゛った実行時間とを比較し、実際の実
行時間が長ければ、それを最小にするアクセス性能の記
憶装置群にファイルを移動することにも特徴がある。
また、(V)希望実行時間と実際の実行時間との比較で
は、少なくとも1台以上の記憶装置を1グループとして
、各グループ名とそれを構成する記憶装置名とを記憶し
て管理し、グループ名を指定したファイルの配置要求に
応答して、グループの装置群に配置されているファイル
に対するアクセス分だけに限定して比較することにも特
徴がある。
また、(■)ファイルの再配置先を決定する処理過程で
は、再配置にかけられる許容実行時間と、各記憶装置間
のデータ転送時間とを記憶し、各ファイルが現在配置さ
れている記憶装置から、再配置先の記憶装置へのデータ
転送時間が、許容実行時間内となる範囲内で、ファイル
を再配置することにも特徴がある。また、(■)ファイ
ルの再配置先を決定する処理過程では、記憶装置の単位
時間当りの限界アクセス回数を記憶し、記憶装置に再配
置されるファイルの予定アクセス頻度の合計値が上記限
界アクセス回数となる頻度を超えないように、ファイル
の再配置先を決定し、限界アクセスの頻度以内ではファ
イルの再配置先が決定できないときには、機器増設のメ
ツセージを出力することにも特徴がある。また、(輔)
アクセス特性の異なる記憶階層間でのファイルの再配置
先を決定する処理過程では、各ファイルの単位容量かつ
単位時間当りのアクセス頻度と、記憶装置のアクセス性
能とを記憶し、アクセス頻度の大きいファイルをより高
速なアクセス性能を有する記憶装置に再配置することに
も特徴がある。また、(ix)ファイルの再配置先を決
定する処理過程では、ファイルの管理情報だけを移動し
て、データは移動不要なファイル属性を記憶し、ファイ
ル再配置時に、ファイル属性に基づいてデータの移動を
抑止することにも特徴がある。また、(X)ファイルの
再配置先を決定する処理過程では、ファイルの管理情報
の移動とファイル領域の確保のみで、データの移動は不
要なファイル属性を記憶し、ファイル再配1時に、ファ
イル属性に基づいてデータの移動を抑止することにも特
徴がある。また、(xl)ファイルの再配置先を決定す
る処理過程では、少なくとも1台以上の記憶装置を1グ
ループとして、各グループ名とそれを構成する記憶装置
を特定する識別子とを記憶して管理し、グループに新た
に記憶装置を追加した場合には、それに応答して該グル
ープの記憶装置に配置されていたファイルの一部を選択
し、追加された記憶装置に移動することにも特徴がある
。また、(xii)ファイルの再配置先を決定する処理
過程では、少なくとも1台以上の記憶装置を1グループ
として、各グループ名とそれを構成する記憶装置名とを
記憶して管理し、グループから少なくとも1つの記憶装
置を削除する場合には、これに応答して該記憶装置に配
置されていたファイルを、グループ内の削除されない他
の記憶装置に自動的に再配置することにも特徴がある。
また、(xin)新たに記憶装置を追加した場合には、
端末画面上に少なくともグループ名を伴うグループを意
味する図形と、記憶装置名を伴う記憶装置を意味する図
形とを重ならないように表示し、それらの図形が重なり
合うように操作されることに応答して、グループ内のフ
ァイルの一部を選択して、記憶装置に移すことにも特徴
がある。
さらに、(xiv)グループから少なくとも1つの記憶
装置を削除する場合には、端末画面上に少なくともグル
ープ名を伴うグループを意味する図形と、グループの構
成要素である記憶装置名を伴う記憶装置を意味する図形
とを少なくとも一部が重なるように表示し、記憶装置を
意味する図形がグループを意味する図形から分離される
ように操作されたことに応答して、記憶装置内のファイ
ルをグループの他の記憶装置に移すことにも特徴がある
[作  用] 本発明においては、各ジョブに対して利用者が希望する
実行時間と各ファイルへの予定アクセス回数とを記憶し
、各ジョブの実際の実行時間と各ファイルへのアクセス
回数とをモニタし、再配置対象の記憶装置に配置されて
いるファイルだけへのアクセスに限定して換算した実際
の実行時間が希望時間より長ければ、ファイルをより高
速な記憶装置に移動して、ジョブの予想実行時間を希望
実行時間以内とするように、記憶階層間ファイルを再配
置する。さらに、アクセス性能が同じ記憶装置間で、各
記憶装置に配置されるファイルへのアクセス頻度とレス
ポンス時間との積の合計値が、各記憶装置間で一定とな
るようにファイルの再配置先を決定する。
これにより、利用者が計算機システムによる業務処理に
対して望んでいる処理時間に沿うように、アクセス性能
の異なる記憶装置内でファイルが自動的に再配置できる
ので、利用者が業務に対する希望に即した記憶装置の利
用が可能となる。また、同一アクセス性能を有する記憶
装置へのアクセス負萄がバランスされるので、一方の記
憶装置へのアクセスの集中による実行待ちの発生を防止
して、記憶装置の活性度を向上できる。
本発明は、次の各作用を行う。
(イ)ジョブ毎に、希望実行時間、実際の実行時間、実
行回数、アクセスファイル名、そのファイルへの予定ア
クセス回数、実際にアクセスされた平均アクセス回数、
実際にアクセスされた平均アクセス回数、実際にかかっ
たレスポンス時間をそれぞれ記憶する。ここで、レスポ
ンス時間とは、ファイルアクセスの所要時間であり、デ
ータ転送時間、読み書き時間、待ち時間、プログラム処
理時間等のアクセスに必要な時間の総称である。
(ロ)ファイル毎に、ファイル容量、配置記憶装置名、
その記憶装置が属するある記憶装置グループを特定する
所属プール名を記憶する。
(ハ)各プール毎に、所属記憶装置、スペース全量、空
きスペース量、平均レスポンス時間、限界アクセスビジ
ー率を記憶する。
(ニ)利用者からのプール名と再配置許容時間とを指示
した再配置要求を入力する。
(ホ)ジョブ毎の希望実行時間を、全ファイルに   
□対する予定アクセス回数と平均レスポンス時間の積、
および再配置対象の記憶装置に配置されたファイルに対
するそれとの比を用いて補正する。同じように、ジョブ
毎の実際の実行時間を、全ファイルに対する実際のアク
セス回数と実際にかかったレスポンス時間の積、および
再配置対象の記憶装置に配置されたファイルに対するそ
れとの比で補正する。後者が、前者より大であるジョブ
の各アクセスファイルに対して、少なくともその差分値
と、ジョブの実行回数と、予定アクセス回数とを掛は合
わせた値を各ファイル毎に集計し、各ファイルの再配置
指標とする。すなわち、ジョブの希望実行時間と実際の
実行時間との差が大きいほどファイルの再配置指標が大
きくなり、より高速な記憶装置が割当てられる。
(へ)最大の再配置指標となるファイルから順に、より
高速な記憶装置に割当てていく。ここで、記憶装置のス
ペース容量、および予想されるアクセスビジー率が許容
範囲内となるようにファイルを割り当てる。
(ト)再配置対象の記憶装置に配置された全ファイルの
再配置指標が0となるか、再配置処理の実行時間が許容
時間を越えるまで、上記(へ)を繰り返し実行する。
(チ)アクセス特性が同じ記憶階層毎に、その階層内の
各記憶装置の予想アクセス頻度が平滑化するように、再
配置先を入れ替える。
(す)予想されるアクセスビジー率が再配置によっても
許容範囲内とならない場合には、記憶装置増設の勧告メ
ツセージを出力する。
(ヌ)再配置ファイルがあれば、自動的に再配置する。
さらに、連続して実行されるジョブ群、つまりジョブネ
ットに対する利用者の希望実行時間とその実際の実行時
間とに対して、再配置対象の記憶装置内のファイルへの
アクセス分を求め、補正された実際の実行時間が利用者
の希望時間を越えるならば、前記(イ)と同じように、
希望実行時間と実際の実行時間との差を重みの1つとす
るような各ファイルの再配置指標を求め、それに基づい
てファイルを再配置することにより、ジョブを集めて構
成される業務処理に期待される実行時間に合わせた記憶
装置の利用が可能となる。
さらに、各ファイルの単位容量当りのアクセス頻度に基
づいて、記憶装置のビジー率が許容される範囲内で、上
記頻度が高いファイルをより高速な記憶装置に割当てる
ことにより、高速な記憶装置の活用度を向上させること
ができる。
さらに、ファイルの管理情報だけの移動、あるいはファ
イル領域の確保だけでファイルのデータの移動が不要な
ファイルの属性に基づいて、ファイル再配置を制御する
ことにより、再配置時間を短縮することができる。
さらに、利用者との対話装置の表示部に、1台以上の記
憶装置からなる記憶装置群と追加記憶装置とを意味する
図形を離して表示し、それらが重なり合うように操作さ
れたことに応答して、既存の記憶装置群の中から、追加
された記憶装置へ自動的にファイルを再配置したり、利
用者との対話装置の表示部に、記憶装置群と追加記憶装
置とを意味する図形を重ねて表示し、それらを離すよう
に操作されたことに応答して、その記憶装置内のファイ
ルを記憶装置群の他の記憶装置へ自動的に再配置するこ
とにより、機器構成の変更に伴うファイルの移動作業を
軽減することができる。
f実施例〕 以下1本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示すファイル再配置
