JPH0416151Y2 - - Google Patents

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JPH0416151Y2
JPH0416151Y2 JP1984200323U JP20032384U JPH0416151Y2 JP H0416151 Y2 JPH0416151 Y2 JP H0416151Y2 JP 1984200323 U JP1984200323 U JP 1984200323U JP 20032384 U JP20032384 U JP 20032384U JP H0416151 Y2 JPH0416151 Y2 JP H0416151Y2
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JP
Japan
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cooler
air
plates
circulation duct
passages
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JP1984200323U
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JPS61114287U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ケース開口部に冷気エアによるエア
カーテンを形成する冷凍冷蔵オープンシヨーケー
スに関するものである。
(従来技術) 冷凍冷蔵オープンシヨーケースは、冷却能力の
低下を防ぐべく本体内に形成した冷気循環ダクト
の少なくとも一部を2層通路に区画してそれぞれ
の通路に冷却器を設け、この2つの冷却器を冷却
運転を行いながら交互に除霜運転できる構造とな
つている。
第4図乃至第6図はその一例を示すもので、第
4図において、1はケース本体、2はケース開口
部、3及び5は本体1内を商品収納庫4と冷気循
環ダクト6と保護エア循環ダクト7とに区画する
ダクト板、8及び9は冷気循環ダクト6及び保護
エア循環ダクト7のエア吹出口、10及び11は
冷気循環ダクト6及び保護エア循環ダクト7のエ
ア吸入口、12及び13は送風機、14及び15
はフアンガイド、16は冷気循環ダクト6内を2
層の通路17a,17bに区画する区画板、18
a,18bは通路17a,17bに配設された冷
却器であり、送風機12,13によつて冷却器1
8a,18bで冷却された冷気エアと保護エアを
循環し、吹出口8,9から吹出すことにより開口
部2にエアカーテンを形成して外気の侵入を防止
しケース内を冷却する。
第5図は、冷却器18a,18bの冷媒回路を
示すもので、冷却器18a,18bはそれぞれ高
温液冷媒を通過させる液冷媒管21a,21bと
膨張弁通過後の冷媒を流す冷却コイル22a,2
2bを有し、冷却器18aの液冷媒管21aは膨
張弁23bを介して冷却器18bの冷却コイル2
2bに接続され、冷却器18bの液冷媒管21b
は膨張弁23aを介して冷却器18aの冷却コイ
ル22aに接続されている。
また、液冷媒管21a,21bはそれぞれ電磁
弁24a,24bを介して凝縮ユニツト25内の
凝縮器25bからの液冷媒管19に接続され、冷
却コイル22a,22bの出口側は冷媒ガス管2
0を介して凝縮ユニツト25内の圧縮機25aに
接続されている。26は電磁弁24a,24bの
開閉を制御するタイマ制御回路で、第6図に示す
タイムチヤートに従つて電磁弁24a,24bを
開閉するようになつている。
運転開始時に電磁弁24a,24bはいずれも
開いており、圧縮機25aから吐出された冷媒は
凝縮器25bで凝縮された後、液冷媒管19電磁
弁24a,24bを経て冷却器18a,18bに
入り液冷媒管21a,21bを通過する間に冷却
される。そして膨張弁23a,23bを経て冷却
コイル22a,22bに入り、送風機12により
循環される空気と熱交換して蒸発ガス化し、冷媒
ガス管20を経て圧縮機25aに戻り冷凍サイク
ルが完了する。冷却運転中、エアカーテン流に侵
入する高温多湿空気中の水分が冷却器18a,1
8bで凝縮して霜となつて着霜して冷却効果の減
少及び通風抵抗の増加を生じるため、除霜する必
要がある。その為第6図に示すように所定時間毎
に電磁弁24a,24bを交互に開閉する。電磁
弁24a,24bの一方、例えば24aが閉じる
と冷却器18aの液冷媒管21a及び冷却器18
bの冷却コイル22bに冷媒が流れなくなるため
冷却器18bの冷却作用はなくなる。一方液冷媒
管21bには高温液冷媒が流れているので、この
冷媒のもつ顕熱で冷却器18bの霜は除霜され
る。
この時、冷却器18aは液冷媒管21bから膨
張弁23aを経て冷却コイル22aに冷媒が流れ
るため冷却作用を行い、一定時間経過後除霜運転
は終了し、再び両冷却器による冷却運転に戻る。
以上のようにして予め設定された時間毎に一方
の冷却器で冷却運転を行いながら他方の冷却器の
除霜を行うことができる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記した冷却器18a,18bにはほ
ぼ同量の空気が通過するため、例えば冷却運転中
の冷却器18aを通過した空気は所定の温度(約
−15〜−5℃)に冷却されるが、除霜中の冷却器
18bを通過した空気は冷却されず、約0〜5℃
で吹出され、冷却された空気と混合し過飽和状態
で吹出口8を出るため、露点温度以下になつてい
