JPH04115959A - 図形出力装置 - Google Patents

図形出力装置

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JPH04115959A
JPH04115959A JP23608990A JP23608990A JPH04115959A JP H04115959 A JPH04115959 A JP H04115959A JP 23608990 A JP23608990 A JP 23608990A JP 23608990 A JP23608990 A JP 23608990A JP H04115959 A JPH04115959 A JP H04115959A
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image
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line
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JP23608990A
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English (en)
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Yoshiaki Haniyu
羽生 嘉昭
Hidekazu Sasaki
英一 佐々木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数個の発熱抵抗体(以下、エレメントという
)を1列に配列して構成された感熱ヘッドを用いたサー
マル・プリンタを使用する図形出力装置に関し、より詳
細には駆動エレメント数の違いにより発生する濃度ムラ
を改善するためのエレメント数補正処理を予めアンチエ
イリアシング処理中に実行する図形出力装置に関する。
〔従来の技術〕
複数個のエレメントを有するサーマル・ヘッドにより白
黒の記録を行う感熱記録手段において、記録すべき黒ド
ツトの数をカウントして、そのカウント値からエレメン
トに印加するパルス幅を変化させてエレメントの発熱量
を制御することにより、エレメントに供給する電力を所
定値に制御して記録濃度を一定に保持する記録濃度補正
装置が、特開昭58−124679号公報に開示されて
いる。
しかし、上記記録濃度補正装置では、記録すべき黒ドツ
トの数をカウントし、そのカウント値からエレメントに
印加するパルス幅を変化させることにより、エレメント
の発熱量を制御するため、黒ドツトの有無によりエレメ
ントの発熱量を2値に制御することになり、白黒の記録
を実行する記録装置にしか適用できない。
多階調の画像記録を実行する記録装置にあっては、上記
記録濃度補正装置は適用できず、サーマル・ヘッドにお
ける複数個のエレメントの駆動数によってエレメントに
対する供給電力が変動し、その記録濃度にばらつきが発
生する。
そこで、多階調の画像記録を実行する記録手段において
、サーマル・へ・ノドにおける複数個のエレメントに印
加されるパルスを各階調レベル毎に計数してその各計数
値により各階調レベル毎にエレメントの印加パルスの幅
或いは振幅を記録濃度が一定になるように変化させるこ
とが考えられる。
しかし、上記の如き構成を採用すると、エレメントの印
加パルスを各階調レベル毎に計数して、その各計数値に
より各階調レベル毎にエレメントの印加パルスの幅或い
は振幅を変化させるため、構成が複雑になり、高速処理
が必要となる。
また、通常、サーマル・ヘッドは製造上の理由により、
各サーマル・ヘッド間でエレメントの抵抗値のバラツキ
を有し、このバラツキによりエレメントの発熱量が変化
して、それに伴い記録濃度が変化する。
エレメントの抵抗値のバラツキが比較的少ない薄膜タイ
プのサーマル・ヘッドでもエレメントの平均値のバラツ
キは±20%である。これは、エレメントの平均抵抗値
が2000Ωであるサーマル・ヘッドではエレメントの
平均抵抗値が最大2400Ω、最小1600Ωの範囲で
ばらつくことになり、そのばらつく範囲は800Ωであ
る。
そこで、仮にエレメントの抵抗値の基準を2000Ωと
してエレメントの抵抗値のバラツキに応した補正データ
により、そのエレメントへの印加エネルギーを記録濃度
が一定になるように補正したとしても、エレメントの平
均抵抗値が最大値Rpa a Xの場合には、エレメン
トに対する印加エネルギーE、□はエレメントに印加さ
れる電圧を■とすれば、 E m mχ= V Z  °t/R,,X=VZ  
−t/1600となり、またエレメントの平均抵抗値が
最小値Rイ、□の場合にはエレメントへの印加エネルギ
ーE m i。は、 Eい、。−■2 ・t/R,、、、=yz  ・t /
2400となる。
従って、 E、、X/E、111=2400/1600=1.5と
なり、エレメントへの印加エネルギーがその抵抗値のバ
ラツキにより1.5倍も変化し、サーマル・ヘッドの交
換毎に上記補正データを作成しなければならなくなる。
上記の不具合を解消するために、複数個のエレメントに
印加される各パルスの数の度数を計数する計数手段と、
該計数手段によって計数された値により前記エレメント
の発熱量を演算する発熱量演算手段と、該発熱量演算手
段の演算した発熱量により前記エレメントに印加される
パルスの幅或いは数を記録濃度が一定になるように制御
する印加パルス制御手段とを具備し、エレメント数補正
をサーマル・プリンタ内部で実行する記録濃度補正装置
が提案されている。
第33図は、上記記録濃度補正装置の概略構成を示すブ
ロック図であり、このエレメント数補正は複数個のエレ
メント(発熱抵抗体)を有するサーマル・ヘッドにより
多階調の記録を実行する記録装置において、エレメント
の駆動数が変動しても記録濃度を一定に制御するもので
あり、レベル度数カウンタ3301が各ドツトの印加パ
ルス数を表す(各エレメントに1ドツトの記録で印加す
べきパルスの数を表す)パルス数信号のレベル度数を1
ライン毎にカウントすることにより、即ち、パルス数信
号が各レベルにどのように分布しているかを1ライン毎
にカウントすることにより、各ラインのレベル度数をカ
ウントする。
エレメント数演算部からなる発熱量演算部3302はレ
ベル度数カウンタ33o1によってカウントされたレベ
ル度数に基づいて各階調レベルでの稼働エレメント数を
演算し、パルス幅制御部3303は発熱量演算部330
2によって演算された各階調レベルでの稼働エレメント
数を蓄積して、この各階調レベルでの稼働エレメント数
に基づいてサーマル・ヘッドへのエネルギー印加時間を
変化させることにより記録濃度を一定に制御する。
第34図は、上記レベル度数カウンタ3301の構成を
示すブロック図である。
256ビツト×2の容量を各々持ったRAM(rand
om access memory) 3401.34
02は度数RAM3404を構成していて1ライン分の
パルス数信号のレベル度数計数毎に交互に用いられ、パ
ルス数信号とエレメントの奇数番目と偶数番目とを選択
するセレクト信号がアドレス線に入力される。
RAM3401.3402はセレクト信号がアドレス線
の最上位ピントに入力されることにより第35図に示す
ように1ライン分の奇数番目のドツトのパルス数信号に
よりレベル度数のカウントを実行する奇数カウント部分
Evenと、1ライン分の偶数番目のドツトのパルス数
信号によりレベル度数のカウントを実行する偶数カウン
ト部分○ddとが、各ドツトパルス数信号が入力される
度に切り換えられて用いられる。これは、サーマル・ヘ
ッドにおける複数個のエレメントを駆動する際に複数個
のエレメントを奇数番目と偶数番目の2つのブロックに
分けて異なるタイミングで駆動するためである。
また、RAM3401.3402は各ドツトのパルス数
