JPH04161359A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
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- JPH04161359A JPH04161359A JP28698790A JP28698790A JPH04161359A JP H04161359 A JPH04161359 A JP H04161359A JP 28698790 A JP28698790 A JP 28698790A JP 28698790 A JP28698790 A JP 28698790A JP H04161359 A JPH04161359 A JP H04161359A
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Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はイオンフローを記録信号電荷によって制御し
て誘電体ドラムの記録層上に静電電荷像を形成する静電
記録装置に関する。
て誘電体ドラムの記録層上に静電電荷像を形成する静電
記録装置に関する。
[従来の技術]
一般に、例えば特開昭60−196364号公報に示さ
れているように静電印刷等の技術分野では高電流密度の
イオンを発生させ、これを抽出して選択的に被帯電部材
に付与してこの被帯電部材を画像状に帯電させる静電記
録装置が知られている。第12図はこの種の静電記録装
置の一例の要部構成を示すものである。
れているように静電印刷等の技術分野では高電流密度の
イオンを発生させ、これを抽出して選択的に被帯電部材
に付与してこの被帯電部材を画像状に帯電させる静電記
録装置が知られている。第12図はこの種の静電記録装
置の一例の要部構成を示すものである。
第12図中で、1は静電記録装置のプリンタ本体Pの記
録ヘッドとしてのイオンカートリッジ(イオン発生装置
)、2は被帯電部材としての誘電体ドラムである。また
、イオンカートリッジ1にはイオン発生部3およびイオ
ン流制御部4がそれぞれ設けられている。
録ヘッドとしてのイオンカートリッジ(イオン発生装置
)、2は被帯電部材としての誘電体ドラムである。また
、イオンカートリッジ1にはイオン発生部3およびイオ
ン流制御部4がそれぞれ設けられている。
さらに、イオン発生部3にはイオン発生用の複数の第1
電極5・・・と複数の第2電極6・・・とか設けられて
おり、これらの第1電極5・・・と第2電極6・・・と
の間には誘電体からなる誘電体層7か配設されている。
電極5・・・と複数の第2電極6・・・とか設けられて
おり、これらの第1電極5・・・と第2電極6・・・と
の間には誘電体からなる誘電体層7か配設されている。
この場合、イオンカートリッジ11;は第13図および
第14図に示すように絶縁基板8が設けられている。そ
して、複数の第1電極5・・・はこの絶縁基板8上に同
方向に略直線状に延設され、略平行に並設された状態で
配線されている。また、誘電体層7は絶縁基板8におけ
る第1電極5・・・の配設面側に設けられている。さら
に、複数の第2電極6・・・は誘電体層7における絶縁
基板8とは反対側の面に第1電極5・・・と交差する方
向に並設させた状態で固着されており、第1電極5・・
・と第2電極6・・・とによってマトリックスが構成さ
れている。そして、第2電極6・・・にはこのマトリッ
クスと対応する部位にそれぞれ開口部6a・・・が形成
されている。
第14図に示すように絶縁基板8が設けられている。そ
して、複数の第1電極5・・・はこの絶縁基板8上に同
方向に略直線状に延設され、略平行に並設された状態で
配線されている。また、誘電体層7は絶縁基板8におけ
る第1電極5・・・の配設面側に設けられている。さら
に、複数の第2電極6・・・は誘電体層7における絶縁
基板8とは反対側の面に第1電極5・・・と交差する方
向に並設させた状態で固着されており、第1電極5・・
・と第2電極6・・・とによってマトリックスが構成さ
れている。そして、第2電極6・・・にはこのマトリッ
クスと対応する部位にそれぞれ開口部6a・・・が形成
されている。
また、イオン流制御部4には第2電極6・・・に対して
第1電極5・・・とは反対側に配置された帯状の第3電
極9が設けられている。この第3電極9には第1電極5
・・・と第2電極6・・・とのマトリックスと対応する
部位に開口部9a・・・が形成されている。
第1電極5・・・とは反対側に配置された帯状の第3電
極9が設けられている。この第3電極9には第1電極5
