JPH04163722A - 磁気転写方式 - Google Patents
磁気転写方式Info
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- JPH04163722A JPH04163722A JP29037290A JP29037290A JPH04163722A JP H04163722 A JPH04163722 A JP H04163722A JP 29037290 A JP29037290 A JP 29037290A JP 29037290 A JP29037290 A JP 29037290A JP H04163722 A JPH04163722 A JP H04163722A
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気転写方式特にマザー磁気記録媒体及びコピ
ー磁気記録媒体が共に金属蒸着薄膜型磁気記録媒体より
成り、特に例えばいわゆるハイバンド801111ビデ
オ用テープ等の短波長磁気記録の転写に適用して好適な
磁気転写方式に係わる。
ー磁気記録媒体が共に金属蒸着薄膜型磁気記録媒体より
成り、特に例えばいわゆるハイバンド801111ビデ
オ用テープ等の短波長磁気記録の転写に適用して好適な
磁気転写方式に係わる。
〔発明の概要]
本発明は、それぞれ金属蒸着ll膜型のマザー磁気記録
媒体とコピー磁気記録媒体とを、そのカラムの傾きが逆
向きとなるように重ね合わせた状態で外部バイアス磁界
を与えてマザー磁気記録媒体上の記録磁化をコピー磁気
記録媒体に転写する磁気転写方式において、磁化容易軸
が面内方向から20゜±15゜に選定されたマザー磁気
記録媒体に対し、外部バイアス磁界を、ほぼマザー磁気
記録媒体の面内方向から110゜±15゜の方向に印加
することによって、マザー磁気記録媒体上の磁気転写効
率の向上特に短波長磁気記録の磁気転写効率の向上と、
マザー磁気記録媒体の減磁効果の減少をはかる。
媒体とコピー磁気記録媒体とを、そのカラムの傾きが逆
向きとなるように重ね合わせた状態で外部バイアス磁界
を与えてマザー磁気記録媒体上の記録磁化をコピー磁気
記録媒体に転写する磁気転写方式において、磁化容易軸
が面内方向から20゜±15゜に選定されたマザー磁気
記録媒体に対し、外部バイアス磁界を、ほぼマザー磁気
記録媒体の面内方向から110゜±15゜の方向に印加
することによって、マザー磁気記録媒体上の磁気転写効
率の向上特に短波長磁気記録の磁気転写効率の向上と、
マザー磁気記録媒体の減磁効果の減少をはかる。
また本発明においては、マザー磁気記録媒体の保磁力H
c、4とコピー磁気記録媒体の保磁力)(ccとの比H
cs/ HCCが、Hex/ HCC≦1.5とされた
ことによってコピー磁気記録媒体の磁気転写出力の向上
をはかり、短波長磁気記録の磁気転写効率の向上をはか
る。
c、4とコピー磁気記録媒体の保磁力)(ccとの比H
cs/ HCCが、Hex/ HCC≦1.5とされた
ことによってコピー磁気記録媒体の磁気転写出力の向上
をはかり、短波長磁気記録の磁気転写効率の向上をはか
る。
ビデオやオーディオ等の磁気記録媒体において、大量に
記録内容を複写して生産する場合、原記録のあるマザー
磁気記録媒体例えばマザーテープにバイアス磁界即ち転
写用磁界を印加した状態で、コピー磁気記録媒体例えば
コピーテープに接触又は近接させて、磁気記録内容をこ
のコピーテープに転写する磁気転写方式が一般に採用さ
れている。
記録内容を複写して生産する場合、原記録のあるマザー
磁気記録媒体例えばマザーテープにバイアス磁界即ち転
写用磁界を印加した状態で、コピー磁気記録媒体例えば
コピーテープに接触又は近接させて、磁気記録内容をこ
のコピーテープに転写する磁気転写方式が一般に採用さ
れている。
この磁気転写方式は、高速に転写を行えることから、短
時間に大量の記録内容を複写することができるという利
点を有する。
時間に大量の記録内容を複写することができるという利
点を有する。
従来の磁気転写方式では、バイアス磁界によるマザー磁
気記録媒体の減磁を抑制し、かつコピー磁気記録媒体の
記録を行い易くするために、マザー磁気記録媒体の保磁
力Hcをコピー磁気記録媒体の保磁力Hcの約2.5倍
としていた。
気記録媒体の減磁を抑制し、かつコピー磁気記録媒体の
記録を行い易くするために、マザー磁気記録媒体の保磁
力Hcをコピー磁気記録媒体の保磁力Hcの約2.5倍
としていた。
しかしながらこのような高保磁力を有するマザー磁気記
録媒体においても減磁を完全に回避することができず、
また従来一般に使用されていた塗布型の記録再生媒体で
は高記録密度化をはかるために記録波長の短波長化をは
かると再生出力が低下するという問題があった。例えば
