JPH0415711Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0415711Y2 JPH0415711Y2 JP1986093634U JP9363486U JPH0415711Y2 JP H0415711 Y2 JPH0415711 Y2 JP H0415711Y2 JP 1986093634 U JP1986093634 U JP 1986093634U JP 9363486 U JP9363486 U JP 9363486U JP H0415711 Y2 JPH0415711 Y2 JP H0415711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- vertical piece
- piece
- panel
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pallets (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、パネル積載用治具に関するもので
ある。
ある。
従来の技術
従来、パネルを上下に重ねて積載するための治
具は、そのパネルの形状に応じて各種のものが考
案されている。しかしながら、この考案のような
断面L型の枠部材を備えたパネルにおいて、この
枠部材を有効に利用して積載できるようにしたも
のは考られていない。
具は、そのパネルの形状に応じて各種のものが考
案されている。しかしながら、この考案のような
断面L型の枠部材を備えたパネルにおいて、この
枠部材を有効に利用して積載できるようにしたも
のは考られていない。
考案が解決しようとする問題点
即ち、この考案は、上記の如く、断面L型の枠
部材を備えたパネルにおいて、この枠部材の垂直
片と水平片を有効に利用して、各パネルが水平方
向にずれることなく、かつ、表向き或いは裏返し
のいずれの状態にあつても効率よく積載できるよ
うにした治具を提供することを目的とするもので
ある。
部材を備えたパネルにおいて、この枠部材の垂直
片と水平片を有効に利用して、各パネルが水平方
向にずれることなく、かつ、表向き或いは裏返し
のいずれの状態にあつても効率よく積載できるよ
うにした治具を提供することを目的とするもので
ある。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、この考案では、第
1図及び第2図の如く、垂直片3と水平片4とか
らなる断面L型の枠部材2を備えたパネル1を積
載するものにおいて、相対向する一対の支持部
8,9を、両支持部8,9間に、前記の垂直片3
が嵌る隙間10をその上下両側に残すようにし
て、間隔保持部11を介して連結するものであ
り、その一方の支持部8は、その上下両端面8
a,8aが前記水平片4に対する載置部とされ、
他方の支持部9の上下両端が、一方の前記支持部
8上下両端よりも上方または下方に突出されて、
載置部に水平片を当接された枠部材2の垂直片3
の内側面へ当接する当接部とされているものであ
る。
1図及び第2図の如く、垂直片3と水平片4とか
らなる断面L型の枠部材2を備えたパネル1を積
載するものにおいて、相対向する一対の支持部
8,9を、両支持部8,9間に、前記の垂直片3
が嵌る隙間10をその上下両側に残すようにし
て、間隔保持部11を介して連結するものであ
り、その一方の支持部8は、その上下両端面8
a,8aが前記水平片4に対する載置部とされ、
他方の支持部9の上下両端が、一方の前記支持部
8上下両端よりも上方または下方に突出されて、
載置部に水平片を当接された枠部材2の垂直片3
の内側面へ当接する当接部とされているものであ
る。
作 用
上記本考案の治具7は、パネル1,1…の状態
に応じて、その隙間10,10へ垂直片3を挿入
するか、または、水平片4の外側面へ当接するよ
うにして設置されて、各パネル1,1を順次積載
するものである。
に応じて、その隙間10,10へ垂直片3を挿入
するか、または、水平片4の外側面へ当接するよ
うにして設置されて、各パネル1,1を順次積載
するものである。
実施例
第3図は、本考案治具を用いて積載されるパネ
ル1の一例を示したものであつて、2,2は、そ
れぞれ垂直片3と水平片4とからなり、水平片4
が外向きとなるようにして互いに平行配置された
一対の枠部材であり、これらの枠部材2,2間
に、桟材5,5…が間隔を置いて取付けられてい
る。桟材5の一方の面側に表面板6が張り付けら
れ、他方の面側には、桟材5と同方向の縁材12
