JPH04164135A - ガスタービン機関のサージング検出装置 - Google Patents

ガスタービン機関のサージング検出装置

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JPH04164135A
JPH04164135A JP28730690A JP28730690A JPH04164135A JP H04164135 A JPH04164135 A JP H04164135A JP 28730690 A JP28730690 A JP 28730690A JP 28730690 A JP28730690 A JP 28730690A JP H04164135 A JPH04164135 A JP H04164135A
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JP
Japan
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surging
engine
compressor
gas turbine
pressure
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JP28730690A
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Inventor
Yoshito Nakaya
中家 義人
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスタービン機関のり一−ジング検出装置に関
し、特に、自動車に搭載されるガスタービン機関のサー
ジング検出装置に関する。
〔従来の技術〕
第8図は自動変速機付の自動車に搭載される従来の二軸
式ガスタービン機関の一般的な構成の一例を示すもので
ある。    ′ 二軸式ガスタービン機関では、スタータSMによってフ
ロントギヤP/Gが回転して起動すると、吸気はコンプ
レッサCにて圧縮され、熱交換器HEにて加熱され、燃
焼器CCにてアクチュエータA1により供給される燃料
と混合されて燃焼し、その燃焼ガスがコンプレッサCと
同軸のコンプレッサタービンCTを回転させる。このコ
ンプレッサタービンCTの回転速度がコンプレッサCの
圧縮度を左右し、両者は総称してガスジェネレータGG
と呼ばれる。
コンプレッサタービンCTを駆動した燃焼ガスは、アク
チュエータA2に調整される可変ノズルVNを経てパワ
(出力)タービンPTを駆動した後、熱交換器■Eを経
て排気ガスとなって大気に排出される。
そして、パワタービンPTの回転は減速歯車R/Gによ
って減速されて自動変速機A/Tに伝えられ、シフト状
態に応じた回転速度に変換された後に差動歯車りを介し
て車輪Wに伝達される。
なお、アクチュエータAI、 A2は制御回路C0NT
によって機関の運転状態に応じて駆動され、この為、制
御回路C0NTにはアクセルペダルAPの開度や図示し
ないセンサからの機関の運転状態パラメータが入力され
る。また、一般に、第8図の■の位置の吸気圧をP3、
■の位置の温度をTa゛というように、吸気圧Pや温度
Tに付された添え字は○で囲まれた番号の位置の吸気圧
Pや温度Tを示す。
ところで、以上のように構成された車両用のガスタービ
ン機関では、単発的に燃焼器CC側の圧力の高い空気が
コンプレッサC側に逆流して出てくるサージングと呼ば
れる現象が発生することがある。このサージングが発生
すると、燃焼器cC側に流れるように設計されたコンプ
レッサCの翼に無理な応力が印加されて折損する恐れが
ある。このサージングは、空気が流れるときに渦を巻く
性質があることに起因するものであり、渦巻きが大きく
なると吸気通路を塞ぎ、その結果、圧縮されて圧力の高
い加圧空気がコンプレッサC側に噴出することから生じ
るものである。従って、このようなサージングが発生す
ると、大気圧P0は変化しないがコンプレッサCの出口
圧力P、が栄、激に低下するので、圧力比P3/PGが
第9図に示すように、急激に低下することになる。
このようなガスタービン機関のサージングを防止するた
め、本出願人は既にガスタービンエンジンのサージング
防止方法を特開昭61−106926号公、報に杉のて
提案した。この方法は、大気圧P0とコンプレッサCの
出口圧力P3の比P3/POの値で予めサージング点を
予想し、そのサージング領域で機関が運転されないよう
に可変ノズルνNの開度α3を調節するものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、ガスタービン機関は条件が変わりやすい機関