る吹出口8で結露し、目詰まり現象を生じると共
に冷却されない空気の混合によつて冷却効果が低
下する等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、シヨーケース本体内にエアカーテン
を形成する冷気循環ダクトを設けるとともに、同
冷気循環ダクトの少なくとも一部を2層通路に区
画してそれぞれに冷却器を設け、同冷却器を交互
に除霜可能にした冷凍冷蔵オープンシヨーケース
において、前記2層通路のそれぞれに除霜時当該
冷却器を配設した通路を閉路する電気ヒータ内蔵
のバイメタル板を設け、除霜中の冷却器側の通路
を閉路できるようにしたものである。
(作用) 上記のようなバイメタル板を設けているため、
除霜する冷却器を配設した通路側のバイメタル板
の電気ヒータに通電することにより、バイメタル
板を変形させて通路を閉路することができる。
従つて除霜中の冷却器からの冷却されない空気
の吹出しを防止し、冷却空気への混合をなくする
ことができる。
(実施例) 第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示す
もので、第4図乃至第6図に示した従来のものと
同様のものには同一の符号を付して説明は省略
し、相違する点のみを説明する。
本例は、2層に区画した通路17a,17bに
配設された冷却器18a,18bの吹出側におい
て、区画板16の吹出側又は吸込側の何れか一方
に、通路17a,17bを開閉できる一対のバイ
メタル板27a,27bを設けたものであり、バ
イメタル板27a,27bはそれぞれ熱膨張係数
の異なる二枚の金属板28a,28bと30a,
30bを貼り合わせるとともに、熱膨張係数の大
きい金属板28a,28b側に電気ヒータ29
a,29bを取付けたもので、前記した除霜用の
電磁弁24a,24bを開閉制御するタイマ制御
回路26により電磁弁24a,24bの開閉に同
期して通電がON・OFF制御されるようになつて
いる。
上記のように構成されているため、冷却器18
a,18bがともに冷却運転中は、電気ヒータ2
9a,29bには通電されず、従つてバイメタル
板27a,27bは第3図aに示すように通路1
7a,17bを開路した位置となる。よつて冷却
器18a,18bで冷却された空気は互いに混合
して吹出口8から吹出される。
予め設定された時間が経過してタイマ制御回路
26により電磁弁24bが閉じて冷却器18aの
除霜が開始されると、これに同期して電気ヒータ
29aに通電されるため、バイメタル板27aは
第3図bに示すように変形して通路17aを閉路
する。従つて、冷却運転中の冷却器18bを通過
した空気のみが吹出口8に送られて吹出されるこ
とになり、除霜中の冷却器18aによる冷却され
ない空気の混入を防止することができる。同様に
冷却器18bを除霜するときは、バイメタル板2
7bが第3図cに示すように変形して通路17b
を閉路し、冷却されない空気の混入を防止する。
尚、上記実施例では冷却器の除霜を高温液冷媒
の顕熱により行うものについて述べたが、ホツト
ガスあるいは電気ヒータにより除霜するものにつ
いても同様に適用することができる。又、バイメ
タル板27a,27bを冷却器18a,18bの
吐出側に設けたものについて述べたが、吸込側に
設けてもよいことはもちろんである。更に、凝縮
器ユニツト25をシヨーケース内に内蔵させ、若
しくはシヨーケースから分離させて設置するもの
でもよい。
(効果) 以上に述べたように本考案によると、除霜中の
冷却器側の通路を閉路することによつて冷却され
た空気のみを吹出させることができるため、冷却
されない空気の混入に起因する冷却効果低下及び
吹出口の目詰まりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示す
もので第1は、冷凍冷蔵オープンシヨーケースの
断面図、第2図は、バイメタル板の詳細図、第3
図a,b,cは、バイメタル板の作動説明図、第
4図乃至第6図は、従来のものの一例を示す図
で、第4図は冷凍冷蔵オープンシヨーケースの断
面図、第5図は冷媒回路図、第6図は、運転動作
のタイムチヤート図である。 1……シヨーケース本体、2……開口部、6…
…冷気循環ダクト、16……区画板、17a,1
7b……通路、18a,18b……冷却器、27
a,27b……バイメタル板、28a,28b,
30a,30b……バイメタル板を構成する金属
板、29a,29b……電気ヒータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヨーケース本体内にエアカーテンを形成する
    冷気循環ダクトを設け、同冷気循環ダクトの少な
    くとも一部を区画板により2層の通路に区画して
    それぞれの通路に冷却器を配設するとともに、 前記区画板の吹出側又は吸込側の何れか一方
    に、前記通路を交互に閉路する為の一対のバイメ
    タル板を設けて前記冷却器を交互に除霜可能とし
    た冷凍冷蔵オープンシヨーケースであつて、前記
    各バイメタル板は、熱膨張係数の異なる二枚の金
    属板を貼り合せて構成されたもので、前記熱膨張
    係数の大きい金属板には、液冷媒管を介して前記
    各冷却器に接続した除霜用電磁弁の開・閉に同期
    して通電がON・OFFされる電気ヒータが取付け
    られたことを特徴とする冷凍冷蔵オープンシヨー
    ケース。
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