JPH0416358A - 熱転写印字方法 - Google Patents

熱転写印字方法

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JPH0416358A
JPH0416358A JP12103290A JP12103290A JPH0416358A JP H0416358 A JPH0416358 A JP H0416358A JP 12103290 A JP12103290 A JP 12103290A JP 12103290 A JP12103290 A JP 12103290A JP H0416358 A JPH0416358 A JP H0416358A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サーマルヘッドの発熱ドツトの選択的な発熱
によりインクリボンのインク層を部分的に溶融して用紙
に転写することにより印字を行なう熱転写印字方法およ
び熱転写プリンタに係り、特に、用紙の表面の平滑性に
影響を受けず常に良好な転写像を得ることができる熱転
写印字方法および熱転写プリンタに関する。
〔従来の技術〕
前述した熱転写プリンタに使用される一般的なインクリ
ボンは、ポリエチレンテレフタレートなどのベース層上
に、ビヒクルにカーボンブラックなどの順相を着色材と
して混合してなるインク層を積層して構成されていた。
ここにおいてビヒクルは、パラフィンワックス、カルナ
ウバワックスなどのワックスを主バインダ材とするとと
もに、エチレンビニルアセテートコポリマ、ポリアミド
などの熱可塑性樹脂、テルペン樹脂などを補助材とし、
さらにこれに必要に応じてシリコンオイルなどの柔軟剤
などを添加して構成されていた。
しかしながら、このように構成されている従来のインク
リボンを用いた熱転写印字では、インク凝集力が弱いた
め、用紙の平滑度が低いと気泡やにじみなどが発生し、
印字品質が劣化するおそれがあった。
このような印字品質の劣化を改善するためには、インク
凝集力を強くする熱可塑性樹脂の増量が考えられ、この
増量に伴なってインク凝集力が上り、いわゆるインクの
橋かけが可能となって気泡やにじみの低下が期待される
が、熱可塑性樹脂を増量すると、実際にはベース層との
親和力も強くなってしまい、インクの剥離を阻害してし
まうので、熱可塑性樹脂をそれほど増すことができなか
った。
この対策として、第3図に示すように、ベース層33と
インク層35との間にリリース層34が介装されてなる
インクリボン32が提案されている。
このインクリボン32は、ポリエチレンテレフタレート
などのベース層33上に、アミドワックスなどのワック
スに、必要に応じてシリコンオイルなどの柔軟剤などを
添加してなるリリース層34を積層し、このリリース@
34上に、エチレンビニルアセテートコポリマ、ポリア
ミドなどの熱可塑性樹脂を主バインダ材とするとともに
、アミドワックス、カルナウバワックスなどのワックス
、テルペン樹脂などを補助材とし、さらにこれに必要に
応じてシリコンオイルなどの柔軟剤などを添加してなる
ビヒクルに、カーボンブラックなどの順相を着色材とし
て混合したインク層35を積層して構成されている。
そして、インクリボン32のベース層33にサーマルヘ
ッド31を圧接するとともに、インクリボン32のイン
ク層35に用紙Pを圧接し、サーマルヘッド31の発熱
によりリリース層34およびインク層35を溶融し、イ
ンク層35の用紙Pとの親和力が溶融して強くなってい
る状態においてインクリボン32を用紙Pから剥Vする
ことによりインク層35を用紙Pに熱転写するようにし
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した従来の熱転写印字方法および熱
転写プリンタにおいては、第4図に拡大して示すように
、溶融されて転写されるインク層35Bが転写されない
インク135Aに引張られることにより、転写されたイ
ンク層35Bの端部がめくれ上ったようになり、転写像
の輪郭がぼやけたり、また欠けや気泡になり高品質の印
字をすることができないおそれがあった。
また、用紙Pがボンド紙のように表面粗さが粗いいわゆ
るラフ紙の場合、前述した従来のものにおいては、転写
されないインク層35Aも転写されるインク層35Bと
同様に用紙Pに押圧されることになるため、転写される
