JPH04159261A - グアニジノ安息香酸エステル体 - Google Patents

グアニジノ安息香酸エステル体

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JPH04159261A
JPH04159261A JP2286618A JP28661890A JPH04159261A JP H04159261 A JPH04159261 A JP H04159261A JP 2286618 A JP2286618 A JP 2286618A JP 28661890 A JP28661890 A JP 28661890A JP H04159261 A JPH04159261 A JP H04159261A
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JP
Japan
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formula
group
compound
acid
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Application number
JP2286618A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yanagisawa
宏明 柳沢
Koichi Fujimoto
光一 藤本
Keiko Kobayashi
慶行 小林
Takeshi Oshima
大島 武史
Fumitoshi Asai
史敏 浅井
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04159261A publication Critical patent/JPH04159261A/ja
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上Ω■且公立 本発明は、膵炎およびそれに付随する諸疾患、血液凝固
の先進等の予防・治療に有効なグアニジノ安息香酸エス
テル及びその薬理上許容される塩に関するものである。
従来皇肢■ 膵炎の発生機序畝現在必ずしも明確に把握されていない
が、膵炎及び膵炎に起因するDIC等の膵炎に随伴する
諸症状の予防・治療薬として、従来よりセリンプロテア
ーゼ類の阻害剤が有効であるといわれている。その阻害
剤としては、例えば、グリニジノ安息香M誘導体(A)
、  (B)。
(C)等が知られている(特開昭51−70743号、
特開昭62−103058号、特開昭62−15525
3号公報等)。
化合物(A) 化合物(B) 化合物(C) しかしながら、これらの阻害剤は、活性等について必ら
ずしも満足されるものでなく、より優れた治療効果を有
する薬剤の開発が望まれている。
口 占 ”−るための 本発明者等は、長年に亘り一連のグアニジノ安息香酸エ
ステル体の合成を行い、これら化合物の薬理作用を検討
した。その結果グアニジノ安息香酸フェニルエステル体
のフェノール部位に特異な置換基を導入した化合物が、
強い抗トリプシン、抗トロンビン等のセリンプロテアー
ゼ阻害作用を有し、肝炎及び膵炎に随伴する諸症状のす
ぐれた予防、治療剤であることを見出し、本発明を完成
するに至った。
〔発明の構成〕
本発明のグアニジン安息香酸エステル体は、−数式 上記式中、 RI及びR2は、同−又は異なって、水素原子又はC,
−c4アルキル基を示し、あるいはR1及びR2は、そ
れらの結合している窒素原子と一緒になって5乃至6員
環状のへテロシクリル基を示し、R3は水素原子又はC
,−c、のアルキル基を示し、AはC!〜c6のアルキ
レン基又は弐を有する基(式中、BはC5〜c4のアル
キレン基を示す。) を示す。
R’、R”等ノC1−Ca 7 ルキル基ハ、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、S−
ブチル、t−ブチル基であり得、好適には、メチル、エ
チル、プロピル基である。
R’及びR2が、それらと結合している窒素原子と一緒
になって示す5乃至6員環状のへテロシクリル基は、R
1及びR2が結合している窒素原子の他に、窒素原子、
酸素原子又は硫黄原子を有してもよいヘテロシクリ基で
あり得、例えば、ビロリジニノ、ピペリジノ、モルホリ
ノ、チオモルホリノ、ピペラジノ基をあげることができ
、好適には、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピ
ペラジノ基である。また環上には、置換基を有してもよ
く、それらは、C,−c4アルキル基又はアラルキル基
(ベンジル、フェネチル、ペンツヒドリル基等)であり
得、好適には、メチル、エチル基である。Aの02〜C
4のアルキレン基は、例えば、エチレン、トリメチレン
、メチルエチレン、テトラメチレン、メチル−トリメチ
レンペンタメチレン、メチル−ペンタメチレン、ヘキサ
メチレン基であり得、好適には、C2〜c4のフルキレ
ン基であり、特に好適には、エチレン、トリメチレン、
テトラメチレン基である。
BのC1〜C4アルキレン基は、例えば、メチレン、エ
チレン、トリメチレン、メチルエチレン、テトラメチレ
ン、メチル−トリメチレン基であり得、好適には、メチ
レン、エチレン基である。
る基としては、例えば以下のものをあげることができる
Ml(z 、NHCHx 、NRCz)Is、−NHC
,Hl、さらに好適には、 r−λ −NN−CH1、N  N  CJs 7      M 等をあげることができる。
R1の示すC3〜C4のアルキル基は、例え番ホ、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、フ゛チル、S−
ブチル、t−ブチル基であり得、好適には、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル基である。
R,としてさらに好適には水素原子、メチル、エチル基
である。
薬理上許容される塩としては、例えば、炭酸塩、塩酸塩
、硫酸塩、リン酸塩のような鉱酸塩;酢酸塩、安息香酸
塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、クエン酸
塩のような有機酸塩;メタンスルホン酸塩、ベンゼンス
ルホン酸塩、P−トルエンスルホン酸塩のようなスルホ
ン酸塩等の酸付加塩をあげることができる。
前記−数式(1)において、好適には、(1)R’及び
