JPH04155596A - 手書き文字入力装置 - Google Patents

手書き文字入力装置

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JPH04155596A
JPH04155596A JP2281586A JP28158690A JPH04155596A JP H04155596 A JPH04155596 A JP H04155596A JP 2281586 A JP2281586 A JP 2281586A JP 28158690 A JP28158690 A JP 28158690A JP H04155596 A JPH04155596 A JP H04155596A
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JP
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character
candidate
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kanji
input device
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JP2281586A
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Masashi Shimizu
清水 真史
Masao Kumagishi
正夫 熊岸
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Wacom Co Ltd
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Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、手書き文字入力装置の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、タブレット入力装置等を介して手書き入力さ
れたパターンを文字認識し、その結果に対応した標準文
字パターンを表示器に表示するとともに対応した文字コ
ードを入力する、即ち記憶し又は他の装置へ転送する手
書き文字入力装置が種々知られている。
ところで、日本語情報処理で扱う文字には漢字、平板名
、片仮名、アルファベット、数字等の種類があり、平板
名の「す」と片仮名の「す」、又は平板名の「へ」と片
仮名の「へ」のように形状がほぼ同一で種類の異なる文
字がある。
前述した手書き文字入力装置において、このような文字
の良好な認識結果を得る方法として、予め文字の種類を
指定して手書き入力する方法があるが、この方法を実施
した装置ではオペレータの癖等により何度入力しても正
しい認識結果が得られない場合が生ずるという問題があ
った。
また、前述した手書き文字入力装置において、前記文字
の良好な認識結果を得る他の方法として、文字の種類に
拘らず形状が類似している文字を全て候補文字として抽
出し、これらより該当する文字を選択する方法がある。
従来、このような候補文字の選択を手書き入力と同様に
タブレット入力装置等を用いて行う場合、表示器の特定
の位置に複数の候補文字をそれぞれ表示するメニューエ
リアを設けて、該当する候補文字が表示された位置を該
タブレット入力装置等の指示器を用いて指示することに
より行っていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記装置では候補文字を選択する都度、
視線を表示器の認識結果の表示位置からメニューエリア
へ移動させ、且つ、タブレット入力装置等の指示器を手
書き入力位置から前記メニューエリアに対応する位置へ
移動させなければならず、入力作業が煩雑で手間がかか
るという問題があった。
本発明は前記従来の問題点に鑑み、視線やタブレット入
力装置等の指示器をあまり動かす必要がなく、しかも良
好な認識結果が得られる手書き文字入力装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、請求項(1)とし
て、手書き文字を入力するための入力装置と、表示器と
を備え、該入力装置より入力された手書き文字パターン