・・・と第2電極6・・・とのマトリックスと対応する
部位に開口部9a・・・が形成されている。
さらに、第2電極6・・・と第3電極9との間には絶縁
体10が配設されている。この絶縁体1oには第2電極
6・・・および第3電極9の各開口部6a・・・、9a
・・・と対応する部位にそれぞれ同様の開口部10a・
・・が形成されている。
体10が配設されている。この絶縁体1oには第2電極
6・・・および第3電極9の各開口部6a・・・、9a
・・・と対応する部位にそれぞれ同様の開口部10a・
・・が形成されている。
そして、イオンカートリッジ1の動作時には印字信号に
もとづいて第1電極5・・・と第2電極6・・・との間
のマトリックスが適宜選択され、選択されたマトリック
ス部分に対応する第1電極5・・・と第2電極6・・・
との間に交流電圧が印加される。これにより、選択され
たマトリックス部分に対応する第2電極6・・・の開口
部6a・・・内の近傍部位に正負イオンが発生する。こ
のとき、第2電極6・・・と第3電極9との間にはバイ
アス電圧が印加され、その極性によって決まるイオンの
みが第2電極6・・・の開口部6a・・・内の近傍部位
に発生したイオンから抽出される。そして、抽出された
イオンは絶縁体10の開口部10a・・・および第3電
極9の開口部9a・・・を通過し、誘電体ドラム2を局
部的に帯電させる。したがって、第1電極5・・・およ
び第2電極6・・・の選択的駆動により、誘電体ドラム
2上にドツト潜像を形成することができる。
もとづいて第1電極5・・・と第2電極6・・・との間
のマトリックスが適宜選択され、選択されたマトリック
ス部分に対応する第1電極5・・・と第2電極6・・・
との間に交流電圧が印加される。これにより、選択され
たマトリックス部分に対応する第2電極6・・・の開口
部6a・・・内の近傍部位に正負イオンが発生する。こ
のとき、第2電極6・・・と第3電極9との間にはバイ
アス電圧が印加され、その極性によって決まるイオンの
みが第2電極6・・・の開口部6a・・・内の近傍部位
に発生したイオンから抽出される。そして、抽出された
イオンは絶縁体10の開口部10a・・・および第3電
極9の開口部9a・・・を通過し、誘電体ドラム2を局
部的に帯電させる。したがって、第1電極5・・・およ
び第2電極6・・・の選択的駆動により、誘電体ドラム
2上にドツト潜像を形成することができる。
ところで、この種の静電記録装置のイオンカートリッジ
1として第15図に示すようにイオン発生用の第1電極
5・・・と第2電極6由との間に誘電体層7が配設され
たイオン発生部3、イオン流制御用の第3電極9および
第2電極6・・・と第3電極9との間に配設された絶縁
体10がそれぞれ積層されたシート状のイオンカートリ
ッジシート11を形成し、これをプリンタ本体Pに装着
されるバックボーン12に固定させた構成のものが知ら
れている。この場合、誘電体層7は例えば酸化チタンの
粉末がフィラーとして充填されたシリコーン変性ポリエ
ステルアルキド樹脂のペーストが使用される。そして、
このペーストを第1電極5・・・が配線された絶縁基板
8の上面にスクリーン印刷等の手段によって塗布したの
ち、乾燥、硬化させることにより誘電体層7が形成され
る。さらに、この誘電体層7と第2電極6・・・とは接
着剤13を介して貼着される。この第2電極6・・・の
上には続いて絶縁体10が積層され、その後、この絶縁
体10の上に第3電極9が接着剤14を介して貼着され
てシー、ト状のイオンカートリッジシート11が形成さ
れる。
1として第15図に示すようにイオン発生用の第1電極
5・・・と第2電極6由との間に誘電体層7が配設され
たイオン発生部3、イオン流制御用の第3電極9および
第2電極6・・・と第3電極9との間に配設された絶縁
体10がそれぞれ積層されたシート状のイオンカートリ
ッジシート11を形成し、これをプリンタ本体Pに装着
されるバックボーン12に固定させた構成のものが知ら
れている。この場合、誘電体層7は例えば酸化チタンの
粉末がフィラーとして充填されたシリコーン変性ポリエ
ステルアルキド樹脂のペーストが使用される。そして、
このペーストを第1電極5・・・が配線された絶縁基板
8の上面にスクリーン印刷等の手段によって塗布したの
ち、乾燥、硬化させることにより誘電体層7が形成され
る。さらに、この誘電体層7と第2電極6・・・とは接
着剤13を介して貼着される。この第2電極6・・・の
上には続いて絶縁体10が積層され、その後、この絶縁
体10の上に第3電極9が接着剤14を介して貼着され
てシー、ト状のイオンカートリッジシート11が形成さ
れる。