R2が同−又は異なって、水素原子、01〜C4アルキ
ル基である化合物、 (2)  R’ 、R”及びそれらと結合している窒素
原子が一緒になって示す基がピロリジノ、ピペリジノ、
モルホリノ、4−メチルピペラジノ、4−エチルピペラ
ジノ基である化合物、 を有する基である化合物、 (4)Aがエチレン、トリメチレン、テトラメチジを有
する基である化合物 をあげることができる。
前記−数式(1)において、さらに好適には、例えば (5)R’が水素原子、メチル基、エチル基である化合
物、 (6)Rtが水素原子、メチル基、エチル基である化合
物、 (7)  R’ 、R”及びそれらが結合する窒素原子
が一緒になって示す基がピロリジノ基、ピペラジノ基、
又はモルホリノ基である化合物、 (8)  R3が水素原子、メチル基、エチル基である
化合物、 (9)Aがエチレン基、トリメチレン基又は式%式% さらに以下に具体的な化合物を例示する。
I    CH2CH2N (CH3) z     
    H2、CHzCHzNHz         
  H3CH2CH2NHCH3H 4CH2CH2N(C2H5) z        H
5CH2Cl、N(C3Hff)2        H
6CHzCHzN(CI(i) (CzHs)    
  HD 9     C)I2C)1211         
        Hll     CH2CH2N(C
4H9)z            Hf−一λ 13       CH2CH2N(C)13)2  
              CHゴ14     C
H2CH2NH2CH315CHzCHzN(CHz)
(C2H4)         CH:116    
 CHzCHzN(CzHs)z          
  CHz18     CHzCHzN(CHx)2
             C3H722CHzCHz
N(CHl)z            C3H722
CHzCHzCHzN(CHz)z         
 H23C02CH2C)I2NH2H 24CHzCHzCHzN(Czt(s) z    
     H25CHzCHzCHzN(CJ7)z 
        H28CH2CH2CH2N(CH3
)z          CH329CH2CH2CH
2N(CJs)2         CH332CH2
C)IZCH2NH2CHコ33     C)12C
H2C112N(CH3)2゛C2H534CH2CH
2CH2N((:ZH5)2         CZH
536CH2CH2CH2N(CH3)z      
    CJ737     CH2CH2CH2CH
2N(CH3)2        H38CH2CH2
CH2CH2N(C2H5)        H40C
HzCHzCHzCHzN(CHz)z       
 CL41     C02CH2CH,C)1.N(
C2H5)2       CzHs43    C)
12CI(ZC)12c82N(CH3)ユ     
 C,H。
44     CH2CH2N(CH:l)2    
        C4)+945     CHzCI
(zCHzCHzNHz          CH34
6C3lCH2CH2CH2CH2N(CH3)Z  
    H47CHzCHzCHzC!(zcHzN(
CHx)z      CH348CHzC)IzCH
zCHzC)IzGHzN (CL) 2    H4
9CHzCHzCHzCHzCHzCHzN (CH3
) z   CH358   CH2CH2金N(CH
:l)2    CH3前記−所蔵(1)を有する本発
明の化合物は、以下の方法に従って容易に製造すること
ができる。
上式中、R1、R2、R3及びAは前述したものと同意
義を示し、R4及びR5は、同−又は異なって、アミノ
基の保i!(t−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキ
シカルボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニルの
ようなアラルキルオキシカルボニル基等)を示す。
第1工程は、−所蔵(V)を有する化合物を製造する工
程で、不活性溶剤中、式(I[[)を有するカルボン酸
誘導体と式(TV)を有するフェノール誘導体を縮合さ
せることによって達成される。本反応は、好適には、不
活性溶剤中、縮合剤の存在下に行われる。
使用される縮合剤としては、通常アミド類、エステル類
の合成に用いられるものなら特に限定されず、例えば、
N、N’ ニジシクロへキシルカルボジイミド、1−エ
チル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミドのようなカルボジイミド類、カルボニルジイミダゾ
ールのような活性イミド合成剤、ジフェニルホスホリル
アジド、シアノリン酸ジエチルのようなリン酸誘導体を
あげることができるが、好適には、カルボジイミド類で
ある。又、カルボジイミド類は、反応時間を短縮し、収
率を向上させるために、N−ヒドロキシコハク酸イミド
、l−ヒドロキシベンゾトリアゾールのような活性エス
テル化剤、ピリジン、ピコリン、トリエチルアミン、N
−メチルモルホリン、4−ジメチルアミノピリジンのよ
うな有機アミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのようなアルカリと
併用することができ、特に好適な併用は、N、N’ −
ジシクロへキシルカルボジイミドと4−ジメチルアミノ
ピリジンである。
使用される不活性溶剤は、反応に関与しなければ、特に
制限されず、例えば、ヘキサン、ベンゼン、トルエンの
ような炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホルム、1
.2−ジクロルエタンのヨウなハロゲン化炭化水素類、
エーテル、テトラヒドロフラン、デオキサンのようなエ
ーテル類;酢酸エチルのようなエステル類;アセトン、
メチルエチルケトンのようなケトン類;アセトニトリル
のようなニトリル類;N、N−ジメチルアセタミド、N
、N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリ
ドン、ヘキサメチルホスホルアミドのようなアミド類;
ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類;水;又
はそれらの混合溶剤をあげることができるが、好適には
ハロゲン化炭素類(ジクロロメタン、ジクロロエタン等
