JPH04164608A - 冷却された生コンクリートの製造装置 - Google Patents

冷却された生コンクリートの製造装置

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JPH04164608A
JPH04164608A JP8967890A JP8967890A JPH04164608A JP H04164608 A JPH04164608 A JP H04164608A JP 8967890 A JP8967890 A JP 8967890A JP 8967890 A JP8967890 A JP 8967890A JP H04164608 A JPH04164608 A JP H04164608A
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cooling
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cooling water
water tank
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Ryuzo Yamada
山田 隆三
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正之 竹内
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AIPII TSUSHO KK
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、冷却された生コンクリートを製造する装置
に間する。
【従来の技術ならびにその課題】
生コンクリートは、温度が低いことが望ましい。 特に、日中気温が25℃を超える暑中コンクリートは、
冷却することによって、特性が改善される。 暑中コンクリートは、 ■ スランプが低くなり、 ■ ひび割れが発生し、 ■ 強度が低下する欠点がある。 スランプの低下は、水の蒸発が原因である。例えは、線
上がり温度が30℃で、スランプ18cmである生コン
クリートを、トラックアジテータで1時間程度運搬する
と、スランプは約6cm低下すると言われている。スラ
ンプが低下すると、打ち込みが困難となる。この生コン
クリートは、セメントペーストを添加して練り直す必要
がある。さらに、生コンクリートは、水の添加量を同し
に調整しても、温度が高くなるにしたがって、スランプ
が低下する特性がある。 硬化時に発生するひび割れは、内部での発熱が原因であ
る。コンクリートが硬化するときの反応である水和反応
は、発熱反応である。内部で発熱すると、コンクリート
の内部と外表面とて温度差ができる。暖められた内部は
、熱膨し、冷却された外表面は、収縮してひび割れを発
生する。 コンクリートのひひ割れは、あらゆる用途に弊害をもた
らす。特に、ダム、海中に設置される橋の橋脚、原子炉
の隔壁等の場合、致命的な欠点となる。 さらに、暑中コンクリートは、硬化時の強度も低下する
。 生コンクリートを冷却することによって、これ等の弊害
を解消できる。 冷却された生コンクリートの製造装置として、添加する
水を冷却する装置が開発されている。しかしながら、添
加水を冷却しても、生コンクリートの温度をそれほど低
くてきない。それは、生コンクリートに添加する水量が
、全体量の4〜6%に過ぎないことが理由である。 また、生コンクリートに添加するセメントを冷却する装
置も開発されている。この装置は、セメントに液化窒素
ガスを吹き込んで、セメンI・を強制冷却している。こ
の装置は、セメントに水を添加しないで冷却できる特長
はあるが、ランニングコストが著しく高い欠点がある。 高価な液化窒素ガスの消費量か多いことか理由である。 このため、この装置は、特別な生コンクリートにし・か
使用できない欠点がある。 コンクリートに添加される材料で、最も重量比の多いも
のは、骨材である。このため、骨材を冷却することは、
