JPH0415458Y2 - - Google Patents

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JPH0415458Y2
JPH0415458Y2 JP19977486U JP19977486U JPH0415458Y2 JP H0415458 Y2 JPH0415458 Y2 JP H0415458Y2 JP 19977486 U JP19977486 U JP 19977486U JP 19977486 U JP19977486 U JP 19977486U JP H0415458 Y2 JPH0415458 Y2 JP H0415458Y2
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split
slide
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molds
angular
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JP19977486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アンダーカツト付き成形品を成形す
る金型におけるアンギユラピン式割型開閉装置に
関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、この種の割型開閉装置では、第4図に示
す如く、可動側型板1上のガイド4′間に割型6
A′,6B′を開閉可能に設け、該割型に夫々アン
ギユラピン孔5A′,5B′を設け、該孔に固定側
型板に設けたアンギユラピンを挿入し、アンギユ
ラピンにより割型6A′,6B′を直接開閉させて
いた。
しかし、この従来装置では、例えば4組の割型
を用いた4列16個取り金型で各割型に2本宛、計
16本のアンギユラピンを使用するため、機構が複
雑となり、かつ作動も不確実であつた。また金型
製作費が嵩み、成品の排出不良等を招くと共に、
金型の有効スペースが少くなり、金型の大きさの
割に成品の取り数を増やすことができない。更
に、多数本のアンギユラピンを使用するため、そ
れだけアンギユラピンに付着した潤滑剤により成
品が汚れ易くなるという不都合を免れない。
(考案の目的) 本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なしたもので、アンギユラピン本数の大幅な減少
を図ると共に、金型の有効面積を広くすることを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の割型開閉装置は、傾斜方向を反対とし
たアンギユラピン孔を設けた2組のスライドを可
動側(固定側)型板に相対的に移動可能に並設
し、かつ、夫々のスライドに複数組の割型の一方
の割型を、互に他方のスライドに装着した他方の
割型に対向して装着すると共に、前記アンギユラ
ピン孔に固定側(可動側)型板に設けたアンギユ
ラピンを挿入したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
沿い説明する。
図中1は可動側型板で、該型板1の相対する端
部にはその幅方向に延在するスライド嵌合溝2が
設けられている。
3A,3Bは互に摺接する2組のスライドで、
前記型板1のスライド嵌合溝2内に互に組合され
て相対的に移動可能に並設されている。
即ち、スライド3Aはスライド3Bに設けた鍵
状部に係合し、かつ、スライド3Bは型板1に装
着したスライドガイド4に係止されて抜止めされ
てスライド嵌合溝2内に保持されている。
スライド3Aとスライド3Bには、傾斜方向を
反対としたアンギユラピン孔5A,5Bが夫々2
個ずつ設けられている。
6A,6Bは複数組の割型(実施例では2組)
で、一方の割型6Aは間隔を置いてスライド3A
間に跨設され、他方の割型6Bは前記割型6Aに
対向してスライド3B間に跨設されている。従つ
て、型締め状態では、割型6A,6Bとは共働し
て複数個の成形部7(実施例では10個)を形成す
る。
なお、割型6A,6Bを装着した可動側型板1
は、金型取付板8を介して可動プラテン9に装着
されている。
10は固定側型板で、該型板10には、前記ス
ライド3A,3Bに設けたアンギユラピン孔5
A,5Bに嵌合し、かつ挿入されるアンギユラピ
ン11A,11Bと、型閉じ状態で割型6A,6
Bが嵌合する割型嵌合溝12が設けられている。
この型板10は、金型取付板13を介して固定
プラテン14に装着されている。
(作用) 型開き状態から型締装置により可動プラテン9
を固定プラテン14に対して前進させると、固定
側型板10に設けたアンギユラピン11A,11
Bはスライド3A,3Bのアンギユラピン孔5
A,5Bに夫々挿入される。そして、該アンギユ
ラピン11A,11Bは傾斜しているため、可動
プラテン9の移動に従いスライド3A,3Bは割
型6A,6Bを閉じる方向に摺動され、型締め完
了により割型6A,6Bは閉じられ、かつ、固定
側型板10に設けた割型嵌合溝12に嵌合され、
勾配が付いたその溝側面間に挟持されてその閉じ
状態が保持される。
従つて、割型6A,6B間に成形部7が設けら
れる。
そして、この成形部7内に図示しない射出装置
によつて射出成形を行なつた後、前記とは反対に
可動プラテン9を後退させれば、スライド3A,
3Bはアンギユラピン11A,11Bの傾斜に沿
つて割型6A,6Bを開く方向に摺動され、型開
きにより割型6A,6Bは固定側型板10の割型
嵌合溝12内から出て開く。
しかる後、成形品は図示しないエジエクタ機構
の作動により排出される。
尚、本実施例では割型6A,6Bを可動側に設
け、アンギユラピン11A,11Bを固定側に設
けた例について説明したが、逆に設けても良いこ
とは言うまでもない。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、スライドにアンギユラピ
ン孔を設け、該孔内に挿入されるアンギユラピン
によつてスライドを介して割型を開閉させるた
め、複数組の割型であつても開閉機構は1つで済
むから、アンギユラピン本数を従来に比べて大幅
に減少させることができる。従つて、機構が簡単
でかつ作動が確実となり、金型製作費の低減と成
形品の確実な排出が図れると共に、金型の有効ス
ペースが増加して成形品の取り数を確実に増加さ
せることができる。また、アンギユラピンの減少
によりアンギユラピンに付着した潤滑剤による成
形品の汚れを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す可動側の正面
図、第2図、第3図は第1図の−線、−
線に沿う断面図、第4図は従来例を示す可動側の
正面図である。 1……可動側型板、2……スライド嵌合溝、3
A,3B……スライド、4……スライドガイド、
5A,5B……アンギユラピン孔、6A,6B…
…割型、7……成形部、10……固定側型板、1
1A,11B……アンギユラピン、12……割型
嵌合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾斜方向を反対としたアンギユラピン孔を設け
    た2組のスライドを可動側(固定側)型板に相対
    的に移動可能に並設し、かつ、夫々のスライドに
    複数組の割型の一方の割型を、互に他方のスライ
    ドに装着した他方の割型に対向して装着すると共
    に、前記アンギユラピン孔に固定側(可動側)型
    板に設けたアンギユラピンを挿入したことを特徴
    とする割型開閉装置。
JP19977486U 1986-12-30 1986-12-30 Expired JPH0415458Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19977486U JPH0415458Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

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JP19977486U JPH0415458Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

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JPS63108723U JPS63108723U (ja) 1988-07-13
JPH0415458Y2 true JPH0415458Y2 (ja) 1992-04-07

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