JPH04160943A - オーディオシステムにおけるデータ通信方法 - Google Patents

オーディオシステムにおけるデータ通信方法

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JPH04160943A
JPH04160943A JP28822190A JP28822190A JPH04160943A JP H04160943 A JPH04160943 A JP H04160943A JP 28822190 A JP28822190 A JP 28822190A JP 28822190 A JP28822190 A JP 28822190A JP H04160943 A JPH04160943 A JP H04160943A
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JP28822190A
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Toshiyuki Kimura
俊之 木村
Kimikatsu Igata
伊形 仁克
Yasunao Go
郷 保直
Hiroshi Shimoma
下間 浩
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオシステムにおけるデータ通信方法
に係り、特に車載用のAV(オーディオ・ビジュアル)
システムに好適なデータ通信システムに関する。
〔従来の技術〕
近年、車載用オーディオシステムは、単に音楽を聞くだ
けのシステムから視覚的な要素を含むシステムへと発展
しつつある。このように、オーディオのみならずビジュ
アルな機能をもったシステムはAVシステムとして知ら
れている。
車載用のAVシステムは、多種多様な要素によって構築
されている。例えば、オーディオ要素としては、カセッ
トテープデツキ、ラジオチューナ、CD(コンパクトデ
ィスク)プレーヤ等があり、ビジュアル要素としては、
TV(テレビジョン)チューナやナビゲーション装置等
か含まれている。
これらの各要素から出力されるオーディオ再生信号はア
ンプを介して車内に搭載されたスピーカから再生され、
画像再生信号は同様に車内に搭載されたデイスプレィ上
に映像出力される。今日、これらの各要素はディジタル
技術によって制御されており、その制御はマイクロコン
ピュータを用いたコントローラによって行われる。
上記各要素をシステマチックに動作させるためには、各
要素を統括的にコントロールする必要がある。そこで、
車載用AVシステムでは、上記各要素のコントローラを
バス方式のネットワークにより接続し、互の制御データ
を上記ネットワークを構成する通信バスを介して送受す
るようになっている。
従来のネットワークでは、各コントローラの制御をポー
リング方式で行なっている。ポーリング方式とは、各コ
ントローラのうちのいずれかに優先的地位を与えてその
コントローラをマスクとし、残る他のコントローラをス
レーブとして主従関係を定め、マスクかスレーブからデ
ータを収集する場合に常にマスク側からスレーブ側にア
クセスする方式である。
この従来のポーリング方式によりマスクがスレーブに通
信データを送信しアクセスしたりスレーブ側からマスク
にデータを返信する場合に、各コントローラの識別ある
いは特定を行う必要かある。
そこで、各コントローラには当該コントローラを示すア
ドレスを割当てている。
従来のアドレスの割当て方式は、各コントローラに対し
それぞれ固有のアドレスを割当てている。
そして、制御データは各コントローラ固有のアドレスデ
ータにそのコントローラに対する命令データを付加した
状態で生成される。
このようなAVシステムにおいては、スレーブであるソ
ース機器(例えば、テープデツキ、チューナ等)の起動
・停止あるいは切換え操作をマスクから通信バスを介し
て送信される制御命令(以下、コマンドという。)によ
って制御するようになっている。スレーブの起動・停止
あるいは切換操作する際には、スパイク状のスイッチン
グノイズか発生するため、スレーブが起動・停止動作を
行う前にその出力信号レベルをミュート(減衰)させて
