JPH04157844A - Atm多重化装置のバッファ構成方式 - Google Patents
Atm多重化装置のバッファ構成方式Info
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- JPH04157844A JPH04157844A JP2283231A JP28323190A JPH04157844A JP H04157844 A JPH04157844 A JP H04157844A JP 2283231 A JP2283231 A JP 2283231A JP 28323190 A JP28323190 A JP 28323190A JP H04157844 A JPH04157844 A JP H04157844A
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
ATM方式のセルを多重化して伝送するATM多重化装
置におけるバッファ構成方式に関し、バッファにおける
遅延時間及び廃棄率の許容条件が異なる各種のメディア
に対して最適な遅延時間と廃棄率を与えるバッファ構成
方式を提供することを目的とし、 ATM方式のセルを多重化して伝送するATM多重化装
置において、入力から出力までの遅延時間の許容値が小
さく、かつバッファ組接時の廃棄率の許容値が大きい第
1のセル群を入力して一時蓄積したのち出力する第1の
バッファと、前記第1のバッファより大きいバッファ容
量を有し、入力から出力までの遅延時間の許容値が大き
く、かつバッファ輻績による廃棄率の許容値が小さい第
2のセル群を入力して一時蓄積したのち出力する第2の
バッファと、前記第1のバッファに蓄積された第1のセ
ル群を前記第2のバッファに蓄積された第2のセル群に
優先して多重化部に出力せしめるバッファ出力制御手段
を備えるように構成する。
置におけるバッファ構成方式に関し、バッファにおける
遅延時間及び廃棄率の許容条件が異なる各種のメディア
に対して最適な遅延時間と廃棄率を与えるバッファ構成
方式を提供することを目的とし、 ATM方式のセルを多重化して伝送するATM多重化装
置において、入力から出力までの遅延時間の許容値が小
さく、かつバッファ組接時の廃棄率の許容値が大きい第
1のセル群を入力して一時蓄積したのち出力する第1の
バッファと、前記第1のバッファより大きいバッファ容
量を有し、入力から出力までの遅延時間の許容値が大き
く、かつバッファ輻績による廃棄率の許容値が小さい第
2のセル群を入力して一時蓄積したのち出力する第2の
バッファと、前記第1のバッファに蓄積された第1のセ
ル群を前記第2のバッファに蓄積された第2のセル群に
優先して多重化部に出力せしめるバッファ出力制御手段
を備えるように構成する。
本発明は、ATM方式のセルを多重化して伝送するAT
M多重化装置におけるバッファ構成方式近年、次世代の
広帯域サービス総合ディジタル網(B−ISDN)の基
盤となるATM (Asyn−chronous Tr
ansfer Mocle、非同期転送モード)方式の
研究開発が進展している。
M多重化装置におけるバッファ構成方式近年、次世代の
広帯域サービス総合ディジタル網(B−ISDN)の基
盤となるATM (Asyn−chronous Tr
ansfer Mocle、非同期転送モード)方式の
研究開発が進展している。
ATM方式は情報をセルと呼ぶ一定長の長さに区切り、
多種多様な特性をもつメディアを効率良く通信させるこ
とを可能とする方式である。上記ATM方式に使用され
るATM多重化装置においては、入力されるセルをバッ
ファに一時蓄積したうえで逐次出力して多重化し、伝送
路に出力する。
多種多様な特性をもつメディアを効率良く通信させるこ
とを可能とする方式である。上記ATM方式に使用され
るATM多重化装置においては、入力されるセルをバッ
ファに一時蓄積したうえで逐次出力して多重化し、伝送
路に出力する。
その際、バッファにセルが蓄積し切れない状態が発生し
たときには入力したセルは廃棄されることとなるため、
セル廃棄の確率がATM網全体である値以下となるよう
にシステム設計が行われる。
たときには入力したセルは廃棄されることとなるため、
セル廃棄の確率がATM網全体である値以下となるよう
にシステム設計が行われる。
従って、システムを構成する各ATM多重化装置におい
てはセルの廃棄率が前記条件を満足するように前記バッ
ファの容量を決める必要がある。
てはセルの廃棄率が前記条件を満足するように前記バッ
ファの容量を決める必要がある。
バッファは通常、FIFO(ファーストイン・ファース
トアウト)方式で処理されるため、バッファの容量は出
力側の伝送路のスルー・プツトに依存することとなり、
伝送路が低速回線である場合に一定の廃棄率を保つため
にはバッファ容量を大きくする必要がある。しかし、バ
ッファ容量の増大化に伴い、バッファに入力されてから
出力されるまでの時間、即ち、遅延が増加することは周
知の事項である。セルによって通信されるメデツアが音
声の場合、この遅延時間の増加は品質の低下を招くため
問題となるが、セルの廃棄はある程度許容される。これ
に対して、通信メディアがデータ或いはファクシミリ(
以下、FAXと記す)である場合は、遅延時間の増加は
ある程度許容されるがセルの廃棄は許されない。
トアウト)方式で処理されるため、バッファの容量は出
力側の伝送路のスルー・プツトに依存することとなり、
伝送路が低速回線である場合に一定の廃棄率を保つため
にはバッファ容量を大きくする必要がある。しかし、バ
ッファ容量の増大化に伴い、バッファに入力されてから
出力されるまでの時間、即ち、遅延が増加することは周
