JPH0416415Y2 - - Google Patents

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JPH0416415Y2
JPH0416415Y2 JP7101688U JP7101688U JPH0416415Y2 JP H0416415 Y2 JPH0416415 Y2 JP H0416415Y2 JP 7101688 U JP7101688 U JP 7101688U JP 7101688 U JP7101688 U JP 7101688U JP H0416415 Y2 JPH0416415 Y2 JP H0416415Y2
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JP
Japan
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attached
winding
winding frame
drive
gear
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JP7101688U
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JPH01174910U (ja
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浮上式鉄道用空心コイル素線機に関す
るものである。
(従来の技術) 第6図に従来の浮上式鉄道用空心コイル素線機
の概念図を示す。
従来は回転円板にコイル巻枠を、コイルの中心
と回転円板の中心を合致させて回転軸に取付けて
回転円板を回転させて素線を巻付けている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこのようなコイル巻線機ではコイ
ル形状が角型の場合等は、素線の巻付け半径が常
に変化し、その変化量だけ素線が上下に振られ、
さらにコイルの素線の断面が大きくなると(2mm
×10mm以上)素線の剛性が強過ぎて巻付時の密着
性が悪くまた、コーナー部での曲げ加工では木ハ
ンマー等で叩いて成型しなければならない等の欠
点があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は、ベツト上に対向して固定した軸受け
台に上下並行に貫挿した駆動軸のそれぞれの軸端
駆動ローラーを、他端に歯付プーリーを装着して
なる駆動部と、素線を巻き付ける巻溝と前記駆動
ローラーで上下から押接挟持された案内溝を有す
る巻枠と、巻枠の巻溝の上部から支点台の上部の
支持ピンを支点としてアームの一端に設置したコ
イルバネの圧縮力でアーム他端の押付ローラーに
押付力を発生させる押付ローラー部と、前記駆動
部の上下駆動ローラーが巻枠を横移動時と回転時
に回転比を変換するめたに設けた上下中間軸の上
軸左右にギヤーを中央と右端に歯付プーリーを軸
着し、このギヤーに対応して下軸の左側に電磁ラ
ツチ付きギヤーを、又右側に一方向カムクラツチ
付ギヤーを、さらに右端に歯付プーリーを軸着し
て、ベツト上に対向して固定した軸受台で回転自
在に貫挿されている中間部と駆動用の減速モータ
ーからなり、該減速モーターの回転により巻枠を
案内溝に沿つて環状に回周させながら、素線を巻
枠の巻に巻着けてコイルを成形することを特徴と
する浮上式鉄道用空心コイル素線機とするもので
ある。
(作用) 本考案は、以上のように構成したので、コイル
巻枠の回転を軸回転から、コイルの形状に沿つて
巻枠が直線部で横移動しコーナー部で90°回転を
するいわゆる回周する構造とすることにより、素
線を巻線に巻き付ける位置が変わらずに更に押圧
ローラーで適当な押付力を与えることができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図、第2図、第3
図、第4図、第5図、第6図に従い説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図にお
いて、ベツド6上に、上下平行にセツトされた駆
動軸8,8aのそれぞれの軸端に巻枠7の案内溝
7dを押接挟持すべく駆動ローラー9,9aが軸
着され、又他端には前記駆動ローラー9,9aに
回転を与える為の歯付プーリ10,10aがそれ
ぞれ軸着されて軸受台11,11aで回転自在に
支持されている。
駆動ローラー9,9aで上下から巻枠7の裏面
の内外周に設けた案内溝7dを押接挟持された巻
枠7は、さらに素線2を巻付けてコイルを成型す
る巻付溝7bと、コイル巻始めに素線2の先端を
引掛ける切欠7cを形成している。さらにベツト
6上に前記駆動ローラー9,9aの回転方向と該
駆動ローラー9aの回転数を変えるために上下並
行に、中間軸(上)20と中間軸(下)21が軸
受台29,29aで回転自在に支持されている。
中間軸(上)20の中央と右端には前記減速モ
ーター30の出力軸と駆動軸8に、それぞれ軸着
した歯付プーリー32,10に対応して歯付プー
リー22,27が歯付ベルト33,12で連接さ
れている。さらに中間軸(下)21の左右に電磁
クラツチ付ギヤー25と一方向カムクラツチ付ギ
ヤー26が前記中間軸(上)20に軸着している
ギヤー23,24と噛合つている。
本実施例の場合案内溝7dの内周と外周の隅部
半径比に対応して、駆動ローラー9,9aの周速
が比例するように、前記一方向カムクラツチ付ギ
ヤー26とギヤー24の歯数比で噛合つている。
次に押圧ローラー13はベツト6上に固定した
支点台31の上部で、支持ピン15により回動自
在に支持されたアーム19,19aの先端で両側
からピン14で回転自在に装着されている。又他
端は押圧ローラー13に押付力を発生させる為に
ネジ穴付ピン16で嵌着されていれ、さらにハン
ドル付ネジ棒17を螺合して該ハンドル付ネジ棒
17を捻回することによりコイルバネ18が圧縮
されてその反力が押圧ローラー13の押付力とし
て発生する機構になつている。
以下一例としまして実際の浮上式鉄道の側壁浮
上用コイルについて説明する。(この場合、巻枠
7の内外周の半径比は1/2とする) コイルの大きさは約巾380mm×長さ630mm、素線
断面4.5mm×19mmの角型コイルである。