のための処理装置の機能ブロック図である。
本実施例の特徴は、アクセス性能の異なる複数の記憶装
置内に配置されているファイル群の再配置方法として、
各ジョブに対して利用者が希望している実行時間と各フ
ァイルへの予定アクセス回数とを記憶し、各ジョブの実
際の実行時間と各ファイルへのアクセス回数とをモニタ
し、予定アクセス回数に換算した実際の実行時間が希望
の実行時間より長ければ、ファイルをより高速な記憶装
置に移動して、ジョブの予想実行時間を希望実行時間以
内とするようにファイルを再配置する過程を設けたこと
である。これにより、ジョブに期待されている実行時間
に沿うようにアクセス性能の異なる記憶装置内でファイ
ルが自動的に再配置されるので、利用者の希望に即した
記憶装置の利用が可能となる6 第1図において、lは中央処理装置(CPU)、3はフ
ァイル再配置の契機を利用者がファイル配置制御プログ
ラム8に伝達するための端末装置、5フアイルを配置す
る外部記憶装置群であり、同種の記憶装置だけから構成
されてもよく、また異なる記憶装置から構成されてもよ
い。さらに、7は主記憶装置、9はファイル再配置プロ
グラム、11はモニタプログラムである。
13は本発明において新たに設けられた構成要素のジョ
ブ特性レコードであって、ジョブ名13A、利用者によ
り指定される希望実行時間13B、そのジョブの1回の
処理に実際にかかった平均実行時間13C1そのジョブ
の実行回数13D、そのジョブからのアクセスファイル
名13E1利用者により指定されるそのジョブ1回当り
のファイル1回当り実際にアクセスされた平均アクセス
回数13G、そのジョブ実行時のファイルの1回当りの
平均レスポンス時間である実態レスポンス時間13H1
そのジョブに対する実行性能重み係数131から構成さ
れている。各ジョブ毎(こ、ルコード13が作成される
また、13E、13F、13G、13Hは、そのジョブ
からアクセスするファイル毎に設定できるように構成さ
れている。なお、レスポンス時間とは、ファイルアクセ
スの所要時間であって、データ転送時間、読み書き時間
、待ち時間、プログラム処理時間のようなアクセスに必
要な時間の総称である。
次に、15はファイル特性レコードであって、ファイル
名15A、ファイル容量15B、所属プール名15C1
配置記憶装置名15D、再配置指標15E、再配置記憶
装置名15F、アクセス頻度135A、およびそのファ
イルへの1回当りのアクセスに実際にかかった平均時間
である実態レスポンス時間165Aから構成されている
各ファイル毎に、ルコードが作成される。また、ファイ
ルが複数の記憶装置に配置されるとき、15Dはその分
だけ用意される。
次に、17はプール特性レコードであって、ブール名1
7A、所属記憶装置名17B、その所属記憶装置のスペ
ース全量17C1同じく空きスペース量17D、同じく
予約スペース量17E、同じく平均レスポンス時間17
F、同じく限界ビジー率、同じく限界ビジー率17G、
同じく予想ビジー率17Hから構成される。各プール毎
に、ルコードが作成される。また、各プールが複数の記
憶装置から構成されるとき、17B、17C117D、
17E、17F、17G、17H,165Aは、記憶装
置毎に設定できるように構成される。
また、プール特性レコード17内の平均レスポンス時間
17Fとして、直接アクセスの時のレスポンス時間と順
次アクセスの時のレスポンス時間とを分けて設定し、ジ
ョブ特性レコード内では、そのジョブからファイルへの
アクセス方法毎に予定アクセス回数13F、平均アクセ
ス回数13Gを設定し、ファイル再配置プログラム9で
は平均アクセス時間を使い分けるように実施することも
できる。以下の説明では、簡単のために統一された平均
アクセス時間を用いる。また、実態レスポンス時間16
5Aに代えて、平均レスポンス時間17Fが使用される
実施例でもよい。
次に、19は記憶装置間の平均転送時間データであって
、記憶装置lと記憶装置2との単位データ当りの平均転
送時間とから構成される。これは、記憶装置の組合せの
数だけ予め記憶される。
次に、21は、利用者が入力した再配置プール名と再配
置許容時間の設定領域、25は再配置プールをアクセス
するジョブ名を設定するプールアクセスジョブ名リスト
である。
次に、169は再配置対象ファイル名リストであって、
再配置プールに属する記憶装置名169Aと再配置対象
ファイル名169Bと単位時間当りにそのファイルをア
クセスするための記憶装置の占有時間169Cから構成
される装置ファイル名169Bと単位時間当りのアクセ
ス占有時間169Cとは、その記憶装置に配置されてい
る再配置対象ファイル名の数だけ用意されている。
なお、本実施例では、複数の記憶装置を−まとめにした
プールの中で、所属ファイルの再配置を行うことを想定
している。このプールという枠を無くして、計算機シス
テム全体の記憶装置を対象としてファイルの再配置を行
う実施例の場合にも、本発明の本質は変わらない。
以下の配置では、プールを前提とした場合である。
前述のジョブ名13A、希望実行時間13B1アクセス
ファイル名13E1予定アクセス回数13F、実行性能
重み係数13I、ファイル名15A、所属プール名15
C、プール名17A、所属記憶装置名17B、スペース
全量17C1平均レスポンス時間17、限界ビジー率1
7G、および平均転送時間データ19は、予め利用者に
よって設定されるものである。
また、平均実行時間13C1実行回数13D、平均アク
セス回数13G、実態レスポンス時間13H,ファイル
容量15B、空きスペース量17D、実態レスポンス時
間165Aは、モニタプログラム9により設定されるも
のとする。ただし、モニタプログラムによらず、利用者
が設定するような実施例でも勿論差し支えない。
その他の値は、ファイル再配置プログラム9によって設
定される。
また、第1図では、各ファイルとの入出力用領域および
プログラム実行上必要な作業領域の記述は、煩雑さを避
けるために省略しである。
第10図は、第1図におけるファイル配置制御プログラ
ムの処理フローチャートである。
第10図に示すように、端末3を介して利用者からの要
求を入力する(ステップ1001>。次に、機器の追加
に伴うファイルの再配置要求であるか否かを判断しくス
テップ1003)、そうであれば、追加機器についての
情報、例えば所属プール名17Aやスペース全量17C
等のプール特性情報をテーブル17に設定した後(ステ
ップ+005)、ファイル再配置プログラム9を起動し
て(ステップ1029)、処理を終了する。
一方、ステップ1003で、そうでないときには、現行
機器構成内でのファイルの再配置要求か否かを判断する
(ステップ1007)。そうであれば、ファイルを再配
置して(ステップ+029)、処理を終了する。
ステップ1007で、そうでないときには、現行機器構
成からの機器の切り離しに伴うファイルの再配置要求で
あるか否かを判断する(ステップ1009)。そうであ
れば、切り離す機器のスペース全量17CをO(ステッ
プ1011)にした後、その機器に配置されているファ
イルの中の使用中のファイルがあるか否かを判定する(
ステップ1O13)。使用中のファイルがなければ、ス
テップ1017以降を実施し、またファイルがあれば、
その機器内の全ファイルが未使用になるのを待った後(
ステップl OI 5)、ファイル再配置制御プログラ
ム9を起動して、ファイル再配置する(ステップ101
7)。その後、切り離す機器の情報をプール特性レコー
ド17から削除して(ステップ1019)、処理を終了
する。
一方、ステップ1009で切り離しに伴う要求でないと
きには、ファイルの追加に伴うファイルの再配置要求で
あるか否かを判断する(ステップ1021)。もし、そ
うであれば、そのファイルを一旦、空いている記憶装置
に配置した後(ステップ1023)、ファイルを再配置
する(ステップ1029)。また、ステップ1021で
、そうでないときには、利用時間帯に依るファイルの再
配置要求であるか否かを判定する(ステップ1021)
。そうであれば、ファイル再配置プログラム9を起動し
て、ファイルを再配置した後(ステップ1027)、処
理を終了する。
第11図および第12図は、システムジェネレーション
プログラムの実行フローおよびプール構成の定義プログ
ラムのフローチャートである。
なお、利用者からの要求を受けると、このファイル配置
制御プログラム8の実行すべき処理が選択される処理方
法に代えて、他のプログラムからこのファイル配置制御
プログラム8を起動するようにした実施例でも勿論差し
支えない。このプログラムの例としては、第11図に示
すように、機器増設や機器構成変更に伴うシステムジェ
ネレーションプログラムの処理中で、利用者による指示
(ステップ1101)に基づいて、機器の追加(ステッ
プ1103)であれば、その機器名や接続される制御装
置やチャネル等の指定等の機器の属性や、システム構成
に関する定義データの追加処理を行う(ステップ110
5)。次に、ファイル配置制御プログラム8を起動して
(ステップ1107)、機器の切り離しであれば、ファ
イルの再配置を行った後(ステップ1.109)、機器
情報を更新する(ステップ1111)a なお、システムジェネレーションプログラム(ファイル