であるので、経時変化でサージング領域が移動した場合
には、前述のサージング防止方法のように圧力比P、/
P、の値が予め設定した一定値を超えた時にサージング
が発生すると予想すると、予想されたサージング点が実
際のサージング点と異なってしまうという問題がある。
このため、サージングが発生していないのにサージング
防止対策がとられてしまったり、逆に、予想されないサ
ージングが発生した時にサージング防止対策がとられず
、機関の破損を招く恐れがある。
従って、本発明の目的は、前記従来のガスタービンエン
ジンのサージング防止方法の有する課題を解消し、二輪
式ガスタービン機関のサージング発生条件を考慮して、
機関に経時変化が生じても、容易にかつ正確にガスター
ビン機関のサージング状態を検出することができるサー
ジング検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成する本発明の二軸式ガスタービン機関の
構成が第1図に示される。
本発明のガスタービン機関のサージング検出装置は、第
1図に示すように、コンプレッサCとコンプレッサター
ビンCTと、燃焼器CCと、別軸の出力タービンPTを
備えた二軸式ガスタービン機関において、コンプレッサ
Cの入口圧力P。と出口圧力P3を検出する圧力検出手
段1と、検出した圧力P o、P sの比P3/PGを
演算する圧力比演算手段2と、圧力比Pz/Poの基準
時間内の変化量が所定値以上の時にサージングと仮判定
するサージング仮判定手段3と、サージング仮判定手段
3がサージング仮判定を行った時に、機関がサージング
発生領域で運転されているか否かを判定するサージング
領域判定手段4と、機関がサージング発生領域で運転さ
れている時のみ、サージングの発生と断定するサージン
グ断定手段5とから構成されていることを特徴としてい
る。
上記構成のガスタービン機関のサージング検出装置にお
いて、機関の減速運転状態を判定する減速運転状態判定
手段を設け、減速運転状態の時に前記サージング領域判
定手段4が、機関がサージング発生領域で運転されてい
ないと判定するように構成しても良い。また、コンプレ
ッサタービンCTの入口温度T4を検出、あるいは推定
する温度検出手段を設け、温度T4の変化が負方向で所
定値以上の時に前記サージング領域判定手段4が、機関
がサージング発生領域で運転されていないと判定するよ
うに構成しても良い。更に、基準時間内のアクセルの踏
込量を検出するアクセル踏込量検出手段を設け、アクセ
ルの踏込量の変化が所定値以上の時に前記サージング領
域判定手段4が、機関がサージング発生領域で運転され
ていないと判定するように構成しても良い。
〔作用〕
本発明のガスタービン機関のサージング検出装置の第1
の形態によれば、コンプレッサCの人口圧力P0と出口
圧力P3が検出され、検出された圧力P。+ P 3の
比P x/ P oが演算され、圧力比P3/ p o
の基準時間内の変化量が所定値以上の時にサージングと
仮判定され、このサージング仮判定が行われた時に、機
関がサージング発生領域で運転されているか否かが判定
され、機関がサージング発生領域で運転されている時の
みサージングが発生したと断定される。
本発明のガスタービン機関のサージング検出装置の第2
の形態によれば、機関の減速運転状態が判定され、減速
運転状態の時に機関がサージング発生領域で運転されて
いないと判定される。
本発明のガスタービン機関のサージング検出装置の第3
の形態によれば、コンプレッサタービンCTの入口温度
T4が検出、あるいは推定され、温度T、の変化が負方
向で所定値以上の時に機関がサージング発生領域で運転
されていないと判定される。
本発明のガスタービン機関のサージング検出装置の第4
の形態によれば、基準時間内のアクセルの踏込量を検出
するアクセル踏込量が検出され、アクセルの踏込量の変
化が所定値以上の時に、機関がサージング発生領域で運
転されていないと判定される。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する
第2図は自動変速機付き車両に搭載された本発明の二軸
式ガスタービン機関の一実施例の構成を示すものであり
、第8図に示した二軸式ガスタービン機関と同じ構成部
品については同し符号(記号)を付しである。
図においてGTはガスタービンであり、このガスタービ
ンGTには燃料ポンプ、オイルポンプ、スクータ等の補
機類が接続するフロントギヤF/G、コンプレッサC1
熱交換器HE、燃焼器CC、コンプレッサCに回転軸で
直結されたコンブレツサタービ=10= ンCT、可変ノズルνN、出力タービンPT及び減速歯
車R/G等がある。図示しないスタータによってフロン
