JPH04158003A - ポリマー混合器及びその製造方法 - Google Patents

ポリマー混合器及びその製造方法

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JPH04158003A
JPH04158003A JP2284024A JP28402490A JPH04158003A JP H04158003 A JPH04158003 A JP H04158003A JP 2284024 A JP2284024 A JP 2284024A JP 28402490 A JP28402490 A JP 28402490A JP H04158003 A JPH04158003 A JP H04158003A
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polymer
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plate
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JP2284024A
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Inventor
Keiichi Murakami
村上 惠一
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FUIRUTOREESHIYON KK
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FUIRUTOREESHIYON KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/362Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using static mixing devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1合成繊維の熔融紡糸装置や合成樹脂の押出成
形装置等において使用するのに好適なポリマー混合器及
びその製造方法に関する。
〔従来の技術] ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維の紡糸装置には
、第10図に示すように、パックケース1内に。
多数のノズル孔2aを備えた口金プレート2.複数の貫
通孔3aを備えたブレーカ−プレート3.ろ過層4等を
収容し1通路5aを備えたアダプタ5でこれらを固定し
た口金パンクが使用されている。ここで使用するプレー
カープレート3は1通常厚みが20〜50mの1枚の金
属製円板に上下に貫通する複数の円形の貫通孔3aを形
成した形状のものである。また、ろ過層4は、金網又は
不織布4a、サンド材4b、及び金網又は不織布40等
の積層体で構成されている。この口金パックでは、アダ
プタ5の通路5aからポリマーが流入し、ろ過層でろ過
された後、プレーカープレート3を通り2ロ金プレート
2のノズル孔2aから紡出される。
〔発明が解決しようとする諜i!l) ところが、このような口金パックでは、ブレーカ−プレ
ート3の開口率が極めて小さいため、その上のろ過層4
のろ過面積が有効に使用されず、ブレーカーブレート3
上面及び下面にポリマーの滞留部分が生し。
ポリマーの熱劣化を起こしてしまうことが多り、シかも
、ブレーカ−プレートは単に真直くな貫通孔を備えたも
のであるので、熱劣化してゲル状となったポリマーがそ
のまま通り過ぎてしまい1口金プレートのノズル孔から
紡出され、得られた糸の品質を劣化させるという問題が
あった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、ブレー
カ−プレートの代わりに使用することができ3且つポリ
マーに混合、剪断作用を与えて熱劣化物等のゲル状物を
小さく破砕することが可能なポリマー混合器及びその製
造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するだめの手段] 本発明になるポリマー混合器は9幅の狭い仕切りで仕切
られた多数の開口を備えた複数枚の板材を、開口の位置
がずれるように重ね合わせてなるものである。
ここで2重ね合わせた複数枚の板材は、拡散接合、焼結
等によって一体化しておくことが好ましい。
また9本発明方法は、薄く板材に1幅の狭い仕切りで仕
切られた多数の開口を形成し、その板材を複数枚。
開口の位置がずれるように重ね合わせ、全体を拡散接合
又は焼結によって一体化することを特徴とする。
〔作用〕
上記した本発明のポリマー混合器では、ポリマーが通過
する際に、一つの開口を通ったポリマーがその下に位置