配置制御プログラム)8内での機器情報を記録するテー
ブルの構成や記憶方法は、本発明の対象外であるため、
説明を省略する。
また、ステップ1101で、機器に関する情報を利用者
から入力する方法に代えて、機器とその制御装置や中央
処理装置等との配線作業の後、電気的に接続された場合
に、各機器内に記憶されていた機器に関する情報を、上
記システムジェネレーションプログラムが自動的に読み
込むようにしてもよい。さらに、他の記憶装置に予め登
録されている機器に関する情報を読み込むようにされる
実施例でも、勿論よい。
第12図に示すように、計算機システムに接続される記
憶装置のいくつかを、まとめて1つの単位として定義(
プール)したり、その定義を変更するプログラムの処理
の中で、利用者による指示(ステップ1201)に基づ
いて、機器の追加であれば(ステップ1203)、機器
集合糸(プール名)とその構成機器名に関する定義デー
タの追加処理を行い(ステップ1205)、ファイル配
置制御プログラム8を起動する(ステップ1207)。
また、機器の切り離しであれば、ファイルを再配置した
後(ステップ1209)、プール構成定義情報を更新す
る(ステップ1211)。
プール構成の定義プログラム内でのプール構成定義情報
を記録するテーブルの構成や記憶方法は、本発明の対象
外であるため説明を省略する。
また、これらの他の実施例である場合には、ファイル配
置制御プログラム8からステップ1001は削除される
か、またはスキップされるように実施されることは勿論
である。
第2図は、第1図におけるファイル再配置プログラムの
詳細フローチャートである。
ファイル再配置プログラム9が起動されると、記憶階層
間でのファイルの再配置先を決定する(ステップ46)
次に、同種の記憶装置間の予想ビジー率を平滑化するよ
うに再配置ファイルの配置先を決定する(ステップ47
)、いま、再配置後の各記憶装置のビジー率を、例えば
、記憶装置に現在配置されているファイルに対するジョ
ブ特性レコード13内の平均アクセス回数13Gに、そ
の記憶装置の平均レスポンス時間17Fを掛は算して、
さらに希望実行時間13Bで除去して求め、各記憶装置
の限界ビジー率17Hを越える記憶装置が存在し、かつ
再配置許容時間による再配置の途中までの実施でないこ
とを判定する(ステップ48)。予想ビジー率が限界を
越えないときには、ステップ5゜に進み、限界を越える
ときには、記憶装置の増設を勧告するメツセージを端末
3またはプリンタに出力する(ステップ49)。次に、
ファイル特性レコード15内の再配置記憶装置名15F
の設定の有無に基づいて、再配置が必要なファイルが存
在するか否かを判定する(ステップ50)。ファイルが
存在するときには、ファイルを再配置記憶装置に移動し
て(ステップ51)、そのプログラムの処理を終了する
第3図は、第2図におけるステップ46、つまり記憶階
層間でのファイル再配置先決定処理の詳細フローチャー
トである。
再配置が指示されたプール名に基づいて、ファイル特性
レコード15とジョブ特性レコード13とから再配置プ
ールに属するジョブ名とファイル名とを特定し、それぞ
れ再配置対象ファイル名リスト23とプールアクセスジ
ョブ名リスト25とに設定する(ステップ29)、次に
、再配置プール内の各記憶装置のビジー率を、その記憶
装置に現在配置されているファイルに対するジョブ特性
しコード13内の平均アクセス回数13Gに、その記憶
装置の平均レスポンス時間17Fを掛は算し、さらに希
望実行時間13Bで除算して求める(ステップ30)。
次に、各ファイルF(I)に対する再配置指標15Eを
求める(ステップ31)。
再配置所要時間の見積り値を積算する変数MTIMEに
Oを設定しくステップ33)、ステップ31で求めた再
配置指標の中で最大のものが0より大きい値であるか否
かを判定する(ステップ35)。
0より大でなければ、その処理を終了し、0より大であ
れば、そのファイルが未使用中か否かを判定する(ステ
ップ36)。未使用中でなければ、ステップ61以降を
実施し、未使用中であれば、ファイルF(I)の既装置
記憶装置または既に再配置が予定されているならば、そ
の再配置予定記憶装置より同等または高速な記憶装置が
プール内に存在するか否かをプール特性レコード17に
基づき判定する(ステップ37)。存在しなければ、ス
テップ61以降を実施し、存在すればその記憶装置にフ
ァイルF(I)を配置するスペースが有るか否かを、空
きスペース量17Dから予約スペース量17Eを減算し
た値と、ファイルF(I)のファイル容量17Bとを比
較して判定する(ステップ39)。スペースが有れば、
ステップ53以降を実施し、スペースが無ければ、ステ
ップ37で得た高速な記憶装置内に、より低速な記憶装
置に移した時のファイルF(J)の再評価指標がファイ
ルF(I)再評価指標より小さな値となり、かつその容
量がF(I)より大きくなるファイルまたはファイル群
F(J)が存在するか否かを判定する(ステップ41)
。もし、存在しないときには、ステップ61以降を実施
する。また、存在するときには、ファイルF(I)とF
(J)とを入れ替えても、各記憶装置の予想ビジー率は
許容範囲内となるか否かを判定する(ステップ43)。
これは、すなわちファイルF(I)とF(J)について
、プールアクセスジョブ名リストに含まれるジョブの特
性レコード内のファイルの全予定アクセス回数13Fの
値を再配置先の記憶装置の平均レスポンス時間17Fの
値で掛は算し、さらに希望実行時間13Bで除算した値
を記憶装置の予想ビジー率を加算した値が、限界ビジー
率17Hを越えないかを判定することである。予想ビジ
ー率が許容範囲内にならないときには、ステップ61以
降を実施する。また、予想ビジー率が許容範囲内であれ
ば、ファイルF(1)とF(J)とを入れ替える転送時
間と、MTIMEの合計時間は再配置許容時間以内であ
るか否かを判定する(ステップ44)。許容時間以内で
ない場合には、ステップ61以降を実施する。許容時間
以内であれば、ファイルF(I)とF(J)の配置記憶
装置名15Dまたは既に再配置記憶装置名15Fが設定
されていれば、それをそれぞれ相手方の再配置記憶装置
名15Fに設定する(ステップ45)、そして、ステッ
プ59以降を実施する。
ファイルF(I)を配置するスペースがある場合には、
■からステップ53に移り、ファイルF(1)をステッ
プ37で得た再配置予定記憶装置に移してもその予想ビ
ジー率が限界ビジー率を越えないか否かを判定する。限
界ビジー率を越えた場合には、ステップ61以降を実施
する。また、限界ビジー率が許容範囲内であれば、ファ
イルF(I)の転送時間とMTTMEの合計値が再配置
許容時間以内かを判定する(ステップ55)。再配置許
容時間を越えているときには、ステップ61以降を実施
する。また、再配置許容時間内であれば、ファイルF(
T)の再配置先を再配置記憶装置名15Fに設定する(
ステップ57)。
次に、M T I M Eに再配置するファイルの転送
時間を加算し、関連した記憶装置に対する予約スペース
量17Eに再配置するファイルのファイル容量15Bを
加算して、予想ビジー率に再配置ファイルの全予定アク
セス回数13Gを平均レスポンス時間17Fで除算した
値を加算し、関連したファイルに対する再配置指標+5
Eを再計算して、それぞれ更新する(ステップ59)。
そして、ステップ63以降を実施する。
ステップ61では、ファイルF(1)を再配置対象ファ
イル名リスト23から削除する0次に、ステップ63で
は、そのリストにまだ再配置対象ファイルが存在するか
否かを判定する。存在するのであれば、ステップ35に
戻り、ステップ37を実施し、また存在しない場合には
、処理を終了する。
以下、第3図における変形動作例を述べる。
ステップ43において、記憶装置に接続されるチャネル
の数が複数本存在する場合、プール属性レコード17内
の所属記憶装置に対する属性として接続チャネル数を予
め設定し、全予定アクセス回数13Fの値を再配置先の
記憶装置の平均レスポンス時間17Fの値で掛は算した
値をさらにチャネル数で割り算する等により、ビジー率
を補正することもできる。
また、ステップ43に前置した動作として、再配置予定
記憶装置の平均レスポンス時間と既装置記憶装置の平均
レスポンス時間とが同じであるか否かを判定し、同じで
あれば、ファイルF(I)とF(J)とを入れ替える前
と後とで面記憶装置の予想ビジー率の差が小さくなるな
らば、ステップ45以降を実施し、大きくなるのであれ
ばステップ61以降を実施する。
一方、平均レスポンス時間が異なるならば、ステップ4
3を実施するようにしてもよい。
また、ステップ43.59において、平均レスポンス時
間17Fに代えて、実態レスポンス時間13Hを用いて
実施してもよい。
また、ステップ51の自動的ファイル再配置処理の代り
に、再配置の内容を端末3やプリンタ等の出力装置を介
して利用者に通知してもよく、また利用者がそれに基づ
いて再配置を実行し易いように、再配置ジョブのジョブ
実行パラメータを出力するようにしてもよい。
第4図は、第3図における再配置指標の詳細な導出方法
の動作フローチャートである。
再配置対象ファイル名リスト23のエントリ番号を示す
カウンタエに1を設定するとともに(ステップ65)、