知の事項である。セルによって通信されるメデツアが音
声の場合、この遅延時間の増加は品質の低下を招くため
問題となるが、セルの廃棄はある程度許容される。これ
に対して、通信メディアがデータ或いはファクシミリ(
以下、FAXと記す)である場合は、遅延時間の増加は
ある程度許容されるがセルの廃棄は許されない。
従来技術においては、前記の如く異なる条件をもつ音声
、データ、FAXなどのセルを同一バッファに蓄積して
多重化しているため、特に伝送路が低速回線である場合
に、一方のメディアの条件を満足させようとすると、他
方の通信品質を低下させる結果となり、遅延時間及びセ
ル廃棄率の最適化が困難であった。
、データ、FAXなどのセルを同一バッファに蓄積して
多重化しているため、特に伝送路が低速回線である場合
に、一方のメディアの条件を満足させようとすると、他
方の通信品質を低下させる結果となり、遅延時間及びセ
ル廃棄率の最適化が困難であった。
このため、各種のメディアに対して遅延時間及びセル廃
棄率の最適化を図り得るATM多重化装置のバッファ構
成方式が求められている。
棄率の最適化を図り得るATM多重化装置のバッファ構
成方式が求められている。
第6図は従来技術の構成図である。
従来技術のATM多重化装置においては、図示省略され
た入回線より回線対応部(図示省略)を経て音声、デー
外FAXなどのディジタル情報が入力されるが、未セル
化のものはセル組立/分解部32においてセル化された
のち同一のバッファ31に入力されて一時蓄積されたの
ち、順次多重化部33に出力され、多重化部33より伝
送路(図示省略)に送出される。
た入回線より回線対応部(図示省略)を経て音声、デー
外FAXなどのディジタル情報が入力されるが、未セル
化のものはセル組立/分解部32においてセル化された
のち同一のバッファ31に入力されて一時蓄積されたの
ち、順次多重化部33に出力され、多重化部33より伝
送路(図示省略)に送出される。
バッファ31においてはFIFO方式により最初に入力
されたセルより順次出力されるため、出回線が低速回線
であるためにバッファの容量を大きくすると、容量−杯
にセルが蓄積されたときに最後に入力されたセルが出力
されるまでの時間が大きくなる。一方、バッファにおけ
る遅延時間やセルの廃棄率の許容限度は前記の如(通信
メディアによって異なるため、従来技術においては廃棄
率の許容限度によって入力の優先度に差をつける方法を
とっている。この方法では、廃棄率の許容限度が低いデ
ータ、FAX等のセルに高い優先度Aを付与し、廃棄率
がある程度許容される音声セルに低い優先度Bを付与し
、バッファ容量のγ%を超えてセルか蓄積されたときは
、優先度Bの音声セルはバッファに入力せずに廃棄し、
7%以上100%までは優先度へのセルのみを入力させ
る。
されたセルより順次出力されるため、出回線が低速回線
であるためにバッファの容量を大きくすると、容量−杯
にセルが蓄積されたときに最後に入力されたセルが出力
されるまでの時間が大きくなる。一方、バッファにおけ
る遅延時間やセルの廃棄率の許容限度は前記の如(通信
メディアによって異なるため、従来技術においては廃棄
率の許容限度によって入力の優先度に差をつける方法を
とっている。この方法では、廃棄率の許容限度が低いデ
ータ、FAX等のセルに高い優先度Aを付与し、廃棄率
がある程度許容される音声セルに低い優先度Bを付与し
、バッファ容量のγ%を超えてセルか蓄積されたときは
、優先度Bの音声セルはバッファに入力せずに廃棄し、
7%以上100%までは優先度へのセルのみを入力させ
る。
蓄積されたセルがバッファ容量の100%に近い状態で
音声セルが入力されると出力されるまでの遅延時間が大
となり、音声品質を低下させるが、以上のようにバッフ
ァ容量のγ%を超えて入力させないことにより遅延時間
を一定限度以下とすることができる。また、データ、F
AX等のセルについてはバッファが100%使用できる
ため廃棄率を低くすることができる。
音声セルが入力されると出力されるまでの遅延時間が大
となり、音声品質を低下させるが、以上のようにバッフ
ァ容量のγ%を超えて入力させないことにより遅延時間
を一定限度以下とすることができる。また、データ、F
AX等のセルについてはバッファが100%使用できる
ため廃棄率を低くすることができる。
しかし、以上の方法においては、優先度Aのセルがバッ
ファのγ%以上を占有した場合、それ以降に到着した優
先度Bの音声セルは優先度Aのセルがγ%(またはγよ
り若干低く設定した値)以下になるまで廃棄されること
となる。このため、ある程度廃棄が許容される音声セル
に対して限度を超えてセルか廃棄される可能性がある。
ファのγ%以上を占有した場合、それ以降に到着した優
先度Bの音声セルは優先度Aのセルがγ%(またはγよ
り若干低く設定した値)以下になるまで廃棄されること
となる。このため、ある程度廃棄が許容される音声セル
に対して限度を超えてセルか廃棄される可能性がある。
これは、バッファを音声とデータ・FAXに共通に用い
、セルの廃棄率によって優先度を設定したために生じた
ものである。仮に優先度へと優先度Bの入力優先度を逆
にすればデータ、FAXのセルの廃棄率が高くなるばか
りでなく、音声セルの遅延も増大するので却って問題を
悪化させることとなるので、従来技術では上記の問題を
解決することはできない。
、セルの廃棄率によって優先度を設定したために生じた
ものである。仮に優先度へと優先度Bの入力優先度を逆
にすればデータ、FAXのセルの廃棄率が高くなるばか
りでなく、音声セルの遅延も増大するので却って問題を
悪化させることとなるので、従来技術では上記の問題を
解決することはできない。
従来技術においては、セルの廃棄率の許容限度によって
