JPH0595340A - マルチメデイア多重化システム - Google Patents
マルチメデイア多重化システムInfo
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- JPH0595340A JPH0595340A JP25266591A JP25266591A JPH0595340A JP H0595340 A JPH0595340 A JP H0595340A JP 25266591 A JP25266591 A JP 25266591A JP 25266591 A JP25266591 A JP 25266591A JP H0595340 A JPH0595340 A JP H0595340A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- information
- cells
- unit
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッファにおけるオーバーフローを防止す
る。 【構成】 各セル蓄積分解部６００は、信号線４１を通
じてセルを受け取り、各セル内の補正タイムスタンプを
信号線５１を通じて制御部５００から与えられる所定の
情報によってプラス補正し、補正した補正タイムスタン
プの値が、信号線５０を通じて制御部５００から与えら
れるタイムスタンプの値を越えるまではそのセルを蓄積
し、越えた場合にはセル分解を行ってメディアからの情
報を復号部７００に出力する。バッファ制御部９００
は、これらセル蓄積分解部６００に蓄積されているセル
の数を監視し、セルの数が所定数を越えたときは制御信
号を出力する。制御部５００はこの制御信号を受け取る
と、前記所定の情報をプラス補正して信号線５１に出力
する。その結果、蓄積分解部６００が出力するセルの数
が増加し、蓄積されるセルの数が減ってオーバーフロー
が防止される。
る。 【構成】 各セル蓄積分解部６００は、信号線４１を通
じてセルを受け取り、各セル内の補正タイムスタンプを
信号線５１を通じて制御部５００から与えられる所定の
情報によってプラス補正し、補正した補正タイムスタン
プの値が、信号線５０を通じて制御部５００から与えら
れるタイムスタンプの値を越えるまではそのセルを蓄積
し、越えた場合にはセル分解を行ってメディアからの情
報を復号部７００に出力する。バッファ制御部９００
は、これらセル蓄積分解部６００に蓄積されているセル
の数を監視し、セルの数が所定数を越えたときは制御信
号を出力する。制御部５００はこの制御信号を受け取る
と、前記所定の情報をプラス補正して信号線５１に出力
する。その結果、蓄積分解部６００が出力するセルの数
が増加し、蓄積されるセルの数が減ってオーバーフロー
が防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア多重化
システムに関するものである。
システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のマルチメディア多重化シ
ステムでは、ＡＴＭ交換にて発生するセル遅延の揺らぎ
を補償するため、受信側に大容量のバッファが設けられ
ていた。
ステムでは、ＡＴＭ交換にて発生するセル遅延の揺らぎ
を補償するため、受信側に大容量のバッファが設けられ
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマルチ
メディア多重化システムでは、受信されたセルがバッフ
ァ内に長時間蓄積されると、バッファに蓄積されるセル
の数が多くなり、やがてオーバーフローしてセル廃棄が
発生するという問題があった。
メディア多重化システムでは、受信されたセルがバッフ
ァ内に長時間蓄積されると、バッファに蓄積されるセル
の数が多くなり、やがてオーバーフローしてセル廃棄が
発生するという問題があった。
【０００４】本発明の目的は、このような問題を解決
し、バッファにおけるオーバーフローが発生しないよう
にしたマルチメディア多重化システムを提供することに
ある。
し、バッファにおけるオーバーフローが発生しないよう
にしたマルチメディア多重化システムを提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の回線で
接続された受信側システムと送信側システムとからなる
マルチメディア多重化システムにおいて、前記送信側シ
ステムは、複数のメディアからの情報をそれぞれ符号化
して出力する複数の符号化部と、第１の時刻情報を出力
し、かつ前記符号化部で発生しうる最大遅延と前記符号
化部で発生する遅延との差分でプラス補正した補正時刻