する仕切りによって剪断され、また隣の開口からのポリ
マーと混合されるという動作を多数回に渡って繰り返し
、このため、ポリマーの混合、剪断が多数回行われ、熱
劣化物等のゲル状物を小さく破砕することができる。ま
た、各板材は幅の狭い仕切りで仕切られた多数の開口を
備えているので、開口率が極めて大きく、このため1通
過するポリマーに対する抵抗が小さい。なお、上記した
ように重ね合わせた複数枚の板材を一体化しておくと、
取付等の取り扱いが筒便となり好ましい。
本発明のポリマー混合器は、従来の口金パンクにおける
ブレーカ−プレートに代えて使用することができる。こ
のポリマー混合器を口金パック内のブレーカ−プレート
の代わりに使用すると、ろ過層を支持する面の開口率が
大きいのでろ過層を極めて有効に使用することができ、
しかも通過するポリマーに混合、剪断作用を与えること
ができるので、ゲル状物の破砕が可能であり、紡糸して
得られる製品の品質を向上させることができる。
上記ポリマー混合器は10金パツク内に使用する場合に
限らず、押出成形機のブレーカ−プレートの代わりに使
用することもでき、更には、ポリマー配管内に配置しポ
リマー混合のみに使用することも可能である。
上記本発明方法によれば、薄く板材に多数の開口を形成
するので、任意の形状の開口を容易ムこ形成できる。
開口の形成方法としては、エツチングが好ましい。これ
以外にも打ち抜き、放電加工等を利用してもよい。
また、開口を形成した板材を開口がずれるように重ね合
わせ、拡散接合或いは焼結しているので、全体が強固に
接合した一体構造のポリマー混合器を製造できる。
このようにして作ったポリマー混合器は薄く板材で構成
されているにもかかわらず、全体が一体構造になってい
るため、大きい強度を有しており、従来のブレーカ−プ
レートのようにポリマーの大きい圧力を受ける部分に支
障なく使用することができる。
〔実施例〕
以下9図面の実施例を参照して本発明を更に詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例によるポリマー混合器を示す
概略斜視図である。全体を参照符号10で示すポリマー
混合器は1幅の狭い仕切り13で仕切られた多数の開口
12を備えた複数枚の円形の板材11を、開口の位置が
ずれるように積層し一体化したものである。
開口12は板材11の全面に設けてもよいが9図示のよ
うに外周部に開口を形成せず、環状の無孔部分11aを
残すことが好ましい。このポリマー混合器10を後述す
るように口金バックのブレーカ−プレートとして用いる
場合には9ロ金バツク内に装着した時にポリマー混合器
10の外周部を固定することとなるので。
この部分に無孔部分11aがあるとポリマーの滞留部分
が無くなり、好ましい。
板材11に形成した多数の開口12はその周囲をほぼ均
一な幅の狭い仕切り13で取り囲まれるものである。開
口の形状としては、特に限定されるものではないが1例
えば、第2図(a)に示す四角形の開口12A。
第2図(b)に示す六角形の開口12Bのように、多角
形とすることが好ましい。このような多角形を採用する
と、開口間の仕切り(13A、13B等)の幅を一定に
保ちながら、板材全体に均一な大きさの開口を形成する
ことが可能となる。また、第2図(C)に示すように。
異なる形状の開口12C,12Dを組み合わせ、それら
の間の仕切り13Cの幅を一定とする構成としてもよい
。更には、第5図、第7図、第8図を参照して後述する
ように、半径方向に延びる仕切りと円周方向の仕切りと
によって開口を形成しでもよい。板材11に形成する開
口12の大きさ及び開口率は、板材全面に均一としても
よいし、或いは後述する実施例に示すように3円形の板
材の中央部と外周部とで異ならせるようにしてもよい。
開口間の仕切り13 (13A、13B、13C等)は
後述するように1通過するポリマーを剪断してポリマー
に混合、剪断作用を与えるものであるので、その幅りは
極力小さいことが好ましい。しかしながら、あまり小さ
くなると強度が不足する。口金バック内のブレーカ−プ
レートとして使用するポリマー混合器に対しては、仕切
り13の輻tは1通常0.1〜2.0mm程度に、好ま
しくは0.2〜1.0閣程度に選定される。
開口12 (12A、12B、12C等)の大きさは。
その開口全体が仕切り13で完全に塞がれてしまうこと
がないよう、仕切り13の輻tと同等若しくはそれより
も大きく設定される。逆に開口12があまり大きくなる
と、板材11の強度が不足し、また、仕切り13による
熔融樹脂の剪断の機会が少なくなるので好ましくない。
開口の大きさはこれらを考慮じて定めるものであり、開
口12の最大寸法(寸法d、、(12,ds等)として
は、1.0t〜10を程度とすることが好ましい。
板材11の厚さは通常0.1〜3en程度に、好ましく
は0.3〜0.51程度に選定される。板材11の厚さ