信号がアドレス線に入力されることにより、そのパルス
数信号に対応したアドレスの内容に1が加算手段340
3により加算されてそのアドレスに保持される。RAM
3401.3402の内容は予めゼロにしておく。
RAM3401.3402は第35図に示すようなアド
レス構成になっていてパルス数信号とアドレスが対応し
ており、各階調ルベルの度数をカウントした値が各アド
レスの内容となる。この2つのRAM3401.340
2が1ライン分のパルス数信号の入力毎にトグル動作を
実行し、一方が1ライン分のレベル度数をカウントして
いるときに他方がそのカウントデータを次の発熱量演算
部3302へ奇数番目のエレメントに対する多階調の0
レベルから254レベルまで転送し、その後に偶数番目
のエレメントに対する多階調の0レベルから254レベ
ルまで転送する。
第36図は上記発熱量演算部3302の構成を示すブロ
ック図である。
第ルベルイネーブル信号によりゲート 3602が開いてレベル度数カウンタ3301からの0
レベル(第1の階調レベル)のデータA0が減算器36
01において同時エネルギー印加最大エレメント数の1
280より減算され、その結果が次のパルス幅制御部3
303へ転送される。
ここで、同時エネルギー印加最大エレメント数の128
0より0レベルのデータA0が減算されることにより、
第ルベルで同時に駆動される奇数番目のエレメントの数
が求められる。
ラッチ回路3603は第ルベルイネーブル信号がインバ
ータ3602を介して加えられ、第ルベルイネーブル信
号がOFFすることにより動作する。
減算器3601の減算結果はラッチ回路3603により
ラッチされ、また第ルヘルイネーブル信号がOFFする
ことによりゲート3602が閉じる。
レベル度数カウンタ3301からのルベルのデータA、
は減算器3601においてラッチ回路3603の値より
減算され、第2レベル(第2の階調レベル)で同時に駆
動される奇数番目のエレメントの数として次のパルス幅
制御部3303へ転送されると共にラッチ回路3603
によりラッチされる。
以下、同様に第2レベル〜第254レベル(第2〜第2
54の階調レベル)で同時に駆動される奇数番目のエレ
メントの数が求められてパルス幅制御部3303へ転送
され、偶数番目のエレメントについても同様に各階調レ
ベルで同時に駆動される奇数番目のエレメントの数が求
められてパルス幅制御部3303へ転送される。
第37図は、上記パルス幅制御部3303の構成を示す
ブロック図である。
発熱量演算部3302から転送されてきたデータはパル
ス幅用RAM3701に記憶される。
パルス幅用RAM3701は2つのRAM3702.3
703から構成されており、1ライン分のデータが入力
される毎にトグル動作を実行する。
RAM3702.3703は一方が発熱量演算部330
2より転送されてきたデータを記憶するときには他方が
ストローブ信号に同期して記憶データを奇数番目のエレ
メントに対する第ルベルのデータ、偶数番目のエレメン
トに対する第ルベルのデータ、奇数番目のエレメントに
対する第2レベルのデータ、偶数番目のエレメントに対
する第2レベルのデータ、・・・奇数番目のエレメント
に対する第255レヘルのデータ、偶数番目のエレメン
トに対する第255レベルのデータという順序でパルス
幅変換用ROM3704へ出力する。
上記パルス幅変換用ROM3704は、その入力データ
がアドレス信号として入力されてデータを読み出すこと
により入力データをエレメントの同時駆動数による記録
濃度変動がなくなるようなタイマ値に変換する。
タイマ3705は奇数番目のエレメントと、偶数番目の
エレメントが各階調レベルで駆動されるときにパルス幅
変換用ROM3704からのタイマ値がセットされてタ
イマ始動信号によりトリガされる。
ストローブパルス発生装置3706は上記タイマ始動信
号が入力されてから、タイマ3705がタイムアツプす
るまでストローブパルスを発生してサーマル・ヘッドへ
印加する。
第38図は、上記エレメント数補正においてエレメント
に印加されるパルスの幅を制御する代わりにエレメント
に印加されるパルスの数を制御するようにしたものであ
る。
レベル度数カウンタ3301及び発熱量演算部3302
は第33図に示したものと同じであり、発熱量演算部3
302によって演算された各階調レベルでの稼働エレメ
ント数がパルス数変換部3802に蓄積される。
また、各ドツトの印加パルス数を表すパルス数信号が1
ラインバツフア3801に1ライン分づつ順次蓄えられ
、パルス数変換部3802は蓄積した各階調レベルでの
稼働エレメント数に基づいて1ラインバンフア3801
に蓄えられているパルス数信号を各階調レベルでの稼働
エレメント数による記録変動がなくなるようなデータに
変換する。
サーマル・ヘッド駆動部はパルス数変換部3802から
のパルス数信号によりサーマル・ヘッドを駆動して多階
調の画像記録を実行する。
第39図は、上記パルス数変換部3802の構成を示す
発熱量演算部3302より転送されてきた各階調レベル
での駆動エレメント数のデータはパルス数変換用ROM
3901によりサーマル・ヘッドの各階調レベルでの稼
働エレメント数にかかわらず、記録濃度が一定となるよ
うなデータに(記録濃度が1工レメント駆動時の1パル
スによる記録濃度と等しくなるようなデータに)変換さ
れる。
第ルベルイネーブル信号によりゲート 3902を開いてパルス数変換用ROM3901からの
奇数番目のエレメントについてのOレベルのデータが加
算器3903において0と加算され、その上位8ビツト
が次のパルス数変換用RAM3904へ書き込まれる。
ここに、加算器3903の出力データは上位8ビツトが
整数部で下位4ビツトが小数点以下の部分である。
ラッチ回路3905は第ルベルイネーブル信号がインバ
ータ3906を介して加えられ、第ルヘルイネーブル信
号がOFFすることにより動作する。
加算器3903の減算結果はラッチ回路3905により
ラッチされ、また、第ルヘルイネーブル信号がOFFす
ることによりゲート3902が閉じる。パルス数変換用
ROM3901からの奇数番目のエレメントに対する第
ルベルのデータは加算器3903においてラッチ回路3
905の価と加算され、その上記8ビツトが次のパルス
数変換用RAM3904へ書き込まれると共に加算器3
903の出力データがラッチ回路3905によりラッチ
される。
以下、パルス数変換用ROM3901からの奇数番目の
エレメントに対する第2レベル〜第254レベルのデー
タが同様に処理されてパルス数変換用RAM3904へ
書き込まれ、偶数番目のエレメントに対する各階調レベ
ルのデータも同様に処理されてパルス数変換用RAM3
904へ書き込まれる。
パルス数変換用RAM3904は各々256biteX
2の容量を持つRAM3907.3908により構成さ
れ、このRAM3907.3908は1ライン毎にトグ
ル動作をして一方が加算器3903からのデータが書き
込まれるときに他方が1ラインバツフア3801からの
データがアドレス入力となって、そのアドレスの内容が
実際のパルス数信号としてサーマル・ヘッド駆動部へ転
送される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記エレメント数補正方式にあっては、
サーマル・プリンタにおいて、サーマル・ヘッド駆動装
置内部の駆動エレメント数を検出し、駆動エレメント数
の違いにより発生する濃度ムラを改善するためにサーマ
ル・プリンタ内部にエレメント数補正手段を設置し、サ
ーマルプリンタ内部にてエレメント数補正処理を実行す
るため、サーマル・プリンタ内部のハード構成が複雑化
するという不具合がある。
本発明は上記に鑑みてなされてものであって、サーマル
・プリンタにおいて駆動エレメント数の違いにより発生
する濃度ムラを改善すると共にサーマル・プリンタ内部
