JPH0415343B2 - - Google Patents

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JPH0415343B2
JPH0415343B2 JP15151286A JP15151286A JPH0415343B2 JP H0415343 B2 JPH0415343 B2 JP H0415343B2 JP 15151286 A JP15151286 A JP 15151286A JP 15151286 A JP15151286 A JP 15151286A JP H0415343 B2 JPH0415343 B2 JP H0415343B2
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JP
Japan
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anchor
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anchor leg
leg
legs
Prior art date
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JP15151286A
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English (en)
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JPS6311757A (ja
Inventor
Chihiro Ichikawa
Toshio Wakatabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP15151286A priority Critical patent/JPS6311757A/ja
Publication of JPS6311757A publication Critical patent/JPS6311757A/ja
Publication of JPH0415343B2 publication Critical patent/JPH0415343B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばベランダの床面等の設置基部
に埋設し、その上方に手摺支柱等を立設する際に
使用する支柱固定用アンカーに関し、特に運搬、
保管が便利な支柱固定用アンカーに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、この種のアンカーは、第24図に示すよ
うに、主体部1の下方の複数本のアンカー脚部
2,2…を突設させて構成され、これらアンカー
脚部2,2…を、例えばベランダの床面等に埋設
することにより、該床面に固定されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来のものは、主体部1の
下方に突出したアンカー脚部2,2…を複雑に突
設して構成されるので、運搬時あるいは保管時に
嵩張るという欠点を有していた。
本発明は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、運搬あるいは保管のスペースを少
なくすることができ、かつ設置後においては、ア
ンカー脚部が下方に突設されて所望の設置強度を
保つことのできるアンカーを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そして、本発明によれば上記目的は、その上面
に支柱の下端等の被支持部材を固着する主体部1
に、着脱可能なアンカー脚部2を装着して構成さ
れる支柱固定用アンカーを提供することにより達
成される。
〔作用〕
次に、本発明による支柱固定用アンカーの作用
を第1図に基づいて説明する。
アンカーは、手摺支柱A等を設置基部3に確実
に固着する際に使用されるもので、アンカー脚部
2を設置基部3内に埋設して、その固着強度の向
上が図られている。
したがつて、アンカーを設置基部3に確実に固
着するために、必然的にアンカー脚部2を主体部
1の下方に突出させる必要があり、運搬等の便宜
はあまり考慮されていなかつた。
本発明は、このようにアンカーとして、下方に
突出させることが必須のアンカー脚部2を主体部
1に対して着脱可能に形成することにより、主体
部1とアンカー脚部2とを別個に保管あるいは運
搬できるようにして、運搬時の便宜を図るととも
に、使用時においてもアンカーとしての機能を損
なうことがないようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図において、本発明の第一実施例に係る支
柱固定用アンカーを使用して、手摺支柱Aを立設
した状態が示されており、該手摺支柱Aは、主体
部1の上面に溶着した補助片Bを介して、この支
柱固定用アンカー上に立設されている。
この実施例における主体部1は、第2図および
第3図に示すように、例えば鋼板により平板状に
形成され、その上面には、中央部に係合孔4を穿
設した二条の凹溝5,5が凹設されている。
一方、アンカー脚部2は、やや弾性を有する帯
状の材料を正面視コ字状に折曲するとともに、上
方側の開放端部を更に内方に折曲して二つの保持
部2a,2aを形成したもので、この保持部2a
の先端部を下方に折曲して係合部2bが形成され
ている。
したがつて、この実施例によれば、主体部1と
アンカー脚部2とを別個に手摺支柱Aの設置現場
