JPH04158617A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH04158617A
JPH04158617A JP2285126A JP28512690A JPH04158617A JP H04158617 A JPH04158617 A JP H04158617A JP 2285126 A JP2285126 A JP 2285126A JP 28512690 A JP28512690 A JP 28512690A JP H04158617 A JPH04158617 A JP H04158617A
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delay line
input
saw
stage
convolver
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JP2285126A
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Teruo Niitsuma
新妻 照夫
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Clarion Co Ltd
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    • G06G7/19Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for forming integrals of products, e.g. Fourier integrals, Laplace integrals, correlation integrals; for analysis or synthesis of functions using orthogonal functions
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、スペクトラム拡散(SS)通信方式等で有用
な弾性表面波装置の改良に関するものである。
[発明の概要〕 本発明は、複数の5AW(弾性表面波)遅延線と、複数
のSAWコンボルバ素子を組み合わせ、SAWコンボル
バ素子への入力信号として、組み合わせたSAW遅延線
によって所定の遅延を受けた信号を用い、得られた複数
のSAWコンボルバ素子からの出力信号を加算して取り
出すことにより、見掛は上、単一のSAWコンボルバ素
子の信号処理時間の整数倍の処理時間が得られるまうに
したものである。
[従来の技術] 近年、スペクトラム拡散通信方式におけるキーデバイス
あるいはフーリエ変換等実時間信号処理デバイスとして
注目されている弾性表面波コンボルバ素子は、その構造
や動作原理の違いにより、エラスティック型、エアギャ
ップ型、モノリシック型に大別される。これらは、いず
れも基本構造としては、第1図に示すように、電気信号
をSAWに変換する一対のくし形電極1と出力電極2の
下部で互いに逆向きに伝播する2つのSAW間の掛算お
よび積分を行なう領域3とから成る。
[発明が解決しようとする課題] 前記領域をSAWが通過する時間(信号処理時間:Tン
と、素子の動作周波数帯域幅Bとの積(BT積)は、プ
ロセスゲインに相当するものであり、一般にBT積が大
きいほど信号処理能力も大きいと判断される。しかし、
Tは素子サイズによって決まってしまうため、材料とな
る圧電単結晶基板あるいは圧電薄膜の作製条件等によっ
て制限され5現状では単一のSAWコンボルバ素子で得
られるTは、〜20μSec程度である。BT積を大き
くするためには、Tを長くする代りにBを広げる方法を
とることも可能であり、実際、SS通信等で高速データ
伝送を行なおうとする場合などでは、この方が有効とも
考えられる。しかし、例えばSAWコンボルバ素子を実
時間フーリエ変換器へ利用しようとする場合などでは、
Tの大きな素子の必要性は大きい。
また、基板寸法等の制限から離れた場合でも、一般に信