スイッチングノイズの出力を防止するようになっている
この場合の手順の詳細は次の通りである。■マスクがミ
ュー)ONコマンドを発行する。■次いで、マスクはス
レーブに対して例えば、起動または停止コマンドを発行
する。■この停止コマンドが正しく受信されたら、スレ
ーブはマスクに対し肯定応答(A CK)を返送する。
■次いで、スレーブは起動または停止動作を実行し、こ
の間マスクは所定時間(例えば200m5ec)カウン
トを行う。■マスクは所定時間のカウント終了後、ミュ
ートOFFコマンドを発行しミュートを解除する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のAVシステムにおいて問題となるのは、上記
■、■、■の手順が同期的に行われていない点である。
すなわち、■、■の手順でマスクは一律に時間をカウン
トしたのちミュートを解除してしまうため、スレーブの
起動または停止動作が完了する前にミュートを解除した
り、あるいはその逆に起動または停止してから時間経過
後にミュートを解除してしまうことが起こる。その結果
、ミュート解除のタイミングか早過ぎてノイズが出たり
、逆に長過ぎて再生音の出力が遅れることになる。
本発明の目的は、スレーブ装置の動作状態に合わせてミ
ュートを行うことが可能なオーディオシステムにおける
データ通信方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は第1図に示すよう
に、一つのマスタオーディオ装置(M)と一つまたはそ
れ以上のスレーブオーディオ装置(81〜Sn)が同一
通信バスを介して接続され、この通信バス(B)を介し
て送信される前記マスタオーディオ族! (M)からの
動作制御命令により前記スレーブオーディオ装置(S、
〜S、)の動作を制御するとともに、前記マスタオーデ
ィオ族ffi (M)からのミュート制御命令(CMD
   )(M) により前記スレーブオーディオ装fit (S、〜S、
)の再生出力信号をミュートさせるように構成されたオ
ーディオシステムにおいて、前記スレーブオーディオ(
S、〜5rl)は動作を完了した時点で動作完了信号(
FIN)を前記マスタオーディオ装置(M)に送信し、
前記マスタオーディオ装置(M)は前記動作完了信号(
FI、M)の受信後にミュート状態(CMD   )を
解除するミュート(M) 解除命令(CMD   )を出力するよう構成する。
(L) 〔作用〕 本発明によれば、スレーブオーディオ装置か動作完了時
点で動作完了信号(FIN)を返信するようにしたため
、マスタオーディオ装置(M)はスレーブオーディオ装
置(S、〜Sn)からの動作完了信号(F I N)を
受信したのちにミュ−ト解除操作(CMD   )を送
信してスレーブオー(L) ディオ装置(81〜Sn)のミュート状態を解除する。
そのため、スレーブオーディオ装置の動作状態とミュー
ト解除操作を同期させることができ、ノイズの発生、音
出しの遅れを防止できる。
〔実施例〕
次に、本発明の好適な実施例を図面に基つし)で説明す
る。
AVシステムの電源系統 本発明は、好適な態様ては、車載用のAVシステムに適
用される。第2図に示すように、AVシステム103は
ACCスイッチ102を介してカーバッテリ101から
電源供給を受ける。ACCスイッチ102は自動車のエ
ンジンキーに連動するスイッチであり、エンジンキーを
ACCCCスフチ102のポジションに回動させること
により、車内のアクセサリ−類に電源が供給されるよう
になっている。したがって、一般に、AVシステム10
3にはエンジンキーを回すたびに電源供給の0N10F
Fが繰返されることになる。
AVシステムの構成例 第3図に、本発明か適用されるAVシステムの構成例を
示す。第3図の例では、オーディオ再生装置として、カ
セットテープ1から録音信号を再生するテープデツキ6
、アンテナ2て受信したラジオ電波を再生するFM等の
チューナ7、CD3から記録信号を再生するCDプレー
ヤ8およびマルチCD4の各CDから記録信号を再生す
るオートチェンジャ5を含むマルチCDプレーヤ9を備
えている。ビジュアル再生装置としては、アンテナ2で
受信したTV電波を再生するTVチューナ(チューナ7