インク層35Bの用紙Pに対する密着性が悪く、印字品
質の劣化を招来していた。
本発明は、前述した従来のものにおける問題点を解決し
、転写されたインク層の端部にめくれ上りなどが生じる
ことなく、またラフ紙に対してでも常に高品質な転写像
を得ることができる熱転写印字方法および熱転写プリン
タを捉供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本発明に係る熱転写印字方
法は、走行可能な転写ベルトを停什せしめておきサーマ
ルヘッドを走行してサーマルヘッドによりインクリボン
のインクを転写ベルトの表面に転写し、サーマルヘッド
による1行分の転写ベルトへの印字が終了したら、転写
ベルトを走行して転写ベルトのインクが付着している部
位を用紙に対向し、その後、転写ローラとサーマルヘツ
ドを同期的に走行して、転写ローラにより転写ベルトの
インクを用紙に転写するとともに、サーマルヘッドによ
りインクリボンのインクを転写ベルトの表面に転写する
ようにしたことを特徴としている。
また、本発明に係る熱転写プリンタは、用紙を背部から
支持するプラテンに沿って往復動しうるキャリッジに、
プラテンから離間した位置に配設されているサーマルヘ
ッド、このサーマルヘッドに中間部が掛け回されている
インクリボン、およびプラテンに圧接しうる転写ローラ
をそれぞれ搭載し、前記サーマルヘッドおよびプラテン
間に、一側が前記サーマルヘッドに接触するとともに他
側が前記転写ローラおよびプラテン間に挟持され駆動手
段により走行しうる転写ベルトを配設したことを特徴と
している。
〔作 用〕
前述した構成からなる本発明の熱転写印字方法および熱
転写プリンタによれば、まず、サーマルヘッドにおける
最初の1行分く印字自体の1行とは必らずしも一致しな
い)の印字を行なうには、転写ベルトか停止している状
態において、υ−マルヘッドを、インクリボンを介して
転写ベルトに圧接せしめておき、サーマルヘッドを走行
させつつサーマルヘッドの各発熱ドツトを印字情報にし
たがって選択的に発熱してインクリボンのインクを転写
ベルトに転写する。このとき転写ベルトに転写されたイ
ンクによる転写像は、最終的な用紙上の転写像の反転パ
ターンである。
このようにして転写ベルト上に最初1行分の転写像が形
成されたら、転写ベルトを駆動手段により走行して、転
写ベルトの転写像が形成されている部位をプラテンの前
方に臨んでいる用紙に対向せしめる。すると、サーマル
ヘッドの走行範囲には、転写像のない部位の転写ベルト
が臨むことになる。
ついで、転写ローラおよびサーマルヘッドを同期的に走
行して、転写ローラにより転写ベルト上の転写像を用紙
に転写し、同時に、サーマルヘッドによりインクリボン
のインクを転写ベルトに転写する。この結果、用紙には
最初の1行分の印字が(うなわれたことになる。
このようにして用紙に最初の1行分の印字が行なわれた
ら、再度、転写ベルトを駆動手段により走行して、転写
ベルトの転写像が形成されている部位を用紙に対向せし
めるとともに、用紙を若干量送って、用紙の転写像が形
成されている部位に隣接する部位を転写ベルトに臨ませ
る。
その後、再度、転写ローラおよびサーマルヘッドを同期
的に走行して、転写ローラにより転写ベルト上の転写像
を用紙に転写するとともに、サーマルヘッドによりイン
クリボンのインクを転写ベルトに転写する。
このように、転写ローラおよびサーマルヘッドの同期的
な移動による像の転写と、転写ベルトおよび用紙の搬送
を交互に行なうことにより用紙の全面への印字を行なう
ことができる。
しかも、印字は、インクリボンから直接用紙に対しなさ
れるのではなく、−度転写ベルトに形成した転写像を再
度用紙に転写して行なわれるので、インクの切れが悪い
ために転写ベルト上に形成された転写像の端部がめくれ
上ったりしても、めくれ上った側が用紙に接触するよう
にして転写像が転写ベルトから用紙へ転写されることに
なり、良好な品質の印字を行なうことができる。
また、用紙がいわゆるラフ紙であっても、転写ベルト上
には用紙に転写すべき像のみが存在しており、しかもこ
の像は転写ベルトの表面から突出しているので、転写す
べき像のみを用紙に強く圧接して転写することにより用
紙に対し転写像のと着付がよく、したがって、ラフ紙に
対しても良好な品質の印字を行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図および第2図は本発明に係る熱転写プリンタの実
