JPH04300308A - 樹脂供給装置のブレーカプレート - Google Patents
樹脂供給装置のブレーカプレートInfo
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- JPH04300308A JPH04300308A JP8340791A JP8340791A JPH04300308A JP H04300308 A JPH04300308 A JP H04300308A JP 8340791 A JP8340791 A JP 8340791A JP 8340791 A JP8340791 A JP 8340791A JP H04300308 A JPH04300308 A JP H04300308A
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- plate
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 26
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、合成繊維の溶融紡糸装
置や合成樹脂の押出成形装置等にて溶融した樹脂をろ過
して口金に向けて供給する樹脂供給装置に於けるろ過材
を装置本体に支持するためのブレーカプレートに関する
ものである。
置や合成樹脂の押出成形装置等にて溶融した樹脂をろ過
して口金に向けて供給する樹脂供給装置に於けるろ過材
を装置本体に支持するためのブレーカプレートに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、例えばポリエステルやポリア
ミド等の熱可塑性樹脂の紡糸装置として、溶融装置にて
溶融された樹脂をろ過するろ過部及びその下流側に設け
られた混練部からなる樹脂供給装置部と、混練部の下流
側に設けられた口金部とから構成されたものがある。
ミド等の熱可塑性樹脂の紡糸装置として、溶融装置にて
溶融された樹脂をろ過するろ過部及びその下流側に設け
られた混練部からなる樹脂供給装置部と、混練部の下流
側に設けられた口金部とから構成されたものがある。
【０００３】上記ろ過部は、溶融樹脂の通路に設けられ
、かつ多数の通孔を有するブレーカプレート上に配置さ
れた金網等からなるフィルタと、そのフィルタ上に配置
されたろ過材とから構成されている。また、下流側の混
練部は例えば特開昭６４−４０６１３号公報に開示され
ているようなスタティックミキサ等の静的混練素子から
構成されている。
、かつ多数の通孔を有するブレーカプレート上に配置さ
れた金網等からなるフィルタと、そのフィルタ上に配置
されたろ過材とから構成されている。また、下流側の混
練部は例えば特開昭６４−４０６１３号公報に開示され
ているようなスタティックミキサ等の静的混練素子から
構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような装置に於け
るブレーカプレートに於て、その上流側端面に平坦な部
分が多く、即ち有効面積（溶融樹脂の通路面積）に対す
る通孔の開孔面積の比率（以下、開孔率と記す）が低い
と、上記平坦部分に溶融樹脂の一部が滞留し、熱履歴に
差が生じることから溶融樹脂が不均質となる。従って、
ブレーカプレートの開孔率を可及的に向上することが望
ましいが、ブレーカプレートが比較的厚い金属板に多数
の円形断面の通孔を穿設して構成されていることから、
機械加工上あまり通孔を多くするとブレーカプレート自
体の強度が低下する問題があった。また、各通孔の面積
及び分散パターンも上記滞留を防止するべく上流側端面
の全面に亘り均一であることが望ましいが、円形断面の
通孔を円形のプレートに穿設する場合、特に周縁部にて
通孔面積を他の部分と等しくできなかったり、または上
記平坦部面積が他の部分に比較して大きくなり、滞留が
生じ易くなる。これは、通孔の断面形状を四角形や六角
形など多角形とした場合も同様である。
るブレーカプレートに於て、その上流側端面に平坦な部
分が多く、即ち有効面積（溶融樹脂の通路面積）に対す
る通孔の開孔面積の比率（以下、開孔率と記す）が低い
と、上記平坦部分に溶融樹脂の一部が滞留し、熱履歴に
差が生じることから溶融樹脂が不均質となる。従って、
ブレーカプレートの開孔率を可及的に向上することが望
ましいが、ブレーカプレートが比較的厚い金属板に多数
の円形断面の通孔を穿設して構成されていることから、
機械加工上あまり通孔を多くするとブレーカプレート自
体の強度が低下する問題があった。また、各通孔の面積
及び分散パターンも上記滞留を防止するべく上流側端面
の全面に亘り均一であることが望ましいが、円形断面の