に内蔵されているものとする。)、あるいは、CDプレ
ーヤ8がCD−ROMである場合にその記録静止画像を
CDプレーヤ8を介して画像出力するデイスプレィ12
などを含んでいる。CD−ROMを使う典型的な例は、
ナビゲーション装置である。外部コマンダ10は外部か
ら各種操作命令を入力するためのキーボードからなる。
入力装置13は外部コマンダ10に組込むこともできる
以上の各装置は自らの動作を制御するためのコントロー
ラを有しており、各コントローラは通信BUS 14を
介して互に接続され、バス方式の制御ネットワークが形
成されている。このネットワークの構成は第4図に示さ
れており、その詳細は後述する。
一方、オーディオ再生装置の再生信号はセレクタ15を
介して選択的にディジタル信号系16に入力され、所定
量だけ増幅されたのちスピーカ17から放射される。デ
ィジタルアンプ16内に含まれるディジタル信号系の回
路も内蔵するコントローラによって制御され、このコン
トローラも通信BUS14に接続されている。
AVシステムの制御ネットワーク 第4図に、AVシステムの制御ネットワークの例を示す
。ここで、説明の便宜のため、第3図において通信BU
S 14に接続されている各装置を一般的な表現として
「ユニット」と称することとする。第4図に示すように
、通信BUS 14には各ユニットが並列的に接続され
ている。各ユニットのうち、いずれか一つは当該ネット
ワークを統括的に制御するために「マスク」とされ、こ
れをマスタユニット200て示す。他の残りのユニット
はすべて「スレーブ」であり、これらをスレーブユニッ
ト200.〜200゜で示す。
マスクユニット200に内蔵されるマスクコントローラ
18は、通信インターフェイスIC25を介して通信B
US 14に接続されている。この例では、マスクコン
トローラ18はテープデツキ6およびチューナ7のコン
トロールを兼用するようになっている。さらに、マスク
コントローラ18のテープデツキ6のコントロール部分
はオートチェンジャ5のコントロールをも行う。スレー
ブユニット200−1〜200−TIに内蔵される各ス
レーブコントローラ19〜24も同様に通信インターフ
ェイスIC25〜31を介して通信BUS14に接続さ
れている。
第5図に、マスクユニット200とスレーブユニット2
00 との接続状態の具体例を示す。第n 5図に示すように、マスクユニット200とスレーブユ
ニット200 とは通信BUS14によりn 接続されている。通信Bus 14は2本の線からなる
ツイストペア線が使用されている。通信BUS 14を
経由して送受される通信データDTはマスクユニット2
00およびスレーブユニット200 の通信インターフ
ェイスIC25およびn 通信インターフェイスIC31により送受される。
通信インターフェイスIC25は、通信ドライバ/レシ
ーバ32と通信コントロールI C33に分離されてお
り、同様に通信インターフェイスIC31は通信ドライ
バ/レシーバ35と通信コントロールIC36に分離さ
れている。この点、従来では1つのIC内に一体で設け
られていた。通信コントロールIC33はCMO3)ラ
ンジスタで形成され、通信ドライバ/レシーバ32は電
流駆動能力の高いバイポーラトランジスタで形成されて
いる。通信ドライバ/レシーバ35、通信コントロール
IC36についても同様である。
このように、通信インターフェイスIC25についてい
えば、通信コントロールIC33と通信ドライバ/レシ
ーバ32に分離することにより、通信BUS14の伝送
媒体の変更に対応することが可能となる。例えば、第5
図の例では、差動伝送のために通信BUS14としてツ
イストペア線を用いているが、第6図に示すように、通
信BL1314として光通信ケーブル40を用いる場合
、通信ドライバ/レシーバ32に代えて電/光変換器3
8を用いることで他の構成を変えることなく対応するこ
とができる。また、マスクユニット200において発生
する動作不良は通信BUS14から混入する外乱ノイズ
によるところが大きいのであり、何らかの原因で過大信
号が混入したとしても通信ドライバ/レシーバ32のみ
の故障で済むことが多く、通信ドライバ/レシーバ32