を文字認識してこれに類似する複数の候補文字を抽出し
、これらに対応する標準文字パターンを表示器に表示す
るとともに、いずれかの候補文字を選択的に入力する手
書き文字入力装置において、表示器の入力装置における
手書き入力位置に対応した位置に複数の候補文字のうち
で最も類似する第1の候補文字を表示する入力文字表示
エリアを設け、該入力文字表示エリアに隣接する位置に
他の候補文字もしくは第1の候補文字を含む複数の候補
文字を表示する候補文字表示エリアを設けるとともに、
入力装置より前記候補文字表示エリアのいずれかを指示
する信号が入力されたことを検出する手段と、第1の候
補文字を該指示された候補文字表示エリア内の候補文字
に変更する手段とを設けた手書き文字入力装置、また、
請求項(2)として、入力文字表示エリアを複数設ける
とともに、各入力文字表示エリア毎に候補文字表示エリ
アを設けた請求項(1)記載の手書き文字入力装置、ま
た、請求項(3)として、一の入力文字表示エリアに対
応する候補文字表示エリアを他の入力文字表示エリア上
にウィンドゥ表示するようになした請求項(2)記載の
手書き文字入力装置、また、請求項(4)として、入力
装置と表示器とを一体化させた請求項(1)乃至(3)
いずれか記載の手書き文字入力装置、また、請求項(5
)として、第1の候補文字が表示された複数の入力文字
表示エリアのうち、互いに隣接する少くとも2つの入力
文字表示エリアを入力装置により指定する手段と、該指
定された入力文字表示エリアに対応する少くとも2つの
第1の候補文字をかな漢字変換して複数の候補漢字を抽
出する手段とを設け、入力文字表示エリアに第1の候補
漢字を表示し、候補文字表示エリアに他の候補漢字もし
くは第1の候補漢字を含む複数の候補漢字を表示すると
ともに、第1の候補漢字を入力装置より指示された候補
文字表示エリア内の候補漢字に変更するようになした請
求項(2)乃至(4)いずれか記載の手書き文字入力装
置を提案する。
(作 用) 本発明の請求項(1)によれば、文字認識に基く第1の
候補文字が手書き入力位置に対応した入力文字表示エリ
アに表示され、また、これに隣接した候補文字表示エリ
アに他の候補文字もしくは第1の候補文字を含む複数の
候補文字が表示される。また、入力装置より候補文字表
示エリアのいずれかを指示する信号が入力され、これが
検出されると、第1の候補文字が該指示された候補文字
表示エリア内の候補文字に変更される。
また、請求項(2)によれば、手書き入力した文字が複
数同時に表示され、前後関係が把握できるとともに候補
文字の変更が各文字の入力位置毎に実行できる。
また、請求項(3)によれば、表示器及び入力装置の面
積をより小さくできる。
また、請求項(4)によれば、表示位置と入力位置とを
一致させることができ、候補文字の変更等がより容易と
なる。
また、請求項(5)によれば、手書き文字入力とともに
かな漢字変換及びその際の候補漢字の変更を容易に行う
ことができる。
(実施例) 第1図は本発明の手書き文字入力装置の第1の実施例を
示すもので、図中、1はタブレット入力装置、2は表示
器、3は座標処理部、4は文字切出部、5は文字認識部
、6は認識結果メモリ、7は画像データ作成部、8はフ
レームメモリ、9はウィンドウメモリ、10は選択文字
検出部、11は認識結果書換部、12は入力開始検出部
、13は表示制御回路である。
タブレット入力装置1は第2図に示すように表示器2と
ほぼ同様な大きさを備えたタブレット14と、スタイラ
スペン15とからなる周知のもので、該タブレット14
は本体16内の表示器2下部に積層収納されている。こ
こで、スタイラスペン15を表示器2を介してタブレッ
ト14上で操作すると、該スタイラスペン15による指
示位置のX方向及びX方向の座標値が検出される。また
、この際、スタイラスペン15が表示器2の表面に接触
しているか否か、即ちペンダウン状態であるか又はペン
アップ状態であるかが検出される如くなっている。
表示器2は液晶デイスプレィパネル等からなる周知の平
面形のものである。なお、第2図では手書き文字を表示
するとともにこれに対する文字認識によって得られた複
数の候補文字のうちで最も類似する第1の候補文字を表
示するだめの入力文字表示エリアを示す16個の文字枠
17を表示した状態を表している。
座標処理部3はタブレット入力装置1より入力される座