、現在塗布型の磁気テープとして最も優れた材料、即ち
例えばマザーテープとして高保磁力のメタル塗布型テー
プを用いて、コピーテープとしてBa −Feテープを
用いた場合、3mmビデオ用の例えば記録波長λ−0,
7μm程度の短波長領域においては、金属蒸着薄膜型の
磁気テープに比して充分な磁気転写出力が得られなかっ
た。
録媒体においても減磁を完全に回避することができず、
また従来一般に使用されていた塗布型の記録再生媒体で
は高記録密度化をはかるために記録波長の短波長化をは
かると再生出力が低下するという問題があった。例えば
、現在塗布型の磁気テープとして最も優れた材料、即ち
例えばマザーテープとして高保磁力のメタル塗布型テー
プを用いて、コピーテープとしてBa −Feテープを
用いた場合、3mmビデオ用の例えば記録波長λ−0,
7μm程度の短波長領域においては、金属蒸着薄膜型の
磁気テープに比して充分な磁気転写出力が得られなかっ
た。
一方、特開昭57−138061号公開公報では、マス
ター(マザー)磁気記録媒体とスレーブ(コピー)磁気
記録媒体とを対向して磁気複写を行う磁気複写方式にお
いて、第5図の路線的断面図に示すように、各磁気記録
媒体の磁性層面(11)即ち図中X軸で示す面方向との
なす角度が45°である方向をA方向、−45°である
方向をB方向とすると、磁性層をこのB方向に測定した
残留磁化の強さがA方向に測定した値より25%以上大
きなマザー磁気記録媒体(1)と、同じ(磁性層をA方
向に測定した残留磁化の強さがB方向に測定した値より
25%以上大きいコピー磁気記録媒体(2)を用い、A
方向又はA方向に近い方向にバイアス磁界H3を印加す
る磁気複写方式が提案されている。
ター(マザー)磁気記録媒体とスレーブ(コピー)磁気
記録媒体とを対向して磁気複写を行う磁気複写方式にお
いて、第5図の路線的断面図に示すように、各磁気記録
媒体の磁性層面(11)即ち図中X軸で示す面方向との
なす角度が45°である方向をA方向、−45°である
方向をB方向とすると、磁性層をこのB方向に測定した
残留磁化の強さがA方向に測定した値より25%以上大
きなマザー磁気記録媒体(1)と、同じ(磁性層をA方
向に測定した残留磁化の強さがB方向に測定した値より
25%以上大きいコピー磁気記録媒体(2)を用い、A
方向又はA方向に近い方向にバイアス磁界H3を印加す
る磁気複写方式が提案されている。
この磁気複写方式では、磁性層が磁性金属の斜め蒸着媒
体より成り、バイアス磁界H1がマザー磁気記録媒体(
1)の磁化困難軸方向に印加され、更にコピー磁気記録
媒体(2)はバイアス磁界H6を印加する方向が磁化容
易軸方向となるため、マザー磁気記録媒体(1)の抗磁
力いわゆる保磁力が比較的小さくても消磁されにく(、
充分なバイアス磁界Hmを印加することが可能となり、
高い複写効率を得ることが期待できるとするものである
。
体より成り、バイアス磁界H1がマザー磁気記録媒体(
1)の磁化困難軸方向に印加され、更にコピー磁気記録
媒体(2)はバイアス磁界H6を印加する方向が磁化容
易軸方向となるため、マザー磁気記録媒体(1)の抗磁
力いわゆる保磁力が比較的小さくても消磁されにく(、
充分なバイアス磁界Hmを印加することが可能となり、
高い複写効率を得ることが期待できるとするものである
。
ところが、この特開昭57−138061号公開公報に
開示の方式をもって複写を行う場合、一般にその複写時
のマザー磁気記録媒体の減磁の問題、複写効率の問題に
おいて充分満足し得ない場合が生じる。
開示の方式をもって複写を行う場合、一般にその複写時
のマザー磁気記録媒体の減磁の問題、複写効率の問題に
おいて充分満足し得ない場合が生じる。
上述した特開昭57−138061号公開公報に開示さ
れた発明では、バイアス磁界H8を上述のA方向部ち磁
気記録媒体の面内から45°の方向に印加し、この方向
がマザー磁気記録媒体の磁化困難軸方向であり、且つコ
ピー磁気記録媒体の磁化容易軸方向となるようにされて
いるが、実際はこの磁化容易軸が45°方向に形成され
ていないものである。
れた発明では、バイアス磁界H8を上述のA方向部ち磁
気記録媒体の面内から45°の方向に印加し、この方向
がマザー磁気記録媒体の磁化困難軸方向であり、且つコ
ピー磁気記録媒体の磁化容易軸方向となるようにされて
いるが、実際はこの磁化容易軸が45°方向に形成され
ていないものである。
すなわち、一般にこの金属蒸着薄膜型磁気記録媒体では
、案内ドラムの円筒面に磁気記録媒体の担持体即ち長尺
シート状非磁性ベースを案内移行させた状態で、これに
対し磁性金属材料蒸着源からの蒸着方向が90°〜40
°程度の角範囲の移行範面内でその蒸着が行われるよう
にしていて、この場合この蒸着による柱状磁性成長粒、
いわゆるカラムは媒体面に対しほぼ45°方向に生じる
