JPH0415320Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415320Y2 JPH0415320Y2 JP15737483U JP15737483U JPH0415320Y2 JP H0415320 Y2 JPH0415320 Y2 JP H0415320Y2 JP 15737483 U JP15737483 U JP 15737483U JP 15737483 U JP15737483 U JP 15737483U JP H0415320 Y2 JPH0415320 Y2 JP H0415320Y2
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- frame
- connecting pin
- pin
- holding frame
- fixed
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、エンジン、ポンプ、減速機等所謂
噴霧作動の動力源を搭載する原動フレームと、噴
霧用のホース、ノズル等を支持する巻取りドラム
を装備せるホースフレームを必要に応じて工具類
を利用することなく簡便に着脱可能な可搬型動力
噴霧機のフレーム着脱装置に係るものである。
噴霧作動の動力源を搭載する原動フレームと、噴
霧用のホース、ノズル等を支持する巻取りドラム
を装備せるホースフレームを必要に応じて工具類
を利用することなく簡便に着脱可能な可搬型動力
噴霧機のフレーム着脱装置に係るものである。
従来の可搬型動力噴霧機にあつては、たとえば
第1図に見るように、一対のゴム製車輪r,rを
回転自在に支持した支軸1の端部に、倒U字形の
左方の保持体21の直立片v1の下端の折曲部c1,
c1を鋲もしくはピンのような止着具iで固定する
一方、左・右夫々の保持体21,22の水平片h1,
h2相互を連結パイプ31,32で連結すると共に、
保持体21,22の折曲部c1,c2の夫々先端を、下
面が平坦状のゴム製制止体S1,S2に貫通させ、載
置盤4の前後の垂下片5,5(ただし後方の夫れ
は見えないが)内側に沿設・当接させ、これら保
持体21,22に亘つて収納された中継パイプ23
と、保持体21,22とに鋲もしくはボルト、ナツ
トのような止着具6を貫通・止着することで支軸
1、保持体21,22、中継パイプ23、載置盤4
を一体的に結合し、なお、保持体22の直立片v2
の中途に枢着された取手yを把持して持ち上げる
ときは、前記ゴム製車輪r,rの転動で後述の原
動フレームAを移動可能である。前記載置4にエ
ンジン7、減速機8、ポンプ9、空気室10、調
圧弁11等の所謂噴霧用の動力機器を搭載してあ
る。しかして、支軸1、保持体21,22、中継パ
イプ31,32を含めた結合体を便宜上、原動フレ
ームAと称する。またホース12を巻回せる巻取
機13を回転自在に支持した倒U字形のホースフ
レームBを、一体に形成し、下方の水平部141,
142を定着せる台盤15の前方の端部両側の
夫々に、一対のフオーク状からなる取付片e,e
を固定・垂下し、これら取付片e,eで前記連結
パイプ31を挟み、ついでばね座金16を介し段
付ボルト17を挿通し、ナツト(図示しない)で
締着すると共に、保持体21,22の水平片h1,h2
外側に台盤15の垂下片18を当接した後、ここ
に一対の蝶ボルト19を挿入・固定することで、
台盤15を原動フレームA上に定置可能となる。
以上述べたことから、原動フレームAとホースフ
レームBとの結合には、ボルト、ナツトもしくは
鋲のような止着と、之を締着するためのスパナの
ような工具とが必要なため、両フレームの結合を
簡易に行ない難く、また前記止着具、工具が手許
にないとき、もしくは破損したときには結合が事
実上不可能となる。そこでこの考案は前記のよう
な欠点を是正する意図のもとに、原動フレーム、
保持フレームとを相互に嵌脱可能なパイプ形式を
採用し、その嵌脱個所において頭部付き接続ピン
と抜け止めピンとを利用することで、双方のフレ
ームを極めて簡単に着脱し得ると共に、スパナの
ような工具を必要としない可搬型動力噴霧機のフ
レーム着脱装置を提供しようとするものである。
第1図に見るように、一対のゴム製車輪r,rを
回転自在に支持した支軸1の端部に、倒U字形の
左方の保持体21の直立片v1の下端の折曲部c1,
c1を鋲もしくはピンのような止着具iで固定する
一方、左・右夫々の保持体21,22の水平片h1,
h2相互を連結パイプ31,32で連結すると共に、
保持体21,22の折曲部c1,c2の夫々先端を、下
面が平坦状のゴム製制止体S1,S2に貫通させ、載
置盤4の前後の垂下片5,5(ただし後方の夫れ
は見えないが)内側に沿設・当接させ、これら保
持体21,22に亘つて収納された中継パイプ23
と、保持体21,22とに鋲もしくはボルト、ナツ
トのような止着具6を貫通・止着することで支軸
1、保持体21,22、中継パイプ23、載置盤4
を一体的に結合し、なお、保持体22の直立片v2
の中途に枢着された取手yを把持して持ち上げる
ときは、前記ゴム製車輪r,rの転動で後述の原
動フレームAを移動可能である。前記載置4にエ
ンジン7、減速機8、ポンプ9、空気室10、調
圧弁11等の所謂噴霧用の動力機器を搭載してあ
る。しかして、支軸1、保持体21,22、中継パ
イプ31,32を含めた結合体を便宜上、原動フレ
ームAと称する。またホース12を巻回せる巻取