が取付けられて、これらによつてパネル1を構成
している。
ル1の一例を示したものであつて、2,2は、そ
れぞれ垂直片3と水平片4とからなり、水平片4
が外向きとなるようにして互いに平行配置された
一対の枠部材であり、これらの枠部材2,2間
に、桟材5,5…が間隔を置いて取付けられてい
る。桟材5の一方の面側に表面板6が張り付けら
れ、他方の面側には、桟材5と同方向の縁材12
が取付けられて、これらによつてパネル1を構成
している。
なお、この実施例において、表面板6が上面側
となつたパネル1の状態を表向きの状態とする。
となつたパネル1の状態を表向きの状態とする。
第2図は、本考案の治具7を示しており、図に
おいて、8は、Cチヤンネル状の部材を短尺に切
断した外側支持部材、9は薄肉板状の内側支持部
材であり、これらの両支持部材8,9は、外側支
持部材8のウエブ背面と内側支持部材9との間
に、前記垂直片3が嵌る程度の隙間10,10を
上下両側に残すようにして、間隔保持部11によ
つて相互に連結されている。外側支持部材8は上
記の如く切断された切断面が上下両側となるよう
にして配置されており、その上下両端面8a,8
aに対して、内側支持部材9の上下両端が上方ま
たは下方に突出している。この突出部9a,9a
は、外側支持部材8の上下端8a,8aに水平片
4の外側面を当接して設置した場合において、そ
の垂直片3の内側面が当接する当接面となるもの
である。
おいて、8は、Cチヤンネル状の部材を短尺に切
断した外側支持部材、9は薄肉板状の内側支持部
材であり、これらの両支持部材8,9は、外側支
持部材8のウエブ背面と内側支持部材9との間
に、前記垂直片3が嵌る程度の隙間10,10を
上下両側に残すようにして、間隔保持部11によ
つて相互に連結されている。外側支持部材8は上
記の如く切断された切断面が上下両側となるよう
にして配置されており、その上下両端面8a,8
aに対して、内側支持部材9の上下両端が上方ま
たは下方に突出している。この突出部9a,9a
は、外側支持部材8の上下端8a,8aに水平片
4の外側面を当接して設置した場合において、そ
の垂直片3の内側面が当接する当接面となるもの
である。
次に、上記本考案治具7を用いてパネル2,2
…を積載する方法を説明すると、まず、第1図及
び第3図の如く、最下段のパネル1が裏返しに設
置されている場合において、上方に突出する水平
片3,3へ、治具7の一方の隙間10を嵌合させ
て取付ける。治具7は垂直片3の長手方向に適当
な間隔をおいて、複数個取付けておく。この場
合、垂直片3の先端が薄肉であるところから、単
に外側支持部材8を載せるのみでは不安定で、取
付けることができないが、隙間10を嵌合させる
ことによつて、確実に保持させることができる。
そして、この隙間10は、治具7の上下両側に形
成した対称構造となつていることから、上下いず
れの向きであつても取付けることができる。即ち
取付け方向に方向性がないので、それだけ作業が
容易で速やかに取付け出来ることになる。
…を積載する方法を説明すると、まず、第1図及
び第3図の如く、最下段のパネル1が裏返しに設
置されている場合において、上方に突出する水平
片3,3へ、治具7の一方の隙間10を嵌合させ
て取付ける。治具7は垂直片3の長手方向に適当
な間隔をおいて、複数個取付けておく。この場
合、垂直片3の先端が薄肉であるところから、単
に外側支持部材8を載せるのみでは不安定で、取
付けることができないが、隙間10を嵌合させる
ことによつて、確実に保持させることができる。
そして、この隙間10は、治具7の上下両側に形
成した対称構造となつていることから、上下いず
れの向きであつても取付けることができる。即ち
取付け方向に方向性がないので、それだけ作業が
容易で速やかに取付け出来ることになる。
上記の如く治具7,7…を取付けた後、第2段
のパネル1を、図のようにこのパネル1が表向き
となつている場合には、下向きに突出する垂直片
3を治具7の上部側の隙間10へ挿入して設置す
る。このとき、各パネル1,1間には、隙間15
を残すようにして互いに接触しないような構造と
なつている。次に、第1図で示すように、上記第
2段のパネル1は、垂直片3が下向きとなつて水
平片4が上部側にきているので、外側支持部材8
の下端面8aが水平片4の上部外側面に、内側支
持部材9の当接部9aが垂直片3の内側面へ当接
するようにして、治具7を設置する。そして、こ
の治具7の上部側に、表向きとなつている第3段
のパネル1を、その垂直片3を上部側の隙間10