)  ;−[−−チルW((テトラヒドロフラン等);
又はアミド類(N、N−ジメチルアセタミド、N、N−
ジメチルホルムアミド等)である。
反応温度は、通常0°C乃至100°C(好適には、1
0°C乃至80°C)であり、反応に要する時間は、反
応温度等によって異なるが、1時間乃至72時間(好適
には、4時間乃至48時間)である。
本反応終了後、目的化合物は、常法に従って反応混合物
から採取することができる。例えば、不溶物が存在する
場合は適宜濾別して、溶剤を留去すること又は水を加え
て水不溶性有機溶剤で抽出することによって目的物を得
ることができる。さらに、所望により、常法、例えば、
再結晶、再沈殿、カラムクロマトグラフィー等により精
製することもできる。
本発明の原料化合物(■)及び(TV)は、公知である
か、公知の方法(例えば、グアニジノ基を保護する方法
等)又は相当するアミンを用いて、参考例と同様の方法
に従って容易に製造される。
第2工程は、化合物(V)のアミン基の保護基を除去し
て、目的化合物(I)を製造する工程で、本反応は、保
護基の種類によって異なる。
保護基がL−ブトキシカルボニル基である場合には、不
活性溶剤中、化合物(V)を酸と処理することにより、
反応が行われる。
使用される酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸のよ
うな鉱酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、p−
)ルエンスルホン酸のような有機酸、トソフルオコボロ
ンのようなルイス酸をあげることができるが、好適には
、塩酸、硫酸のような鉱酸、トリフルオロ酢酸のような
有機酸である。
使用される不活性溶剤は、反応に関与しなければ特に限
定されず、例えば、ヘキサン、ヘンゼン、トルエンのよ
うな炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、ジク
ロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル
のようなエステル類;エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサンのようなエーテル類をあげることができるが
、好適には、エステル類(特に酢酸エチル)、エーテル
類(特にジオキサン、テトラヒドロフラン)である。
反応温度は、−5°C乃至100°C(好適には、−5
°C乃至80°C)であり、反応に要する時間は、反応
温度等によって異なるが、通常、5分間乃至48時間(
好適には、30分乃至24時間)である。
アミノ保護基がアラルキルオキシカルボニル基である場
合には、不活性溶剤中、触媒の存在下、化合物(V)を
水素と反応させることにより、反応が行われる。
使用される触媒は、例えば、パラジウム−炭素、パラジ
ウム黒、酸化白金であり、好適には、パラジウム−炭素
、パラジウム場である。
使用される水素圧は、例えば、常圧乃至10気圧である
使用される不活性溶剤は、反応に関与しなければ、特に
限定されず、例えば、メタノール、エタノールのような
アルコール類、エーテル、テトラヒドロフランのような
エーテル類、N、N−ジメチルホルムアミドのようなア
ミド類、水又はこれらの混合溶媒をあげることができる
が、好適には、アルコール類(特にエタノール)、アル
コール類(特にエタノール)−水の混合溶媒である。
反応温度は、通常室温付近であり、反応に要する時間は
、1時間乃至10時間である。
以上の各反応終了後、目的化合物は、常法に従って反応
混合物から採取することができる。例えば、反応混合物
から口取すること;反応混合物を適宜中和し、不溶物が
存在する場合には濾別した後、溶剤を留去すること;又
はさらに不活性有機溶剤を加えて結晶化させ口取するこ
とによって得ることができる。さらに、必要に応じて、
常法、例えば、再結晶、カラムクロマトグラフィー等に
よって精製することもできる。
本発明の化合物(1)は常法に従って酸で処理すること
により薬理上許容し得る塩に変換することができる。例
えば、第2工程で塩酸を使用すれば、塩酸塩を得ること
ができ、化合物(I)又はその塩酸塩等を水に溶解させ
、重曹水を加えて、生じた沈澱を濾取すれば、炭酸塩を
得ることができ、さらに炭酸塩を不活性有機溶剤(例え
ばアルコール、エーテル等)中で必要量の酸、例えば塩
酸、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸
等で処理することにより、所望の酸付加塩を得ることが
できる。
また−数式(1)で示された化合物の塩を塩基性の樹脂
、例えばダウエックス1(OH−型)、ジエチルアミノ
エチル(DEAE)セファデックスA−25等で脱酸し
、遊離の塩基とした後、所望の酸、例えば塩酸、硫酸、
メタンスルホン酸、p −Irルエンスルホン酸などで
処理することによりそれらの塩を製造することもできる
〔発明の効果〕
本発明の前記−数式(1)を有する化合物は、以下に示
すようにすぐれたセリンプロテアーゼ阻害作用を有し、
特に膵炎および膵炎に随伴して起きるDIC(汎種性血
管内血液凝固症候群)等の諸症状の予防、治療薬として
きわめて有用である。
試験例1  in vitroにおしるセリンプロテア
ーゼ■去立几 基質としてトソルーL−アルギニン メチルエステルを
用い、酵素プラスミンに対しては1001ホウ酸緩衝′
P!、(pH8,0)を、トロンビンに対しては201
リン酸緩衝液(pH7,4)を、トリプシンに対しては
カルシウムイオン(10mM)を含むトリス緩衝液(p
H8,1)をそれぞれ使用した。
試験化合物を適宜、希釈して緩衝液に加え、37゛Cで
プレインキユヘーションした後、酵素溶液を加え再びプ
レインキユヘーションし、基質を終濃度101となるよ
うSこ加えて、37“Cで3C分間反応させた。反応の
停止は酢酸を加えて行い、酵素活性はヒュメルの方法(
Hummel et al、、CanJ、Bioche
m、 Physiol、、37.1393 (1959
))に準して波長247nmの吸光度測定によって行っ
た。酵素阻害活性は以下の計算式より求めた。
そして、各薬物のICs。値を最小2乗法により求めた
結果を表に示す。
上記の試験例1からも明らかなように、本発明の化合物
は、膵炎及び膵炎に随伴する諸症状に関わるトリプシン
、トロンビン、プラズマカリクレイン等のセリンプロテ
アーゼ族の酵素を強く阻害し、慢性および君、性の膵炎