生コンクリートの温度を低下するのに効果がある。この
ことを実現するために、骨材を冷却する装置が開発され
ている。 骨材を冷却する装置として、骨材を表面水の気化熱で冷
却する装置が開発されている(特開昭57−18831
7号公報)。この装置は、骨材を密閉タンクに入れ、密
閉タンクを真空にして水分を強制的に蒸発させ、水分の
気化熱で骨材を冷却している。この装置は、大きな圧力
タンクと、大容量の真空ポンプを必要とし、設備コスト
が高くなる欠点がある。また、骨材を連続的に冷却でき
ない欠点もある。 更に、骨材に、液化窒素ガスを吹き付けて冷却する装置
も開発されている(特開昭63−156045号公報、
特開平1−26407号公報、特開平1−26408号
公報)。これ等の装置は、骨材に水を添加することなく
冷却できる特長がある。また、骨材を低温に冷却できる
特長もある。 しかしながら、これ等の装置は、砂を液化窒素カスで冷
却する装置と同様に、ランニングコストが高く、特別の
用途にしか使用できない欠点がある。 この発明は、従来のこれ等の欠点を解決することを目的
に開発されたもので、この発明の重要な目的は、安いラ
ンニングコストで生コンクリートを低温に冷却できる冷
却された生コンクリートの製造装置を提供することにあ
る。 さらに、この発明の他の重要な目的は、骨材を迅速に能
率よく冷却できる冷却された生コンクリートの製造装置
を提供するにある。
【従来の課題を解決する為の手段】
この発明の冷却生コンクリートの製造装置は、従来の課
題を解決するために、下記の構成を備えている。 (a)   ミキサー1と、冷却された生コンクリート
の製造装置は、骨材の冷却水槽2と、冷却水槽2に設け
られている搬送コンヘア3と、冷却水槽2に供給される
冷水を冷却する冷却用熱交換器4と、冷却用熱交換器4
に冷媒を供給する強制冷却機5と、冷却用熱交換器4と
冷却水槽2とに冷水を循環させる循環ポンプ6とを備え
ている。 (b)  搬送コンヘア3は、多孔性コンヘアベル)3
Aと、多孔性コンベアベルト3Aを駆動する駆動手段3
Bとを備えている。 (c)  多孔性コンベアペル)3Aの骨材移送部分は
、一部あるいは全体を、冷却水槽2の水面下に配設して
いる。 (d)  冷却用熱交換器4は冷媒路7と、冷水路8と
に区画されている。 (e)  冷却用熱交換器4の冷水路8は、循環管9と
循環ポンプ6とを介して冷却水槽2に連結されている。 (f)  冷却用熱交換器4の冷媒路7は、強制冷却機
5に連結されており、強制冷却機5から液化された冷媒
が供給される。 (g)  骨材は、冷却水槽2て冷却されてミキサー1
に供給される。
【作用】
この発明の冷却生コンクリートの製造装置は、骨材を冷
却してミキサーで混合する。この発明の好ましい実施例
を示す第1図に基ついて、この装置の動作を説明する。 冷却されない骨材Kが搬送コンベア3に供給される。供
給された骨材■(は、搬送コンヘア3て冷却水槽2の冷
水内に移送される。搬送コンヘア3て移送される骨材1
(は、冷却水槽2の冷水に接触して強制的に冷却される
。冷却水槽2において、骨材には、冷水中に浸漬されて
冷却される。冷却された骨材には、搬送コンJ\ア3で
送り出されてミキサー1に供給される。 冷却水槽2には、循環ポンプ6て冷水が供給される。冷
水は、循環ポンプ6てもって、冷却水槽2→冷却用熱交
換器4の冷水路8→循環ポンプ6→冷却水槽2に循環さ
れる。循環する冷水は、冷却用熱交換器4で冷却された
後、冷却水槽2に供給されて骨材Kを冷却する。 冷却用熱交換器4の冷媒路7には、強制冷却機5から液
化された冷媒が供給される。液化した冷媒は、冷却用熱
交換器4の冷媒路7て蒸発し、蒸発熱で冷水を冷却する
。 この装置は、骨材Kを冷却して生コンクリートの練り上
がり温度を低くする。第1表〜第3表は、混合する骨材
およびセメント温度に対する、生コンクリートの練り上
がり温度を示している。これ等の表において、第1表は
、この発明の冷却生コンクリートの製造装置を使用した
例を示し、第2表は混合材を冷却しない例を示し、第3
