JPH04155808A - 電線路における変流器の取付構造 - Google Patents

電線路における変流器の取付構造

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JPH04155808A
JPH04155808A JP2280724A JP28072490A JPH04155808A JP H04155808 A JPH04155808 A JP H04155808A JP 2280724 A JP2280724 A JP 2280724A JP 28072490 A JP28072490 A JP 28072490A JP H04155808 A JPH04155808 A JP H04155808A
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horn
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mounting bracket
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Yasuhiro Nakajima
康裕 中島
Norio Kondo
近藤 則雄
Satoshi Morikawa
森川 智
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電線路に地絡電流検出用の変流器を取り付
けるための電線路における変流器の取付構造に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、閃絡事故による事故停電時間を短縮するために事
故鉄塔を早急に検出する方法として、鉄塔の支持アーム
に設けられた懸垂碍子連等の支持碍子のための吊下金具
を一次側とするように、その吊下金具の周側に変流器を
配設して事故電流を検出し、鉄塔の下方位置にて事故表
示する事故鉄塔検出器が提案されている。
そして、既設の電線路において支持碍子を取り外すこと
なく変流器を装着できるように、従来では変流器を二分
割構成して吊下金具の周側に取り付けていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この従来構成においては、変流器が二分割構
成されているため、構造が複雑でコスト高になると共に
、取り付は作業か非常に面倒で時間がかかるという問題
点があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、変流器を二分割構成することなく環状の一体構成に
することができて、構造の簡略化及びコストの低減を図
ることができると共に、既設の電線路に対して変流器の
取り付は作業を容易かつ短時間に行うことができる電線
路における変流器の取付構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明で
は、鉄塔の支持アームに吊下金具及び上部ホーン取付金
具を介して支持碍子を吊下し、その支持碍子の下端には
下部ホーン取付金具を介して電線を支持し、上下両ホー
ン取付金具にはアーキンクホーンをそれぞれ取着してな
る電線路の碍子装置において、前記上部アーキングホー
ンにはその先端側から地絡電流検出用の環状の変流器を
嵌挿し、その変流器上から延びる変流器取付金具の端部
を上部ホーン取付金具又は上部アーキングホーンに固定
したものである。
又、請求項2に記載の発明においては、前記変流器取付
金具の端部には上部アーキングホーンを上部ホーン取付
金具に固定するためのボルトを挿通させる凹部を設ける
と共に、変流器取付金具の端部両側には上部アーキング
ホーンの基端両側面に係合する一対の回り止め用の係合
片を設けたものである。
1作 用コ 上記のように構成された電線路における変流器の取付構
造によれば、地絡電流検出用の環状の変流器を上部アー
キングホーンにその先端側がら嵌挿し、変流器上から延
びる変流器取付金具の端部を上部ホーン取付金具又は上
部アーキングホーンに固定することにより、変流器を上
部アーキングホーンの周側に取り付けることができる。
[実施例] 以下、この発明を具体化した電線路における変流器の取
付構造の一実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
第2図に示すように、鉄塔の支持アーム1には吊下金具
2が取り付けられ、この吊下金具2にはUクレビス3を
介して上部ホーン取付金具4が連結されている。上部ホ
ーン取付金具4には支持碍子5が線路方向及びそれと直
交する方向へ揺動可能に吊下支持され、この実施例では
複数の懸垂碍子6を直列に連結してなる懸垂碍子連から
構成されている。支持碍子5の下端部には下部ホーン取
付金具7が連結され、この下部ホーン取付金具7には連
結リンク8を介して送電線9を支持するための電線クラ
ンプ10が取り付けられている。
前記上部ホーン取付金具4には一対の上部アーキングホ
ーン11が各一対のボルト12により取着され、下部ホ
ーン取付金具7には下部アーキングホーン13が各一対
のボルト14により取着されている。そして、上下両ア
ーキングホーン11゜13の先端部が所定の放電間隙を
おいて対向配置され、異常雷撃時等における支持碍子5
の沿面閃絡の損傷が軽減されるようになっている。
第1図〜第4図に示すように、前記両上部アーキングホ
ーン11にはその先端側から地絡電流検出用の環状の変
流器15がそれぞれ嵌挿され、この変流器15の一側部
には変流器取付金具16が複数のボルト17により固定
されている。この変流器取付金具16は、変流器15の
一側面から外周面に亘って接合配置された取付板18と
、その取付板18の外周に溶接固定された取付棒19と
から構成されている。又、この取付棒19は、中間部1
9aにおいて上部アーキングホーン11の基端取付部1
1a側へ接近するように折り曲げられると共に、先端部
19bにおいて上部アーキングホーン11の基端取付部
11aに沿って延びるように折り曲けられている。
前記取付棒19の先端部19bは平板状に形成され、そ
