JPH04158672A - 図形出力装置 - Google Patents

図形出力装置

Info

Publication number
JPH04158672A
JPH04158672A JP2285186A JP28518690A JPH04158672A JP H04158672 A JPH04158672 A JP H04158672A JP 2285186 A JP2285186 A JP 2285186A JP 28518690 A JP28518690 A JP 28518690A JP H04158672 A JPH04158672 A JP H04158672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
line
vector
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2285186A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Suzuki
博顕 鈴木
Yoshiaki Haniyu
羽生 嘉昭
Hidekazu Sasaki
英一 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2285186A priority Critical patent/JPH04158672A/ja
Publication of JPH04158672A publication Critical patent/JPH04158672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Generation (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は図形出力装置に関し、より詳細には、複数ライ
ン分の画像形成部を有し、アンチエイリアシング処理を
要する画素がベクトルとなす条件を満足したとき、上記
ラインを選択的に駆動し、画像を形成する図形出力装置
に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータ・グラフィックスの分野では、その出力媒
体であるCRTに画像を表示する際、その表示画像をよ
り美しくするためにアンチエイリアシング処理という手
法が用いられている。この処理は、第38図(a)に示
すような階段上のギザギザ部分(エイリアスと呼ばれる
)に輝度変調をかけ、視覚的に表示画像を第38図(b
)に示すように滑らかにするものである。
また、画像出力手段としては、例えば、多値カラー・サ
ーマル・プリンターやL E Dプリンターがある。
サーマル・プリンターは、複数個の発熱抵抗体を1列に
配列してなる感熱ヘッドを駆動することにより画像デー
タを印刷するものである。
第39図に示した図形をアンチエイリアシング処理を実
行しないで上記サーマル・プリンターにより出力した画
像を第40図に示す。
また、第39図で示した図形に対してアンチエイリアシ
ング処理を実行して、サーマル・プリンターの連続駆動
により出力すると、第41図に示すような図形が得られ
る。アンチエイリアシング処理を行わない第40図の出
力画像と比較して図形エツジ部の濃度が薄くなり、階段
状ギザギザ部分(エイリアス)が視覚的に滑らがとなる
〔発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記画像出力手段としての多値カラー・
サーマル・プリンターやLEDプリンターはレーザープ
リンターとは異なり、第42図(a)、(b)に示すよ
うに1画素内でスボ・2ド位置を変えることはできない
ため、プリンターの階調に依存したエツジ表現しかでき
ず、アンチエイリアシング処理の効果を減殺してしまう
という問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、サーマル
・プリンターやLEDプリンターを用いたアンチエイリ
アシング処理の効果を高めることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、出力画像のエツジ
部のギザギザ(エイリアス)を滑らかに表現するアンチ
エイリアシング処理手段と、該アンチエイリアシング処
理において、ベクトル画像の特徴(ベクトル情報)を検
出する検出手段と、主走査方向で異なる位置に配置され
た複数ライン分のドツト形成部を有する画像出力手段と
、前記複数のラインを、前記検出手段により検出された
ベクトル情報に基づいて選択的に駆動させる制御手段と
を具備する図形出力装置を提供するものである。
また、出力画像のエツジ部のギザギザ(エイリアス)を
滑らかに表現するアンチエイリアシング処理手段と、該
アンチエイリアシング処理において、ベクトル画像の特
徴(ベクトル情報)を検出する検出手段と、複数個の発
熱抵抗体を主走査方向で異なる位置に配置して複数のラ
イン状に形成された感熱へ7ドの駆動によりベクトル画
像データを出力する画像出力手段と、前記検出手段によ
り検出されたベクトル情報に基づいて前記発熱抵抗体を
選択的に駆動する制御手段とを具備する図形出力装置を
提供するものである。
0作 用〕 本発明の図形出力装置においては、複数ライン分の画像
形成部を有し、アンチエイリアシング処理を要する画素
かベクトルとなす条件を満足したとき、適切なラインを
選択駆動し、画像を形成する。
〔実施例〕
以下、本発明の図形出力装置の一実施例を図面に基づい
て、 ■画像形成システムの概略構成 ■アンチエイリアシング処理 ■PDLコントローラの構成及び動作 0画像処理装置の構成 ■多値カラー・サーマル・プリンターの構成及び動作 ■サーマル・ヘッドの外観構成 ■データ処理部(サーマル・ヘッド駆動部、ストローブ
回路)の構成及び動作 ■本発明におけるPDLコントローラの動作■サーマル
・ヘッドの動作 の順に詳細に説明する。
■画像形成システムの概略構成 本実施例の画像形成システ1、は、DTP (デスク・
トップ・パブリンシング)から出力されるページ記述言
語(Page Description Langua
ge :以)’、PDL言語と記す)で記述されてペク
ト・ルデータと、画像読取り装置によって読み取られた
イメージ画像との両方の画像情報の画像形成を行える構
成である。
画像形成システムは、第1図に示すようにPDL言語(
本実施例でばボストスクリプト言語を使用)で記述され
た文書を作成するホストコンピュータ100と、ホスト
コンピュータ100からページ単位で送られたきたPD
L言語をアンチエイリアシング処理を施しながら、赤(
R)、緑(G)、青(B)の3色のイメージ画像に展開
するPDLコントローラ(本発明のアンチエイリアシン
グ処理手段)200と、光学系ユニットを介し2て画像
情報を読み取る画像読取り装置300と、7PDLコン
トローラ200、或いは、画像読取り装置300から出
力されるイメージ画像を入力して画像処理(詳細は後述
する)を施す画像処理装置400と、画像処理装置40
0の出力する多値イメージデータを印字する多値カラー
・サーマル・プリンター500と、PDL、コントロー
ラ200、画像読取り装置300、画像処理装置400
、及び、多値カラー・サーマル・プリンター500を制
御するシステム制御部600とから構成される。
■アンチエイリアシング処理 アンチエイリアシング処理方法としては、以下に示す方
法が知られている。
1、均一平均化法 11、重み付は平均化法 611畳み込み積分法 上記各方法を順に説明する。
i、均一平均化法 均一平均化法は、各ビクセル(画素)をN*M(N、M
は自然数)のサブビクセルに分解し、高解像度でラスク
計算を行った後、各ビクセルの輝度をN*Mサブビクセ
