JPH04156407A - ファイバ融着型偏波カプラ及びその製造方法 - Google Patents

ファイバ融着型偏波カプラ及びその製造方法

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JPH04156407A
JPH04156407A JP27923490A JP27923490A JPH04156407A JP H04156407 A JPH04156407 A JP H04156407A JP 27923490 A JP27923490 A JP 27923490A JP 27923490 A JP27923490 A JP 27923490A JP H04156407 A JPH04156407 A JP H04156407A
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JP
Japan
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fused
fiber
coupler
optical
aspect ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP27923490A
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English (en)
Inventor
Tadao Arima
忠夫 有馬
Koji Okamura
浩司 岡村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 ファイバ融着型偏波カプラ及びその製造方法に関し、 消光比の大きなファイバ融着型偏波カプラ及びその製造
方法を提供することを目的とし、並設された2本の光フ
ァイバを側面で融着し延伸してなるファイバ融着型光カ
プラにおいて、カップリング周期が15以上でアスペク
ト比が1゜85〜1.95の範囲内となるように規制し
て構成する。
産業上の利用分野 本発明はファイバ融着型偏波カプラ及びその製造方法に
関する。
光ファイバを伝送路として使用する光通信又は光伝送の
分野においては、伝送された光信号を複数の装置に分配
するために、或いは多重伝送に際して複数チャネルの多
重信号光を1本の光ファイバに導入するために、光カプ
ラが使用される。この種の光カプラとしては、レンズ及
びハーフミラ−等の光学要素を用いて構成される微小光
学系型のもの、導波路型のもの、及び複数(例えば2本
)の光ファイバを融着・延伸してなるファイバ融着型の
ものく光フアイバカプラ)が公知である。特に光伝送路
がシングルモード光ファイバである場合には、微小光学
系型又は導波路型であると、光ビームの変換に際して又
は光伝送路との接続に際しての損失が大きいので、この
ような用途には光伝送路に直接接続することのできるフ
ァイバ融着型カプラが有利であるとされている。
一方、高信頼な光通信システムを構築するために送信側
の光源を二重化しようとする場合には、予め何れの光源
についても出射光が光伝送路に結合されるようにしてお
き、システムの稼動開始当初は一方の光源のみを使用し
、その光源が故障したときに他方の光源に切り換えて使
用し、システムダウンを未然に防止するようにしている
。偏波カプラは、例えば、この種の高信頼なシステムに
おいて、2つの光源からの出射光を共通の光伝送路に結
合するために使用される。
従来の技術 2本の光ファイバを融着・延伸してなるファイバ融着型
光カプラは数多く提案されており、挿入損失が小さいこ
と及び低コストである理由により、光通信システム用部
品及び計測用部品として広く用いられている。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来提案されているファイバ融着型光カプラは
、偏波面に無関係に分岐・結合するものであったり、又
は偏波面を保存した状態で分岐・結合するものであり、
偏波方向に応じて分岐・結合するファイバ融着型光カプ
ラは見受けられない。
従来の偏波カプラは通常誘電体多層膜を利用したもので
あるが、光ファイバとの結合にレンズ等を用いる必要が
あるため、挿入損失が大きいとともに装置が大型化する
という問題があった。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、
消光比の大きなファイバ融着型偏波カプラ及びその製造
方法を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は、並設された2本の光ファイバを側面で融着し
延伸してなるファイバ融着型光カプラにおいて、カップ
リング周期が15以上でアスペクト比が1.85〜1.
95の範囲内となるように規制したことを特徴とする。
第1図を参照して本発明の製造方法を説明すると、まず
第1図(a)に示すように、並設された2本のシングル
モード光ファイバ12.14をバーナ10で所定温度に
加熱して側面で融着する。融着の際にアスペクト比が1