のみを交換することにより現状復帰を簡単に行える等、
メンテナンス上有利となる。特に、車載用のAVシステ
ムの場合、自動車のエンジン系統から発生するノイズの
混入の機会が多いため、有効である。
また、ICの製造面からすれば、Bi−CMO3ICの
構成とするよりも、製造プロセスの異なるCMOSトラ
ンジスタとバイポーラトランジスタのICに分離した方
が製造が容易であり、コスト的にも有利となる。
なお、以上の説明は、通信インターフェイスIC25に
ついて説明したが、他のスレーブユニット200.〜2
00−nの通信インターフェイスIC26〜31につい
ても同様に通信コントロールICと通信ドライバ/レシ
ーバに分離されている。
ところで、上記マスクユニット200は、各スレーブユ
ニット200.〜200゜に対して統一動作命令(以下
、統一コントローラという。)を送信したとき、その統
一コマンドの内容を表わすマスク・ステータス・データ
MSTを生成し、常時(あるいは、周期的に)通信バス
14上に発行するようになっている。この動作プログラ
ムはマスクコントローラ18内に設定されているものと
する。マスク・ステータス・データMSTについては後
述する。一方、各スレーブユニット200、〜200−
.は、通信バス14上に発行されたマスク・ステータス
・データMSTの内容に従って動作するよう設定されて
いる。この動作プログラムは各スレーブコントローラ1
9〜24内に設定されているものとする。
通信データDTの伝送フォーマット 次に、本発明で用いられる通信データDTの伝送フォー
マットについて説明する。
第7図に、通信データDTの転送フォーマットの例を示
す。第7図に示すように、通信データDTは、先頭から
マスクユニット200のアドレスを示すマスクアドレス
データMA、スレーブニット200〜1〜200.のア
ドレスを示すスレーブアドレスSA、データDの電文長
を表わす電文長データN1データDの種類を表わす分類
データTPおよび転送内容を示すデータDからなる。
データDの構成は、通信データDTの内容、すなわち、
分類データTPによって異なり、大別して3種類のフォ
ーマット構成となる。第10図に示すように、第1のフ
ォーマットは接続確認のためのフォーマットであり、第
2のフォーマットはキーや表示データ等のフォーマット
であり、第3のフォーマットはチエツクサムC8の結果
を送出するフォーマットである。さらに、接続確認のた
めのフォーマットは通信データDTをスレーブユニット
200.〜200□からマスタユニット200に転送す
る場合と、その逆の転送の場合とで異なっている。なお
、第10図において、キーや表示データのフォーマット
において、データ構成のうちフィジカル・ステータス・
データPS〜ロジカル・モード・データLMまでは全て
同じであるため、図示が省略されている。
分類データTPは、通信データDTの先頭に配置され、
分類データTPにつづくデータDの種類を表わすデータ
領域である。分類データTPは大分類データと小分類デ
ータとで構成される。大分類データは、第8図に示すよ
うに、データDの種類を表わす。ビット配分は、分類デ
ータTP全体が8ビツトである場合、上位4ビツトが割
当てられる。小分類データは、第9図に示すように、主
にデータDのフォーマットを識別するために用いられ、
下位4ビツトが割当てられる。
物理アドレスデータPAは、第11図、第12図に示す
ように、通信BUS14上における各マスクユニット2
00〜スレーブユニツト200−1〜200 の通信イ
ンターフェイスIC25〜−〇 31を特定するための通信上のアドレスであり、当該マ
スクユニット2001スレーブユニツト200−1〜2
00−、を示すアドレスである。この物理アドレスデー
タPAのうち、マスタユニット200を特定する物理ア
ドレスデータPAは常に固定されている。物理アドレス
データPAは基本的には1つのユニットには1つの物理
アドレスデータPAが割当てられる。第15図に、第4
図のユニット構成に対応付けて物理アドレスデータPA
を割当てた例を示す。なお、第15図において、マスク
コントローラ18〜24にも物理アドレスデータPAが
設定されているが、これは、マスク装置Mのように、1
つのコントローラマスクコントローラ18にテープデツ