機13を回転自在に支持した倒U字形のホースフ
レームBを、一体に形成し、下方の水平部141,
142を定着せる台盤15の前方の端部両側の
夫々に、一対のフオーク状からなる取付片e,e
を固定・垂下し、これら取付片e,eで前記連結
パイプ31を挟み、ついでばね座金16を介し段
付ボルト17を挿通し、ナツト(図示しない)で
締着すると共に、保持体21,22の水平片h1,h2
外側に台盤15の垂下片18を当接した後、ここ
に一対の蝶ボルト19を挿入・固定することで、
台盤15を原動フレームA上に定置可能となる。
以上述べたことから、原動フレームAとホースフ
レームBとの結合には、ボルト、ナツトもしくは
鋲のような止着と、之を締着するためのスパナの
ような工具とが必要なため、両フレームの結合を
簡易に行ない難く、また前記止着具、工具が手許
にないとき、もしくは破損したときには結合が事
実上不可能となる。そこでこの考案は前記のよう
な欠点を是正する意図のもとに、原動フレーム、
保持フレームとを相互に嵌脱可能なパイプ形式を
採用し、その嵌脱個所において頭部付き接続ピン
と抜け止めピンとを利用することで、双方のフレ
ームを極めて簡単に着脱し得ると共に、スパナの
ような工具を必要としない可搬型動力噴霧機のフ
レーム着脱装置を提供しようとするものである。
以下第2図、第3図についてこの考案の実施例
を述べるに、車輪W,Wを回転自在に支持した台
枠21に、燃料タンク22、エンジンE、減速機
23、ポンプP等を搭載し、これら機器類を包囲
し、U字形のパイプの一部を起立せる形状の包囲
フレーム24の上方先端に膨出部tを形成し、該
膨出部tを載置・定着せるU字形の支柱25の下
端を前記台枠21の前端(第2図において左側を
後方、右側を前方とする)に、また包囲フレーム
24の後部におけるU字形の下端を台枠21の後
端に、夫々鋲もしくはボルトのような止着具j1,
j2で固定してある。しかして前記台枠21、包囲
フレーム24および支柱25を含めて原動フレー
ムFと称する。またホースqの巻取りドラムDを
回転自在に支持したパイプ状の保持フレームHの
後端を、前記膨出部t内に挿脱自在となし、その
挿入時において、膨出部t、保持フレームHの
夫々に穿設された適数個(ここでは2個)の通孔
k,nに、頭部u付きの接続ピン26を貫通・突
出させ、該接続ピン26の他端の通孔mに抜け止
めピン27を挿通して膨出部tと保持フレームH
との双方を結合可能としてある。図中、28は空
気室、29はポンプPとホースqとを連結する送
液管、30は巻き取りハンドル、31はノズル、
32は包囲フレーム24に枢着した取手、であ
る。
を述べるに、車輪W,Wを回転自在に支持した台
枠21に、燃料タンク22、エンジンE、減速機
23、ポンプP等を搭載し、これら機器類を包囲
し、U字形のパイプの一部を起立せる形状の包囲
フレーム24の上方先端に膨出部tを形成し、該
膨出部tを載置・定着せるU字形の支柱25の下
端を前記台枠21の前端(第2図において左側を
後方、右側を前方とする)に、また包囲フレーム
24の後部におけるU字形の下端を台枠21の後
端に、夫々鋲もしくはボルトのような止着具j1,
j2で固定してある。しかして前記台枠21、包囲
フレーム24および支柱25を含めて原動フレー
ムFと称する。またホースqの巻取りドラムDを
回転自在に支持したパイプ状の保持フレームHの
後端を、前記膨出部t内に挿脱自在となし、その
挿入時において、膨出部t、保持フレームHの
夫々に穿設された適数個(ここでは2個)の通孔
k,nに、頭部u付きの接続ピン26を貫通・突
出させ、該接続ピン26の他端の通孔mに抜け止
めピン27を挿通して膨出部tと保持フレームH
との双方を結合可能としてある。図中、28は空
気室、29はポンプPとホースqとを連結する送
液管、30は巻き取りハンドル、31はノズル、
32は包囲フレーム24に枢着した取手、であ
る。
この考案において不使用時には原動フレームF
と保持フレームHとを別個に保管もしくは移送
し、また、使用時には、原動フレームFにおける
膨出部tに、保持フレームHの後方を挿入し、通
孔k,nの夫々に頭部u付きの接続ピン26を貫
通・突出させ、該接続ピン26の通孔mに抜け止
めピン27を挿入するとき、原動フレームFと保
持フレームHとは一体的に結合されて離脱するこ
とがない。以後エンジンEの起動によりポンプP
を作動させ送液管29を介しホースq先端のノズ
ル31から水、薬液のような液体を噴出させる。
と保持フレームHとを別個に保管もしくは移送
し、また、使用時には、原動フレームFにおける
膨出部tに、保持フレームHの後方を挿入し、通
孔k,nの夫々に頭部u付きの接続ピン26を貫
通・突出させ、該接続ピン26の通孔mに抜け止
めピン27を挿入するとき、原動フレームFと保
持フレームHとは一体的に結合されて離脱するこ
とがない。以後エンジンEの起動によりポンプP
を作動させ送液管29を介しホースq先端のノズ
ル31から水、薬液のような液体を噴出させる。
この考案によれば、支柱と一部を起立せる包囲
フレームの下端を夫々台枠の前後に固定する一
方、包囲フレーム前端の膨出部を支柱上端に定着
して原動フレームを一体的に形成し、しかして前
記膨出部に保持フレームを挿脱自在となし、その
挿入時において夫々の通孔に頭部付きの接続ピン
を貫通させ、ついで接続ピンの通孔に抜け止めピ
ンを挿通するとき、膨出部と保持フレームとは接
続ピンの頭部と抜け止めピンとにより挟持・連結