トギヤF/Gが回転するガスタービンGTの起動時には
、コンプレッサCから燃焼器CCに入る吸気とアクチュ
エータAIから燃焼器CCに供給される燃料とが混合さ
れ、点火プラグPLの火花によって着火して燃焼が開始
される。
ガスタービンGTの起動後は、吸気はコンプレッサCに
て圧縮され、熱交換器HI!にて加熱され、燃焼器CC
にて燃料と混合されて燃焼し、その燃焼ガスがコンプレ
ッサタービンCTを回転させる。コンプレッサタービン
CTを駆動した燃焼ガスは、可変ノズルVNを経てパワ
タービンPTを駆動した後、熱交換器11Eを経て排気
ガスとなって大気に排出される。牝は可変ノズルvNO
開度を調整するアクチュエータである。
ガスタービンGTの減速歯車R/Gには自動変速機A/
Tが接続されており、ガスタービンGTのパワタービン
PTの回転は減速歯車R/Gによって減速されて自動変
速機A/Tに伝えられ、ここに内蔵されたトルクコンバ
ータ及び変速機構を介してシフト状態に応じた回転速度
に変換されて車軸駆動出力となり、図示しない差動歯車
を経て駆動輪を回転させる。なお、トルクコンバータに
はロックアツプクラッチが設けられることもある。
ガスタービンGTおよび自動変速機A/Tを制御する制
御回路10には、アナログ信号用の入力インタフェース
INa 、デジタル信号用の入力インタフェースTNd
 、入力インタフェースINaからの信号をデジタル変
換するアナログ−デジタル変換器^/D、中央処理ユニ
ットcpu 、ランダムアクセスメモリRAM 、読み
出し専用メモリROM 、および出力回路OUT等があ
り、それぞれパスライン11で接続されている。
また、二軸式ガスタービン機関には、大気圧P。
を検出する温度センサsp、、ガスジェネレータGGの
回転速度N1を検出する回転速度センサSN、、コンプ
レッサCの出口温度T3を検出する温度センサST、と
出口圧力P3を検出する圧カセンサsp、、燃焼器CC
の入口温度T3Sを検出する温度センサST+s。
出力タービンPTの出口温度を検出する温度センサST
6. 減速歯車R/Gを経たガスタービンGTの回転速
度N3を検出する回転速度センサSN3.及び車軸駆動
回転速度N、を検出する回転速度センサSN、等が設け
られている。
アナログ信号用の入力インクフェースINaには、ガス
タービンGTに設けられた前述のセンサからの信号N 
+、 Ns、 Np、 P o、 P 3. T35.
 T6やアクセルペダルからのアクセル踏み込み量信号
θacc等が入力され、デジタル信号用の入力インタフ
ェースINdにはキースイッチからのオンオフ信号、シ
フトレバ−からのシフト位置信号、ブレーキからのブレ
ーキ信号等のデジタル信号が入力される。
一方、出力回路0[JTからは、燃焼器CCのアクチュ
エータAIに対して燃料流量(燃料噴射量)を指示する
信号Gf、アクチュエータ^2に対して可変ノズルνN
の開度を指示する信号α8、トルクコンバータのロック
アツプクラッチのオンオフを指示する信号S3、自動変
速機A/Tの変速信号S、、S2やスロットルワイヤ信
号θ。、点火プラグPLへのイグニッション信号IG等
が出力される。
ガスタービンGTの運転中の燃料流量Gfは、ガスジェ
ネレータGGの回転速度N5、コンプレッサCの出口圧
力P3、燃焼器CCの入口温度Tzs、およびアクセル
踏み込み量θaccを基に、制御回路10により演算さ
れる。燃料流量Gfの信号はアクチュエータA1に入力
され、図示しない燃料噴射ノズルから燃料流量Gfに見
合った燃料が噴射される。
燃料流量Gfは減速時のみ、ガスタービンGTのアイド
リング噴射量Gfiよりも小さくなる。また、点火プラ
グPLは制御回路10からのイグニッション信号IGに
より制御される。
第3図は二軸式ガスタービン機関の制御特性を示すもの
で、横軸がガスジェネレータGGの回転速度N+、縦軸
が燃料流量Gfを示している。一般にガスタービンGT
の制御は第3図に示すように、ステージ■〜■で示す加
速ライン、比例制御ライン、減速ラインで囲まれた四辺
形の中で行われるようになっている。
ところで、二軸式ガスタービン機関では、機関が減速ラ
イン上で運転されている場合にはサージングが発生しな
い。そこで、本発明ではガスタービン機関が加速ライン
(ステージ■)および比例制御ライン(ステージ■、■
)にある時にサージング検出を行ってサージングを防止
するようにしており、その制御手順について第4図から
第7図のフローチャートを用いて説明する。
第4図は第2図の制御回路10のサージング検出手順の
一実施例を示すフローチャートであり、この実施例の制
御は所定周期、例えば、60m5毎に実行されるものと
する。
