JPH041578A - 角速度測定方法 - Google Patents
角速度測定方法Info
- Publication number
- JPH041578A JPH041578A JP10221090A JP10221090A JPH041578A JP H041578 A JPH041578 A JP H041578A JP 10221090 A JP10221090 A JP 10221090A JP 10221090 A JP10221090 A JP 10221090A JP H041578 A JPH041578 A JP H041578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angular velocity
- waveform
- measured
- time
- function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 5
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、時々刻々と変化する電圧波形の角速度を時々
刻々と測定するための角速度測定方法に関する。
刻々と測定するための角速度測定方法に関する。
(従来の技術)
一般に、発電機の回転数の検出は、通常、ロータに取付
けた電磁ピックアップ等を用いれば行なうことができる
。しかし通常、発電機には回転数を高精度に検出できる
電磁ピックアップ等は取付けられていない。このような
発電機の回転数の変化を精度良く測定するには、発電機
近くの場所で測定できる電気量、例えば電圧、電流など
から回転数を検出することが必要となる。この場合、測
定した電圧波形の零点を検出し、その時間差から周期を
算出すればよい。そして、事故時に発電機の動揺を観測
して脱調を予測する場合に、この種の測定器の必要性が
あり、開発が強く望まれている。
けた電磁ピックアップ等を用いれば行なうことができる
。しかし通常、発電機には回転数を高精度に検出できる
電磁ピックアップ等は取付けられていない。このような
発電機の回転数の変化を精度良く測定するには、発電機
近くの場所で測定できる電気量、例えば電圧、電流など
から回転数を検出することが必要となる。この場合、測
定した電圧波形の零点を検出し、その時間差から周期を
算出すればよい。そして、事故時に発電機の動揺を観測
して脱調を予測する場合に、この種の測定器の必要性が
あり、開発が強く望まれている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、発電機の回転数と、発電機の掻く近くで測定
した電圧の角速度は、定常状態であれば一致する。しか
し、系統に三相短絡、−線地絡などの事故が発生すると
、電圧は位相が急変したり、あるいは他の発電機の動揺
の影響のために、波形が歪み、角速度の検出がむずかし
くなる。
した電圧の角速度は、定常状態であれば一致する。しか
し、系統に三相短絡、−線地絡などの事故が発生すると
、電圧は位相が急変したり、あるいは他の発電機の動揺
の影響のために、波形が歪み、角速度の検出がむずかし
くなる。
即ち、第3図(a)は定常時の電圧波形であるが、これ
が事故後には第3図(b)に示すように正方向に偏移し
た波形となることもある。
が事故後には第3図(b)に示すように正方向に偏移し
た波形となることもある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、波形歪や
ノイズ等の影響を極力除去し、電圧波形の角速度を時々
刻々と検出し得る角速度測定方法を提供することを目的
としている。
ノイズ等の影響を極力除去し、電圧波形の角速度を時々
刻々と検出し得る角速度測定方法を提供することを目的
としている。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明は交流波形を高速にサ
ンプリング測定して、前記測定した交流波形に最も良く
一致する関数のパラメータを決定し、その関数が極大値
となる時刻を検出して前回の極大値時刻との差分を求め
、この時間差から交流波形の周期を決定するようにした
。
ンプリング測定して、前記測定した交流波形に最も良く
一致する関数のパラメータを決定し、その関数が極大値
となる時刻を検出して前回の極大値時刻との差分を求め
、この時間差から交流波形の周期を決定するようにした
。
(作 用)
周期の求め方を示す第4図によって説明すると、電圧波
形の角速度は波形のピーク点t3とtlの差分をΔt=
t3 tlとすれば、 ω=2π/Δtとして求められる。したがって、時々刻
々とピーク点を求めていけば、その時間の角速度を求め
ることができる。
形の角速度は波形のピーク点t3とtlの差分をΔt=
t3 tlとすれば、 ω=2π/Δtとして求められる。したがって、時々刻
々とピーク点を求めていけば、その時間の角速度を求め
ることができる。
また、最大値と最小値の時刻t3 、t2を用いれば、
角速度はω=π/(t3 tz)としても求められる。
角速度はω=π/(t3 tz)としても求められる。
ここて、第2図を用いて本発明の原理を示す。
電圧の瞬時値を高速にサンプリングした値を第2図(a
)の・点で示す。サンプリングする区間はTsからTE
とし、その間で、測定した値に最も一致するように関数
の係数を求める。電圧は正弦波に近いため、Ts〜TE
を1サイクルの172以下とすると、関数は例えば f(t)=at3+bt2+ct十d −・−(1
)の3次の多項式を用いて高精度に表わせる。
)の・点で示す。サンプリングする区間はTsからTE
とし、その間で、測定した値に最も一致するように関数
の係数を求める。電圧は正弦波に近いため、Ts〜TE
を1サイクルの172以下とすると、関数は例えば f(t)=at3+bt2+ct十d −・−(1
)の3次の多項式を用いて高精度に表わせる。
ここで、Tsを原点としてtを定義すると、各tt時点
の測定値vtが得られれば、(t=TTs) (1)式の係数a、b、c、dは、n個の点と、関数を
用いて計算した値のズレの最小自乗値を最小にする値と
して求められて、(3)式の解として得られる。