されるため、不測のうちに膨出部から保持フレー
ムが離脱する懸念がないと共に、その離脱に際し
ては抜け止めピンを接続ピンから抜き取り、つい
で接続ピンを取り外すことで双方の部材を容易に
分離でき、しかもこれら膨出部と保持フレームと
の結合もしくは分離に際し、従来におけるボル
ト、ナツトもしくは鋲のような止着具と、この止
着具の締着もしくは弛緩のためのスパナのような
工具の利用を全く省略できる上に、着脱操作自体
が従来に比し極めて簡単であるから、利用者にと
つてはその取扱いの容易な上に、構造自体におい
て妄りに複雑化する惧れもないので、堅牢・安価
に製作可能である等の実益を有するものである。
フレームの下端を夫々台枠の前後に固定する一
方、包囲フレーム前端の膨出部を支柱上端に定着
して原動フレームを一体的に形成し、しかして前
記膨出部に保持フレームを挿脱自在となし、その
挿入時において夫々の通孔に頭部付きの接続ピン
を貫通させ、ついで接続ピンの通孔に抜け止めピ
ンを挿通するとき、膨出部と保持フレームとは接
続ピンの頭部と抜け止めピンとにより挟持・連結
されるため、不測のうちに膨出部から保持フレー
ムが離脱する懸念がないと共に、その離脱に際し
ては抜け止めピンを接続ピンから抜き取り、つい
で接続ピンを取り外すことで双方の部材を容易に
分離でき、しかもこれら膨出部と保持フレームと
の結合もしくは分離に際し、従来におけるボル
ト、ナツトもしくは鋲のような止着具と、この止
着具の締着もしくは弛緩のためのスパナのような
工具の利用を全く省略できる上に、着脱操作自体
が従来に比し極めて簡単であるから、利用者にと
つてはその取扱いの容易な上に、構造自体におい
て妄りに複雑化する惧れもないので、堅牢・安価
に製作可能である等の実益を有するものである。
第1図は従来における原動フレームと保持フレ
ームとの分解斜視図、第2図は本案品実施例にお
ける使用時の正面図、第3図は第2図の−線
拡大断面図である。 F……原動フレーム、H……保持フレーム、2
1……台枠、24……包囲フレーム、25……支
柱、26……接続ピン、27……抜け止めピン、
k,n,m……通孔、t……膨出部、u……接続
ピン26の頭部。
ームとの分解斜視図、第2図は本案品実施例にお
ける使用時の正面図、第3図は第2図の−線
拡大断面図である。 F……原動フレーム、H……保持フレーム、2
1……台枠、24……包囲フレーム、25……支
柱、26……接続ピン、27……抜け止めピン、
k,n,m……通孔、t……膨出部、u……接続
ピン26の頭部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台枠の前後に夫々支柱および一部を起立させ
た包囲フレームの下端を固定し、この支柱上端
を包囲フレーム前端の膨出部に定着し、該膨出
部と、この膨出部内側に挿入可能な保持フレー
ムとの夫々に穿設した通孔に頭部付きの接続ピ
ンを貫通させ、この接続ピンの通孔に抜け止め
ピンを挿脱自在に装着するようにした可搬型動
力噴霧機のフレーム着脱装置。 (2) 包囲フレームと保持フレームとは夫々パイプ
状に形成されている実用新案登録請求の範囲第
1項記載の可搬型動力噴霧機のフレーム着脱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15737483U JPS6067165U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 可搬型動力噴霧機のフレ−ム着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15737483U JPS6067165U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 可搬型動力噴霧機のフレ−ム着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6067165U JPS6067165U (ja) | 1985-05-13 |
JPH0415320Y2 true JPH0415320Y2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=30346983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15737483U Granted JPS6067165U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 可搬型動力噴霧機のフレ−ム着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6067165U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415322Y2 (ja) * | 1985-03-12 | 1992-04-07 |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP15737483U patent/JPS6067165U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6067165U (ja) | 1985-05-13 |
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