ステップ401では機関の運転状態パラメータの読み込
みを行う。ここで読み込まれる運転状態パラメータは、
アクセルの踏み込み量θ1lcc+ガスジェネレータの
回転速度N1.大気圧PO+コンプレッサCの出口圧力
P :11及び燃焼器CCの入口温度T 35である。
次のステップ402では燃料流量Gfと可変ノズルVN
の開度α、を演算する。ここで、燃料流量Gfはいきな
り計算できないので、まず、アクセル踏込量θaccの
関数として、目標回転速度Nl5ETを求め、この目標
回転速度N15Eアと現在のガスジェネレータGGの回
転速度N、とから燃料流量Ofを演算する。次いで、こ
の燃料流量Gfと燃焼器CCの入口温度T3S、及び吸
入空気量Gaの関数として演算する。なお、吸入空気量
GaはコンプレッサCの出口圧力P3の値で決まるもの
である。
ステップ403では機関が加速状態か否かを判定し、加
速状態の時(YES)はステップ404に進んで燃料ラ
インを加速ラインに設定し、加速状態でない時(No)
はステップ405に進んで機関が減速状態か否かを判定
する。そして、機関が減速状態でない時(NO)は機関
が定常状態であると判定してステップ406において燃
料ラインを比例制御ラインに設定し、減速状態の時(Y
ES)はステップ407に進んで燃料ラインを減速ライ
ンに設定し、続くステップ408にて後述するサージン
グフラグ5URGFをOにすると共に、カウンタCTR
T4を0にして、サージングの判定を行わずにステップ
422に進む。
このように、減速状態と判定した時にサージングの判定
を行わないのは、減速状態ではサージングが発生しない
からであり、また、発生しても、減速ラインそのものが
燃料を減じているため、改めて特別な制御は必要ないか
らである。
機関が加速状態或いは定常状態の時はステップ404、
ステップ406からステップ409に進み、ステップ4
02で求めたコンプレッサタービンCTの入口温度T4
が800°C以上か否かを判定する。そして、コンプレ
ッサタービンCTの入口温度T4が800°Cに満たな
い時(NO)は、ステップ410でカウンタCTRT4
を0にしてサージングの判定を行わずにステップ422
に進み、T4≧800°Cの時(YES)はステップ4
11に進んでカウンタCTRT4を1だけインクリメン
トする。ステップ412はこのカウンタCTRT4の値
が9以上になったか否かを判定するものであり、CTR
T4<9の時(NO)はサージングの判定を行わずにス
テップ422に進み、CTRTl?−9(7)時(YE
S)はステップ413テカウンクCTRT4の上限を9
に設定してステップ413からステップ421に進み、
サージングの判定を行う。
ステップ413は前回のルーチンにおいて、コンプレッ
サタービンCTの入口温度T4の値が大きく上昇してい
ないか、つまり、アクセルを踏み込んだ直後でないかど
うかと、コンプレッサCの出口圧力P3の値が大きく減
少していないかを判定するものである。よって、ステッ
プ413では、1回前のコンプレッサタービンCTの入
口温度T4の値      ・である748AC1と2
回前のコンプレッサタービンCTの入口温度T4の値で
あるT4BAC2の差が3.0以上あるか否かの判定と
、1回前のコンプレッサCの出口圧力P3の値であるP
3STR1と2回前のコンプレッサCの出口圧力P3の
値であるT4BAC2の差が0.2以上あるか否かの判
定を行い、更に、ガスジェネレータGGの回転速度NI
が3050Orpm以上か否かの判定を行う。即ち、I
rT4BAC2<T4BAC1+3.0かつP3STR
1<P3STR2−0,2かつN1≧30500.01
を条件Aとした時に、条件Aか否かを判定する。
そして、条件Aを満たす時(YES)はステップ414
に進んでサージングフラグ5URGF2を1にセットし
、条件Aを満たさない時(NO)はステップ415でサ
ージングフラグ5URGF2を0にセットしてステップ
416に進む。
ステップ416は今回のルーチンにおいて、コンプレッ
サタービンCTの入口温度T4の値が大きく上昇してい
ないか(アクセルを踏み込んだ直後でないか)否かと、
コンプレッサCの出口圧力P3の値が大きく減少してい
ないかを判定するものである。よって、ステップ416
では、今回のコンプレッサタービンCTの入口温度T4
の値と1回前のコンプレッサタービンCTの入口温度T
4の値である748AC1の差が3.0以上あるか否か
の判定と、今回のコンプレッサCの出口圧力P3の値と
1回前のコンプレッサCの出口圧力P、の値であるT4
BAC1の差が0.2以上あるか否かの判定を行い、更
に、ガスジェネレータGGの回転速度N、が3050O
rpm以上か否かの判定を行う。即ち、rT4BAc1
