JPH04164940A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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Publication number
JPH04164940A
JPH04164940A JP29261690A JP29261690A JPH04164940A JP H04164940 A JPH04164940 A JP H04164940A JP 29261690 A JP29261690 A JP 29261690A JP 29261690 A JP29261690 A JP 29261690A JP H04164940 A JPH04164940 A JP H04164940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
resin
rubber composition
stretched
hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29261690A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Kato
充 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Priority to US07/782,548 priority patent/US5322901A/en
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホースのプロテクタ、形状記憶材料等に利用
されるゴム組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ホースの外周部に装着する円筒状のプロテクタと
しては、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂製のものが知
られている。
しかしながら、このプロテクタは、その内径を大きくす
ると、ホースに対する挿入は容易になるが、ホースとプ
ロテクタとの間の隙間が大きくなってホースの固定がし
づらいという問題点があり、逆にプロテクタの内径を小
さくすると、ホースとプロテクタとの間の隙間が小さく
なってホースの固定は確実になるが、ホースに対する挿
入が困難になるという問題点があった。
そこで、この問題点を解決するためのものとして、ホー
スに対する挿入時には拡径状態で、挿入後には収縮状態
となる熱収縮チューブが用いられている。この熱収縮チ
ューブとしては、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等の
樹脂やエチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EP
DM)、クロロプレンゴム(CR)等のゴム製のものが
使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記熱収縮チューブは、樹脂又はゴムのいず
れかによって形成されているため、拡径した状態に保持
する力が弱かったり、拡径状態及び熱収縮後にチューブ
が硬くなりすぎたり、逆に軟らかくなりすぎたりすると
いう問題点があった。
そこで本発明の目的は、拡張した状態に保持する力が十
分で、熱収縮性能が良好であり、しかも熱収縮前後に適
度なゴム物性を有するものを容易に形成できるゴム組成
物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明ではゴムに対して相
溶性の良い樹脂を前記ゴムに配合し、前記樹脂の軟化温
度以上に加熱して延伸し、その状態で冷却されたゴム組
成物をその要旨としている。
次に、上記本発明の各構成要件について説明する。
本発明のゴム組成物において、混合されるゴムと樹脂と
は、互いに良好な相溶性を有している必要がある。例え
ば、ゴムと樹脂とを混合した際、互いの相溶性が悪い場
合には、層分離を起こすなど、ゴム及び樹脂の各々の特
性が十分に発揮されないばかりか、例えば前述の熱収縮
チューブとしての機能を十分に果たさないおそれがあり
、好ましくない。一方、それに対し、ゴムに対して混合
される樹脂が均一に分散されれば、各々の特性が十分に
発揮されたものとなる。
上記ゴムと樹脂との相溶性は、溶解性パラメータ(SP
値)に基づいて選定するのが有効である。
このSP値は、ゴムや樹脂の凝集エネルギーに基づいて
算出されるもので、次の第1表に示すようなものが知ら
れている。
上記ゴムと樹脂とのSP値が近いほど、互いの相溶性が
良く、ゴムのSP値と樹脂のSP値との差は2.5以内
であることが好ましく、1.5以内であることがさらに
好ましい。そして、このようなSP値を有するゴムと樹
脂の組合せを選定する。
SP値の差が2,5を越えると、ゴムと樹脂とが均一に
混合されに<<、熱収縮性や熱収縮後の組成物の物性が
発揮されにくくなる。
本発明で用いるゴムとしては、上述のニトリルゴム(N
BR) 、クロロプレンゴム(CR)、イソプレンゴム
(IR)、EPDM等があげられる。
またこれらゴムに配合する樹脂としては、前述の塩化ビ
ニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン(PE) 、ポ
リプロピレン(PP)等があケラれる。これらゴムと樹
脂との好適な組合せとしては、例えば次に示すようなも
のが挙げられる。即ち、NBRと塩化ビニル樹脂、CR
と塩化ビニル樹脂、IRとPE又はPPSEPDMとP
E、及びEPDMとPP等の組合せである。
また、本発明において、延伸(筒状のものの拡径)した
状態を保持する力や、その状態における硬度、あるいは
収縮する際の収縮率や収縮応力、さらに収縮後の物性と
いった性質は、主に、混合される樹脂の粘弾性挙動や、
荷重−伸長(S−3)曲線挙動等の樹脂固有の特性によ
って、さらには、前記樹脂の混合割合によって大きく影
響される。
従って、目的とする種々の性質に応じて、適宜これらの
条件を調整する必要がある。
前述の樹脂の混合割合としては、ゴム100重量部に対
して、5重量部以上50重量部以下であることが好まし
い。樹脂の混合割合が5重量部未満の場合、延伸状態が
そのまま保持されないおそれがあるため、好ましくない
。一方、樹脂の混合割合が50重量部を越える場合、ゴ