情報を前記メディアごとに出力する送信タイミング制御
部と、前記メディアごとに、前記符号化部が出力する情
報と前記補正時刻情報とによりセル組み立てを行って各
セルを蓄積し、蓄積したセルの内、前記補正時刻情報の
値が前記第１の時刻情報の値以上であるセルを出力する
複数のセル組立蓄積部と、これらセル組立蓄積部が出力
する前記セルを多重化して前記所定の回線に送出するセ
ル多重化部とを備え、前記受信側システムは、前記所定
の回線から多重化された前記セルを受け取り、それらを
各メディアごとの信号線に分配するセル分配部と、符号
化された情報をメディアごとにそれぞれ復号する複数の
復号部と、第２の時刻情報を出力し、かつ前記復号部で
発生しうる最大遅延と前記復号部で発生する遅延との差
分値を表す差分情報を前記メディアごとに出力し、所定
の制御信号が入力されたときは前記最大遅延を変化させ
て前記差分情報を補正し、出力する受信タイミング制御
部と、前記メディアごとに、前記信号線を通じて前記セ
ルを受け取り、各セル内の前記補正時刻情報を前記差分
情報によってプラス補正し、補正した前記補正時刻情報
の値が、前記第２の時刻情報の値を越えるまではそのセ
ルを蓄積し、越えた場合にはセル分解を行ってメディア
からの情報を対応する前記復号部に出力する複数のセル
蓄積分解部と、これらセル蓄積分解部に蓄積されている
セルの数が所定数を越えたとき、前記所定の制御信号を
前記受信タイミング部に出力するバッファ制御部とを備
えたことを特徴とする。
接続された受信側システムと送信側システムとからなる
マルチメディア多重化システムにおいて、前記送信側シ
ステムは、複数のメディアからの情報をそれぞれ符号化
して出力する複数の符号化部と、第１の時刻情報を出力
し、かつ前記符号化部で発生しうる最大遅延と前記符号
化部で発生する遅延との差分でプラス補正した補正時刻
情報を前記メディアごとに出力する送信タイミング制御
部と、前記メディアごとに、前記符号化部が出力する情
報と前記補正時刻情報とによりセル組み立てを行って各
セルを蓄積し、蓄積したセルの内、前記補正時刻情報の
値が前記第１の時刻情報の値以上であるセルを出力する
複数のセル組立蓄積部と、これらセル組立蓄積部が出力
する前記セルを多重化して前記所定の回線に送出するセ
ル多重化部とを備え、前記受信側システムは、前記所定
の回線から多重化された前記セルを受け取り、それらを
各メディアごとの信号線に分配するセル分配部と、符号
化された情報をメディアごとにそれぞれ復号する複数の
復号部と、第２の時刻情報を出力し、かつ前記復号部で
発生しうる最大遅延と前記復号部で発生する遅延との差
分値を表す差分情報を前記メディアごとに出力し、所定
の制御信号が入力されたときは前記最大遅延を変化させ
て前記差分情報を補正し、出力する受信タイミング制御
部と、前記メディアごとに、前記信号線を通じて前記セ
ルを受け取り、各セル内の前記補正時刻情報を前記差分
情報によってプラス補正し、補正した前記補正時刻情報
の値が、前記第２の時刻情報の値を越えるまではそのセ
ルを蓄積し、越えた場合にはセル分解を行ってメディア
からの情報を対応する前記復号部に出力する複数のセル
蓄積分解部と、これらセル蓄積分解部に蓄積されている
セルの数が所定数を越えたとき、前記所定の制御信号を
前記受信タイミング部に出力するバッファ制御部とを備
えたことを特徴とする。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図１に本発明によるマルチメディア多重化シ
ステムの一例を示す。なお、ここでは一例として多重化
メディアの数を９とした。
説明する。図１に本発明によるマルチメディア多重化シ
ステムの一例を示す。なお、ここでは一例として多重化
メディアの数を９とした。
【０００７】まず送信側の構成を説明する。各メディア
ごとに設けられた各可変レート符号化部１０１はそれぞ
れ、各メディアからの情報に対して可変レート符号化を
行い、結果を信号線１１に出力する。
ごとに設けられた各可変レート符号化部１０１はそれぞ
れ、各メディアからの情報に対して可変レート符号化を
行い、結果を信号線１１に出力する。
【０００８】送信タイムスタンプ制御部２００は、時刻
情報、すなわちタイムスタンプを信号線２０に出力し、
さらに符号化部１００による符号化処理で発生しうる最
大遅延と符号化部１００による符号化処理で発生する遅
延との差分でプラス補正した補正時刻情報、すなわち補
正タイムスタンプをメディアごとにそれぞれ信号線２１
に出力する。
情報、すなわちタイムスタンプを信号線２０に出力し、
さらに符号化部１００による符号化処理で発生しうる最