<T4+3.0かつP 3<P3STR1−0,2かつ
N、≧30500.0Jを条件Bとした時に、条件Bか
否かを判定する。
そして、条件Bを満たす時(YES)はステップ417
に進んでサージングフラグ5URGF 1を1にセット
し、条件Bを満たさない時(NO)はステップ418で
サージングフラグ5URGF 1をOにセットしてステ
ップ419に進む。
ステップ419では?サージングフラグ5URGF1と
5URGF2が共に1かつ後述するカウンタC3URG
が2未満1という条件Cを満たすか否かを判定する。ス
テップ413でYES 、かつステップ416でYES
となった場合は、初期設定においてC3URC;の値は
曳−になっているので、条件Cを満たすことになる。そ
して、条件Cを満たす時(Y[!S)はステップ420
に進んで真のサージングフラグ5URGFを1にセント
し、逆に、条件Cを満たさない時(NO)はステップ4
21に進んで真のサージングフラグ5URGFをOにセ
ットしてステップ422に進む。この真のサージングフ
ラグ5URGFが1にセットされた時が実際に機関にサ
ージングが発生した時である。
ステップ422は次のルーチンに備えるために現在の値
を過去の値として置き換えるものであり、ステップ40
8.410.420.及び421が終了した後に実行さ
れる。1回前のコンプレッサタービンCTの入口温度T
4の値であるT4BAC1を2回前のコンプレッサター
ビンCTの入口温度1゛4の値であるT4BAC2と置
き換え、今回のコンプレッサタービンCTの入口温度T
、の値と1回前のコンプレッサタービンCTの入口温度
T4の値であるT4BAC1のと置く。
;1ミた、1回前のコンプレッサCの出口圧力P3の値
であるP3STR1を2回前のコンプレッサCの出口圧
力P3の値である74BAC2と置き換え、今回のコン
プレッサCの出口圧力P、の値を1回前のコンプレッサ
Cの出口圧力P3の値であるT4BAC1、!″置き換
えてこのルーチンを終了する。
第5図は第4図のルーチンにおいてサージングが検出さ
れたサージングの回避動作時間を確保するものである。
ステップ501ではサージングフラグ5tJRGFが1
か否かを判定し、サージングフラグ5URGFが1の時
(YES)はステップ502に進んで減算カウンタC3
URGの値に19をセット−21、− してステップ503に進み、サージングフラグ5URG
FがOの時(No)はステップ502を飛ばしてステッ
プ503に進む。ステップ502において減算カウンタ
C3URGに19をセラi・するとC3URG〉2とな
るので、以後暫くの間は第4図のステップ419におい
て条件Cは満足しなくなり、この間サージングフラグ5
URGFはlにならない。
ステップ503では減算カウンタC3URGの値が1だ
けディクリメントされてステップ504に進む。ステッ
プ504では減算カウンタC3URGの値が2以上か否
かを判断し、2以上の間はステップ505に進み、2未
満の時はステップ506に進む。
ステップ505ではサージング回避動作を起こさせるサ
ージ回避フラグ5T4T6を1にセットしてこのルーチ
ンを終了し、ステップ506ではこのサージ回避フラグ
5T4T6をOにセットすると共に、減算カウンタC3
URGの値を下限値の2に設定してこのルーチンを終了
する。
第6図および第7図はサージング検出時のサージング回
避動作を示すものである。第6図のステツブ601では
サージ回避フラグ5T4T6が1か否かを判定し、5T
4T6=1の時(YES)はステンプ602において燃
料流量Gfの値を95%に減じてこのルーチンを終了す
るが、S i” 4 T 6 = 1でな′ い時(N
o)はBS)は何もしないでこのルーチンを終了する。
第7図のステップ701でもサージ回避フラグS ’r
4 T 6が1か否かを判定し、5T4T6−1の時(
YES)はステップ702において可変ノズルVNを全
開にしてこのルーチンを終了し、ST4”F6=1でな
い時(NO)はBS)は何もしないでこのルーチンを終
了する。
以上説明したように本発明のガスタービン機関のサージ
ング検出装置では、アクセルペダル操作に関係のない、
機関の真のサージング時を検出することができるため、
燃料を減少させ、可変ノズルVNを全開にするサージン
グ回避動作が、所定時間だけ同じ条件で連続的に確実に
行われることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のガスタービン機関のサージ
ング検出装置によれば、圧力比P 3 / P Oの基
準時間内の変化量が所定値以上の時にサージングと仮判
定され、このサージング仮判定が行われた時に、機関が