また、イオンカートリッジシート11の両側部には第1
6図に示すように同方向に略直角に屈曲された屈曲部1
1a、llbがそれぞれ設jすられている。そして、イ
オンカートリッジシート11の両側の屈曲部11a、l
lb間でプリンタ本体Pのバックボーン12を挾持させ
た状態でイオンカートリッジシート11がバックボーン
12に接着剤15を介して固定されている。
6図に示すように同方向に略直角に屈曲された屈曲部1
1a、llbがそれぞれ設jすられている。そして、イ
オンカートリッジシート11の両側の屈曲部11a、l
lb間でプリンタ本体Pのバックボーン12を挾持させ
た状態でイオンカートリッジシート11がバックボーン
12に接着剤15を介して固定されている。
さらに、イオンカートリッジシート11の両側の屈曲部
11a、llb間の第3電極9はプリンタ本体P側の誘
電体ドラム2に所定間隙を存して離間対向配置されてい
る。この場合、イオンカートリッジシート11の第3電
極9の両端部上面には誘電体ドラム2とのギャップを一
定に保つための例えば4フツ化系の粘着テープによって
形成される高分子シート状のギャップテープ16が張り
付けられており、これらのギャップテープ16によって
第3電極9とプリンタ本体P側の誘電体ドラム2との間
のギャップが一定に保持されるようになっている。なお
、12aはバックボーン12の放熱溝である。
11a、llb間の第3電極9はプリンタ本体P側の誘
電体ドラム2に所定間隙を存して離間対向配置されてい
る。この場合、イオンカートリッジシート11の第3電
極9の両端部上面には誘電体ドラム2とのギャップを一
定に保つための例えば4フツ化系の粘着テープによって
形成される高分子シート状のギャップテープ16が張り
付けられており、これらのギャップテープ16によって
第3電極9とプリンタ本体P側の誘電体ドラム2との間
のギャップが一定に保持されるようになっている。なお
、12aはバックボーン12の放熱溝である。
[発明が解決しようとする課題]
上記構成の静電記録装置では動作中、プリンタ本体Pの
内部に生じる熱や、イオン放電等によってイオンカート
リッジ1が加熱される。この場合のイオンカートリッジ
1の加熱温度は通常、イオンカートリッジ1の組み立て
工程中にこのイオンカートリッジ1に加えられる温度よ
りも数10度程度高い温度になっている。その結果、イ
オンカートリッジ1の上面の第3電極9と絶縁体10と
の間には線彫版係数の差異によって剪断力が発生する問
題があった。ここで、第3電極9と絶縁体10との間の
接着剤14の接着力が比較的弱い場合には第3電8ii
9と絶縁体10との間に作用する剪断力によって第3電
極9が絶縁体10から剥離したり、絶縁体10の上で第
3電極9にうねり等の変形か発生する問題があった。そ
のため、この場合にはイオンカートリッジ1の第3電極
9とプリンタ本体P側の誘電体ドラム2との間のギャッ
プが不均一になるので、プリンタ本体Pの印字品質が著
しく劣化するおそれがあった。
内部に生じる熱や、イオン放電等によってイオンカート
リッジ1が加熱される。この場合のイオンカートリッジ
1の加熱温度は通常、イオンカートリッジ1の組み立て
工程中にこのイオンカートリッジ1に加えられる温度よ
りも数10度程度高い温度になっている。その結果、イ
オンカートリッジ1の上面の第3電極9と絶縁体10と
の間には線彫版係数の差異によって剪断力が発生する問
題があった。ここで、第3電極9と絶縁体10との間の
接着剤14の接着力が比較的弱い場合には第3電8ii
9と絶縁体10との間に作用する剪断力によって第3電
極9が絶縁体10から剥離したり、絶縁体10の上で第
3電極9にうねり等の変形か発生する問題があった。そ
のため、この場合にはイオンカートリッジ1の第3電極
9とプリンタ本体P側の誘電体ドラム2との間のギャッ
プが不均一になるので、プリンタ本体Pの印字品質が著
しく劣化するおそれがあった。
また、ギャップテープ16は弾力を備えた高分子シート
によって形成されているので、第3電極9とプリンタ本
体P側の誘電体ドラム2との間のギャップの変動を確実
には防止することが難しい ”問題があった。
によって形成されているので、第3電極9とプリンタ本
体P側の誘電体ドラム2との間のギャップの変動を確実
には防止することが難しい ”問題があった。
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目
的は、イオンカートリッジシートの第3電極が絶縁体か
ら剥離したり、絶縁体の上で第3電極にうねり等の変形
が発゛生ずることを防止して第3電極を常に平滑状態で