通孔を円形のプレートに穿設する場合、特に周縁部にて
通孔面積を他の部分と等しくできなかったり、または上
記平坦部面積が他の部分に比較して大きくなり、滞留が
生じ易くなる。これは、通孔の断面形状を四角形や六角
形など多角形とした場合も同様である。
【０００５】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明の主な目的は、樹脂供給装置にて溶融樹脂のろ過材を
装置本体に支持するブレーカプレートの開孔率を向上し
、かつプレート端面の各部の開孔率を均一化して溶融樹
脂の滞留を防止することにある。
明の主な目的は、樹脂供給装置にて溶融樹脂のろ過材を
装置本体に支持するブレーカプレートの開孔率を向上し
、かつプレート端面の各部の開孔率を均一化して溶融樹
脂の滞留を防止することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、本発明に
よれば、樹脂供給装置にて溶融した樹脂をろ過するため
のろ過材を装置本体に支持するためのブレーカプレート
であって、同じパターンの多数の通孔を有する板材を複
数枚重ね合わせてなり、かつ前記通孔パターンが、中心
から外周にかけて多重に形成された円環状通孔を、各々
の周方向長さが略等しくなるように径方向に分割した形
状をなすことを特徴とする樹脂供給装置のブレーカプレ
ートを提供することにより達成される。
よれば、樹脂供給装置にて溶融した樹脂をろ過するため
のろ過材を装置本体に支持するためのブレーカプレート
であって、同じパターンの多数の通孔を有する板材を複
数枚重ね合わせてなり、かつ前記通孔パターンが、中心
から外周にかけて多重に形成された円環状通孔を、各々
の周方向長さが略等しくなるように径方向に分割した形
状をなすことを特徴とする樹脂供給装置のブレーカプレ
ートを提供することにより達成される。
【０００７】
【作用】上述した構成によれば、ブレーカプレートが多
数の開孔を有する板材を複数枚重ね合わせて構成されて
いることにより通孔パターンを自在に設定でき、かつこ
の通孔パターンが、中心から外周にかけて多重に形成さ
れた円環状通孔を、各々の周方向長さが等しくなるよう
に径方向に分割した形状をなすことにより、ブレーカプ
レートの開孔率が向上し、かつプレート端面の各部の開
孔率が均一化する。
数の開孔を有する板材を複数枚重ね合わせて構成されて
いることにより通孔パターンを自在に設定でき、かつこ
の通孔パターンが、中心から外周にかけて多重に形成さ
れた円環状通孔を、各々の周方向長さが等しくなるよう
に径方向に分割した形状をなすことにより、ブレーカプ
レートの開孔率が向上し、かつプレート端面の各部の開
孔率が均一化する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
いて詳しく説明する。
【０００９】図１は本発明が適用されたポリエステル、
ポリアミド等の熱可塑性樹脂の溶融紡糸装置の構成を示
す要部側断面図である。
ポリアミド等の熱可塑性樹脂の溶融紡糸装置の構成を示
す要部側断面図である。
【００１０】図１に於て、上側に図示されない溶融装置
が配置された溶融樹脂通路１の中間部には、ろ過部２を
支持するためのブレーカプレート３が段部１ａにて支持
されている。
が配置された溶融樹脂通路１の中間部には、ろ過部２を
支持するためのブレーカプレート３が段部１ａにて支持
されている。
【００１１】ろ過部２は、細粒状の所謂サンドからなる
ろ過材６と、このろ過材６が下流側へ流失することを防
止するための金網等からなるフィルタ７とを有し、この
フィルタ７が上記ブレーカプレート３上に載置されてい
る。
ろ過材６と、このろ過材６が下流側へ流失することを防
止するための金網等からなるフィルタ７とを有し、この
フィルタ７が上記ブレーカプレート３上に載置されてい
る。
【００１２】ブレーカプレート３の下流側には公知のス
タティックミキサ等の静的混練素子からなる混練部４が
設けられている。また、混練部４の下流側には、口金部
５が設けられている。この口金部５には１０μｍ〜２０
μｍの細孔５ａが多数開設され、この細孔５ａから実際
に糸が排出されることとなる。
タティックミキサ等の静的混練素子からなる混練部４が
設けられている。また、混練部４の下流側には、口金部
５が設けられている。この口金部５には１０μｍ〜２０
μｍの細孔５ａが多数開設され、この細孔５ａから実際
に糸が排出されることとなる。
【００１３】ブレーカプレート３は、後記するパターン
の多数の通孔が設けられた厚さ０．５ｍｍ程度の板材１
３を複数枚積み重ねてなる厚さ２０ｍｍ〜５０ｍｍの積
層構造を有している（図２）。実際には単に積み重ねる
のみであっても、積み重ねた後拡散接合などの公知の接
