JPH04160237A - エアダンパ装置 - Google Patents

エアダンパ装置

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JPH04160237A
JPH04160237A JP28783390A JP28783390A JPH04160237A JP H04160237 A JPH04160237 A JP H04160237A JP 28783390 A JP28783390 A JP 28783390A JP 28783390 A JP28783390 A JP 28783390A JP H04160237 A JPH04160237 A JP H04160237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
shaft
valve
damper device
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP28783390A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miura
修 三浦
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TOTSUKU BEARING KK
Original Assignee
TOTSUKU BEARING KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば家具、調度品その他の開閉部分などに於
る操作力の調節等に用いられるエアダンパ装置に関する
ものである。
(従来の技術) 例えば荷重を支え、衝撃を緩和するなどの目的で開閉部
材にエアダンパ装置を装着することは公知である。この
種の装置はシリンダとそれに伸縮可能に組合されたピス
トンを有し、シリンダ、ピストン間に閉じ込められた空
気に外力を作用させて圧縮し、オリフィス等から排気さ
せて緩衝作用を行なわせる一方、ピストン、シリンダの
逆方向への作動時には一方向弁等から空気を急速に導入
して抵抗を減少するような構造を有する。
しかしながら従来の装置では、シリンダ内壁面とピスト
ン摺動面の精度が高いことが必要であり、特にシリンダ
内径精度が低いときは目的を達することができない。そ
のためコストが高(なり、用途を限定することになる問
題があった。また高い精度を維持する必要性のため、保
守が面倒であるとか、或いは耐久性に問題があるなどの
欠点も指摘された。
(技術的課題) 本発明は前記の点に鑑みなされたものでその課題はコス
トに反映するほどの高精度を必要とせずしかも確実なダ
ンパ効果が得られるようにすることである。
(技術的手段) 前記課題を解決するため本発明は、一定の内径を有し、
先端に軸方向の軸受1が設けられたシリンダ2と、前記
軸受に支持されて軸方向へ移動可能であり、内方端にシ
リンダ内壁3に摺接可能な摺接部材4が設けられたシャ
フト5と、該シャフトの一方向への移動時よりも他方向
への移動時に □大きな抵抗を生じる弁機構6を備えた
エアダンパ装置に於て、前記摺接部材4の外面に、軸方
向の一方で浅く他方で深く傾斜した底7を有する周方向
の満8を1又は2以上形成するとともに該溝8に嵌挿し
、前記弁機構6として、中心に軸方向の孔10を有し、
シリンダ内を向いた衝壁11が内側に形成されたシリン
ダヘッド12をシリンダ2の基端部に気密に取付け、前
記孔10の部分で軸方向へ移動可能に設けられ、シャフ
ト5の移動方向に応じてヘッド5の前記衝壁11に接触
又は離間し、接触時に通気抵抗を高める弁部材13を設
けるという手段を講じたものである。
(作用) 前記構成を有する本発明の装置に於て、シャフト5を一
方向へ摺動させるとき、実施例記載の如く弁機構6の弁
部材13がシリンダヘッド12の面から離れる方向へ動
いて隙間が生じ、かつシール部材9も溝′底7の深い方
へ移動するので抵抗は殆んどない。しかしシャフト5を
他方向つまり前記と逆の方向へ摺動させるときは、ダン
パ弁13が前記面12へ接触して隙間が殆んどなくなり
通気抵抗が高められ、シール部材9は溝底7の浅い方へ
移動するので全体の抵抗が非常に増大し、外力に対して
ブレーキ作用を発揮する。その弁機構6の作動の際には
シャフト5の摺動により内気の十分圧縮されることが望
しいが、前記シール部材9が底7の浅い方へ移動するの
でシリンダ内壁3への密着度が非常に高められる。
(実施例) 以下図面を参照して説明する。
シリンダ2は一定の内径を有する摺動部分を備えた管状
の部材からなり、その先端にシャフト3を軸方向へ移動
可能に支えるための軸受1が設けられている。該軸受1
とシリンダ2との接触部に特別の気密性は要し、ない。
シャフト3はシリンダ2よりも小径の軸状の部材からな
り、シリンダ内に収まる端部に摺接部材4を嵌合する小
径部16が設けられ、かつその前後に摺接部材4を固定
するための止具17を嵌める小溝18.19が設けられ
ている。
摺接部材4はピストンに当るもので、シャフト3の前記
部分に嵌合される孔を中心に有する筒状の部材からなり
、シリンダ内壁3に摺接可能な外壁20の先端側に周方
向の溝8が前後2箇所設けられている。なおこの外壁2
0とシリンダ内壁3との摺動精度も格別高い必要はな(
、他の部分と同程度で良い。
前記溝8は軸方向の一方、実施例ではシャフト5をシリ