ルの平均をとって求めるものである。第2図(a)、(
I))を参照して、均一平均化法によるアンチエイリア
シング処理を具体的に説明する。
あるビクセルに画像の端がかかっている場合(ここでは
斜めの線の右下に画像がつながっているものとする)、
アンチエイリアシング処理を行わないときは、同図(a
)に示すように、このビクセルの輝度kidには表示で
きる階調の最高輝度(例えば、256階調ではkid・
255)が割り当てられる。このビクセルにN=M=7
の均一平均化法によるアンチエイリアシング処理を実施
する場合5゜同図(b)に示すように、ビクセルを7*
7のサブビクセルに分解し、画像に覆われているサブビ
クセル数をカウントする。そのカウント数(28)を1
ビクセル中の全サブビクセル数(この場合、49)で割
って規格化(平均化)したものを最高輝度(255)に
掛け、そのビクセルの輝度を算出する。このように均一
平均化法では、各ビクセルに画像がどのようにかかって
いるかを考慮にいれてそのビクセルの輝度を決める。
111重み付は平均化法 重み付は平均化法は、均一平均化法を一部変更したもの
であり、均一平均化法が1ビクセル中のサブビクセルを
全て同し重み(即ち、画像のかかっているサブビクセル
を単純にカウントする)で取り扱ったのに対して、重み
付は平均化法は各サブビクセルに重みをもたせ、画像が
どのサブビクセルにかかっているかでそのサブビクセル
の輝度kidへの影響が異なるようにしている。尚、こ
の際の重みはフィルターを用いて付与する。
第3図(a)、郵)を参照して、第2図(a)と同し画
像データに、同し分割法(N=M=7)で重み付は平均
化法を実施した例を示す。
第3図(a)は、フィルター(ここでは、conef 
i l ter)の特性を示し、対応するサブビクセル
にこの特性と同じ重みが与えられる。例えば、右上角の
サブビクセルの重みは2である。各サブビクセルに画像
がかかっていた場合、フィルター特性より与えられた重
みの値がそのサブビクセルのカウント価となる。同図[
有])には、サブビクセルの重みの違いによってかかっ
た画像の表示パターンを変えて示しである。この場合、
重みを付けて画像のかかったザブビクセルをカウントす
ると、199となる。この値を、均一モ均化のときに対
応してフィルターの値の合計(この場合、336)で割
って平均化し、最高輝度に掛げて、このビクセルの輝度
を算出する。尚、フィルターとしては、第4図(al、
(b)、(C)、(d)に示すフィルターが知られてい
る。
iii 、畳み込み積分法 畳み込み積分法は、1つのビクセルの輝度を決定するに
あたり、その周りのビクセルの様子も参照する方法であ
る。即ち、輝度を決定しようとする1ピクセルの周りN
’ XN’ ビクセルを、均−平均化法或いは重み付は
平均化法のビクセルに対応するものと考える。第5図は
3×3ビクセル参照の畳み込み積分法を示す。この図で
、輝度を決定しようとしているビクセルを51で示す。
画像は斜めの線の右下に続いており、黒く塗ったサブビ
クセルがカウントされるサブビクセルである。
各ビクセルは、4*4に分割されている。従って、この
場合はフィルターとして12*12のものを用いること
になる。この方法はベクトル画像に含まれる高周波成分
を除去する効果がある。
一方、パーソナルコンピュータを用いた出版システム、
所謂、DTP (デスク・トップ・パブリフシング)の
普及に伴い、コンピュータ・グラフィクスで扱うような
ベクトル画像を印字するシステムが広く使われるように
なっている。その代表的なものとして、例えば、アドビ
社のポスト・スクリプトを用いたシステムがある。ポス
ト・スクリプトは、ページ記述言語の言語ジャンルに属
し、1枚のドキュメントを構成する内容について、その
中に入るテキスト(文字部分)や、グラフィックス、或
いは、それらの配置や体裁までを含めたフオームを記述
するためのプログラミング言語であり、このようなシス
テムでは、文字フォントとしてベクトルフォントを採用
している。従って、文字の変倍を行っても、ビットマツ
プフォントを使用したシステム(例えば、従来のワード
プロセッサ等)と比べて、格段に印字品質を向上させる
ことができ、また、文字フメントとグラフィックとイメ
ージを混在させて印字することができるという利点があ
る。
しかしながら、従来のアンチエイリアシング処理方法及
びその装置によれば、1つのビクセルを複数のサブビク
セル(例えば、49個のサブビクセル)に分割して、塗
りつぶされるサブビクセルの個数をカウントして面積率
(輝度)を算出するため、面積率の計算に時間がかかり
、表示速度或いは印字速度の向上の妨げになるという問
題点があった。特に、畳み込み積分法は、計算量が多い
のと複数のビクセルに影響が及ぶので処理速度の向上を
図りにくいという問題点がある。
上記に鑑みて、サブビクセル分割及び塗りつぶし個数の
カウントを行うことなく、且つ、高速に面積率を求める
アンチエイリアシング手法も捷案されている。
iv、エツジ部画素の近似面積率を得る方法このアンチ
エイリアシング処理方法は、エツジ部画素を所定の直線
群で分割した場合のベクトルデータと所定の直線群との
交点の有無、及び、エツジの種類に基づいて、該エツジ
部画素の近似面積率を得るものである。以下、第6図(
a)〜(f)を参照して、交点の有無、及び、エツジの
種類から近似面積率を得る方法を詳細に説明する。
ベクトルデータによって与えられる直線L1(以下、ベ
クトル直線L1と記す)と、副走査方向yの各ラインY
o、YI、Yzとが、第6図(a)に示すように、交点
Xo+X++Xzで交わる場合、このベクトル直WLI
の方程式は、例えば、これら2点(X O+ yo)+
 (X l+ y +)から次式(1)で求めることが
できる。
一方、画素Pに注目して、新たなx’  y’座標系を
設定し、第6図(b)に示すように、該画素Pを直線1
 l、 !2. !3. E4.7!s、 Rh、 E
t、 f!sの8つの直線(以下、分割直線と記す)で
分割する。ここで、各直線の方程式は、それぞれ次式(
3)〜Gωで表される。
分割直線1! l: x = O−(3)1!2: x
 = 173 −−−−−  (4)i、、  : x
=2/3  −(5)14 :χ−1(6) 15:y−0−−−−−(7) 1、b  : y=1/3 − (8)E−r  :y
=2/3 −  (9)l s  : y = 1  
 −−−− (10)また、前述の(1)式で求めたー
・クトル直線L1の方程式が、 y=−(1/3)X+ (7/6)  −(2)である
と仮定すると、このベクトル直線L1と画素Pを分割す
る分割直線1..1..13,1.、、l、。
lh、17.1sとの交点の座標はそれぞれ次表の通り
である。
+ コで、χ“ y゛座標系における画素Pのχ゛及び
y“の範囲は、0≦X“≦1.0≦y′≦1であり、従
って、この画素Pの範囲内で交点が存在するのは、分割
直線f3.L、j2.の3つの分割直線となる。逆に、
この画素Pの範囲内で上記3つの分割直線E s、 l
 −、12eのみと交点を有するベクトル直線の方程式
は、第6図(C)に示すようにその交点をA及びBとす
ると、 交点への座標は(1/3< x ’≦2/3.  y’
=1)、交点Bの座標は(x’−1,2/3<y’< 
1)の範囲を必ず通過するこになる。このため、該3つ
の分割直線E 、、 f 、、 1.のみと交点を有す
るベクトル直線によって分割される画素Pの面積率は何
れも近い値を示し、換言すれば、所定の分割直線群と交
点を有するベクトル直線群を1つの集合とした場合、該
集合のベクトル直線群によって分割される画素Pの面積
率は所定の範囲の似かよった面積率を示す。従って、ベ
クトル直線と分割直線18. lz、 42−、14.