標値を表示器2のスケールに一致した値に変換する如く
なっている。
文字切出部4はタブレット入力装置1より入力される手
書き文字パターンを、1文字毎に切出す。
具体的には、前記文字枠17のいずれかに対してスタイ
ラスペン15による手書き文字入力が開始された後、該
スタイラスペン15がペンアップ状態で該文字枠17の
外に移動した時を1文字の終りと見なして文字を切出す
如くなっているが、他の方法でも良い。
文字認識部5は前記切出された手書き文字パターンを文
字認識してこれに類似する複数の候補文字を抽出し、対
応する文字コードを類似度の高い順に認識結果メモリ6
に記憶するとともに、文字認識の終了を画像データ作成
部7及び選択文字検出部10に通知する。なお、文字認
識方法はどのような方法でも良い。
認識結果メモリ6は前記複数の候補文字に対応する文字
コードを各文字枠17に対する手書き文字パターン毎に
記憶する。
画像データ作成部7は認識結果メモリ6の記憶内容に基
いてフレームメモリ8及びウィンドウメモリ9に画像デ
ータを書込むとともに、その終了を表示制御回路13に
通知する。前記書込みは、具体的には前記複数の候補文
字のうちで最も類似する第1の候補文字に対応する標準
文字パターンをフレームメモリ8の文字枠17に対応す
る位置に書込み、また、前記複数の候補文字に対応する
各標準文字パターンをウィンドウメモリ9の後述する候
補文字枠に対応する位置に書込む。
候補文字枠は第1の候補文字を含む複数の候補文字を表
示するための候補文字表示エリアを示すもので、第3図
に示すように各文字枠17にそれぞれ対応した16個の
候補文字枠18からなっている。各候補文字枠18は複
数、ここでは5個のます目に分割されており、それぞれ
のます目に標準文字パターンが表示される如くなってい
る。また、候補文字枠18のうち、上段の文字枠17に
対応するものは該文字枠17の下部に隣接して設けられ
、また、下段の文字枠17に対応するものは該文字枠1
7の上部に隣接して設けられる如くなっている。
なお、各文字枠17及び候補文字枠18は画像データ作
成部7によって予め、例えば電源立上げ時にフレームメ
モリ8及びウィンドウメモリ9にそれぞれ書込まれる。
フレームメモリ8は表示器2の画面全てに対応した記憶
容量を備え、また、ウィンドウメモリ9は前述した16
個の候補文字枠18に対応した記憶容量を備えている。
選択文字検出部10は文字認識終了後にタブレット入力
装置1により前記候補文字枠18が指示された時、その
指示位置の座標値が該候補文字枠18のいずれのます目
に対応するものであるか、即ち複数の候補文字のいずれ
を指示したものであるかを認識結果メモリ6の記憶内容
に基いて検出し、これを認識結果書換部11に通知する
認識結果書換部11は前記指示された候補文字が第1の
候補文字となる如く認識結果メモリ6の内容を書換え、
これを画像データ作成部7に通知する。
入力開始検出部12はタブレット入力装置1より入力さ
れる座標値及びペンダウン信号等より文字枠17への入
力の開始を検出し、これを表示制御回路13に通知する
表示制御回路13は入力開始検出部12からの通知を受
けた時はフレームメモリ8のデータのみによる画像を表
示し、また、画像データ作成部7からの通知を受けた時
はウィンドウメモリ9の該当候補文字枠18のデータ及
びフレームメモリ8の前記候補文字枠18に対応する部
分を除いたデータによる画像を表示器2に表示する。
次に、前記装置の動作を説明する。
オペレータが表示器2の上段左から4番目の文字枠17
内にスタイラスペン15をペンダウンして平板名の「ん
」を手書き入力すると、該入力の開始が入力開始検出部
12により検出されるとともにその手書き文字のデータ
がフレームメモリ8に書込まれ、表示制御回路13によ
り第4図(a)に示すように表示器2の前記文字枠17
内に手書き文字パターン19が表示される。なお、表示
器2の上段左から1番目、2番目及び3番目の文字枠1
7には既に手書き入力され1.正しく文字認識された平
板名の「も」、「じ」及び「に」に対応する標準文字パ
ターン20がそれぞれ表示されている。
前記手書き文字パターン19のデータは文字切出部4に
も入力されており、前述した如くして1文字として切出
され文字認識部5に送出される。
該文字認識部5は前記手書き文字パターン19を文字認
識し、これに類似する複数、ここでは5個の候補文字、