へ挿入して設置するものである。また、これらの
パネル1,1間にも隙間15を残すような設計構
造となつている。
のパネル1を、図のようにこのパネル1が表向き
となつている場合には、下向きに突出する垂直片
3を治具7の上部側の隙間10へ挿入して設置す
る。このとき、各パネル1,1間には、隙間15
を残すようにして互いに接触しないような構造と
なつている。次に、第1図で示すように、上記第
2段のパネル1は、垂直片3が下向きとなつて水
平片4が上部側にきているので、外側支持部材8
の下端面8aが水平片4の上部外側面に、内側支
持部材9の当接部9aが垂直片3の内側面へ当接
するようにして、治具7を設置する。そして、こ
の治具7の上部側に、表向きとなつている第3段
のパネル1を、その垂直片3を上部側の隙間10
へ挿入して設置するものである。また、これらの
パネル1,1間にも隙間15を残すような設計構
造となつている。
上記第2段及び第3段パネル2,2の積載状態
において、第3段のパネル1は、垂直片3が治具
7の隙間10へ挿入されているため、この治具7
に対して横方向に移動することがなく、他方、治
具7は、その内側支持部材9の当接部9aが、第
2段パネル1における垂直片3の内側面に当接し
ているので、これも横方向に移動することがなく
確実に保持されることになる。
において、第3段のパネル1は、垂直片3が治具
7の隙間10へ挿入されているため、この治具7
に対して横方向に移動することがなく、他方、治
具7は、その内側支持部材9の当接部9aが、第
2段パネル1における垂直片3の内側面に当接し
ているので、これも横方向に移動することがなく
確実に保持されることになる。
更に、上記第1図および第2の積載状態におい
て、第1段パネル1に対して第2段パネル1が裏
返しになつている場合には、第1図の2点鎖線で
示すように、水平片4下側の外側面を、第1段パ
ネル1へ取付けた治具7の外側支持部材8上端面
8aに載置して取付ける。この場合でも、治具7
における内側支持部材9の当接部9aが、第2段
パネル1の垂直片3内側面に当接するので同様に
横方向にずれることがない。
て、第1段パネル1に対して第2段パネル1が裏
返しになつている場合には、第1図の2点鎖線で
示すように、水平片4下側の外側面を、第1段パ
ネル1へ取付けた治具7の外側支持部材8上端面
8aに載置して取付ける。この場合でも、治具7
における内側支持部材9の当接部9aが、第2段
パネル1の垂直片3内側面に当接するので同様に
横方向にずれることがない。
考案の効果
以上の如く、この考案においては、その治具の
両支持部8,9間の隙間10へ、枠部材2の垂直
片3を挿入するので、治具とパネルが相互に外れ
ることがなく、また、このように垂直片3を挿入
することなく、水平片4一方の支持部材端面8a
へ当接して積載した場合でも、他方の支持部9に
おける当接部分9aが垂直片3の内側面に当接す
るので、この場合も横方向にずれることがなく、
パネルが表向きの場合であつても裏返しの場合で
あつても、効率よく相互にずれることなく積載す
ることができる。
両支持部8,9間の隙間10へ、枠部材2の垂直
片3を挿入するので、治具とパネルが相互に外れ
ることがなく、また、このように垂直片3を挿入
することなく、水平片4一方の支持部材端面8a
へ当接して積載した場合でも、他方の支持部9に
おける当接部分9aが垂直片3の内側面に当接す
るので、この場合も横方向にずれることがなく、
パネルが表向きの場合であつても裏返しの場合で
あつても、効率よく相互にずれることなく積載す
ることができる。
また、治具7の取付けは、枠部材2の水平片4
が上端になつているときは、一方の支持部の載置
部をこの水平片4に載せることで取り付けでき、
他方、垂直片3が突出しているときは、いずれか
一方の隙間10を嵌合させることで取り付けで
き、即ち、いずれの方向からでも取り付けできる
こととなつて、取付け方向に方向性がないので、
それだけ作業が容易で速やかに取付け出来るとい
う効果がある。
が上端になつているときは、一方の支持部の載置
部をこの水平片4に載せることで取り付けでき、
他方、垂直片3が突出しているときは、いずれか
一方の隙間10を嵌合させることで取り付けで
き、即ち、いずれの方向からでも取り付けできる
こととなつて、取付け方向に方向性がないので、
それだけ作業が容易で速やかに取付け出来るとい
う効果がある。
第1図は、この考案の治具を用いてパネルを積
載した状態を示す要部縦断面図、第2図は、本考
案積載用治具の斜視図、第3図は、パネル積載前
