JPH076645A - アークホーン支持金具 - Google Patents

アークホーン支持金具

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Publication number
JPH076645A
JPH076645A JP14959093A JP14959093A JPH076645A JP H076645 A JPH076645 A JP H076645A JP 14959093 A JP14959093 A JP 14959093A JP 14959093 A JP14959093 A JP 14959093A JP H076645 A JPH076645 A JP H076645A
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JP
Japan
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connecting piece
fitting
arc horn
cap
arc
Prior art date
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Pending
Application number
JP14959093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirako
博 平子
Toshiyuki Takagi
俊幸 高木
Katsuo Oribe
克雄 織部
Teruhiko Okada
輝彦 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Asahi Tec Corp
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Asahi Tec Corp
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd, Asahi Tec Corp filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP14959093A priority Critical patent/JPH076645A/ja
Publication of JPH076645A publication Critical patent/JPH076645A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実にアークホーン間で放電を行わせること
が可能で、しかもアークホーンの着脱を簡単に行うこと
ができるアークホーン支持金具を提供すること。 【構成】 連結片13bをキャップ金具11の先端側に
向けて形成したことにより、連結片13bの外方向への
突出量を著しく少なくできる。これにより、連結片13
bはシールド範囲内に確実に納まり、連結片13bから
コロナ放電が発生するのを防止できる。また、キャップ
金具11と上部アークホーン16の先端との間の高低差
が少なくても、連結片13bの先端の電位傾度が高くな
るのが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、懸垂碍子連等
に装着され、アークホーンを突設したアークホーン支持
金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図5に示すように、送電線
用懸垂碍子連装置には、碍子連での沿絡を防止するアー
クホーン31,32が設けられている。図5及び図6に
示すように、上側アークホーン31は、上端の碍子のキ
ャップ金具34に巻付固定した支持金具33に突設され
ている。支持金具33は、略半円弧状に湾曲形成されて
いる。そして、図7に示すように、支持金具33の両端
に一体形成した連結片33aを対向させた状態で、それ
らの連結片33a間をボルト35及びナット36により
締付けて、支持金具33はキャップ金具34の外周に巻
付固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
支持金具33においては、前記連結片33aが単に折曲
形成されただけものであり、しかも前記キャップ金具3
4の支持金具33が巻付けられる部分には環状突部34
aが形成されている。従って、連結片33aが横方向へ
大きく突出している。このため、連結片33aがシール
ド範囲から外れて、コロナ放電が生じるおそれがあっ
た。
【0004】また、前述のように、連結片33aが突出
しているために、上側アークホーン31の先端とキャッ
プ金具34の上部との間の高低差が少ない場合、連結片
33a近傍の電位傾度が高くなって、連結片33aを始
点とする放電のおそれがあった。この場合、連結片33
a付近の碍子の釉薬が損傷して、釉薬がハゲてしまうお
それもあった。
【0005】さらに、連結片33aと碍子の笠部との間
に隙間がほとんどなく、ボルト35を締付けたり、緩め
たりする場合に工具と碍子の笠部とが干渉して、アーク
ホーンの着脱作業が困難になるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は確実にアークホーン間で
放電を行わせることが可能で、しかもアークホーンの着
脱を簡単に行うことができるアークホーン支持金具を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、アークホーンを突設した円弧状をなす
複数の金属板の端部間を、締付部材により固定して碍子
のキャップ金具に巻付固定されるアークホーン支持金具
であって、前記締付部材により締付られる端部を前記キ
ャップ金具の先端側に向けて屈曲させたことをその要旨
とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、金属板の端部がキャップ
金具の先端側に向かって屈曲されているので、金属板の
端部の外方向への突出量を減少することができる。この
ため、端部はシールド範囲内に確実に納まる。また、端
部が外方向へ突出していないため、碍子のキャップ金具
と上部アークホーンの先端との間の間隔が少なくても、
連結片の先端の電位傾度が高くなるのを防止できる。し
かも、端部がキャップ金具の先端に向かって屈曲されて
いるので、締付部材が碍子笠部から離間する。従って、
ボルト及びナットと碍子笠部との間に隙間が形成され
て、締付部材を回すための工具と碍子笠部との干渉を防
止できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図3に示すように、鉄塔の支持ア
ーム1には吊下金具2が連結されている。該吊下金具2
には連結金具3を介して懸垂碍子5が複数個直列に連結