が0.1閣よりも薄くなると、1個のポリマー混合器を
構成する板材11の枚数が多くなりすぎ、製造が難しく
なると共にコストが高くなる。一方、この厚さが3in
を越えると、上記したような形状の開口を所望の精度で
製造することが極めて困難となり、かつコストアップの
原因となる。板材11の厚さはこれらの点を考慮して上
記のように定められる。
多数の開口12を形成した板材]1は、複数枚が。
その開口をずらすようにして重ね合わせられ、一体化さ
れてポリマー混合器10を構成する。この時の開口12
のずれはランダムであっても規則性をもっていてもよい
が、いずれにしても1第3図(a)、 (b)に拡大し
て示すように、開口12の上下にその開口を横切る仕切
り13が存在するようにする。この際、第3図(a)に
示すように、各板材11の開口12がその上下の板材の
開口12に対して互いにずれるように配置してもよいし
、或いは、第3図(b)のように、厚みの薄く板材を使
用する場合には、複数枚の板材を開口が一致するように
重ねで一体化したものを複数組作り、これを開口がずれ
るように重ねあわせてもよい。具体的には、0.15m
の板材11を7枚開口が一致するように重ねて一体化す
ることにより、1.05mの板を作り、それを333枚
開をずらせて重ねることにより、35■厚みのポリマー
混合器を作ることができる。
一つのポリマー混合器10を構成する板材11は。
必ずしも同し形状の開口を備えたものに限らず、異なる
形状の開口を備えたものを積層してもよい。
ポリマー混合器10の厚さは1通過するポリマーに与え
るべき抵抗、混合及び剪断作用等を考慮して定めるが3
口金パックに使用するブレーカ−プレートとして使用す
る場合には1通常20〜50+w程度に選定される。な
お、あまり厚くて重量が大きくなり過ぎる場合には、薄
くポリマー混合器10を複数個2重ねて使用してもよい
次に、上記構成のポリマー混合器10を製造する本発明
方法を説明する。まず、薄く無孔の板材を用意し。
その板材に対して所望形状の開口12を形成する。この
開口形成にはエツチングを用いることが好ましい。
エツチングでは、任意形状の開口を容易に形成できる利
点がある。エツチングによって開口を形成する板材の厚
みとしては、0.1〜1閣程度、特に0.3〜0.5m
が好ましい。次に、開口を形成した板材11を所望枚数
、開口をずらせるように重ね合わせ、その後、全体を加
圧加熱することにより、各板材間を拡散接合し。
全体を一体化する。なお、焼結によって各板材間を接合
し、全体を一体化してもよい0次に、一体化した板材1
1の外形を所望の形状2寸法精度になるように機械加工
する。以上により、一体構造のポリマー混合器10が形
成される。ここで複数枚の板材11の接合に拡散接合或
いは焼結を利用すると、接合強度が大きく。
且つ板材間に空隙を作らない為にポリマーが滞留を起こ
さないという利点が得られる。
次に、上記構成のポリマー混合器10の使用方法を説明
する。
第4図は上記ポリマー混合器10をブレーカ−プレート
として使用した口金パックを示す概略断面図であり、第
10図に示す従来の口金バックと同一部品には同一符号
を付けて示している。第4図において、1はバックケー
ス、2は多数のノズル孔2aを備えた口金プレート、1
0はブレーカ−プレートとして取付けたポリマー混合器
、4はブレーカ−プレート10で支持されたろ過層であ
り、金網又は不織布4a、サンド4b、金網又は不織布
40等で構成されている。5は通路5aを備えたアダプ
タであり、パンクケース1にねじ込まれることにより、
ろ過Ji4.ポリマー混合器10、口金プレート2等を
固定している。ポリマー混合器10は第1図〜第3図を
参照して説明した構成のものである。
上記構成の口金パンクにおいても従来と同様、ポリマー
がアダプタ5の通路5aから流入し、ろ過層4でろ過さ
れた後、ポリマー混合器10を通過し1ロ金プレート2
のノズル孔2aから紡出される。このポリマーがポリマ
ー混合器10を通過する際、第3図に拡大して示すよう
に、一つの開口12を通った後その下の仕切り13で切
断され、また斜め方向にジグザグに流れることにより剪
断され、且つ上の複数の開口12を通ったポリマーがそ
の仕切り13の横の開口で混合されるという作用を繰り
返す。このため、ポリマー混合器10がポリマーに対し
て多数回の混合、剪断作用を与えポリマーに含まれてい
た熱劣化物等のゲル状物を破砕し分散させる。かくして
、得られた糸の品質を向上させることができる。なお、
開口12及び仕切り13のサイズによっては、上下の開
口をずらせた際。
下に位置する仕切りが上の開口の一部を塞ぐのみとなり
、上の開口からのポリマーを仕切りで2つに切断できな
い場合がある。しかしこの場合にも上下の開口の位置が
斜め方向にずれることとなり、ポリマーは開口を斜め方
向にジグザグに流れ、その際に混合、剪断作用が与えら
れ、やはり糸の品質を向上させることができる。