施例を示すものであり、プリンタ本体1の後部上には、
左右方向に延在する平板状のプラテン2が立設されてい
る。このプラテン2の背部のプリンタ本体1の上方には
、プラテン2の前方へ用紙を下方から供給する複数の給
紙ローラ3が水平方向に延在する回転軸4に支持されて
配設されている。この回転軸4の一端部には大歯車5が
嵌着されており、また、この大歯車5の近傍に配設され
た用紙搬送モータ6の出力軸7には、この大歯車5に噛
合されている小歯車8が嵌着されている。したがって、
用紙搬送モータ6の駆動により各給紙ローラ3が回転し
て用紙Pを搬送するようになっている。
前記プラテン2より前方の前記プリンタ本体1上には、
前記プラテン2と平行に延在するキャリッジ支持軸9が
配設されており、このキャリッジ支持軸9には、キャリ
ッジ10が往復動しうるように支持されている。このキ
ャリッジ10は、プリンタ本体1の前後方向においてプ
リンタ本体1の前端から前記プラテン2の近傍にまで到
達するような寸法に形成されている。
また、前記プリンタ本体1の前部の前記キャリッジ10
の移動範囲の両側には、軸線が鉛直方向に延在する駆動
プーリ11Aおよび従動プーリ11Bが回転自在に支持
されており、これらの駆動プーリ11Aおよび従動プー
リ11Bには、両端をそれぞれ前記キャリッジ10に取
付けられた駆動ベルト12が巻回されている。前記駆動
プーリ11Aには大歯車13が接続されており、また、
この大歯車13の近傍に配設されたキャリッジ走行モー
タ14の出力軸15には、この大歯車13に噛合されて
いる小歯車16が嵌着されている。
したがって、キャリッジ走行モータ14の駆動により駆
動プーリIIAが回転してキャリッジ10を回転させる
ようになっている。
前記キャリッジ10のほぼ中央部上には、左右方向にお
いて多少傾斜状とされたサーマルヘッド17がキャリッ
ジ10の前後方向に可動に配設されており、このサーマ
ルヘッド17には、前記プラテン2に対向する側に複数
の発熱ドツト(図示せず)が縦方向に整列配置されてい
る。このサーマルヘッド17の発熱ドツトの数は、用紙
P上において少なくとも1行分の印字を行ないうるよう
に設定されている。
また、このサーマルヘッド17より前方の主ヤリッジ1
0上には、図示しないリボンカセット内に収納されたイ
ンクリボン18が搭載されており、このインクリボン1
8の中間部は、前記勺−マルヘッド17の発熱ドツト側
に掛け回されている。
さらに、前記サーマルヘッド17の背部のキャリッジ1
0上には、前記サーマルヘッド17の発熱ドツトが圧接
しうるバックアップローラ19が立設されている。
前記プリンタ本体1の前後方向における中間部の前記キ
ャリッジ10の移動範囲の両側には、軸線が鉛直方向に
延在する駆動プーリ2OAおよび従動プーリ20Bが回
転自在に支持されており、これらの駆動プーリ2OAお
よび従動プーリ20Bには、無端状の転写ベルト21が
巻回されている。前記駆動プーリ2OAには大歯車22
が接続されており、また、この大歯車22の近傍に配設
されたベルト駆動モータ23の出力軸24には、この大
歯車22に噛合されている小歯車25が嵌着されている
。したがって、ベルト駆動モータ23の駆動により転写
ベルト21が走行づることになる。
なお、前記プラテン2とサーマルヘッド17の発熱部は
鉛直方向において同一高さに設定されており、また、こ
れらのプラテン2およびサーマルヘッド17間に位@す
る転写ベルト21も同一高さに設定されている。
前記転写ベルト21は、駆動プーリ2OAおよび従動プ
ーリ2OBにそれぞれ接触する内側を金属、樹脂などか
らなるベース層とされており、このベース層の外側に、
ポリ四フフ化エチレンなどのフッ素樹脂やシリコンゴム
なと、インクの剥離を容易に行ないうる材料により形成
されたインク転写層が積層されることにより構成されて
いる。
そして、前記キャリッジ10の前後方向におけるほぼ中
央側に位置する転写ベルト21の一側は、前記サーマル
ヘッド17およびバラ9フフ10919間に挟持されう
るようになっており、また、前記転写ベルト21の他側
は、前記プラテン2の近傍に臨みうるようになっている
前記キャリッジ10の後端部上には、前記転写ベルト2
1を背部からプラテン2に圧接するための転写ローラ2
6がキャリッジ10の前後方向に可動に立設されている