吊下されている。最下端の懸垂碍子5にはソケットクレ
ビス6を介して下部ホーン取付金具7が連結され、この
取付金具7には下側アークホーン8が取付固定されてい
る。そして、同取付金具7には連結リンク9を介して送
電線Lを支持する電線クランプ10が支持されている。
最上端の懸垂碍子5のキャップ金具11の外周面には、
支持金具13が装着されており、その支持金具13には
前記下部のアークホーン8と対向する上部のアークホー
ン16が突設固定されている。
【0010】図1〜図3に示すように、この支持金具1
3は一対の半円弧状をなす金属板よりなる金具13によ
り構成されている。金具13は、前記キャップ金具11
の外周面に接触し、アークホーン16が固定された支持
部13aと、同支持部13aの端部の連結片13bとか
ら構成されている。そして、前記連結片13bにはボル
ト挿通孔13cが形成されている。また、連結片13b
は、上方に向けて突出形成され、前記支持部13aの上
縁よりも上部に位置している。なお、連結片13bの下
縁13dは、コロナ放電を防止するために大きい曲率半
径で形成されている。そして、前記ボルト挿通孔13c
には、締付部材としてのボルト14が挿通されている。
このボルト14と同ボルト14に螺合するナット15と
により、支持金具13は懸垂碍子5のキャップ金具11
に対し巻付固定される。
【0011】そして、図3において送電線Lに雷サージ
電流が侵入すると、この電流は連結リンク9、下部ホー
ン取付金具7及び下側アークホーン8からフラッシオー
バーして、上側アークホーン16に流れる。そして、上
側アークホーン16から懸垂碍子5のキャップ金具11
を経て吊下金具2等を通って鉄塔の支持アーム1に流
れ、大地に放電される。
【0012】さて、本実施例では、図2から明らかなよ
うに、連結片13bをキャップ金具11の先端側に向け
て屈曲させたので、連結片13bの横方向への突出量を
著しく少なくできる。このため、連結片13bはシール
ド範囲内に確実に納まり、連結片13bからのコロナ放
電のおそれがない。また、連結片13bが横方向へ突出
していないため、キャップ金具11と上部アークホーン
16の先端との間の高低差が少なくても、連結片13b
の先端の電位傾度が高くなるのを防止できる。従って、
連結片13bを始点とする放電を防止でき、碍子笠部の
釉薬損傷のおそれもない。
【0013】しかも、連結片13bが上向きなので、ボ
ルト14及びナット15が碍子笠部から上方に離間す
る。従って、ボルト14及びナット15と碍子笠部との
間に間隔が形成されて、ボルト14及びナット15を回
すための工具と碍子笠部との干渉を防止でき、支持金具
13の着脱をきわめて容易に行うことができる。
【0014】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、以下のような態様で具体化することも可
能である。 (1)支持金具13を3個またはそれ以上の数の金具に
より構成すること。
【0015】(2)ボルト及びナットによる連結部は1
箇所のみにして、他の連結部は蝶番により連結するこ
と。このようにすれば、着脱操作部が1箇所になるとと
もに、上方への突出部も1箇所になる。
【0016】(3)アークホーンが上下それぞれ1本の
場合の碍子装置に本発明を具体化すること。 (4)本発明を耐張碍子装置、避雷碍子装置等の他の碍
子装置に具体化すること。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
確実にアークホーン間で放電を行わせることが可能で、
しかもアークホーンの着脱を簡単に行うことができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例を示す支持金具の
分解斜視図である。
【図2】(a)は支持金具の正面図であり、(b)は支
持金具の側面図である。
【図3】懸垂碍子装置の概略正面図である。
【図4】キャップ金具に支持金具を装着した状態の正面
図である。
【図5】従来の懸垂碍子装置の概略正面図である。
【図6】同じく従来の支持金具の分解斜視図である。
【図7】同じく従来のキャップ金具に支持金具を装着し
た状態の正面図である。
【符号の説明】
5…電線支持碍子を構成する懸垂碍子、11…キャップ
金具、13…支持金具、13b…連結片、14…締付部
材としてのボルト、15…締付部材としてのナット、1
6…アークホーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 輝彦 愛知県豊川市下長山町中屋敷168

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アークホーンを突設した円弧状をなす複
    数の金属板の端部間を、締付部材により固定して碍子の
    キャップ金具に巻付固定されるアークホーン支持金具で
    あって、前記締付部材により締付られる端部を前記キャ
    ップ金具の先端側に向けて屈曲させたことを特徴とする
    アークホーン支持金具。
JP14959093A 1993-06-21 1993-06-21 アークホーン支持金具 Pending JPH076645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14959093A JPH076645A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 アークホーン支持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14959093A JPH076645A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 アークホーン支持金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076645A true JPH076645A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15478533

Family Applications (1)

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JP14959093A Pending JPH076645A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 アークホーン支持金具

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JP (1) JPH076645A (ja)

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