保持することができるとともに、第3電極とプリンタ本
体側のドラムとの間のギャップの変動を確実に防止する
ことができ、印字品質が高い高精度の画像を形成するこ
とができる静電記録装置を提供することにある。
的は、イオンカートリッジシートの第3電極が絶縁体か
ら剥離したり、絶縁体の上で第3電極にうねり等の変形
が発゛生ずることを防止して第3電極を常に平滑状態で
保持することができるとともに、第3電極とプリンタ本
体側のドラムとの間のギャップの変動を確実に防止する
ことができ、印字品質が高い高精度の画像を形成するこ
とができる静電記録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
この発明は第3電極と一体または別体に形成され、プリ
ンタ本体側のドラムの軸線方向に沿うイオンカートリッ
ジシートの両端部位に配置されるとともに、プリンタ本
体に装着されるバーツクボーンに係合される係合部を備
え、イオンカートリッジシートにドラムの軸線方向に沿
う引張り力を与えてイオンカートリッジシートをバック
ボーンに押し付けるシート引張り部を設けたものである
。
ンタ本体側のドラムの軸線方向に沿うイオンカートリッ
ジシートの両端部位に配置されるとともに、プリンタ本
体に装着されるバーツクボーンに係合される係合部を備
え、イオンカートリッジシートにドラムの軸線方向に沿
う引張り力を与えてイオンカートリッジシートをバック
ボーンに押し付けるシート引張り部を設けたものである
。
[作用コ
プリンタ本体側のドラムの軸線方向に沿うイオンカート
リッジシートの両端部位に配置されたシート引張り部に
よってイオンカートリッジシートにプリンタ本体側のド
ラムの軸線方向に沿う引張り力を与えてイオンカートリ
ッジシートをプリンタ本体に装着されるバックボーンに
押し付けることにより、イオンカートリッジシートの第
3電極が絶縁体から剥離したり、絶縁体の上で第3電極
にうねり等の変形が発生することを防止して第3電極を
常に平滑状態で保持するとともに、第3電極とプリンタ
本体側のドラムとの間のギャップの変動を確実に防止す
るようにしたものである。
リッジシートの両端部位に配置されたシート引張り部に
よってイオンカートリッジシートにプリンタ本体側のド
ラムの軸線方向に沿う引張り力を与えてイオンカートリ
ッジシートをプリンタ本体に装着されるバックボーンに
押し付けることにより、イオンカートリッジシートの第
3電極が絶縁体から剥離したり、絶縁体の上で第3電極
にうねり等の変形が発生することを防止して第3電極を
常に平滑状態で保持するとともに、第3電極とプリンタ
本体側のドラムとの間のギャップの変動を確実に防止す
るようにしたものである。
[実施例コ
第1図乃至第4図はこの発明の第1の実施例を示すもの
である。
である。
なお、この実施例の静電記録装置の全体的な構成は第1
2図乃至第16図と略同じであり、第1図乃至第4図中
で、第12図乃至第1B図と同一部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。
2図乃至第16図と略同じであり、第1図乃至第4図中
で、第12図乃至第1B図と同一部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。
すなわち、この実施例は第1図に示すようにプリンタ本
体P側の誘電体ドラム2の軸線方向に沿うイオンカート
リッジシート11の両端部位に第3電極9とは別体に形
成されたシート引張り部材21をそれぞれ設けたもので
ある。
体P側の誘電体ドラム2の軸線方向に沿うイオンカート
リッジシート11の両端部位に第3電極9とは別体に形
成されたシート引張り部材21をそれぞれ設けたもので
ある。
このシート引張り部材21は例えばステンレス、ニッケ
ル、チタン等の金属箔、或いは合金箔材料によって略コ
字状に屈曲形成されている。この場合、シート引張り部
材21には第3電極9に接合される比較的幅が広い略矩
形状の押え板22と第2図に示すようにこの押え板22
の一方の端縁部位に連結された比較的幅が狭い板ばね状
の略し字状の係合脚部(係合部)23とが設けられてい
る。
ル、チタン等の金属箔、或いは合金箔材料によって略コ
字状に屈曲形成されている。この場合、シート引張り部
材21には第3電極9に接合される比較的幅が広い略矩
形状の押え板22と第2図に示すようにこの押え板22
の一方の端縁部位に連結された比較的幅が狭い板ばね状
の略し字状の係合脚部(係合部)23とが設けられてい
る。
さらに、押え板22には係合脚部23側とは反対側の端
部側に内方に向けて例えば切り起こし等によって突設さ