 j2s、 Re、、 lt、 12m との交点情報
によって分類した集合の個々の面積率は、1つの面積率
に近似することができる。
そこで、このアンチエイリアシング処理方法では、交点
情報と、更に、左右何れのエツジかを示すエツジ情報と
に基づいて、ベクトル直線の集合を作成し、予め、該集
合毎に近似面積率を求めて、例えば、第6図((至)に
示すような、交点情報、エツジ情報、及び、近似面積率
からなるL UT (LookUp Table)を作
成する。その後、アンチエイリアシング処理を実施する
際に、サブビクセル分割を行ってエツジ部画素の面積率
を演算するのに換えて、交点情報とエツジ部情報に基づ
いて、LtJTから該当する近似面積率を入力してエツ
ジ部画素の出力調整を行うようにしたものである。
第6図(d)に示したLUTにおいて、エツジ情報フラ
グは、左エツジフラグ−1で右エツジフラグ−〇のとき
、左エツジを示し、左エンシフラグ−0で右エツジフラ
グ=1のとき、右エツジを示す。
また、左エツジフラグー右エツジフラグ−1のときは、
同図(e)に示すような頂点を表し、分割直線フラグ=
1のとき、それぞれの分割直HIAI!+、1.z、・
・・・・・ε8とベクトル直線とが交差している(即ち
、交点がある)ことを示している。LtJTのデータD
1の条件で考えられる直線を示したのが同図(e)であ
り、データD、は同時に同図(e)に示す斜線部分の近
似面積率を情報として備えている。同様にLUTのデー
タD2の条件で考えられる直線を示したのが同図げ)で
あり、データD2は同図(f)に示す斜線部分の近似面
積率を情報として備えている。従って、例えば、同図(
e)のベクトル直線の面積率を求める場合、該ベクトル
直線と分割直線11、i!2.・・・・・・l、との交
点を求め、次にPDLの仕様によって求められるエツジ
情報を用いてエツジが左エツジか、右エツジかを判定し
、これら交点情報とエツジ情報に基づいて、LUTから
該当する近似面積率を得る。
■P I) Lコントローラの構成及び動作第7図(2
1)は、P D L、コントローラ200の構成を示し
、ホストコンピュータ100から送られてきたPDL言
語を受信する受信装置201と、受信装置201で受信
したP D L言語の格納制御及びアンチエイリアシン
グ処理の実行を行うCPU202と、内部システムバス
203と、内部システムハス203を介して受信装置2
01から転送させるPDL言語を格納するRAM204
と、アンチエイリアシングプログラム等を格納したRO
M205と、アンチエイリアシング処理を施した多値の
RGBイメージデータを格納するページメモリ206と
、ページメモリ206に格納したRGBイメージデータ
を画像処理装置400に転送する送信装置207と、シ
ステム制御部600との送受信を行うI10装置208
とから構成される。
ここで、CPU202は、受信装置201で受信したP
DL言語をROM205に格納されたプログラムに従っ
て、内部システムハス203を通して、RAM204に
格納する。その後、1ペ一ジ分のPDL言語を受信し、
RAM204へ格納すると、後述するフローチャートに
基づいて、RAM204内の図形要素にアンチエイリア
シング処理方法を施し、多値のRGBイメージデータを
ページメモリ206のブレーンメモリ部206aに格納
する。第7図(b)に示すようにページメモリ206は
、R,、G、Bのブレーンメモリ部206aと、特徴情
報格納メモリ部206bとからなる。
ページメモリ206内のデータは、その後、送信装置2
07を介して画像処理装置400へ送られる。
以下、第8図(a)、ら)を参照して、PDLコントロ
ーラ200の動作を説明する。
第8図(a)は、CPU202が行う処理のフローチャ
ートを示す。
PDLコントローラ200は、前述したようにホストコ
ンピュータ100からページ単位で送られたきたpDt
4語をアンチエイリアシング処理を施しながら、赤(R
)、緑(G)、青(B)の3色のイメージ画像に展開す
る。
PDL言語では、グラフィンクスも文字も全てへクトル
データで記述されており、また、ページ記述言語という
呼び名が示す通り、画像情報の処理単位はページ単位で
扱うものである。更に、1ページは、1つ或いは複数の
要素(図形要素及び文字要素)から構成されるバスを単
位として、少なくとも1個以上のバスで構成される。
先ず、PDL言語を入力すると、その要素が曲線ベクト
ルか否か判定し、曲線ベクトルの場合はこれを直線ベク
トルに近似して、直線要素(ライン)として作業エリア
に登録する。これを1つのバス内の全ての図形及び文字
要素について行い、バス単位で作業エリアへ直線要素の
登録を実施する(処理1)。
そして、このバス単位に登録した作業エリアの直線要素
を直線の開始X座標によりソーティングする (処理2
)。
次に、処理3により、X座標を1つずつ更新しながら、
走査線による塗りつぶし処理を行う。例えば、第8図(
1))に示すバスの塗りつぶし処理を実施する場合、処
理する走査線ycの横切る辺の要素と、その走査線yc
を横切ったX座標の実数値(第8図(1))に示すXI
 Xz X3 Xa)とをAET(Active Ed
ge Table :走査線上に現れるエツジ部のX座
標を記録するテーブル)に登録する。ここで、作業エリ
アに登録されている要素の順番は、処理1で登録した順
番になっているため、必ずしも走査線ycを横切るX座
標が小さい順に登録されているとは限らない。例えば、
処理1において、第8図(′b)の走査線ycとX、と
を通過する直線要素が最初に処理された場合には、走査
線yc上に現れるエツジ部のX座標としてx3がAET
に最初に登録される。そこで、AETの登録後、AET
内の各辺の要素をX座標の小さい順にソーティングする
。そして、AETの最初の要素から2つをベアにして、
その間を塗りつぶす(走査線による塗りつぶし処理)。
アンチェイリアシング処理ばこの塗りつふし5処理にお
いて、エツジ部のビクセルの濃度及び輝度を返信面積率
に応して調整することで実現する。その後、処理済みの
辺をAETから除去し、走査線を更新(y座標を更新)
し、AET内の辺を全て処理するまで、換言すれば、1
つのバス内の要素を全て処理するまで同様の処理を繰り
返す。
上記処理1、処理2、処理3の作業をバス単位に実行し
、1ペ一ジ分の全バスが終了するまで繰り返す。
次に、前述した処理3のスキャンラインによる塗りつぶ
し処理中に実行されるアンチエイリアシング処理につい
て、第8図(C)のフローチャートを参照して詳細に説
明する。
ここで、例えば、第8図(a)の処理1で、第9図(a
)に示すような五角形ABCDEが入力されたとすると
、この図形は、以下の要素を持つ。
(イ)AB、BC,CD、DE、EAの5本の線ベクト
ル(実数表現) (0)図形内部の色及び輝度値 この図形は前述の動作により、第9図(b)に示すよう
に、主走査方向に延びた7本の直線へ6クトル(実数表
現)に分割される。この時、本実施例−こは、以下に示
す情報を7本の直線ベクトルの始点及び終点に付加する