の先端縁には、上部アーキングホーン11を上部ホーン
取付金具4に固定するための一対のボルト12中で、内
側のボルト12を挿通するための凹部20か形成されて
いる。又、取付棒19の先端部19bの両側には一対の
回り止め用の係合片21か下方に折り曲げ形成され、こ
の係合片21が上部アーキングホーン11の基端取付部
11aの両側面に係合することにより、変流器取付金具
16が上部アーキングホーン11に対して回り止めされ
る。
次に、前記のように構成された電線路における変流器の
取付III造について動作を説明する。
さて、既設の電線路の碍子装置に地絡電流検出用の環状
の変流器15を装着する場合には、まず上部アーキング
ホーン11にその先端側から変流器15を嵌挿する。次
に、上部アーキングホーン11を上部ホーン取付金具4
に固定するための一対のボルト12中で、内側のボルト
12を緩め、変流器15上から延びる変流器取付金具1
6の先端部19bを上部アーキングホーン11の基端取
付部11aに接合して、その先端部19aの凹部20に
ボルト12を挿通する。このとき、変流器取付金具16
の先端部19bの係合片21が上部アーキンクホーン1
1の基端取付部11aの両側面に係合して、変流器取付
金具16が上部アーキングホーン11に対して回り止め
される。そして、この状態でボルト12を締め付けて、
変流器取付金具16を上部アーキングホーン11の基端
取付部11aに固定することにより、変流器15を上部
アーキングホーン11の周側に取り付けることができる
このように、この実施例の変流器の取付構造においては
、変流器15を上部アーキングホーン11にその先端側
から嵌挿して装着できるため、変流器15を二分割構成
する必要がなく、環状の一体構成にすることができる。
従って、変流器15の構造を簡略化することができると
共に、製造コストの低減を図ることができる。又、この
実施例では変流器15を上部アーキングホーン11に嵌
挿した後、変流器取付金具16の先端部19bを上部ア
ーキングホーン11の基端取付部11aに接合固定すれ
ばよいので、変流器15の取り付は作業を容易かつ短時
間に行うことかできる。
さらに、この実施例においては、第1図から明らかなよ
うに変流器15の装着状態において、上部アーキングホ
ーン11を上部ホーン取付金具4に固定するための一対
のボルト12中で、外側のボルト12の頭部か変流器取
付金具16の取付棒19の中間部19aに近接配置され
ているため、内側のボルト12に緩みか生じて、変流器
15が上部アーキングホーン11の先端側に移動した場
合でも、同図に鎖線で示すように、取付棒19の中間部
19aが外側のボルト12の頭部に係合して、変流器1
5のそれ以上の移動が阻止される。
従って、変流器15が上部アーキングホーン11から脱
落するおそれを確実に防止することができる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば、変流器取付金具16の先端部19bを
上部ホーン取付金具4の側面に接合固定させるように構
成する等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部
の構成を任意に変更して具体化することも可能である。
「発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているため、
変流器を二分割構成することなく環状の一体構成にする
ことができて、構造の簡略化及びコストの低減を図るこ
とかできると共に、既設の電線路に対して変流器の取り
付は作業を容易かつ短時間に行うことができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した電線路における変流器の
取付構造の一実施例を示す部分断面図、第2図はその全
体を示す正面図、第3図は第1図のA−A線における断
面図、第4図は取付金具の先端部を示す部分斜視図であ
る。 1・・・支持アーム、2・・・吊下金具、4・・・上部
ホーン取付金具、5・・・支持鉤子、7・・・下部ホー
ン取付金具、9・・・送電線、11・・・上部アーキン
グホーン、12・・・ボルト、13・・・下部アーキン
グホーン、15・・・変流器、16・・・変流器取付金
具、20・・・凹部、21・・・係合片。 特許出願人     日本硝子 株式会社代理人   
  弁理士  恩1)博宣(ほか 1名) 第1vA 、I、−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.鉄塔の支持アーム(1)に吊下金具(2)及び上部
    ホーン取付金具(4)を介して支持碍子(5)を吊下し
    、その支持碍子(5)の下端には下部ホーン取付金具(
    7)を介して電線(9)を支持し、上下両ホーン取付金
    具(4,7)にはアーキングホーン(11,13)をそ
    れぞれ取着してなる電線路の碍子装置において、 前記上部アーキングホーン(11)にはその先端側から
    地絡電流検出用の環状の変流器(15)を嵌挿し、その
    変流器(15)上から延びる変流器取付金具(16)の
    端部を上部ホーン取付金具(4)又は上部アーキングホ
    ーン(11)に固定したことを特徴とする電線路におけ
    る変流器の取付構造。
  2. 2.前記変流器取付金具(16)の端部には上部アーキ
    ングホーン(11)を上部ホーン取付金具(4)に固定
    するためのボルト(12)を挿通させる凹部(20)を
    設けると共に、変流器取付金具(16)の端部両側には
    上部アーキングホーン(11)の基端両側面に係合する
    一対の回り止め用の係合片(21)を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の電線路における変流器の取付構
    造。
JP2280724A 1990-10-18 1990-10-18 電線路における変流器の取付構造 Expired - Lifetime JPH0673311B2 (ja)

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