。ところが、このような45°程度の傾斜をもってカラ
ムが形成されても、このような薄膜蒸着媒体の場合は膜
に垂直な方向に向かって強い反磁界が働くため、磁化ベ
クトルは結晶方向即ちカラム成長方向よりも面内に近い
角度に傾斜することとなり、実際の磁化容易軸は45°
からずれた方向に存在する。
、案内ドラムの円筒面に磁気記録媒体の担持体即ち長尺
シート状非磁性ベースを案内移行させた状態で、これに
対し磁性金属材料蒸着源からの蒸着方向が90°〜40
°程度の角範囲の移行範面内でその蒸着が行われるよう
にしていて、この場合この蒸着による柱状磁性成長粒、
いわゆるカラムは媒体面に対しほぼ45°方向に生じる
。ところが、このような45°程度の傾斜をもってカラ
ムが形成されても、このような薄膜蒸着媒体の場合は膜
に垂直な方向に向かって強い反磁界が働くため、磁化ベ
クトルは結晶方向即ちカラム成長方向よりも面内に近い
角度に傾斜することとなり、実際の磁化容易軸は45°
からずれた方向に存在する。
従って上述したように、バイアス磁界H11を〜45゜
方向に印加する方法による場合、実際にはマザー磁気記
録媒体の磁化困難軸或いはコピー磁気記録媒体の磁化容
易軸方向とはなっていなかったために、充分満足できる
程度のマザー磁気記録媒体の減磁効果の減少及び磁気複
写効率が得られず、例えば上述したように0.7μ−程
度の短波長領域の磁化記録転写を行う場合にマザー磁気
記録媒体の減磁効果や、磁気転写効率の低下を招く恐れ
があった。
方向に印加する方法による場合、実際にはマザー磁気記
録媒体の磁化困難軸或いはコピー磁気記録媒体の磁化容
易軸方向とはなっていなかったために、充分満足できる
程度のマザー磁気記録媒体の減磁効果の減少及び磁気複
写効率が得られず、例えば上述したように0.7μ−程
度の短波長領域の磁化記録転写を行う場合にマザー磁気
記録媒体の減磁効果や、磁気転写効率の低下を招く恐れ
があった。
本発明は、上述したような短波長領域においても高い転
写効率が得られて、良好な磁気特性を有し、磁気記録再
生効率の高いコピー磁気記録媒体が得られるようにした
磁気転写方式を提供するものである。
写効率が得られて、良好な磁気特性を有し、磁気記録再
生効率の高いコピー磁気記録媒体が得られるようにした
磁気転写方式を提供するものである。
本明細書において、磁化容易軸方向及び磁化困難軸方向
の角度、バイアス磁界印加方向の角度等は全て、磁気記
録媒体の面内方向をX軸として、X軸方向からの角度に
よって表示する。
の角度、バイアス磁界印加方向の角度等は全て、磁気記
録媒体の面内方向をX軸として、X軸方向からの角度に
よって表示する。
−の本発明は、その−例を第1図の路線的拡大断面図に
示すように、それぞれ金属蒸着薄膜型のマザー磁気記録
媒体(1)とコピー磁気記録媒体(2)とを、そのカラ
ム(3)の傾きが逆向きとなるように重ね合わせた状態
で外部バイアス磁界H,を与えてマザー磁気記録媒体(
1)上の記録磁化をコピー磁気記録媒体(2)に転写す
る磁気転写方式において、磁化容易軸e、a、が面内方
向から20゜±15°に選定されたマザー磁気記録媒体
(1)に対し、外部バイアス磁界H,を、ほぼマザー磁
気記録媒体(1)の面内方向から110”±15°の方
向に印加する。
示すように、それぞれ金属蒸着薄膜型のマザー磁気記録
媒体(1)とコピー磁気記録媒体(2)とを、そのカラ
ム(3)の傾きが逆向きとなるように重ね合わせた状態
で外部バイアス磁界H,を与えてマザー磁気記録媒体(
1)上の記録磁化をコピー磁気記録媒体(2)に転写す
る磁気転写方式において、磁化容易軸e、a、が面内方
向から20゜±15°に選定されたマザー磁気記録媒体
(1)に対し、外部バイアス磁界H,を、ほぼマザー磁
気記録媒体(1)の面内方向から110”±15°の方
向に印加する。
また本発明は、マザー磁気記録媒体(1)の保磁力HC
Mとコピー磁気記録媒体(2)の保磁力)(ccとの比
Hc、4/HcCを、HcM/ HCc≦1.5 とす
る。
Mとコピー磁気記録媒体(2)の保磁力)(ccとの比
Hc、4/HcCを、HcM/ HCc≦1.5 とす
る。
上述したように本発明においては、金属薄膜型磁気記録
媒体即ち磁性金属の斜め蒸着によって形成された磁気記
録媒体によるマザー磁気記録媒体とコピー磁気記録媒体
とを用いる。この場合、前述したように、その蒸着は9
0°〜40″の角範囲での磁性金属の斜め蒸着で得られ
ることから、その生成磁性層は、その傾きがほぼ45°
の柱状成長粒いわゆるカラム(3)が湾曲して形成され
る。しかしながら、本発明者等が鋭意実験考察を重ねた
結果、このときの磁性層の実質的磁化容易軸は、このカ
ラム(3)の成長方向に一致せずにその厚さや飽和磁束
密度に依存するが、カラム(3)の成長方向より面内方