のハード構成の簡易化を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、出力画像のエツジ
部のギザギザ(エイリアス)を滑らかに表現するアンチ
エイリアシング処理手段と、複数個の発熱抵抗体を1列
に配列してなる感熱ヘッドの駆動により画像データを印
刷する画像出力手段と、該画像出力手段による1ライン
分の印字画素数を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された印字画素数に基づいて前記感熱ヘッドの電
圧変動率を算出する算出手段とを備えた図形出力装置に
おいて、前記アンチエイリアシング処理中に、計算され
る各画素の寄与率に対し前記感熱ヘッドの電圧変動率を
加算してエレメント数補正を実行する図形出力装置を提
供するものである。
〔作 用〕
本発明の図形出力装置においては、複数個のエレメント
を一列に配列してなる感熱ヘッドを用いるサーマル・プ
リンタにおいて、1ライン分の印字画素数Nを検出し、
該印字画素数Nに基づいてサーマル・ヘッド内の電圧変
動率Ksを算出し、アンチエイリアシング処理中に計算
される各画素の寄与率kに前記電圧変動率Ksを加算す
ることにより上記アンチエイリアシング処理中にエレメ
ント数補正を実行する。
〔実施例〕
以下、本発明の図形出力装置の一実施例を図面に基づい
て、 ■本発明の要約 ■画像形成システムの概略構成 ■アンチエイリアシング処理 ■PDLコントローラの構成及び動作 ■画像処理装置の構成 ■多値カラー・サーマル・プリンタの構成及び動作■サ
ーマル・ヘッドの回路構成 ■データ処理部(サーマル・ヘッド駆動部、ストローブ
回路)の構成及び動作 の順に詳細に説明する。
■本発明の要約 第1図℃)はサーマル・ヘッドの等価回路を示す。
この第1図(b)において、 r :共通電極が持つ微小抵抗 Rx:エレメント抵抗 Ra:エレメント合成抵抗 であり、 v o =v十v r Vr= (r/ (Ra+r))xv。
Ra −Rx / N より、 V=V O−V r =VO(1−rxN/ (Rx+rXN))となる。
従って、駆動されるエレメント数N(1≦N≦総エレメ
ント数n)が増加すると、■が微小Gこ減少するので、
エレメントの発熱温度が低下し、濃度が低下することに
より、濃度ムラが発生する。
従って、上記エレメント数Nを1次変数とするKs=1
− (rXN/ (Rx+rXN)L−−−■を、後述
するアンチエイリアシング処理中で決定される寄与率k
に加算することで、エレメント数補正を実行した濃度を
予め計算することができる。
■画像形成システムの概略構成 本実施例の画像形成システムは、DTP (デスク・ト
ップ・パブリッシング)から出力されるページ記述言語
(Page Description Languag
e :以下、PDL言語と記す)で記述されてベクトル
データと、画像読取り装置によって読み取られたイメー
ジ画像との両方の画像情報の画像形成を行える構成であ
る。
画像形成システムは、第1図(a)に示すようにPDL
言語(本実施例では、全パスを入力してから描画処理を
実行するため、ポストスクリプト言語には適用できず、
1ページ毎に描画できるPDL言語或いはベクトル画像
に適用する)で記述された文書を作成するホストコンピ
ュータ100と、ホストコンピュータ100からページ
単位で送られたきたPDL言語をアンチエイリアシング
処理を施しながら、赤(R)、緑(G)、青(B)の3
色のイメージ画像に展開するPDLコントローラ(本発
明のアンチエイリアシング処理手段)200と、光学系
ユニットを介して画像情報を読み取る画像読取り装置3
00と、PDLコントローラ200、或いは、画像読取
り装置300から出力されるイメージ画像を入力して画
像処理(詳細は後述する)を施す画像処理装置400と
、画像処理装置400の出力する多値イメージデータを
印字する多値カラー・サーマル・プリンタ500と、P
DLコントローラ200、画像読取り装置300、画像
処理装置400、及び、多値カラー・サーマル・プリン
タ500を各々制御するシステム制御部600とから構
成される。
■アンチエイリアシング処理 コンピュータ・グラフィクスの分野では、その出力媒体
であるCRTに画像を表示する際、その表示画像をより
美しくするためにアンチエイリアシング処理という手法
が用いられている。
この処理は、第1図(C)に示すような階段上のギザギ
ザ部分(エイリアスと呼ばれる)に輝度変調をかけ、視
覚的に表示画像を第1図(d)に示すように滑らかにす
るものである。
アンチエイリアシング処理方法としては、以下に示す方
法が知られている。
i、均一平均化法 110重み付は平均化法 ■0畳み込み積分法 上記各方法を順に説明する。
i、均一平均化法 均一平均化法は、各ピクセル(画素)をN*M(N、M
は自然数)のサブピクセルに分解し、高解像度でラスク
計算を行った後、各ピクセルの輝度をN*Mサブピクセ
ルの平均をとって求めるものである。第2図(a)、(
b)を参照して、均一平均化法によるアンチエイリアシ
ング処理を具体的に説明する。
あるピクセルに画像の端がかかっている場合(ここでは
斜めの線の右下に画像がつながっているものとする)、
アンチエイリアシング処理を行わないときは、同図(a
)に示すように、このピクセルの輝度kidには表示で
きる階調の最高輝度(例えば、256階調ではkid=
255 )が割り当てられる。このピクセルにN=M=
7の均一平均化法によるアンチエイリアシング処理を実
施する場合、同図(b)に示すように、ピクセルを7*
7のサブピクセルに分解し、画像に覆われているサブピ
クセル数をカウントする。そのカウント数(28)を1
ピクセル中の全サブピクセル数(この場合、49)で割
って規格化(平均化)したものを最高輝度(255)に
掛け、そのピクセルの輝度を算出する。このように均一
平均化法では、各ピクセルに画像がどのようにかかって
いるかを考慮にいれてそのピクセルの輝度を決定する。
110重み付は平均化法 重み付は平均化法は、均一平均化法を一部変更したもの
であり、均一平均化法が1ピクセル中のサブピクセルを
全て同じ重み(即ち、画像のかかっているサブピクセル
を単純にカウントする)で取り扱ったのに対して、重み
付は平均化法は各サブピクセルに重みをもたせ、画像が
どのサブピクセルにかかっているかでそのサブピクセル
の輝度kidへの影響が異なるようにしている。尚、こ
の際の重みはフィルターを用いて付与する。
第3図(a)、(b)を参照して、第2図(a)と同し
画像データに、同じ分割法(N=M=7)で重み付は平
均化法を実施した例を示す。
第3図(a)は、フィルター(ここでは、conefi
lter)の特性を示し、対応するサブピクセルにこの
特性と同じ重みが与えられる。例えば、右上角のサブピ
クセルの重みは2である。各サブピクセルに画像がかか
っていた場合、フィルター特性より与えられた重みの値
がそのサブピクセルのカウント値となる。同図(b)に
は、サブピクセルの重みの違いによってかかった画像の
表示パターンを変えて示しである。この場合、重みを付
けて画像のかかったサブピクセルをカウントすると、1
99となる。この値を、均一平均化のときに対応してフ
ィルターの値の合計(この場合、336)で割って平均
化し、最高輝度に掛けて、このピクセルの輝度を算出す
る。尚、フィルターとしては、第4図(a)、(b)、
(C)、(d)に示すフィルターが知られている。
■1畳み込み積分法 畳み込み積分法は、1つのピクセルの輝度を決定するに
あたり、その周りのピクセルの様子も参照する方法であ
る。即ち、輝度を決定しようとする1ピクセルの周りN
”×N” ピクセルを、均−平均化法或いは重み付は平
均化法のピクセルに対応するものと考える。第5図は3
×3ピクセル参照の畳み込み積分法を示す。この図で、
輝度を決定しようとしているピクセルを51で示す。画