の測定値vtが得られれば、(t=TTs) (1)式の係数a、b、c、dは、n個の点と、関数を
用いて計算した値のズレの最小自乗値を最小にする値と
して求められて、(3)式の解として得られる。
最大値または最小値は、f(t)=Oの点であり、ff
t)=3at2+2bt+c=O=・(6)を満足する
tとして得られる。
t)=3at2+2bt+c=O=・(6)を満足する
tとして得られる。
すなわち、a>Oのときは
II II IIA
x bここで、簡
単のため A−x=fo ・・・・
・・(4)で表わすと X = A −111)
・・・・・・(5)となり、A”は定数であるため、−
度計算しておけばよい0時々刻々と変化しているのは、
Vlの値であるのでbのみ更新することになる。予め計
算しておいたA”と時々刻々と測定して得たv4を用い
たbの積としてXを得る。
x bここで、簡
単のため A−x=fo ・・・・
・・(4)で表わすと X = A −111)
・・・・・・(5)となり、A”は定数であるため、−
度計算しておけばよい0時々刻々と変化しているのは、
Vlの値であるのでbのみ更新することになる。予め計
算しておいたA”と時々刻々と測定して得たv4を用い
たbの積としてXを得る。
a、b、c、dが求められれば、関数f (t)のでf
(t)は極大、a<0のときは でf (t)は極小となる。
(t)は極大、a<0のときは でf (t)は極小となる。
今、関数はTsからTM時点の間の測定値を用いて計算
しているため、その区間の精度は高いが、t < Ts
、 TE < tの範囲では誤差が大きくなる可能性
がある。
しているため、その区間の精度は高いが、t < Ts
、 TE < tの範囲では誤差が大きくなる可能性
がある。
(i)a>Oのとき、Ts<TM(Tさならば、TM時
点で極大値になる(第5図(a))。
点で極大値になる(第5図(a))。
THAx−TMとする。
(ii)a < Oのとき、Ts <TM(TEならば
、’rr、を時点で極小値になる。
、’rr、を時点で極小値になる。
TMIN ”TMとする。
(iii)その他、すなわちTM <TSやTEくTM
の場合はTsとTの間には極大値、極小値がないことを
示す(第5図(bL(c) )。
の場合はTsとTの間には極大値、極小値がないことを
示す(第5図(bL(c) )。
このとき、角速度ωは今回求めたTHAXと前回求めた
τ の差分をΔT=THAX ”HAXとす4AX ると、 ω=2π/ΔT=2π/(THAx−τ14AX )・
・・(9) として得られる。
τ の差分をΔT=THAX ”HAXとす4AX ると、 ω=2π/ΔT=2π/(THAx−τ14AX )・
・・(9) として得られる。
(実施例)
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明よる角速度測定方法を説明するための構
成側図である。
成側図である。
第1図において、1は系統からのサンプリングによって
電圧を測定するための測定部、2は測定された電圧波形
を関数で表現したときのパラメータの推定部、3は関数
として表現した電圧波形が最大値(i&小値ンとなる時
刻の検出部、4は結果としての角速度の検出部である。
電圧を測定するための測定部、2は測定された電圧波形
を関数で表現したときのパラメータの推定部、3は関数
として表現した電圧波形が最大値(i&小値ンとなる時
刻の検出部、4は結果としての角速度の検出部である。
測定部は例えば50Hz系統では1周期は20m5ec
。
。
60H2系統では16.7m5ecであるため、サンプ
リング周期か100μsecの場合、5叶l系統では1
周期に20m SeC/ 100 B Sec = 2
00個のデータが測定できる。したがって、測定区間(
Ts〜TE)が8 m sec とすれは、8m5ec
/100 μsec =80個のデータが測定できる
ことになる。
リング周期か100μsecの場合、5叶l系統では1
周期に20m SeC/ 100 B Sec = 2
00個のデータが測定できる。したがって、測定区間(
Ts〜TE)が8 m sec とすれは、8m5ec
/100 μsec =80個のデータが測定できる
ことになる。
次に、関数の推定部では前記した(3)〜(5)式を用
いて、(5)式から係数x= (a、b、c、d)を求
める。次に、最大値または最小値になる時刻TMを(7
)マたは(8)式で求める。次いで角速度検出部にて、
(9)式を用いて角速度を計算する。
いて、(5)式から係数x= (a、b、c、d)を求
める。次に、最大値または最小値になる時刻TMを(7
)マたは(8)式で求める。次いで角速度検出部にて、
(9)式を用いて角速度を計算する。
以上の計算を周期的に行ない、得たT、の平均値を求め
れば精度は一層向上する。
れば精度は一層向上する。
発電機の近くで測定した電圧波形から求めた角速度は、
発電機の回転数にほぼ等しいため、その時々刻々の変化
を観測すれば発電機の動揺を観測したことになり、安定
度の判定に有効である。
発電機の回転数にほぼ等しいため、その時々刻々の変化
を観測すれば発電機の動揺を観測したことになり、安定
度の判定に有効である。
上記実施例によれば電圧波形をもとに角速度を得るよう
にしたが、これに限定されるものではなく、電流波形を
用いてもよい。
にしたが、これに限定されるものではなく、電流波形を
用いてもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば発電機の近くで測
定した交流量の波形をもとに角速度を判定するようにし
たので、発電機の軸に歯車等の器具を取付けることなく
、簡単な手段で角速度の測定が可能であると同時に、安
定度の判定も可能となる。
定した交流量の波形をもとに角速度を判定するようにし
たので、発電機の軸に歯車等の器具を取付けることなく
、簡単な手段で角速度の測定が可能であると同時に、安
定度の判定も可能となる。
第1図は本発明による角速度測定方法を説明する構成側
図、第2図は本発明の詳細な説明する図、第3図は電圧
波の定常時ならびに偏移したときの波形図、第4図は周
期の求め方を示す図、第5図は極大値の存在範囲を示す
図である。 1・・・測定部 2・・・波形の回転数の推定部 3・・・最大値(最小値)になる時刻の検出部4・・・