。この転写ローラ26のプラテン2に対する圧力(線圧
)は、−例として2〜5 K9 / ctaの範囲が適
当とされている。
また、前記転写ローラ26の内部には、転写ベルト21
上に形成されている転写像をある程度軟化して用紙Pに
圧着するため、図示しないヒータが収納されており、こ
のヒータに通電することにより転写ローラ26の外周面
は約60℃程度に加熱されるようになっている。また、
前記転写ローラ26に隣接するように前記キャリッジ1
0上には小径のベルト剥離ロー527が立設されており
、このベルト剥離ローラ27が、転写ローラ26により
用紙Pを介してプラテン2に圧接されている転写ベルト
21をプラテン2から剥離するようになっている。
なお、前記用紙搬送モータ6、キャリッジ走行モータ1
4、サーマルヘッド17、ベルト駆動モータ23などは
図示しないプリンタのill tI1手段と電気的に接
続されており、所定のタイミングで印字のための所定の
動作が行なわれるようになっている。
つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用について
説明する。
まず、サーマルヘッド17における最初の1行分の印字
を行なうには、用紙搬送モータ6を駆動して用紙Pの所
定位置をプラテン2の前方に位置せしめておき、転写ベ
ルト21が停止している状態において、サーマルヘッド
17を、インクリボン18を介して転写ベルト21に圧
接せしめる。
このとき、転写ベルト21は背部からインクリボンによ
り支持されているので、サーマルヘッド17は確実に転
写ベルト21に圧接されることになる。
そして、キャリッジ走行モータ14を駆動して初期位置
にあるキャリッジ10を一方向に走行し、キャリッジ1
0に搭載されているサーマルヘッド17を、インクリボ
ン18を介して転写ベルト21に沿って移動させる。こ
のとき、サーマルヘッド17を走行させつつ、サーマル
ヘッド17の各発熱ドツトを印字情報にしたがって選択
的に発熱してインクリボン18のインクを部分的に溶融
し、溶融したインクを転写ベルト21に転写する。
このとき転写ベルト21に転写されたインクによる転写
像は、最終的な用紙P上の転写像の反転パターンである
このようにしてキャリッジ10が一度の往動を行なうこ
とにより、転写ベルト21上に最初の1行分の転写像が
形成されたら、転写ベルト21を駆動手段たるベルト駆
動モータ23の駆動により走行して、転写ベルト21の
転写像が形成されている部位をプラテン2の前方に臨ん
でいる用紙Pに対向せしめたうえで停止する。すると、
サーマルヘッド17の走行範囲には、転写像のない部位
の転写ベルト21が臨むことになる。このとき、同時に
キャリッジ走行モータ14を駆動してキャリッジ10を
初期位置に戻しておく。
ついで、転写ローラ26を移動して転写ベルト21およ
び用紙Pを介して転写ローラ26をプラテン2に圧接し
た状態においてキャリッジ10を走行して、転写ローラ
26の圧力および熱ならびにベルト剥離ローラ27によ
り転写ベルト21上の転写像を用紙Pに転写するととも
に、サーマルヘッド17によりインクリボン18のイン
クを転写ベルト21に転写する。この結果、用紙Pには
最初の1 tr分の印字が行なわれたことになる。
このようにして用紙P1.:最初の1行分の印字が行な
われたら、再度、転写ベルト21をベルト駆動モータ2
3の駆動により走行して、転写ベルト21の転写像が形
成されている部位を用紙Pに対向せしめるとともに、用
紙搬送モータ6を駆動して用紙Pを若干搬送して、用M
Pの転写像が形成されている部位に隣接する部位をプラ
テン2および転写ベルト21に臨ませる。
その後、再度初期位置に戻したキャリッジ10をキャリ
ッジ走行モータ14の駆動により走行することにより転
写ベルト21およびサーマルヘッド17を同期的に走行
して、転写ロー526およびベルト剥離ローラ27によ
り転写ベルト21上の転写像を用紙Pに転写するととも
に、サーマルヘッド17によりインクリボン18のイン
クを転写ベルト21に転写する。
このように、キャリッジ10の移動に伴なう転写ローラ
26、ベルト剥離ローラ27およびサーマルヘッド17
の同期的な移動による転写ベルト21から用紙Pへなら
びにインクリボン18から転写ベルト21への像の転写
と、転写ベルト21の走行ならびに用紙Pの搬送とを交
互に行なうことにより用紙Pの全面への印字を行なうこ
とができる。