の予防、治療剤として有用であり、また膵炎に伴う諸症
状の改善にも有用である。
本発明の化合物およびその薬理上許容される塩類を膵炎
および、それに随伴する諸症状の予防、治療薬として使
用する場合には、それ自体あるいは適宜の薬理学的に許
容される担体、賦形剤、希釈剤等と混合し、散剤、顆粒
剤、錠剤、カプセル剤、注射剤等の医薬組成物として経
口的または非経口的に投与することができる。投与量は
対象疾患の状態、患者の状態、年令、投与方法等によっ
て異なるが、例えば経口投与の場合には1回当り10〜
1000mg (好ましくは50〜500mg)を、静
、脈内投与の場合には1〜500=g(好ましくは5〜
3oomg)を1回乃至3回症状に応して投与すること
が望ましい。以下に実施例及び参考例を示し本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明の範囲は、これらに限定
されるものではない。
実施例1 1 4−4−ジ−t−ブトキシカルボニル4−(ジーし
一ブトキシカルボニルグアニジノ)安息香酸2.28 
g、4−ヒドロキシ−N−(2−ジメチルアミノエチル
)ベンゼンスルホンアミド・臭化水素酸塩1.44 g
、トリエチルアミン4mlおよび4−ジメチルアミノピ
リジン122mgを塩化メチレン100mI2に溶解し
、ジシクロへキシルカルボジイミド!、 44 gを加
え、室温で48時間撹拌した。不溶物を濾去し、濾液を
濃縮後、これをシリカゲルクロマトグラフィー(塩化メ
チレン/メタノール−20/1 ’)で精製して、表記
化合物1.01gを無色無定形固体として得た。
N M Rスペクトル(CDCf 3)δppm  ;
1.30(9H,s)、 1.34(9H,s)、 2
.10(6H,s)。
2.33(28,t、J=6Hz)、 3.02(2H
,t、J=6Hz)。
4.8〜5.5(1)1.br)、 7.30(2FI
、d、J=8Hz)。
7.44(2H,d、J=8Hz)、 7.99(2H
,d、J=8Hz)。
8.21(2H,d、J=8Hz)、 9.34(2H
,bs)。
24−4−グアニジノヘンジイルオキシ[:4−(4−
ジ−t−ブトキシカルボニルグアニジノ)ベンゾイルオ
キシ)−N−(2−ジメチルアミノ)ベンゼンスルホン
アミド1.88 gをジオキサン10n+42に溶解し
、4規定塩化水素−ジオキサン溶液10mAを室温で加
え、白濁した油状物を沈澱物として得た。これを同温で
一夜撹拌後、溶媒を減圧下ζこ除去し、残査を水20m
Eに溶解した。これを濾過後、濾液に50mI!、の重
曹水を撹拌下に加え、氷冷して2時間静置した。住した
白色沈澱を濾取し、冷水で洗浄後、乾燥して表記化合物
1.18 gを無色粉末として得た。
元素分析値  Cl8H23NSO4S−HzCOzと
して;計算値(%)  :C,48,81; H,5,
39,N、14.98゜S、6.86 実験値(%):C,48,63; )1,5.41. 
N、15.29゜S、6.75 NMRスペクトル(DMSO−d6)δppIll;2
.10(6H,s)、 2.28(28,t、J=7H
z)、2.89(2)1. t、J=7Hz)、6.9
9(2H,t、J=8.5Hz)、7.42(2H,d
、 J=8.5Hz)、 7.91(2H,d、 J=
8.5Hz) 。
7.96(2H,d、J=8.5Hz)。
その他63.5〜6.5に水のプロトンを含む巾広い吸
収。
IRスペクトル(KBr) 、v ma、cm−’;1
747、1718.158B、 1567、1326.
1260゜1155゜ 実施例? ホンアミド・20 口 4−(ジ−t−ブトキシカルボニルグアニジノ)安息香
酸2.28 g、4−ヒドロキシ−N−(3−ジメチル
アミノプロピル)ベンゼンスルホンアミド1.7g、ト
リエチルアミン2.81mff1.4−ジメチルアミノ
ピリジン60mgおよびジシクロへキシルカルボジイミ
ド1.44 gを用い、塩化メチレン100 mβ中、
20時間撹拌し、実施例1の(1)と同様に処理及び精
製して、表記化合物1.77 gを得た。
NMRスペクトル(CDCN 、)δppm  ;1.
30(9H,s)、1.37(9H,s)、1.4〜1
.9(2M、i)。
2.22(6)1.s)、2.39(2H,t、J=6
)1z)、3゜10(2)1゜む、J=6Hz)、5.
3〜6.1(IH,br>、7.28(2H,d、J=
9Hz)、7.39(21(、d、J=9)1z)、7
.95(2)1.d、J=9)1z) 、 8.21 
(2H,d、 J=9t(z) 、 9.3B (2)
1. bs) 。
実施例2(I)で得た(4−(4−ジ−t−ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ベンゾイルオキシ〕−N−(3−
ジメチルアミノプロピル)ベンゼンスルホンアミF’ 
1.5 gを酢酸エチル10 mlに溶解し、室温撹拌
下4規定塩化水素−酢酸エチル溶液80+nj2を加え
、反応溶液を室温で一夜静置した。
生じた沈澱を傾瀉分離し、これを少量のメタノールに溶
解し、エーテルを加えて沈澱させた後、濾取して表記化
合物192mgを白色粉末として得た。
元素分析値 Cl9H25N504S・2HCβ・’A
 Hz Oとして;計算値(%)  :C,45,51
; )1,5.63. N、13.97実験値(%):
C,45,44,H,5,63,N、13.58HMR
スペクトル(020)691m  ;1.6〜2.3(
2H,m) 、2.8〜3.5(4H,m) 、2.9
8(6H。
s) 、 7.58 (2H,d、 J=9Hz) 、
 7.61 (2H,d、 J=9Hz) 。
8、11 (28,d、 J=9Hz) 、 8.45
 (2H,d、 J=9Hz)IRスペクトル(KBr
) + I’ paw Cm−’ ;1737、167
4.1600.1571.1326.1263゜120
6、1155゜ 実施例3 スルホンアミド・2 −1上− 実施例1の(1)と同様な方法で、4−(ジー1−ブト
キシカルボニルグアニジノン安息香M1.l9g54−
ヒドロキシ−N−(2−ジイソプロピルアミノエチル)
ヘンゼンスルボンアミド1g、トリエチルアミン1.1
mj2.4−ジメチルアミノピリジン29mg、ジシク
ロへキシルカルボジイミド757mgを用い、塩化メチ
レン50m1!中で15時間反応後、精製して表記化合
物990mgを得た。
NP、4Rスペクトル(CDCR3)δpp”  io
、94 (12H,d、 J=6)1z) 、 1.2
6(9H,s) 、 1.33(9H,s) 、 2.