号処理時間が長くなるほど素子内部でのSAWの伝播に
よる損失が大きくなるため、同一人力信号レベルに対す
る出力信号レベルは低下する傾向がある。このレベル低
下を補うには、入力あるいは出力に増幅回路を設けるこ
とになるが、素子のプロセスゲイン(BT積)によるS
/N比改善効果を有効に利用するためには、入力信号レ
ベルを高くする方が有利である。しかし、通常。
素子の入出力特性における直線領域の上限は入力くし形
電極近傍でのSAW強度に依存するため、最適な入力信
号レベルは信号処理時間の長短には大きな影響は受けず
、はぼ同レベルとなることから、適正動作状態で比較す
ると、やはり信号処理時間の長い素子では出力信号レベ
ルが低下することは避けられない。
[発明の目的コ 本発明は、上述した問題を解消するためになされたもの
であって、弾性表面波素子における信号処理時間を素子
材料や作製条件に制限されずに伸長させることのできる
弾性表面波装置を提供することを主たる目的としている
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明による第1の発明は、第1の入力端に接続された
第1の遅延線と、第2の入力端に接続された第2の遅延
線と、前記第1の遅延線への入力信号を一方の入力とし
、前記第2の遅延線の出力信号を他方の入力とする第1
のSAWコンボルバと、前記第1の遅延線の出力信号を
一方の入力とし、前記第2の遅延線への入力信号を他方
の入力とする第2のSAWコンボルバと、前記第1、第
2のSAWコンボルバ出力を加算する加算手段とから成
ることを特徴とする。
本発明による第2の発明は、第1の入力端に順次直列接
続されたN−1個の第1遅延線群と、第2の入力端に順
次直列接続されたN−1個の第2遅延線群と、前記第1
遅延線群の初段への入力信号を一方の入力とし、前記第
2遅延線群の最終段出力信号を他方の入力とする初段S
AWコンボルバと、前記第1遅延線群の最終段出力信号
を一方の入力とし、前記第2遅延線群の初段への入力信
号を他方の入力とする最終段SAWコンボルバと、各一
方式力に前記第1遅延線群の各遅延線出力が初段側から
順にそれぞれ供給されるとともに、各他方入力に前記第
2遅延線群の各遅延線入力が最終段側から順にそれぞれ
供給されるN−2個の中間SAWコンボルバと、前記各
SAWコンボルバ出力を合成する釡成手段とから成るこ
とを特徴とする。
本発明による第3の発明は、第1の入力端に順次直列接
続されたN+1個の第1遅延線群と、第2の入力端に順
次直列接続されたN+1個の第2遅延線群と、前記第1
遅延線群の初段からN番目までの遅延線番出力信号を初
段出力信号から順にそれぞれ一方の入力とするとともに
、前記第2遅延線群のN番目から初段までの遅延線番出
力信号をN番目出力信号から順にそれぞれ他方の入力と
するN個のSAWコンボルバと、前記各SAWコンボル
バ出力を合成する合成手段とから成ることを特徴とする
[作用] 前記各発明にあっては、信号処理時間長に制限のあるS
AWコンボルバ素子を複数使用し、それに複数の遅延線
を組み合わせて構成しているので、見掛は上挙−素子の
整数倍の信号処理時間を持つSAWコンボルバが実現さ
れる。
[実施例コ 第2図は、本発明によるSAWコンボルバ装置の一実施
例を示すものである。
まず、実施例の動作原理を述べる。信号処理時間TのS
AWコンボルバ素子に2つの信号f(t)+g(t)を
入力した時に得られる出力C(t)は(1)式で表わさ
れる。
C(t)=γf、f<t−τ)・g(t−T+τ)・d
τ ・・・(1)ここで、γは素子内部でのSAWの伝
播損失や非線形効果の大きさによって決まる素子効率を
示す定数である。
第2図において、DA、、DA、、・・・DAN−1゜
(DAo・・・・・・4)と、DB+ + DBm+ 
”” BN−+ r(DBn・・・・・・5)はすべて
同一特性のSAW遅延線、SC,、SC,、−5cN−
、、(SCn−・・・−・6)はすべて同一特性のSA
Wコンボルバ素子である。また、SAW遅延線DAn、
DBnの遅延時間とSAWコンボルバ素子SCnの信号
処理時間はすべて等しく、rdである。