れた引っ掛は用の爪部24が設けられている。
部側に内方に向けて例えば切り起こし等によって突設さ
れた引っ掛は用の爪部24が設けられている。
また、係合脚部23には押え板22と略平行に配置され
た挾持アーム25およびこの挾持アーム25と押え板2
2との間を連結する連結アーム26がそれぞれ設けられ
ている。そして、これらの挾持アーム25および連結ア
ーム26の中途部には内方に向けて略円弧状に湾曲され
た状態で突設された突部25a、26aがそれぞれ形成
されている。
た挾持アーム25およびこの挾持アーム25と押え板2
2との間を連結する連結アーム26がそれぞれ設けられ
ている。そして、これらの挾持アーム25および連結ア
ーム26の中途部には内方に向けて略円弧状に湾曲され
た状態で突設された突部25a、26aがそれぞれ形成
されている。
さらに、このシート引張り部材21には押え板22の内
面以外の外表面全体に絶縁被膜27が塗布されている。
面以外の外表面全体に絶縁被膜27が塗布されている。
そして、このシート引張り部材21は第2図ニ示スよう
にバックボーン12における放熱溝12Hの上側部分1
2bとイオンカートリ・ソジシート11との接合部位を
押え板22と挾持アーム25との間で挾持させる状態で
装着される。この場合、シート引張り部材21の取付は
作業時には押え板22の爪部24を第3電極9の端部に
引っ掛けた状態で、連結アーム26の弾力を利用してこ
の連結アーム26を外側に反らせる状態に弾性的に湾曲
変形させながら挾持アーム25をバックボーン12の放
熱溝12a内に挿入させることにより、第2図に示す正
規の状態に装着されている。
にバックボーン12における放熱溝12Hの上側部分1
2bとイオンカートリ・ソジシート11との接合部位を
押え板22と挾持アーム25との間で挾持させる状態で
装着される。この場合、シート引張り部材21の取付は
作業時には押え板22の爪部24を第3電極9の端部に
引っ掛けた状態で、連結アーム26の弾力を利用してこ
の連結アーム26を外側に反らせる状態に弾性的に湾曲
変形させながら挾持アーム25をバックボーン12の放
熱溝12a内に挿入させることにより、第2図に示す正
規の状態に装着されている。
そして、バックボーン12の両端にそれぞれ装着された
一対のシート引張り部材21によってイオンカートリッ
ジシート11に誘電体ドラム2の軸線方向に沿う引張り
力を与えてイオンカートリッジシート11をバックボー
ン12に押し付けるようになっている。
一対のシート引張り部材21によってイオンカートリッ
ジシート11に誘電体ドラム2の軸線方向に沿う引張り
力を与えてイオンカートリッジシート11をバックボー
ン12に押し付けるようになっている。
そこで、上記構成のものにあってはイオンカートリッジ
シート11の両端部位に配置された一対のシート引張り
部材21によってイオンカートリッジシート11にプリ
ンタ本体P側の誘電体ドラム2の軸線方向に沿う引張り
力を与えてイオンカートリッジシート11をプリンタ本
体Pに装着されるバックボーン12に押し付けるように
したので、この一対のシート引張り部材21からの押し
付は力と第3電極9と絶縁体10との間の接着剤14の
接着力とによって第3電極9をバックボーン12側に確
実に固定することができる。そのため、従来のようにイ
オンカートリッジシート11の第3電極9が絶縁体10
から剥離したり、絶縁体10の上で第3電極9にうねり
等の変形が発生することを防止して第3電極9を常に平
滑状態で保持することができる。
シート11の両端部位に配置された一対のシート引張り
部材21によってイオンカートリッジシート11にプリ
ンタ本体P側の誘電体ドラム2の軸線方向に沿う引張り
力を与えてイオンカートリッジシート11をプリンタ本
体Pに装着されるバックボーン12に押し付けるように
したので、この一対のシート引張り部材21からの押し
付は力と第3電極9と絶縁体10との間の接着剤14の
接着力とによって第3電極9をバックボーン12側に確
実に固定することができる。そのため、従来のようにイ
オンカートリッジシート11の第3電極9が絶縁体10
から剥離したり、絶縁体10の上で第3電極9にうねり
等の変形が発生することを防止して第3電極9を常に平
滑状態で保持することができる。
さらに、シート引張り部材21は例えばステンレス、ニ
ッケル、チタン等の金属箔、或いは合金箔材料によって
形成されているので、第3電極9とプリンタ本体P側の
誘電体ドラム2との間のギャップの変動を確実に防止す
ることができ、印字品質が高い高精度の画像を形成する
ことができる。