セルに優先度を設け、バッファ容量の一定限度を超えて
セルが蓄積されたときは、優先度の低いセルを廃棄し、
優先度の高いセルのみを入力させているため、優先度の
高いセルがバッファ容量の一定限度以上を占有した場合
、それ以降に到着した優先度の低いセルは優先度Aの高
いセルが前記一定限度板下になるまで廃棄されることと
なり、優先度の低いセルの廃棄率を許容限度以上に増大
するという問題があった。
セルに優先度を設け、バッファ容量の一定限度を超えて
セルが蓄積されたときは、優先度の低いセルを廃棄し、
優先度の高いセルのみを入力させているため、優先度の
高いセルがバッファ容量の一定限度以上を占有した場合
、それ以降に到着した優先度の低いセルは優先度Aの高
いセルが前記一定限度板下になるまで廃棄されることと
なり、優先度の低いセルの廃棄率を許容限度以上に増大
するという問題があった。
本発明は、バッファにおける遅延時間及び廃棄率の許容
条件が異なる各種のメディアに対して最適な遅延時間と
廃棄率を与えるバッファ構成方式を提供することを目的
とする。
条件が異なる各種のメディアに対して最適な遅延時間と
廃棄率を与えるバッファ構成方式を提供することを目的
とする。
第1図乃至第3図は本発明の原理説明図である。
第1図中、1は入力から出力までの遅延時間の許容値が
小さく、かつバッファ組接時の廃棄率の許容値が大きい
第1のセル群Aを入力して一時蓄積したのち出力する第
1のバッファ、2は前記第1のバッファより大きいバッ
ファ容量を有し、入力から出力までの遅延時間の許容値
が大きく、かつバッファ輻績による廃棄率の許容値が小
さい第2のセル群Bを入力して一時蓄積したのち出力す
る第2のバッファ、3は前記第1のバッファ1に蓄積さ
れた第1のセル群Aを前記第2のバッファ2に蓄積され
た第2のセル群Bに優先して多重化部に出力せしめるバ
ッファ出力制御手段である。
小さく、かつバッファ組接時の廃棄率の許容値が大きい
第1のセル群Aを入力して一時蓄積したのち出力する第
1のバッファ、2は前記第1のバッファより大きいバッ
ファ容量を有し、入力から出力までの遅延時間の許容値
が大きく、かつバッファ輻績による廃棄率の許容値が小
さい第2のセル群Bを入力して一時蓄積したのち出力す
る第2のバッファ、3は前記第1のバッファ1に蓄積さ
れた第1のセル群Aを前記第2のバッファ2に蓄積され
た第2のセル群Bに優先して多重化部に出力せしめるバ
ッファ出力制御手段である。
また、第2図及び第3図中、11は入力から出力までの
遅延時間の許容値が小さ(、かつバッファ輻績時の廃棄
率の許容値が大きい第1のセル群Cを入力して一時蓄積
したのち出力する第1のバッファ、12は前記第1のバ
ッファ11より大きいバッファ容量を有し、入力から出
力までの遅延時間の許容値が小さく、かつバッファ輻績
による廃棄率の許容値が前記第1のセル群Cよりも小さ
い第2のセル群りを入力して一時蓄積したのち出力する
第2のバッファ、13は前記第2のバッファ12より大
きいバッファ容量を有し、入力から出力までの遅延時間
の許容値が大きく、かつバッファ輻晴による廃棄率の許
容値が前記第2のセル群りよりも小さい第3のセル群E
を入力して一時蓄積したのち出力する第3のバッファ、
14は前記第2のバッファ工2に蓄積された第2のセル
群pを最優先とし、前記第1のバッファ11に蓄積され
た第1のセル群Cを前記第2のセル群りに次ぐ優先度、
前記第3のバッファ13に蓄積された第3のセル群Eを
最下位の優先度としてセル多重化部に出力せしめるバッ
ファ出力制御手段、15は前記第2のバッファ12に蓄
積された第2のセル群りを最優先とし、前記第1のバッ
ファ11に蓄積された第1のセル群Cを前記2のセル群
りに次ぐ優先度、前記第3のバッファ13に蓄積された
第3のセル群Eを最下位の優先度としてセル多重化部に
出力せしめ、かつ前記第3のバッファ13に蓄積された
第3のセル群Eが該第3のバッファ(13)のバッファ
容量りに対して予め設定した占有率α%以上となったと
きは予め設定した占有率β%(β≦α)以下となるまで
前記第3のセル群Eを最優先としてセル多重化部に出力
せしめるバッファ出力制御手段である。
遅延時間の許容値が小さ(、かつバッファ輻績時の廃棄
率の許容値が大きい第1のセル群Cを入力して一時蓄積
したのち出力する第1のバッファ、12は前記第1のバ
ッファ11より大きいバッファ容量を有し、入力から出
力までの遅延時間の許容値が小さく、かつバッファ輻績
による廃棄率の許容値が前記第1のセル群Cよりも小さ
い第2のセル群りを入力して一時蓄積したのち出力する
第2のバッファ、13は前記第2のバッファ12より大
きいバッファ容量を有し、入力から出力までの遅延時間
の許容値が大きく、かつバッファ輻晴による廃棄率の許
容値が前記第2のセル群りよりも小さい第3のセル群E
を入力して一時蓄積したのち出力する第3のバッファ、
14は前記第2のバッファ工2に蓄積された第2のセル
群pを最優先とし、前記第1のバッファ11に蓄積され
た第1のセル群Cを前記第2のセル群りに次ぐ優先度、
前記第3のバッファ13に蓄積された第3のセル群Eを
最下位の優先度としてセル多重化部に出力せしめるバッ
ファ出力制御手段、15は前記第2のバッファ12に蓄
積された第2のセル群りを最優先とし、前記第1のバッ
ファ11に蓄積された第1のセル群Cを前記2のセル群
りに次ぐ優先度、前記第3のバッファ13に蓄積された
第3のセル群Eを最下位の優先度としてセル多重化部に
出力せしめ、かつ前記第3のバッファ13に蓄積された
第3のセル群Eが該第3のバッファ(13)のバッファ
容量りに対して予め設定した占有率α%以上となったと
きは予め設定した占有率β%(β≦α)以下となるまで