ここで、SAW遅延線DA、、DBnから次段への出力
信号を分岐した信号をSn、Rnとしたとき、SAWコ
ンボルバ素子SCoへの入力信号はS、。
およびRN−nの関係となるよう、すべての素子が組み
合わされており、かつ、すべてのSAWコンボルバ素子
からの出力信号C1を加算して出力する手段7が設けら
れている。
第2図のI Ns、 I NHにおける入力信号をS 
(t)。
R(t)としたとき、各遅延線間の信号の入出力および
分岐に伴う損失を無視し、伝播に伴う損失および遅延の
みに注目すれば、SAWコンボルバSCnへの入力信号
S。−1およびRN−nは、それぞれ次のように表わさ
れる。
S、−、=α”−’・5(t−(n−1)rd)−(2
)RN−n”αN−” R(し−(N−n)rd)  
・ (3)ここで、αは1遅延線当りの減衰率を示す。
したがって、 (1)式により、5Crlからの出力C
,n(t)を表現すると、 C11i)□yn J−′Ia’−’−5(t−(n−
1)rd−r)・α−’R(c−(N−n) rd−r
d+fl−drとなり、更に積分範囲をシフトすれば、
Cn(C)”Yn”n−’  J’(ニーd  5(t
−r)R(t−N−rd+r)・dr (4)が得られ
る。二こで、γ。は構成するすべてのSAWコンボルバ
で同等であるため、γ。=γとすると、SC1〜SCN
の出力をすべて加算部7において加え合わせた出力Co
ut(t)は次式で表わされる。
1m1i+1 1’l(+、−Nτd十τ)・dτ 事γα=’ foS(t−τ)−R(t−Nτd+τ)
−dr・・・(5) この(5)式は(1)式と比較してわかるように、信号
処理領域の遅延時間がλ倍のrdである5AWDンボル
バに5(t)、 R(t)を入力した時の出力に比例し
た量を示しており、本発明の構成によれば、単独ではr
dの処理時間しかもたないSA Wコンボルバを複数組
み合わせることにより、見掛は上その整数倍の処理時間
をもつ複合SAWコンボルバを得ることができることを
示している。
ただし、以上の説明では、遅延線間の信号の受渡し、お
よびSAWコンボルバへの信号の分岐に伴う損失を無視
していたため、(4)式の積分項に掛かる比例定数はす
べてのSAWコンボルバで等しかったが、実際にはn=
1およびNに相当する入力信号は他のn=2.・・・N
−1に相当する信号と分岐の条件が異なるため、この信
号の受渡しに伴う損失を考慮した場合、SA、Wコンボ
ルバの出力を単純に加算すると、トータル出力でのスプ
リアス抑圧比が劣化する可能性がある。この点を第3図
に示すN=4とした構成の場合で説明する。
第3図において、δ、は入力端子INS、INRから初
段遅延線への入力信号を分岐することによる損失とSA
Wニンボルバへ入力する際の不整合損失の和、δ、は同
様の分岐による損失と遅延線・\入力する際の不整合損
失の和、δ6は前段遅延線からの出力を分岐することに
よる損失とSAWコンボルバへ入力する際の不整合損失
の和、δ。
は同様の分岐による損失と次段遅延線へ入力する際の不
整合損失との和、δ、は最終段遅延線からSAWコンボ
ルバへの不整合損失を示す。この場合SAWコンボルバ
からの出力01〜.はそれぞれ次のように表わされる。
C,−γ・δ、・δ1・5m・δ、・α−f”oTdS
(t−r)。
R(t−4τd+τ)・dr C,llγ・δ、°・δ、“・δ、・α、 j−,2;
 dS(を−τ)・R(t−4τd+τ)・dr C1・γ・δ1゛・δ、″・δ、α# f2:r、’s
<を−τ)・R(t−4τd+τ)・dr C4・γ・δ、・δ1・δ、゛・δ、α“厘;dS(t
−τ)・R(t−4τd+τ)・dr このように、一般のnについて、SAWコンボルバの出
力Cnを表わす式の積分項に掛かる定数n=1またはN
の場合 、γ・δ、・δ1・δ、N−“・δ、・αN−
” n=2.3・・・、N−1の場合 、γ・δど・δ、″
・δ、N〜゛・αN−= である。したがって、この場合(4)式から(5)式へ
と同様に単純加算はできない。
第4図は、上記の問題を解決するため、n=1およびn
=NのSAWコンボルバへの入力信号レベルを*!!す