ッケル、チタン等の金属箔、或いは合金箔材料によって
形成されているので、第3電極9とプリンタ本体P側の
誘電体ドラム2との間のギャップの変動を確実に防止す
ることができ、印字品質が高い高精度の画像を形成する
ことができる。
また、シート引張り部材21には押え板22の内面以外
の外表面全体に絶縁被膜27が塗布されているので、バ
ックボーン12、第3電極9、第2電極6、第1電極5
の相互間の絶縁性を確実に保持させることができる。こ
の場合、シート引張り部材21の押え板22の上面にも
絶縁被膜27が塗布されているので、押え板22の上面
がプリンタ本体P側の誘電体ドラム2に接触した際の両
者間の通電を防止することができる。
の外表面全体に絶縁被膜27が塗布されているので、バ
ックボーン12、第3電極9、第2電極6、第1電極5
の相互間の絶縁性を確実に保持させることができる。こ
の場合、シート引張り部材21の押え板22の上面にも
絶縁被膜27が塗布されているので、押え板22の上面
がプリンタ本体P側の誘電体ドラム2に接触した際の両
者間の通電を防止することができる。
なお、上記実施例ではシート引張り部材21における押
え板22の内面以外の外表面全体に絶縁被膜27を塗布
したものを示したが、押え板22の内面を含むシート引
張り部材21の外表面全体に絶縁被膜27を塗布しても
よい。
え板22の内面以外の外表面全体に絶縁被膜27を塗布
したものを示したが、押え板22の内面を含むシート引
張り部材21の外表面全体に絶縁被膜27を塗布しても
よい。
また、上記実施例ではシート引張り部材21の挾持アー
ム25および連結アーム26の中途部に内方に向けて略
円弧状に湾曲された状態で突設された突部25a、26
aをそれぞれ設けたものを示したが、第5図に示すよう
に挾持アーム25および連結アーム26の中途部の突部
25a。
ム25および連結アーム26の中途部に内方に向けて略
円弧状に湾曲された状態で突設された突部25a、26
aをそれぞれ設けたものを示したが、第5図に示すよう
に挾持アーム25および連結アーム26の中途部の突部
25a。
26aを省略してもよく、さらに第6図に示すように挾
持アーム25および連結アーム26のいずれか一方(例
えば挾持アーム25側)の中途部のみに突部25aを設
けてもよい。
持アーム25および連結アーム26のいずれか一方(例
えば挾持アーム25側)の中途部のみに突部25aを設
けてもよい。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。
。
例えば、第7図に示すこの発明の第2の実施例のように
第1の実施例のシート引張り部材21の押え板22の両
側部に幅方向に延出させた延出部31a、31bを設け
、これらの延出部31a。
第1の実施例のシート引張り部材21の押え板22の両
側部に幅方向に延出させた延出部31a、31bを設け
、これらの延出部31a。
31bにバックボーン12の両側面間を挾持する挾持部
32a、32bを設けてもよい。
32a、32bを設けてもよい。
この場合も第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
る。
さらに、第8図に示すこの発明の第3の実施例のように
第2の実施例の挾持部32a、32bの中途部に内方に
向けて略円弧状に湾曲された状態で突設された突部33
g、33bを設けるとともに、係合脚部23の挾持アー
ム25を省略し、係合脚部23の連結アーム26部分を
バックボーン12の端部に引っ掛ける構成にしてもよい
。
第2の実施例の挾持部32a、32bの中途部に内方に
向けて略円弧状に湾曲された状態で突設された突部33
g、33bを設けるとともに、係合脚部23の挾持アー
ム25を省略し、係合脚部23の連結アーム26部分を
バックボーン12の端部に引っ掛ける構成にしてもよい
。
また、第9図に示すこの発明の第4の実施例のように第
3の実施例の挟持部32a、32bの下端部を下方向に
延出し、この延出端部にバックボーン12の下面に引っ
掛ける下面押え部34a。
3の実施例の挟持部32a、32bの下端部を下方向に
延出し、この延出端部にバックボーン12の下面に引っ
掛ける下面押え部34a。
34bを設ける構成にしてもよい。
さらに、第1O図に示すこの発明の第5の実施例のよう
にイオンカートリッジシート11の第3電極9の両端部
に第1の実施例におけるシート引張り部材21の係合脚
部23を一体形成させたシート引張り部41を設けても
よい。
にイオンカートリッジシート11の第3電極9の両端部
に第1の実施例におけるシート引張り部材21の係合脚