。即ち、 (ハ)直線−、クトルの始点及び終点を構成する・\ク
トル要素(上記の(イ))の始点座標値(実数表現) (ニ)直線−・クトルの始点及び終点を構成するー・ク
トル要素の傾き情報 (ネ)直線ベクトルの始点及び終点の特徴情報(右エツ
ジ、左エツジ、図形の頂点、1ドツト以下の線、直線の
交差部等) 第8図(C)のフローチャートにおいて、サブビクセル
塗り潰し処理(S401)は、」二記(ハ)及び(=)
の情報に基づき、サブビクセル毎の塗り潰し処理を実行
する。1画素を3×3に分割したときの走査線ymにお
ける処理結果を第9図(1))に示す。
ステップ5401のサブビクセル塗り潰し処理は、その
辺を横切る全てのベクトルに対して同様な処理を繰り返
す(S402) 6 輝度決定処理(5403)は、その走査線の最初の画素
から順番に、上記したアンチエイリアシング手法のフィ
ルターをかけ、各画素の寄与率に≦1を計算する。
ここで、アンチエイリアシング処理として、例えば、均
一平均化法のフィルター(第9図(d))を第9図(C
)に示す各画素に掛けたときの結果を第9図(e)に示
す。
因に、アンチエイリアシング処理を実行せずに1ライン
毎の塗り潰し処理を実行すると、Xn、Xn+1の画素
の寄与率が共に1となり、その結果エイリアス(ギザギ
ザ)が発生する。
ページメモリ描画処理(5404)は、上記kr、kg
、、kbの輝度値をページメモリ206の各ブレーンメ
モリ部206aに、また、各画素の特徴情報をページメ
モリ206の特徴情報格納メモリ部206bに格納する
CPU202は、以上の処理を走査線(y座標)の最後
の画素まで繰り返す(5405)。また、上記(ニ)の
直線ベクトルの始点及び終点を構成するベクトル要素の
傾き情報により、(ハ)の直線ベクトルの始点及び終点
を構成するベクトル要素の始点座標値の内容も更新して
いく。
ここで、第9図(a)に示す赤(最高輝度:255)の
図形を、背景が白(最高輝度:255)の上に描画した
とすると、第9図(a)の図形の寄与率には第10図に
示すようになるので、ページメモリ206内のブレーン
メモリ部206aには第11図(a)、(b)、(C)
に示すR,G、Bイメージデータが格納される。
ここで、比較のためにアンチェイアシング処理を施して
いない場合のRSG、Bイメージデータを第12図(a
)、(t))、(C)に示す。
■画像処理装置の構成 第13図を参照して画像処理装置400の構成を説明す
る。
画像処理装置400は、画像読取り装置300内のCC
D7r、7g、及び、7bで読み取った3色の画像信号
を記録に必要なブラック(B K)、イより−(Y)、
マゼンタ(M)、及び、シアン(C)の各記録信号に変
換する。また、前述したPDLコントローラ200から
与えられるRGBイメージデータを同様にブラック(B
K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、及び、シアン
(C)の各記録信号に変換する。ここで、画像読取り装
置300から画像信号を入力するモードを複写機モート
、PDLコントローラ200からRGBイメージデータ
を入力するモードをグラフィックスモードと呼ぶ。
画像処理装置400は、CCD7r、7g、及び、7b
の出力信号を8ビツトにA/D変換した色階調データを
入力し、該色階調データの光学的な照度むらや、CCD
7r、7g、7bの内部端Y、素子の感度ばらつき等に
対する補正を実行するシェーディング補正回路401と
、シェーディング補正回路401の出力する色階調デー
タ、或いは、PDLコントローラ200の出力する色階
調データ(RGBイメージデータ)の一方を前述したモ
ードに従って選択的に出力するマルチプレクサ402と
、マルチプレクサ402の出力する8ビ、トデータ(色
階調データ)を人力し、感光体の特性に合わせて階調性
を変更して出力するγ補正回路403と、γ補正回路4
03から出力される赤(R)、緑(G)、青(B)の階
調を示す8ピントの階調データをそれぞれの補色である
シアン(C)、マゼンタ(M)、 イエロー(Y)の階
調データ(8ピント)に変換する補色生成回路405と
、補色生成回路405から出力されるY、M、Cの各階
調データに所定のマスキング処理を行うマスキング処理
回路406と、マスキング処理回路406からのY2、
M、Cデータを入力して多値カラー・サーマル・プリン
ター500におけるサーマル・ヘッド504を駆動する
サーマル・ヘッド駆動部2901と、画像処理装置40
0の各回路の同期をとるための同期制御回路409とか
ら構成される。
尚、詳細は省略するが、γ補正回路403はコンソール
700の操作ボタンより任意に階調性を変更できる構成
である。
次に、マスキング処理回路406の処理について説明す
る。
マスキング処理回路406のマスキング処理の演算式と
しては一般に、 Y、1M、、C9:マスキング処理前データY0、M、
、C,:マスキング処理後データが用いられる。
本実施例では、このマスキング処理を同時に行う新しい
係数(all”等)を予め計算して求め、更に、該新し
い係数を用いて、マスキング処理回路406の予定され
た入力値Yi、Mi、Ci  (各8ビツト)に対応す
る出力値を求め、予め所定のメモリに記憶している。従
って、本実施例では、マスキング処理回路406は1組
のROMで構成されており、マスキング処理回路406
の入力Y、M、Cで特定されるアドレスのデータがサー
マル・ヘッド駆動部2701の入力として与えられる。
尚、−船釣に言って、マスキング処理回路406は記録
像形成用トナーの分光反射波長の特性に合わせてY、M
、C信号を補正するものである。
以上の構成において、γ補正回路403が第14図に示
すγ補正用変換グラフに基づいて処理を実行し、補色生
成回路405が第15図(a)、ら)、(C)に示す補
色生成用変換グラフに基づいて処理を実行し、その後、
マスキング処理回路406が、 に基づいて処理を実行したとすると、第11図(→、(
b)、(C)に示したRGBイメージデータは、γ補正
回路403、補色生成回路405及びマスキング処理回
路406を経て、第16図(a)、Φ)、(C)のよう
に変換される。
尚、比較のために、アンチエイリアシング処理を行って
いないデータ(第12図(a)、(b)、(C)のデ−
タ)を画像処理装置400によって処理すると、。
第17図(a)、(b)、(C) !こ示すように変換
される。
■多値カラー・サーマル・プリンターの構成及び動作 先ず、第18図に示す制御ブロック図を参照して、多値
カラー・サーマル・プリンター500の概略構成を説明
する。
多値カラー・サーマル・プリンター500は制御系の中
核をなすシステムコントローラ501と、該システムコ
ントローラ501の管理のもとにモータ、ソレノイド等
の駆動を制御する機構部502と、入力データをサーマ
ル・ヘッド駆動用のデータに変換するデータ処理部50
3とから構成されている。
また、発熱抵抗素子を有し、熱転写処理を実行するサー
マル・ヘッド504と、インクシート505及び記録紙
506を上記サーマル・ヘッド504に圧接するプラテ