前記第3のセル群Eを最優先としてセル多重化部に出力
せしめるバッファ出力制御手段である。
第1図において、バッファlには入力から出力までの遅
延時間の許容値が小さ(、かつバッファ軽鎖時の廃棄率
の許容値が大きいセル群A、例えば音声セルが入力され
る。バッファ容量が小さいため、比較的廃棄される確率
が高いが、−旦バッファlに入力されればバッファ出力
制御手段3はバッファ1に蓄積されたセルを優先的に出
力するので遅延時間は小さい。即ち、遅延時間の許容値
が小さ(、廃棄率の許容値が大きいセル群Aに最適のバ
ッファ入出力処理が行われる。一方、バラファlよりも
大きいバッファ容量を有するバッファ2には遅延時間の
許容値が大きく、廃棄率の許容値が小さいセル群B1例
えばデータ、FAX等のセルが入力される。バッファ2
は容量が大きく、かつバッファ出力制御手段3がバッフ
ァ1に蓄積されたセルを優先的に出力するため、入力さ
れてから出力されるまでの遅延は大きくなることが多い
が、セルを廃棄する確率が低いため、遅延時間の許容値
が大きく、廃棄率の許容値が小さいセル群Bに最適な処
理が行われる。以上の如く、第1図のバッファ構成は、
遅延時間及び廃棄率の許容限度の異なる2種類のメディ
アに対して最適な遅延時間と廃棄率を与えることができ
る。
延時間の許容値が小さ(、かつバッファ軽鎖時の廃棄率
の許容値が大きいセル群A、例えば音声セルが入力され
る。バッファ容量が小さいため、比較的廃棄される確率
が高いが、−旦バッファlに入力されればバッファ出力
制御手段3はバッファ1に蓄積されたセルを優先的に出
力するので遅延時間は小さい。即ち、遅延時間の許容値
が小さ(、廃棄率の許容値が大きいセル群Aに最適のバ
ッファ入出力処理が行われる。一方、バラファlよりも
大きいバッファ容量を有するバッファ2には遅延時間の
許容値が大きく、廃棄率の許容値が小さいセル群B1例
えばデータ、FAX等のセルが入力される。バッファ2
は容量が大きく、かつバッファ出力制御手段3がバッフ
ァ1に蓄積されたセルを優先的に出力するため、入力さ
れてから出力されるまでの遅延は大きくなることが多い
が、セルを廃棄する確率が低いため、遅延時間の許容値
が大きく、廃棄率の許容値が小さいセル群Bに最適な処
理が行われる。以上の如く、第1図のバッファ構成は、
遅延時間及び廃棄率の許容限度の異なる2種類のメディ
アに対して最適な遅延時間と廃棄率を与えることができ
る。
第2図及び第3図においては、バッファ11及びバッフ
ァ工2にはいずれも遅延時間の小さいセル群、例えば2
種類の音声セルを入力する。音声の符号化方式には音声
符号を符号誤りの影響が少ない符号化部分と符号誤りの
影響が大きい符号化部分に分割して処理する方式がある
が、第2図及び第3図は、このような2種類の音声セル
が存在する場合に適するものである。第2図及び第3図
では、符号誤りの影響が少ない符号化部分をセル群C1
符号誤りの影響が大きい符号化部分をセル群りとし、セ
ル群Cが入力されるバッファ11の容量をセル群りが入
力されるバッファ12の容量より小さくし、セル群Cの
廃棄率がセル群りよりも若干高くなるようにする。また
、遅延時間の許容値はセル群C,Dとも小さいが音声品
質に影響を与える程度が高いセル群りの遅延を小さくす
るよう、バッファ出力制御手段14はバッファ12に蓄
積されているセル群りを最優先に出力させ、次にバッフ
ァ11に蓄積されているセル群Cを出力させる。第2の
バッファ12よりも更に大きな容量を持つバッファ13
には第1図のバッファ2と同様、遅延時間の許容値が太
き(、廃棄率の許容値が小さいセル群E、例えばデータ
、FAX等のセルを入力し、蓄積されたセル群Eの出力
の順位を最下位に置くことにより、遅延時間は大きくて
も廃棄される確率が低くなるようにバッファ入出力処理
を行う。
ァ工2にはいずれも遅延時間の小さいセル群、例えば2
種類の音声セルを入力する。音声の符号化方式には音声
符号を符号誤りの影響が少ない符号化部分と符号誤りの
影響が大きい符号化部分に分割して処理する方式がある
が、第2図及び第3図は、このような2種類の音声セル
が存在する場合に適するものである。第2図及び第3図
では、符号誤りの影響が少ない符号化部分をセル群C1
符号誤りの影響が大きい符号化部分をセル群りとし、セ
ル群Cが入力されるバッファ11の容量をセル群りが入
力されるバッファ12の容量より小さくし、セル群Cの
廃棄率がセル群りよりも若干高くなるようにする。また
、遅延時間の許容値はセル群C,Dとも小さいが音声品
質に影響を与える程度が高いセル群りの遅延を小さくす
るよう、バッファ出力制御手段14はバッファ12に蓄
積されているセル群りを最優先に出力させ、次にバッフ
ァ11に蓄積されているセル群Cを出力させる。第2の
バッファ12よりも更に大きな容量を持つバッファ13
には第1図のバッファ2と同様、遅延時間の許容値が太
き(、廃棄率の許容値が小さいセル群E、例えばデータ
、FAX等のセルを入力し、蓄積されたセル群Eの出力
の順位を最下位に置くことにより、遅延時間は大きくて
も廃棄される確率が低くなるようにバッファ入出力処理
を行う。
以上の如く、第2図のバッファ構成は、遅延時間及び廃
棄率の許容限度の異なる3種類のメディアに対して最適
な遅延時間と廃棄率を与えることができる。
棄率の許容限度の異なる3種類のメディアに対して最適
な遅延時間と廃棄率を与えることができる。
第3図は第2図と同一構成であるが、バッファ出力制御
手段15が第2図のバッファ出力制御手段14と異なる
制御を行う。即ち、バッファ出力制御手段15は通常は
第2図のバッファ出力制御手段14と同一制御を行って
いるが、バッファ13に蓄積されたセル群Eが予め設定