4〜3.2(6H,m) 、 4.4〜5.2(18,
br) 。
7.31 (IH,d、 J=9Hz) 、 7.43
 (2H,d、 J=9)12) 。
7.98(2)1.d、J=9Hz)、8.22(2H
,d、J=9Hz)。
9.38(2H,bs)。
実施例3(1)で得た(4−(4−ジ−t−ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ヘンジイルオキシ〕−N−(2−
ジイソプロピルアミノエチル)ベンゼンスルホンアミ)
−900mgを酢酸エチル9 mj!に溶解後、4規定
塩化水素−酢酸エチル溶液50m1を加え、室温で一夜
静置した。溶媒を減圧留去し、残金を少量のメタノール
に溶解後、エーテルを加えて目的物を沈澱させ、濾取し
て表記化合物503mgを白色粉末として得た。
元素分析値 Czzlh+N5OnS ・2HCf−y
2HzOとして;計算値(%)  :C,48,62;
H,6,31; N、12.89;(/2.13.05
; S、5.90 実験値(%)  :C,48,62; H,6,29;
 N、13.01;Cj2,13.11. S、5.9
6 HMRスペクトル(0,0)691m  il、42(
128,d、J=6.5Hz)、3.33(4H,bs
)、3.80(1B、m(七重線)、J=6.5Hz)
、7.49(2H,d、J=9Hz) 、 7.52 
(21(、d、 J=9)1z) 、 8.04 (2
H,d、 J=9Hz)、8.26(2H,d、J=9
Hz)。
IRスペクトル(KBr)、 v w+ax cm−’
 ;1739、1675.1600.1571.133
2.1262゜1206.1156゜ 実施例4 一辷丘二」」旧変塩 4−(ジ−t−ブトキシカルボニルグアニジノ)安息香
酸1.3g、4−ヒドロキシ−N〜(2−ピロリジノエ
チル)ベンゼンスルホンアミド1g1トリエチルアミン
1.2a+f、4−ジメチルアミノピリノン35mg及
びジシクロへキシルカルボジイミド823mgを用い、
塩化メチ1ソ5015時間反応させた他、実施例1の(
1)と同様に処理及び精製して表記化合物1. 0 3
 gを得た。
NMRスペクトル(CDC l 3)δppm  ;1
、28 (9H, s) 、 1.34 (9H, s
) 、 1.5−1.9 (4H, m) 。
2、2〜2.8(6H,m) 、3.10(2)1, 
t,J=6)1z) 、4.9〜5、7(IH,br)
、7.33(2H,d,J=9Hz)、7.45(2H
d, J=9Hz) 、 8.01 (2H, d, 
J=9Hz) 、 8.22(2)1. d。
J=9)1x)、9.0−9.8(2)1,br)。
実施例4(1)で得た(4−(4−ジ−t−ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ヘンジイルオキシ〕−N−(2−
ピロリジノエチル)ベンゼンスルホンアミド川.75g
を酢酸エチル10mffに溶解し、4規定塩化水素−酢
酸エチル溶液50m!を加え、室温で一夜静置した。生
じた沈澱を濾取し、表記化合物1.03を白色粉末とし
て得た。
NMRスペクトル(DMSO−d6)δppm  ;1
、7〜7.2(4H.m)、2.7〜4.8(8H.m
)、7.45(2H。
d,J=9Hz)、7.50(2H,d,J=9Hz)
、7.93(7H.br)。
8、00(2)1,d,J=9Hz)、8.19(2H
,d,J=9Hz)。
IRスペクトル(KBr) + l’ IIIIX C
m− ’ :1737、  1678,  1628,
  157L  1330.  1265、1204、
  1178.  1156。
実施例5 一辷丘一」」1変温 4−(ジ−t−ブトキシカルボニルグアニジノ)安息香
酸1.5g、4−ヒドロキシ−N−(2−ピペリジノエ
チル)ベンゼンスルホンアミド・臭化水素酸塩1. 7
 9 g、トリエチルアミン0.8n/2、4−ジメチ
ルアミノピリジン100mgおよびジシクロへキシルカ
ルボジイミド980mgを用い、塩化メチレン30mf
中にて2時間30分撹拌した後、実施例1の(1)と同
様に精製して、表記化合物1、57gを得た。
NMRスペクトル(CDC f 3)δppm  +0
、9J.7(6)1,m)、 1.28(98,s)、
1.35(9H.s)。
2、0〜2.5(68,m)、3.06(3H, t,
J=6Hz)、3.3〜4、0(IH,br)、7.3
0(28,d,J=9Hz)、7.42(2H。
d,J=9)1z)、8.00(2)1,d,J=9H
z)、8.24(2H,d。
J=9)1z)、9.1〜9.7(21(、br)。
実施例5(I)で得た(4−(4−ジーも一ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ヘンジイルオキシ〕−N− (2
−ピペリジノエチル)ベンゼンスルホンアミド1. 0
 7 gを酢酸エチル10+f!に溶解し、4規定塩化
水素−酢酸エチル溶液10ml1を加え、室温で一夜静
置した。生した沈殿を傾瀉分離し、これを少量のメタノ
ールに溶解し、エーテルを加えて沈殿させた後、濾取し
て表記化合物641mgを白色粉末で得た。
元素分析値  C21’zJso4s・2HC1−H2
Oとして;計算値(%)  :C,47.01; H,
5.82; N,13.05実験値(%)  :C,4
7.02; H.5.65; N,12.91NMRス
ペクトル(DMSO−d6)δppm  ;1、20〜
2.20(6B,m)、2.70〜3.60(8)1,
m)、7.48(2H, d, J=9)lz) 、 
7.54 (2tl, d, J=9Hz) 、 7.