ン507と、前記インクシート505をサーマル・ヘッ
ド504の圧接部に供給する供給部材508と、該供給
部材508から供給され、記録紙506に対して熱転写
処理が終了したインクシート505を巻取り回収する巻
取部材509を備えている。
また、この多値カラー・サーマル・プリンター500は
、一般に第19図に示すように、異なる色の複数のイン
ク領域を規則的に配置させたインクシート505を用い
、所定色の画像や文字を記録紙506に記録している。
この記録紙506は、供給部材508と巻取部材509
により搬送されるインクシート505に密着させた状態
で、転写方向(矢印a方向)にプラテン507で搬送さ
れる。
前記インクシート505は、プラテン507に圧接され
るサーマル・ヘッド504の発熱抵抗体Rで所定のイン
ク領域のインクを記録紙506に転写するように構成さ
れている。
インクシート505は、第1回目の転写処理中に剥離部
材510によって記録紙506から剥がされ、第1のイ
ンク領域が巻取部材509に巻き取られるようになって
いる。
これによって、転写開始位置には、第2回目の転写処理
に使用する第2のインク領域が配置されるようになって
いる。
第1回目の転写処理の後に、第20図に示すように、ま
ず、発熱抵抗体Rはプラテン507との圧接を解除する
ため、サーマル・へ7 t” 504を下方(矢印す方
向)に移動させる。
そして、巻取部材509を停止させた状態でプラテン5
07及び搬送ローラ511で記録紙506を戻し方向(
矢印仁方向)に搬送し、記録紙506を転写開始位置に
配置する。
このように、第2回目の転写開始位置には、第2のイン
ク領域と、第1回目の転写処理が終了した記録紙506
が重ね合わされるようになっている。
そして、この後に第2回目の転写処理が実行される。
即ち、この種の搬送機構において、転写方向の搬送はプ
ラテン507及び巻取部材509を用い、戻し方向の搬
送はプラテン507及び搬送ローラ511を用いて記録
紙506だけを搬送する。
また、512はインクシート505のガイド用ローラ、
513は記録紙506のガイド板である。
このように、記録紙506を往復走査させて多重記録す
る場合、各色の色ずれを無くすために記録紙506の先
端位置を往復される毎に一致させる必要がある。
この位置合わせを正確に実行する手段として、第21図
に示すように記録紙506の先端をドラム514に押さ
え具515によって固定した状態でドラム514に巻回
し、記録紙506の先端が常に同一位置になるように回
転制御するものがある。
■サーマル・ヘッドの外観構成 次に、上記で説明した多値カラー・サーマル・プリンタ
ー500におけるサーマル・ヘッド504の外観構成を
第22図及び第23図を用いて説明する。
尚、昇華型サーマル・プリンター(昇華型のばか溶融型
サーマル・プリンターがある。昇華型はト’ y h 
aとドツト濃度が同時に変化するのに対し、溶融型はド
ア・ト径のみ変化する)を例にとって説明する。
第22図は本発明によるサーマル・ヘット504の外観
構成を示し、第23図は比較のために従来のサーマルヘ
ツドの外観構成を示している。
サーマル・ヘッドは通常第23図に示すようとこ主走査
方向Xについては全幅分、副走査方向yについては1ラ
イン分の共通電極から分校したエレメントR(I )ッ
トに相当する発熱体)を持ち、サーマル・ヘッド駆動部
2701からの駆動信号により所定の発熱抵抗体Rのみ
が駆動され、サーマル・プリント処理を実行するもので
ある。
しかしながら、本発明におけるサーマル・ヘッド504
は第22図に示すように共通電極から分枝したエレメン
トRは、X方向密度が倍になるようにし、Aライン(エ
レメントRA)は通常上記第23図に示したエレメント
Rと同じ出力として、Bライン(エレメントRB)はア
ンチエイリアシング処理用のエツジ出力として使用する
サーマル・ヘッド504の各エレメントは第24図に示
す形状に構成(2401は絶縁体、2402は抵抗)さ
れ、その断面は、第25図に示すように構成(2501
は保護層、2502は電極、2503は電気抵抗層、2
504はガラスN)されている。また、サーマル・ヘラ
F 504の各エレンメントは第26図に示すような真
円度の高い発熱分布特性を持つ。
■データ処理部(サーマル・ヘッド駆動部、ストローブ
回路)の構成及び動作 第27図は、入力データをサーマル・ヘッド用のデータ
に変換するデータ処理部503の構造を示すブロック図
であり、サーマル・ヘッド駆動部2701とストローブ
回路2702から構成されている。
第28図はサーマル・ヘッド駆動装置の概略説明図であ
り、記録すべきドツトの濃度をパルス数にて示すパルス
数データからなる多階調のイメージデータがT補正回路
403に入力される。このT補正回路403は人力され
るイメージデータのパルス数と画像濃度との関係を示す
濃度特性が非線形であることから、入力されるイメージ
データを画像濃度が線形になるように補正して立上り立
下り補正部2801へ出力する。
立上り立下り補正部2801はT補正回路403からの
パルス数データをベタ部などを記録する場合に初めの濃
度立ち上り部分で濃度がでなかったり、濃度立ち下り部
分で濃度の尾引き現象が起きたりすることがなくなるよ
うに補正し、サーマル・ヘッド駆動部2701が立上り
立下り補正部2801からのパルス数データによりサー
マル・ヘッド504からなるラインヘッドを駆動しで、
このサーマル・ヘッド504が記録紙506に1ライン
分づつ画像記録を実行する。
第29図はサーマル・ヘッド駆動部2701におけるラ
インバッファ2901、データ変換部2906及び比較
データ発生カウンタ2905を示す。
ラインバッファ2901はラインメモリ2902及びカ
ウンタ2903.2904が用いられ、ラインメモリ2
902は4にバイトづつ2領域2902A、2902B
に分けられてライン周期信号により切り換えられる。カ
ウンタ2903.2904は書き込み用カウンタ290
3と、読み出し用カウンタ2904であって初期値を2
559とし、各々メモリ2902の多階調の画像データ
の書き込み、読み出し等にカウントダウンしていく。カ
ウンタ2903.2904が0以降になると、メモリ2
902に画像データが書き込まれない、カウンタ290
3.2904 ノ出力値はRead/Write信号に
より切り換わり、カウンタ2903.2904の出力値
が交互に出ている。
第30図に示すようにメモリ2902への立上り立下り
補正部2801からの多階調の画像データの書き込みは
2559.2558、・・・、Oというように画像デー
タがメモリ290201つづつ下のメモリアドレスに書
き込まれていき、画像データの読み出しは2559.2
495、・・・、63.2558.2494、・・・、
62、・・・、0というようにメモリ2902064個
おきのメモリアドレスから画像データが読み出される。
データ処理部503は第1段のラッチ回路L 11〜L
 l 40.第2段のランチ回路L21〜L 240、
マグニチュード・コンパレータからなるP NM (P