像は斜めの線の右下に続いており、黒く塗ったサブピク
セルがカウントされるサブピクセルである。
各ピクセルは、4*4に分割されている。従って、この
場合はフィルターとして12*12のものを用いること
になる。この方法はベクトル画像に含まれる高周波成分
を除去する効果がある。
しかしながら、従来のアンチエイリアシング処理方法及
びその装置によれば、1つのピクセルを複数のサブピク
セル(例えば、49個のサブピクセル)に分割して、塗
りつぶされるサブピクセルの個数をカウントして面積率
(輝度)を算出するため、面積率の計算に時間がかかり
、表示速度或いは印字速度の向上の妨げになるという問
題点があった。特に、畳み込み積分法は、計算量が多い
のと複数のピクセルに影響が及ぶので処理速度の向上を
図りにくいという問題点がある。
上記に鑑みて、サブピクセル分割及び塗りつぶし個数の
カウントを行うことなく、且つ、高速に面積率を求める
アンチエイリアシング手法も提案されている。
i■、エツジ部画素の近似面積率を得る方法このアンチ
エイリアシング処理方法は、エツジ部画素を所定の直線
群で分割した場合のベクトルデータと所定の直線群との
交点の有無、及び、エツジの種類に基づいて、該エツジ
部画素の近似面積率を得るものである。
以下、第6図(a)〜げ)を参照して、交点の有無、及
び、エツジの種類から近似面積率を得る方法を詳細に説
明する。
ベクトルデータによって与えられる直線L1(以下、ベ
クトル直線L1と記す)と、副走査方向yの各ラインV
 0.y l+ ’j 2とが、第6図(a)に示すよ
うに、交点Xo+X++Xzで交わる場合、このベクト
ル直線L1の方程式は、例えば、これら2点(X O+
 ’i o)+ (X 113’ +)から次式(1)
で求めることができる。
X I   X。
一方、画素Pに注目して、新たなx’  y’座標系を
設定し、第6図(b)に示すように、該画素Pを直線り
、lx、lx、la、126.lb、ll、imの8つ
の直線(以下、分割直線と記す)で分割する。ここで、
各直線の方程式は、それぞれ次式(3)〜00)で表さ
れる。
分割直線42 I: x = O−−−−−−(3)f
z:x=1/3  ・−・−(4) 1!s:x=2/3−・−−−−−−(5)i!、a:
x=1   −・・・= (6)f 、: y= O−
−−−−(7) lb  : y = 1 / 3 −・−(8)l q
  : y = 2 / 3 −−−−− (9)fs
  : y = 1    ・−−−−−−Qωまた、
前述の(1)式で求めたベクトル直線L1の方程式が、 y=−(1/3)X+ (7/6)  −(2)である
と仮定すると、このベクトル直線L1と画素Pを分割す
る分割直線f、、 j2.、13. ff、、 1゜1
、.1.、laとの交点の座標はそれぞれ次表の通りで
ある。
表 ここで、x’  y’座標系における画素PのX及びy
oの範囲は、0≦X°≦1.0≦y ≦1であり、従っ
て、この画素Pの範囲内で交点が存在するのは、分割直
線Ez、la、I2mの3つの分割直線となる。逆に、
この画素Pの範囲内で上記3つの分割直線z、、p、、
I!、、のみと交点を有するベクトル直線の方程式は、
第6図(C)に示すようにその交点をA及びBとすると
、 交点Aの座標は(1/3< x ’≦2/3.  y’
=1)、交点Bの座標は(x’=1.2/3<y’<1
)の範囲を必ず通過するこになる。このため、該3つの
分割直線f 、、 f 、、 f、のみと交点を有する
ベクトル直線によって分割される画素Pの面積率は何れ
も近い値を示し、換言すれば、所定の分割直線群と交点
を有するベクトル直線群を1つの集合とした場合、該集
合のベクトル直線群によって分割される画素Pの面積率
は所定の範囲の似かよった面積率を示す、従って、ベク
トル直線と分割直線zl、 it、 ls、 1m、 
is、 Ilb、 zff、 !、との交点情報によっ
て分類した集合の個々の面積率は、1つの面積率に近似
することができる。
そこで、このアンチエイリアシング処理方法では、交点
情報と、更に、左右何れのエツジかを示すエツジ情報と
に基づいて、ベクトル直線の集合を作成し、予め、該集
合毎に近似面積率を求めて、例えば、第6図(d)に示
すような、交点情報。
エツジ情報、及び、近似面積率からなるLUT(Loo
k Up Table)を作成する。その後、アンチエ
イリアシング処理を実施する際に、サブピクセル分割を
行ってエツジ部画素の面積率を演算するのに換えて、交
点情報とエツジ部情報に基づいて、LtJTから該当す
る近似面積率を入力してエツジ部画素の出力調整を行う
ようにしたものである。
第6図(d)に示したLUTにおいて、エツジ情報フラ
グは、左エツジフラグ=1で右エツジフラグ−〇のとき
、左エツジを示し、左エツジフラグ−0で右エツジフラ
グ=1のとき、右エツジを示す。
また、左エツジフラグ=右エツジフラグ−1のときは、
同図(e)に示すような頂点を表し、分割直線フラグ=
1のとき、それぞれの分割直線z l+ ff 、。
・・・・・・!8とベクトル直線とが交差している(即
ち、交点がある)ことを示している。LUTのデータD
1の条件で考えられる直線を示したのが同図(e)であ
り、データD、は同時に同図(e)に示す斜線部分の近
似面積率を情報として備えている。同様にLUTのデー
タD2の条件で考えられる直線を示したのが同図げ)で
あり、データD2は同図げ)に示す斜線部分の近似面積
率を情報として備えている。従って、例えば、同図(e
)のベクトル直線の面積率を求める場合、該ベクトル直
線と分割直線ti、、L、・・・・・・!8との交点を
求め、次にPDLの仕様によって求められるエツジ情報
を用いてエツジが左エツジか、右エツジかを判定し、こ
れら交点情報とエツジ情報に基づいて、LUTから該当
する近似面積率を得る。
■PDLコントローラの構成及び動作 第7図(a)は、PDLコントローラ200の構成を示
し、ホストコンピュータ100から送られてきたPDL
言語を受信する受信装置201と、受信装置201で受
信したPDL言語の格納制御及びアンチエイリアシング
処理の実行を行うCPU202と、内部システム制御部
203と、内部システムパス203を介して受信装置2
01から転送させるPDL言語を格納するRAM204
と、アンチエイリアシングプログラム等を格納したRO
M205と、アンチエイリアシング処理を施した多値の
R,G、Bイメージデータを格納するページメモリ20
6と、ページメモリ206に格納したR、G、Bイメー
ジデータを画像処理装置400に転送する送信装置20
7と、システム制御部600との送受信を行うI10装
置208とから構成される。
ここで、CPU202は、受信装置201で受信したP
DL言語をROM205に格納されたプログラムに従っ
て、内部システムパス203を通して、RAM204に
格納する。その後、1ペ一ジ分のPDL言語を受信し、
RAM204へ格納すると、後述するフローチャートに
基づいて、RAM204内の図形要素にアンチエイリア
シング処理方法を施し、多値のR,G、Bイメージデー
タをページメモリ206のプレーンメモリ部206aに
格納する。第7図℃)に示すようにページメモリ206
は、R,G、Bのプレーンメモリ部206aと、特徴情
報格納メモリ部206bとからなる。
ページメモリ206内のデータは、その後、送信装置2
07を介して画像処理装置400へ送られる。
以下、第8図(a)、(b)を参照して本実施例におけ
るPDLコントローラ200の動作を説明する。
第8図(a)は、CPU202が行う処理のフローチャ
ートを示す。
PDLコントローラ200は、前述したようにホストコ
ンピュータ100からページ単位で送られたきたPDL
言語をアンチエイリアシング処理を施しながら、赤(R
)、緑(G)、青(B)の3色のイメージ画像に展開す
る。
PDL言語では、グラフィックスも文字も全てベクトル