大遅延と符号化部１００による符号化処理で発生する遅
延との差分でプラス補正した補正時刻情報、すなわち補
正タイムスタンプをメディアごとにそれぞれ信号線２１
に出力する。
【０００９】各セル組立蓄積部３００はそれぞれメディ
アごとに、符号化部１００が出力する情報と、制御部２
００から信号線２１を通じて与えられる補正タイムスタ
ンプとによりセル組み立てを行って各セルを蓄積し、蓄
積したセルの内、補正タイムスタンプの値が信号線２０
からのタイムスタンプの値以上であるセルは信号線３１
に出力する。
アごとに、符号化部１００が出力する情報と、制御部２
００から信号線２１を通じて与えられる補正タイムスタ
ンプとによりセル組み立てを行って各セルを蓄積し、蓄
積したセルの内、補正タイムスタンプの値が信号線２０
からのタイムスタンプの値以上であるセルは信号線３１
に出力する。
【００１０】セル多重化部４００は、これらセル組立蓄
積部３００が出力するセルを多重化してＡＴＭ回線４０
に送出する。
積部３００が出力するセルを多重化してＡＴＭ回線４０
に送出する。
【００１１】次に受信側の構成を説明する。セル分配部
４１０は、ＡＴＭ回線４０から多重化されたセルを受け
取り、それらを各メディアごとの信号線４１に分配す
る。各復号部７００は、後述するセル蓄積分解部６００
からそれぞれ符号化された情報を受け取り、それらに対
して可変レート復号を行って出力する。
４１０は、ＡＴＭ回線４０から多重化されたセルを受け
取り、それらを各メディアごとの信号線４１に分配す
る。各復号部７００は、後述するセル蓄積分解部６００
からそれぞれ符号化された情報を受け取り、それらに対
して可変レート復号を行って出力する。
【００１２】送信タイムスタンプ制御部５００は、タイ
ムスタンプを信号線５０に出力し、かつ復号部７００に
よる復号処理で発生しうる最大遅延と復号部７００によ
る復号処理で発生する遅延との差分値を表す差分情報を
メディアごとに信号線５１に出力する。また、信号線９
０を通じて所定の制御信号が入力されたときは前記最大
遅延を変化させて前記差分情報をプラス補正し、出力す
る。
ムスタンプを信号線５０に出力し、かつ復号部７００に
よる復号処理で発生しうる最大遅延と復号部７００によ
る復号処理で発生する遅延との差分値を表す差分情報を
メディアごとに信号線５１に出力する。また、信号線９
０を通じて所定の制御信号が入力されたときは前記最大
遅延を変化させて前記差分情報をプラス補正し、出力す
る。
【００１３】各メディアごとに設けられた各セル蓄積分
解部６００は、信号線４１を通じてセルを受け取り、各
セル内の補正タイムスタンプを信号線５１を通じて制御
部５００から与えられる差分情報によってプラス補正
し、補正した補正タイムスタンプの値が、信号線５０を
通じて制御部５００から与えられるタイムスタンプの値
を越えるまではそのセルを蓄積し、越えた場合にはセル
分解を行ってメディアからの情報を対応する復号部７０
０に出力する。
解部６００は、信号線４１を通じてセルを受け取り、各
セル内の補正タイムスタンプを信号線５１を通じて制御
部５００から与えられる差分情報によってプラス補正
し、補正した補正タイムスタンプの値が、信号線５０を
通じて制御部５００から与えられるタイムスタンプの値
を越えるまではそのセルを蓄積し、越えた場合にはセル
分解を行ってメディアからの情報を対応する復号部７０
０に出力する。
【００１４】バッファ制御部９００は、これらセル蓄積
分解部６００に蓄積されているセルの数を信号線９１を
通じて監視し、セルの数が所定数を越えたときは所定の
制御信号を信号線９０に出力する。
分解部６００に蓄積されているセルの数を信号線９１を
通じて監視し、セルの数が所定数を越えたときは所定の
制御信号を信号線９０に出力する。
【００１５】次に動作を説明する。まず送信側では、各
メディアから情報が入力されると、各符号化部１００は
入力された情報に対して可変レート符号化を行い、信号
線１１に出力する。送信タイムスタンプ制御部２００
は、タイムスタンプを信号線２０に出力し、さらに符号
化部１００による符号化処理で発生しうる最大遅延と符
号化部１００による符号化処理で発生する遅延との差分
でプラス補正した補正タイムスタンプをメディアごとに
それぞれ信号線２１に出力する。そして、各セル組立蓄
積部３００はそれぞれ、符号化部１００が出力する情報
と、制御部２００から信号線２１を通じて与えられる補
正タイムスタンプとによりセル組み立てを行って各セル
を蓄積する。その際、補正タイムスタンプの値が信号線
２０からのタイムスタンプの値未満であるセルを蓄積す
る。また、蓄積したセルの内、補正タイムスタンプに値
が信号線２０からのタイムスタンプの値以上であるセル