キ6、チューナ7の2つの機能要素が接続される場合を
考慮したものである。1つのコントローラに1つの機能
という組み合せでは、スレーブコントローラ19〜24
のように、物理アドレスデータPAと論理アドレスデー
タLAは同一アドレスとなる。
フィジカル・ステータス・データPSは、マスクユニッ
ト200、スレーブユニット200.〜200  の当
該ユニットに関するステータス情報n であり、当該ユニットがもつ機能アドレス(すなわち、
後述する論理アドレスデータLA)の数を示すデータを
含んでいる。
第14図に、フィジカル・ステータス・データPSの詳
細フォーマットの例を示す。第14図(a) 、(b)
に示すように、フィジカル・ステータス・データPSに
は、マスタユニット200が発行するステータス・デー
タ(以下、マスク・ステータス・データMSTという。
)とスレーブユニット200.〜200−1が発行する
ステータス・データ(以下、スレーブ・ステータス・デ
ータSSTという。)の2種類がある。
マスク・ステータス・データMSTは、第14図(a)
に示すように、上位4ビツトは論理アドレスLAの数を
表わすビットに割当てられ、下位ビットにそれぞれ図示
するように、ステータス拡張ビット、動作許可フラグE
NF、マスクON/0FF7ラグMOF、 ミュート0
N10FFフラグMUFか割当てられている。ステータ
ス拡張ビットは追加ステータスがあった場合に用いられ
る。
動作許可フラグENFは、マスクユニット200がすで
にイネーブルONコマンドの発行を終了し、動作可能状
態になっている場合にフラグ1”が立てられる。マスク
ON10 F FフラグMOFは全てのスレーブユニッ
ト200.〜2oo−11に対するマスク状態を示し、
マスクONでフラグ“1″が立てられる。マスクとは、
マスタユニット200ならびにスレーブユニット200
.〜200 がACCスイッチ10117)ON10F
Fn を検出することをしない(マスク)命令である。
ミュートON10 F FフラグMUFは、全てのスレ
ーブユニット200−1〜20o−11に対し、当該A
Vシステム全体としてミュート状態に入っていることを
示すフラグであり、ミュートONでフラグ1”となる。
スレーブ・ステータス・データSSTは、第14図(b
)に示すように、上位4ビツトに論理アドレスLAの数
を表わすビットに割り当てられ、下位ビットにはステー
タス拡張ビット、ミュ1 −ト機能有/′無フラグM 
B Fが割当てられている。
ミュート機能有/無フラグMBFは当該スレーブ、  
ユニット200.〜200□がミュート機能をもってい
るか否かを示すフラグで、もっている場合に、フラグ1
”が立つ。ミュート機能は全てのスレーブユニットが2
00.〜200、かもっている訳ではない。音声信号系
はたいてい有しており、表示機能を扱うデイスプレィな
どはもっていない。
論理アドレスデータLAは、第13図に示すように、マ
スクユニット200、スレーブユニッ1−200.〜2
00、の当該ユニットがもつ機能(すなわち、チューナ
、テープデツキのこと)を示すデータであり、各機能ご
とに割当てられる。
この論理アドレスデータLAの数は物理アドレスデータ
PAで定まるコントローラが受けもつ機能の数だけ、L
A  、LA、、・・・というように付加されるので一
定した数ではない。第15図に、第4図のユニット構成
に対応付けて論理アドレスデータLAを割当てた例を示
す。
トーカ・アドレス・データTLは、通信データ・DTを
送信する送信元(話し手)のアドレスを示す。
リスナ・アドレス・データLNは、通信データDTを受
信する送信先(聞き手)のアドレスを示す。
ロジカル−ステータス・データLSは、各論理アドレス
LAに対応した機能の状態を表す。
ロジカル・モード・データLMは、各論理アドレスに対
応した機能の動作状態(モード)を表わす。
チエツクサムデータC8は、データDの信頼性を向上さ
せるために、付加されたエラー検出用のデータである。
通信動作 以上説明したAVシステムにおいて、マスクユニット2
00とスレーブユニット200−1〜200 との間で
通信データDTを通信する場合n の動作を以下に説明する。