したバッファ13のバッファ容量りに対する占有率α%
以上になると、セル群Eを最優先としてセル多重化部に
出力させる。
手段15が第2図のバッファ出力制御手段14と異なる
制御を行う。即ち、バッファ出力制御手段15は通常は
第2図のバッファ出力制御手段14と同一制御を行って
いるが、バッファ13に蓄積されたセル群Eが予め設定
したバッファ13のバッファ容量りに対する占有率α%
以上になると、セル群Eを最優先としてセル多重化部に
出力させる。
この結果、バッファ13に蓄積されたセル群Eが予め設
定した占有率β%(β≦α)以下となると再びバッファ
12に蓄積されたセル群りを最優先、バッファ11に蓄
積されたセル群Cを次の優先度とし、バッファ13に蓄
積されたセル群Eを最下位の優先度で出力させる。これ
によって、バッファ13が輻輪状態となったことにより
生ずる可能性があるセル群Eの廃棄率の増加を未然に防
止する。即ち、第3図の構成は第2図の構成によるバッ
ファの出力制陣を更にきめ細かく行い、3種類のメディ
アに対して最適な遅延時間と廃棄率を与えることができ
る。
定した占有率β%(β≦α)以下となると再びバッファ
12に蓄積されたセル群りを最優先、バッファ11に蓄
積されたセル群Cを次の優先度とし、バッファ13に蓄
積されたセル群Eを最下位の優先度で出力させる。これ
によって、バッファ13が輻輪状態となったことにより
生ずる可能性があるセル群Eの廃棄率の増加を未然に防
止する。即ち、第3図の構成は第2図の構成によるバッ
ファの出力制陣を更にきめ細かく行い、3種類のメディ
アに対して最適な遅延時間と廃棄率を与えることができ
る。
第4図は本発明の第1図の原理説明図による一実施例の
構成図、第5図は本発明の第2図及び第3図の原理説明
図による一実施例の構成図である。
構成図、第5図は本発明の第2図及び第3図の原理説明
図による一実施例の構成図である。
企図を通じて同一対象は同一記号により示しており、図
中の21.24は音声セル組立/分解部、22はデータ
セル組立/分解部、23は多重化部である。
中の21.24は音声セル組立/分解部、22はデータ
セル組立/分解部、23は多重化部である。
また、ATM方式においては各種のメディアは端末装置
(図示省略)においてセル化される場合があるが、第4
図及び第5図は各種のメディアがATV多重化装置まで
セル化されずに送られ、ATM多重化装置内においてセ
ル化される例を示している。
(図示省略)においてセル化される場合があるが、第4
図及び第5図は各種のメディアがATV多重化装置まで
セル化されずに送られ、ATM多重化装置内においてセ
ル化される例を示している。
第4図において、図示省略された回線及び回線対応部を
経て音声、データ、FAXなどのディジタル情報が入力
されると、音声情報は音声セル組立/分解部21、デー
タ及びFAX情報はデータセル組立/分解部22におい
てそれぞれ音声セルまたはデータ・FAXセルにセル化
され、複数ビット(例えば8ビツト)並列でバッファl
またはバッファ2に送出される。これらの音声セルまた
はデータ・FAXセルはバッファ1またはバッファ2に
一時蓄積されたのち、バッファ出力制御部3の制御によ
り順次多重化部23に出力され、多重化部23において
方路別に多重化され、伝送路に送出される。なお、バッ
ファ2の容量りの最大値はデータまたはFAXの伝送上
許容される最大揺らぎ幅を吸収するような値とされ、バ
ッファ1の容量Sは例えばバッファ2の容量りの60%
程度の値が用いられる。
経て音声、データ、FAXなどのディジタル情報が入力
されると、音声情報は音声セル組立/分解部21、デー
タ及びFAX情報はデータセル組立/分解部22におい
てそれぞれ音声セルまたはデータ・FAXセルにセル化
され、複数ビット(例えば8ビツト)並列でバッファl
またはバッファ2に送出される。これらの音声セルまた
はデータ・FAXセルはバッファ1またはバッファ2に
一時蓄積されたのち、バッファ出力制御部3の制御によ
り順次多重化部23に出力され、多重化部23において
方路別に多重化され、伝送路に送出される。なお、バッ
ファ2の容量りの最大値はデータまたはFAXの伝送上
許容される最大揺らぎ幅を吸収するような値とされ、バ
ッファ1の容量Sは例えばバッファ2の容量りの60%
程度の値が用いられる。
この場合、音声セルが入力されるバッファlの容量Sが
小さいため、音声セルがバッファ1に入力される際に廃
棄される確率は高いが、バッファ長(容量に比例)が短
(、かつバッファ出力制御部3によりバッファ2よりも
優先的に出力されるため、バッファlにおける遅延時間
は小さい。−方、データ・FAXセルが入力されるバッ
ファ2は容量りが太き(、かつバッファ出力制御部3に
より蓄積されたセルの出力順位が低いため、データ・F
AXセルの遅延時間は大きくなる可能性があるが廃棄さ
れる確率は小さい。
小さいため、音声セルがバッファ1に入力される際に廃
棄される確率は高いが、バッファ長(容量に比例)が短
(、かつバッファ出力制御部3によりバッファ2よりも
優先的に出力されるため、バッファlにおける遅延時間
は小さい。−方、データ・FAXセルが入力されるバッ
ファ2は容量りが太き(、かつバッファ出力制御部3に
より蓄積されたセルの出力順位が低いため、データ・F
AXセルの遅延時間は大きくなる可能性があるが廃棄さ
れる確率は小さい。
第5図においては、バッファ11及びバッファ12には
いずれも遅延時間の許容値の小さい2種類の音声セルを
入力する。音声の符号化方式には例えば32kbpsの
ADPCM方式をベースとしてlワードを構成する符号
化データの4ビツトを最上位ビット(MSB)からの2
ビツトと最下位ビット(L S B)からの2ビツトに