る増幅器または減衰器8,9を付加した構成を示す。こ
の調整回路のゲインを図のようにg、、g、とじ、 δ1・55″ g、、  g、= δ。
を満たすように設定することにより、すべてのSAWコ
ンボルバ出力を単純加算することが可能となり、本発明
の効果を実現することができる。
また、第5図は、n=1およびn=NのSAWコンボル
バ出力レベルを調整する増幅器または減衰器lOを付加
した構成であり、この回路のゲインをg、とじ、 δ1・δ、゛ g、− δ、・δ、・δ。
と設定しても、問題点は解決でき、本発明の効果を実現
することができる。
ただし、Nが十分大きな場合、各SAWコンボルバ出力
が単独で全出力Coutへ与える効果は相対的に小さく
なるため、第2図の基本的な構成によっても本発明は十
分な効果を有する。
第6図は、本発明によるSAWコンボルバ装置の他の実
施例を示すものである。
ここで、DA、、DA、、”’DAN−z  (DAn
・・4)とDB、、DB、、 ・DBN−、、(DBn
−・・・5)はすべて同一特性のSAW遅延線、DA、
・・11.、DAN・・・l 1.、 DB、・・・1
1.、DBN・・・114はDAn、DBnと同一ある
いは遅延時間のみ特性の異なるSAW遅延線である。ま
た、sc、、sc、。
・・・SCN、(SCo・・・・・・7)はすべて同一
特性のSAWコンボルバ素子である。遅延線4,5の遅
延時間およびSAWコンボルバの信号処理時間はすべて
rdである。
DAn、DB、は、図示のように、外部からの信号入力
端子INS、INHに順次直列に接続されており、最終
段の遅延線DANおよびDBNでは入力電極のみ前段の
遅延線出力への負荷として使用されている。また、遅延
線DAo、DBnからDAn++ + D B n++
への信号を分岐した信号をそれぞれSn+ Rnとした
とき、SAWコンボルバ素子素子Sへの入力信号がSn
−++ RN−nとなるよう、すべての素子を組み合わ
せ、かつ、各SAWコンボルバ素子からの出力信号Cn
をすべて加算して出力する手段7を設けている。
前記各遅延線において、前段遅延線出力から後段遅延線
入力へ途中、SAWコンボルバ素子への信号の分岐手段
を介して接続することによる信号の減衰率を61、また
各遅延線出力から途中、次段遅延線への信号の分岐手段
を介してSAWコンボルバ素子へ入力することによる信
号の減衰率を61とし、かつ遅延線4.5内部でのSA
Wの伝播による減衰率をαとすると、入力端子INS。
rNRに印加した信号5(t)、 R(t)に対し、S
AWコンボルバ素子素子SC式力する信号Sn−、(t
)。
RN−n(t)は次式の関係にある。
sn−+ct)=δa’δ、n−+ 、 αn−+ ・
δ、・5(t−(n−1) rd−ra)R,+。(t
)=δb−δ# n −αMn−δ、−R(t−(N−
n) rd−rb)ただし、δa、τaおよびδb、τ
bはそれぞれDA、、DB、における入力ミスマツチお
よびSAW伝播による減衰率と伝播遅延時間を表わす。
(1)式によりSCoの出力Cn(t)を表わすと、C
n(u)=Yn f、”8 a−5、n−’ 8 、・
a”−’ ・5(t−(n−1) r d−r a−r
 )×δbδ、N−n・δ、・αN−n・ R(t−(N−n)rd−rb−rd+r)・drこの
積分範囲を(n−1)τd〜nτdヘシフトし、更にす
べてのSCoにおいて、γ。は等しいことから、γ。=
γとして整理すると、Cn(を戸γ・δa・δb・δ、
すδ、−αM。
となる。したがって、すべてのSAWコンボルバ素子か
らの出力を加算した出力Cout(t)は、Cout(
t)=ΣC1(t)□y・δa’δb−δ、N−1.6
’ 、 、z M’i+1 ・・(6) これは、信号処理時間NτdのSAWコンボルバに2信
号S(t〜τa)およびR(t〜τb)を入力して得ら
れる出力に比例した信号が得られることを示しており、
第1図の場合と同様に、本発明の構成によって、単一素
子としてはrdであった信号処理時間を見掛は上その整
数倍に伸長できることを示している。
第7図は、本発明によるSAWコンボルバ装置の他の実
施例を示すものである。