ンダ3から引抜く方向の側で浅く、シャフト5をシリン
ダ3内へ押込む他方向で深く傾斜した底7を有する。
そこへ嵌挿されるシール部材9は所謂O−リングの如き
弾力性を持ったリング状の部材からなり、底7の深い側
から浅い側へ移行することができかつ浅い側でシリンダ
内壁3に適度の圧力で接してシール作用を発揮する。
シリンダヘッド12は中心に軸方向の孔10を有する筒
状の部材からなり、シリンダ2の基端へ気密的に取付け
られ、そのシリンダに臨む側の端面に軸と直交する面を
持った衝壁11がリング状に形成されている。
弁機構6はシリンダヘッド12の中心孔10に遊動可能
に軸支された弁部材13を備えており、前記衝壁11と
接触する接触面21との隙間を通る空気の流れを増減調
節することにより抵抗を変化させる。
このため接触面21に、その半径方向外方でシリンダ内
へ通じ、同内方でシリンダヘッド外へ通じる通気溝14
がらせん状に形成され、閉弁時、衝壁11と接触面21
の面接触下で通気溝14を通じてのみ空気が排出される
ように構成されている。22は弁部材13を取付ける有
頭の部材で、ねじが利用され、外側に位置する頭部23
がシリンダヘッド中心孔周りの切欠24に係止する。2
5は弁部材中心に設けられたねじ孔、26はシリンダ2
とヘッド12との接合部を貫通するビンを示す。
シリンダヘッド12の内側にはフィルタ15がシリンダ
内を仕切って設けられており、シリンダ内へ出入りする
気流はすべて該フィルタ15を通過する。
27はシャフト5の他端に設けられた一方の取付は孔、
28はシリンダヘッド12の他端に設けられた他方の取
付孔を示す。
第5図は本発明に係る位置Aの用例を示しており、回転
ホワイトボードBの壁掛枠Cを支える伸縮式のステイと
して取付けられ、ボードBを回転するため起したあと壁
掛枠CがヒンジDを中心とした回転モーメントにより落
下する際の衝撃を緩和する。
(効果) 本発明は以上の如く構成されかつ作用するので、シリン
ダ2に対してシャフト5が一方向へ移動するときは軽快
に、またシリンダ2の他方向へシャフト5が移動すると
きは大きな抵抗を生じさせることができ、抵抗を高める
際、空気はシール部材9により気密性が保たれると同時
に、シリンダヘッド12の衝壁11とそれに接する弁部
材13との間の微細な通気路を通過するので、従来のピ
ストンシリンダ式のダンパ装置に求められる摺動面の高
精度が不必要であり、従ってコストを低減し、しかも確
実なダンパ効果を奏する。また本発明に係る装置は耐久
性も高く、広汎な用途に使うことができる特徴を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るダンパ装置の実施例に関するもので
第1図は縦断面図、第2図、第3図は要部を拡大した、
作動状態の断面図、第4図はシリンダヘッドの正面図、
第5図は使用状態の1例を示す側面説明図である。 1・・・軸受、2・・・シリンダ、3・・・内壁、4・
・・摺接部材、5・・・シャフト、6・・・弁機構、7
・・・底、8・・・溝、9・・・シール部材、10・・
・孔、11・・・衝壁、12・・・シリンダヘッド、1
3・・・弁部材、14・・・通気溝、15・・・フィル
タ、21・・・接触面。 特 許 出 願 人 ドックベアリング株式会社、「ス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一定の内径を有し、先端に軸方向の軸受1が設け
    られたシリンダ2と、前記軸受に支持されて軸方向へ移
    動可能であり、内方端にシリンダ内壁3に摺接可能な摺
    接部材4が設けられたシャフト5と、該シャフトの一方
    向への移動時よりも他方向への移動時に大きな抵抗を生
    じる弁機構6を備えたエアダンパ装置に於て、前記摺接
    部材4の外面に、軸方向の一方で浅く他方で深く傾斜し
    た底7を有する周方向の溝8を1又は2以上形成すると
    ともに該溝8に前記内壁3と接触可能なシール部材9を
    嵌挿し、前記弁機構6として、中心に軸方向の孔10を
    有し、シリンダ内を向いた衝壁11が内側に形成された
    シリンダヘッド12をシリンダ2の基端部に気密に取付
    け、前記孔10の部分で軸方向へ移動可能に設けられ、
    シャフト5の移動方向に応じてヘッド5の前記衝壁11
    に接触又は離間し、接触時に通気抵抗を高める弁部材1
    3を設けたことを特徴とするエアダンパ装置。
  2. (2)弁部材13は、シリンダ内を向いたシリンダヘッ
    ド12の衝壁11と接触する接触面21のいずれかの一
    方に、半径方向外方でシリンダ内へ通じ、同内方でシリ
    ンダ外へ通じる通気溝14を有する請求項第1項記載の
    エアダンパ装置。
  3. (3)弁部材13より内方のシリンダ内に通気性のフィ
    ルター15が設けられた請求項第1項記載のエアダンパ
    装置。
JP28783390A 1990-10-24 1990-10-24 エアダンパ装置 Pending JPH04160237A (ja)

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Cited By (3)

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