JPH04158759A - ニンニク複合体及びその製法 - Google Patents
ニンニク複合体及びその製法Info
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- JPH04158759A JPH04158759A JP2285525A JP28552590A JPH04158759A JP H04158759 A JPH04158759 A JP H04158759A JP 2285525 A JP2285525 A JP 2285525A JP 28552590 A JP28552590 A JP 28552590A JP H04158759 A JPH04158759 A JP H04158759A
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Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Edible Seaweed (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はニンニクを主成分とする栄養及び薬理効果に優
れた摂取容易な粒状のニンニク複合体及びその製法に関
する。
れた摂取容易な粒状のニンニク複合体及びその製法に関
する。
従来からニンニクは栄養価に優れ薬理効果の高い食品と
してよく知られ、更に食品の味を引き立てる調味物品と
しても利用されている。ニンニクは一般的に刻むか又は
すり下ろして、他の食品に混ぜたり添えたりして摂取す
ることが多い。
してよく知られ、更に食品の味を引き立てる調味物品と
しても利用されている。ニンニクは一般的に刻むか又は
すり下ろして、他の食品に混ぜたり添えたりして摂取す
ることが多い。
しかしニンニクを調味物品として利用する場合はともか
く、その強臭と刺激味のため滋養食品として摂取するに
は難点がある。
く、その強臭と刺激味のため滋養食品として摂取するに
は難点がある。
このように滋養食品としてのニンニクの利用が要望され
ているにもかかわらず、摂取上の困難性から従来この分
野での利用は極(僅かなものであった。
ているにもかかわらず、摂取上の困難性から従来この分
野での利用は極(僅かなものであった。
そこで本発明は、このような従来の滋養食としてのニン
ニク利用の困難性という問題点に鑑み、臭いや刺激味が
低く摂取が容易であり、更にニンニク成分に他の有効成
分を加えた優れた滋養食品及びその製法を提供すること
を課題とするものである。
ニク利用の困難性という問題点に鑑み、臭いや刺激味が
低く摂取が容易であり、更にニンニク成分に他の有効成
分を加えた優れた滋養食品及びその製法を提供すること
を課題とするものである。
前記課題を解決するための本発明のニンニク複合体は、
主成分であるニンニク基体中に、卵黄及び卵油の少なく
とも一種、更に必要に応してコンブ粉末を添加し、その
形状を粒状としたことをvF徴とするものである。
主成分であるニンニク基体中に、卵黄及び卵油の少なく
とも一種、更に必要に応してコンブ粉末を添加し、その
形状を粒状としたことをvF徴とするものである。
更に前記課題を解決するための本発明のニンニク複合体
の製法は、次の工程からなることを特徴とするものであ
る。
の製法は、次の工程からなることを特徴とするものであ
る。
イ) ニンニク塊を水と共に弱火で長時間煮沸してニン
ニクペーストを得る工程。
ニクペーストを得る工程。
口) 該ニンニクペーストに卵黄及び卵油の少なくとも
一種を加えてトロ火で長時間加熱してより水分の少ない
ペースト状のニンニク複合体とし、所望に応してコンブ
粉末を加え更にトロ火で長時間加熱する工程。
一種を加えてトロ火で長時間加熱してより水分の少ない
ペースト状のニンニク複合体とし、所望に応してコンブ
粉末を加え更にトロ火で長時間加熱する工程。
ハ) 得られたニンニク複合体を粒状化する工程。
ニ) 次いで該複合体中の水分が実質的に蒸発されるま
で乾燥する工程。
で乾燥する工程。
上記の工程における弱火で使用される弱火とは、水の沸
騰が最低限継続する程度の火の強さであり、またトロ火
とは、火が消えない程度の極めて微弱な火の強さを意味
する。
騰が最低限継続する程度の火の強さであり、またトロ火
とは、火が消えない程度の極めて微弱な火の強さを意味
する。
ニンニクは一般に市販されているものでよく、ニンニク
球の外皮を剥ぎ根元を取り除いてニンニク塊となし、そ
れを水と共に煮沸する。煮沸にあたってニンニクを粉砕
したりスライスすると、滋養分がそれだけ失われると共