例えば類似度の高い順に平板名の「シ」、「ん」、片仮
名の「し」、アルファベットの大文字のrLJ及び小文
字の「1」を抽出し、対応する文字コードを認識結果メ
モリ6に記憶する。
画像データ作成部7は文字認識の終了が通知されると、
認識結果メモリ6の記憶内容に基いてフレームメモリ8
の前記上段左から4番目の文字枠17に対応する位置に
前記「シ」に対応する標準文字パターン20を書込み、
また、ウィンドウメモリ9の前記文字枠17に対応した
候補文字枠18に対応する位置に前記「シ」、「ん」、
「し」、rLJ及び「1」に対応する標準文字パターン
21を書込む。
表示制御回路13は画像データの書込み終了が通知され
ると、第4図(b)に示すように表示器2の上段左から
4番目の文字枠17に前記「シ」に対応する標準文字パ
ターン20を表示するとともに、該文字枠17の下部に
前記「シ」、「ん」、「し」、rLJ及び「1」に対応
する標準文字パターン21を含む候補文字枠18を表示
する。
ここで、文字認識部5において最も類似度が高いと判定
された文字は平板名の「シ」であるが、オペレータが手
書き入力しようとした文字は前述したように平板名の「
ん」である。
これを訂正する場合、オペレータは候補文字枠18のう
ち、入力しようとする文字が表示されたまず目、ここで
は上から2番目のます目にスタイラスペン15を持って
行き、ペンダウンする。
選択文字検出部10は前記ペンダウンに伴って入力され
た指示位置の座標値が前記複数の候補文字のうちの平板
名の「ん」を指示したものであることを検出し、これを
認識結果書換部11に通知する。前記通知を受けた認識
結果書換部11は指示された平板名の「ん」の文字が第
1の候補文字となる如く認識結果メモリ6の内容を書換
えるとともにこれを画像データ作成部7に通知する。
画像データ作成部7は前記通知を受けると、前記書換え
られた認識結果メモリ6の内容に基くフレームメモリ8
及びウィンドウメモリ9への書込みを行う。具体的には
、フレームメモリ8の前記上段左から4番目の文字枠1
7に対応する位置に前記「ん」に対応する標準文字パタ
ーン20を書込み、また、ウィンドウメモリ9の前記文
字枠17に対応した候補文字枠18に対応する位置に前
記「ん」、「シ」、「し」、「L」及び「1」に対応す
る標準文字パターン21を書込む。
前述した書込みが終了すると、表示制御回路13は第4
図(C)に示すように表示器2の上段左から4番目の文
字枠17に前記「ん」に対応する標準文字パターン20
を表示するとともに、該文字枠17の下部に前記「ん」
、「シ」、「し」、rLJ及び「1」に対応する標準文
字パターン21を含む候補文字枠18を表示する。
このようにして平板名の「ん」の手書き入力が正しく実
行された後、オペレータが次の文字、例えば平板名の「
シ」を表示器2の上段左から5番目の文字枠17内にス
タイラスペン15をペンダウンして手書き入力すると、
該入力の開始が入力開始検出部12により検出され、ウ
ィンドウメモリ9内のデータの表示が消去されるととも
にその手書き文字のデータがフレームメモリ8に書込ま
れ、表示制御回路13により第4図(d)に示すように
表示器2の前記文字枠17内に手書き文字パターン19
が表示される。なお、以下の動作は前記同様である。
また、表示器2の上段の文字枠17に対する手書き入力
が終了した後、オペレータが表示器2の上段左から1番
目の文字枠17内にスタイラスペン15をペンダウンし
て次の文字、例えば平板名の「ち」を手書き入力した場
合、前記同様にこの手書き文字のデータがフレームメモ
リ8に書込まれ、表示制御回路13により第4図(e)
に示すように表示器2の前記文字枠17内に手書き文字
パターン19が表示される。この後、前記同様に文字切
出部4による文字の切出し及び文字認識部5による文字
認識が行われ、これに類似する5個の候補文字の文字コ
ードが認識結果メモリ6に記憶されるとともに対応する
標準文字パターン20及び21がメモリ8及び9の文字
枠17及び候補文字枠18に対応した位置に書込まれ、
さらに表示制御回路13により第4図(f)に示すよう
に表巧器2の前記文字枠17及び候補文字枠18内にV
準文字パターン20及び21がそれぞれ表示さする。但
し、下段の文字枠17に対応する候補文9枠18には各
候補文字が類似度の高い順、ここマは平板名の「ち」、
数字の「5」、平板名の「ら、「う」及び片仮名の「ヲ