そのファイルF(I)に対する再配置指標15E1.:
Oを設定しくステップ67)、プールアクセスジョブ名
リスト25のエントリ番号を示すカウンタJに1を設定
する(ステップ69)。
次に、ジョブJの各アクセスファイルについて、予定ア
クセス回数13Fとそのファイルが配置されている記憶
装置の平均レスポンス時間17Fとの積を求めて、その
合計値を変数Aに設定する(ステップ71)。平均レス
ポンス時間17Fは、そのファイルに対応するファイル
特性レコード15の所属プール特性レコード17内のプ
ール名17Aと所属記憶装置名17Bとを特定すること
により得られる。
ジョブjのプールアクセスジョブ名リスト25内の各ア
クセスファイルについて、予定アクセス回数13Fと平
均レスポンス時間17Fとの積を求めて、その合計値を
変数Bに設定する(ステップ73)。
ジョブJの各アクセスファイルについて、平均アクセス
回数13Fと実態レスポンス時間13)(どの積を求め
て、その合計値を変数Cに設定する(ステップ75)。
ジョブJのプールアクセスジョブ名リスト25内の各ア
クセスファイルについて、平均アクセス回数13Gと実
態レスポンス時間13Hとの積を求め、その合計値を変
数りに設定する(ステップ77)。
次に、平均実行時間13cと変数りとの積を変数Cで除
算した値から、ジョブJの希望実行時間13Bと変数B
との積を変数Aで除算した値を減算し、その値を変数E
に設定する(ステップ79)。
次に、変数Eが○より大きいか否かを判定する(ステッ
プ81)。変数EがOより大であれば、変数Eと実行回
数13Dと実行性能重み係数13Iとジョブjから、フ
ァイルF(1)への予定アクセス回数13Fとの積を変
数Gに設定した後(ステップ82)、ファイルF(I)
の再配置指標15Eに変数Gの値を加算する(ステップ
83)。
全プールアクセスジョブについて、完了したか否かを判
定する(ステップ85)、未だ完了していない場合には
、カウンタjに1を加算して(ステップ87)、ステッ
プ71に戻り、繰り返し処理を実行する。また、全て完
了した場合には、全再配置対象ファイルについて完了し
たか否かを判定する(ステップ89)6未だファイルが
残っている場合には、カウンタIに1を加算して(ステ
ップ91)、ステップ67に戻り、線り返し処理を実行
する。全配置対象ファイルに対して完了した場合には、
再配置指標を求める処理を終了する。
以下、第4図の変形動作例を述べる。
ステップ72.73において、平均レスポンス時間17
Fの代りにジョブ単位の実態レスポンス時間13H1ま
たはファイル単位の実態レスポンス時間165Aを用い
て実施してもよい。また、ステップ57.77において
、実態レスポンス時間13Hの代りに平均レスポンス時
間1’ 7 Fを用いて実施してもよい。また、平均ア
クセス回数13Gに代えて、予定アクセス回数13Fを
用いて実施してもよい。
さらに、ステップ79の他の実施例として、希望実行時
間13Bと平均実行時間13Cとを用いることなく、ジ
ョブJに対する変数りの値から変数Bの値を減算し、そ
の値を変数Eに加算する計算方法で実施してもよい。
第9図は、第2図におけるステップ47の詳細動作、つ
まり同一記憶階層の記憶装置間のアクセス頻度を平滑化
するファイルの再配置方法の詳細フローチャートである
プログラムが起動されると、何番目の記憶階層であるこ
とを示すカウンタLに初期値lを設定する(第1階層)
(ステップ171)。第り番目の記憶階層(最初は第1
階層)に属するファイル名と配置記憶装置名とを特定し
くステップ173)、再配置対象ファイル名リスト16
9内の配置記憶装置名169Aと、それに現在配置され
ている再配置対象ファイル名169Bと、そのファイル
のアクセス頻度に実態レスポンス時間13Hとを掛は算
し、単位時間で除算した値である単位時間当りのアクセ
ス占有時間169Cとを設定する(ステップ175)。
次に、各記憶装置毎に所属ファイルの単位時間当りのア
クセス占有時間を合計して予想ビジー率17Hを設定し
くステップ177)、この結果から再配置記憶装置全体
における平均ビジー率を求める(ステップ179)。次
に、17Bのエントリ番号を示すカウンタIに1を設定
するとともに(ステップ181)、カウンタJにも1を
設定する(ステップ183)。
次に、第19目の記憶装置のビジー率が平均ビジー率よ
りも大きいか否かを判定する(ステップ185)、平均
ビジー率よりも小さいときには、ステップ193以降を
実施する。また、平均ビジー率より大きいときには、第
7番目の記憶装置のビジー率は平均ビジー率より小さい
か否かを判定する(ステップ187)。J番号の記憶装
置のビジー率が平均ビジー率より小さいときには、ステ
ップ2011降を実施する。また、平均ビジー率より大
きいときには、再配置対象の全記憶装置について、平均
とジー率との比較(ステップ187)チエツクを終了し
たか否かを判定する(ステップ189)。全部終了して
いる場合には、ステップ193以降を実施する。また、
比較チエツクが未だ残っている場合には、カウンタJに
1を加算した後(ステップ191)、ステップ187に
戻り、同一処理を繰り返す。
ステップ193では、再配置対象の全記憶装置について
、それに配置されているファイルに対する再配置処理を
終了したか否かを判定する。未だ終了していないときに
は、カウンタ■に1を加算した後(ステップ194)、
ステップ183に戻り、同一処理を繰り返す。また、再
配置処理を終了した場合には、全記憶階層について平滑
化の処理を実施したか否かを判定する(ステップ]97
)。全記憶階層について朱だ残っているときには、カウ
ンタLに1を加算した後(ステップ199)、ステップ
173に戻1ハ同−処理を繰り返す。全記憶階層に対し
て終了したときには、処理を終了する。
第7番目の記憶装置のビジー率が平均ビジー率より小さ
い場合には(ステップ187)、ステップ201に移り
、第1番目の記憶装置に対する再配置対象ファイル名リ
スト169内の再配置対象ファイル名169Bのエント
リ番号を示すカウンタ処理ファイルKに1を設定する。
次に、ファイルKを記憶装置Jに配置するスペース量が
あるが否かを判定する(ステップ203)。スペース量
があるならば、ステップ209以降の処理を実施し、ま
たスペース量がないときには、第1番目の記憶装置内の
再配置対象全ファイルについて、ステップ203のチエ
ツクを終了したか否かを判定する(ステップ205)。
全部チエツクが終了したときには、ステップ189に戻
って同じ処理を繰り返し、チエツクが未だ終了していな
いときには、カウンタKに1を加算した後(ステップ2
07)、ステップ203に戻って同じ処理を級り返す。
ステップ209では、ファイルKを第5番目の記憶装置
に移すと、その記憶装置のビジー率が平均ビジー率を越
えるか否かを判定する。平均ビジー率を越えたときには
、ステップ189に戻って同じ処理を繰り返し、平均ビ
ジー率を越えないときには、ファイルにの再配置先を第
5番目の記憶装置としてその名前をそのファイルのファ
イル特性レコード内の再配置記憶装置名15Fに設定す
る(ステップ211)。次に、第1番目、第5番目の予
想ビジー率167A、空きスペース量17E1再配置対
象フアイル名リスト169を更新する(ステップ213
)。その後、第I番目の記憶装置の予想ビジー率が、平
均ビジー率より大きいか否かを判定する(ステップ21
5)。平均ビジー率より大きいときには、ステップ20
5に戻って同じ処理を繰り返し、平均ビジー率より小さ
いときには、ステップ193に戻って同じ処理を繰り返
す。
なお、他の実施例として、ステップ175で実態レスポ
ンス時間165Aの代りに、そのファイルが配置されて
いる記憶装置の平均レスポンス時間17Eを用いても勿
論よい。
また、ステップ177において、記憶装置に接続された
チャネル数が複数本存在する場合には、プール特性レコ
ード167の所属記憶装置に対する属性として接続チャ
ネル数を予め設定し、ステップ177で求めた予想ビジ
ー率をチャネル数で割算する等の処理を行い、予想ビジ
ー率を補正するようにしてもよい。
このようにして、再配置時間として許容される時間内に
、各ジョブに期待されている実行時間より推定実行時間
が長くなるジョブの超過実行時間が最小となるように、
アクセス性能が異なり、かつ予め指定された記憶装置群
内に配置されているファイル群を自動的に再配置するの
で、利用者の希望に即して記憶装置を利用することがで
きる。
また、同一アクセス性能を持つ記憶装置間でのアクセス
負荷をバランスさせることにより、アクセス性能を向上
することができる。
また、再配置によっても、記憶装置へのアクセスビジー
率が予め設定された値を越える場合には、記憶装置の増
設勧告メツセージを圧力することにより、記憶装置の管
理業務を簡単に行えるようにすることができる。
(第2の実施例) 以下、本発明の第2の実施例を説明する。
′ 第5図は、本発明の第2の実施例を示す記憶システ
ムの全体ブロック構成図である。
第1の実施例では、各ジョブに対する利用者の希望実行
時間に沿うようにファイルの再配置先を決定したが、本
実施例(第2の実施例)では、連続して実行されるジョ
ブ群、つまりジョブネットに対する利用者の希望実行時
間に沿うようにファイルの再配置先を決定するのである