60〜8、50(5H,br) 、8.08(2H,d
,J=9Hz)、8.25(2H。
d, J=9Hz) 、 10.5〜11.0 (2H
, br) 。
IRスペクトル(KBr)、 νmax Cm−’ ;
1740、 1675, 1600, 1571, 1
331, 1263。
1204、 1157。
実施例6 ま上二I星葭里 4−(ジーも一ブトキシカルボニルグアニジノ)安息香
酸1.5g、4−ヒドロキシ−N−(2−モルホリノエ
チル)ヘンゼンスルホンアミド・臭化水素酸塩1.74
 g、トリエチルアミ70.6wf、4−ジメチルアミ
ノピリジン97mgおよびジシクロへキシルカルボジイ
ミド980mgを用(1、塩イヒメチレン30fflI
!、中にて1時間30分撹拌した後、実施例1の(1)
と同様に精製して、表記化合物2.36gを得た。
NMRスペクトル(CDCI23)δppm  ;1.
29(9H,s)、1.35(9H,s)、2.1〜2
.6(6H,m)。
3.07(2H,t、J=6Hz)+3.4〜3.8(
4H+m)+4.7〜5.5(IH,br)、7.32
(2H,d、J=91(z)、7.42(2H。
d、J=9Hz)、8.01(2H,d、J=91(z
)、8.25(2H,d。
J=9Hz)、9.0−9.7(2H,br)。
実施例6(1)で得た(4−(4−ジ−t−ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ヘンジイルオキシ〕−N−(2−
モルホリノエチル)ヘンゼンスルホンアミド用、17g
を酢酸エチル11.7mj2に溶解し、4規定塩化水素
−酢酸エチル溶液11.7m12を加え、室温にて5時
間撹拌した。生じた沈殿を1頃瀉分離し、これを少量の
メタノールに熔解し、エーテルを加えて沈殿させた後、
濾取して表記化合物593mgを白色粉末として得た。
元素分析値 CzoHzsNsOsS、2HCQ−’A
HzO(!: シフ ;計算値(%)  :C,45,
37; H,5,33; N、13.22実験値(%)
  :C,45,23,H,5,29; N、12.9
7N M Rスペクトル(DMSO−66)δppm 
 ;2.7〜3.6(8H1m)13.6〜4.1(4
H+m)+7.47(21(。
d、 J=9Hz) 、 7.51 (2H,d、 J
=9Hz) 、 8.01 (2)1. d。
J=9Hz)、8.22(2)1.d、J=9Hz)、
7.6〜8.5(5H。
br)、 10.88(IH,s)、11.0〜12.
0(IH,br)。
IRスペクトル(KBr)、 V mix ”’−’ 
:1730、 1676、 1601. 1572. 
1326. 1269゜1207.1160゜ 実施例7 ンアミド・207P 4−(ジ−t−ブトキシカルボニルグアニジノ)安息香
酸1.3g、4−ヒドロキシ−N−(2−ジエチルアミ
ノエチル)ベンゼンスルホンアミド・臭化水素酸塩1.
5g、トリエチルアミン0.57m1.4−ジメチルア
ミノピリジン84mgおよびジシクロへキシルカルボジ
イミド850mgを用い、塩化メチレン26+nj!中
にて一夜反応後、実施例1の(1)と同様に精製して表
記化合物1.63 gを得た。
NMRスペクトル(coc l 3)599m  iO
,91(6H,t+ J=6)1z) 、 1.30(
9H,s) 、 1.35(98゜s)、2.1〜2.
7(2#2.41(4H,q、J=6flz)、3.0
0(2H,t、J=6Hz)、3.15〜4.0(IH
,br)、7.29(2H。
d、J=9Hz)、7.40(2H,d、J=9Hz)
、7.98(2H,d。
J=9Hz)、8.21(2H,d、J=9Hz)、9
.0〜9.7(2H。
br) 。
実施例7(1)で得た(4−(4−ジ−t−ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ヘンジイルオキシ〕−N−(2−
ジエチルアミノエチル)ベンゼンスルホンアミド1.0
7 gを酢酸エチル10mj2に溶解し、4規定塩化水
素−酢酸エチル溶液10n+j!を加え、室温にて一夜
放置した。生じた沈殿を傾瀉分離し、これを少量のメタ
ノールに溶解し、工一チルを加えて沈殿させた後、濾取
して表記化合物664mgを白色粉末として得た。
元素分析値  C2゜H27NSO4S・2HCβ・H
,Oとして:計算値(%)  :C,45,80,H,
5,96; N、13.35;CCl3.52: S、
6,11゜ 実験値(%)  : C,46,25; )!、5.8
4; N、13.34;1.13.37; S、6,1
4゜ NMRスペクトル(DMSO−da)δppm  ;1
.23(6)1. t、J=6Hz>、2.8〜3.5
(8H,m>、7.45IRスペクトル(KBr)、 
V max Cm−’ ;1734、1677、160
1.1572.1327.1265゜1203、115
7゜ 実施例8 ホンアミド・2afeP 4−(ジーt−ブトキシカルボニルグアニジノ安息香酸
1.0g、4−ヒドロキシ−N−(4−ジメチルアミノ
ヘンシル)ベンゼンスルボンアミド970mg、4−ジ
メチルアミノピリジン66Bおよびジシクロへキシルカ
ルボジイミド660mgを用い、塩化メチレン20m!