ulse Number Module)回路PNM1
〜PNM40、ヘントメモリM1〜M5が用いられ、1
、第1段のラッチ回路Lll〜L140がまず、ライン
メモリ2902のアドレス2559.2495、・・・
、63から順次読み出された40個の画像データがラッ
チされる。この40個の画像データのランチが終わると
、第1段のラッチ回路Lll〜L140の内容が同時に
第2段のラッチ回路L21〜L240にラッチされる。
ii、第2段のランチ回路L21〜L240のデータは
次段のPNM回路PNMI〜PNM40で比較データ発
生カウンタ2905からの比較データの0゛と比較され
て比較データよりも大きければ’ 1 ” 、比較デー
タ以下ならばパ0°゛に2値化され、次段のヘッドメモ
リMl−M5に書き込まれる。
iii 、次に第2段のラッチ回路L21〜L 240
のデータが次段のPNM回路PNMI 〜PNM40で
比較データ発生カウンタ2905からの比較データの1
“と比較されて比較データより大きければ1”、比較デ
ータ以下ならば°°0″゛に2値化され、次段のへノド
メモリM1〜M5に書き込まれる。
1■0次に第2段のラッチ回路L21〜L240のデー
タが次段(7)PNM回路PNM1〜PNM40で比較
データ発生カウンタ2905からの比較データ゛′2′
°と比較されて比較データより大きければ’ I ” 
、比較データ以下ならばO°”に2値化され次段のヘッ
ドメモリM1〜M5に書き込まれる。
比較データ発生カウンタ2905からの比較データはP
NM回路PNMI〜40に与えられ、この比較データは
°゛ビ、02″、“3”、“4′′、II 51+、6
6″、°“7゛°、・・・というように順次増加するス
レッシュレベルである。
以下、同様に第2段のう・7チ回路L21〜L240の
のデータが次段のPNM回路PNMI〜PNM40で比
較データ発生カウンタ2905からの各比較データ゛°
3゛、4゛、5°゛、・・・、“′255”と次々に比
較されて2値化され、その各2値データがヘッドメモリ
M1〜M5に書き込まれる。このような動作により第2
段のランチ回路L21−L240のデータは256N調
のデータに変換されてヘッドメモリM1〜M5に書き込
まれることになる。
ヘッドメモリM1〜M5のアドレスは上位6ビツトがド
ツトナンバーを示し、下位8ビツトがレベルナンバーc
階調レベルのナンバー)ヲ示ス。
上記i〜!■では、ヘッドメモリM1〜M5のアドレス
はドツトナンバーが″0パでレベルナンバーが比較デー
タ発生カウンタ2905の比較データ(階調レベル)に
応じて“0”〜゛″255”になる。
上記1〜1vの動作中に、次の40個の画像データがラ
インメモリ12のアドレス2558.2494、・・・
、62から読み出されて第1段のラッチ回1L11−L
140にラッチされ、待機している。
上記1〜1■の動作が終了すると、第1段のラッチ回路
Lll〜L 140の内容が同時に第2段のラッチ回路
L21〜L240にラッチされてドツトナンバーが”°
1パとされ、上記11〜1■の動作が実行されることに
より、第2段のラッチ回路L21〜L240のデータが
256階調のデータに変換されてヘッドメモリM1〜M
5に書き込まれる。
以下、同様にラインメモリ3102から画像データが4
0個づつ読み出されて256階調のデータに変換され、
ヘッドメモリM1〜M5に書き込まれる。この場合、ド
ツトナンバーが40個づつの画像データの読み出しに応
して“°2パがら“63″まで切り換えられる。
次に、ヘッドメモリM1〜M5からヘッドラッチ信号L
Dに同期してレベルナンバー” o ”、ド7トナンハ
ー“0゛〜” 63 ”でデータが読み出されてサーマ
ル・う2・ト” 504△画像データDIとして送られ
、次にレベルナンバー“1°゛、ドツトナンバー“0°
゛〜“”63”でデータが読み出されてサーマル・ヘッ
ド504−・画像データDIとして送られ、以下同様に
各レベルナンバー″2′″〜″″255”でドツトナン
バー” o ”〜“63“としてデータが読み出されて
サーマル・ヘッド504へ画像データDIとして送られ
る。第31図は上記動作のタイミングを示す。
ヘッドメモリMl−M5は各々ラインメモリ2902と
同様に64X256バイトの2領域に分けられており、
この2領域がライン同期信号より切り換えられる。
次にストローブ回路2702が実行する処理に関して説
明する。
第32図は、パルス幅タイマを示す。
ライン同期パルス発生器3201はライン同期信号を発
生し、レベル同期パルス発生器3202がサーマル・ヘ
ッド504における発熱抵抗体RIL〜・R2い。5の
各ブロックにパルスを印カロする時間tを周期とするレ
ー・ル同期パルスを発生ずる。
ヘッドストローブ信号発生器3203は各階調レベル“
1“°〜“’255”のパルス印加イネーブル信号を発
生し、ライン同期パルス発生器3201からのライン同
期信号によりレベル同期パルス発生器3202及び−・
ソドストローブ信号発生器3203がリセットされる。
レベル同期パルス発生器3202の出力信号は2分周回
路3204で2分周されてバッファ3205を介してO
R回路3206でヘッドストローブ信号発生器3203
の出力信号とのORがとられ、また2分周回路3204
の出力信号がインバータ3207で反転されてOR回路
3208でヘッドストローブ信号発生器3203の出力
信号とのORがとられる。
このOR回路3206.3208の出力信号は第1グル
ープの発熱抵抗体RIL% R111% R3L% R
3R1・・・、R25,□を選択するストローブパルス
SB 1、第2グループの発熱抵抗体RZL% R2H
、Rats R41%  ・・・、R29,。3を選択
するストローブパルスSB2としてサーマル・ヘッド5
04へ送られる。NAND回路3209はレベル同期パ
ルス発生器3202の出力信号と2分周回路3204の
出力信号とのNANDをとり、このNAND回路320
9の出力信号がヘッドランチ信号LDとしてサーマル・
へ、ド504へ送られる(第31図参照)。
■本発明におけるPDLコントローラの動作第33図に
示すフローチャートに基づいて本発明におけるPDLコ
ントローラ200の動作を説明する。
1ライン描画処理を開始しく53301) 、その後、
1画素に1ベクトルがが存在するか否かを判断する(S
3302)。その結果、1画素に1ベクトルが存在する
と判断した場合には、画素と交差するベクトルの傾きを
算出しく53303) 、左右エツジを判定し、塗り潰
される面積率を算出する(53304)。
その後、画素とベクトルとのなす角度が第34図のI 
SR域にあるか否かを判断しく53305) 、! 領
域にあると判断した場合には、次に画素が塗り潰されて
いる面積率が0. 5以下か否かを判断する(5330
6)。そこで、0.5以下であると判断した場合(第3
5図参照)には、Bラインを選択しく53307) 、
ラインバッファBヘデータを書き込む(33308)。
反対に上記ステップ53305においてI ’pM域で
はないと判断した場合、換言すると、II 6i域で、
或いはステップ53306において面積率が0.5以下