。これにより、ジョブを集めて構成される業務処理に期
待される実行時間に沿うように、アクセス性能の異なる
記憶装置内でファイルが自動的に再配置されるので、利
用者の希望に即して記憶装置を利用することができる。
第1図のジョブ特性レコード13は、単にジョブ名13
Aを持つだけであったが、第5図では。
ジョブ名13Aの他に、ジョブネット名93Aを備えて
いる。また、その他に、ジョブネット名、各ジョブ名の
集合95が備えられている。
第6図は、第5図の第2の実施例における動作フローチ
ャートである。
先ず、所属記憶装置名17Bのエントリ番号を示すカウ
ンタ■に1を設定しくステップ97)、再配置指標を初
期化する(ステップ99)。次に、ジョブネット名95
のエントリ番号を示すカウンタJNに1を設定しくステ
ップ+01)、変数Eを0とする(ステップ1o3)。
また、同じようにして、ジョブ・カウンタJに1を設定
する(ステッブ105)。
ジョブネットJN内のジョブJは、プールアクセスジョ
ブ名リスト25に存在するか否かを判定する(ステップ
107)。そのジョブJがリスト25に存在しないとき
には、ステップ119以降を実施し、リスト25に存在
するときには、ジョブネットJNのジョブJの各アクセ
スファイルについて、そのジョブJのジョブネットJN
でのジョブ特性レコード93に基づいて、予定アクセス
回数13Fと、そのファイルの配置されている記憶装置
の平均レスポンス時間17Fとの積を求め、その合計値
を変数Aに設定する(ステップ109)。
ジョブネットJNのジョブJがプールアクセスジョブ名
リスト25に含まれているときには、そのジョブからの
各アクセスファイルについて、予定アクセス回数13F
と平均レスポンス時間17Fとの積を求めて、その合計
値を変数Bに設定する(ステップ111)。ジョブネッ
トJNのジョブJの各アクセスファイルについて、平均
アクセス回数13Gと実態レスポンス時間17Fとの積
を求め、その合計値を変数C!:設定する(ステップ1
13)。ジョブネットJXのジョブJがプールアクセス
ジョブ名1ノスト25に含まれていれば、そのジョブか
らの各アクセスファイルについて、平均アクセス回数1
3Gと実態レスポンス時間13Hとの積を求め、その合
計値を変数りに設定する(ステップ115)。次に、ジ
ョブJの希望実行時間13Bと変数Bとの積を変数Aで
除算した値から、平均実行時間13Cと変数りとの積を
変数Cで除算した値を減算し、その値を変数Eに加算す
る(ステップ117)。
ジョブネットJNの全ジョブについて、処理が完了した
か否かを判定する(ステップ119)。未だ完了してい
ないときには、カウンタJに1を加算した後(ステップ
121)、ステップ107に戻って同じ処理を繰り返す
。また、全ジョブについて処理が完了したときには、変
数Eが0より大きいか否かを判定する(ステップ123
)。Oより大きいときのみ、変数Eと実行回数13Dと
実行性能重み係数131とジョブネットJNからファイ
ルF(1)への予定アクセス回数13Fの合計値との積
を変数Gに設定する(ステップ124)。そして、ファ
イルF’ (1)の再配置指標+5Hに変数Gの値を加
算する(ステップ125)。全ジョブネットについて、
処理が完了したか否かを判定する(ステップ127)。
処理未完了の場合には、カウンタJNに1を加算した後
(ステップ129)、ステップ+03に戻って、同じ処
理を繰り返す。また、処理が完了した場合には、全再配
置対象ファイルについて、処理が完了したか否かを判定
する(ステップ+ 31)。処理未完了であれば、カウ
ンタ■に1を加算した後(ステップ133)、ステップ
99に戻って、同じ処理を繰り返す。また、処理完了で
あれば、再配置指標を求める処理を終了する。
なお、他の実施例として、ステップ109.111で平
均レスポンス時間17Fの代りに、実態レスポンス時間
を用いてもよい。また、ステップ113.115で実態
レスポンス時間の代りに、平均レスポンス時間17Fを
用いてもよい。また、平均アクセス回数13Gの代りに
、予定アクセス回数13Fを用いてもよい。さらに、ス
テップ]17のその他の実施例として、希望実行時間]
3Bと平均実行時間+3cを用いずに、ジョブ、jに対
する変数Bの値から、変数りの値を減算して。
その値を変数Eに力[j算する方法により実現すること
も可能である。
このように、再配置時間として許容される時間内に、各
ジョブネット部位で期待されている実行時間よりも推定
実行時間が長くなるジョブネットの超過実行時間が最小
となるように、アクセス性能の異なる記憶装置内でファ
イルが自動的に再配置されるので、複数のジョブから構
成されることが多い業務処理の実行時間に対する利用者
の希望に即して記憶装置な利用することができる。
(第3の実施例) 以下、本発明の第3の実施例について説明する。
第7図は、本発明の第3の実施例を示す記憶システムの
ブロック構成図である。
第3の実施例では、第1の実施例や第2の実施例と異な
り、第1および第2の実施例が各ジョブやジョブネット
に対する利用者の希望実行時間に沿うようにファイルの
再配置先を決定しているのに対して、各ファイルの単位
容量当りのアクセス頻度に基づいて、記憶装置にビジー
率が許容範囲に収まるようにファイル再配置先を決定す
るのである。
これにより、単位容量当りのアクセス頻度の高いファイ
ルが高速な記憶装置に配置されるように制御されるので
、高速な記憶装置にアクセス頻度の高いファイルを配置
して、その活用度を向上させることが可能である。
第7図において、165はファイル特性レコードであり
、ファイル名15A1フアイル容量15B、所属プール
名15C1配置記憶装置名15D、再配置指標15E、
再配置記憶装置名15F、単位時間当りのファイルのア
クセス頻度135A、および実態レスポンス時間165
Aから構成される。また、137はプール特性レコード
であり、プール名17A、所属記憶装置名17B、所属
記憶装置のスペース全量17C1同じく空きスペース量
17D、同じく予約スペース量17E、同じく平均レス
ポンス時間17F、同じく巣位時間当りの限界アクセス
頻度137A、同じく予想アクセス頻度137Bから構
成される。各プール毎にルコードが作成されている。各
プールが複数の記憶装置から構成されるとき、17B、
17C1+7D、17E、17F、137A、137B
は、それぞれ記憶装置毎に設定するように構成されてよ
い。この場合、所属記憶装置名およびその属性は、その
平均レスポンス時間の短い、つまり高速な記憶装置類に
並列されるものとする。
また、プール特性レコード137内の平均レスポンス時
間17Fとして、直接アクセスの時のレスポンス時間と
順次アクセスの時のレスポンス時間とを分離して設定す
る。ファイル特性レコード内では、ファイルのアクセス
方法毎に巣位時間当りのファイルのアクセス頻度135
Aを設定し、ファイル再配置プログラム9では、平均レ
スポンス時間を使い分けるようにしてもよい。以下の説
明では、説明を簡単にするために、統一された平均レス
ポンス時間を用いることにする。
また、限界アクセス頻度137Aは、記憶装置が複数本
のチャネルで接続されている場合、それを考慮して、1
本のチャネルで接続されている場合の限界アクセス頻度
に接続チャネル数を掛は算して得られた値を設定しても
よい。
138は、再配置プールに所属する再配置対象ファイル
名と単位容量当りのアクセス頻度とを、単位当りのアク
セス頻度の大きい順にソートした再配置対象ファイル名
リストである。
ファイル名1.5 A、所属プール名15c、プール名
17A、所属記憶装置名17B、スペース全量17c、
平均レスポンス時間17F、限界アクセス頻度137A
は、いずれも予め利用者により設定されるものである。
また、ファイル容量15B、アクセス頻度135A、空
きスペース量17Dは、それぞれモニタプログラム11
により設定されるものとする。ただし、モニタプログラ
ム11によらずに、利用者が設定することもできる。そ
の他の値は、ファイル再配置プログラム9により設定さ
れるものとする。
また、第7図においては、第Iの実施例と同じように、
各ファイルとの入出力用領域やプログラム実行上7藍な
作業領域の記述は、煩雑さを避けるために省略しである
第8図は、第7図における記憶装置間でのファイル再配
置決定処理、すなわち第2図におけるステップ46の他
の実施例としてのファイル再配置決定の動作フロルチャ
ートである。
入力した再配置プール名に基づいて、ファイル特性レコ
ード135がら再配置プールに属するファイル名を特定
し、アクセス頻度135Aをファイル蓉量15Bで除算
した値である単位容量当りのアクセス頻度順にソートし
て、再配置対象ファイル名リスト138に設定する(ス
テップ141〕。
その後、再配置対象ファイル名リストのエントリ番号を
示すカウンタXに1を設定しくステップ143)、また
再配置対象プールの所属記憶装置のエントリ番号を示す
カウンタJJにも1を設定する(ステップ145)。
ファイル11が未使用中か否かを判定しくステップ14
6)、使用中であれば、ステップ153以降を実施する
。未使用中であるとき、ファイル11を記憶装置JJに
配置すると、その記憶装置の予想アクセス頻度137B