は信号線３１に出力する。セル多重化部４００は、これ
らセル組立蓄積部３００が出力するセルを多重化してＡ
ＴＭ回線４０に送出する。
メディアから情報が入力されると、各符号化部１００は
入力された情報に対して可変レート符号化を行い、信号
線１１に出力する。送信タイムスタンプ制御部２００
は、タイムスタンプを信号線２０に出力し、さらに符号
化部１００による符号化処理で発生しうる最大遅延と符
号化部１００による符号化処理で発生する遅延との差分
でプラス補正した補正タイムスタンプをメディアごとに
それぞれ信号線２１に出力する。そして、各セル組立蓄
積部３００はそれぞれ、符号化部１００が出力する情報
と、制御部２００から信号線２１を通じて与えられる補
正タイムスタンプとによりセル組み立てを行って各セル
を蓄積する。その際、補正タイムスタンプの値が信号線
２０からのタイムスタンプの値未満であるセルを蓄積す
る。また、蓄積したセルの内、補正タイムスタンプに値
が信号線２０からのタイムスタンプの値以上であるセル
は信号線３１に出力する。セル多重化部４００は、これ
らセル組立蓄積部３００が出力するセルを多重化してＡ
ＴＭ回線４０に送出する。
【００１６】一方、受信側では、セル分配部４１０は、
ＡＴＭ回線４０から多重化されたセルを受け取り、それ
らを各メディアごとの信号線４１に分配する。送信タイ
ムスタンプ制御部５００は、タイムスタンプを信号線５
０に出力し、かつ復号部７００による復号処理で発生し
うる最大遅延と復号部７００による復号処理で発生する
遅延との差分値を表す差分情報をメディアごとに信号線
５１に出力する。そして、各セル蓄積分解部６００は、
信号線４１を通じてセルを受け取り、各セル内の補正タ
イムスタンプを、信号線５１を通じて制御部５００から
与えられる差分情報によってプラス補正し、補正した補
正タイムスタンプの表す値が、信号線５０を通じて制御
部５００から与えられるタイムスタンプの表す値を越え
るまではそのセルを蓄積し、越えた場合にはセル分解を
行ってメディアからの情報を対応する復号部７００に出
力する。各復号部７００は、セル蓄積分解部６００から
情報を受け取ると、それに対して可変レート復号を行っ
て各メディアに出力する。
ＡＴＭ回線４０から多重化されたセルを受け取り、それ
らを各メディアごとの信号線４１に分配する。送信タイ
ムスタンプ制御部５００は、タイムスタンプを信号線５
０に出力し、かつ復号部７００による復号処理で発生し
うる最大遅延と復号部７００による復号処理で発生する
遅延との差分値を表す差分情報をメディアごとに信号線
５１に出力する。そして、各セル蓄積分解部６００は、
信号線４１を通じてセルを受け取り、各セル内の補正タ
イムスタンプを、信号線５１を通じて制御部５００から
与えられる差分情報によってプラス補正し、補正した補
正タイムスタンプの表す値が、信号線５０を通じて制御
部５００から与えられるタイムスタンプの表す値を越え
るまではそのセルを蓄積し、越えた場合にはセル分解を
行ってメディアからの情報を対応する復号部７００に出
力する。各復号部７００は、セル蓄積分解部６００から
情報を受け取ると、それに対して可変レート復号を行っ
て各メディアに出力する。
【００１７】バッファ制御部９００は、セル蓄積分解部
６００に蓄積されているセルの数を信号線９１を通じて
監視し、セルの数が所定数を越えたときは所定の制御信
号を信号線９０に出力する。そして、制御部５００は、
信号線９０を通じて所定の制御信号が入力されると、前
記最大遅延を変化させて前記差分情報をプラス補正し、
信号線５１に出力する。その結果、各セル蓄積分解部６
００が復号部７００に送出するセルの数が増加し、蓄積
されるセルの数が減るので、セル蓄積分解部６００にお
いてオーバーフローが発生することが防止される。な
お、蓄積されているセルの数が所定数以下となると、制
御部９００は制御信号の送出を停止するので、制御部５
００は差分情報のプラス補正を中止し、もとの状態にも
どる。
６００に蓄積されているセルの数を信号線９１を通じて
監視し、セルの数が所定数を越えたときは所定の制御信
号を信号線９０に出力する。そして、制御部５００は、
信号線９０を通じて所定の制御信号が入力されると、前
記最大遅延を変化させて前記差分情報をプラス補正し、
信号線５１に出力する。その結果、各セル蓄積分解部６
００が復号部７００に送出するセルの数が増加し、蓄積
されるセルの数が減るので、セル蓄積分解部６００にお
いてオーバーフローが発生することが防止される。な
お、蓄積されているセルの数が所定数以下となると、制
御部９００は制御信号の送出を停止するので、制御部５
００は差分情報のプラス補正を中止し、もとの状態にも
どる。