中にて2時間撹拌後、実施例1の(1)と同様に精製し
て表記化合物1.09gを得た。
N M Rスペクトル(CDCI!.3)δppm  
;1、26 (9H, s) 、 1.32(9H, 
s) 、 2.91 (6H, s) 。
4、09(2H,d,J=6Hz)、4.61(IH,
 t,J=6Hz)。
6、67(2H,d,J=9Hz)、7.09(2H,
d,J=9Hz)。
7、31 (2H, d, J=9Hz) 、 7.4
1 (2H, d, J=9)1z) 。
7、99(2)1,d,J=9Hz)、8.22(2H
,d,J=9Hz)。
9、1〜9.7(2H,br)。
実施例日(1)で得た(4−(4〜ジーt−ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ベンゾイルオキシ〕−N−(ジメ
チルアミノヘンシル)ベンゼンスルボンアミド720m
gを酢酸エチル7、2mj2に懸濁させ、4規定塩化水
素−酢酸エチル溶液1.2mlを加え、室温で5時間撹
拌した。この際、−旦反応液は溶液となり、徐々に再度
、懸濁状態となった。
生じた沈殿を傾瀉分離し、これを少量のメタノールに溶
解し、エーテルを加え沈殿させた後、濾取して表記化合
物530mgを白色粉末として得た。
元素分析値 CzxHzsNsOaS・2HC l −
 ’/zHzOとして;実験値(%)  :C,50.
25; H,5.37: N,12.57;CI!,1
2.84:  S,5.03。
NMRスペクトル(DMSO−d6)δpp”  ;3
、09(6H,s)、4.09(21+,d,J=6)
1z)、7.1−8.6(9H, m) 、 7.91
 (2H. d, J=9Hz) 、 7.94 (4
)1, br) 。
8、21(2H.d,J=9)1z)、10.78(I
f(、s)。
IRスペクトル(KBr)、 v maw cm−’ 
;1738、1685,  1601.  1589,
  1324,  1262。
1204、1155。
実施例9 ヘンゼンスルホンアミ′・2作′cc ルホンアミド 4−(ジ−t−ブトキシカルボニルグアニジノ)安息香
酸900mg、4−ヒドロキシ−N− (2−ジメチル
アミノエチル)−N−メチルーベンゼンスルホンアミド
・臭化水素酸塩1.0g、トリエチルアミン0.4mj
2.4−ジメチルアミノピリジン58Bおよびジシクロ
へキシルカルボジイミド6’00mgを用い、塩化メチ
レン18mf中にて一夜撹拌後、実施例1の(1)と同
様に精製して表記化合物975gを得た。
NMRスペクトル(CDCf 3)δppm  ;1.
29(9H,’s)、1.36(9H,s)、2.28
(6)1.s)。
2.49(2)1. t、J=6Hz)、2.81(3
H,s)、3.18(2H。
t、J=6Hz)、7.28(2H,d、−’=9肚)
、7.40(2!I、d。
J=9Hz) 、 7.89(2H,d、J=9Hz)
 、8.20(2H,d、J=911z) 、 9.1
〜9.7(2H,br) 。
実施例9(1)で得た(4−(4−ジーL−ブトキシカ
ルボニルグアニジノ)ベンゾイルオキシ〕−N−(2−
ジメチルアミノエチル)−N−メチル−ベンゼンスルホ
ンアミドb39mgl二4規定塩化水素−ジオキサン溶
液 30mj2を加え、60°Cで1時間撹拌した。生
した沈殿を傾瀉分離し、これを少量のメタノールに溶解
し、エーテルを加えて沈殿させた後、濾取して表記化合
物185mgを白色粉末にて得た。
元素分析値 C+5HisNsOnS・2HCf−ηH
zOとして一計算値(%) :C,45,51; H,
5,63; N、14.0゜実験値(%):C,45,
5;  tl、5.64; N、14.07゜NMRス
ペクトル(DMSO−d6)δppvA;2.76(3
H,s)、2.82(68,s)、3.0〜3.6(4
H,br)。
7.49(2H,d、J=9Hz)、7.6(2H,d
、J=9Hz)。
7.99(2H,d、 J=9Hz) 、 7.8J、
2(4H,br) 、 8.21(2)1.d、J=9
)1z)、10.4〜11.2(2H,br)。
IRスペクトル(KBr) 、ν1%、つcm−’;1
728、1679.1605.1574.1348.1
269゜1205、1157゜ 参考例1 4− ジーt−プ キシカルボニルグアニジノ)安息香
酸 oc 4−グアニジノ安息香酸・塩酸塩30gを塩イヒメチレ
ン600iに懸濁し、トリエチルアミン58 m2を加
え撹拌した。この混合物にクロルトリメチルシラン した。滴下完了後、さらに15分間撹拌した後、ジーも
一ブチルジカーボネート91.2gを加えた。
室温で、8時間撹拌後、反応溶液を減圧濃縮し、酢酸エ
チル500+1!.を加えて水冷撹拌した。これに1規
定塩酸500mfを加え撹拌した。生した沈殿を濾取し
乾燥して表記化合物3 0. 9 8 gを得た。
NMRスペクトル(DMSO−dh)δppm  ;1
、26(9H,s)、1.31(9)1,s)、3.0
〜5.5(3H。
broad)、7.33(2H,d,J=9.0Hz)
、7.99(2)1,d。
J=9.0Hz) 。
元素分析値  CI*HzsNzObとして;計算(!