にファイルJJのアクセス頻度135Aを加算した値が
、記憶装置の限界アクセス頻度を超えるか否かを判定す
る(ステップ147)。限界アクセス頻度を超えている
ときには、ステップ】59以降を実施する。また、限界
アクセス頻度を超えていないときには、ファイル11を
記憶装置JJに配置するスペース量があるか否かを判定
する(ステップ149)。配置スペース量がない場合に
は、ステップ159以降を実施する。また、配置スペー
ス量がある場合には、ファイルTIの再配置先である記
憶装置jJの記憶装置名をファイル特性レコードの再配
置記憶装置名15Fに設定した後(ステップ151)、
予約スペース量7Dにファイルのファイル容量15Bを
加算し、予想アクセス頻度] :37 Bにファイルの
部位時間当りのアクセス頻度135Aを加算して、これ
らの値を更新する(ステップ152)。
次に、再配置対象ファイル名リスト138が再配置処理
を行っていないファイルが存在するか否かを判定する(
ステップ153)。未だ再配置処理を行っていないファ
イルがある場合には、カウンタ1. Iに1を加算した
後(ステップl 54 )、ステップ146に戻って、
同じ処理を繰り返す。また、再配置処理を全て行ってい
る場合には、この処理を終了する。
ステップ159では、再配置プールに他の記憶装置があ
るか否かを判定し、存在すれば、カウンタJJに1を加
算した後(ステップ16])、ステップ146に戻って
、同じ処理を繰り返す。また、存在しなければ、ステッ
プ151以降を実施する。
このようにして、単位容量当りのアクセス頻度の高いフ
ァイルが、より高速な記憶装置にその記憶装置へのアク
セスの集中度の限界内で配置されるように制御されるの
で、高速な記憶装置にアクセス頻度の高いファイルを配
置して、相対的に高速でかつ高価格な記憶装置の活用度
を向上させることが可能である。
第1○図に示すファイル配置制御プログラム8のステッ
プ1025の利用時間帯による再配置処理要求は、オン
ラインプログラムの終了処理や、開始処理の一環として
、オンライン時に使用した高速な記憶装置内のファイル
を相対的に低速な記憶装置へ移すために要求される実施
例であってもよい。このためのファイル再配置方法を、
第13図により説明する。
第13図は、ファイル配置IJ御プログラムにより参照
されるファイル特性レコードの他の実施例による構成図
である。
ファイル特性レコード15の構成要素として、第13図
に示すように、ファイルの利用時間帯を示す情報を設定
する利用期間情報+301.高速な記憶装置から低速な
記憶装置へファイルを移す際に、データを移す必要の有
無を指定するアンロードフラグ1303、および低速な
記憶装置から高速な記憶装置へファイルを移す際に、デ
ータを移す必要の有無を指定するロートフラグ+305
が追加される。また、利用期間帯を示す情報である利用
期間情報1301の例として、オンラインプログラムに
代表される特定のプログラムの実行期間帯、ある期間帯
を意味する識別子、あるいは開始時刻と終了時刻の対、
等かある。従って、利用期間情報130]には、それぞ
れプログラム名、識別子、時刻およびその種別か設定さ
れる。なお、利用期間帯とは逆に、利用できない期間帯
をテすようにしてもよい。プログラム名の場合には、そ
のプログラムの開始処理やp子処理時に、そのプログラ
ム名をパラメータとして、利用時間帯によるファイルの
再配置が要求される。識別子の場合には、端末装[3か
らある特定の期間の開始や終了を示すための指示が行わ
れる。時刻の場合には、コンピュータに内蔵される時計
により、その開始時刻や終了時刻が認識される。
第14図は、第13図におけるファイル再配置処理のフ
ローチャートである。
この例に適したファイル再配置プログラム8の処理内容
として、第10図のステップ1027の代りに、第14
図の処理フローが与えられる。
先ず、起動されると、各ファイルのファイル特性レコー
ド内の利用期間情報1301を参照して、利用期間が終
了したファイルを特定しくステップ1401)、そのフ
ァイルのアンロードフラグ1303がオンか否かを判定
する(ステップ1403)。オンであれば、ファイルと
そのデータを相対的に低速な記憶装置に移動する(ステ
ップ1405)。また、オンでなければ、より低速な記
憶装置内にそのファイルの管理情報のみを移す(ステッ
プ1407)。そして、高速な記憶装置内のファイルは
削除する(ステップ1409)、次に、これから利用時
間帯になるファイルを特定しくステップ1411)、そ
のファイルのロードフラグ1305がオンか否かを判定
する(ステップ1413)。オンであれば、ファイルと
そのデータを相対的に高速な記憶装置に移動する(ステ
ップ1415) 6 また、オンでなければ、より高速
な記憶装置内にそのファイルのための空の領域を確保す
る(ステップ1.41.7 )。そして、低速な記憶装
置内のファイルは削除する(ステップ1419)。
なお、ファイル特性レコード15の構成要素として、デ
ータ退避フラグや退避先記憶装置に関する情報を設定す
る欄を設けて、ステップ1409や1419の代りにデ
ータ退避フラグがオンであれば、データ退避先記憶装置
にそのファイルのデータを退避するようにしてもよい。
第15図は、第1図における端末装置としてワークステ
ーションを用いた場合の全体構成図である。
第1図に示すように、CPUIと各端末装置3とがそれ
ぞれ通信回線により接続され、端末画面の表示やデータ
送受信がホストCPL11側からの指示により実行され
る実施例の代りに、第15図に示すように、通信回線網
1515に接続されたホスト側通信装置1513と端末
側通信装置1507とを介してホストと端末装置とが結
合される実施例でもよい。端末装置は、少なくとも端末
制御部1501と表示部1509と入力部】511とか
ら構成され、さらに端末制御部1501は少なくともプ
ロセッサ1503と対話制御プログラム1505とから
構成される。このとき、主記憶装置7内のプログラムや
テーブル類の構成は、第1〜第3の実施例のいずれでも
よい。
対話制御プログラム1505は、第10図に示すステッ
プ1001における利用者の要求を入力する処理で、ホ
スト側から端末装置側に出力される利用者の要求の受は
取り指示により起動され、端末装置に付帯する入力装置
1511から入力された利用者の要求をホスト側に転送
するようにしてもよい。また、端末装置に付帯する入力
装置から入力された利用者の指示により起動され、利用
者の要求をホスト側に転送することにより、ファイル配
置制御プログラム8が起動されて、その要求に対応した
ファイル再配置が実行されるようにしてもよい。
第16図は、第15図におけるワークステーション内l
ヅ0話制御プログラムの処理フローチャートであり、第
17図〜第19図は端末画面に表示されたメニューリス
ト、および記憶装置の一覧を示す図である。
対話制御プログラム1505は、起動されると、第16
図に示すように、利用者に要求の内容を選択させるため
のメニューリストを画面上に表示して(ステップ160
1)、利用者からの要求の入力を待つ(ステップ160
3)。メニューリストには、第17図に示すように、少
なくとも記憶装置の追加に伴うファイル再配置要求17
05を含むものとする。利用者からの要求入力を受けて
、その要求が記憶装置の追加に伴うファイル再配置要求
であるか否かを判定する(ステップ1605)。
ファイル再配置要求であれば、少なくとも1つ以上の記
憶装置からなるプールを意味する形態の図形とその名前
の一覧を表示部1509に表示した後(ステップ160
7)、利用者からの入力を待つ(ステップ1609)。
端末表示部1509には、例えば、第18図に示すよう
に、端末画面1801上にプールを意味する図形180
3Aや1803B、所属記憶装置を意味する図形180
5Aや1805Bが表示される。
プールや所属記憶装置の名前は、予め利用者により定義
された情報である。それらは、ホストコンピュータに接
続された入力装置から入力されて記憶される。例えば、
第1図に示す主記憶装置7内に記憶された17Aや17
Bが相当する。そして、第16図のステップ1607の
プールや所属記憶装置の図形や名前を表示する場合、端
末装置側からの要求に応じて、ホストコンピュータから
端末装置の方に転送される。定義情報の他の入力および
登録方法としては、端末装置に接続された入力装置から
入力され、ホストコンピュータに転送して、ホストコン
ピュータに接続された記憶装置内に記憶する方法でもよ
い。また、端末装置内に定義情報の記憶メモリを具備し
て、入力された定義情報を記憶する方法を用いてもよい
ホストコンピュータと端末装置における定義情報の転送
方法は、本発明ではそれほど重要ではないため、詳細な
説明は省略する。
第16図において、次に入力部1511を用いた利用者
の操作により、端末画面上の所属記憶装置の図形とプー
ルの図形、例えば1803Aと1805Aとが重ねられ
たことを検知して(ステップ1.611 ) 、利用者
の要求がプールへの所属記憶装置の追加に伴うファイル
再配置であることを、ホストコンピュータのファイル配
置制御プログラム8に通知して(ステップ1613)、
処理を終了する。
なお、ステップ1607で、プールや所属記憶装置を意
図する図形を表示せずに、それらを識別する記号と名前
