JPH0415614Y2 - - Google Patents

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JPH0415614Y2
JPH0415614Y2 JP1987029265U JP2926587U JPH0415614Y2 JP H0415614 Y2 JPH0415614 Y2 JP H0415614Y2 JP 1987029265 U JP1987029265 U JP 1987029265U JP 2926587 U JP2926587 U JP 2926587U JP H0415614 Y2 JPH0415614 Y2 JP H0415614Y2
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JP
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plate
flap
packaging box
funerals
upper plate
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JP1987029265U
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JPS63137712U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、上下及び各側板が折り目線を介して
連設されたブランクシートから折り曲げ形成され
る包装用箱、殊に、葬儀の際会葬御礼の品を入れ
て手渡しするための包装用箱に関するものであ
る。
ロ 従来の技術 従来、ブランクシートから折曲げ形成される包
装用箱としては、実開昭59−165317号公報に開示
のフラツプ付菓子箱や、或は実開昭60−18912号
公報に開示の如く、上板にフラツプとそれに対応
する切り溝付折返し板を設けて上板裏側にポケツ
トを構成する紙箱が、又葬儀の際に使用される包
装用箱としては、実開昭60−175024号公報に開示
の如く、上板に連設されるフラツプに挨拶状保持
のための切込線を設けた仏祭事用包装箱が知られ
ている。
ハ 考案が解決しようとする課題 上記従来の包装用箱においては、フラツプの上
板への固定手段が、フラツプ自由端部を、対応す
る側板に設けられた係止孔に、上板に対して垂直
に差し込み事によつて行われるため、フラツプの
固定が充分でなく、上板とフラツプ間に差し込ん
だ挨拶状等が脱落する虞れがある。
又仏祭事用の包装箱においては、箱自体の構成
は勿論、その用途からフラツプに工夫を凝らすも
のが一般的であり、特に前記従来技術として挙げ
た、上板にフラツプと折返し板とを別々に設けた
紙箱は、上板裏側にポケツトを形成する構成を有
するもので、他の箱に比べてブランクシートの形
成に余分な紙と手間が掛かり、又仏祭事用とい
う、特殊な目的に用いられる包装箱としては外観
上工夫がないものであるから、デザイン上包装紙
のように巻き掛けられた自然な感じとならず、お
よそ仏祭事用には不向きであつた。
ニ 課題を解決するための手段 そこで本考案は、体裁の良いデザインに対応で
き、外れにくい会葬御礼の挨拶状差し込み部を有
した安価な仏祭事用の包装用箱であつて、その構
成は、上下及び側板が折り目線を介して連設され
たブランクシートから折り曲げ形成され、葬儀の
際会葬御礼に使用される仏祭事用の包装用箱であ
つて、前記下板の側辺に、側板外面から上板表面
へ一連に重ね合わせ可能なフラツプを連設すると
共に、該フラツプ下縁には三角形状の掛止片を連
設し、上板には、そのフラツプ自由端部の係止舌
片が差し込み係止可能なスリツトを、その側辺に
対して斜めに切り込み形成したことを特徴とする
ものである。
ホ 作用 本考案の包装用箱は、下板側辺に連設されたフ
ラツプの自由端部の係止舌片を、上板に斜めに切
込み形成された係止用のスリツトに差し込み係止
することにより、上板面に会葬御礼の挨拶状の挟
み込み部が形成され、而もフラツプは上板と平行
方向に差し込まれているので簡単には外れず、又
フラツプ下縁の掛止片により挨拶状等が脱落する
こともない。
へ 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る包装用箱のブランクシー
トを展開した状態にて示したもので、矩形をした
上板1の各辺に、4枚の側板2a,2b,2c,
2dが夫々折り目線を介して連設されており、各
側板2a,2b,2cの上板と反対の側に辺に
は、折り目線を介して側板2a,2bに差し込み
片2′a,2′bが、又側板2cに下板3が夫々連
設されている。更に側板2cの端部に、舌片4,
4が各折り目線を介して連設されている。下板3
における側板2cと反対側の辺には垂直尾翼形状
のフラツプ5が連設されており、その下板の連設
辺から各側板2a,2b,2c,2dの短辺寸法
と略同距離の位置に折り線5′が設けられている。
更にその下板5との連設際両端には舌片4′,
4′が各折り目線を介して連設されている。フラ
ツプ5の尖つて自由端側には、差し込み部である
係止舌片6が、又下板3の辺と一直線となつてい
る辺には三角形の掛止片7が夫々突設されてい
る。上板1の側板2c,2d連設側には、前記係
止舌片6を差し込み係止するためのスリツト1a
が、側板2c,2d連設側の両辺に対して45度の
角度で切り込み形成され、そのスリツト1aの側
板2d側と側板2dの連設辺との距離は、葉書の
横巾と略同寸である。
このブランクシートを組み立てるには、側板2
dの表面に糊をつけ、上板1、側板2c、下板3
を夫々巻き込むように、側板2dの上板1連設辺
と折り線5′とを当接させ、フラツプ5の折り線
5′と下板3との間の部分裏側と側板2dの糊の
付いた表面とを貼り合わせる。
完全に糊が乾いた状態で、側板2c,2dと上
板1、下板3とで形成された筒状部に会葬御礼の