データで記述されており、また、ページ記述言語という
呼び名が示す通り、画像情報の処理単位はページ単位で
扱うものである。更に、1ページは、1つ或いは複数の
要素(図形要素及び文字要素)から構成されるパスを単
位として、少なくとも1個以上のパスで構成される。
先ず、PDL言語を入力すると、その要素が曲線ベクト
ルか否か判定し、曲線ベクトルの場合はこれを直線ベク
トルに近位して、直線要素(ライン)として作業エリア
に登録する。これを1つのパス内の全ての図形及び文字
要素について行い、作業エリアへ全ベクトル(全パス内
容を認識しないと、該当ラインの印字画素数を計算する
ことができないため、パス単位での作業エリアに対する
直線要素の登録は実施しない)における直線要素の登録
を実施する(処理1)。
そして、このパス単位に登録した作業エリアの直線要素
を直線の開始X座標によりソーティングする (処理2
)。
次に、処理3により、X座標を1つずつ更新しながら、
走査線による塗りつぶし処理を行う。例えば、第8図0
))に示すパスの塗りつぶし処理を実施する場合、処理
する走査線ycの横切る辺の要素と、その走査線ycを
横切ったX座標の実数値(第8図ら)に示すX+ Xz
 X3 X4)とをAET(Active Edge 
Table :走査線上に現れるエツジ部のX座標を記
録するテーブル)に登録する。ここで、作業エリアに登
録されている要素の順番は、処理1で登録した順番にな
っているため、必ずしも走査線ycを横切るX座標が小
さい順に登録されているとは限らない。例えば、処理1
において、第8図(b)の走査線ycとX3とを通過す
る直線要素が最初に処理された場合には、走査線yc上
に現れるエツジ部のX座標としてX3がAETに最初に
登録される。そこで、AETの登録後、AET内の各辺
の要素をX座標の小さい順にソーティングする。そして
、AETの最初の要素から2つをペアにして、塗り潰さ
れる印字画素数NをN=Σ(x、+t  Xi +1) (但し、0≦i≦1ラインの画素数n、整数)のように
計算し、該印字画素数Nに基づいて上記0式(■本発明
の要約参照)における電圧変動率ksを計算しておく 
(上記0式の共通電極が持つ微小抵抗r及びエレメント
抵抗Rχは任意定数であり、従来のエレメント数補正方
式から求めることができる) 次に、スキャンラインによる塗り潰し処理が、アンチエ
イリアシング処理を実行しながら、その間を塗りつぶす
(走査線による塗りつぶし処理)。
アンチエイリアシング処理はこの塗りつぶし処理におい
て、エツジ部のピクセルの濃度及び輝度を近似面積率に
応じて調整することで実現する。その後、処理済みの辺
をAETから除去し、走査線を更新(X座標を更新)し
、AET内の辺を全て処理するまで、換言すれば、最後
の走査線まで同様の処理を繰り返す。
次に、前述した処理3のスキャンラインによる塗りつぶ
し処理中に実行されるアンチエイリアシング処理につい
て、第8図(C)のフローチャートを参照して詳細に説
明する。
ここで、例えば、第8図(a)の処理1で、第9図(a
)に示すような五角形ABCDEが入力されたとすると
、この図形は、以下の要素を持つ。
(イ)AB、BC,CD、DE、EAの5本の線ベクト
ル(実数表現) (ロ)図形内部の色及び輝度値 この図形は前述の動作により、第9図(b)に示すよう
に、主走査方向に延びた7本の直線ベクトル(実数表現
)に分割される。この時、本実施例では、以下に示す情
報を7本の直線ベクトルの始点及び終点に付加する。即
ち、 (ハ)直線ベクトルの始点及び終点を構成するベクトル
要素(上記の(イ))の始点座標値(実数表現) (ニ)直線ベクトルの始点及び終点を構成するベクトル
要素の傾き情報 (ネ)直線ベクトルの始点及び終点の特徴情報(右エツ
ジ、左エツジ、図形の頂点、1ドツト以下の線、直線の
交差部等) 第8図(C)のフローチャートにおいて、サブピクセル
塗り潰し処理(S401)は、上記(ハ)及び(ニ)の
情報に基づき、サブピクセル毎の塗り潰し処理を実行す
る。1画素を3×3に分割したときの走査線ymにおけ
る処理結果を第9図し)に示す。
ステップ5401のサブピクセル塗り潰し処理は、その
辺を横切る全てのベクトルに対して同様な処理を繰り返
す(S402)。
輝度決定処理(5403)は、その走査線の最初の画素
から順番に、上記したアンチエイリアシング手法のフィ
ルターをかけ、各画素の寄与率に≦1を計算する。
ここで、アンチエイリアシング処理として、例えば、均
一平均化法のフィルター(第9図(d))を第9図(C
)に示す各画素に掛けたときの結果を第9図(e)に示
す。
因に、アンチエイリアシング処理を実行せずに1ライン
毎の塗り潰し処理を実行すると、Xn、Xn+1の画素
の寄与率が共に1となり、その結果エイリアス(ギザギ
ザ)が発生する。
エレメント数補正処理(S404)は寄与率にと電圧変
動率ksにより、図形の各色毎の輝度値kr(赤)、k
g (緑)、kb (青)を計算する。
その計算式を以下に示す。
kr=(上記(ロ)で与えられる図形の赤の輝度値)X
 (k+k s ) kg=(上記(ロ)で与えられる図形の緑の輝度値)X
 (k十ks) kb=(上記(ロ)で与えられる図形の青の輝度値)×
(k+kS) これにより、エレメント数補正された輝度値が算出され
る。
ページメモリ描画処理(S405)は、上記kr、kg
、kbの輝度値をページメモリ206の各プレーンメモ
リ部206aに、また、各画素の特徴情報をページメモ
リ206の特徴情報格納メモリ部206bに格納する。
CPU202は、以上の処理を走査線(y座標)の最後
の画素まで繰り返す(s406)。また、上記(=)の
直線ベクトルの始点及び終点を構成するベクトル要素の
傾き情報により、(ハ)の直線ベクトルの始点及び終点
を構成するベクトル要素の始点座標値の内容も更新して
いく。
ここで、第9図(a)に示す赤(最高輝度=255)の
図形を、背景が白(最高輝度:255)の上に描画した
とすると、第9図(a)の図形の寄与率には第10図に
示すようになるので、ページメモリ206内のプレーン
メモリ部206aには第11図(a)、(b)、(c)
に示すR,G、Bイメージデータが格納される。
ここで、比較のためにアンチェイアシング処理を施して
いない場合のR,G、Bイメージデータを第12図(a
)、(b)、(C)に示す。
0画像処理装置の構成 第13図を参照して画像処理装置400の構成を説明す
る。
画像処理装置400は、画像読取り装置300内のCC
D7r、7g、及び、7bT:読み取った3色の画像信
号を記録に必要なブラック(BK)、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、及び、シアン(C)の各記録信号に変
換する。また、前述したPDLコントローラ200から
与えられるR、G、Bイメージデータを同様にブランク
(BK)、イxo−(y)、マゼンタ(M)、及び、シ
アン(C)の各記録信号に変換する。ここで、画像読取
り装置300から画像信号を入力するモードを複写機モ
ード、PDLコントローラ200からRlG、Bイメー
ジデータを入力するモードをグラフィックスモードと呼
ぶ。
画像処理装置400は、CCD7 r、7g、及び、7
bの出力信号を8ビツトにA/D変換した色階調データ
を入力し、該色階調データの光学的な照度むらや、CC
D7 r、7g、7bの内部端子素子の感度ばらつき等
に対する補正を実行するシェーディング補正回路401
と、シェーディング補正回路401の出力する色階調デ
ータ、或いは、PDLコントローラ200の出力する色
階調データ(R,G、Bイメージデータ)の一方を前述
したモードに従って選択的に出力するマルチプレクサ4
02と、マルチプレクサ402の出力する8ビツトデー
タ(色階調データ)を入力し、感光体の特性に合わせて
階調性を変更して出力するT補正回路403と、T補正
