JPH04161534A - 地下壁 - Google Patents

地下壁

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JPH04161534A
JPH04161534A JP28419990A JP28419990A JPH04161534A JP H04161534 A JPH04161534 A JP H04161534A JP 28419990 A JP28419990 A JP 28419990A JP 28419990 A JP28419990 A JP 28419990A JP H04161534 A JPH04161534 A JP H04161534A
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water
underground
wall
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Masao Arai
政男 荒井
Teiji Naito
内藤 禎二
Hiroshi Oya
浩 大矢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は地下水を集水する地下壁に関する。
〈従来の技術〉 地下水の有効利用の観点から、地中の不透水層に達する
深さに止水壁を構築して地下ダムを形成し、せきとめた
地下水を農工業用水或は飲料用水として利用する方法が
提案されている。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の地下水の集水技術にはつぎのような問題
点がある。
〈イ〉 貯留水には不純物や汚染物質が混入しているた
め、そのまま飲料用に利用できない。
そのため、地上へ揚水した後に使用目的に応じた浄化施
設で浄化しなければならず、水の生産コストが高くつく
〈口〉 止水壁が地下水の流れを完全に遮断する。
そのため、1ト氷壁の下流側の井戸の水湯れや、下流側
地下水の極端な水位低下により環境破壊の誘発が指摘さ
れている。
〈ハ〉 汚染物質が流れ込んだ場合、汚染物質の除去が
難しい。
そのため、汚染物質の濃度が許容値を越えると貯留水の
利用が制限される。
〈本発明の目的〉 本発明は以上の問題点を解決するために成されたもので
、その目的とするところはつぎのような地下壁を提供す
ることにある。
〈イ〉 揚水前に貯留水を浄化できる、地下壁。
〈口〉 揚水後の浄化施設の簡略化が図れる、地下壁。
〈ハ〉 浄水効果を持続できる、地下壁。
〈二〉 下流側の自然環境を保全できる、地下壁。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は地中の不透水層に到達する深さに構築
して地下水をせきとめる地下壁において、地下壁の一部
に縦方向に揚水ピットを設け、前記揚水ピットの入口を
回転自在なエンドレス形のフィルタで閉鎖し、フィルタ
の上部にフィルタの付着物を除去する清掃装置を配備し
たことを特徴とする、地下壁である。
さらに本発明は地中の不透水層に到達する深さに構築し
て地下水をせきとめる地下壁において、地下壁の一部に
両側を貫通した開口を縦方向に開設し、前記開口を回転
自在なエンドレス形のフィルタで閉鎖し、フィルタの上
部にフィルタの付着物を除去する清掃装置を配備したこ
とを特徴とする、地下壁である。
〈本発明の説明〉 以下、図面を参照しながら本発明について説明する。
〈イ〉地下壁の構造 第1図に一部を省略した地下壁1の上部斜視図を示し、
第2図のその縦断面を示す。
地下水は図面右側から左側へ向けて流れている2は不透
水層、3は透水層である。
地下壁1はその下部が不透水層2に到達する長さに構築
されている。
〈口〉地下壁の構造 地下壁1はコンクリート製の連続壁で、その−部に縦方
向に開口11が開設されている共に、この間口11の後
方に揚水ピット12が形成しである。
地下壁1の構築方法は公知の施工法による。
揚水ピット12内には、揚水ポンプ4が設置され、揚水
ピット12内へ流入した貯留水5を地上へ揚水できるよ
うに構成しである。
〈ハ〉フィルタ フィルタ6は揚水前の貯留水を浄化する目的の濾過部材
で、透水機能と浄水機能を有するエンドレス形の帯板で
構成される。
フィルタ6の素材としては、汚染物質の種類や浄化目的
などに応して例えばセラミックス、合成樹脂、活性炭、
濾紙、濾布などを単独で或は組み合わせたものを使用で
きる。
フィルタ6はローラ61〜64を介して地下壁1の開口
11内に縦方向に配置され、フィルタ6の下部が地下壁
1の下部に到達し、フィルタ6の上部が地下壁1の上方
に位置している。
さらにフィルタ6は一部のローラ63の駆動を受けて回
転自在に構成されている。
〈二〉フィルタの目詰まり防止手段 フィルタ6を長時間使用すると根詰まりを起こして浄水
性能が低下することが考えられる。
そこで、地上側にフィルタ6の清掃装置を配備する。
第2図に水またはエアなどの高速流体を噴射してフィル
タ6の両面を掃除する清掃装置を示す。
このlI!I掃装置はフィルタ6の両側に配置した噴射