に搬送し、設置現場において、第2図において破
線で示すように、アンカー脚部2をやや変形させ
てその係合部2bを主体部1の係合孔4に係合さ
せるとともに、保持部2aを凹溝5内に嵌合させ
ることにより支柱固定用アンカーを組立て使用に
供すればよい。
次に、この実施例による支柱固定用アンカーを
使用してベランダの周縁部に手摺支柱Aを立設す
る作業の一例を、第4図に基づいて説明すると、
まず、パラペツト6を形成するよう、その外周形
状に型枠7を枠組みした後、上面に発泡スチロー
ル8を装着した主体部1の孔9にスタツド10を
立設するとともに、このスタツド10の上端部に
取付バー11を装着した支柱固定用アンカーを、
取付バー11において、スタツド10とナツト1
2により型枠7に固着し、この型枠7,7により
囲まれた空間部に、第4図において破線で示すよ
うに、コンクリートを流し込み、パラペツト6を
形成し、この後、ナツト12を外し、型枠7とと
もに取付バー11および発泡スチロール8を取り
外してパラペツト6上に取付部を形成する。
この状態において、パラペツト6には、その上
面にスタツド10が立設された支柱固定用アンカ
ーの主体部1が外部に露出した状態となつている
ので、上記スタツド10を切断した後、該主体部
1の上面に、第5図に示すように、補助片Bを溶
着し、この補助片Bに手摺支柱Aの下端を溶着
し、この部位をモルタル等で充填すればよい。
なお、第4図において、13は型枠7により枠
組みされた空間内に配設される配筋を示すもので
ある。
第6図および第7図は、上述した実施例におい
て、アンカー脚部2を上方から装着する変形例を
示すもので、第6図は主体部1の凹溝5を蟻溝状
に形成して、正面視略コ字状に形成されたアンカ
ー脚部2の上方側の連続する保持部2aをこの凹
溝5内に打ち込んで固定して、その下方の開放端
側に引掛部を形成したもの、第7図は主体部1の
上面に係合突起14を突設し、この係合突起14
にアンカー脚部2の上方側の保持部2aに穿設し
た係合孔15を係合させて固定するようにしたも
のである。
なお、第7図において、16は主体部1の側壁
部に折曲形成され、アンカー脚部2のぐらつきを
防止するための当り片を示すものであるが、アン
カー脚部2を主体部1に装着した後、係合突起1
4の上面を漬して該アンカー脚部2のぐらつき等
を防止する場合には、設けなくてもよい。
第8図ないし第11図は、上記第一実施例にお
いて、アンカー脚部2を側方から装着する変形例
を示すもので、アンカー脚部2を主体部1の側方
から係合させて装着する場合を示したものであ
り、第8図ないし第10図は主体部1の側壁部に
折曲形成した折曲片17に係合溝18を穿設し、
この係合溝18にアンカー脚部2の上方側に設け
られた保持部2aを側方から係合させたもの、第
11図は主体部1の裏面に係合溝18を横向きに
形成してアンカー脚部の保持部2aを係合させた
場合がそれぞれ示されている。
そして、第8図に示した変形例においては、ア
ンカー脚部2の保持部2aに突条19を突設し、
この突条19により該アンカー脚部2の抜け止め
が行われ、第9図に示した変形例においては、ア
ンカー脚部2の保持2aの一部を切り起こした突
片20により、また、第10図に示した変形例に
おいては、第10図bに示すように、主体部1の
裏面に突設した係合突起14によりアンカー脚部
2の抜け止めがそれぞれ行われている。
また、第11図に示した変形例においては、主
体部1を下方に向けて切り起こすような状態でそ
の裏面側に係合溝18を形成する場合が示されて
いるが、断面コ字状の駒材を主体部1の裏面に固
定することにより係合溝18を形成してもよい。
なお、第7図および第10図において、17a
は折曲片17に穿設される小孔を示すもので、ア
ンカーが設置基部3に埋設された際のコンクリー
ト等への固着強度を高めるために設けられが、プ
レキヤストコンクリート工法により設置基部3を
製する場合、支柱固定用アンカーを型枠7に固定
するセパレータの案内孔としても利用される。ま
た、第8図において18は主体部1の折曲片17
を内方に折曲して形成される食い込み片17bで
上記小孔17aと同様コンクリート等への固着強
度を高めるために設けられる。
第12図は、本発明の第二実施例を示す斜視説
明図である。
この実施例において、アンカー脚部2は杆体を
側面視C字状に屈曲して形成され、主体部1の上
面に凹設した円弧溝21にその上方側の保持部2
aを打ち込んで装着するようにしたものである。
この場合、第13図に示すように、主体部1の
上面に複数の円弧溝21,21…を凹設し、現場
においてアンカー脚部2を打ち込んで固定するも
ので、アンカー脚部2の配置場所を適宜選択した
り、あるいは設置強度に応じてその数を適宜増減
するようにしてもよい。
第14図ないし第16図は、上述した実施例の
変形例を示すもので、杆体によりアンカー脚部2
を形成し、かつこのアンカー脚部2を上方から係
合させるようにしたものが示されている。
すなわち、第14図および第15図に示された
変形例においては、主体部1の側縁に上向きの折
曲片17が折曲形成されるとともに、この折曲片
17に係合溝18が適宜形成され、この係合溝1
8にアンカー脚部2の横向き保持部2aを上方か
ら係合させて該アンカー脚部2が装着され、第1
6図に示した変形例においては、主体部1にその
上面から下面に貫通する長孔22を穿設しておい
て、上端にストツパ2cを突設したアンカー脚部
2を上面側から挿通して係合することにより、下
方に突出されたアンカー脚部2が装着されてい
る。
なお、これら第14図なしい第16図に示され
変形例において、主体部1に複合の係合溝18,