回路403から出力される赤(R)、緑(G)、青(B
)の階調を示す8ビツトの階調データをそれぞれの補色
であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)
の階調データ(8ピント)に変換する補色生成回路40
5と、補色生成回路405から出力されるY、M、Cの
各階調データに所定のマスキング処理を行うマスキング
処理回路406と、マスキング処理回路406からのY
、M、Cデータを入力して多値カラー・サーマル・プリ
ンタ500におけるサーマル・ヘッド504を駆動する
サーマル・ヘッド駆動部2701と、画像処理装置40
0の各回路の同期をとるための同期制御回路409とか
ら構成される。
尚、詳細は省略するが、T補正回路403はコンソール
700の操作ボタンより任意に階調性を変更できる構成
である。
次に、マスキング処理回路406の処理について説明す
る。
マスキング処理回路406のマスキング処理の演算式と
しては一般的に、 Y、、M、、C,:マスキング処理部データY O+ 
M o、 Co  :マスキング処理後データ本実施例
では、このマスキング処理を同時に行う新しい係数(a
l+”等)を予め計算して求め、更に、該新しい係数を
用いて、マスキング処理回路406の予定された入力値
Yi、Mi、Ci  (各8ビツト)に対応する出力値
を求め、予め所定のメモリに記憶している。従って、本
実施例では、マスキング処理回路406は1組のROM
で構成されており、マスキング処理、回路406の入力
Y8M、Cで特定されるアドレスのデータがサーマル・
ヘッド駆動部2701の入力として与えられる。
尚、−船釣に言って、マスキング処理回路406は記録
像形成用トナーの分光反射波長の特性に合わせてY、M
、C信号を補正するものである。
以上の構成において、r補正回路403が第14図に示
すT補正用変換グラフに基づいて処理を実行し、補色生
成回路405が第15図(a)、(b)、(C)に示す
補色生成用変換グラフに基づいて処理を実行し、その後
、マスキング処理回路406が、 に基づいて処理を実行したとすると、第11図(a)、
(b)、(C) ニ示したR、G、Bイメージデータは
、T補正回路403、補色生成回路405及びマスキン
グ処理回路406を経て、第16図(a)、(b)、(
C)のように変換される。
尚、比較のために、アンチエイリアシング処理を行って
いないデータ(第12図(a)、(b)、(C)のデー
タ)を画像処理装置400によって処理すると、第17
図(a)、(b)、(C)に示すように変換される。
■多値カラー・サーマル・プリンタの構成及び動作 先ず、第18図に示す制御プコック図を参照して、多値
カラー・サーマル・プリンタ500の概略構成を説明す
る。
多値カラー・サーマル・プリンタ500は制御系の中核
をなすシステムコントローラ5o1と、該システムコン
トローラ501の管理のもとにモータ、ソレノイド等の
駆動を制御する機構部502と、入力データをサーマル
・ヘッド駆動用のデータに変換するデータ処理部503
とから構成されている。
また、エレメント(発熱抵抗素子)を有し、熱転写処理
を実行するサーマル・ヘッド504と、インクシート5
05及び記録紙506を上記サーマル・ヘッド504に
圧接するプラテン507と、前記インクシート505を
サーマル・ヘッド504の圧接部に供給する供給部材5
08と、該供給部材508から供給され、記録紙506
に対して熱転写処理が終了したインクシート505を巻
取り回収する巻取部材509とを備えている。
また、この多値カラー・サーマル・プリンタ500は、
一般に第19図に示すように、異なる色の複数のインク
領域を規則的に配置させたインクシート505を用い、
所定色の画像や文字を記録紙506に記録している。
この記録紙506は、供給部材508と巻取部材509
により搬送されるインクシート505に密着させた状態
で、転写方向(矢印a方向)にプラテン507で搬送さ
れる。
前記インクシート505は、プラテン507に圧接され
るサーマル・ヘッド504のエレメントRで所定のイン
ク領域のインクを記録紙506に転写するように構成さ
れている。
インクシート505は、第1回目の転写処理中に剥離部
材510によって記録紙506がら剥がされ、第1のイ
ンク領域が巻取部材509に巻き取られるようになって
いる。
これによって、転写開始位置には、第2回目の転写処理
に使用する第2のインク領域が配置されるようになって
いる。
第1回目の転写処理の後に、第20図に示すように、ま
ず、エレメントRはプラテン507との圧接を解除する
ため、サーマル・ヘッド504を下方(矢印す方向)に
移動させる。
そして、巻取部材509を停止させた状態でプラテン5
07及び搬送ローラ511で記録紙506を戻し方向(
矢印C方向)に搬送し、記録紙506を転写開始位置に
配置する。
このように、第2回目の転写開始位置には、第2のイン
ク領域と、第1回目の転写処理が終了した記録紙506
が重ね合わされるようになっている。
そして、この後に第2回目の転写処理が実行される。
即ち、この種の搬送機構において、転写方向の搬送はプ
ラテン507及び巻取部材509を用い、戻し方向の搬
送はプラテン507及び搬送ローラ511を用いて記録
紙506だけを搬送する。
また、512はインクシート505のガイド用ローラ、
513は記録紙506のガイド板である。
このように、記録紙506を往復走査させて多重記録す
る場合、各色の色ずれを無くすために記録紙506の先
端位置が往復する毎に一致させる必要がある。
この位置合わせを正確に実行する手段として、第21図
に示すように記録紙506の先端をドラム514に押さ
え具515によって固定した状態でドラム514に巻回
し、記録紙506の先端が常に同一位置になるように回
転制御するものがある。
■サーマル・ヘッドの回路構成 次に、上記で説明した多値カラー・サーマル・プリンタ
500におけるサーマル・ヘラ15040回路構成を第
22図及び第23図を用いて説明する。
尚、昇華型サーマル・プリンタ(昇華型のほか溶融型サ
ーマル・プリンタがある。昇華型はドツト径とドツト濃
度が同時に変化するのに対し、溶融型はドツト径のみ変
化する)を例にとって説明する。
サーマル・ヘッド504が1ライン分のドツト数に相当
する複数個のエレメント(発熱抵抗体)からなる記録素
子R1〜Rzsboを有し、このエレメントR1〜R2
,6゜は、主走査方向へ一列に配列されていて画像記録
を記録紙の副走査方向への移動にともなって1ライン分
づつ実行する。Dフリップフロ・ンブFF、〜FFzs
b。からなるシフトレジスタは画像データDIをクロツ
クCKにより1ライン分づつ取込み、ラッチ回路L H
I〜LHzsb。は、そのシフトレジスタからの1ライ
ン分の画像データをラッチ信号LDによりラッチする。
エレメントR1〜R2560は奇数番目のものと偶数番
目のものとの2つのグループに分けられ、第1のストロ
ーブパルスSBIにより奇数番目のゲートC,、C,、
・・・、G 、66.がONして奇数番目のラッチ回路
LH+ 、LH3、・・LH2SS9からの画像データ
が奇数番目のゲートCz、Gs、・・・、G 2551
1を介して奇数番目のトランジスタTry、Tr=、・
・・Tr2,59のベースに加えられる。
次に第2のストローブパルスSB2により偶数番目のゲ
ートG2、G4、・・・、G25.。がONして偶数番
目のラッチ回路LH,、LH,、・・・、L)Tzs6
゜からの画像データが偶数番目のゲー)C,、G、、・
・・、G !S&。を介して偶数番目のトランジスタT
 r t 、T r a、T r 2s、。のベースに
加えられる。
エレメントR8〜R2,6゜は各々トランジスタT r
 、〜T r zsbo及びT r ++〜T r +
tsboがゲートG1〜G 、、、、からの画像データ