部23を一体形成させたシート引張り部41を設けても
よい。
この場合には、第1図乃至第9図に示す各実施例に比べ
て部品点数を低減することができるので、イオンカート
リッジ1の組み立て作業を容易化することができるとと
もに、イオンカートリッジシート11に誘電体ドラム2
の軸線方向に沿う引張り力を与えてイオンカートリッジ
シート11をノ(ツクボーン12に押し付ける作用を一
層確実化することができ、第3電極9の取付は精度を一
層高めることができる。
て部品点数を低減することができるので、イオンカート
リッジ1の組み立て作業を容易化することができるとと
もに、イオンカートリッジシート11に誘電体ドラム2
の軸線方向に沿う引張り力を与えてイオンカートリッジ
シート11をノ(ツクボーン12に押し付ける作用を一
層確実化することができ、第3電極9の取付は精度を一
層高めることができる。
また、第11図に示すこの発明の第6の実施例のように
イオンカートリッジシート11の第3電極9の両端部に
第7図に示す第2の実施例のシート引張り部材21を一
体形成させたシート引張り部42を設けてもよい。
イオンカートリッジシート11の第3電極9の両端部に
第7図に示す第2の実施例のシート引張り部材21を一
体形成させたシート引張り部42を設けてもよい。
この場合も第5の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
る。
さらに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形実施できることは勿論である。
の変形実施できることは勿論である。
[発明の効果コ
この発明によれば1B電極と一体または別体に形成され
、プリンタ本体側のドラムの軸線方向に沿うイオンカー
トリッジシートの両端部位に配置されるとともに、プリ
ンタ本体に装着されるバックボーンに係合される係合部
を備え、イオンカートリッジシートにドラムの軸線方向
に沿う引張り力を与えてイオンカートリッジシートをバ
ックボーンに押し付けるシート引張り部を設けたので、
イオンカートリッジシートの第3電極が絶縁体から剥離
したり、絶縁体の上で第3電極にうねり等の変形が発生
することを防止して第3電極を常に平滑状態で保持する
ことができるとともに、第3電極とプリンタ本体側のド
ラムとの間のギャップの変動を確実に防止することがで
き、印字品質が高い高精度の画像を形成することができ
る。
、プリンタ本体側のドラムの軸線方向に沿うイオンカー
トリッジシートの両端部位に配置されるとともに、プリ
ンタ本体に装着されるバックボーンに係合される係合部
を備え、イオンカートリッジシートにドラムの軸線方向
に沿う引張り力を与えてイオンカートリッジシートをバ
ックボーンに押し付けるシート引張り部を設けたので、
イオンカートリッジシートの第3電極が絶縁体から剥離
したり、絶縁体の上で第3電極にうねり等の変形が発生
することを防止して第3電極を常に平滑状態で保持する
ことができるとともに、第3電極とプリンタ本体側のド
ラムとの間のギャップの変動を確実に防止することがで
き、印字品質が高い高精度の画像を形成することができ
る。
第1図乃至第4図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図はイオンカートリッジの要部の斜視図、第2
図はシート引張り部材の取付は状態を示す要部の縦断面
図、第3図はシート引張り部材を示す斜視図、第4図は
同縦断面図、第5図は第1の実施例の変形例を示す要部
の縦断面図、 第6図は第1の実施例のさらに別の変形例を示す要部の
縦断面図、 第7図はこの発明の第2の実施例を示す要部の斜視図、 第8図はこの発明の第3の実施例を示す要部の斜視図、 第9図はこの発明の第4の実施例を示す要部の斜視図、 第10図はこの発明の第5の実施例を示す要部の斜視図
、 第11図はこの発明の第6の実施例を示す要部の斜視図
、 第12図乃至第16図は従来例を示すもので、第12図
は静電記録装置の要部の概略構成図、第13図はイオン
カートリッジの縦断面図、第14図は同斜視図、第15
図はイオンカートリッジの分解斜視図、第16図はイオ
ンカートリッジシートの取付は状態を示す側面図である
。 P・・・プリンタ本体、1・・・イオンカートリッジ、
2・・・誘電体ドラム、3・・・イオン発生部、4・・
・イオン流制御御部、5・・・第1電極、6・・・第2
電極、7・・・誘電体層、8・・・絶縁基板、9・・・
第3電極、10・・・絶縁体、11・・・イオンカート
リッジシート、11a、llb・・屈曲部、12・・・
バックボーン、21・・・シート引張り部材、41.4