の一覧だけを表示し、ステップ1611でその中の所属
記憶装置が指定、あるいは新たにキーインされたことを
検知する実施例であってもよい。
第16図において、ステップ1605で、追加に伴うフ
ァイル再配置要求ではないときには、利用者の要求が、
記憶装置の切り離しに伴うファイル再配置要求であるか
否かを判定する(ステップ1615)。切り離しに伴う
再配置要求であれば、第19図に示すように、端末画面
1901上のプールを意味する図形1903、所属記憶
装置を意味する図形+905Aや1905Bが表示され
る。
次に、入力部1511を用いた利用者の操作により、端
末画面上のプールの図形と所属記憶装置の図形、例えば
、1903と1605Aとが切り離されたことを検知し
くステップ1621)、利用者の要求がプールから所属
記憶装置の切り離しに伴うファイル再配置であることを
、ホストコンピュータのファイル配置制御プログラム8
に通知して(ステップ1623)、処理を終了する。
なお、ステップ1617で、プールや所属記憶装置を意
図する図形を表示せずに、それらを識別する記号と名前
の一覧だけを表示し、ステップ1621でその中の所属
記憶装置の少なくとも1つが指定、あるいは削除された
ことを検知する実施例であってもよい。
第20図は、第15図において、プールから記憶装置を
切り離す操作に対する他の処理フローチャートであり、
第21図は、その際に端末画面に表示されたプールと記
憶装置の一覧の表示例を示す図である。
第16図におけるステップ1617からステップ162
3までの処理の代りに、第20図に示すように、プール
の名前の一覧を表示した後(ステップ2001) 、利
用者からの再配置対象のプール名の指定を待つ(ステッ
プ2003)ようにしてもよい。
IjM末表示f11l 509 (7)画面2101に
は、例えば第21図に示すように、プールの名前の一覧
2103が表示される。次に、人力部1511を用いた
利用者の操作により、端末画面上のプール名の少なくと
も1つが指定されたことを検知して(ステップ2005
)、そのプールを構成する所属記憶装置名の一覧を表示
した後(ステップ2007)、利用者からの切り離す所
属記憶装置名の指定あるいは削除を待つ(ステップ20
09)。
端末表示部1509には、例えば、第21図に示すよう
に、端末画面21. Ol上に所属記憶装置の名前の一
覧2105が表示される。プールの−覧と、所属記憶装
置の一覧とが同じウィンドウ上に表示されるマルチウィ
ンドウ画面であってもよく、また別のウィンドウに表示
されるものであってもよい。
次に、入力部1511を用いた利用者の操作により、端
末画面上の所属記憶装置名の少なくとも1つが指定、あ
るいは削除されたことを検知して(ステップ2011)
、利用者の要求がプールから所属記憶装置の切り離しに
伴うファイル再配置であることをホストコンピュータの
ファイル配置制御プログラム8に通知して(ステップ2
013)、処理を終了する。
このようにして、利用者に物理的な記憶装置を指定させ
るファイルの配置方法においては、記憶装置の増設や切
り離し等の記憶装置の機器構成の変更の度毎に、利用者
による再配置のためのファイルや再配置先記憶装置の選
考作業と、その移動作業とが必要であったが、本実施例
では、利用者が論理的な記憶装置への新たな所属記憶装
置の追加や切り離しを指示することに応答して、その物
理的な記憶装置群に含まれるファイルを自動的に再配置
するので、機器構成変更に伴うファイルの移行作業が簡
単化される。
このように、これまでに述べた各実施例においては、次
のような作用効果を奏する。
(i)記憶装置群への新たな記憶装置の追加、記憶装置
群からの記憶装置の切り離し、ファイルの記憶装置群へ
の追加、およびファイルの利用時間帯等を契機とする既
装置ファイルの他の記憶装置への移動作業を、いずれも
自動化したので、移動作業は軽減され、人手による誤作
業は排除され、かつファイルの破壊は防止され、かつ記
憶装置は有効利用され、ファイルアクセス性能は向上さ
れる。
(u)利用者が計算機システムによる業務処理に対して
望んでいる処理時間、つまりジョブまたはジョブネット
に期待する処理実行時間が与えられた場合には、その希
望に沿うように、アクセス性能の異なる記憶装置間でフ
ァイル群を自動的に再配置するので、利用者の希望に即
して記憶装置を利用することが可能となる。
(iii)同一アクセス性能を有する記憶装置間のアク
セス負荷をバランスさせ、一方の記憶装置へのアクセス
集中による実行待ちの発生を防止するので、記憶装置の
活用度を向上させることができる。
(]V)再配置時間として許容される時間が指定された
場合には、その時間内で、各ジョブまたはジョブネット
の期待実行時間が最小となるように、またはアクセス負
荷の片寄りが最小となるように、アクセス性能の異なる
記憶装置内でファイルが自動的に再配置されるので、再
配置時間が不当に長時間化することがない。
(V)記憶装置群内に配置され、かつ使用中のファイル
は、再配置の対象とはしないように制御することにより
、現在実行中のジョブが影響を受けないように再配置す
ることができる。
(vi)再配置によって、記憶装置へのアクセスビジー
率が予め設定された値を越える場合には、記憶装置の増
設勧告メツセージを出力することにより、既設機器構成
での性能限界を利用者が把握し易くなるので、記憶装置
の管理業務が容易になる。
(■)また、ファイルの再配置時には、ファイルの管理
情報とそのファイルのデータとを移動するものと、ファ
イルの管理情報だけを再配置し、ファイル内のデータは
削除できるもの、ファイルの管理情報の再配置とそのフ
ァイルのデータを格納する領域だけを確保して、データ
は削除できるものとを区別したファイル再配置方法を与
えるので、再配置時間を短縮することができる。
(報)記憶装置群とそれを構成する記憶装置とを端末画
面上に表示して、それが重ねられたり、離されたりする
ことを検知して、その言己憶装置群に配置されたファイ
ルの再配置を行うことにより、利用者に判り易い操作方
法を実硯できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、(イ)ジョブな
いしジョブネット単位に、利用者の希望実行時間と実際
の実行時間との差が最小になるようなファイルの移動を
行い、記憶装置へのアクセス頻度が予め設定されている
範囲内で差を最小にし、(ロ)かつ単位時間だけでなく
単位ファイル容量当りのファイルアクセス頻度に基づい
て、その大きい順に記憶装置へのアクセス頻度が予め設
定されている範囲内でより高速な記憶装置に配置するこ
とにより、アクセス性能の異なる記憶装置間でのファイ
ルの再配置先を決定でき、(ハ)アクセス特性の同じ記
憶装置に対しては、各記憶装置毎のアクセス負荷がバラ
ンスするように、2段階でファイル再配置先を決定でき
、(ニ)記憶装置群への他の記憶装置の追加や、装置の
切り離しに伴って、記憶装置群内のファイルの再配置を
自動的に実行し、あるいはそのためのジョブ実行パラメ
ータを自動生成し、(ホ)ファイル管理情報だけの移動
やファイルの領域の確保だけで、データの移動は不要な
ファイル属性に基づいて、ファイル再配置処理を高速化
でき、(へ)記憶装置群への新記憶装置の追加や、切り
離しに伴うファイルの再配置を、利用者が計算機システ
ムに容易に通知できるような操作方法を与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す記憶システムの全
体構成図、第2図は第1図におけるファイル再配置プロ
グラムの処理フローチャート、第3図は第2図における
記憶階層間でのファイル再配置先決定方法の処理フロー
チャート、第4図は第3図における再配置指標の導出処
理フローチャート、第5図は本発明の第2の実施例を示
す記憶システムの全体構成図、第6図は第5図における
再配置指標の導出処理フローチャート、第7図は本発明
の第3の実施例を示す記憶システムの全体構成図、第8
図は第7図における記憶階層間でのファイル再配置先決
定方法の処理フローチャート、第9図は第7図における
同種装置間でのファイル再配置先決定方法の処理フロー
チャート、第10図は第1rJfJにおけるファイル配
置制御プログラムの処理フローチャート、第11図は第
10図のファイル配置制御プログラムの他の起動方法と
して、システムジェネレーションプログラムからの起動
方法を説明する図、第12図はファイル配置制御プログ
ラムの他の起動方法として、プール構成の定義プログラ
ムからの起動方法を説明する図、第13図は第1図のフ
ァイル配置制御プログラムにより参照されるファイル特
性レコードの他の実施例を示す図、第14図は第13図
におけるファイル再配置処理フローチャート、第15図
は第1図において、端末装置としてワークステーション
を用いた時の全体構成図、第16図は第15図における
ワークステーション内の対話制御プログラムの処理フロ
ーチャート、第17図は端末画面に表示したメニューリ
ストの図、第18図は記憶装置のプールに追加するため
に端末画面に表示したプールおよび記憶装置の一覧図、
第19図はプールから記憶装置を切り離すために端末画
面に表示したプールや記憶装置の−gt図、第20mは