に臭気が増すので好ましくない。
球の外皮を剥ぎ根元を取り除いてニンニク塊となし、そ
れを水と共に煮沸する。煮沸にあたってニンニクを粉砕
したりスライスすると、滋養分がそれだけ失われると共
に臭気が増すので好ましくない。
卵黄は鶏卵の卵白部分を取り除いて所要量用意する。卵
黄成分は滋養分としての効用の他に、ニンニク複合体を
粒状とする際の結合材としての機能を有する。
黄成分は滋養分としての効用の他に、ニンニク複合体を
粒状とする際の結合材としての機能を有する。
卵油は市販されているものが使用出来るが、次のように
して作ることも出来る。先ず、土鍋等の加熱容器に卵黄
を所定量入れ、蓋をしてトロ火で長時間加熱する。卵黄
はしばらく加熱する(通常2時間程度)と塊状になるの
でヘラ等で潰して細粉化し、更にトロ火で時々攪拌をし
ながら3〜4時間加熱を続ける。容器内の卵黄がタール
状になった所で火を止め、静置すると卵油が上澄液とし
て得られる。通常卵黄10個で卵油が犬さし1ばい程度
の割合で取得出来る。
して作ることも出来る。先ず、土鍋等の加熱容器に卵黄
を所定量入れ、蓋をしてトロ火で長時間加熱する。卵黄
はしばらく加熱する(通常2時間程度)と塊状になるの
でヘラ等で潰して細粉化し、更にトロ火で時々攪拌をし
ながら3〜4時間加熱を続ける。容器内の卵黄がタール
状になった所で火を止め、静置すると卵油が上澄液とし
て得られる。通常卵黄10個で卵油が犬さし1ばい程度
の割合で取得出来る。
この卵油はニンニク複合体の薬理効果を強化すると共に
、卵黄と同様に粒状とする際の結合材としての機能を有
する。
、卵黄と同様に粒状とする際の結合材としての機能を有
する。
所望により添加されるコンブ粉末は、市販のコンブ粉末
を利用することが出来るが、一般の乾燥コンブを更に乾
燥炉やオーブン等で充分乾燥させた後、粉砕して粉末化
して使用することも出来る。
を利用することが出来るが、一般の乾燥コンブを更に乾
燥炉やオーブン等で充分乾燥させた後、粉砕して粉末化
して使用することも出来る。
次に、本発明の粒状のニンニク複合体の製造方法を説明
する。
する。
先ず、土鍋等の容器に所定量のニンニクと水を入れ、蓋
をして沸騰するまで強火または中火で加熱する。水の量
はニンニク100g当たり100〜300cc程度が好
ましい。沸騰したら蓋を外し撹拌しながら弱火で、内容
物が例えばマヨネーズ程度の粘稠性のあるペースト状に
なるまで加熱する。この状態における内容物の水分はお
よそ50〜70%位となる。トロ火での加熱時間はニン
ニク及び水の量によって異なるが、例えばニンニク16
00gと水2000ccを仕込んだ場合、4〜7時間程
度必要である。
をして沸騰するまで強火または中火で加熱する。水の量
はニンニク100g当たり100〜300cc程度が好
ましい。沸騰したら蓋を外し撹拌しながら弱火で、内容
物が例えばマヨネーズ程度の粘稠性のあるペースト状に
なるまで加熱する。この状態における内容物の水分はお
よそ50〜70%位となる。トロ火での加熱時間はニン
ニク及び水の量によって異なるが、例えばニンニク16
00gと水2000ccを仕込んだ場合、4〜7時間程
度必要である。
次に、このペースト状のニンニク基体に卵黄または卵油
を加え、攪拌しながら最終的に水分が3〜8、好ましく
は5〜7%程度(手に粘り付かない程度)になるまでト
ロ火で加熱する。
を加え、攪拌しながら最終的に水分が3〜8、好ましく
は5〜7%程度(手に粘り付かない程度)になるまでト
ロ火で加熱する。
卵黄と卵油の両方を加える場合は同時に加えてもよいが
、好ましくは卵黄を先に加え、ある程度加熱して水分を
蒸発させた後、卵油を加えて更に加熱する方法が好まし
い。卵黄を先に加える場合は、先ずニンニク基体に卵黄
を加え攪拌しながら水分が30%位(マシュマロ程度の
柔らかさ)になるまでトロ火で加熱し、次いで卵油を加
えて更に攪拌しながら前記最終水分程度になるまでトロ
火で加熱する。
、好ましくは卵黄を先に加え、ある程度加熱して水分を
蒸発させた後、卵油を加えて更に加熱する方法が好まし
い。卵黄を先に加える場合は、先ずニンニク基体に卵黄
を加え攪拌しながら水分が30%位(マシュマロ程度の
柔らかさ)になるまでトロ火で加熱し、次いで卵油を加
えて更に攪拌しながら前記最終水分程度になるまでトロ
火で加熱する。
卵黄の添加量は、ニンニクに対して5〜25重量パーセ
ント、好ましくは10〜20重量パーセント程度である
。また、卵油の添加量は、ニンニクに対して2〜15重
量パーセント、好ましくは4〜10重量パーセント程度
がよい。
ント、好ましくは10〜20重量パーセント程度である
