JPH04160461A - パスワード生成・比較処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、保護を必要とするデータを扱うファームバン
キング端末装置におけるパスワード生成・比較処理装置
に関する。

従来の技術 第２図は従来のファームバンキング端末装置におけるパ
スワード生成・比較処理装置の構成を示している。第２
図において、１１はインデックスカウントアツプ処理部
であり、時計１２から日時を読み込んでいる。１３はパ
スワード入力処理部であり、オペレータ用のパスワード
表１４から選ばれるパスワードが入力される。１５はパ
スワード比較処理部であり、内部パスワード表１６から
取り出したパスワードとパスワード入力処理部１３から
のパスワードとを比較して、その結果を出力する。

次に前記従来例の動作について説明する。第２図におい
て、内部パスワード表１６は日付ごとのパスワードを表
にしたものであり、インデックスカウントアツプ処理部
１１が現在の日付を時計１２から得て対応するパスワー
ドを生成する。そして、パスワード入力処理部１３から
オペレータによりパスワードが入力されるごとに、この
入力されたパスワードと内部で生成されたパスワードと
がパスワード比較処理部１５で比較され、結果が出力さ
れる。

このように、前記従来のパスワード生成・比較処理装置
でも日替りにパスワードを変えて生成することができる
。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記従来のパスワード生成・比較処理装
置では、パスワードが日付で一意的に決まってしまうた
め、オペレータ用のパスワード表１４が一般に公表され
ると、日付からパスワードが分かってしまうという問題
があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、たとえパスワード表が公表されてもパスワードが単純
に解析できない優れたパスワード生成・比較処理装置を
提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、前記目的を達成するために、マイクロコンピ
ュータに内蔵された時計の日時およびプログラムの実行
１こより変化する特定メモリの値によってインデックス
を決定する手段と、インデックスを基に内部パスワード
表を参照してパスワードを生成する手段と、内部で生成
されたパスワードと外部から人力されたパスワードとを
比較して出力する手段とを備えたものである。

作用 したがって、本発明によれば、特定メモリが変化するこ
とによって同じ日付でもパスワードを変えることができ
るため、パスワード表が公表されても日付だけでパスワ
ードが特定されることがなく、顧客の大切なデータを十
分に保護することができるという効果を有する。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、２０はマイクロコンピュータである。２
１は内部メモリインデックスであり、メモリに格納され
た内部パスワード表２２の行を示す。２３はインデック
スカウントアツプ処理部であり、内部パスワード表２２
の列を示し、時計２４の示す日付により指示される列を
変える。２５はパスワード入力処理部であり、オペレー
タ用パスワード表２６から選ばれたパスワードの入力を
受は付け、パスワード比較処理部２７にパスワードを渡
す。２８は業務結果出力処理部であり、プリント２９を
出力する。プリント２９は、本実施例の装置が付属する
ファームバンキング端末装置で処理した業務の結果とと
もに、日付出力３０および処理番号出力３１を出力する
。処理番号出力３１は、特定メモリ領域に格納されてお
り、処理した業務ごとにすなわちプログラムの実行ごと
に変更される。

次に前記実施例の動作について説明する。前記実施例に
おいて、本実施例の装置を備えたファームバンキング端
末装置で業務を行なうことにより、まず内部メモリイン
デックス２１に処理番号が設定され、内部パスワード表
２２の行が選択される。次いでインデックスカウントア
ツプ処理部２３が時計２４の日付を基に内部パスワード
表２２の列を選択して、パスワードを生成する。次に、
業務終了後、業務結果出力処理部２８が、業務結果とと
もに時計２４を基に日付出力３０を出力するとともに、
内部メモリインデックス２１を基に処理番号出力３１を
出力し、これをプリント２９に印刷する。一方、オペレ
ータは、プリント２９に印刷された日付出力３０および
処理番号出力３１を基にオペレータ用パスワード表２６
からパスワードを決定し、パスワード人力処理部２５か
ら正しいパスワードを入力する。これによりファームバ
ンキング端末装置は正しく動作する。

正しくないパスワードを入力した場合は、パスワード比
較処理部２７でエラーが出力される。

発明の効果 本発明は、前記実施例から明らかなように、以下に示す
効果を有する。

（１）パスワードを集めた表を準備し、マイクロコンピ
ュータに内蔵された時計の日付と、プログラムの実行に
より変化するメモリの値によってその表を参照している
ので、解読しにくいパスワードを生成することができる
。

（２）パスワード表が公表されても、メモリの値がわか
らなければパスワードを決定できないので、データの保
護を十分に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すファームバンキング端
末装置におけるパスワード生成・比較処理装置の概略ブ
ロック図、第２図は従来のパスワード生成・比較処理装
置の一例を示す概略ブロック図である。 ２０・・・マイクロコンピュータ、２１・・・内部メモ
リインデックス、２２・・・内部パスワード表、２３・
・・インデックスカウントアツプ処理部、２４・・・時
計、２５・・・パスワード入力処理部、２６・・・オペ
レータ用パスワード表、２７・・・パスワード比較処理
部、２８・・・業務結果出力処理部、２９・・・プリン
ト、３０・・・日付出力、３１・・・処理番号出力。 代理人の氏名　　弁理士　蔵　合　正　薄銅２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マイクロコンピュータに内蔵された時計の日時およびプ
   ログラムの実行により変化する特定メモリの値によって
   インデックスを決定する手段と、前記インデックスを基
   に内部パスワード表を参照してパスワードを生成する手
   段と、前記内部で生成されたパスワードと外部から入力
   されたパスワードとを比較して出力する手段とを備えた
   パスワード生成・比較処理装置。