ではないと判断した場合には、Aラインを選択しく53
309) 、ラインバッファAへデータを書き込む(5
3310)。
画素に存在するベクトル数、角度、面積率、更に、左右
どちらのエツジ部であるかは第8図(a)のスキャンラ
イン塗り潰し処理の前段階の処理で既知であるから、こ
れらのデータは容易に利用することができる。
その後、ラインが終了したか否かを判断しく53311
) 、終了したと判断した場合にはライン描画処理を実
行して(S3312) 、一連の動作を終了する。
また、上記ステップ53302において、1画素に1ベ
クトルはないと判断した場合には、次に1画素に2ベク
トルがあるか否かを判断しく53313)、1画素に2
−・クトルがあると判断した場合には、第36図(a)
に示したような画素の各辺に番号を付け、第36図(b
l、(C)に示すような端点があるか否かを判断しく5
3314) 、端点ありと判断した場合には、各辺との
交差情報を求める(S3315)。その後、左右エツジ
を判定し、塗り潰される面積率を算出する(S3316
)。
また、両ベクトル共に2か4と交差するか否か判断しく
53317) 、交差すると判断した場合には、Bライ
ンを選択しく53318) 、ラインハソファBヘデー
タを書き込む(S3319)。
反対に、両ベクトルが2か4と交差しないと判断した場
合には、Aラインを選択しく53320) 、ラインバ
ッファAヘデータを書き込む(53321)。
上記端点情報とベクトルとの交差情報は既知であるから
容易に算出することができる。
また、上記ステップ53314において、端点なしと判
断した場合には、−・クトルが内外のどちらかを判定す
る(53350)。即ち、1阿素中、左エツジであれば
、右エツジのとき内側を塗り清し、右エツジであれば、
左エツジのとき外側を塗り潰す。その後、塗り潰し範囲
の面積率計算を実行しく53351) 、Aラインを選
択しく53352) 、ラインバッファAヘデータを書
き込む(53353)。
更に、上記ステップ53313において、1画素に2ベ
クトルも存在しないと判断し7た場合には換言すると、
1画素の3ベクトル以上存在すると判断した場合には2
、固定値を出力画素データとしく53322) 、Aラ
インを選択しく53323) 、ラインバッファAヘデ
ータを書き込む(S3324)。
以上の処理により、出力した例を第37図に示す。
Bラインを使用することにより、本来ドツトが形成され
る位置より1/2画素幅ずれた箇所にドツトが形成され
る。即ち、AラインデータをBラインデータとして出力
する。
任意のラインにおける実際の印字過程は、Aラインデー
タがまず出力され、次にBラインデータが出力される。
従って、1ライン分に相当するラインバッファが更に必
要となる。A、B各うインデータは各々ラインバッファ
A、Bに格納される。
また、Bラインデータは出力条件上、面積率0.5以下
であるから、隣接する画素との重なりは大きく影響しな
い。
以上の処理によって、L、 E Dプリンターやサーマ
ル・プリンターにおいて、ギザギザ(エイリアス)を減
少させるアンチエイリアシング処理を効果的に実現する
ことができる。
(発明の効果〕 以上説明した通り、本発明の図形出力装置によれば、出
力画像のエンジ部のギザギザ(エイリアス)を滑らかに
表現するアンチエイリアシング処理手段と、該アンチエ
イリアシング処理において、ベクトル画像の特徴(ベク
トル情報)を検出する検出手段と、主走査方向で異なる
位置に配置された複数ライン分のドツト形成部を有する
画像出力手段と、前記複数のラインを、前記検出手段に
より検出されたベクトル情報に基づいて選択的に駆動さ
せる制御手段とを具備するため、サーマル・プリンター
やLEDプリンターを用いたアンチエイリアシング処理
の効果を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による図形出力装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図(a)、(b)は均一平均化法によるアン
チエイリアシング処理を示す説明図、第3図(a)、(
b)は重み付は平均化法によるアンチエイリアシング処
理を示す説明図、第4図(a)、い)、(C)、(d)
は重み付は平均化法に使用するフィルター例を示す説明
図、第5図は3×3ビクセル参照の畳み込み積分法を示
す説明図、第6図(a)〜げ)は本発明のアンチエイリ
アシング処理方法の原理を示す説明図、第7図(a)は
第1図で示したPDLコントローラの構成を示すブロッ
ク図、第7図(1))はページメモリの構成を示すブロ
ック図、第8図(a)はPDLコントローラの動作を示
すフローチャート、第8図Φ)はバスの塗りつぶし処理
を示す説明図、第8図(C)は本発明のアンチエイリア
シング処理を示すフローチャート、第9図(a)、(b
)は図形の直線ベクトル分割を示す説明図、第10図は
アンチエイリアシング処理を実施後の寄与率を示す説明
図、第11図(a)、(I))、(C)はページメモリ
のプレーンメモリ部に格納されるRGBイメージデータ
を示す説明図、第12図(a)、(1))、(C)はア
ンチエイリアシング処理を施していない場合のページメ
モリのプレーンメモリ部に格納されるRGBイメージデ
ータを示す説明図、第13図は画像処理装置の構成を示
す説明図、第14図はγ補正回路のT補正用変換グラフ
を示す説明図、第15図(a)、[有])、(C)は補
色生成回路で使用する補色生成用変換グラフを示す説明
図、第16図(a)、[有])、(C)は第11図(a
)、(1))、(C)に示したRGBイメージデータが
マスキング処理回路から出力された状態を示す説明図、
第17図(a)、0))、(C)は第12図(a)、(
ロ)、(C)のデータを画像処理装置によって処理した
状態を示す説明図、第18図は多値カラー・サーマル・
プリンターの構成を示す制御ブロック図、第19図、第
20図及び第21図は多値カラー・サーマル・プリンタ
ーの動作を示す説明図、第22図は本発明によるサーマ
ル・ヘッドの外観構成を示す説明図、第23図は従来の
サーマル・へ7)の外観構成を示す説明図、第24図は
サーマル・へントにおける各エレメントの形状を示す説
明図、第25図は第24図に示したエレメントの断面図
、第26図はサーマル・ヘッドの各エレメントにおける
発熱分布特性を示す説明図、第27図はデータ処理部の
構成を示すブロック図、第28図はサーマル・−・ソド
駆動装置の概略構成を示すブロック図、第29図はライ
ンバッファ、データ処理部及び比較データ発生カウンタ
の構成を示すプロ・7り図、第30図はメモリへの立上
り立下り補正部からの多階調の画像データ書き込みの動
作タイミングを示すタイミングチャート、第31図は第
29図に示したブロック図における各部の動作タイミン
グを示すタイミングチャート、第32図は本発明におけ
るパルス幅タイマを示す回路図、第33図は本発明にお
けるPDLコントローラの動作を示すフローチャート第
34図〜第36図は第33図に示す動作の説明を補助す