(%)  :C,56.9B. H,6.64. N,
11.08実験値(%) :C,56.59; H,6
.68; N,11.12参考例2 チル ベンゼンスルホン ミ゛・ p−メトキシベンゼンスルホニルクロリド4.3gを塩
化メチレン50m!に溶解しN,N−ジメチルエチレン
ジアミン1.8gを室温で加え、2時間撹拌後、酢酸エ
チル10mfを加えて室温に静置した。
生じた結晶を濾取し、酢酸エチル−塩化メチレン混合液
で洗浄し、4−メトキシ−N−(2−ジメチルアミノエ
チル)ベンゼンスルホンアミド・塩酸塩5.517gを
無色固体として得た。
NMRスペクトル(DMSO−d&+DzO)δppm
 ;2、80(6H.s)、3.0=3.3(4H,s
)、3.87(3H.s)。
7.09(2)1.d、J=9Hz)、7.82(2H
,d、J=9Hz)。
参考例2(I)の4−メトキシ−N−(2−ジメチルア
ミノエチル)ベンゼンスルホンアミド・塩酸塩2.95
 gを塩化メチレン100mfに懸濁し、LM−三臭化
ポロンの塩化メチレン溶液30taEを加え、室温で7
時間撹拌した。粘稠なガラス状物が沈殿したので、上澄
を除去し、塩化メチレン化じた粉末状固体を濾取し、表
記化合物2.38 gを粉末状固体として得た。
NMRスペクトル(D?l5O−da)δppm  ;
2−83(3H9s)+2−88(3H+s)、2−8
〜3−3−5(4H1゜3.7〜4.8(IHlbr)
+6.95(2H9d、J=9FIz)、7−69(2
H,d、J=9Hz)、9.68(LH,bs)。
相当するアミンを用いて、参考例2と同様にして、参考
例3−8の化合物を得た。
参考例3 4−ヒドロキシ−N−3−ジメチルアミツブNMRスペ
クトル(DMSO−d、)δppm  ;1.6〜2.
3(2)1.m>、2.77(3)1.s)、2.83
(3H,s)。
2.6〜3.7(4H,m)、6.93(2H,d、J
=9.0Hz)。
7.30 (LH,t、 J=6.0l−iz) 、 
7.69 (2tl、 d、 J=9.0’Hz) 。
9.6〜10.6(2H,br)。
参考例4 ■ NMRスペクトル(DMSO−dJδppm  ;1.
35(6H,d、J=7.0Hz)、1.38(6H,
d、J=7.0Hz)。
3.28(4)1.bs)、3.3〜4.0(2H,m
)、6.93(2B、d。
J=9.0Hz) 、 7.4〜7.9(LH,br)
 、 7.67(2H,d、 J=9.0Hz) 、 
8.99 (11(、bs) 、 10.30 (18
,bs) 。
参考例5 NMRスペクトル(DMSO−da)δpρl ;1.
7〜2.3(4H,a+) 、2.7〜4.0(8H,
m) 、6.9H2Ld、J=9.0Hz)、7.60
(IH,bs)、7.68(2H,d、J=9.0Hz
)、9.5〜10.5(2H,br)。
参考例6 NMRスペクトル(DMSO−d、)δI)l)m  
+1.3〜2.1(6H,m)、2.7〜4.2(8H
,m)、6.96(2H。
d、J=9.0Hz)、7.4J、9(IH,br)、
7.70(1)1.d。
J=9.011z)、8.8〜10.0(2H,br)
参考例7 NMRスペクトル(DMSO−d6)δppm  ;2
、7〜4.2(12H,m) 、 6.98(2H,d
、 J=9.0)1z) 。
7.4〜7.9(LH,br) 、 7.70(2H,
d、 J=9.0Hz) 。
9.5=10.5(2)1.br)。
参考例8 一ヒ′ロキシーN−2−ジ  ル ミノエチル −N−
メ ルーベンゼンスルホンアミ゛・臭圭J弓口劇饗 NMRスペクトル(DMSO−d、)δppm  ;2
.67(3)1.s)、2.87(6H,s)、3.3
0(41(、bs)。
7.00(2H,d、 J=9.0Hz) 、 7.6
8(2H,d、 J=9.0Hz) 。
9.60(IH,br)、10.51(IH,bs)。
参考例9 参考例2と同様にして相当するアミンを用い、4−メト
キシ−(2−ジエチルアミノエチル)ベンゼンスルホン
アミド・塩酸塩を得た。
NMRスペクトル(DMSO−d6)δppm  ;1
.33(6)1. t、J=7.0Hz)、3.16(
4H,q、J=7.0)1z)。
3.22(4H,bs)、3.85(3H,s)、7.
02(2B、d、J=9.0Hz)、7.7〜8.1(
LH,m)、7.85(28,d、J=9.0Hz)。
上記化合物を、参考例2と同様にして三臭化硼素の塩化
メチレン溶液で処理し、油状の表記化合物を得た。これ
を、精製することなく次の反応に用いた。
参考例10 参考例2と同様に、相当するアミンを用い、4−メトキ
シ−N−(4−ジメチルアミノヘンシル)ヘンゼンスル
ホンアミド・塩酸塩を得た。
NMRスペクトル(CDCf 3)δppm  ;2.
89<6H,s)、3.87(3H,s)、3.98(
2H,d、J=6.0Hz) 、 4.64 (IH,
t、 J=6.0Hz) 、 6.62(2H,d。
J=9.011z)、6.98(2B、d、J=9.0
)1z)、7.06(2H。
d、 J=9.0Hz) 、 7.83(2H,d、 
J=9.0Hz) 。
上記化合物を参考例2と同様にして三臭化硼素で処理し
、表記化合物を油状物として得た。本化合物は精製する
ことなく次の反応に用いた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1及びR^2は、同一又は異なって、水素
    原子又はC_1〜C_4アルキル基を示し、あるいはR
    ^1及びR^2は、それらの結合している窒素原子と一
    緒になって、5乃至6員環状のヘテロシクリル基を示し
    、R^3は水素原子又はC_1〜C_4のアルキル基を
    示し、AはC_2〜C_6のアルキレン基又は式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を有する基(式中、BはC_1〜C_4のアルキレン基
    を示す。〕 を有するグアニジノ安息香酸エステル体及びその薬理上
    許容される塩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005090297A1 (en) * 2004-03-19 2005-09-29 Biotie Therapies Corporation Sulphonamide derivatives

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