ポリマー混合器10の上面は、ろ過層4を支持する支持
面として作用している。従って、このポリマー混合器1
0上面の幅の狭い仕切り13がろ過層4の金網或いは不
織布4aを支持するので、この部分でのポリマーの滞留
が起こらず、且つろ過面積がほぼ100%生かされる。
更に、一つの開口12の大きさは、従来のブレーカ−プ
レートの貫通孔に比べてはるかに小さいので、高粘度物
に使った場合にも、金網或いは不織布4aが開口12内
に陥没して変形するということがない、このため、ポリ
マー混合器10は従来のブレーカ−プレートに比べてろ
過層4のろ過作用を極めて有効に発揮させることができ
るという利点も有している。
なお、上記実施例では複数枚の重ね合わせた板材】lを
一体に接合した場合を説明したが6本発明はこの場合に
限らず、単に積み重ねた状態で(各板材間を接着しない
状態で)使用してもよい。
また、上記実施例では板材に均等に関口を形成した場合
を説明したが、開口率を変化させることも可能である。
以下、その場合の実施例を説明する。
第5図は板材に形成する開口のパターンの1例を示すも
のである。この実施例では、板材21に多数の開口22
が、放射方向の仕切り23aと円周方向の仕切り23b
によって形成されている。またその間口22の大きさは
内周部分で小さく外周部分で大きくなっている。この板
材21を多数枚1円周方向の位置をずらせた状態で重ね
合わせることにより、ポリマー混合器を構成することが
できる。このようにして形成したポリマー混合器も、第
4図に示す実施例と同様に口金パック内にセットするポ
リマー混合510に代えて使用できる。その際、第5図
のパターンの開口を備えたポリマー混合器では、中心部
分の開口率が小さく、外周部分の開口率が大きくなって
いるので1ロ金バツク内を流れるポリマーの中央部に大
きい抵抗を与える。
一般に口金パックでは外周部のポリマーが、壁面による
抵抗によって流速が遅くなり勝ちであり、従って口金プ
レートの内外周では、熱履歴の異なるポリマーが紡出さ
れる傾向があるが、上記したパターンのポリマー混合器
を用いると、中央部の流速を抑えることができ1ロ金パ
ツク内での流れを均一化できる利点が得られる。
第6図は本発明の更に他の実施例によるポリマー混合器
30の一部を示す概略断面図である。この実施例のポリ
マー混合器30は複数枚の板材31Aからなる第1層3
2Aと、複数枚の板材31Bからなる第2層32Bとを
スペーサ層32Cを介して多数積層した構造のものであ
る。第1層32Aを構成する板材31Aは第7図に示す
パターンの開口33A及びその間口33Aを取り囲む仕
切り34Aを有するものであり、その開口率は中央部が
小さく、外周部が大きくなっている。第21i32Bを
構成する板材31Bは第8図に示すパターンの開口33
Bとその開口33Bを取り囲む仕切り34Bを有するも
のであり、その開口率は中央部が大きく、外周部が小さ
くなっている。第1層32A、第2層32Bを構成する
板材31A、31Bはそれぞれ、その開口が全く重なる
ように積層してもよく。
或いは、開口がずれるように積層してもよい。第1層3
2Aと第2層32Bは、それぞれの開口位置が第7図、
第8図に示すように相互に異なるため、単に第1層と第
2層を(スペーサ層を介して)重ね合わせるのみでそれ
ぞれの開口がずれることとなり、開口の下に仕切りが位
置することとなる。スペーサ層32Cは。
ポリマーが半径方向に流れるのを許容するために設ける
ものであり1例えば第9図に示すように、外周のリング
35と内部の星形の針金36からなる。星形の針金36
に代えて放射状のスポークを用いてもよい、この針金3
6は第1層32Aと第2層32Bの間に介在して補強す
る役割を果たす。
ポリマー混合器30は、全体が一体構造となるように拡
散接合、焼結等によって各板材間を接合しておいてもよ
く、或いはポリマー混合器30を複数のブロックに分け
、各ブロックが一体構造となるようブロック内の板材間
を接合してもよく、更には、全く板材間を接合せず1組
み立て時に各板材を積層してポリマー混合器30を形成
してもよい。
上記構成のポリマー混合器30も、第1図に示すポリマ
ー混合器10と同様に使用され1例えば、第4図に示す
口金パンク内のポリマー混合器10の代わりに使用され
る。ポリマーがそのポリマー混合器30を通過する際、
第1層32Aでは中央部の開口率が小さいため、ポリマ
ーは外周部を多く流れ、第2層32Bでは中央部の開口
率が大きいためポリマーは中央部を多(流れる。このた
め、スペーサ層32Cにおいて、ポリマーが半径方向の
外方或いは内方に流れ1ロ金バツク内を流れるポリマー
が内外方向に混合される。これにより50金パツクの中
心部と外周部のポリマーの熱履歴を均一化できる。また
第1層から第2層に、また。
第2層から第1層に流れるポリマーが板材に形成した開