向にやや傾斜しており、面内方向からほぼ20゜±15
@となっていることがわかった。
媒体即ち磁性金属の斜め蒸着によって形成された磁気記
録媒体によるマザー磁気記録媒体とコピー磁気記録媒体
とを用いる。この場合、前述したように、その蒸着は9
0°〜40″の角範囲での磁性金属の斜め蒸着で得られ
ることから、その生成磁性層は、その傾きがほぼ45°
の柱状成長粒いわゆるカラム(3)が湾曲して形成され
る。しかしながら、本発明者等が鋭意実験考察を重ねた
結果、このときの磁性層の実質的磁化容易軸は、このカ
ラム(3)の成長方向に一致せずにその厚さや飽和磁束
密度に依存するが、カラム(3)の成長方向より面内方
向にやや傾斜しており、面内方向からほぼ20゜±15
@となっていることがわかった。
従って、本発明磁気転写方式では、外部バイアス磁界H
1を、110゜±15°に選定したものであり、これは
まさしくマザー磁気記録媒体(11の磁化困難軸り、a
、方向に正しく印加することとなって、磁気転写効率の
向上をはかることができる。
1を、110゜±15°に選定したものであり、これは
まさしくマザー磁気記録媒体(11の磁化困難軸り、a
、方向に正しく印加することとなって、磁気転写効率の
向上をはかることができる。
また本発明磁気転写方式では、上述したようにそれぞれ
金属蒸着m膜量のマザー磁気記録媒体(1)とコピー磁
気記録媒体(2)とを、そのカラム(3)の傾きが逆向
きとなるように重ね合わせた状態で外部バイアス磁界H
1を与えてマザー磁気記録媒体(1)上の記録磁化をコ
ピー磁気記録媒体(2)に転写することにより、良好な
転写出力を得ることができる。
金属蒸着m膜量のマザー磁気記録媒体(1)とコピー磁
気記録媒体(2)とを、そのカラム(3)の傾きが逆向
きとなるように重ね合わせた状態で外部バイアス磁界H
1を与えてマザー磁気記録媒体(1)上の記録磁化をコ
ピー磁気記録媒体(2)に転写することにより、良好な
転写出力を得ることができる。
いま、例えばマザー磁気記録媒体(1)とコピー磁気記
録媒体(2)とを同じ材料を用いて、仮にその磁化容易
軸e、a、を20°とした場合について説明する。
録媒体(2)とを同じ材料を用いて、仮にその磁化容易
軸e、a、を20°とした場合について説明する。
この場合マザー磁気記録媒体(1)の磁化容易軸e、a
。
。
が20”とすると、これとそのカラム(3)が逆向きに
重ねられたコピー磁気記録媒体の磁化容易軸e、a。
重ねられたコピー磁気記録媒体の磁化容易軸e、a。
は160’ となる。
第2図は、バイアス磁界Ha、即ち外部磁界の印加磁界
角と磁化反転磁界Hswとの関係を示したもので、ここ
に磁化反転磁界Hswとは、第3図に磁界H−磁化M曲
線をもって示すように、それぞれ磁化反転をη%生じさ
せるに必要な磁化反転磁界H,,(η%)としたもので
、第2図はそのηを変化させた場合の各印加磁界角と磁
化反転磁界Hsiiとの関係を示したものである。
角と磁化反転磁界Hswとの関係を示したもので、ここ
に磁化反転磁界Hswとは、第3図に磁界H−磁化M曲
線をもって示すように、それぞれ磁化反転をη%生じさ
せるに必要な磁化反転磁界H,,(η%)としたもので
、第2図はそのηを変化させた場合の各印加磁界角と磁
化反転磁界Hsiiとの関係を示したものである。
第2図において、線a −eはそれぞれHsw(30%
)、H□(50%)、H,、(65%)、H,、、(8
0%)、H,、(95%)の場合を示す。
)、H□(50%)、H,、(65%)、H,、、(8
0%)、H,、(95%)の場合を示す。
第2図かられかるように、各線ともに20°近傍の即ち
マザー磁気記録媒体(1)の磁化容易軸e、a、方向で
は、磁化変化に必要な磁界が最小であり、110°近傍
即ち磁化困難軸り、a、方向では磁化変化に必要な磁界
が最大となる。従って、例えば3k[Oe]の磁界を印
加した場合、磁化容易軸e、a、方向に印加すると95
%以上の磁化反転が見られ、磁化困難軸り、a、方向で
は50%程度の磁化反転しか生じないこととなる。
マザー磁気記録媒体(1)の磁化容易軸e、a、方向で
は、磁化変化に必要な磁界が最小であり、110°近傍
即ち磁化困難軸り、a、方向では磁化変化に必要な磁界
が最大となる。従って、例えば3k[Oe]の磁界を印
加した場合、磁化容易軸e、a、方向に印加すると95
%以上の磁化反転が見られ、磁化困難軸り、a、方向で
は50%程度の磁化反転しか生じないこととなる。
従って、本発明磁気転写方式では、上述したように外部
バイアス磁界H1lを例えばこの場合110”即ちマザ
ー磁気記録媒体(1)の磁化困難軸り、a、方向に印加
することから、マザー磁気記録媒体(1)の記録磁界が
バイアス磁界Hmに影響されにくくなり、即ち減磁の小
さい特性を得ることができる。
バイアス磁界H1lを例えばこの場合110”即ちマザ