第16図にその具体例を示す。第16図は、TV/FM
チューナを含むスレーブユニットとマスタユニットとの
間でスレーブユニット側から自己のAVシステムへの接
続確認のアクセスを行う場合の接続確認シーケンスの例
を示したものである。
このネットワークにおいては、従来のポーリング方式と
異なり、すべてスレーブユニット側からマスタユニット
へ自己のユニットの自己申告を行う。マスタユニットは
スレーブユニット側に対して積極的なアクセス動作は行
わない。
いま、第16図において、スレーブユニットが接続確認
依頼(自己申告)のため、通信データD T +を発行
して通信BUS14を経由してマスタユニットに送信を
行う。このとき通信データDT、は自己の物理アドレス
データPAを“123H” (Hは16進法のヘキサ)
、相手先のマスクユニットの物理アドレスデータPAを
100H” とし、自己のスレーブユニットがTVチュ
ーナおよびFM/AMチューナを含む構成であることを
論理アドレスデータLA、 −05、論理アドレスデー
タLA、−07で示している(第13図参照)。この通
信データDT、によりマスクユニットMはPA=123
HでL A +=05、LA2=07の機能をもつユニ
ットが通信BUS14に接続されたことを登録し、以後
このユニットはAVシステム構成メンバとして取扱うこ
とになる。マスクユニットは、通信データDT  が送
信されたとき、当該通信データDT。
を受信したことを示すため、リターンデータRDT、を
スレーブユニットに返信する。次いて、新たに接続され
たスレーブユニットに対し、当該AVシステムの構成メ
ンバを知らしめるため、システム接続情報DT2をスレ
ーブユニット側に送信する。このシステム接続情報DT
2を受信したスレーブユニットは受信確認のため、リタ
ーンデータRDT2をマスタユニット側に返信する。次
いで、所定時間経過後、スレーブユニットは再び接続確
認依頼(自己申告)の通信データDT1をマスクユニッ
ト側に送信する。所定時間経過後に、再び接続確認依頼
の通信データDT、を送信するのは、車載用AVシステ
ムの場合、その電源供給のON10 F FはACCス
イッチの○N10 F Fに依存するため、定期的に接
続確認を行う必要かあるからである。
このように、必ず物理アドレスデータPAと論理アドレ
スデータLAが含まれており、しかも物理アドレスデー
タPAと論理アドレスデータLAとは互に独立したデー
タであるため、任意の組合せによって任意の相手先に通
信データDTを送信することができる。
上記動作例は、スレーブユニットとマスタユニットとの
間の通信の例について述べたが、他のスレーブユニット
同士においても同様に通信が可能である。
また、通信データDTのフォーマットならびに各ユニッ
トへのアドレスの割当てを上述したように物理アドレス
PAと論理アドレスLAとに分離して行ったことにより
、物理アドレスPAか不明であっても論理アドレスLA
が明確に設定されていれば、新たなユニットを接続する
ことが可能であり、当該新たなユニットと既接続のユニ
ットとの交信か可能である。
すなわち、第17図に示すように、通信BUS14に新
たなスレーブユニット200 がm 接続されたとする。この場合、スレーブユニット200
 の物理アドレスデータPAが想定されてm いない物理アドレスデータPA=101であったとして
も、その機能が「表示機能」の場合には、すでにスレー
ブユニット200内に登録された同じ機能が論理アドレ
スデータLA=01で存在するため、その論理アドレス
データLAに対してアクセスすることができるから、ス
レーブユニット200 の接続が可能である。このこと
は、AV−ω システムの拡張性の向上に資することとなる。
さらに、本発明においては、上述したように、マスクユ
ニット200は、通信データDTを各スレーブユニット
200.〜200、に送信する際フィジカル・ステータ
ス・データPSを含ませている。一方、スレーブユニッ
ト200.〜200 は受信した通信データDT内のフ
ィシカー〇 ル・ステータス・データPSの内容に従って動作するよ
うになっている。その結果、例えば、マスク200がス
レーブユニット200.〜200、に対してミュートO
