JPH02940Y2 - - Google Patents

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JPH02940Y2
JPH02940Y2 JP18105280U JP18105280U JPH02940Y2 JP H02940 Y2 JPH02940 Y2 JP H02940Y2 JP 18105280 U JP18105280 U JP 18105280U JP 18105280 U JP18105280 U JP 18105280U JP H02940 Y2 JPH02940 Y2 JP H02940Y2
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spacing
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spacing holder
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JP18105280U
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  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プリント基板同志又は固定パネル
(例えばシヤーシ)等とプリント基板のような2
枚の板材を一定間隔を保持して結合するために使
用する電気絶縁性の板材間隔保持具に関する。
従来より上記絶縁性の板材間隔保持具として
は、実開昭51−26400号公報に記載された考案が
公知である。これは第1図及び第2図に示すよう
な間隔保持用柱片1の一端面に一体的に成形する
弾性係止爪2を設けたダイヤ形差込脚3を一定厚
さの板材に形成した穴4への挿入により該穴4の
表裏の両側穴縁を係合して抜出不能に係止し、他
端面には上端面にスツトパ作用片5,5を突設し
た弾性係止片6,6と支柱7からなる矢じり形差
込脚8を設け、該矢じり形差込脚8の突出基部に
ほぼ円弧状に湾曲して両側に広がる弾性翼片9を
前記弾性係止片6,6に対応させて形成し、固定
パネル等にあけられた穴10に矢じり形差込脚8
を挿入することにより間隔保持用柱片1側を弾性
翼片9で押圧し、穴10の内周にストツパ作用片
5,5が係合し弾性係止片6,6の上端面で裏側
穴縁を支えて、固定パネル等の板厚変化にある程
度対応できるように考えられたものである。しか
し、この間隔保持具は取扱いの簡便さを重視した
傾向が強く、強度上の欠陥があつた。つまり、間
隔保持具の長手方向が水平になる(つまり板材が
直立する)ような箇所で使用されたり又はそのよ
うな状態で運搬される場合には、ダイヤ形差込脚
3と矢じり形差込脚8とを第1図又は第2図にお
いて水平に方向反対に引張る荷重(以下横荷重と
いう)が働くため、使用中又は運搬中に特にダイ
ヤ形差込脚3の両側柱11,11の付根に剪断力
が作用し破断する事故が生じることがあつた。
また、上記従来品では、矢じり形差込脚の弾性
係止片6,6の上端面に突設したストツパ作用片
5,5が固定パネル等にあけられた穴の内壁に対
して強く接触することなく、したがつて板材間隔
保持具の旋動または揺動に対して大きな抵抗をも
たらすことはない。
本考案は以上のような欠点を除去した強度が大き
く板材間隔保持具の旋動または揺動を最少にした
取扱いが簡便な絶縁性の板材間隔保持具を提供す
ることを目的としたもので、間隔保持用柱の両端
にフランジを垂直に設け、該フランジから前記間
隔保持用柱の長手方向外側へ、板材の取付穴に挿
入され該板材を固定する手段を延設し、少なくと
も一方の前記フランジに外周面より外開きに両側
に広がる弾性支持片を設けた一体構造の板材間隔
保持具において、前記固定手段が取付穴に嵌合す
る取付穴と同一形状の中実な断面からなる嵌合柱
と、その先端の中央から延出する支柱と、該支柱
の先端から間隔保持用柱側へ延びて板材の裏面に
当接する自由端が平坦面のみで形成された弾性係
止片からなることを特徴とし、以下その詳細を図
示実施例に従つて説明する。
第3図及び第4図において12は適宜の一定長
さに成形した間隔保持用柱であり、該間隔保持用
柱12の両端に一般に円形状のフランジ13,1
3を垂直に設け、該フランジ13,13から前記
間隔保持用柱12の長手方向外側へ、固定する板
材にあけられた取付穴14,14′に嵌合する嵌
合柱15,15′を突設し、その先端に中央から
延出した支柱17を設け、該支柱17の先端には
斜め上方に延びる一対の弾性係止片16,16を
設け、支柱17と弾性係止片16,16とにより
矢じり形差込脚18,18を形成している。弾性
係止片16,16の自由端は板材の裏面に当接す
る平坦な自由端20,20を形成している。ま
た、少なくとも一方の前記フランジ13の外周面
より外開きハの字形に両側に広がる弾性支持片1
9,19を前記矢じり形差込脚18の弾性係止片
16,16に対応させて形成している。尚、弾性
支持片19,19の有無にかかわらず前記弾性係
止片16,16の外寸法L及びL′は弾力的に少し
すぼめて板材にあけられた取付穴14,14′を
通過する寸法に作られる。間隔保持用柱12は外
周のあらゆる方向から曲げ荷重に対し有効に耐え
られて、材料が少なく且つ成形が容易なものとす
るため、断面形状を十字形、H形又は鼓形等に形
成することが考えられるが、図面では鼓形を示し
ている。嵌合柱15,15′の断面形状は板材に
あけられた取付穴に対応させたものであれば円形
又は矩形、六角形等の多角形でもよく、該取付穴
に嵌合する取付穴と同一形状の中実なものであ
る。挿入の方向性がなく工作費が少なくて済むこ
とから円形が一般的である。本考案の板材間隔保
持具は以上のような構成を弾性のある電気絶縁性
樹脂(例えばナイロン等)にて一体に成形してい
る。
図面において弾性支持片19,19を設けてい