ー磁気記録媒体(1)の磁化困難軸り、a、方向に印加
することから、マザー磁気記録媒体(1)の記録磁界が
バイアス磁界Hmに影響されにくくなり、即ち減磁の小
さい特性を得ることができる。
またこのとき磁化困難軸り、a、近傍ではその磁化反転
分布は急峻なピークを有しているが、磁化容易軸e、a
、近傍ではその曲率は比較的小となっており、磁化困難
軸り、a、方向からずれた場合はその磁化反転磁界すな
わち残留磁化は急激に変化するが、磁化容易軸e、a、
方向から40〜50°ずれた場合は磁化反転磁界すなわ
ち残留磁化はそれほど変化しないことがわかる。例えば
前述の3 k [Oe] の磁界を、磁化困難軸り、a
、方向からほぼ50°ずれた60°の方向に印加すると
80%以上の磁化反転が生じ、磁化容易軸e、a、方向
に印加した場合とは15%程度の差であるが、磁化困難
軸り、a、方向に印加した場合とはほぼ30%の差とな
っている。
分布は急峻なピークを有しているが、磁化容易軸e、a
、近傍ではその曲率は比較的小となっており、磁化困難
軸り、a、方向からずれた場合はその磁化反転磁界すな
わち残留磁化は急激に変化するが、磁化容易軸e、a、
方向から40〜50°ずれた場合は磁化反転磁界すなわ
ち残留磁化はそれほど変化しないことがわかる。例えば
前述の3 k [Oe] の磁界を、磁化困難軸り、a
、方向からほぼ50°ずれた60°の方向に印加すると
80%以上の磁化反転が生じ、磁化容易軸e、a、方向
に印加した場合とは15%程度の差であるが、磁化困難
軸り、a、方向に印加した場合とはほぼ30%の差とな
っている。
従って上述したように、コピー磁気記録媒体(2)の磁
化容易軸e、a、が160°であり、バイアス磁界印加
方向が110°であっても、良姓に磁気転写を行うこと
ができ、例えばマザー磁気記録媒体(1)とコピー磁気
記録媒体(2)の材料を同じとした場合においても充分
転写効率の向上をはかることができる。
化容易軸e、a、が160°であり、バイアス磁界印加
方向が110°であっても、良姓に磁気転写を行うこと
ができ、例えばマザー磁気記録媒体(1)とコピー磁気
記録媒体(2)の材料を同じとした場合においても充分
転写効率の向上をはかることができる。
またマザー磁気記録媒体(1)の保磁力とコピー磁気記
録媒体(2)の保磁力との比HCM/ HCCを1.5
以下とすることから、コピー磁気記録媒体(2)の保磁
力を相対的に大とすることができ、磁気転写出力の向上
をはかることができる。
録媒体(2)の保磁力との比HCM/ HCCを1.5
以下とすることから、コピー磁気記録媒体(2)の保磁
力を相対的に大とすることができ、磁気転写出力の向上
をはかることができる。
このように磁化容易軸e、a、及び磁化困難軸り、a。
の方向を選定することは、従来の塗布型の磁気記録媒体
を用いた磁気転写方式では困難であったが、例えば斜方
蒸着等による金属薄膜より成る磁気記録媒体を用いるこ
とで可能となる。
を用いた磁気転写方式では困難であったが、例えば斜方
蒸着等による金属薄膜より成る磁気記録媒体を用いるこ
とで可能となる。
また、金属薄膜より成る媒体を用いるため、記録波長の
短波長領域においても充分な再生効率を得ることができ
、このような短波長の磁気記録物の磁気転写を効率良く
行って、生産性の向上をはかることができる。
短波長領域においても充分な再生効率を得ることができ
、このような短波長の磁気記録物の磁気転写を効率良く
行って、生産性の向上をはかることができる。
以下、本発明による磁気転写方式の詳細な説明をする。
実施例1
第1図において、(1)はマザー磁気記録媒体、(2)
はコピー磁気記録媒体であり、両媒体共に例えばCo8
0%、Ni2O%より成る斜方蒸着テープで、残留磁束
密度Br = 3500 G、保磁力Hc = 100
0 [Oe]、磁化容易軸e、a、は約21°であり、
これらをコピー磁気記録媒体(2)の磁化容易軸e、a
、が159°となるよう゛に重ね合わせた。この場合マ
ザー磁気記録媒体(1)とコピー磁気記録媒体(2)の
保磁力の比HCM/ HCCは1.0である。
はコピー磁気記録媒体であり、両媒体共に例えばCo8
0%、Ni2O%より成る斜方蒸着テープで、残留磁束
密度Br = 3500 G、保磁力Hc = 100
0 [Oe]、磁化容易軸e、a、は約21°であり、
これらをコピー磁気記録媒体(2)の磁化容易軸e、a
、が159°となるよう゛に重ね合わせた。この場合マ
ザー磁気記録媒体(1)とコピー磁気記録媒体(2)の
保磁力の比HCM/ HCCは1.0である。
そしてバイアス磁界Hおの角度α(以下バイアス磁界角
という)を変化させ、波長λを0.76μmとしたとき
の磁気記録の転写出力の変化を第4図に示す。また比較
例として、従来の塗布型テープとして良好な特性を有す