に応じてONすることにより直流電源から一定の電圧が
印加されて発熱し、インクシート505を加熱して記録
紙506にその移動に伴って画像記録処理を1ライ5ン
分づつ実行する。
尚、上記DフリップフロップFF、〜FFzsb。、ラ
ッチ回路LH,〜LHzs6o、ゲートC1〜G 、、
、。、トランジスタT r + 〜T r z5bo、
T r I+〜Tr+□、6゜からなるドライバは第2
3図に示すように40個のドライバチップDR,〜DR
,。からなり、これらのドライバチップDR,〜DR,
は各々64ビツト構成となっている。
サーマル・ヘッド504の各エレメントは第24図に示
す形状に構成(2401は絶縁体、2402は抵抗)さ
れ、その断面は、第25図に示すように構成(2501
は保護層、2502は電極、2503は電気抵抗層、2
504はガラス層)されている。また、サーマル・ヘッ
ド504の各エレンメントは第26図に示すような真円
度の高い発熱分布特性を持つ。
■データ処理部(サーマル・ヘッド駆動部、ストローブ
回路)の構成及び動作 第27図は、入力データをサーマル・ヘッド用のデータ
に変換するデータ処理部503の構造を示すブロック図
であり、サーマル・ヘッド駆動部2701とストローブ
回路2702から構成されている。
第28図はサーマル・ヘッド駆動装置の概略説明図であ
り、記録すべきドツトの濃度をパルス数にて示すパルス
数データからなる多階調のイメージデータがT補正回路
403に入力される。このT補正回路403は入力され
るイメージデータのパルス数と画像濃度との関係を示す
濃度特性が非線形であることから、入力されるイメージ
データを画像濃度が線形になるように補正してサーマル
・ヘッド駆動部2701へ出力する。
サーマル・ヘッド駆動部2701はT補正回路403か
らのパルス数データによりサーマル・ヘッド504から
なるラインヘッドを駆動して、このサーマル・ヘッド5
04が記録紙506に1ライン分づつ画像記録を実行す
る。
第29図はサーマル・ヘッド駆動部2701におけるラ
インバッファ2901、データ変換部2906及び比較
データ発生カウンタ2905を示す。
ラインバッファ2901はラインメモリ2902及びカ
ウンタ2903.2904が用いられ、ラインメモリ2
902は4にハイドづつ2領域2902A、2902B
に分けられてライン周期信号により切り換えられる。カ
ウンタ2903.2904は書き込み用カウンタ290
3と、読み出し用カウンタ2904であって初期値を2
559とし、各々メモリ2902の多階調の画像データ
の書き込み、読み出し等にカウントダウンしていく。カ
ウンタ2903.2904が0以降になると、メモリ2
902に画像データが書き込まれない。カウンタ290
3.2904の出力値はRead/Write信号によ
り切り換わり、カウンタ2903.2904の出力値が
交互に出力されている。
第30図に示すようにメモリ2902への多階調の画像
データの書き込みは2559.2558.0というよう
に画像データがメモリ 2902の1つづつ下のメモリアドレスに書き込まれて
いき、画像データの読み出しは2559.2495、・
・・ 63.2558.2494、・・・、62、・・
・ 0というようにメモリ2902の64個おきのメモ
リアドレスから画像データが読み出される。これはサー
マル・ヘッド504のドライバDR,〜DR,,が64
ピント構成になっているためである。
データ処理部503は第1段のランチ回路L11〜L1
40、第2段のラッチ回路L21〜L240、マグニチ
ュード・コンパレータからなるP NM (Pulse
 Nu+nber Module)回路PNM1〜PN
M40、ヘッドメモリM1〜M5が用いられ、i、第1
段のラッチ回路Lll〜L140がまず、ラインメモリ
2902のアドレス2559.2495、・・・ 63
から順次読み出された40個の画像データがラッチされ
る。この40個の画像データのラッチが終わると、第1
段のラッチ回路Lll〜L140の内容が同時に第2段
のラッチ回路L21〜L240にラッチされる。
ii、第2段のラッチ回路L21〜L240のデータは
次段のPNM回路PNMI〜PNM40で比較データ発
生カウンタ2905からの比較データ“0゛と比較され
て比較データよりも大きければ1゛、比較データ以下な
らば“0°”に2値化され、次段のヘッドメモリM1〜
M5に書き込まれる。
ji1次に第2段のラッチ回路L21〜L240のデー
タが次段のPNM回路PNMI〜PNM40で比較デー
タ発生カウンタ2905からの比較データ“1″と比較
されて比較データより大きければ“1”、比較データ以
下ならば°“0′”に2(I!!化され、次段のヘッド
メモリM1〜M5に書き込まれる。
171次に第2段のランチ回路L21〜L240のデー
タが次段のPNM回路PNMI〜PNM40で比較デー
タ発生カウンタ2905からの比較データ“2“と比較
されて比較データより大きければ“1”、比較データ以
下ならば′0”に2値化され、次段のヘッドメモリM1
〜M5に書き込まれる。
比較データ発生カウンタ2905からの比較データはP
NM回路PNMI〜40に与えられ、この比較データは
1′°、“2““3°°  “4”′“5″、′6″“
′7”′  ・・・というように順次増加するスレッシ
ュレベルである。
以下、同様に第2段のラッチ回路L21〜L240のの
データが次段のPNM回路PNMI〜PNM40で比較
データ発生カウンタ2905からの各比較デーラダ“3
゛“4°゛゛5°゛・・・  “255 ”と次々に比
較されて2値化され、その各24直データがヘッドメモ
リM1〜M5に書き込まれる。このような動作により第
2段のラッチ回路L21〜L240のデータは256階
調のデータに変換されてヘッドメモリM1〜M5に書き
込まれることになる。
ヘッドメモリM1〜M5のアドレスは上位6ビツトがド
ツトナンバーを示し、下位8ビツトがレベルナンバ−(
階調レベルのナンバー)ヲ示ス。
上記1−ivでは、ヘッドメモリM1〜M5のアドレス
はドツトナンバーが0°゛でレベルナンバーが比較デー
タ発生カウンタ2905の比較データ(階調レベル)に
応して°“0パ〜“’255”になる。
上記i〜ivの動作中に、次の40個の画像データがラ
インメモリ12のアドレス2558.2494、・・・
 62から読み出されて第1段のラッチ回路Lll〜L
140にラッチされ、待機している。
上記1−ivの動作が終了すると、第1段のラッチ回路
Lll〜L140の内容が同時に第2段のラッチ回路L
21〜L240にラッチされてドツトナンバーが“1′
”とされ、上記ii −ivの動作が実行されることに
より、第2段のラッチ回路L21〜L240のデータが
256階8周のデータに変換されてヘッドメモリM1〜
M5に書き込まれる。
以下、同様にラインメモリ3102から画像データが4
0個づつ読み出されて256階調のデータに変換され、
ヘッドメモリM1〜M5に書き込まれる。この場合、ド
ツトナンバーが40個づつの画像データの読み出しに応
じてII 21+から′“63“まで切り換えられる。
次に、ヘッドメモリM1〜M5からヘッドラッチ信号L
Dに同期してレベルナンバー“0”ドツトナンバー°“
0°゛〜“°63゛でデータが読み出されてサーマル・
ヘッド504へ画像データDIとして送られ、次にレベ
ルナンバー“1°゛  ドツトナンバー“0パ〜“”6
3”でデータが読み出されてサーマル・ヘッド504へ
画像データDIとして送られ、以下同様に各レベルナン
バー“′2“〜“′255”でドツトナンバーII O
11〜°“63°゛とじてデータが読み出されてサーマ
ル・ヘッド504へ画像データDIとして送られる。第
31図は上記動作のタイミングを示す。
ヘッドメモリM1〜M5は各々ラインメモリ2902と
同様に64X256バイトの2領域に分けられており、
この2領域がライン同期信号より切り換えられる。