【００１８】このように、本実施例のマルチメディア多
重化システムでは、端末間の遅延補正を自律的に行うメ
ディア間同期方式の機能を利用し、通信中のメディア数
が増加、あるいは減少したとき、最大遅延の値をセル蓄
積分解部６００に蓄積されているセルの数に応じて動的
に変化させて、蓄積されるセルの数を速やかに減少さ
せ、オーバーフローに伴う廃棄を回避する。
重化システムでは、端末間の遅延補正を自律的に行うメ
ディア間同期方式の機能を利用し、通信中のメディア数
が増加、あるいは減少したとき、最大遅延の値をセル蓄
積分解部６００に蓄積されているセルの数に応じて動的
に変化させて、蓄積されるセルの数を速やかに減少さ
せ、オーバーフローに伴う廃棄を回避する。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマルチメデ
ィア多重化システムでは、各セル蓄積分解部は、セル分
解部からセルを受け取り、各セル内の補正タイムスタン
プを、受信タイミング制御部から与えられる差分情報に
よってプラス補正し、補正した補正タイムスタンプの値
が、受信タイミング制御部から与えられるタイムスタン
プの値を越えるまではそのセルを蓄積し、越えた場合に
はセル分解を行ってメディアからの情報を復号部に出力
する。バッファ制御部は、これらセル蓄積分解部に蓄積
されているセルの数を監視し、セルの数が所定数を越え
たときは制御信号を受信タイミング制御部に出力する。
そして受信タイミング制御部はこの制御信号を受け取る
と、上記差分情報をプラス補正してセル蓄積分解部に出
力する。その結果、セル蓄積分解部が出力するセルの数
が増加し、蓄積されるセルの数が減る。すなわち、本発
明のマルチメディア多重化システムでは、セル蓄積分解
部に蓄積されるセルの数が所定数を越えると、蓄積され
るセルの数を減少させるように制御が働き、その結果、
セル蓄積分解部におけるオーバーフローが防止され、セ
ル廃棄が回避される。
ィア多重化システムでは、各セル蓄積分解部は、セル分
解部からセルを受け取り、各セル内の補正タイムスタン
プを、受信タイミング制御部から与えられる差分情報に
よってプラス補正し、補正した補正タイムスタンプの値
が、受信タイミング制御部から与えられるタイムスタン
プの値を越えるまではそのセルを蓄積し、越えた場合に
はセル分解を行ってメディアからの情報を復号部に出力
する。バッファ制御部は、これらセル蓄積分解部に蓄積
されているセルの数を監視し、セルの数が所定数を越え
たときは制御信号を受信タイミング制御部に出力する。
そして受信タイミング制御部はこの制御信号を受け取る
と、上記差分情報をプラス補正してセル蓄積分解部に出
力する。その結果、セル蓄積分解部が出力するセルの数
が増加し、蓄積されるセルの数が減る。すなわち、本発
明のマルチメディア多重化システムでは、セル蓄積分解
部に蓄積されるセルの数が所定数を越えると、蓄積され
るセルの数を減少させるように制御が働き、その結果、
セル蓄積分解部におけるオーバーフローが防止され、セ
ル廃棄が回避される。
【図１】本発明によるマルチメディア多重化システムの
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
１１，２０，２１，３１，４１，５０，５１，６１，９
０，９１ 信号線 ４０ ＡＴＭ回線 １００ 可変レート符号化部 ２００ 送信タイムスタンプ制御部 ３００ セル組立蓄積部 ４００ セル多重化部 ４１０ セル分配部 ５００ 受信タイムスタンプ制御部 ６００ セル蓄積分解部 ７００ 可変レート復号部 ９００ バッファ制御部
０，９１ 信号線 ４０ ＡＴＭ回線 １００ 可変レート符号化部 ２００ 送信タイムスタンプ制御部 ３００ セル組立蓄積部 ４００ セル多重化部 ４１０ セル分配部 ５００ 受信タイムスタンプ制御部 ６００ セル蓄積分解部 ７００ 可変レート復号部 ９００ バッファ制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｌ 12/48 Ｈ０４Ｑ 11/04
Claims (3)
- 【請求項１】所定の回線で接続された受信側システムと
送信側システムとからなるマルチメディア多重化システ
ムにおいて、 前記送信側システムは、 複数のメディアからの情報をそれぞれ符号化して出力す
る複数の符号化部と、 第１の時刻情報を出力し、かつ前記符号化部で発生しう
る最大遅延と前記符号化部で発生する遅延との差分でプ
ラス補正した補正時刻情報を前記メディアごとに出力す
る送信タイミング制御部と、 前記メディアごとに、前記符号化部が出力する情報と前
記補正時刻情報とによりセル組み立てを行って各セルを