る説明図第37図は本実施例による出力例を示す説明図
、第38図(a)、(b)は従来のアンチエイリアシン
グ処理による出力効果を示す説明図、第39図はアンチ
エイリアシング処理のための入力例を示す説明図、第4
0図は一般的なアンチエイリアシング処理の実行を伴わ
ないサーマル・プリンターによる出力例を示す説明図、
第41図は従来のアンチエイリアシング処理の実行を伴
うサーマル・プリンターによる出力例を示す説明図、第
42図はサーマル・プリンター等が1画素内でスポット
位置を変えることができないことを示す説明図である。 符号の説明 100・−ホストコンピュータ 200−−PDLコントローラ 206−ページメモリ 206 a−−プレーンメモリ部 206b 〜特徴情報格納メモリ部 30〇−画像読取り装置 400−画像処理装置500
−多イ直カラー・サーマル・プリンター50I−システ
ムコントローラ 503−データ処理部 504−サーマル・ヘッド50
5−インクシート 506−記録紙600−システム制
御部 2701−サーマル・ヘッド駆動部 2702−ストローブ回路 2801−一立上り立下り補正部 2905−−比較データ発生カウンタ 3203−ヘッドストローブ信号発生器R−発熱抵抗体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力画像のエッジ部のギザギザ(エイリアス)を
    滑らかに表現するアンチエイリアシング処理手段と、 前記アンチエイリアシング処理において、ベクトル画像
    の特徴(ベクトル情報)を検出する検出手段と、 主走査方向で異なる位置に配置された複数ライン分のド
    ット形成部を有する画像出力手段と、前記複数のライン
    を、前記検出手段により検出されたベクトル情報に基づ
    いて選択的に駆動させる制御手段とを具備することを特
    徴とする図形出力装置。
  2. (2)出力画像のエッジ部のギザギザ(エイリアス)を
    滑らかに表現するアンチエイリアシング処理手段と、 前記アンチエイリアシング処理において、ベクトル画像
    の特徴(ベクトル情報)を検出する検出手段と、 複数個の発熱抵抗体を主走査方向で異なる位置に配置し
    て複数のライン状に形成された感熱ヘッドの駆動により
    ベクトル画像データを出力する画像出力手段と、 前記検出手段により検出されたベクトル情報に基づいて
    前記発熱抵抗体を選択的に駆動する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする図形出力装置。
JP2285186A 1990-10-23 1990-10-23 図形出力装置 Pending JPH04158672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2285186A JPH04158672A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 図形出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2285186A JPH04158672A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 図形出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04158672A true JPH04158672A (ja) 1992-06-01

Family

ID=17688220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2285186A Pending JPH04158672A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 図形出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04158672A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299285A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ricoh Co Ltd 手書き文字描画方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299285A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ricoh Co Ltd 手書き文字描画方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5029108A (en) Edge enhancement method and apparatus for dot matrix devices
JP4045015B2 (ja) ラスタ画像の解像度向上方法
US8730524B2 (en) Image processing apparatus to correct an image during double-sided printing
US5751470A (en) Method for enhanced print quality on print engines with at least one high resolution dimension
JPH0553555A (ja) 図形出力装置
JPH04158672A (ja) 図形出力装置
EP0697783B1 (en) Dot printing for improved graphics
JP3717308B2 (ja) 階調プリンタのメディア濃度キャリブレーション方法及び装置、階調プリンタのテストチャート作成方法及び装置
JP3736593B2 (ja) 画像処理装置および画像平滑化方法
JPH0490364A (ja) 図形出力装置
US20030030857A1 (en) Image processing method and image output apparatus
JPS60232771A (ja) サ−マルヘツド駆動装置
JPH05338242A (ja) サーマルプリント方法及びサーマルプリンタ
JPH04115959A (ja) 図形出力装置
JPH04219053A (ja) 図形出力装置
JP3248264B2 (ja) 画像出力装置
JPH04189150A (ja) 図形出力装置
JPH1110954A (ja) 印刷装置およびその印刷方法
JPH10229493A (ja) 像域別解像度変換処理装置
JP3775458B2 (ja) 画像処理装置および画像平滑化方法
JP3246542B2 (ja) 多階調イメージの処理方式
JPH0564928A (ja) 印写装置
JP2871881B2 (ja) 画像処理装置
JP2943408B2 (ja) 熱転写式画像形成装置
JPH04345866A (ja) 印字装置及びその画面表示装置