」の順に下のます目力ら表示され、訂正の際、スタイラ
スペン15の杉動量が少なくて済むように工夫されてい
る。
このように第1の実施例によれば、手書き入丈エリアで
あって且つ文字認識結果の表示エリアである複数の文字
枠17毎に隣接して候補文字枠18が設けられ、しかも
該候補文字枠18はそれぞれ複数の候補文字を表示でき
且つこれらのいずれかに対してスタイラスペンをペンダ
ウンすることによって認識結果を変更できるため、視線
やスタイラスペンを大きく動かすことなく、手書き文字
を精度良く入力することができる。また、前記実施例で
は2行に亘って設けた文字枠17に対応する候補文字枠
18のうち、上段の文字枠17に対(応する候補文字枠
18については下段の文字枠1起  7上にウィンドウ
表示させ、また、下段の文字枠し  17に対応する候
補文字枠18については上段の−文字枠17上にウィン
ドウ表示させたため、表示1  器及びタブレットの面
積をより小さくできる。
・」   なお、前記実施例において、上段の文字枠1
7−  に対応する候補文字枠18をその上部に、また
、;  下段の文字枠17に対応する候補文字枠18を
その下部に設けても良いことはいうまでもない。
1   また、候補文字枠18は文字枠17の上部又は
下部の外、第5図(a)もしくは(b)に示すように文
字枠17の右側もしくは左側に隣接して設けても良く、
さらにまた、第5図(C)に示すような左右上下にまず
目を並べた候補文字枠22を用いても良い。
第6図は本発明の第2の実施例を示すもので、ここでは
第1の実施例にかな漢字変換機能を付加した例を示す。
図中、第1の実施例と同一構成部分は同一符号をもって
表し、1はタブレット入力装置、2は表示器、3は座標
処理部、8はフレームメモリ、9はウィンドウメモリ、
12は入力開始検出部、13は表示制御回路、23は文
字認識処理部、24は変換範囲切出部、25はかな漢字
変換部、26は変換結果メモリ、27は画像データ作成
部、28は選択漢字検出部、29は変換結果書換部であ
る。
文字認識処理部23は第1の実施例における文字切出部
4、文字認識部5、認識結果メモリ6、選択文字検出部
10及び認識結果書換部11の全ての機能を備えている
変換範囲切出部24はタブレット入力装置1より手書き
入力され、前記文字認識処理部23により文字認識され
た文字のうち、漢字に変換すべき文字の範囲を切出す。
具体的には、文字認識処理が終了し、対応する標準文字
パターンが表示された文字枠17に対して、ペンダウン
状態のスタイラスペン15による線引きが互いに隣接す
る2以上の文字枠17に亘ってなされた時、該線引きさ
れた文字枠17の範囲を変換範囲とみなして切出す如く
なっているが、他の方法でも良い。
かな漢字変換部25は文字認識処理部23より前記切出
された文字枠17に対応する文字を読出し、これをかな
漢字変換して複数の候補漢字を抽出し、対応する漢字コ
ードを所定の順、例えば使用頻度の高い順に変換結果メ
モリ26に記憶するとともに、かな漢字変換の終了を画
像データ作成部27及び選択漢字検出部28に通知する
変換結果メモリ26は前記複数の候補漢字に対応する文
字(漢字)コードをかな漢字変換を実行した文字枠17
毎に記憶する。
画像データ作成部27は文字認識処理部23並びに変換
結果メモリ26の記憶内容に基いてフレームメモリ8及
びウィンドウメモリ9に画像データを書込むとともに、
その終了を表示制御回路13に通知する。前記書込みは
、具体的には前記複数の候補漢字のうちで最も使用頻度
の高い第1の候補漢字に対応する標準文字(漢字)パタ
ーンをフレームメモリ8の文字枠17に対応する位置に
書込み、また、前記複数の候補漢字に対応する各標準漢
字パターンをウィンドウメモリ9の候補文字枠18に対
応する位置に書込む。なお、かな漢字変換しない文字に
ついては第1の実施例の場合と同様である。
選択漢字検出部28はかな漢字変換終了後にタブレット
入力装置1により前記候補文字枠18が指示された時、
その指示位置の座標値が該候補文字枠18のいずれのま
す目に対応するものであるか、即ち複数の候補漢字のい
ずれを指示したものであるかを変換結果メモリ26の記
憶内容に基いて検出し、これを変換結果書換部29に通
知する。
変換結果書換部29は前記指示された候補漢字が第1の
候補漢字となる如く変換結果メモリ26の内容を書換え
