JPH04154675A - 電炉用吹付補修材 - Google Patents
電炉用吹付補修材Info
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- JPH04154675A JPH04154675A JP2278689A JP27868990A JPH04154675A JP H04154675 A JPH04154675 A JP H04154675A JP 2278689 A JP2278689 A JP 2278689A JP 27868990 A JP27868990 A JP 27868990A JP H04154675 A JPH04154675 A JP H04154675A
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- potassium metaphosphate
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- electric furnaces
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明の耐火物に関し、特に電炉用吹付補修材に関する
ものである。
ものである。
稼働に伴い、損耗の進んだ電炉の炉壁、特に部分損傷部
位やホソトスボントが生じるスラグライン等の補修には
電炉用に調整された吹付補修材が使用されている。
位やホソトスボントが生じるスラグライン等の補修には
電炉用に調整された吹付補修材が使用されている。
こうした電炉用吹付補修材としては、例えばマグネシア
原料、及びドロマイト原料を主骨材とし、更に例えばバ
インダーとして塩化マグネシウムを含有する苦汁粉末も
しくは、珪酸ソーダや複合珪酸ソーダ、カリ等を耐火材
原料に対して配合した耐火物が使用されている。
原料、及びドロマイト原料を主骨材とし、更に例えばバ
インダーとして塩化マグネシウムを含有する苦汁粉末も
しくは、珪酸ソーダや複合珪酸ソーダ、カリ等を耐火材
原料に対して配合した耐火物が使用されている。
電炉用吹付補修材による補修が行われる頻度は高く、電
炉を操業する上で事業収益の向上を図るためには該吹付
補修材の性能を向上させることが求められている。
炉を操業する上で事業収益の向上を図るためには該吹付
補修材の性能を向上させることが求められている。
すなわち、吹付補修材の性能は出崎トン数当たりに必要
とした吹付補修材使用量（単位はｋｇ）、すなわちの原
単位（ｋｇ／）ン）で評価され、該原単位の低減を図る
ためには、 ■耐食性に優れること、 ■電炉稼働中に炉壁の剥離を生じないこと、■施工性が
良好で付着率がよいこと、 ■施工嵩比が小さいこと、 が望まれる。
とした吹付補修材使用量（単位はｋｇ）、すなわちの原
単位（ｋｇ／）ン）で評価され、該原単位の低減を図る
ためには、 ■耐食性に優れること、 ■電炉稼働中に炉壁の剥離を生じないこと、■施工性が
良好で付着率がよいこと、 ■施工嵩比が小さいこと、 が望まれる。
特に、上記■は原単位の低減を図る上で重要な条件であ
り、例えば炉壁への付着率が悪く、施工時のリバウンド
ロスが多い吹付補修材を使用した場合には該補修に要す
る時間が延びて操業に支障をきたしたり、該補修に要す
る吹付補修材の量が増＆るため、上記原単位を低減する
上で大きな支障を生じる。
り、例えば炉壁への付着率が悪く、施工時のリバウンド
ロスが多い吹付補修材を使用した場合には該補修に要す
る時間が延びて操業に支障をきたしたり、該補修に要す
る吹付補修材の量が増＆るため、上記原単位を低減する
上で大きな支障を生じる。
さらに、予め溶鋼を収容したときのスラグライン位置は
特に耐スラグ性に優れた耐火物で、それ以外の部位はや
や耐スラグ性に劣る耐火物で内張りを構成するように設
計される炉があり、こうした炉においては補修後の炉の
容量がリバウンドロスによって炉床に堆積する上記吹付
補修材によって減少するため補修後のスラグライン位置
が上昇し、上記やや耐スラグ性に劣る耐火物が侵食され
て炉壁の損耗が著しく進行することになる。
特に耐スラグ性に優れた耐火物で、それ以外の部位はや
や耐スラグ性に劣る耐火物で内張りを構成するように設
計される炉があり、こうした炉においては補修後の炉の
容量がリバウンドロスによって炉床に堆積する上記吹付
補修材によって減少するため補修後のスラグライン位置
が上昇し、上記やや耐スラグ性に劣る耐火物が侵食され
て炉壁の損耗が著しく進行することになる。
しかしながら、従来公知の電炉用吹付補修材は、上記し
た各条件を充分に満たしてはおらず、さらなる性能の向
上の余地がある。
た各条件を充分に満たしてはおらず、さらなる性能の向
上の余地がある。
本発明は上記の事情に鑑み、ＨＨされたものであって、
上記各条件にかかる性能を向上し、原単位低減をより一
層図ることのできる電炉用吹付補修材を提供することを
目的とするものである。
上記各条件にかかる性能を向上し、原単位低減をより一
層図ることのできる電炉用吹付補修材を提供することを
目的とするものである。
上記の目的を達成するために本発明ではマグネシア原料
、及びドロマイト原料を主骨材とし、塩化マグネシウム