表は水に代わって氷を添加した例を示している。 第1表に示すように、この発明の装置は、骨材を3℃に
冷却して、生コンクリートの温度を14℃にてきる。こ
のように、この発明の装置が、生第1表 第2表 コンクリートを著しく低温に冷却できるのは、保有熱量
が極めて大きい骨材の熱量を著しく低減できることが理
由である。第3表に示すように、添加する水に水を使用
しても、骨材にの練り上がり温度は22℃に冷却される
にすぎない。大きな融解熱の氷を添加して、生コンクリ
ート温度を低下できないのは、水の添加量が少ないこと
が理由である。 このように、この発明の装置は、簡単に生コンクリート
温度を低温に冷却でき、極めて良い環境でコンクリート
を硬化できる特長がある。 さらに、この発明の冷却生コンクリート製造装置の特筆
すべき特長は、生コンクリート温度を低温に冷却できる
にもかかわらず、ランニングコストを著しく低減できる
ことにある。それは、骨材に接触して強制冷却する冷水
を循環して再使用し、また、骨材に冷水を直接接触させ
て冷却することが理由である。 循環して再使用される冷水は、冷却水槽2に供給する温
度を、可能な限り0℃に近付けるのがよい。低温の冷水
は、短時間に骨材Kを低い温度に冷却するからである。 ただ、0℃以下の水は凍結して循環できないので、0℃
以上の水、例えば、1〜5℃、好ましくは1〜3℃の冷
水を循環させる。骨材Kを冷却した冷水は、骨材Kから
熱エネルギーを奪って多少温度が上昇する。例えば、骨
材Kを3℃に冷却した冷水は、2℃〜2.5℃に温度が
上昇する。骨材Kを冷却した冷水温度は、常温の水に比
較すると温度が低い。このため、冷却用熱交換器4て多
少冷却すると、再び骨材Kを冷却できる温度となる。 したがって、骨材Kを冷却した冷水を捨て、新しい水を
冷却する方式に比較すると、冷却効率を高くてきる。こ
のため、強制冷却機を電力で運転する場合、消費電力を
少なくして、骨材を能率よく冷却できる。電力の使用効
率がよく、しかも、従来のように、高価な液化窒素ガス
を使用しないこの発明の装置は、極めて経済的に使用で
きて、多くの用途に利用できる特長がある。 さらにまた、この発明の生コンクリートの製造装置は、
骨材を低温に冷却して生コンクリートの温度を著しく低
くてきる特長がある。この特長は、骨材を冷却する冷却
水槽と搬送コンヘアの独得の構成で実現している。 すなわち、この発明の冷却された生コンクリートの製造
装置は、冷却水槽2内に多孔性コンベアヘルド3Aを配
設し、この多孔性コンベアベルト3Aで骨材Kを冷水中
に浸漬して移送するよう構成している。この構造の装置
は、水中にある多孔性コンベアベルト3Aを上下に透過
して冷水を流すことができる。このため、多孔性コンヘ
アベル)3Aで移送される骨材にの隙間に冷水をスムー
ズに流すことができ、短時間に能率よく骨材を冷却でき
る特長がある。 ちなみに、通常のゴムベルトのコンベアを使用し、ベル
トの上に2℃の冷水を散水して骨材Kを冷水で冷却した
場合、骨材温度が8℃となったが、この発明の装置は、
冷水温度を1.5℃として、骨材Kを2℃と著しく低温
に冷却することに成功した。 夏期に、骨材を8℃に冷却してミキサーて混練りすると
、生コンクリートの温度は17℃となる。 これに対して、骨材を2℃に冷却できると、第1表に示
すように、生コンクリートの温度を14℃と著しく低く
てきる。 大型のコンクリートプラントにおいて、生コンクリート
温度をいかにして低くてきるかは極めて大切なことであ
る。それは、コンクリートのひび割れを防ぎ、強靭に硬
化させるためである。
【好ましい実施例】
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体
化する為の装置を例示すものであって、この発明の装置
は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記の構造に
特定するものでない。この発明の装置は、特許請求の範
囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、特許請求