この実施例では、DAn、DBoが入力端子INS、I
NRに、素子間に増幅器12を介して順次直列に接続さ
れている点を除き、第6図と同様に構成されている。
いま、DA、、DB、での信号の入力端子でのミスマッ
チおよびSAWの伝播による減衰をδa。
f5 bとし、DA、、DB、の遅延時間をra、rb
とし、DA、〜DAN−,およびDB、〜DBN−,で
の5AWffi播による減衰をαとする。また、増幅器
12の増幅率gをg=1  としたときの遅延線り、A
rl、DBnから信号の分岐手段を介して次段I)Ao
+1.DBn+、へ信号を伝達することによる減衰を3
1 、同じく g−1としたときのDAn。
DB、から信号の分岐1段を介してSAWコンボルバ素
子へ信号を伝達することによる減衰を3゜とすれば、入
力端子INS、INRに印加した信号Sb)、R(t)
に対し、SAWコンボルバ素子SCnへ入力する信号S
 n−、(tL R〜n(t)は次の関係にある。
S、、(t)=δa’δ、 n−1、αl’?−1・δ
、・gn−5(+、−(n−1)rd−ral)・・・
(7) R,、(t)=i!ib−δFJ’−’−aFJ’−n
−δ、・f”’R(c−(N−n)rd−rb)・・・
(8) したがって、(1)式により出力Cnを表わせば、Cn
−γ。・fo″4δa・δ1″−・αn〜′・δ、・g
n・5(t−(n−1)rd−ra−r)xδb−δ1
N〜n 、 a N−Tl 。
δ、・g−”’−R(t−(N−n)rd−rb−rd
+r)−dr−に式の積分範囲を(n−1)rd −n
τdヘシフトし、更にすべてのSAWコンボルバ素FS
Cnにおし)てγ1は等しいことから、γ。=γとして
整理すると、 Cn=’Y ’δa’δb−51Nパδ1″、αN−1
゜gp’ f、:ハ)’rd 5(t−ra−r)・R
(t−Nrd−rMr)−drとなる。従って、すべて
のSAWコンボルバ素子の出力を加算したトータル出力
Cout(telは次式によって表わされる。
Cout(t、戸ΣCi (t) i+1 =γ・δa・δb・δ1M′・δI・αM”g閘゛fo
″TdS(t〜τa−τ)−R(t−τb−Nτd+τ
)・drこれは見掛は上、信号処理時間NτdのSAW
コシボルバに信号S (t、−Ta)およびR(t−r
b)を入力して得られる出力な比例した信号を取り出せ
ることを示している。ここで、g=1/δ1・αと設定
すると、 Cout(1)・γ・δa・δb・δ、“・g“1N鷺
(し−τa−τ)・R(!、−rb−Nrd+r)−d
r のように見掛は上の素子効率はNの大きさに依存し、な
いものとなる。g=1/δ1・αの設定は、(7)、(
8)式かられかるように、各SAWコンボルバ素子への
入力信号レベルが等しくなる条件であり、本発明による
装置を構成するSAWコンボルバ素子の単体に対する最
適入力信号レベルとなるよう、INS、INRへ印加す
る信号を調整することにより、構成要素のすべてのSA
Wコンボルバ素子が最適に動作することになる。
なお、本発明の構成要素となるSAW遅延線およびSA
Wコンボルバ素子は、その基板材料あるいは構造につい
て、基本的には特定の制限を受けるものではなく、圧電
単結晶基板、圧電薄膜/弾性体基板、圧電セラミックス
基板のいずれかによるS A W遅延線およびエラステ
ィック型、エアギャップ型、モノリシック型のいずれか
のSAWコンボルバ素子との組み合わせによって構成さ
れる。
しかし、例えば遅延線材料としてLiNb0.あるいは
LiTa0.圧電単結晶基板を選択すれば、遅延線上で
の伝播損失を小さくでき、増幅回路の負担を軽減するこ
とができることから有利である。
またSAWコンボルバ素子として、例えばZn○/Si
n、/Si構造モノリシック型を選択すれば、素子効率
が大きく、有利である。更に圧電単結晶基板によるSA
W遅延線は一般に音速の周波数分散性を持たないため、
高効率ではあるものの音速の周波数分散性をもつことか
ら、単独ではBT積に上限のあったモノリシック型SA
Wコンボルバ素子の欠点を補い、高効率で、かつ実効的
なりT積を十分に大きくとることが可能となる。