.85〜1.95の範囲内となるように制御する。次い
で、第1図(b)に示すように、バーナ10の温度を下
げて融着部を加熱しながら融着部が断面変形を起こさな
いように、両方向に光ファイバ12.14を引っ張るこ
とにより、カップリング周期が15以上となるように融
着部を延伸する。
作   用 ファイバ融着型光カプラにおける融着延伸部の断面は第
2図に示すような形状をしており、B/Aがアスペクト
比である。そして、融着延伸部の断面形状を最適化する
ことによって、カップリング比(分岐比)の偏波依存性
を大きくし、ファイバ融着型偏波カプラを製造できるこ
とが計算により求められる。カップリング周期は100
%カップリングする回数を表しており、第4図に示すよ
うに延伸時間を長くして融着部を延伸するほどカップリ
ング周期は大きくなる。
カップリング周期及びアスペクト比を色々変化させた計
算結果によれば、融着延伸部のカップリング周期とアス
ペクト比を最適化することによって、効率の高いファイ
バ融着型偏波カプラを製造できることが判明した。第3
図はカップリング周期20のときの偏波依存性を示して
おり、これによるとアスペクト比が1.93のとき10
0%カツブリングさせることができる。ここでカップリ
ング比とは、互いに直交する偏波面を有する光ビームに
おいて、一方の偏波の分岐比を零としたときの他方の分
岐比のことである。
カップリング周期が15より小さいときには、アスペク
ト比を最適化した場合のカップリング比が不十分である
ため、カップリング周期は15以」二必要である。カッ
プリンク゛周期15のときに100%のカップリング比
を与えるアスペクト比は、計算により1.95であり、
カップリング周期を15より大きくしていくと100%
カップリング比を与えるアスペクト比は徐々に下がり、
最終的に1.35まで下がることになる。よって、本発
明の偏波カプラのアスペクト比は、1.85〜1゜95
の範囲内どなる。
実  施  例 2本のシングルモード光ファイバを並設し、バーナで約
1600℃の温度で約10秒間加熱して、2本のシング
ルモード光ファイバを側面で融着した。このとき、融着
部のアスペクト比が1.93となるように制御した。次
いで、バーナの加熱温度を約1200℃に下げ、融着部
のアスペクト比が変化しないようにして延伸し、アスペ
クト比が1.93でカップリング周期が20のファイバ
開(着型光カプラを製造した。このように製造したファ
イバ融着型光カプラを使用することにより、偏波消光比
が15[18以上の偏波カプラが得られた。
本実施例のファイバ融着型偏波カプラの過剰損失は0.
1dB以下であった。
次に、上述した実施例の動作を第5図及び第6図を参照
して説明する。第5図において、j2゜14は並設した
シングルモード光ファイバであり、16は上述のような
パラメータを有する融着延伸部である。第6図は第5図
のポート1に光を入射した場合の、入力光の偏波角に応
じたポート3及びポート4の損失を示しており、偏波角
に応じてポート3又はポート4に人力光が完全にカップ
リングする様子が示されている。このグラフから明らか
なように、偏波消光比は約1568である。
発明の効果 本発明は以上詳述したように、ファイバ融着型光カプラ
のアスペクト比及びカップリング周期を最適となるよう
に制御したので、消光比の大きなファイバ融着型偏波カ
プラが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法を説明するための説明図、 第2図はファイバ融着型光カプラの融着延伸部断面図、 第3図はカップリング周期20のときの偏波依存性を示
す図、 第4図は融着延伸時のカップリング周期を示す図、 第5図は偏波カプラの動作を説明するた必の模式図、 第6図は第4図の偏波カプラの偏波特性を示す図である
。 10・・・バーナ、 12.14・・・シングルモード光ファイノく、16・
・・融着延伸部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、並設された2本の光ファイバ(12、14)を側面
    で融着し延伸してなるファイバ融着型光カプラにおいて
    、 カップリング周期が15以上でアスペクト比が1.85
    〜1.95の範囲内となるように規制したことを特徴と
    するファイバ融着型偏波カプラ。 2、並設された2本の光ファイバ(12、14)を所定
    の加熱温度で側面融着してそのアスペクト比が1.85
    〜1.95の範囲となるように制御し、前記所定の加熱
    温度よりも低い温度で加熱しながら融着部の断面変形を
    起こさないように、カップリング周期が15以上となる
    まで延伸することを特徴とするファイバ融着型偏波カプ
    ラの製造方法。
JP27923490A 1990-10-19 1990-10-19 ファイバ融着型偏波カプラ及びその製造方法 Pending JPH04156407A (ja)

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