の範囲に示される部材に付記している。ただ、特許請求
の範囲に記述される部材を、実施例に示す部材に特定す
るものでは決してない。 第1図に示す冷却生コンクリートの製造装置は、骨材と
セメントと砂と水とを混練りするミキサー1と、骨材K
をミキサーに供給する前に冷却する冷却水槽2と、冷却
水槽内で骨材Kを移送しながら冷却する搬送コンベア3
と、冷却水槽2の冷水を冷却する冷却用熱交換器4と、
冷却用熱交換器4に冷媒を供給する強制冷却機5と、冷
水を冷却用熱交換器4と冷却水槽2とに循環させる循環
ポンプ6とを備えている。 ミキサー1には、冷却された骨材と、砂と、セメントと
、水とを混練りできる全てのミキサーが使用できる。 冷却水槽2は、上方が開口された細長い枦状をしている
。冷却水槽2は、骨材Kを浸漬して冷却する。冷却水槽
2の大きさは、単位時間当りの骨材にの冷却量で決定さ
れる。骨材にの冷却処理量が、時間当り250トンの場
合、冷却水槽2の大きさは、好ましくは、幅2〜3.5
m、高さ0゜6〜1.5m、長さ5〜15mの範囲に調
整される。 骨材は、大きさによって、冷却時間が異なる。 大きい骨材は、小さいものに比較して、内部まで冷却さ
れるのに時間がかかる。したがって、大粒の骨材は、冷
水浸漬時間を長くする必要がある。 冷却水槽2の全長を長くして、骨材の冷水浸漬時間を長
くできる。したがって、大粒の骨材を冷却する冷却水槽
2は、全長を長くする。例えば、5〜150開φの骨材
を、時間当り250トン冷却する冷却水槽2は、全長を
、10〜15mとし、5〜40開φの骨材を冷却する冷
却水槽2は、全長を5〜8mとする。 冷却水槽2は使用するζこ従って底に土砂が堆積する。 骨材の表面に付着する土砂が、冷水で洗い落とされて底
に沈降するからである。冷却水槽2の底部には、底に堆
積する土砂等を排出する掃除口10を設ける。掃除口1
0は、脱着板11て水密に閉塞されている。脱着板11
を外して、底に堆積する土砂を排出できる。 第1図の冷却水槽2は、冷水を左から右に流し、骨材K
を右から左に移送する。すなわち、骨材には供給された
温度の低い冷水で冷却されて排出される。 冷却水槽2の底部には冷水を供給する循環管9を連結し
ている。冷水を供給する循環管9は、骨材にの排出側で
ある冷却水槽2の左側に連結されている。冷却水槽2の
右側には排水管である循環管9を連結している。冷却水
槽2は、排水用の循環管9と供給側の循環管9との連結
部分の間に、垂直壁39を設けている。垂直壁39は両
側が冷却水槽2の内面に固定され、上端は多孔性コンペ
アベル)3Aの下まで延長している。 このように、冷却水槽2に垂直壁39を設けると、冷却
水槽2に供給された冷水を、多孔性コンベアベルト3A
を下から上に透過させて排水できる。このため、冷水で
骨材Kを効率よく冷却できる特長がある。 排水側の循環管9は、フィルター12を介して循環ポン
プ6に連結さている。フィルター12は、冷水に含まれ
る土砂を濾過して、清澄な清水を冷却用熱交換器4に供
給する。 搬送コンベア3は、骨材Kを移送しながら連続的に冷却
する。搬送コンベア3は、骨材Kを多孔性コンベアベル
ト3Aに載せて、冷却水槽2の冷水中に浸漬して移送す
る。第2図において、多孔性コンヘアベル)3Aは、冷
却水槽2の右から左に骨材Kを移送する。 搬送コンヘア3は、多孔性コンベアベルト3Aと、その
駆動手段3Bとを備えている。多孔性コンヘアベルト3
Aにはゴムベルト、あるいは、バイブを平行に並べたも
のを使用できる。 ゴムベルトは、両面に貫通して無数の孔を開口したもの
を使用できる。ゴムベルトは比較的大きな骨材の冷却に
最適である。それは、大きな骨材は、骨材の間を冷水が
通過し易いので、多孔性コンベアベルト3Aに要求され
る通水性が少なくなるからである。 多孔性コンヘアベル)3Aにゴムへルトを使用する場合
、駆動手段3Bは、2本のローラーと、これを回転駆動
するモーターとで構成する。2本のローラーは、第1図
に示すように、冷却水槽20両端部分に水平に配設され