を含有するバインダーを配合した電炉用吹付補修材をそ
の前提技術として、以下の手段を採用する。
、及びドロマイト原料を主骨材とし、塩化マグネシウム
を含有するバインダーを配合した電炉用吹付補修材をそ
の前提技術として、以下の手段を採用する。
すなわち、増粘剤としてメタリン酸カリウム又は一部ソ
ーダ塩で置換したメタリン酸カリウムを上記電炉用吹付
補修材原料にメタリン酸カリウムの実質量として外掛０
．０１〜０．１重量％添加する構成とした。
ーダ塩で置換したメタリン酸カリウムを上記電炉用吹付
補修材原料にメタリン酸カリウムの実質量として外掛０
．０１〜０．１重量％添加する構成とした。
メタリン酸カリウム及びメタリン酸カリウムの一部をソ
ーダ塩で置換した物質は水と混合すると粘稠な液体とな
り、電炉用吹付補修材に配合すると、炉壁への付着率が
向上（リバウンドロスを低減）する。
ーダ塩で置換した物質は水と混合すると粘稠な液体とな
り、電炉用吹付補修材に配合すると、炉壁への付着率が
向上（リバウンドロスを低減）する。
さらに上記メタリン酸カリウム及びメタリン酸カリウム
の一部をソーダ塩で置換した物質は水中で膨潤する性質
を有し、電炉用吹付補修材原料の単位使用量当たりの施
工範囲が拡大する。
の一部をソーダ塩で置換した物質は水中で膨潤する性質
を有し、電炉用吹付補修材原料の単位使用量当たりの施
工範囲が拡大する。
上記メタリン酸カリウム及びメタリン酸カリウムの一部
をソーダ塩で置換した物質の添加量は、本発明において
は電炉用吹付補修材原料に対してメタリン酸カリウムの
実質量として外掛０．０１〜０．１重量％の範囲とし、
０．０１重量％未満の添加量では、上記本発明における
所期の効果を得られず、０．１重量％を超える添加量で
は粘性が強くなりすぎ、ノズルだれ、ノズル詰まり等の
不都合を生じる。
をソーダ塩で置換した物質の添加量は、本発明において
は電炉用吹付補修材原料に対してメタリン酸カリウムの
実質量として外掛０．０１〜０．１重量％の範囲とし、
０．０１重量％未満の添加量では、上記本発明における
所期の効果を得られず、０．１重量％を超える添加量で
は粘性が強くなりすぎ、ノズルだれ、ノズル詰まり等の
不都合を生じる。
また、本発明が適用される電炉用吹付補修材の主骨材と
しては、例えば天然マグネシアクリンカ−１海水マグネ
シアクリンカ−１天然ドロマイトクリンカ−１合成ドロ
マイトクリンカー等を使用することができ、従来公知の
原料が使用可能である。
しては、例えば天然マグネシアクリンカ−１海水マグネ
シアクリンカ−１天然ドロマイトクリンカ−１合成ドロ
マイトクリンカー等を使用することができ、従来公知の
原料が使用可能である。
また、バインダーも上記電炉用吹付補修材に配合される
従来公知の原料が使用可能であり、例えば安価な苦汁粉
末等の塩化マグネシウムを含有する物質や珪酸ソーダ、
複合珪酸ソーダカリ等を使用することができる。
従来公知の原料が使用可能であり、例えば安価な苦汁粉
末等の塩化マグネシウムを含有する物質や珪酸ソーダ、
複合珪酸ソーダカリ等を使用することができる。
また施工（補修）方法についても、本発明において何ら
限定されることはなく、従来公知の方法で良好な施工性
を以て、炉壁の補修が可能である。
限定されることはなく、従来公知の方法で良好な施工性
を以て、炉壁の補修が可能である。
以下、本発明を実施例をもとに更に詳細に説明する。
第１表には本発明による実施例１〜５と比較例１〜３の
原料の配合とその施工性、耐用性等の試験結果を示す。
原料の配合とその施工性、耐用性等の試験結果を示す。
第１表下欄に示す各試験結果は熱間吹付施工を行った施
工作業、施工体に関するものであり、原料を２０瞳使用
した。このうち、「焼成後の曲げ強度」及び「かさ比重
」は吹付後の施工体を切り出し、１３００℃で３時間焼
成後の試料の測定結果である。また「溶損指数」は１６
００℃、３時間のスラグテスト（Ａ社４０トン）による
溶損量を測定し、比較例１の溶損量を１００とした相対
的な指数で示した。
工作業、施工体に関するものであり、原料を２０瞳使用
した。このうち、「焼成後の曲げ強度」及び「かさ比重
」は吹付後の施工体を切り出し、１３００℃で３時間焼
成後の試料の測定結果である。また「溶損指数」は１６
００℃、３時間のスラグテスト（Ａ社４０トン）による
溶損量を測定し、比較例１の溶損量を１００とした相対
的な指数で示した。
第１表より明らかに本発明による実施例は比較例よりも
リバウンドロスが少ないことに加え、メタリン酸カリウ
ムもしくはメタリン酸カリウムの一部をソーダ塩で置換
したバインダーの添加による膨潤作用で嵩比重がやや低
下することから、同じ原料使用量でも施工範囲は広くな
る結果がでた。
リバウンドロスが少ないことに加え、メタリン酸カリウ
ムもしくはメタリン酸カリウムの一部をソーダ塩で置換
したバインダーの添加による膨潤作用で嵩比重がやや低
下することから、同じ原料使用量でも施工範囲は広くな
る結果がでた。
さらに本発明による実施例は耐食性（スラグテスト）、
曲げ強度も比較例と顕著な違いは認められず、原単位を
削減する上で効果があることが明らかとなった。
曲げ強度も比較例と顕著な違いは認められず、原単位を