18…あるいは長孔22,22…を形成してお
き、適宜アンカー脚部2を装着することができる
ようにしてもよい。
また、第17図ないし第19図は、上述した変
形例とは異なり、杆状のアンカー脚部2を主体部
1の側方から装着するようにした場合の変形例を
示すもので、第17図は、主体部1の側縁に折曲
形成した折曲片17の長孔の係合溝18からアン
カー脚部2の保持部2aを挿通し、第17図bに
示すように、保持部2aを主体部1の裏面に切り
起こされた係合突起14により抜け止めをするよ
うにしたもの、第18図は、アンカー脚部2の保
持部2aを主体部1の裏面に固着したバネ片23
により抜け止めを行うようにしたもの、第19図
は楔24を使用してアンカー脚部2の抜け止めを
行つたものを示している。
第20図は、本発明の第三実施例を示すもの
で、着脱可能なアンカー脚部2をその装着後にお
いて回動可能に形成した場合を示している。
すなわち、この実施例におけるアンカー脚部2
は、クランク状に屈曲形成され、その保持部2a
を、主体部1の側縁部に屈曲形成した保持溝25
内に挿通するとにより、回動可能に装着されてい
る。
したがつて、この実施例によれば、アンカーの
設置時にアンカー脚部2と設置基部3の配筋13
とが、干渉する場合には、このアンカー脚部2を
適宜角度だけ回動させることができるので、設置
作業の効率化を図ることができる。
第21図ないし第23図は、アンカー脚部2を
回動可能に装着する場合の変形例を示すもので、
第21図は正面視略U字状に形成されたアンカー
脚部2の保持部2aを主体部1の係合溝18に第
21図bに示すように、弾発的にあるいはプレス
により嵌合させるようにしたもの、第22図は側
面視コ字状に屈曲したアンカー脚部2の保持部2
aを係合溝18に挿通し、止めピン26により抜
け止めするようにしたもの、第23図は開口状の
係合溝18にアンカー脚部2の保持部2aを挿通
し、該保持部2aの先端部に設けたストツパ2c
により抜け止めを行うようにしたものがそれぞれ
示されている。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による
支柱固定用アンカーによれば、その上面に手摺等
の支柱を固着する主体部に、着脱可能なアンカー
脚部を装着して構成したので、アンカーとして下
方に突出することが必須のアンカー脚部を主体部
に対して着脱可能とすることにより、主体部とア
ンカー脚部とを別個に保管あるいは運搬すること
ができる。
したがつて、運搬あるいは保管時にスペースを
とることがない上に、使用時においてもアンカー
としての機能を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による支柱固定用アンカーの設
置基部への取付状態を示す要部断面図、第2図は
本発明の第一実施例に係る支柱固定用アンカーを
示す斜視図、第3図aはその平面図、第3図bは
その側面図、第3図cは第3図aのC−C線断面
図、第4図および第5図は本発明による支柱固定
用アンカーの設置工程を示す説明図、第6図およ
び第7図はアンカー脚部を上方から装着する変形
例を示す説明図、第8図ないし第11図はアンカ
ー脚部を側方から装着する変形例を示す説明図、
第12図は本発明の第二実施例を示す側面図、第
13図ないし第19図はその変形例を示す説明
図、第20図は本発明の第三実施例を示す斜視
図、第21図ないし第23図はその変形例を示す
説明図、第24図は従来例を示す斜視図である。 1……主体部、2……アンカー脚部、3……設
置基部、A……支柱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 その上面に手摺等の支柱を固着する主体部
    に、着脱可能なアンカー脚部を装着してなる支柱
    固定用アンカー。
JP15151286A 1986-06-30 1986-06-30 支柱固定用アンカ− Granted JPS6311757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15151286A JPS6311757A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 支柱固定用アンカ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15151286A JPS6311757A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 支柱固定用アンカ−

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Publication Number Publication Date
JPS6311757A JPS6311757A (ja) 1988-01-19
JPH0415343B2 true JPH0415343B2 (ja) 1992-03-17

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ID=15520130

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15151286A Granted JPS6311757A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 支柱固定用アンカ−

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