、これにゴムベルトかけて駆動される。 ゴムベルトは、骨材Kを冷水に浸漬して移送する。第1
図に示す搬送コンベア3は、2本のローラーの中間で、
ゴムベルトを降下させて移送させている。このように、
ゴムベルトを移送するここは、ガイド溝(図示せず)を
使用する。ガイド溝は、ゴムベルトの両側縁がこれに沿
って摺動する位置に配設する。ガイド溝は、ゴムベルト
の両側を摺動させて移動軌跡を特定する。 バイブを平行に連結した多孔性コンベアヘルドを使用し
た装置を第2図に示している。第2図に示す装置の多孔
性コンヘアベル)3Aを、第3図と第4図とに示してい
る。この図に示す多孔性コンヘアベル)3Aは、4本の
バイブ3Pからなるベルトユニッ)3Uと、ヘルドユニ
ット3Uを駆動するチェーン3Cとで構成されている。 ベルトユニッ)3Uのバイブ3Pの間隔は、ここから骨
材Kが漏れない隙間に調整される。従って、バイブ3P
の間隔は、例えば、1〜10關に調整される。4本のバ
イブ3Pの両端は端板3Hに連結され、端板3Hを介し
て平行に連結されている。端板3Hて連結されたバイブ
3Pは、端板3Hに固定された連結片3Rを介してチェ
ーン3Cに連結されている。 チェーン3Cに連結されるバイブ3Pの間隔も、端板3
Hに連結されるバイブ3Pと同じ間隔に調整されている
。したがって、ベルトユニッ)3Uの幅は、チェーン3
Cのローラー間隔よりも多少狭く作られている。 ベルトユニッ)3Uの両端には、垂直に隔壁19が固定
されている。隔壁19は、バイブ3Pに載せられて運ば
れる骨材Kが漏れるのを防止する。 隔壁19は、垂直の姿勢を保持てきる強度の板材で作ら
れている。隔壁19は、各ベルトユニット3Uの両端に
固定されている。各ベルトユニット3Uに固定された隔
壁19は、多孔性コンベアベルト3Aが折曲できるよう
に、可接性の蛇腹19Aを介して連結されている。 隔壁と蛇腹とは別々の部材として連結して使用すること
もできるが、ゴムで一体的に成形することも可能である
。 また、第5図と第6図とに示すように、蛇腹を使用しな
い隔壁も使用できる。この隔壁19は、互いにラップし
てベルトユニット3Uの間から骨材Kが漏れるのを防止
する。 これ等の図に示す隔壁19は、上の幅が下の幅よりも広
くなる逆台形状をしている。逆台形状の隔壁19は、隣
接する隔u19との間で、所定の幅でラップする。ラッ
プする隔壁19は、第5図に示すように、ラップ部分で
互いに摺動できるように、内側と外側とに多少位置ずれ
して、連結されている。 また、多孔性コンベアベルトは、図示しないが、細幅の
板材をベルトユニットとし、これをチェーンに連結した
ものも使用できる。 チェーン3Cを有する多孔性コンベアベルト3Aは、チ
ェーン3Cを回転駆動するスプロケット15と、このス
プロケット15を回転駆動するモーター16と、チェー
ンガイド17とで駆動される。 チェーンガイド17は、骨材Kを載せて移送する上側の
チェーン3Cの下面に設けられている。 チェーンガイド17は、骨材Kが載って移動するチェー
ン3Cの移動軌跡を決定する。チェーン3Cは、骨材K
が載せられた多孔性コンヘアヘルド3Aを、冷却水槽2
の冷水中に移動させる。したがって、チェーン3Cは、
第2図に示すように、骨材Kを冷却する中間部分が、両
側部分よりも低い位置を移動する。すなわち、上側の多
孔性コンヘアヘルド3Aは、右のスプロケット15から
次第に降下し、中間では冷水中を水平に移動し、さらに
、左のスプロケット15に向かって上り勾配に上昇して
移動する。したがって、チェーンガイド17は、第2図
において、両側に向かって上り勾配に傾斜し、中間は水
平に配設されている。 チェーン3Cが掛けられた左のスプロケット15は、減
速機を介してモーター16に連結されて、モーター16
で回転駆動される。 この構造の搬送コンベア3は、ベルトの右端部に供給さ
れた骨材Kを、左に向かって移送する。 骨材には、移送途中で冷水に浸漬して冷却され、左端か
ら排出される。 移送途中で、冷水に浸漬して冷却された骨材は、好まし