ノズル7と受容器71で構成される。
清掃装置はその他に第3図に示すような負圧でフィルタ
6の付着物を吸引するバキュームノズル72や、第4図
に示すような回転ブラシ73でフィルタ6の各面をブラ
ッシングしてもよい。
〈作用〉 つぎに地下壁1の作用について説明する。
〈イ〉揚水 第2図に見るように、下流へ向けて流れる地下水は地下
壁1でせき止められ、地下壁1の上流側に貯留水5とし
て蓄えられる。
貯留水5はフィルタ6を二度透過する際に不純物や汚染
物質が濾過されて清浄水51として揚水ピット12に流
入する。
揚水ピット12内の清浄水51は揚水ポンプ4で地上へ
送水され、夫々の目的の利用施設に送水される。
〈口〉フィルタの掃除 フィルタ6には貯留水の浄化によって不純物や汚染物質
が付着する。
そこでフィルタ6を定期的に或は継続して回転させなが
ら、地上の清掃装置でフィルタ6の付着物を除去する。
これにより、フィルタ6の浄水機能が回復する。
〈その他の変形例〉 エンドレス形のフィルタ6の途上を蛇腹状に折り返した
状態で地下壁内1に配置してもよい。
このようにすれば、フィルタ6の通過回数に比例して貯
留水5の浄水回数が増え、揚水ピット12に到達する清
浄水51の水質が著しく向上する。
〈その他の実施例1〉(第5図) 地下壁1の一部に上流側と下流側を貫通した開口11を
縦方向に開設し、この開口11内に前記エンドレス形の
フィルタ6を配備してもよい。
本実施例によれば、地下壁1が貯留水5を下ME  ’
側に流出できるだけでなく、地下壁1を通過する際にフ
ィルタ6で濾過するため、浄化された水が地下水52と
なって下流側に供給できる。
尚、図面ではフィルタ6の清浄装置が省略しであるが、
フィルタ6を回転させて付着物を除去することは前記の
実施例と同様である。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから、つぎの効果が得
られる。
〈イ〉 地下壁の一部に揚水ピットを設け、さらに揚水
ピットの前方にフィルタを配置したことにより、揚水前
に貯留水を浄水できる。
そのため、地上側の浄水設備が不要となり、或は簡易化
できて、水の浄化コストを低減できる。
〈口〉 フィルタを循環式に構成し、しかもフィルタの
途上でフィルタの付着物を除去するため、フィルタの濾
過機能が低下しない。
したがって、水質の安定した水を確保できる。
くハ〉 地下壁の一部にフィルタを設けたことにより、
地下壁に透水性を付与できると共に、フィルタで地下水
の汚染物質を除去できる。
これにより地下壁の下流側に一定水量の水を供給でき、
地下壁の下流側の井戸が渇れたり地下水位が極端に低下
する現象を回避でき、下流側の自然環境を保全できる。
〈二〉  地下壁が地下水を浄化するため、地下壁の下
流側の地下水の水質を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係る地下壁の一部を省略した斜視図 第2図:その中央縦断面図 第3.4図:フィルタの清掃装置の説明図第5図:地下
壁に透水性を付与した他の実施例の説明図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地中の不透水層に到達する深さに構築して地下水
    をせきとめる地下壁において、 地下壁の一部に縦方向に揚水ピットを設け、 前記揚水ピットの入口を回転自在なエンドレス形のフィ
    ルタで閉鎖し、 フィルタの上部にフィルタの付着物を除去する清掃装置
    を配備したことを特徴とする、地下壁。
  2. (2)地中の不透水層に到達する深さに構築して地下水
    をせきとめる地下壁において、 地下壁の一部に両側を貫通した開口を縦方向に開設し、 前記開口を回転自在なエンドレス形のフィルタで閉鎖し
    、 フィルタの上部にフィルタの付着物を除去する清掃装置
    を配備したことを特徴とする、地下壁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001115507A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Ohbayashi Corp 地下貯水システム
KR101113683B1 (ko) * 2009-08-18 2012-02-14 블루그린링크(주) 여과막 정화장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001115507A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Ohbayashi Corp 地下貯水システム
JP4560857B2 (ja) * 1999-10-20 2010-10-13 株式会社大林組 地下貯水システム
KR101113683B1 (ko) * 2009-08-18 2012-02-14 블루그린링크(주) 여과막 정화장치

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