、これを画像データ作成部27に通知する。
次に、前記装置の動作を説明するが、手書き文字の入力
及びその文字認識については第1の実施例の場合と同様
であるから省略する。
今、第7図(a)に示すように表示器2の上段左から1
番目及び2番目の文字枠17に既に手書き入力され、正
しく文字認識された平板名の「あ」及び「い」に対応す
る標準文字パターン20がそれぞれ表示されているもの
とする。
ここで、前記平板名の「あ」及び「い」を漢字に変換し
ようとする場合、オペレータは前記表示器2の上段左か
ら1番目の文字枠17にスタイラスペン15を持って行
き、ペンダウンし、そのまま第7図(b)に示すように
左から2番目の文字枠17まで線引き(30)を行う(
なお、この線そのものは実際には表示しない。)。
変換範囲切出部24は前記線引きされた上段左から1番
目及び2番目の文字枠17が変換範囲であることを検出
して、これをかな漢字変換部25に通知する。前記通知
を受けたかな漢字変換部25はこれらの文字枠17に対
応する文字、即ち平板名の「あ」及び「い」をかな漢字
変換し、複数、こ′こでは5個の候補漢字、例えば使用
頻度の高い順に「愛」、「逢」、「哀」、「相」、「藍
」を抽出し、対応する漢字コードを変換結果メモリ26
に記憶する。
画像データ作成部27はかな漢字変換の終了が通知され
ると、変換結果メモリ26の記憶内容に基いてフレーム
メモリ8の前記上段左から1番目の文字枠17に対応す
る位置に漢字の「愛」に対応する標準漢字パターン31
を書込み、また、ウィンドウメモリ9の前記文字枠17
に対応した候補文字枠18に対応する位置に漢字の「愛
」、「逢」、「哀」、「相」、「藍」に対応する標準漢
字パターン32を書込む。
表示制御回路13は画像データの書込み終了が通知され
ると、第7図(e)に示すように表示器2の上段左から
1番目の文字枠17に漢字の「愛」に対応する標準漢字
パターン31を表示するとともに、該文字枠17の下部
に漢字のF愛」、U逢」、「哀」、「相」、「藍」に対
応する標準漢字パターン32を含む候補文字枠18を表
示する。
なお、前記文字枠17に表示された漢字の1愛」を候補
文字枠18に表示された他の漢字に変更する場合のオペ
レータの操作及び装置の動作は第1の実施例における文
字認識結果の変更の際と同様であるから省略する。
このように第2の実施例によれば、複数の候補漢字を候
補文字枠18に表示でき且つその変換結果を手書き文字
認識の場合と同様に変更できるため、視線やスタイラス
ペンを大きく動かすことなく、漢字を精度良く入力する
ことができる。
なお、前記第1及び第2の実施例では候補文字枠の先頭
にも文字枠内と同一の文字又は漢字を表示しているが、
表示しなくても良い。また、文字枠及び候補文字枠につ
いても特に表示しな(でも良い。また、前記第1及び第
2の実施例ではフレームメモリとウィンドウメモリとを
別々に設けたが、フレームメモリの一部をウィンドウメ
モリに割当てて、ウィンドウメモリを省略することもで
きる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の請求項(1)によれば、文
字認識に基く第1の候補文字が手書き入力位置に対応し
た入力文字表示エリアに表示され、また、これに隣接し
た候補文字表示エリアに他の候補文字もしくは第1の候
補文字を含む複数の候補文字が表示され、さらに入力装
置より候補文字表示エリアのいずれかを指示する信号が
人力されこれが検出されると第1の候補文字が指示され
た候補文字表示エリア内の候補文字に変更されるため、
視線や入力装置の指示器等を大きく動かすことなく、手
書き文字を精度良く入力することができる。
また、本発明の請求項(2)によれば、手書き入力した
文字が複数同時に表示され、前後関係が把握できるとと
もに候補文字の変更が各文字の入力位置毎に実行でき、
より操作し易い装置を提供できる。
また、本発明の請求項(3)によれば、表示器及び入力
装置の面積をより小さ(できる。
また、本発明の請求項(4)によれば、表示位置と入力
位置とを一致させることができ、候補文字の変更等をよ
り容易に行うことができる。
また、本発明の請求項(5)によれば、手書き文字入力
とともにかな漢字変換及びその際の候補漢字の変更を容
易に行うことができ、手書き文字とともに漢字を精度良