まず素線ドラム1の巻込まれて繰出可能にセツ
トされた素線2の先端を巻枠7と巻枠の側板7a
で構成された巻溝7bの底部に設けてある切欠7
dに挿入して引掛けてから押圧ローラー13を押
付ける。
以上のようにセツトしてから減速モーター30
を駆動させると歯付プーリー32,22および歯
付ベルト33を介して中間軸(上)20が回転さ
せられる。さらに中間軸(上)20は歯付プーリ
ー27,10、歯付ベルト12とで駆動軸8とギ
ヤー23,24に対応して各々1/1,1/2に
減速比で噛合つている電磁クラツチ付ギヤー25
と一方向カムクラツチ付ギヤー26を同時に回転
させる中間軸(下)21は電磁クラツチ付ギヤー
25の電磁クラツチが作動している時は1/1の
回転で又該電磁クラツチが無作動の時は1/2の
回転をするように構成されている。つまり、中間
軸(下)21と電磁クラツチ付ギヤー25および
一方向カムクラツチ付ギヤー26とは常にどちら
かが作動していて他方が滑動する状態に構成され
ている。中間軸(下)21は歯付プーリー28,
10a、歯付ベルト12aを介して駆動軸8aに
回転を伝達する。
以上のように減速モーター30から駆動軸8,
8aに回転を伝達されるように、又駆動軸8,8
aの軸端の駆動ローラー9,9aで押接挟持され
た巻枠7に、前記のように素線2がセツトされた
状態にある浮上式鉄道用空心コイル巻線機におい
て巻枠7が第1図No.1の状態になつたら、図面に
は示していないがリミツトスイツチ等により中間
軸(下)21に軸着されている電磁クラツチ付ギ
ヤー25の電磁クラツチが作動するようにセツト
してあるので駆動ローラー9,9aの回転数は同
回転であり、巻枠7を素線と共に第1図No.3の状
態になるまで横移動させて、前記電磁クラツチを
切断すると駆動ローラー9,9aの回転比は1/
2となるので巻枠7を90°回転させて第1図No.4
の状態になり電磁クラツチを又作動させると第1
図No.5の状態になる。順次この動作を繰返して巻
枠7に素線2を巻付けてコイルを成形するが素線
2を段々に巻付けていくと押圧ローラー13によ
る押付力が強くなるのでコイルバネ18の圧縮を
緩めるためにハンドル付ネジ棒17を捻回して調
整する。
(考案の効果) 以上本考案の浮上式鉄道用空心コイル巻線機に
よれば、成型制度の高い製品を迅速かつ安価に製
作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概要図、第2図は本考案の浮
上式鉄道用空心コイル巻線機の正面図、第3図は
第2図の平面図、第4図は第2図のA−A断面図
第5図は第2図のB−B断面図、第6図は従来の
コイル巻線機の概要図である。 1……素線ドラム、2……素線、3……回転円
板、4……従来のコイル巻枠、5……回転軸、6
……ベツト、7……巻枠、7a……巻枠側板、7
b……巻溝、7c……巻溝の底部に付加した切
欠、7d……案内溝、8,8a……駆動軸、9,
9a……駆動ローラー、10,10a……歯付プ
ーリー、11,11a……軸受台、12,12a
……歯付ベルト、13……押圧ローラー、14…
…ピン、15……支持ピン、16……ネジ穴付ピ
ン、17……ハンドル付ネジ棒、18……コイル
バネ、19,19a……アーム、20……中間軸
(上)、21……中間軸(下)、22……歯付プー
リー、23,24……ギヤー、25……電磁クラ
ツチ付ギヤー、26……一方向カムクラツチ付ギ
ヤー、27,28……歯付プーリー、29,29
a……軸受台、30……減速モーター、31……
支点台、32……歯付プーリー、33……歯付ベ
ルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツト上に対向して固定した軸受台に上下平行
    に貫挿した駆動軸のそれぞれの軸端に駆動ローラ
    ーを、他端に歯付プーリーを装着してなる駆動部
    と、素線を巻付ける巻溝と前記駆動ローラーで上
    下から押接挟持された案内溝を有する巻枠と、巻
    枠の巻溝の上部から支点台の上部の支持ピンを支
    点としてアームの一端に設置したコイルバネの圧
    縮力でアーム他端の押付ローラーに押付力を発生
    させる押圧ローラー部と、前記駆動部の上下駆動
    ローラーが巻枠を横移動時と回転時に回転比を変
    換するために設けた上下中間軸の上軸左右にギヤ
    ーを中央と右端に歯付プーリーを軸着し、このギ
    ヤーに対応して下軸の左側に電磁クラツチ付ギヤ
    ーを、又右側に一方向カムクラツチ付ギヤーを、
    さらに右端に歯付プーリーを軸着して、ベツト上
    に対向して固定した軸受台で回転自在に貫装され
    ている中間部と駆動用の減速モーターからなり、
    該減速モーターの回転により巻枠を案内溝に沿つ
    て環状の回周させながら、素線を巻枠の巻溝に巻
    付けてコイルを成形することを特徴とする浮上式
    鉄道用空心コイル巻線機。
JP7101688U 1988-05-31 1988-05-31 Expired JPH0416415Y2 (ja)

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JP7101688U JPH0416415Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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JP7101688U JPH0416415Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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Publication Number Publication Date
JPH01174910U JPH01174910U (ja) 1989-12-13
JPH0416415Y2 true JPH0416415Y2 (ja) 1992-04-13

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ID=31296231

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