。また、卵油の添加量は、ニンニクに対して2〜15重
量パーセント、好ましくは4〜10重量パーセント程度
がよい。
次に、本発明のニンニク複合体にコンブ粉末を添加する
場合は、上記のニンニク基体に卵黄(及び卵油)を加え
て加熱し、その水分が10〜15%程度に調整されたニ
ンニク複合体を得、それにコンブ粉末を加えて攪拌しな
がら、前記最終水分程度になるまでトロ火で加熱する。
場合は、上記のニンニク基体に卵黄(及び卵油)を加え
て加熱し、その水分が10〜15%程度に調整されたニ
ンニク複合体を得、それにコンブ粉末を加えて攪拌しな
がら、前記最終水分程度になるまでトロ火で加熱する。
この加熱時間は前記ニンニク量の場合でおよそ40〜5
0分位である。コンブ粉末の添加量はニンニクに対して
0.1〜1.0、好ましくは0゜2〜0.5重量%程度
がよい。
0分位である。コンブ粉末の添加量はニンニクに対して
0.1〜1.0、好ましくは0゜2〜0.5重量%程度
がよい。
このようにして調整されたニンニク複合体は、次に、適
宜の造粒機で例えば直径5〜6ミリメ一ドル程度に造粒
する。この粒状のニンニク複合体をオーブン等の加熱器
中で揺動させつつ、vi複合体中の水分が実質的に蒸発
されるまで乾燥する。乾燥時間は通常5〜6時間程度必
要である。このようにして乾燥されたニンニク複合体は
薬の錠剤程度の表面硬度を有する。
宜の造粒機で例えば直径5〜6ミリメ一ドル程度に造粒
する。この粒状のニンニク複合体をオーブン等の加熱器
中で揺動させつつ、vi複合体中の水分が実質的に蒸発
されるまで乾燥する。乾燥時間は通常5〜6時間程度必
要である。このようにして乾燥されたニンニク複合体は
薬の錠剤程度の表面硬度を有する。
〔実 施 例]
次に、本発明のニンニク複合体の実施例を説明する。
土鍋にニンニク1600gと水2000CCを入れ、蓋
をして強火で沸騰するまで加熱した。
をして強火で沸騰するまで加熱した。
次に、蓋を外して弱火で5時間位加熱して水分を蒸発さ
せ、ペースト状のニンニク基体を得た。
せ、ペースト状のニンニク基体を得た。
次に、このニンニク基体を常温まで冷却した後、約18
0gの卵黄を泡が立たないようによく混合したものを加
え、水分が約30%位になるまで攪拌しながらトロ火で
加熱した。
0gの卵黄を泡が立たないようによく混合したものを加
え、水分が約30%位になるまで攪拌しながらトロ火で
加熱した。
次に、このニンニク複合体に卵油100ccを加え、水
分が約10%位になるまで攪拌しながらトロ火で加熱し
た。
分が約10%位になるまで攪拌しながらトロ火で加熱し
た。
更に、これにコンブの粉末6gを加え、水分が約5%位
になるまで攪拌しながらトロ火で加熱した。
になるまで攪拌しながらトロ火で加熱した。
このようにして得られたニンニク複合体を直径5〜6m
の粒状とした後、フライパンに乗せて揺動させながら、
その水分が実質的に蒸発されるまで遠火で加熱すること
により乾燥した。
の粒状とした後、フライパンに乗せて揺動させながら、
その水分が実質的に蒸発されるまで遠火で加熱すること
により乾燥した。
得られた粒状のニンニク複合体は、ニンニク臭の殆どな
い、通常の薬の錠剤と同様な硬度のある粒体であり、食
したところ刺激味も感しられなかった。
い、通常の薬の錠剤と同様な硬度のある粒体であり、食
したところ刺激味も感しられなかった。
本発明の粒状のニンニク複合体は以上のような構成とし
たので、臭いや刺激味が低く摂取が容易であり、更にニ
ンニク成分に他の有効成分が加わった優れた滋養食品で
ある。 また、本発明の粒状のニンニク複合体の製法に
よれば、上記ニンニク複合体を効率良く製造することが
できる。
たので、臭いや刺激味が低く摂取が容易であり、更にニ
ンニク成分に他の有効成分が加わった優れた滋養食品で
ある。 また、本発明の粒状のニンニク複合体の製法に
よれば、上記ニンニク複合体を効率良く製造することが
できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)主成分であるニンニク基体中に、卵黄及び卵油の少
なくとも一種、更に必要に応じてコンブ粉末が添加され
てなる粒状のニンニク複合体。 2)ニンニク塊を水と共に弱火で長時間煮沸してニンニ
クペーストを得た後、該ニンニクペーストに卵黄及び卵
油の少なくとも一種を加えてトロ火で長時間加熱し、よ
り水分の少ないペースト状のニンニク複合体とし、所望
に応じてコンブ粉末を加えトロ火で長時間加熱し、次い
で該複合体を粒状化した後、該複合体中の水分が実質的
に蒸発されるまでトロ火で長時間乾燥することを特徴と