Nの統一コマンド・データを発行した場合マスタユニッ
ト200は第14図(a)に示すマスク・ステータス・
データMSTを生成し、通信バス14上に発行する。す
でにミュートONの統一コマンド・データを受信したス
レーブユニットはミュートON動作を行うが、ことき通
信バス14上に接続されていなかった新たなスレーブユ
ニットあるいはミュートONの統一コマンドの受信失敗
を行なったスレーブユニットはコマンドを受信していな
いので、ミュートONの動作に入れない。しかし、マス
クユニット200は、常に(すなわち通信データDTの
発行のたびに)、フィジカル・ステータス・データPS
を送信することになるので、新たなスレーブユニットは
、マスタユニット200のステータス(換言すれば、当
該AVシステムかあるl\きステータス)に追従してす
みやかにミュー)ON動作に入ることかできる。したが
って、AVシステムとして統一的な動作モートとなる。
さらに、本発明においては、ミュート動作に関し、次の
ような通信手順か用いられている。
第1図を参照して、スレーブユニット200.としての
テープデツキ6を停止させる場合を例にとり、ミュート
の制御動作を説明する。■まず、マスク200は通信バ
ス14を介してスレーブユニット200 にミュート制
御命令CMD   を−1(M) 送信する。■次いで、マスク200はスレーブユニッ)
200.の動作を停止させる動作制御命令CMD   
をスレーブユニット200−1に送信す(S) る。■動作制御命令CMD   を受信したスレー(S
) ブユニット200.は、正しく受信した場合、肯定応答
データACKをマスクユニット200に返信する。次い
で、スレーブユニット200.は自らの動作停止のため
の処理を実行する。■スレーブユニット200−1は、
動作停止が一完了した時点で、動作完了信号FINをマ
スクユニット200に送信する。■この動作完了信号F
INを受信したのち、マスク装置200はミュート解除
命令CM D (、をスレーブユニット200−、に送
信する。
このように、ミュート解除命令CMD   はス(L) レープユニット200.からの動作信号FINの受信を
条件として発行されるため、ミュート解除とスレーブユ
ニット200.の動作状態とを同期させることができる
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、マスタオーディオ装置は
スレーブオーディオ装置からの動作完了信号を受信した
のちにミュート状態を解除する。
そのため、スレーブオーディオ装置の動作状態とミュー
ト解除操作を同期させることがき、ノイズの発生、音出
しの遅れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図はAVシステムの電源系統図、 第3図はAVシステムの全体構成図、 第4図はAVシステムの制御ネットワークのブロック図
、 第5図はマスクユニットとスレーブユニットの接続状態
の具体例を示すブロック図、 第6図はマスタユニ・シトとスレーブユニットの接続状
態の他の例を示すブロック図、 第7図は通信データの転送フォーマットを示す説明図、 第8図は分類データ(大分類)の内容を示す説明図、 第9図は分類データ(小分類)の内容を示す説明図、 第10図はデータ基本フォーマットを示す説明図、 第11図は物理アドレスの例を示す説明図、第12図は
物理アドレスの例を示す説明図、第13図は論理アドレ
スの例を示す説明図、第14図はフィジカル・ステータ
ス・データの詳細フォーマット例を示す説明図、 第15図は物理アドレスおよび論理アドレスの割当て例
を示すブロック図、 第16図は通信動作の例を示す説明図、第17図は追加
スレーブユニットを接続した場合の説明図である。 ADR・・・アドレスデータ B・・・通信BUS C8・・・チエツクサムデータ D・・・データ DT・・・通信データ ENF・・・動作許可フラグ LA、LA、〜LArl・・・論理アドレスデータM・
・・マスタ装置 MST・・・マスク・ステータス・データMOF・・・
マスクON10 F FフラグMUF・・・ミュートO
N10 F FフラグMBF・・・ミュート有/無フラ
グ PA、PA、〜PAn・・・物理アドレスデータPS・