分離し、LSBからの2ビツトが失われても受信側で再
生可能とするBmbeddcid符号化方式と呼ばれる
方式がある。第5図の音声セル組立/分解部24では音
声セルを組み立てる場合に上記Embedded符号化
方式におけるMSBからの2ビツトとLSBからの2ビ
ツトを分離してセル化し、LSBからの2ビツトを音声
LSBセルとして最も小さなバッファ容量Sをもつバッ
ファ11に、MSBからの2ビツトを音声MSBセルと
してバッファ11よりも大きな容量Mを持つバッファ1
2に入力する。このような音声音声MSBセルと音声L
SBセルはいずれも遅延時間の許容値が小さいものであ
るが、上記の如き性格をもっているため、出力について
はバッファ出力制御部14または15においてバッファ
11を最優先、バッファ12を次の順位として出力する
。従って、音声MSBセルの方が音声LSBセルよりも
遅延時間が小さく、廃棄される確率も小さくなり、Em
−bedded符号化方式の特長が活かされることとな
る。
いずれも遅延時間の許容値の小さい2種類の音声セルを
入力する。音声の符号化方式には例えば32kbpsの
ADPCM方式をベースとしてlワードを構成する符号
化データの4ビツトを最上位ビット(MSB)からの2
ビツトと最下位ビット(L S B)からの2ビツトに
分離し、LSBからの2ビツトが失われても受信側で再
生可能とするBmbeddcid符号化方式と呼ばれる
方式がある。第5図の音声セル組立/分解部24では音
声セルを組み立てる場合に上記Embedded符号化
方式におけるMSBからの2ビツトとLSBからの2ビ
ツトを分離してセル化し、LSBからの2ビツトを音声
LSBセルとして最も小さなバッファ容量Sをもつバッ
ファ11に、MSBからの2ビツトを音声MSBセルと
してバッファ11よりも大きな容量Mを持つバッファ1
2に入力する。このような音声音声MSBセルと音声L
SBセルはいずれも遅延時間の許容値が小さいものであ
るが、上記の如き性格をもっているため、出力について
はバッファ出力制御部14または15においてバッファ
11を最優先、バッファ12を次の順位として出力する
。従って、音声MSBセルの方が音声LSBセルよりも
遅延時間が小さく、廃棄される確率も小さくなり、Em
−bedded符号化方式の特長が活かされることとな
る。
大きな容量りを持つバッファ13には第4図のバッファ
2と同様、遅延時間の許容値が大きく、廃棄率の許容値
が小さいデータ・FAXセルを入力し、バッファ出力制
御部14において蓄積されたデータ・FAXセルを最下
位の出力順位として出力させる。このためデータ・FA
Xセルは遅延時間が大きくなる可能性はあるが、廃棄さ
れる確率は最も低(なる。
2と同様、遅延時間の許容値が大きく、廃棄率の許容値
が小さいデータ・FAXセルを入力し、バッファ出力制
御部14において蓄積されたデータ・FAXセルを最下
位の出力順位として出力させる。このためデータ・FA
Xセルは遅延時間が大きくなる可能性はあるが、廃棄さ
れる確率は最も低(なる。
第5図のバッファ出力制御部15は通常は上記バッファ
出力制御部14と同じ処理を行っているが、バッファ1
3に蓄積されたデータ・FAXセル予め設定したバッフ
ァ13のバッファ容量りに対する占有率がα%、例えば
70%に達するとバッファ13のデータ・FAXセルを
最優先としてセル多重化部に出力させる。この結果、バ
ッファ13に蓄積されたデータ・FAXセルが予め設定
した占有率β%、例えば60%以下になると再びバッフ
ァ12に蓄積された音声MSBセルを最優先、バッファ
11に蓄積された音声LSBセルを次の優先度とし、バ
ッファ13のデータ・FAXセルを最下位の順位として
出力させる。これは、音声MSBセル及び音声LSBセ
ルの両方または一方が増加し、バッファ出力制御部15
がこれらの音声セルを優先して出力を続けた場合、蓄積
したデータ・FAXセルを出力できないバッファ13が
溢れ状態となり、データ・FAXセルの廃棄率が上昇す
るのを未然に防止するために行うものである。以上によ
り2種類の音声セルとデータ・FAXセルの遅延時間と
廃棄率がよりきめ細かく制御される。
出力制御部14と同じ処理を行っているが、バッファ1
3に蓄積されたデータ・FAXセル予め設定したバッフ
ァ13のバッファ容量りに対する占有率がα%、例えば
70%に達するとバッファ13のデータ・FAXセルを
最優先としてセル多重化部に出力させる。この結果、バ
ッファ13に蓄積されたデータ・FAXセルが予め設定
した占有率β%、例えば60%以下になると再びバッフ
ァ12に蓄積された音声MSBセルを最優先、バッファ
11に蓄積された音声LSBセルを次の優先度とし、バ
ッファ13のデータ・FAXセルを最下位の順位として
出力させる。これは、音声MSBセル及び音声LSBセ
ルの両方または一方が増加し、バッファ出力制御部15
がこれらの音声セルを優先して出力を続けた場合、蓄積
したデータ・FAXセルを出力できないバッファ13が
溢れ状態となり、データ・FAXセルの廃棄率が上昇す
るのを未然に防止するために行うものである。以上によ
り2種類の音声セルとデータ・FAXセルの遅延時間と
廃棄率がよりきめ細かく制御される。
以上の如く、ATM多重化装置において、バラファを第
4図及び第5図の如(構成することにより、遅延時間及
び廃棄率の許容条件が異なる音声、データ及びFAX等
の各種のメディアに対して最適な遅延時間と廃棄率を与
えることができる。
4図及び第5図の如(構成することにより、遅延時間及
び廃棄率の許容条件が異なる音声、データ及びFAX等
の各種のメディアに対して最適な遅延時間と廃棄率を与
えることができる。
以上、第4図及び第5図により本発明の詳細な説明した