角速度の検出部 特許出願人 株式会社 東 芝 代理人弁理士 石 井 紀 男 第1図 / Ts (a) E 最大値となる時点 □1 第3図
図、第2図は本発明の詳細な説明する図、第3図は電圧
波の定常時ならびに偏移したときの波形図、第4図は周
期の求め方を示す図、第5図は極大値の存在範囲を示す
図である。 1・・・測定部 2・・・波形の回転数の推定部 3・・・最大値(最小値)になる時刻の検出部4・・・
角速度の検出部 特許出願人 株式会社 東 芝 代理人弁理士 石 井 紀 男 第1図 / Ts (a) E 最大値となる時点 □1 第3図
Claims (1)
- 交流波形を高速にサンプリング測定して、前記測定した
交流波形に最も良く一致する関数のパラメータを決定し
、その関数が極大値となる時刻を検出して前回の極大値
時刻との差分を求め、この時間差から交流波形の周期を
決定することを特徴とする角速度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221090A JPH041578A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 角速度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221090A JPH041578A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 角速度測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH041578A true JPH041578A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14321300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10221090A Pending JPH041578A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 角速度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041578A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250181A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Ono Sokki Co Ltd | エンジン回転計 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP10221090A patent/JPH041578A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250181A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Ono Sokki Co Ltd | エンジン回転計 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5514978A (en) | Stator turn fault detector for AC motor | |
US4518917A (en) | Plural sensor apparatus for monitoring turbine blading with undesired component elimination | |
US5548197A (en) | Method and apparatus for determining motor speed using zero crossing times | |
EP0702212A2 (en) | Phase difference measuring apparatus and mass flowmeter thereof | |
US4644270A (en) | Apparatus for monitoring housed turbine blading to obtain blading-to-housing distance | |
JPH02502127A (ja) | 同期1/4サイクル復調器を有するコリオリレートセンサ | |
CN107589299B (zh) | 基于多频率相量模型的电力信号同步相量测量方法 | |
CN101241151B (zh) | 基于幅值线性变化模型的实时频率测量方法 | |
CN110768270B (zh) | 基于快速频率识别的电网稳定检测方法及电网控制系统 | |
JPH041578A (ja) | 角速度測定方法 | |
JP3289961B2 (ja) | 回路素子の定数測定装置 | |
JP3053002B2 (ja) | 周波数測定方法及び装置 | |
JP2946152B2 (ja) | 周波数検出装置 | |
RU2562692C1 (ru) | Способ определения частоты трехфазного напряжения | |
JP3119541B2 (ja) | 周波数検出方式 | |
SU960646A1 (ru) | Способ измерени активной и реактивной составл ющих тока | |
JP3227982B2 (ja) | 正弦波交流信号の周波数検出方法 | |
JPH06284584A (ja) | 自動同期装置 | |
JP2980465B2 (ja) | 偏心量測定装置 | |
JP2003057073A (ja) | 内挿誤差見積方法及びその装置、並びにそれを用いた内挿誤差補正装置 | |
JP2005189184A (ja) | インピーダンス測定用自動平衡回路 | |
JPH06351163A (ja) | 電力系統の安定化装置 | |
JPH10246738A (ja) | 周波数変化量検出装置 | |
JPH0777547A (ja) | 正弦波交流信号の周波数検出方法 | |
JPH06307922A (ja) | 捩じり振動計 |