口を取り囲む仕切りによって剪断、混合され、ゲル状物
の破砕が行われる。なお、各第1層32Aを構成する板
材を、その開口がずれるように配置しておくと、第1層
、第2層の各々の中においてもポリマーの混合、剪断が
行われ、ゲル状物の破砕が行われるので。
好ましい。
上記のポリマー混合器30において、第1層32A。
第2層32’Bの厚みとしては2通常、3〜10m11
程度とすることが好ましい。また、スペーサ層32Cの
厚みとしては、0.5〜1.0 m程度とすることが好
ましい。
以上にポリマー混合器の例をいくつか説明したが。
これらのポリマー混合器はそれぞれ単独に用いてもよい
し、或いは組み合わせて使用してもよい0例えば。
第1図に示すポリマー混合器10と第6図に示すポリマ
ー混合器30とを積層して使用することができる。
また、これらのポリマー混合器は、WI融紡糸装置の口
金パック内に使用する場合に限らず、他の用途にも使用
可能である0例えば、押出成形機の押出器と押出ダイと
の間に配置されるブレーカ−プレートの代わりに使用す
ることもできる。また、ポリマー配管内に配置しポリマ
ー混合のみに使用することも可能である。その場合1本
発明になるポリマー混合器を単独で使用してもよいし、
或いは従来使用されている他の混合手段。
例えばスタテックミキサー等と直列に配置し、併用して
もよい。
C発明の効果〕 以上に説明したように本発明のポリマー混合器では。
積層した板材の開口をずらして配置しているので、各開
口の仕切りによって通過するポリマーに対して混合。
剪断作用を与えることができ、しかも板材は薄くので。
全体の厚さをあまり大きくすることなく、ポリマーに対
する剪断回数を多くすることができ、ポリマーの良好な
混合及びゲル状物の破砕を行うことができ、製品品質の
向上を図ることができるという効果を有している。
また3本発明方法では、liい板材に加工を施すことに
よって開口を形成しているので2例えばエツチングによ
り任意且つ微細な形状の開口を容易に形成することがで
き、また、その板材を複数枚重ねて拡散接合又は焼結す
ることにより、必要な強度を備えた一体構造のポリマー
混合器を容易に製造できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるポリマー混合器を示す
概略斜視図、第2図(→、 (b)、 (C)はそのポ
リマー混合器を構成する板材に形成する開口の例を示す
概略平面図、第3図(a)、 (b)は第1図のポリマ
ー混合器の断面の例を示す拡大図、第4図は第1図のポ
リマー混合器をプレーカープレートとして使用した口金
バンクの概略断面図、第5図は本発明の他の実施例によ
るポリマー混合器を構成する板材の中央部の概略平面図
、第6図は本発明の更に他の実施例によるポリマー混合
器の一部の概略断面図、第7図、第8図はそれぞれ第6
図のポリマー混合器を構成する板材の概略平面図、第9
図は第6図のポリマー混合器を構成するスペーサ層の概
略平面図、第10図は従来のブレーカ−プレートを使用
した口金バックの概略断面図である。 1−・口金バック、  2−  口金プレート 3−・
−ブレーカ−プレート 4−ろ過層、5−  アダプタ
、10−ポリマー混合器、11−板材、12.12A、
12B。 12C912D−開0.13.13A、13B、13C
−仕切り、21− 板材、22−開口、23a、23b
・−仕切り、30−ポリマー混合器、31A、31B−
板材、32A−第1層、32B−第21!、32C−ス
ペーサ層、33A、33B−開口。 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 牙2図 1−バッZγ−人 2  ui劃側フ゛レート 4 う江しψ 牙10図 牙6図 オ8図 オ9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幅の狭い仕切りで仕切られた多数の開口を備えた
    複数枚の板材を、開口の位置がずれるように重ね合わせ
    てなるポリマー混合器。
  2. (2)幅の狭い仕切りで仕切られた多数の開口を備えた
    複数枚の板材を、開口の位置がずれるように重ね合わせ
    て一体化してなるポリマー混合器。
  3. (3)薄く板材に、幅の狭い仕切りで仕切られた多数の
    開口を形成し、その板材を複数枚、開口の位置がずれる
    ように重ね合わせ、全体を拡散接合又は焼結によって一
    体化することを特徴とするポリマー混合器の製造方法。
JP2284024A 1990-10-22 1990-10-22 ポリマー混合器及びその製造方法 Pending JPH04158003A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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