プールから記憶装置を切り離す操作に対する他の処理フ
ローチャート、第21図はプールから記憶装置を切り離
すために端末画面に表示したプールや記憶装置の一覧の
他の表示例図である。 1:CPU、3:端末装置、5:外部記憶装置、7:主
記憶装置、8:ファイル配置制御プログラム、9:ファ
イル再配置プログラム、11:モニタプログラム、13
:ジョブ特性レコード、15フアイル特性レコード、1
7:プール特性レコード、19:記憶装置間平均転送時
間データ、21ブ一ルアクセスジヨブ名リスト、169
:再配置対象ファイル名リスト、95:ジョブネット名
リスト、138:再配置対象ファイル名リスト1501
:端末制御部、1507・端末側通信装置、1509 
:表示部、1511:入力部、15o3プロセツサ、l
 505 :対話制御プログラム、1513:ホスト側
通信装置1701.1801゜1901.2101:表
示画面。 第   2   図 第  3  図(その2) ■     − o     1 第  13   図 第   14   図 ファイルの再配置方法 第   17   図 第  20  図 切りはなす所属記憶装置の指定方法 手続補正書(方幻 平成3年2月25日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1、事件の表示 平成2年特許願第292656号 2、発明の名称 ファイル再配置方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所  東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地名
  称  (510)株式会社 日 立 製 作 所代
表者三1)勝茂 4、代理人 住  所  東京都新宿区西新宿1丁目18番15号発
送日 平成3年2月12日 6、補正により増加する請求項の数    なし7、補
正の対象  図面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクセス特性の異なる複数種類の直接アクセス記憶
    装置を有する計算機システムにおいて、アクセス特性の
    異なる記憶階層間で、ジョブの実行回数を記憶し、少な
    くとも実際の実行時間から希望実行時間を差し引いた値
    と該ジョブの実行回数と予定アクセス回数とをパラメー
    タとして各ファイルの指標を計算することにより、該指
    標に基づいてファイルの再配置先を決定する処理過程と
    、アクセス特性の同じ記憶装置間で、各記憶装置に配置
    されるファイルへのアクセス頻度が各記憶装置間で一定
    となるように、ファイルの再配置先を決定する処理過程
    とを有し、それぞれに異なる再配置先決定基準を定める
    ことを特徴とするファイル再配置方法。 2、請求項1に記載のファイル再配置方法において、上
    記ファイルの再配置先を決定する処理過程は、少なくと
    も1台以上の記憶装置を1グループとして、各グループ
    名と各グループを構成する記憶装置名とを記憶して管理
    し、グループ名を指定したファイルの配置要求に応答し
    て、該グループの装置群に配置されているファイルだけ
    を特定して、ファイルを再配置することを特徴とするフ
    ァイル再配置方法。 3、請求項1に記載のファイル再配置方法において、上
    記ファイルの再配置先を決定する処理過程では、クロー
    ズ中のファイルについてのみ、その再配置先を決定する
    ことを特徴とするファイル再配置方法。 4、請求項1に記載のファイル再配置方法において、上
    記アクセス特性の異なる記憶装置間でのファイルの再配
    置先の決定処理では、各ジョブ単位ないし複数のジョブ
    が組合わされて実行されるジョブネット単位に、利用者
    が指定した希望実行時間と実際にかかった実行時間とを
    比較し、実際の実行時間が長ければ、それを最小にする
    アクセス性能の記憶装置群にファイルを移動することを
    特徴とするファイルの再配置方法。 5、請求項4に記載のファイル再配置方法において、上
    記希望実行時間と実際の実行時間との比較では、少なく
    とも1台以上の記憶装置を1グループとして、各グルー
    プ名とそれを構成する記憶装置名とを記憶して管理し、
    グループ名を指定したファイルの配置要求に応答して、
    該グループの装置群に配置されているファイルに対する
    アクセス分だけに限定して比較することを特徴とするフ
    ァイルの再配置方法。 6、請求項1に記載のファイル再配置方法において、上
    記ファイルの再配置先を決定する処理過程では、再配置
    にかけられる許容実行時間と、各記憶装置間のデータ転
    送時間とを記憶し、各ファイルが現在配置されている記
    憶装置から、再配置先の記憶装置へのデータ転送時間が
    、上記許容実行時間内となる範囲内で、ファイルを再配
    置することを特徴とするファイル再配置方法。 7、請求項1に記載のファイル再配置方法において、上
    記ファイルの再配置先を決定する処理過程では、記憶装
    置の単位時間当りの限界アクセス回数を記憶し、記憶装
    置に再配置されるファイルの予定アクセス頻度の合計値
    が上記限界アクセス回数となる頻度を超えないように、
    ファイルの再配置先を決定し、該限界アクセスの頻度以
    内ではファイルの再配置先が決定できないときには、機
    器増設のメッセージを出力することを特徴とするファイ
    ル再配置方法。 8、請求項1に記載のファイル再配置方法において、上
    記アクセス特性の異なる記憶階層間でのファイルの再配
    置先を決定する処理過程では、各ファイルの単位容量か
    つ単位時間当りのアクセス頻度と、記憶装置のアクセス
    性能とを記憶し、上記アクセス頻度の大きいファイルを
    より高速なアクセス性能を有する記憶装置に再配置する
    ことを特徴とするファイル再配置方法。 9、請求項1に記載のファイル再配置方法において、上
    記ファイルの再配置先を決定する処理過程では、ファイ
    ルの管理情報だけを移動して、データは移動不要なファ
    イル属性を記憶し、ファイル再配置時に、上記ファイル
    属性に基づいてデータの移動を抑止することを特徴とす
    るファイル再配置方法。 10、請求項1または9に記載のファイル再配置方法に
    おいて、上記ファイルの再配置先を決定する処理過程で
    は、ファイルの管理情報の移動とファイル領域の確保の
    みで、データの移動は不要なファイル属性を記憶し、フ
    ァイル再配置時に、上記ファイル属性に基づいてデータ
    の移動を抑止することを特徴とするファイル再配置方法
    。 11、請求項1に記載のファイル再配置方法において、
    上記ファイルの再配置先を決定する処理過程では、少な
    くとも1台以上の記憶装置を1グループとして、各グル
    ープ名とそれを構成する記憶装置を特定する識別子とを
    記憶して管理し、上記グループに新たに記憶装置を追加
    した場合には、それに応答して該グループの記憶装置に
    配置されていたファイルの一部を選択し、追加された記
    憶装置に移動することを特徴とするファイル再配置方法
    。 12、請求項1に記載のファイル再配置方法において、
    上記ファイルの再配置先を決定する処理過程では、少な
    くとも1台以上の記憶装置を1グループとして、各グル
    ープ名とそれを構成する記憶装置名とを記憶して管理し
    、上記グループから少なくとも1つの記憶装置を削除す
    る場合には、これに応答して該記憶装置に配置されてい
    たファイルを、上記グループ内の削除されない他の記憶
    装置に自動的に再配置することを特徴とするファイル再
    配置方法。 13、請求項11に記載のファイル再配置方法において
    、新たに上記記憶装置を追加した場合には、端末画面上
    に少なくともグループ名を伴うグループを意味する図形
    と、記憶装置名を伴う記憶装置を意味する図形とを重な
    らないように表示し、それらの図形が重なり合うように
    操作されることに応答して、上記グループ内のファイル
    の一部を選択して、上記記憶装置に移すことを特徴とす
    るファイル再配置方法。 14、請求項12に記載のファイル再配置方法において
    、上記グループから少なくとも1つの記憶装置を削除す
    る場合には、端末画面上に少なくともグループ名を伴う
    グループを意味する図形と、該グループの構成要素であ
    る記憶装置名を伴う記憶装置を意味する図形とを少なく
    とも一部が重なるように表示し、記憶装置を意味する図
    形がグループを意味する図形から分離されるように操作
    されたことに応答して、上記記憶装置内のファイルを上
    記グループの他の記憶装置に移すことを特徴とするファ
    イル再配置方法。
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