るマザー磁気記録媒体である高保磁力テープと、コピー
テープとしてBa −Feテープとを用いた場合の転写
出力も示した。
という)を変化させ、波長λを0.76μmとしたとき
の磁気記録の転写出力の変化を第4図に示す。また比較
例として、従来の塗布型テープとして良好な特性を有す
るマザー磁気記録媒体である高保磁力テープと、コピー
テープとしてBa −Feテープとを用いた場合の転写
出力も示した。
第4図中、○はバイアス磁界角αを変化させた実施例、
・はバイアス磁界角αを90°としたときの比較例で、
転写出力は本実施例の最大出力結果をOdBとして相対
的な出力値として示した。
・はバイアス磁界角αを90°としたときの比較例で、
転写出力は本実施例の最大出力結果をOdBとして相対
的な出力値として示した。
第4図かられかるように、バイアス磁界角αが90°の
場合には本実施例による磁気転写方式では比較例に比し
て約2.5dB以上の転写出力の向上を確認することが
できた。そして更にバイアス磁界角αを変化させると、
マザー磁気記録媒体(1)の磁化困難軸方向即ちα=1
11°としたときに最大転写出力が得られ、α=90°
の場合に比して4dB以上の出力向上を得られることが
i認できた。
場合には本実施例による磁気転写方式では比較例に比し
て約2.5dB以上の転写出力の向上を確認することが
できた。そして更にバイアス磁界角αを変化させると、
マザー磁気記録媒体(1)の磁化困難軸方向即ちα=1
11°としたときに最大転写出力が得られ、α=90°
の場合に比して4dB以上の出力向上を得られることが
i認できた。
次に、実施例2〜4として残留磁束密度Br及び保磁力
Hcを変えた場合においての各転写出力を測定した。
Hcを変えた場合においての各転写出力を測定した。
実施例2
この場合、マザー磁気記録媒体(1)としてCo 10
0%より成る斜方蒸着テープを用いた場合で、残留磁束
密度Br=4100G、保持力Hc = 1400 [
Del、磁化容易軸は19°であり、またコピー磁気記
録媒体(2)は実施例1と同様の材料を用いて、即ちC
o80%、Ni2O%の斜方蒸着テープより成り、残留
磁束密度Br = 3500 G、保磁力Hc = 1
000 [Oel、磁化容易軸は21°であり、このコ
ピー磁気記録媒体(2)を、その磁化容易軸e、a、方
向が159°となるようにマザー磁気記録媒体(1)と
重ね合わせた。そしてバイアス磁界H6の印加方向をマ
ザー磁気記録媒体(1)の磁化困難軸方向109°とし
た。
0%より成る斜方蒸着テープを用いた場合で、残留磁束
密度Br=4100G、保持力Hc = 1400 [
Del、磁化容易軸は19°であり、またコピー磁気記
録媒体(2)は実施例1と同様の材料を用いて、即ちC
o80%、Ni2O%の斜方蒸着テープより成り、残留
磁束密度Br = 3500 G、保磁力Hc = 1
000 [Oel、磁化容易軸は21°であり、このコ
ピー磁気記録媒体(2)を、その磁化容易軸e、a、方
向が159°となるようにマザー磁気記録媒体(1)と
重ね合わせた。そしてバイアス磁界H6の印加方向をマ
ザー磁気記録媒体(1)の磁化困難軸方向109°とし
た。
実施例3
この例では、マザー磁気記録媒体(1)及びコピー磁気
記録媒体(2)共にCo 100%より成る多層構造の
斜方蒸着テープを用いた場合で、残留磁束密度Br=
4600 G、保磁力Hc = 1500 [Oel、
磁化容易軸は25゜であり、コピー磁気記録媒体(2)
の磁化容易軸e、a。
記録媒体(2)共にCo 100%より成る多層構造の
斜方蒸着テープを用いた場合で、残留磁束密度Br=
4600 G、保磁力Hc = 1500 [Oel、
磁化容易軸は25゜であり、コピー磁気記録媒体(2)
の磁化容易軸e、a。
方向が155°となるようにマザー磁気記録媒体(1)
と重ね合わせた。バイアス磁界H8の印加方向は115
°とした。
と重ね合わせた。バイアス磁界H8の印加方向は115
°とした。
実施例4
この場合、マザー磁気記録媒体(1)としてCo 10
0%のより成る2層の斜方蒸着テープを用いた場合で、
残留磁束密度Br = 4700 G、保持力Hc =
1900[Oel、磁化容易軸は27°であり、また
コピー磁気記録媒体(2)もCo 100%より成る2
層の斜方蒸着テープを用いて、残留磁束密度Br =
4650 G、保磁力Hc = 170010el、磁
化容易軸は23°であり、このコピー磁気記録媒体(2
)をその磁化容易軸e、a、方向が157°となるよう
に、マザー磁気記録媒体(1)と重ね合わせた。そして
バイアス磁界Hmの印加方向をマザー磁気記録媒体(1
)の磁化困難軸方向117゜とした。
0%のより成る2層の斜方蒸着テープを用いた場合で、
残留磁束密度Br = 4700 G、保持力Hc =