次にストローブ回路2702が実行する処理に関して説
明する。
第32図は、パルス幅タイマを示す。
ライン同期パルス発生器3201はライン同期信号を発
生し、レベル同期パルス発生器3202がサーマル・ヘ
ッド504におけるエレメントR1〜Rzsboの各ブ
ロックにパルスを印加する時間tを周期とするレベル同
期パルスを発生する。
ヘントストロープ信号発生器3203は各階調レベル°
′1パ〜“°255″“のパルス印加イネーブル信号を
発生し、ライン同期パルス発生器3201からのライン
同期信号によりレベル同期パルス発生器3202及びヘ
ントストロープ信号発生器3203がリセットされる。
レベル同期パルス発生器3202の出力信号は2分周回
路3204で2分周されてバッファ3205を介してO
R回路3206でヘッドストローブ信号発生器3203
の出力信号とのORがとられ、また2分周回路3204
の出力信号がインバータ3207で反転されてOR回路
3208でヘッドストローブ信号発生器3203の出力
信号とのORがとられる。
このOR回路3206.3208の出力信号は第1グル
ープのエレメントR,,R3、・・・RtssQを選択
するストローブパルスSBI、第2グループのエレメン
トR2、R4、 Rzl、。を選択するストローブパルスSB2としてサ
ーマル・ヘッド504へ送られる。NAND回路320
9はレベル同期パルス発生器3202の出力信号と2分
周回路3204の出力信号とのNANDをとり、このN
AND回路3209の出力信号がヘッドラッチ信号LD
としてサーマル・ヘッド504へ送られる(第31図参
照)。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明の図形出力装置によれば、出
力画像のエツジ部のギザギザ(エイリアス)を滑らかに
表現するアンチエイリアシング処理手段と、複数個の発
熱抵抗体を1列に配列してなる感熱ヘッドの駆動により
画像データを印刷する画像出力手段と、該画像出力手段
による1ライン分の印字画素数を検出する検出手段と、
該検出手段により検出された印字画素数に基づいて前記
感熱へ・ノドの電圧変動率を算出する算出手段とを備え
た図形出力装置において、前記アンチエイリアシング処
理中に、計算される各画素の寄与率に対し前記感熱ヘッ
ドの電圧変動率を加算してエレメント数補正を実行する
ため、サーマル・プリンタにおいて駆動エレメント数の
違いにより発生する濃度ムラを改善すると共にサーマル
・プリンタ内部のハード構成の簡易化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明による図形出力装置の構成を示す
ブロック図、第1図(b)はサーマル・ヘッドの等価回
路を示す説明図、第1図(C)、(d)はアンチエイリ
アシング処理による出力結果を示す説明図、第2図(a
)、(b)は均一平均化法によるアンチエイリアシング
処理を示す説明図、第3図(a)、(b)は重み付は平
均化法によるアンチエイリアシング処理を示す説明図、
第4図(a)、(b)、(C)、(d)は重み付は平均
化法に使用するフィルター例を示す説明図、第5図は3
×3ピクセル参照の畳み込み積分法を示す説明図、第6
図(a)〜(f)はエツジ部画素の近似面積率を得る方
法の原理を示す説明図、第7図(a)は第1図で示した
PDLコントローラの構成を示すブロック図、第7図(
b)はページメモリの構成を示すブロック図、第8図(
a)はPDLコントローラの動作を示すフローチャート
、第8図(b)はパスの塗りつぶし処理を示す説明図、
第8図(C)は本発明のアンチエイリアシング処理を示
すフローチャート、第9図(a)、(b)は図形の直線
ベクトル分割を示す説明図、第9図(C)は3×3の画
素例を示す説明図、第9図(d)は均一平均化法のフィ
ルター例を示す説明図、第9図(e)は第9図(d)に
示したフィルターを第9図(C)に示す各画素に掛けた
ときの結果を示す説明図、第10図はアンチエイリアシ
ング処理実施後の寄与率kを示す説明図、第11図(a
)、(b)、(C)はページメモリのプレーンメモリ部
に格納されるR、G、Bイメージデータを示す説明図、
第12図(a)、(5)、(C)はアンチエイリアシン
グ処理を施していない場合のページメモリのプレーンメ
モリ部に格納されるRSG、Bイメージデータを示す説
明図、第13図は画像処理装置の構成を示す説明図、第
14図はγ補正回路のγ補正用変換グラフを示す説明図
、第15図(a)、(b)、(C)は補色生成回路で使
用する補色生成用変換グラフを示す説明図、第16図(
a)、(b)、(C)は第11図(al、(b)、(C
)に示したR、G、Bイメージデータがマスキング処理
回路から出力された状態を示す説明図、第17図(a)
、(b)、(C)は第12図(a)、(b)、(C)の
データを画像処理装置によって処理した状態を示す説明
図、第18図は多値力5ラー・サーマル・プリンタの構
成を示す制御ブロック図、第19図、第20図及び第2
1図は多値カラー・サーマル・プリンタの動作を示す説
明図、第22図はサーマル・ヘッドの構成を示す回路図
、第23図はドライバの構成を示す説明図、第24図は
サーマル・ヘッドにおける各エレメントの形状を示す説
明図、第25図は第24図に示したエレメントの断面図
、第26図はサーマル・ヘッドの各エレメントにおける
発熱分布特性を示す説明図、第27図はデータ処理部の
構成を示すプロ、7り図、第28図はサーマル・ヘッド
駆動装置の概略構成を示すプロッり図、第29図はライ
ンバッファ、データ処理部及び比較データ発生カウンタ
の構成を示すブロック図、第30図はメモリへの多階調
画像データ書き込みの動作を示すタイミングチャート、
第31図は第29図に示したブロック図における各部の
動作を示すタイミングチャート、第32図は本発明にお
けるパルス幅タイマを示す回路図、第33図〜第39図
は従来のエレント数補正処理を示す説明図である。 符号の説明 ホストコンピュータ PDLコントローラ ・ページメモリ a −ブレーンメモリ部 b −特徴情報格納メモリ部 画像読取り装置 400−画像処理装置多値カラー・サ
ーマル・プリンタ システムコントローラ データ処理部 504−サーマル・ヘッドインクシート
 506−記録紙 システム制御部 サーマル・ヘッド駆動部 ストローブ回路 比較データ発生カウンタ ・ヘッドストローブ信号発生器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 出力画像のエッジ部のギザギザ(エイリアス)を滑らか
    に表現するアンチエイリアシング処理手段と、 複数個の発熱抵抗体を1列に配列してなる感熱ヘッドの
    駆動により画像データを印刷する画像出力手段と、 前記画像出力手段による1ライン分の印字画素数を検出
    する検出手段と、 前記検出手段により検出された印字画素数に基づいて前
    記感熱ヘッドの電圧変動率を算出する算出手段とを備え
    た図形出力装置において、 前記アンチエイリアシング処理中に、計算される各画素
    の寄与率に対し前記感熱ヘッドの電圧変動率を加算して
    エレメント数補正を実行することを特徴とする図形出力
    装置。
JP23608990A 1990-09-06 1990-09-06 図形出力装置 Pending JPH04115959A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307829A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307829A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置

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