このような本実施例によれば、印字はインクリボン18
から直接用紙Pに対しなされるのではなく、−度転写ベ
ルト21上に形成した転写像を再度用紙Pに転写するこ
とにより行なわれるので、インクリボン18のインクを
印字情報に対応するように部分的に転写ベルト21に転
写する際に、転写されないインクとの間におけるインク
の切れが悪く、転写ベルト21上に形成された転写像の
端部がめくれ上ったりしても、この転写ベルト21から
再度用紙Pに像を転写するので、めくれ上った側が用紙
Pに接触するようにして転写像が転写ベルト21から用
紙Pへ転写されることになり、用紙P上に良好な品質の
印字を行なうことができる。
また、用gPが表面粗さの粗いいわゆるラフ紙であって
も、転写ベルト21上には用紙Pに転写すべき像のみが
存在しており、しかもこの像は転写ベルト21の表面か
ら外側に突出しているので、転写すべき像のみを転写O
−ラ26により用紙Pに強く圧接して転写ローラ26の
熱とともに用紙Pに転写することにより、用紙Pに対し
転写像の密着性がよく、したがって、ラフ紙に対しても
良好な品質の印字を行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、用紙の種類を問わ
ず良好な品質の転写像を用紙上に形成して良好な印字を
行なうことができるという優れた効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る熱転写プリンタの実施例を示す平
面図、第2図は第1図の要部の拡大斜視図、第3図およ
び第4図は一般的な熱転写印字方法の工程図である。 1・・・プリンタ本体、2・・・プラテン、6・・・用
紙搬送モータ、10・・・キャリッジ、14・・・キャ
リッジ走行モータ、17・・・サーマルヘッド、18・
・・インクリボン、19・・・バックアップローラ、2
1・・・転写ベルト、23・・・ベルト駆動モータ、2
6・・・転写ローラ、27・・・ベルト剥離ローラ、P
・・・用紙。 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)走行可能な転写ベルトを停止せしめておきサーマル
    ヘッドを走行してサーマルヘッドによりインクリボンの
    インクを転写ベルトの表面に転写し、サーマルヘッドに
    よる1行分の転写ベルトへの印字が終了したら、転写ベ
    ルトを走行して転写ベルトのインクが付着している部位
    を用紙に対向し、その後、転写ローラとサーマルヘッド
    を同期的に走行して、転写ローラにより転写ベルトのイ
    ンクを用紙に転写するとともに、サーマルヘッドにより
    インクリボンのインクを転写ベルトの表面に転写するよ
    うにしたことを特徴とする熱転写印字方法。 2)用紙を背部から支持するプラテンに沿って往復動し
    うるキャリッジに、プラテンから離間した位置に配設さ
    れているサーマルヘッド、このサーマルヘッドに中間部
    が掛け回されているインクリボン、およびプラテンに圧
    接しうる転写ローラをそれぞれ搭載し、前記サーマルヘ
    ッドおよびプラテン間に、一側が前記サーマルヘッドに
    接触するとともに他側が前記転写ローラおよびプラテン
    間に挟持され駆動手段により走行しうる転写ベルトを配
    設したことを特徴とする熱転写プリンタ。
JP2121032A 1990-05-10 1990-05-10 熱転写印字方法 Expired - Lifetime JP2728543B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8869362B2 (en) 2007-05-30 2014-10-28 Oce-Technology B.V. Method of forming an array of piezoelectric actuators on a membrane

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241060A (ja) * 1985-08-20 1987-02-23 Oki Electric Ind Co Ltd 熱転写プリンタ

Patent Citations (1)

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