削減する上で効果があることが明らかとなった。
また、実施例４の電炉用吹付補修材を以て、４θトン電
炉の補修を行った実機使用の結果、１週間の操業の後、
吹付原単位を算出すると、従来品５．０ｋｇ／ｓ −ｔ
であったものが４．２ｋｇ／’ｓ・ｔと大幅に低減する
ことができた。
炉の補修を行った実機使用の結果、１週間の操業の後、
吹付原単位を算出すると、従来品５．０ｋｇ／ｓ −ｔ
であったものが４．２ｋｇ／’ｓ・ｔと大幅に低減する
ことができた。
尚、本発明は上記実施例１〜５に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の応用が可能
であることはいうまでもない。
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の応用が可能
であることはいうまでもない。
く以下余白〉
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、増粘剤としてメタリン
酸カリウム又はソーダ塩を含むメタリン酸カリウムを上
記電炉用吹付補修材原料に対しメタリン酸カリウムの実
質量として外掛０．０１〜０．１重量％添加することに
より、従来の電炉用吹付補修材の耐食性、強度を維持し
ながらも、特に電炉稼働中に炉壁の剥離を生じることも
なく、施工性が良好で付着率が向上し、施工高化も小さ
くなるので、吹付原単位の低減に大きく寄与するもので
ある。
酸カリウム又はソーダ塩を含むメタリン酸カリウムを上
記電炉用吹付補修材原料に対しメタリン酸カリウムの実
質量として外掛０．０１〜０．１重量％添加することに
より、従来の電炉用吹付補修材の耐食性、強度を維持し
ながらも、特に電炉稼働中に炉壁の剥離を生じることも
なく、施工性が良好で付着率が向上し、施工高化も小さ
くなるので、吹付原単位の低減に大きく寄与するもので
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔１〕マグネシア原料、及びドロマイト原料を主骨材と
し、塩化マグネシウムを含有するバインダーを配合した
電炉用吹付補修材において、 増粘剤としてメタリン酸カリウム又は一部ソーダ塩で置
換したメタリン酸カリウムを、上記電炉用吹付補修材原
料にメタリン酸カリウムの実質量として外掛０．０１〜
０．１重量％添加したことを特徴とする電炉用吹付補修
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2278689A JPH04154675A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 電炉用吹付補修材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2278689A JPH04154675A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 電炉用吹付補修材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04154675A true JPH04154675A (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=17600807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2278689A Pending JPH04154675A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 電炉用吹付補修材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04154675A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI681941B (zh) * | 2017-10-25 | 2020-01-11 | 日商黑崎播磨股份有限公司 | 熱間用乾式噴射材、及熱間乾式噴射施工方法 |
| CN112142448A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-29 | 湖南湘钢瑞泰科技有限公司 | 一种转炉出钢口喷补料及其制备方法 |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP2278689A patent/JPH04154675A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI681941B (zh) * | 2017-10-25 | 2020-01-11 | 日商黑崎播磨股份有限公司 | 熱間用乾式噴射材、及熱間乾式噴射施工方法 |
| CN112142448A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-29 | 湖南湘钢瑞泰科技有限公司 | 一种转炉出钢口喷补料及其制备方法 |
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