ム本来の収縮特性や収縮後のゴム弾性が発揮されないお
それがあるため、好ましくない。また、樹脂の配合割合
が少ないとゴム組成物のゴム弾性が大きく、樹脂の配合
割合が多いとゴム組成物のゴム弾性が小さくなる。  
   。
なお、ゴムに配合する樹脂は、混線機等によって混合す
る際の混合のしやすさの点から、融点の低い樹脂が好ま
しい。また、本発明のゴム組成物におけるゴムや樹脂に
対し、目的、用途に応じて発泡剤や耐候性改質剤等の添
加剤を適宜添加してもよい。例えば、発泡剤を添加した
場合には、発泡体でかつ上記の熱収縮特性を有する材料
を得ることができる。
次に、本発明のゴム組成物の使用方法について説明する
。まず、ゴムに対して相溶性を有する樹脂を、ゴムに対
して均一に混合する。そして本発明では、通常このゴム
組成物を所定形状、例えば厚さ数百μmの筒状に賦形し
た後、加硫処理を施す。続いて、樹脂の軟化温度以上で
分解温度以下の温度で加熱し、賦形したゴム組成物を所
定の拡張状態まで延伸せしめる。その後、例えばこの延
伸したゴム組成物を被装着物に装着し、前記樹脂の軟化
温度で数十秒加熱することにより、ゴム組成物が被装着
物に密着した状態で装着される。
〔作用〕
前記構成により、例えばゴムに対し相溶性の良い樹脂が
混合されて所定の形状に賦形され、樹脂の軟化温度以上
に加熱されることにより、ゴム組成物が延伸され、その
延伸状態で冷却されることにより、ゴム組成物中のゴム
は元の状態に回復しようとするが、樹脂がそれを抑える
ことにより、延伸状態がそのまま保持される。そして、
再度加熱することにより、樹脂はその保持力を失いゴム
組成物は元の形状にまで戻り、適度なゴム物性が発揮さ
れる。
〔実施例〕
以下に、本発明をゴムホースのプロテクタに具体化した
実施例を第1〜3図に基づいて説明する。
まず、EPDM100重量部に対し、PE20重量部及
び加硫剤等の添加剤を配合して加熱混合した。このとき
のEPDM及びPEの相溶性は、きわめて良好なもので
あった。その後、この組成物を賦形することにより、第
2図に示すような薄い円筒形状の未延伸成形物lを得た
。次いで、加熱により加硫処理を行った。
次に、第1図に示すように、前記未延伸成形物lを12
0℃及び150℃の温度に加熱してそれぞれ拡径し、各
円筒の内径を未延伸成形物lの内径に対し、1.75倍
とした。そして、前記拡径状態で20℃まで冷却し、完
全に固化させることにより、それぞれゴム組成物として
の熱収縮チューブ2を得た。
次いで、この熱収縮チューブ2の挿通孔3内に、外径が
前記未延伸成形物1の内径にほぼ等しいゴムホース4を
挿入し、一方については120℃で、他方については1
50°Cで熱収縮処理を施した。
すると、第3図に示すように、前記各熱収縮チューブ2
は、ともに収縮し、その結果、±2%以内の歪みの範囲
で前記未延伸時の形状にまで回復し、ゴムホース4の外
周部に装着された。
そして、前記ゴムホース4の外周部に装着された熱収縮
チューブ2は、プロテクタとしての機能を十分に発揮す
ることができた。
〔発明の効果〕
本発明のゴム組成物は、拡張した状態に保持する力が十
分で、熱収縮性能に優れているとともに、熱収縮前後に
適正なゴム物性を有するものを容易に形成できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の実施例を示す図であって、第1図
は延伸した熱収縮チューブにゴムホースを装着する状態
を示す斜視図、第2図は延伸する前の熱収縮チューブを
示す斜視図、第3図は熱収縮チューブをゴムホースに装
着した状態を示す斜視図である。 2・・・ゴム組成物としての熱収縮チューブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ゴムに対して相溶性の良い樹脂を前記ゴムに配合し
    、前記樹脂の軟化温度以上に加熱して延伸し、その状態
    で冷却されたゴム組成物。
JP29261690A 1990-10-29 1990-10-29 ゴム組成物 Pending JPH04164940A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29261690A JPH04164940A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 ゴム組成物
US07/782,548 US5322901A (en) 1990-10-29 1991-10-25 Resin or rubber composition having good heat shrinkability

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29261690A JPH04164940A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 ゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04164940A true JPH04164940A (ja) 1992-06-10

Family

ID=17784108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29261690A Pending JPH04164940A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04164940A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237760A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Tokyo Univ Of Agriculture & Technology ゴム−ポリオレフィン複合体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237760A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Tokyo Univ Of Agriculture & Technology ゴム−ポリオレフィン複合体の製造方法

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