合方法により接合しても良い。
の多数の通孔が設けられた厚さ０．５ｍｍ程度の板材１
３を複数枚積み重ねてなる厚さ２０ｍｍ〜５０ｍｍの積
層構造を有している（図２）。実際には単に積み重ねる
のみであっても、積み重ねた後拡散接合などの公知の接
合方法により接合しても良い。
【００１４】第１の実施例を示す図３に示すように、各
板材１３には、円形断面の通路１に位置する部分に多数
の通孔１３ａが設けられている。この通孔１３ａは、通
路１が、その中心から外周にかけて周方向に延在する多
数の桟１３ｂにより幅Ａの多重の円環状の通孔に区画さ
れ、更に各通孔が、径方向に延在する桟１３ｃにより周
方向長さＢとなるように区画されることにより、径方向
長さをＡ、中心の周方向長さをＢとする扇状に形成され
ている。尚、互いに隣接する通孔１３ａ同士の間の桟１
３ｂ、１３ｃの幅はＣとなっている。従って、各通孔１
３ａの面積が略等しくなっており、このことによりブレ
ーカプレート３の外周縁部に於ても内周部に於てもその
開孔率が略一定となり、即ち流路抵抗が一定となり、好
ましくない滞留が生じ難くなっている。また、特に外周
部にて各通孔１３ａが通路１の内壁に隣接する円環状を
なすことから、ブレーカプレート３の上端面に滞留を生
じるような平坦面が形成されることがない。ここで、全
体の開孔率は従来の厚板に通孔を穿設したものが３０％
程度であるのに対して６０％程度と著しく向上している
。
板材１３には、円形断面の通路１に位置する部分に多数
の通孔１３ａが設けられている。この通孔１３ａは、通
路１が、その中心から外周にかけて周方向に延在する多
数の桟１３ｂにより幅Ａの多重の円環状の通孔に区画さ
れ、更に各通孔が、径方向に延在する桟１３ｃにより周
方向長さＢとなるように区画されることにより、径方向
長さをＡ、中心の周方向長さをＢとする扇状に形成され
ている。尚、互いに隣接する通孔１３ａ同士の間の桟１
３ｂ、１３ｃの幅はＣとなっている。従って、各通孔１
３ａの面積が略等しくなっており、このことによりブレ
ーカプレート３の外周縁部に於ても内周部に於てもその
開孔率が略一定となり、即ち流路抵抗が一定となり、好
ましくない滞留が生じ難くなっている。また、特に外周
部にて各通孔１３ａが通路１の内壁に隣接する円環状を
なすことから、ブレーカプレート３の上端面に滞留を生
じるような平坦面が形成されることがない。ここで、全
体の開孔率は従来の厚板に通孔を穿設したものが３０％
程度であるのに対して６０％程度と著しく向上している
。
【００１５】実際に板材１３に上記したようなパターン
通孔１３ａを形成するには、１枚の板材の厚みが０．５
ｍｍ程度であることから通常の打抜きやエッチングによ
り容易に加工することができる。
通孔１３ａを形成するには、１枚の板材の厚みが０．５
ｍｍ程度であることから通常の打抜きやエッチングによ
り容易に加工することができる。
【００１６】図４は本発明が適用された第２の実施例を
示す図２と同様な部分平面図である。
示す図２と同様な部分平面図である。
【００１７】本実施例では、ブレーカプレート３の各板
材１４に、第１の実施例に於ける通孔１３ａと同様な通
孔１４ａが設けられている。この通孔１４ａは、通孔１
３ａと同様に通路１が、多数の桟１４ｂにより幅Ａの多
重の円環状の通孔に区画され、更に各円環状通孔が、径
方向に延在する桟１４ｃにより、通孔１３ａの周方向長
さＢの１／３程度の周方向長さＤとなるように区画され
ることにより、径方向長さをＡ、中心の周方向長さをＤ
とする扇状に形成されている。それ以外の構成は第１の
実施例と同様である。
材１４に、第１の実施例に於ける通孔１３ａと同様な通
孔１４ａが設けられている。この通孔１４ａは、通孔１
３ａと同様に通路１が、多数の桟１４ｂにより幅Ａの多
重の円環状の通孔に区画され、更に各円環状通孔が、径
方向に延在する桟１４ｃにより、通孔１３ａの周方向長
さＢの１／３程度の周方向長さＤとなるように区画され
ることにより、径方向長さをＡ、中心の周方向長さをＤ
とする扇状に形成されている。それ以外の構成は第１の
実施例と同様である。
【００１８】ここで、第１の実施例に示す板材１３を複
数枚積み重ねてなる第１層と、第２の実施例に示す板材
１４を複数枚積み重ねてなる第２層とを組み合わせてブ
レーカプレートを構成すれば、このブレーカプレートを
もって下流側の混練部を兼ねることもできる。
数枚積み重ねてなる第１層と、第２の実施例に示す板材
１４を複数枚積み重ねてなる第２層とを組み合わせてブ
レーカプレートを構成すれば、このブレーカプレートを
もって下流側の混練部を兼ねることもできる。
【００１９】
【発明の効果】上述の説明により明らかなように、本発