ない方の差込脚側では、矢じり形差込脚18の弾
性係止片16,16の平坦な自由端20,20と
フランジ13の外平面21までの距離を、固定す
る板材の厚みにほぼ合わせた寸法にする。したが
つて、この場合適応する板厚は一定のものとな
り、ブリント基板側の固定に使用される。
一方、弾性支持片19,19を設けた方の差込
脚側では、フランジ13の外平面21′から弾性
係止片16,16の平坦な自由端20,20まで
の距離は、固定する板材の厚みより大とすればよ
く、板材の厚みにある程度の幅があつても使用で
きるように考えられている。つまり、この場合に
は板材を弾性係止片16,16の平坦な自由端2
0,20と弾性支持片19,19との間で圧迫し
た状態で固定し、固定パネル等の側に使用され
る。
本考案の板材間隔保持具は以上記載のように横
荷重を嵌合柱15,15′により支える構造とし
たため、従来のダイヤ形差込脚の両側柱又は矢じ
り形差込脚の支柱で横荷重を受けていた時は該両
側柱又は支柱の断面積が固定する板材にあけられ
た穴の断面積のほぼ半分以下にしか構成できなか
つたのに比較して、前記嵌合柱15,15の断面
積は板材にあけられた取付穴の断面積と同一であ
るので、横荷重に対する強度を倍増させることが
できた。
更に、前述の構成により、嵌合柱がプリント基
板や固定パネル等の穴に受容され、取付穴を画定
する壁部に該嵌合柱の外周面が接触配置されて板
材間隔保持具とプリント基板又は固定パネル等が
結合されるので、板材間隔保持具の旋動及び揺動
を最少にすることができる。また、固定パネル等
にあけられた取付穴にフランジの外周面に弾性支
持片を設けた方の矢じり形差込脚を挿入し板材間
隔保持具を固定パネル等に取り付けた状態では、
固定パネル等の裏面を弾性係止片の自由端の平坦
面が支え、表面を弾性支持片がその自由端で押圧
するように支えることで、固定パネル等を圧迫し
た状態で固定し、しかも嵌合柱の外周面が取付穴
の内壁に接触した状態にあるから、板材間隔保持
具があらゆる方向に移動しないように安定化する
と共にセンタリングの効果を生むので板材間隔保
持具の他方の矢じり形差込脚にプリント基板にあ
けられた取付穴の位置合わせが容易となり、取付
作業が簡単となる。
尚、嵌合柱の断面形状を矩形等の多角形とし固
定する板材にあける取付穴もそれに対応させたも
のとすることで、弾性支持片の向きを限定するこ
とができ板材上の障害物を避けて板材間隔保持具
を取り付けることを目的とした設計が可能とな
り、実装密度の高い電気・電子機器に使用するも
のとして便利なものとなる。そして、その取付作
業においても、取付穴に矢じり形差込脚を挿入す
れば、嵌合柱の作用により自動的に弾性支持片の
向きがきまるので、作業者が一々確認する煩わし
さがなく、誰がやつても同じ組立品が完成するた
め不良率の低減に役立つといつた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の板材間隔保持具の使用状態を示
す正面図である。第2図は従来の板材間隔保持具
の使用状態を示す側面図である。第3図は本考案
の実施例を示す正面図である。第4図は本考案の
実施例の使用状態を示す斜視図である。 12は間隔保持用柱、13はフランジ、15,
15′は嵌合柱、16は弾性係止片、17は支柱、
18は矢じり形差込脚、19は弾性支持片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 間隔保持用柱の両端にフランジを垂直に設
    け、該フランジから前記間隔保持用柱の長手方
    向外側へ、板材の取付穴に挿入され該板材を固
    定する手段を延設し、少なくとも一方の前記フ
    ランジに外周面より外開きに両側に広がる弾性
    支持片を設けた一体構造の板材間隔保持具にお
    いて、前記固定手段が板材の取付穴に嵌合する
    取付穴と同一形状の中実な断面からなる嵌合柱
    と、その先端の中央から延出する支柱と、該支
    柱の先端から間隔保持用柱側へ延びて板材の裏
    面に当接する自由端が平坦面のみで形成された
    弾性係止片からなることを特徴とする絶縁性の
    板材間隔保持具。 (2) 嵌合柱の断面を多角形とした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の絶縁性の板材間隔保持
    具。
JP18105280U 1980-12-18 1980-12-18 Expired JPH02940Y2 (ja)

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JP18105280U JPH02940Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

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JP18105280U JPH02940Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

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JPS57104589U JPS57104589U (ja) 1982-06-28
JPH02940Y2 true JPH02940Y2 (ja) 1990-01-10

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JP6315420B2 (ja) * 2014-01-17 2018-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

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