が、第4図及び第5図はあくまで本発明の一実施例を示
したものであり、構成方法は第4図及び第5図に限られ
るものではない。例えば、第4図及び第5図においては
音声セル組立/分解部とデータセル組立/分解部を別個
のものとして示しであるが、両者を同一のもので組立て
たのち音声セルとデータ・FAXセルを分離しても本発
明の効果は変わらない。また、第5図においては音声セ
ルを2種類、データ・FAXセルを1種類とした例を示
しているが、3種類のバッファに入力するセルのメディ
アは上記に示したものに限られるものではなく、またデ
ータとFAXを同−群とせずに異なる群として取り扱う
ことも可能である。更に、第4図の構成におけるバッフ
ァ2とバッファ出力制御部3を第5図におけるバッファ
13とバッファ出力制御部15の如く構成し、音声セル
輻暢時におけるデータ・FAXセルの廃棄率上昇を防止
することが容易に可能であることは明らかである。本発
明はこれらの構成上の変形を排除するものではない。
が、第4図及び第5図はあくまで本発明の一実施例を示
したものであり、構成方法は第4図及び第5図に限られ
るものではない。例えば、第4図及び第5図においては
音声セル組立/分解部とデータセル組立/分解部を別個
のものとして示しであるが、両者を同一のもので組立て
たのち音声セルとデータ・FAXセルを分離しても本発
明の効果は変わらない。また、第5図においては音声セ
ルを2種類、データ・FAXセルを1種類とした例を示
しているが、3種類のバッファに入力するセルのメディ
アは上記に示したものに限られるものではなく、またデ
ータとFAXを同−群とせずに異なる群として取り扱う
ことも可能である。更に、第4図の構成におけるバッフ
ァ2とバッファ出力制御部3を第5図におけるバッファ
13とバッファ出力制御部15の如く構成し、音声セル
輻暢時におけるデータ・FAXセルの廃棄率上昇を防止
することが容易に可能であることは明らかである。本発
明はこれらの構成上の変形を排除するものではない。
以上説明したように、本発明によれば、ATV多重化装
置のバッファにおける遅延時間及び廃棄率を、これらの
許容条件が異なる各種メディアに対して最適とすること
が可能となり、かかるATM多重化装置のバッファにお
ける各種メディアの通信品質の向上に資するところが大
きい。
置のバッファにおける遅延時間及び廃棄率を、これらの
許容条件が異なる各種メディアに対して最適とすること
が可能となり、かかるATM多重化装置のバッファにお
ける各種メディアの通信品質の向上に資するところが大
きい。
第1図は本発明の原理説明図(1)、第2図は本発明の
原理説明図(2)、第3図は本発明の原理説明図(3)
、第4図は本発明の実施例構成図(1)、第5図は本発
明の実施例構成図(2)、第6図は従来技術の構成図で
ある。 図中、 1、2.11.12.13・・・・・・・・・ バッフ
ァ3、14.15 ・・・・・・・−・・・バッファ
出力制御手段である。 へ−9輸 へ軒e逅
原理説明図(2)、第3図は本発明の原理説明図(3)
、第4図は本発明の実施例構成図(1)、第5図は本発
明の実施例構成図(2)、第6図は従来技術の構成図で
ある。 図中、 1、2.11.12.13・・・・・・・・・ バッフ
ァ3、14.15 ・・・・・・・−・・・バッファ
出力制御手段である。 へ−9輸 へ軒e逅
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ATM方式のセルを多重化して伝送するATM多重
化装置において、 入力から出力までの遅延時間の許容値が小さく、かつバ
ッファ輻輳時の廃棄率の許容値が大きい第1のセル群(
A)を入力して一時蓄積したのち出力する第1のバッフ
ァ(1)と、 前記第1のバッファ(1)より大きいバッファ容量を有
し、入力から出力までの遅延時間の許容値が大きく、か
つバッファ輻輳による廃棄率の許容値が小さい第2のセ
ル群(B)を入力して一時蓄積したのち出力する第2の
バッファ(2)と、前記第1のバッファ(1)に蓄積さ
れた第1のセル群(A)を前記第2のバッファ(2)に
蓄積された第2のセル群(B)に優先して多重化部に出
力せしめるバッファ出力制御手段(3)を備えたことを
特徴とするATM多重化装置のバッファ構成方式。 2、ATM方式のセルを多重化して伝送するATM多重
化装置において、 入力から出力までの遅延時間の許容値が小さく、かつバ
ッファ輻輳時の廃棄率の許容値が大きい第1のセル群(
C)を入力して一時蓄積したのち出力する第1のバッフ
ァ(11)と、 前記第1のバッファ(11)より大きいバッファ容量を
有し、入力から出力までの遅延時間の許容値及びバッフ
ァ輻輳による廃棄率の許容値がいずれも前記第1のセル
群(C)よりも小さい第2のセル群(D)を入力して一
時蓄積したのち出力する第2のバッファ(12)と、 前記第2のバッファ(12)より大きいバッファ容量を
有し、入力から出力までの遅延時間の許容値が大きく、
かつバッファ輻輳による廃棄率の許容値が前記第2のセ
ル群(D)よりも小さい第3のセル群(E)を入力して
一時蓄積したのち出力する第3のバッファ(13)と、 前記第2のバッファ(12)に蓄積された第2のセル群
(D)を最優先とし、前記第1のバッファ(11)に蓄
積された第1のセル群(C)を前記2のセル群(D)に
次ぐ優先度、前記第3のバッファ(13)に蓄積された
第3のセル群(E)を最下位の優先度としてセル多重化
部に出力せしめるバッファ出力制御手段(14)を備え
たことを特徴とするATM多重化装置のバッファ構成方
式。 3、請求項2の第1のバッファ(11)、第2のバッフ
ァ(12)及び第3のバッファ(13)と、前記第2の