の状態を示す斜視図である。 1……パネル、2……枠部材、3……垂直片、
4……水平片、7……治具、8……外側支持部
材、8a……端面、9……内側支持部材、9a…
…突出部、10……隙間、11……間隔保持部
材。
載した状態を示す要部縦断面図、第2図は、本考
案積載用治具の斜視図、第3図は、パネル積載前
の状態を示す斜視図である。 1……パネル、2……枠部材、3……垂直片、
4……水平片、7……治具、8……外側支持部
材、8a……端面、9……内側支持部材、9a…
…突出部、10……隙間、11……間隔保持部
材。
Claims (1)
- 垂直片と水平片とからなる断面L型の枠部材を
備えたパネルの積載用治具であつて、相対向する
一対の支持部が、両支持部間に前記垂直片が嵌る
隙間を上下両側に残すようにして間隔保持部を介
して連結され、上記一方の支持部はその上下両端
面が前記水平片に対する載置部とされるととも
に、他方の支持部上下両端が前記一方の支持部上
下端よりも上方または下方に突出して、前記載置
部に水平片を当接させた枠部材の垂直片内側面へ
の当接部とされていることを特徴とするパネル積
載用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986093634U JPH0415711Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986093634U JPH0415711Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62203128U JPS62203128U (ja) | 1987-12-25 |
JPH0415711Y2 true JPH0415711Y2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=30956376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986093634U Expired JPH0415711Y2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415711Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0120280Y2 (ja) * | 1985-11-06 | 1989-06-15 |
-
1986
- 1986-06-18 JP JP1986093634U patent/JPH0415711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62203128U (ja) | 1987-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4493425A (en) | Rack assembly apparatus | |
JPH0415711Y2 (ja) | ||
JPH0711235Y2 (ja) | 二重床における床パネルの支持体 | |
JPH0762733A (ja) | PCaコンクリート製柱梁の接合仕口構造 | |
JP2523946Y2 (ja) | 固定具 | |
JP2523945Y2 (ja) | 固定具 | |
JPH0169320U (ja) | ||
JPH0219063Y2 (ja) | ||
JPS5820721Y2 (ja) | 建築部材取付具 | |
JPH0331731Y2 (ja) | ||
JPH11318613A (ja) | ベース取付構造 | |
JPS6314668Y2 (ja) | ||
JPS6015841Y2 (ja) | パネル取付装置 | |
JPH02940Y2 (ja) | ||
JPH0342170Y2 (ja) | ||
JPS5815298Y2 (ja) | パレツト | |
JP2543275Y2 (ja) | 窯業系外壁材の取付構造 | |
JPS6013954Y2 (ja) | コ−ナ部壁構造 | |
JPS6224646Y2 (ja) | ||
JP2834688B2 (ja) | 断熱材支持構造 | |
JPS6120809U (ja) | 枠組装置 | |
JPS6320348Y2 (ja) | ||
JPS60246715A (ja) | 物品保持具係止用パネルの取付構造 | |
JPH0624104U (ja) | 間仕切り材の下端取付け構造 | |
JPS5898327U (ja) | パレツト |