サージング発生領域で運転されているか否かが判定され
、機関がサージング発生領域で運転されている時のみサ
ージングが発生したと断定されので、機関に経時変化が
生じても、容易にかつ正確にガスタービン機関のサージ
ング状態を検出することができるという効果がある。
従って、本発明のガスタービン機関のサージング検出装
置によれば、機関の減速運転状態の時、コンプレッサタ
ービンCTの入口温度T4の変化が負方向で所定値以上
の時、又は、アクセルの踏込量の基準時間内の変化が所
定値以上の時に、機関がサージング発生領域で運転され
ていないと判定されるので、サージングの誤検出が防止
されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を示すブロック図、第2図は
本発明のガスタービン機関のサージング検出装置の構成
を示す全体概要図、 第3図は二輪式ガスタービン機関の制御特性を示す線図
、 第4図から第7図の制御回路の制御手順の一例を示すフ
ローチャート、 第8図は従来の二軸式ガスタービン機関の一般的な構成
を示す図である。 第9図はサージング発生時のP 3 / P o特性を
示す線図である。 10・・・制御回路、 C・・・コンプレッサ、 CC・・・燃焼器、 CT・・・コンプレッサタービン、 GG・・・ガスジェネレータ、 ■E・・・熱交換機、 PT・・・パワタービン、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンプレッサ(C)とコンプレッサタービン(CT
    )と、燃焼器(CC)と、別軸の出力タービン(PT)
    を備えた二軸式ガスタービン機関のサージング検出装置
    であって、コンプレッサ(C)の入口圧力(P_0)と
    出口圧力(P_3)を検出する圧力検出手段(1)と、 検出した圧力(P_0、P_3)の比(P_3/P_0
    )を演算する圧力比演算手段(2)と、 圧力比(P_3/P_0)の基準時間内の変化量が所定
    値以上の時にサージングと仮判定するサージング仮判定
    手段(3)と、 サージング仮判定手段(3)がサージング仮判定を行っ
    た時に、機関がサージング発生領域で運転されているか
    否かを判定するサージング領域判定手段(4)と、 機関がサージング発生領域で運転されている時のみ、サ
    ージングの発生と断定するサージング断定手段(5)と
    を備えるガスタービン機関のサージング検出装置。 2、機関の減速運転状態を判定する減速運転状態判定手
    段を備え、減速運転状態の時に前記サージング領域判定
    手段(4)が、機関がサージング発生領域で運転されて
    いないと判定することを特徴とする請求項1に記載のガ
    スタービン機関のサージング検出装置。 3、コンプレッサタービン(CT)の入口温度(T_4
    )を検出、あるいは推定する温度検出手段を備え、温度
    (T_4)の変化が負方向で所定値以上の時に前記サー
    ジング領域判定手段(4)が、機関がサージング発生領
    域で運転されていないと判定することを特徴とする請求
    項1に記載のガスタービン機関のサージング検出装置。 4、基準時間内のアクセルの踏込量を検出するアクセル
    踏込量検出手段を備え、アクセルの踏込量の変化が所定
    値以上の時に前記サージング領域判定手段(4)が、機
    関がサージング発生領域で運転されていないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン機関の
    サージング検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001020760A (ja) * 1999-06-25 2001-01-23 General Electric Co <Ge> 最適性能を得るための工業用ガスタービンの運転方法
US6364602B1 (en) * 2000-01-06 2002-04-02 General Electric Company Method of air-flow measurement and active operating limit line management for compressor surge avoidance
JP2007291960A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Toyota Motor Corp 遠心式圧縮機を備える内燃機関の制御装置

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