する粒状のニンニク複合体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2285525A JPH04158759A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | ニンニク複合体及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2285525A JPH04158759A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | ニンニク複合体及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04158759A true JPH04158759A (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=17692661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2285525A Pending JPH04158759A (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | ニンニク複合体及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04158759A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006124340A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する高脂血症の予防及び/又は治療用組成物 |
JP2006160614A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する更年期障害の予防及び/又は治療用組成物 |
JP2006176421A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する脳機能及び/又は血液流動性改善用組成物 |
JP2006182776A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-07-13 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する高血圧の予防及び/又は治療用組成物 |
JP2008056629A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する花粉症及び/又はハウスダストアレルギーの予防及び/又は治療用組成物 |
JP5529353B1 (ja) * | 2012-06-07 | 2014-06-25 | 一郎 山田 | ニンニク卵黄組成物 |
-
1990
- 1990-10-22 JP JP2285525A patent/JPH04158759A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006124340A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する高脂血症の予防及び/又は治療用組成物 |
JP2006160614A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する更年期障害の予防及び/又は治療用組成物 |
JP2006182776A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-07-13 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する高血圧の予防及び/又は治療用組成物 |
JP2006176421A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する脳機能及び/又は血液流動性改善用組成物 |
JP2008056629A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Kenko Kazoku:Kk | ニンニク卵黄を含有する花粉症及び/又はハウスダストアレルギーの予防及び/又は治療用組成物 |
JP5529353B1 (ja) * | 2012-06-07 | 2014-06-25 | 一郎 山田 | ニンニク卵黄組成物 |
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