所望の品を収納し、舌片4,4,4′,4′と共に
差し込み片2′a,2′bを筒状部に差し入れ、上
板1、下板3、側板2a,2b,2c,2dで箱
体に組み立て形成する。次にフラツプ5を上板1
に重ね、上板1に切り込み形成されたスリツト1
aに係止舌片6を差し込み係止する。その際、掛
止片7をフラツプ5と上板1との間に折り込ませ
ておく。
このように形成すれば、葉書大の挨拶状Cを上
板1とフラツプ5との間に挟み込むことができ、
その上、その挨拶状Cと一緒に清め塩のパツクS
を挟み込んでおいても、掛止片7がストツパとな
つて清め塩の脱落が防止される(第2図示)。尚
フラツプの抜けを防止するため、差し込み部にシ
ールを貼着すれが完璧である。ここで、この包装
箱に入れる物品はハンカチ、砂糖等適宜変更でき
るし、それに合わせて包装箱のサイズはそれに応
じて選択する。
又第4図a,b,cの如くフラツプを下板側辺
の中程から連設させ、更に側板2dにのりしろ8
を連設して側板とフラツプを糊付けなしにすれ
ば、巻き掛けた感じが強調され自然な感覚のデザ
インとなる。ここでフラツプは下板側辺のどの位
置から連設させてもよいし、ブランクシートの形
状は前記実施例に限定されるものではない。
ト 考案の効果 以上本考案によれば、上板へ側辺に対して斜め
に切り込み形成されたスリツトとフラツプによ
り、他の構成部品を新たに用いることなく合理的
にポケツト部が形成され、又上板に平行に差し込
まれたフラツプが簡単に上板から外れることがな
くしつかりと固定されるので、その間に挨拶状等
を差し込んでも脱落しない。又会葬後に持ち返つ
てもらう会葬御礼の品と挨拶状が一体となり、葬
儀の際の運び込み、手渡し、持ち帰りに至便であ
り、見ばえもよい。而もフラツプを下板に連設す
ることにより、フラツプが下板から巻き掛けられ
た状態になり、仏祭事用の包装用箱として優れた
デザインを遺憾なく発揮させることもでき、業界
における実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の包装用箱のブランクシートの
展開された図、第2図は組み立て完成図、第3図
は使用状態を示す説明図、第4図a,b,cは
夫々包装用箱の変更実施例を示す説明図である。 1……上板、1a′……係止用スリツト、2a,
2b,2c,2d……側板、2′a,2′b……差
し込み片、2c′……のりしろ、3……下板、4,
4′……舌片、5……フラツプ、5′……折り線、
6……係止舌片、7……掛止片、8……のりし
ろ、C……挨拶状、S……清め塩のパツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下及び側板が折り目線を介して連設されたブ
    ラツクシートから折り曲げ形成され、葬儀の際会
    葬御礼に使用される仏祭事用の包装用箱であつ
    て、前記下板の側辺に、側板外面から上板表面へ
    一連に重ね合わせ可能な垂直尾翼形状のフラツプ
    を連設しると共に、該フラツプ下縁には三角形状
    の掛止片を連設させ、上板には、フラツプ自由端
    部の係止舌片が差し込み係止可能なスリツトを、
    その側辺に対して斜めに切り込み形成したことを
    特徴とする仏祭事用包装用箱。
JP1987029265U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0415614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987029265U JPH0415614Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP1987029265U JPH0415614Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63137712U JPS63137712U (ja) 1988-09-12
JPH0415614Y2 true JPH0415614Y2 (ja) 1992-04-08

Family

ID=30833002

Family Applications (1)

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JP1987029265U Expired JPH0415614Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4592915B2 (ja) * 2000-10-23 2010-12-08 正敏 磯田 粘着クリップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018912B2 (ja) * 1977-07-07 1985-05-13 株式会社 サタケ 穀物乾燥装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59165317U (ja) * 1983-04-19 1984-11-06 モロゾフ株式会社 菓子箱
JPS6018912U (ja) * 1983-07-18 1985-02-08 大日本印刷株式会社 紙箱
JPS60175024U (ja) * 1984-04-26 1985-11-20 関口 操一郎 仏祭事用包装箱

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018912B2 (ja) * 1977-07-07 1985-05-13 株式会社 サタケ 穀物乾燥装置

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JPS63137712U (ja) 1988-09-12

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