くは、水切りしてミキサー1に供給される。 骨材には、搬送コンベア3の排出側で水切りし、あるい
は、搬送コンヘア3とミキサー1との間に、別に水切装
置を接続して水切りする。 搬送コンヘア3の排出側で骨材の水切りをするには、搬
送コンベアのベルトを振動させることて実現できる。 また、搬送コンベアとミキサーとの間に接続する水切装
置には、遠心力で骨材に付着する水分を除去する装置、
あるいは、網材の上に骨材を載せて振動で水分を除去す
る装置等が使用できる。 冷却用熱交換器4は、冷媒と冷水との間で熱エネルギー
を交換して冷水を冷却する。この用途に使用する冷却用
熱交換器4には、土砂で汚れた冷水が循環される。した
がって、土砂で汚れた冷水通路を簡単に清掃できる構造
が要求される。冷水の通路に土砂が堆積すると、熱交換
効率が低下する。 第7図、第8図、第9図に、冷水路である冷水管21を
簡単に清掃できる冷却用熱交換器4を示す。この冷却用
熱交換器4は、円筒状のケーシング両端の端板23を気
密に貫通する複数本の冷水管21と、複数本の冷水管2
1の端部を連結する連通室とを備えている。 ケーシング22は内部で冷媒が気化されて熱を奪うよう
に、両端が端板23て気密に密閉されて内部に冷媒室2
4が設けられている。冷媒室24には、冷媒の流入口2
5と、排出口26とが開口されている。流入口25は、
膨張弁27を介してコンデンサー28に、排出口26が
コンプレッサー29の吸入側に連結される。 冷水管21は、全長がケーシング22よりも多少長く形
成され、両端がケーシング22の端板23を気密に貫通
し、端板23から更に突出している。 冷水管21には、鉄パイプを使用できる。ただ、冷水管
21にチタン合金やステンレス等を使用すると、耐腐食
性が良くなって耐久性が向上する。 端板23の外側で、冷水管21の外周に、金属への接着
力が強く、しかも硬く硬化して、耐寒性があり、膨張の
少ないコーキング材を付着する。 更に、第5図に示すように、端板23の外表面全体にコ
ーキング材を付着することも可能である。 冷水管21には、ステンレスやチタンに代わって、簡単
に端板23に溶接できる材料、例えば、鉄、銅、真ちゅ
う、アルミニウム等の金属バイブな使用することもてき
る。 冷水管21の端は、ケーシング220両端にある冷水室
30に水密に連結される。冷水室30は、複数本の冷水
管21を、直列に、あるいは並列に、あるいは又、何本
かを並列にしたものを直列に連結して、冷水管21に冷
水等の液体を流す。 第8図および第9図は、第7図に示す冷水管2】の左右
に位置する冷水室を示すもので、3本の冷水管21を並
列に接続し、これを直列に連結する区隔壁31を備えて
いる。 区隔壁31は、開閉蓋32を閉した状態で冷水室30を
区画するように、開閉蓋32の内面と同一平面まで延長
されている。このように区画壁31を備える冷却用熱交
換器4は、複数の冷水管2Iを直列に接続して、冷水路
を長くてきる特長がある。 冷水室30の両側、即ち、冷水管21の延長線上は、冷
水管21内が簡単に清掃できるように、開閉蓋32て水
密に閉寒されている。開閉蓋32は、第7図に示すよう
に、上縁が蝶番33を介して冷水室30の上縁に装着さ
れている。この開閉蓋32は、冷水室30を水密に密閉
できるように、周囲にフランジ34が設けられている。 フランジ34は、ナツト35て挟着される。閏〈ときに
は、ナツト35を外し、これの下部を持ち上げて開き、
この状態で冷水管21に清掃具等を押し込んで内部を清
掃する。 冷水室30には、冷水の流入口36と流出口37とが開
口されている。 冷却用熱交換器4に冷媒を供給する強制冷却機5は、コ
ンプレッサー29と、コンデンサー28と、コンデンサ
ー28を冷却する放熱器38と、膨張弁27とを備えて
いる。コンプレッサー29は、冷却用熱交換器4から気
化した冷媒を吸入して、加圧してコンデンサー28に送
る。 コンデンサー28は、加圧された冷媒を冷却して液化さ
せる。 放熱器38は、コンデンサー28を冷却して、冷媒を液
化させる。放熱器には、クーリングタワーや空冷の熱交