[発明の効果コ 以上に述べたように、本発明によれば、単一素子として
は信号処理時間長に制限のあるSAWコンボルバ素子を
複数使用し、更に複数の遅延線と組み合わせることによ
り、見掛は上半−素子の整数の信号処理時間を持つSA
Wコンボルバ装置を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はSAWコンボルバの基本構造を示す斜視図、第
2図は本発明の一実施例を示すSAWコンボルバ装置の
概略構成図、第3図は動作を説明する要部の構成図、第
4[1および第5図はそれぞれ他の実施例を示す要部の
構成図、第6図および第7図はそれぞれ本発明の他の実
施例を示すSAWコンボルバ装置の概略構成図である。 l・・・・・・・・・くし形電極、2・・・・・・・・
・出力電極、3・・・・・・・・・圧電基板、4,5・
・・・・・・・・遅延線、6・・・・・・・・・SAW
コンボルバ、7・・・・・・・・・加算手段、8,9゜
10・・・・・・・・・レベル調整回路、12・・・・
・・・・・増幅器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の入力端に接続された第1の遅延線と、第2
    の入力端に接続された第2の遅延線と、前記第1の遅延
    線への入力信号を一方の入力とし、前記第2の遅延線の
    出力信号を他方の入力とする第1のSAWコンボルバと
    、前記第1の遅延線の出力信号を一方の入力とし、前記
    第2の遅延線への入力信号を他方の入力とする第2のS
    AWコンボルバと、前記第1、第2のSAWコンボルバ
    出力を加算する加算手段とから成ることを特徴とする弾
    性表面波装置。
  2. (2)第1の入力端に順次直列接続されたN−1個の第
    1遅延線群と、第2の入力端に順次直列接続されたN−
    1個の第2遅延線群と、前記第1遅延線群の初段への入
    力信号を一方の入力とし、上記第2遅延線群の最終段出
    力信号を他方の入力とする初段SAWコンボルバと、前
    記第1遅延線群の最終段出力信号を一方の入力とし、前
    記第2遅延線群の初段への入力信号を他方の入力とする
    最終段SAWコンボルバと、各一方入力に前記第1遅延
    線群の遅延線出力が初段側から順にそれぞれ供給される
    とともに各他方入力に前記第2遅延線群の各遅延線入力
    が最終段側から順にそれぞれ供給されるN−2個の中間
    SAWコンボルバと、上記各SAWコンボルバ出力を合
    成する合成手段とから成ることを特徴とする弾性表面波
    装置。
  3. (3)前記初段SAWコンボルバの入力、ならびに前記
    最終段SAWコンボルバの入力にそれぞれ増幅または減
    衰せしめる入力調整手段が介装されている第2請求項記
    載の弾性表面波装置。
  4. (4)前記初段SAWコンボルバの出力、ならびに最終
    段SAWコンボルバの出力にそれぞれ増幅または減衰せ
    しめる入力調整手段が介装されている第2請求項記載の
    弾性表面波装置。
  5. (5)第1の入力端に順次直列接続されたN+1個の第
    1遅延線群と、第2の入力端に順次直列接続されたN+
    1個の第2遅延線群と、前記第1遅延線群の初段からN
    番目までの遅延線各出力信号を初段出力信号から順にそ
    れぞれ一方の入力とするとともに、前記第2遅延線群の
    N番目から初段までの遅延線各出力信号をN番目出力信
    号から順にそれぞれ他方の入力とするN個のSAWコン
    ボルバと、前記各SAWコンボルバ出力を合成する合成
    手段とから成ることを特徴とする弾性表面波装置。
  6. (6)前記第1、第2遅延線群の各遅延線間にそれぞれ
    増幅手段が介装されている第5請求項記載の弾性表面波
    装置。
  7. (7)前記遅延線がSAW遅延線からなる第1請求項な
    いし第6請求項のいずれかに記載の弾性表面波装置。
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