1900[Oel、磁化容易軸は27°であり、また
コピー磁気記録媒体(2)もCo 100%より成る2
層の斜方蒸着テープを用いて、残留磁束密度Br =
4650 G、保磁力Hc = 170010el、磁
化容易軸は23°であり、このコピー磁気記録媒体(2
)をその磁化容易軸e、a、方向が157°となるよう
に、マザー磁気記録媒体(1)と重ね合わせた。そして
バイアス磁界Hmの印加方向をマザー磁気記録媒体(1
)の磁化困難軸方向117゜とした。
上述した各実施例1〜4による転写出力を、波長λ=0
.76μ醜の短波長磁気記録において調べた結果を表1
に示す。
.76μ醜の短波長磁気記録において調べた結果を表1
に示す。
表1
この結果かられかるように、マザー磁気記録媒体(1)
及びコピー磁気記録媒体(2)の各残留磁束密度Br、
保磁力Hcを増加させることにより、λ=0.76μm
という短波長においても、高い転写出力が得られること
が確認された。
及びコピー磁気記録媒体(2)の各残留磁束密度Br、
保磁力Hcを増加させることにより、λ=0.76μm
という短波長においても、高い転写出力が得られること
が確認された。
また、従来の塗布型テープを用いた比較例と比べると、
実施例2〜4による場合は、従来に比してそれぞれ9〜
12dB程度転写出力が向上していることがわかる。
実施例2〜4による場合は、従来に比してそれぞれ9〜
12dB程度転写出力が向上していることがわかる。
従って、このように実用上充分な転写出力を得るために
は、マザー磁気記録媒体(1)の磁束密度BrがBr≧
4000 G、実際には総磁束量Br・δ≧0.080
−cm、また保磁力HcをHc≧1000 [Oe]程
度、望ましくはHc≧1300 [Delとすると、良
好な転写出力を得ることができる。
は、マザー磁気記録媒体(1)の磁束密度BrがBr≧
4000 G、実際には総磁束量Br・δ≧0.080
−cm、また保磁力HcをHc≧1000 [Oe]程
度、望ましくはHc≧1300 [Delとすると、良
好な転写出力を得ることができる。
同様に、コピー磁気記録媒体(2)の磁束密度BrをB
r≧2500 G、総磁束量Br・δ≧0.050−c
m、また保磁力Hcを800≦Hc≦1800 [De
lとすると、充分高い転写出力を得ることができる。コ
ピー磁気記録媒体(2)の保磁力が高すぎると転写しに
くくなるため、上述したように1800 [Delを越
えないことが望ましい。
r≧2500 G、総磁束量Br・δ≧0.050−c
m、また保磁力Hcを800≦Hc≦1800 [De
lとすると、充分高い転写出力を得ることができる。コ
ピー磁気記録媒体(2)の保磁力が高すぎると転写しに
くくなるため、上述したように1800 [Delを越
えないことが望ましい。
上述したように、本発明磁気転写方式によれば、外部バ
イアス磁界Hitを正しくマザー磁気記録媒体(1)の
磁化困難軸方向に印加して、転写出力の向上、特に短波
長磁気記録においても充分な転写出力を得ることができ
る。
イアス磁界Hitを正しくマザー磁気記録媒体(1)の
磁化困難軸方向に印加して、転写出力の向上、特に短波
長磁気記録においても充分な転写出力を得ることができ
る。
また、マザー磁気記録媒体(1)の記録磁界がバイアス
磁界H2に影響されにくくなり、即ち減磁効果を低減化
することができる。
磁界H2に影響されにくくなり、即ち減磁効果を低減化
することができる。
更にこれら転写出力の向上及び減磁の減少により、1つ
のマザー磁気記録媒体(1)から繰り返し磁気転写を行
うことが可能となり、生産性の向上をはかることができ
る。
のマザー磁気記録媒体(1)から繰り返し磁気転写を行
うことが可能となり、生産性の向上をはかることができ
る。
また本発明磁気転写方式では更に、マザー磁気記録媒体
(1)の保磁力とコピー磁気記録媒体(2)の保磁力と
の比HcM/HCCを1.5以下とすることから、コピ
ー磁気記録媒体(2)の保磁力を相対的に大とすること
ができ、磁気転写出力の向上をはかることができる。
(1)の保磁力とコピー磁気記録媒体(2)の保磁力と
の比HcM/HCCを1.5以下とすることから、コピ
ー磁気記録媒体(2)の保磁力を相対的に大とすること
ができ、磁気転写出力の向上をはかることができる。
第1図は本発明による磁気転写方式の一例を示す路線的
斜視図、第2図は斜方蒸着磁気記録媒体の磁化反転分布
の印加磁界依存性を示す図、第3図は残留磁化と磁化反
転磁界の関係を示す図、第4図はバイアス磁界に対する
転写出力変化を示す図、第5図は従来の磁気転写方式を
示す路線的断面図である。 (1)はマザー磁気記録媒体、(2)はコピー磁気記録
媒体、(3)はカラムである。
斜視図、第2図は斜方蒸着磁気記録媒体の磁化反転分布