換器が使用できる。 膨張弁27は、冷却用熱交換器4への冷媒供給量を調整
する。膨張弁27を通って冷却用熱交換器4に送り込ま
れた冷媒は、冷却用熱交換器4て膨張気化されて、周囲
から気化熱を奪い、冷水管2Jを冷却する。 循環ポンプ6は、冷却用熱交換器4て冷却された冷水を
、冷却水槽2!こ供給して、骨材Kを冷却する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す冷却された生コンク
リートの製造装置の概略断面図、第2図は冷却水槽の一
例を示す断面図、第3図ないし第6図は多孔性コンベア
ベルトの具体例を示す平面図および側面図、第7図は冷
却用熱交換器の一例を示す断面図、第8図および第9図
は冷却用熱交換器の端部を示す断面図である。 1・・・・・・ミキサー、    2・・・・・・冷却
水槽、3・・・・・・搬送コンヘア、 3A・・・・・・多孔性コンヘアベルト、3B・・・・
・・駆動手段、   3C・・・・・・チェーン、3U
・・・・−・ベルトユニット、 3P・・・・・・バイブ、 3H・・・・・・端板、 3R・・・−・・連結片、 4・・・・・・冷却用熱交換器、 5・・・・・−強制冷却機、   6・・・・・・循環
ポンプ、7・・・・・・冷媒路、     8・・・・
・・冷水路、9・・・・・・循環管、    10・・
・・・・掃除口、11・・・・・・脱着板、    1
2・・・・・・フィルター、15・・・・・・スプロケ
ット、 16・・・・・−モーター、   17・・・・・・チ
ェーンガイド、19・・・・・・隔壁、    19A
・・・・・・蛇腹、21・−・・・・冷水管、    
22・・・−・−ケーシング、23−・・・・・端板、
     24・・・・・・冷媒室、25・・・・・・
流入口、    26−・・・排出口、27・・・・・
・膨張弁、    28・・・・・・コンデンサー、2
9・・・・・・コンプレッサー、 30・・・・・・冷水室、    31・・・・・・区
隔壁、32・・・・・・開閉蓋、    33・・・・
・・蝶番、34・・・・・・フランジ、   35・・
・・・・ナツト、36・・・−・・流入口、    3
7・・・・・・流出口、38・・・・−・放熱器、  
  39・・・・・・垂直壁、K・・・・・・骨材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の構成を備える生コンクリートの冷却装置。 (a)冷却された生コンクリートの製造装置は、ミキサ
    ー1と、骨材の冷却水槽2と、冷却水槽2に設けられて
    いる搬送コンベア3と、冷却水槽2に供給される冷水を
    冷却する冷却用熱交換器4と、冷却用熱交換器4に冷媒
    を供給する強制冷却機5と、冷却用熱交換器4と冷却水
    槽2とに冷水を循環させる循環ポンプ6とを備えている
    。 (b)搬送コンベア3は、多孔性コンベアベルト3Aと
    、多孔性コンベアベルト3Aを駆動する駆動手段3Bと
    を備えている。 (c)多孔性コンベアベルト3Aの骨材移送部分は、一
    部あるいは全体を、冷却水槽2の水面下に配設している
    。 (d)冷却用熱交換器4は冷媒路7と、冷水路8とに区
    画されている。 (e)冷却用熱交換器4の冷水路8は、循環管9と循環
    ポンプ6とを介して冷却水槽2に連結されている。 (f)冷却用熱交換器4の冷媒路7は、強制冷却機5に
    連結されており、強制冷却機5から液化された冷媒が供
    給される。 (g)骨材は、冷却水槽2で冷却されてミキサー1に供
    給される。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6426408A (en) * 1987-07-23 1989-01-27 Takenaka Komuten Co Preparation of cooled concrete
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