2・・・シート引張り部。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第11図 第12囚 第13図 第15図 第16図
で、第1図はイオンカートリッジの要部の斜視図、第2
図はシート引張り部材の取付は状態を示す要部の縦断面
図、第3図はシート引張り部材を示す斜視図、第4図は
同縦断面図、第5図は第1の実施例の変形例を示す要部
の縦断面図、 第6図は第1の実施例のさらに別の変形例を示す要部の
縦断面図、 第7図はこの発明の第2の実施例を示す要部の斜視図、 第8図はこの発明の第3の実施例を示す要部の斜視図、 第9図はこの発明の第4の実施例を示す要部の斜視図、 第10図はこの発明の第5の実施例を示す要部の斜視図
、 第11図はこの発明の第6の実施例を示す要部の斜視図
、 第12図乃至第16図は従来例を示すもので、第12図
は静電記録装置の要部の概略構成図、第13図はイオン
カートリッジの縦断面図、第14図は同斜視図、第15
図はイオンカートリッジの分解斜視図、第16図はイオ
ンカートリッジシートの取付は状態を示す側面図である
。 P・・・プリンタ本体、1・・・イオンカートリッジ、
2・・・誘電体ドラム、3・・・イオン発生部、4・・
・イオン流制御御部、5・・・第1電極、6・・・第2
電極、7・・・誘電体層、8・・・絶縁基板、9・・・
第3電極、10・・・絶縁体、11・・・イオンカート
リッジシート、11a、llb・・屈曲部、12・・・
バックボーン、21・・・シート引張り部材、41.4
2・・・シート引張り部。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第11図 第12囚 第13図 第15図 第16図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 イオン発生用の第1電極と第2電極との間に誘電体層が
配設されたイオン発生部、イオン流制御用の第3電極お
よび前記第2電極と第3電極との間に配設された絶縁体
がそれぞれ積層されてシート状のイオンカートリッジが
形成されるとともに、このイオンカートリッジシートの
両側部が同方向に屈曲され、プリンタ本体に装着される
バックボーンを前記イオンカートリッジシートの両側の
屈曲部間で挾持する状態で前記イオンカートリッジシー
トが前記バックボーンに固定され、かつ前記イオンカー
トリッジシートの両側の屈曲部間の前記第3電極が前記
プリンタ本体側のドラムに所定間隙を存して離間対向配
置された静電記録装置において、 前記第3電極と一体または別体に形成され、前記ドラム
の軸線方向に沿う前記イオンカートリッジシートの両端
部位に配置されるとともに、前記バックボーンに係合さ
れる係合部を備え、前記イオンカートリッジシートに前
記ドラムの軸線方向に沿う引張り力を与えて前記イオン
カートリッジシートを前記バックボーンに押し付けるシ
ート引張り部を設けたことを特徴とする静電記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28698790A JPH04161359A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 静電記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28698790A JPH04161359A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 静電記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04161359A true JPH04161359A (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=17711554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28698790A Pending JPH04161359A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04161359A (ja) |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP28698790A patent/JPH04161359A/ja active Pending
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