明による樹脂供給装置のブレーカプレートでは、多数の
開孔を有する板材を複数枚重ね合わせて構成されている
ことにより通孔パターンを自在に設定でき、かつこの通
孔パターンが、中心から外周にかけて多重に形成された
円環状通孔の各々を周方向長さが等しくなるように径方
向に分割した形状をなすことにより、ブレーカプレート
の開孔率が向上し、かつプレート端面の各部の開孔率が
均一化する。従って、ブレーカプレートの形成が容易に
なると共に溶融樹脂の滞留を防止することができる。以
上のことから本発明の効果は極めて大である。
明による樹脂供給装置のブレーカプレートでは、多数の
開孔を有する板材を複数枚重ね合わせて構成されている
ことにより通孔パターンを自在に設定でき、かつこの通
孔パターンが、中心から外周にかけて多重に形成された
円環状通孔の各々を周方向長さが等しくなるように径方
向に分割した形状をなすことにより、ブレーカプレート
の開孔率が向上し、かつプレート端面の各部の開孔率が
均一化する。従って、ブレーカプレートの形成が容易に
なると共に溶融樹脂の滞留を防止することができる。以
上のことから本発明の効果は極めて大である。
【図１】本発明が適用された紡糸装置の構成を示す要部
側断面図である。
側断面図である。
【図２】図１のブレーカプレートのみを示す斜視図であ
る。
る。
【図３】本発明に基づく第１の実施例に於ける図１のブ
レーカプレートの板材の開孔パターンを示す部分平面図
である。
レーカプレートの板材の開孔パターンを示す部分平面図
である。
【図４】本発明に基づく第２の実施例に於ける図１のブ
レーカプレートの板材の開孔パターンを示す部分平面図
である。
レーカプレートの板材の開孔パターンを示す部分平面図
である。
１ 溶融樹脂通路
１ａ 段部
２ ろ過部
３ ブレーカプレート
４ 混練部
５ 口金部
５ａ 細孔
６ ろ過材
７ フィルタ
１３ 板材
１３ａ、１４ａ 通孔
Claims (1)
- 【請求項１】 樹脂供給装置にて溶融した樹脂を
ろ過するためのろ過材を装置本体に支持するためのブレ
ーカプレートであって、同じパターンの多数の通孔を有
する板材を複数枚重ね合わせてなり、かつ前記通孔パタ
ーンが、中心から外周にかけて多重に形成された円環状
通孔を、各々の周方向長さが略等しくなるように径方向
に分割した形状をなすことを特徴とする樹脂供給装置の
ブレーカプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340791A JPH04300308A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 樹脂供給装置のブレーカプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8340791A JPH04300308A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 樹脂供給装置のブレーカプレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04300308A true JPH04300308A (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=13801579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8340791A Pending JPH04300308A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 樹脂供給装置のブレーカプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04300308A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5397385B2 (ja) * | 2008-12-05 | 2014-01-22 | 株式会社島津製作所 | 真空ポンプ、ターボ分子ポンプおよび保護ネット |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP8340791A patent/JPH04300308A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5397385B2 (ja) * | 2008-12-05 | 2014-01-22 | 株式会社島津製作所 | 真空ポンプ、ターボ分子ポンプおよび保護ネット |
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