く入力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の手書き文字入力装置の第1の実施例を
示す構成図、第2図は第1図の装置の外観を示す斜視図
、第3図は候補文字枠の説明図、第4図(a)〜(f)
は第1図の装置の動作の説明図、第5図(a)〜(C)
は候補文字枠の他の例を示す説明図、第6図は本発明の
手書き文字入力装置の第2の実施例を示す構成図、第7
図(a)〜(C)は第6図の装置の動作の説明図である
。 1・・・タブレット入力装置、2・・・表示器、3・・
・座標処理部、4・・・文字切出部、5・・・文字認識
部、6・・・認識結果メモリ、7,27・・・画像デー
タ作成部、8・・・フレームメモリ、9・・・ウィンド
ウメモリ、10・・・選択文字検出部、11・・・認識
結果書換部、12・・・入力開始検出部、13・・・表
示制御回路、14・・・タブレット、15・・・スタイ
ラスペン、17・・・文字枠、18・・・候補文字枠、
19・・・手書き文字パターン、20.21・・・標準
文字パターン、24・・・変換範囲切出部、25・・・
かな漢字変換部、26・・・変換結果メモリ、28・・
・選択漢字検出部、29・・・変換結果書換部、31.
32・・・標準漢字パターン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)手書き文字を入力するための入力装置と、表示器
    とを備え、該入力装置より入力された手書き文字パター
    ンを文字認識してこれに類似する複数の候補文字を抽出
    し、これらに対応する標準文字パターンを表示器に表示
    するとともに、いずれかの候補文字を選択的に入力する
    手書き文字入力装置において、 表示器の入力装置における手書き入力位置に対応した位
    置に複数の候補文字のうちで最も類似する第1の候補文
    字を表示する入力文字表示エリアを設け、該入力文字表
    示エリアに隣接する位置に他の候補文字もしくは第1の
    候補文字を含む複数の候補文字を表示する候補文字表示
    エリアを設けるとともに、 入力装置より前記候補文字表示エリアのいずれかを指示
    する信号が入力されたことを検出する手段と、 第1の候補文字を該指示された候補文字表示エリア内の
    候補文字に変更する手段とを設けたことを特徴とする手
    書き文字入力装置。
  2. (2)入力文字表示エリアを複数設けるとともに、各入
    力文字表示エリア毎に候補文字表示エリアを設けたこと
    を特徴とする請求項(1)記載の手書き文字入力装置。
  3. (3)一の入力文字表示エリアに対応する候補文字表示
    エリアを他の入力文字表示エリア上にウィンドウ表示す
    るようになしたことを特徴とする請求項(2)記載の手
    書き文字入力装置。
  4. (4)入力装置と表示器とを一体化させたことを特徴と
    する請求項(1)乃至(3)いずれか記載の手書き文字
    入力装置。
  5. (5)第1の候補文字が表示された複数の入力文字表示
    エリアのうち、互いに隣接する少くとも2つの入力文字
    表示エリアを入力装置により指定する手段と、 該指定された入力文字表示エリアに対応する少くとも2
    つの第1の候補文字をかな漢字変換して複数の候補漢字
    を抽出する手段とを設け、 入力文字表示エリアに第1の候補漢字を表示し、候補文
    字表示エリアに他の候補漢字もしくは第1の候補漢字を
    含む複数の候補漢字を表示するとともに、第1の候補漢
    字を入力装置より指示された候補文字表示エリア内の候
    補漢字に変更するようになした ことを特徴とする請求項(2)乃至(4)いずれか記載
    の手書き文字入力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744655A (ja) * 1993-08-03 1995-02-14 Sony Corp 手書き入力表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744655A (ja) * 1993-08-03 1995-02-14 Sony Corp 手書き入力表示装置

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