バッファ(12)に蓄積された第2のセル群(D)を最
優先とし、前記第1のバッファ(11)に蓄積された第
1のセル群(C)を前記2のセル群(D)に次ぐ優先度
、前記第3のバッファ(13)に蓄積された第3のセル
群(E)を最下位の優先度としてセル多重化部に出力せ
しめ、かつ前記第3のバッファ(13)に蓄積された第
3のセル群(E)が該第3のバッファ(13)のバッフ
ァ容量Lに対して予め設定した占有率α%以上となった
ときは予め設定した占有率β%(β≦α)以下となるま
で前記第3のセル群(E)を最優先としてセル多重化部
に出力せしめるバッファ出力制御手段(15)を備えた
ことを特徴とする請求項2記載のATM多重化装置のバ
ッファ構成方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2283231A JPH04157844A (ja) | 1990-10-20 | 1990-10-20 | Atm多重化装置のバッファ構成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2283231A JPH04157844A (ja) | 1990-10-20 | 1990-10-20 | Atm多重化装置のバッファ構成方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04157844A true JPH04157844A (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=17662788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2283231A Pending JPH04157844A (ja) | 1990-10-20 | 1990-10-20 | Atm多重化装置のバッファ構成方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04157844A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002075994A1 (fr) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Appareil de communication, procede de communication, programme de communication, support d'enregistrement, station mobile, station de base, et systeme de communication |
US6487220B2 (en) | 1996-08-29 | 2002-11-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Content-based multiplexer device and multiplexing method |
US6829219B1 (en) | 1999-03-29 | 2004-12-07 | Nec Corporation | Routing processing method in packet transmission and system therefor |
WO2006011193A1 (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | データ送信装置 |
JP2006270450A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Yamaha Corp | 送信装置 |
-
1990
- 1990-10-20 JP JP2283231A patent/JPH04157844A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6487220B2 (en) | 1996-08-29 | 2002-11-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Content-based multiplexer device and multiplexing method |
US6829219B1 (en) | 1999-03-29 | 2004-12-07 | Nec Corporation | Routing processing method in packet transmission and system therefor |
WO2002075994A1 (fr) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Appareil de communication, procede de communication, programme de communication, support d'enregistrement, station mobile, station de base, et systeme de communication |
WO2006011193A1 (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | データ送信装置 |
JP2006270450A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Yamaha Corp | 送信装置 |
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