の印加磁界依存性を示す図、第3図は残留磁化と磁化反
転磁界の関係を示す図、第4図はバイアス磁界に対する
転写出力変化を示す図、第5図は従来の磁気転写方式を
示す路線的断面図である。 (1)はマザー磁気記録媒体、(2)はコピー磁気記録
媒体、(3)はカラムである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、それぞれ金属蒸着薄膜型のマザー磁気記録媒体とコ
ピー磁気記録媒体とを、そのカラムの傾きが逆向きとな
るように重ね合わせた状態で外部バイアス磁界を与えて
上記マザー磁気記録媒体上の記録磁化をコピー磁気記録
媒体に転写する磁気転写方式において、 磁化容易軸が面内方向から20゜±15゜に選定された
マザー磁気記録媒体に対し、 外部バイアス磁界を、ほぼ上記マザー磁気記録媒体の面
内方向から110゜±15゜の方向に印加することを特
徴とする磁気転写方式。 2、マザー磁気記録媒体の保磁力H_C_Mとコピー磁
気記録媒体の保磁力H_C_Cとの比H_C_M/H_
C_Cが、H_C_M/H_C_C≦1.5とされた ことを特徴とする上記請求項1に記載の磁気転写方式。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29037290A JPH04163722A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 磁気転写方式 |
US07/781,578 US5247397A (en) | 1990-10-26 | 1991-10-23 | Method for magnetically recording digital video signals with specified ranges of the easy axis and the bias magnetic field |
EP91118197A EP0482655B1 (en) | 1990-10-26 | 1991-10-24 | Method for magnetically recording digital video signals |
SG1996008441A SG50675A1 (en) | 1990-10-26 | 1991-10-24 | Method for magnetically recording digital video signals |
DE69118096T DE69118096T2 (de) | 1990-10-26 | 1991-10-24 | Methode zur magnetischen Aufzeichnung von Digital-Videosignalen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29037290A JPH04163722A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 磁気転写方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163722A true JPH04163722A (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=17755174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29037290A Pending JPH04163722A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 磁気転写方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04163722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5796533A (en) * | 1994-03-15 | 1998-08-18 | Kao Corporation | System for magnetic contact duplication |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP29037290A patent/JPH04163722A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5796533A (en) * | 1994-03-15 | 1998-08-18 | Kao Corporation | System for magnetic contact duplication |
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