・・フィジカル・ステータス・データS、〜S ・・・
スレーブ装置 n 5ST・・・スレーブ・ステータス・データTP・・・
分類データ 101・・・カーバッテリ 102・・・ACCスイッチ 103・・・AVシステム 200・・・マスクユニット 200〜200 ・・・スレーブユニ・ソト1−n 1・・・カセットテープ 2・・・アンテナ 3・・・CD 4・・・マルチCD 5・・・オートチェンジャ 6・・・テープデツキ 7・・・チューナ 8・・・CDプレーヤ 9・・・マルチCDプレーヤ 10・・・外部コマンダ 11・・デイスプレィ 12・・・デイスプレィ 13・・・入力装置 14・・・通信BUS 15・・セレクタ 16.16A・・・ディジタルアンプ 17・・・スピーカ 18・・・マスクコントローラ 19・・・スレーブコントローラ 20・・・スレーブコントローラ 21・・・スレーブコントローラ 22・・・スレーブコントローラ 23・・・スレーブコントローラ 24・・・スレーブコントローラ 25・・・通信インターフェイスIC 26・・・通信インターフェイスIC 27・・・通信インターフェイスIC 28・・・通信インターフェイスIC 29・・・通信インターフェイスIC 30・・・通信インターフェイスIC 31・・・通信インターフェイスIC 32・・・通信ドライバ/レシーノく 33919通信コントロールIC 34・・・被制御部 35・・・通信ドライノ</レシーノく36・・・通信
コントロールIC 37・・・被制御部 38・・・電/光変換器 39・・・電/光変換器 出願人代理人  石  川  泰  男不登B月の2に
理盲労P局にコ 第1図 AVシステムの電沸I」梵区 第2図 第4区 第9図 ナニクDの基1F−万−マ分 第10図 ケ勿理アドレスの仔11 第11図 才めJu了ドレXのイタ1) 第12図 論理アドレスの發11 第13図 マスター・ステーツスMST 765432  /  0 スレーブ・ステーツス プゾガ)し・ステーツス・7′−りの存1囲フォーマツ
トイ列第14図 漣侶I肋作 第16@ 追加スし一プユニ・/トE糧琵ルr=4イトのフ゛′ロ
ック図第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一つのマスタオーディオ装置と一つまたはそれ以上のス
    レーブオーディオ装置が同一通信バスを介して接続され
    、この通信バスを介して送信される前記マスタオーディ
    オ装置からの動作制御命令により前記スレーブオーディ
    オ装置の動作を制御するように構成されたオーディオシ
    ステムにおいて、 前記スレーブオーディオ装置は動作を完了した時点で動
    作完了信号を前記マスタオーディオ装置装置に送信し、 前記マスタオーディオ装置は前記動作完了信号確認する
    ことを特徴とすることオーディオシステムにおけるデー
    タ通信方法。
JP28822190A 1990-10-25 1990-10-25 オーディオシステムにおけるデータ通信方法 Pending JPH04160943A (ja)

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DE69115642T DE69115642T2 (de) 1990-10-25 1991-10-25 Verfahren zur Datenübertragung in einem Kraftfahrzeugübertragungsnetz

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1995003658A1 (fr) * 1993-07-19 1995-02-02 Sony Corporation Systeme de gestion de bus
JP2015522990A (ja) * 2012-05-15 2015-08-06 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド Hdmicec性能向上のためのシステム及びその制御方法

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