蓄積し、蓄積したセルの内、前記補正時刻情報の値が前
記第１の時刻情報の値以上であるセルを出力する複数の
セル組立蓄積部と、 これらセル組立蓄積部が出力する前記セルを多重化して
前記所定の回線に送出するセル多重化部とを備え、 前記受信側システムは、 前記所定の回線から多重化された前記セルを受け取り、
それらを各メディアごとの信号線に分配するセル分配部
と、 符号化された情報をメディアごとにそれぞれ復号する複
数の復号部と、 第２の時刻情報を出力し、かつ前記復号部で発生しうる
最大遅延と前記復号部で発生する遅延との差分値を表す
差分情報を前記メディアごとに出力し、所定の制御信号
が入力されたときは前記最大遅延を変化させて前記差分
情報を補正し、出力する受信タイミング制御部と、 前記メディアごとに、前記信号線を通じて前記セルを受
け取り、各セル内の前記補正時刻情報を前記差分情報に
よってプラス補正し、補正した前記補正時刻情報の値
が、前記第２の時刻情報の値を越えるまではそのセルを
蓄積し、越えた場合にはセル分解を行ってメディアから
の情報を対応する前記復号部に出力する複数のセル蓄積
分解部と、 これらセル蓄積分解部に蓄積されているセルの数が所定
数を越えたとき、前記所定の制御信号を前記受信タイミ
ング部に出力するバッファ制御部とを備えたことを特徴
とするマルチメディア多重化システム。 - 【請求項２】前記符号化部は可変レート符号化を行い、
前記復号部は可変レート復号を行うことを特徴とする請
求項１記載のマルチメディア多重化システム。 - 【請求項３】前記所定の回線はＡＴＭ回線であることを
特徴とする請求項１記載のマルチメディア多重化システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25266591A JPH0595340A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | マルチメデイア多重化システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25266591A JPH0595340A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | マルチメデイア多重化システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595340A true JPH0595340A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17240529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25266591A Pending JPH0595340A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | マルチメデイア多重化システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0595340A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08130544A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-21 | Koninkl Ptt Nederland Nv | Ａｔｍ受信機のためのバッファ読み出し制御装置 |
| WO1997019562A1 (en) * | 1995-11-21 | 1997-05-29 | Imedia Corporation | Method and apparatus for increasing channel utilization for digital video transmission |
| US5862140A (en) * | 1995-11-21 | 1999-01-19 | Imedia Corporation | Method and apparatus for multiplexing video programs for improved channel utilization |
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-
1991
- 1991-10-01 JP JP25266591A patent/JPH0595340A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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