JPH04153175A - エレベータの監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、エレベータの運行状態をディスプレイ表示
させ、その表示画面に従ってエレベータの運行を監視す
るとともに、ビルの災害発生時に運行状態に沿ったエレ
ベータ運転制御指令を出力するエレベータの監視装置に
関するものである。

〔従来の技術１ 第３図は従来のエレベータの監視装置を適用したエレベ
ータ装置の全体構成図である。装置の構成としては、監
視センタ側にはエレベータの運転制御信号を入力する監
視操作盤（ｌＯ）、エレベータの運行状態をＣＲＴ表示
画面にてモニタするライトペン（２１）付のＣＲＴディ
スプレイ装置（２０）、該ＣＲＴディスプレイ装置（２
０）に運行状態を示した画像表示信号を入力する監視盤
（３０）を備えている。該監視盤（３０）の構成として
は、画像信号処理或は信号伝送処理を行うＣＰＵ　（３
０ａ）　、各処理プログラム及び入出力信号を記憶する
記憶装置（３０ｂｌ　　ライトペン（２１）を介して入
力された画面ピッキング信号なＣＰＵ　（３０ａ）　ヘ
伝える伝送装置（３０ｃ）　、エレベータの制御装置側
からエレベータ運行状態信号を入力し、ＣＲＴディスプ
レイ装置（２０）へ伝送する伝送装置（３０ｄｌを有し
ている。

又、監視操作盤（１０）よりエレベータの運転制御信号
を入力、及び、監視盤（３０）に運行状態表示信号を出
力する各エレベータ毎に設けられたエレベータ管理盤（
４０）〜（４２）には、それぞれ信号の入出力処理等を
行うＣＰＵ　（４０ａｌ　、処理プログラム、及び各入
出力信号を記憶する記憶装置（４０ｂ）　、エレベータ
制御装置価０）より入力された制御信号をＣＰＵ処理用
に変換する変換装置（４０ｃ）　、運転制御信号及び運
行状態表示信号をＣＰＵ　（４０ａ）へ入出力制御する
伝送装置（４０ｄ）を有している。

尚、エレベータ制御装置（５０）は駆動制御回路（５１
）に駆動制御信号を出力してエレベータ巻上機（５２）
を駆動し、釣合い錘（５４）とともに係合されているエ
レベータかご（５３）を昇降駆動する。

次に、上記構成に従って従来装置の動作について説明す
る。

通常エレベータの監視員は監視センタにおいてＣＲＴデ
ィスプレイ装置（２０）に表示されたエレベータの運行
状態をモニタし、運転監視を行っている。又、監視箇所
を変更したい場合、ライトベン（２１）にその旨を指示
すると監視盤（３０）の伝送装置（３０ｃｌ　を通して
ＣＰＵ　（３０ａ１へ指示信号が伝わり、その指示信号
に従った監視箇所の画像を得るべくエレベータの管理盤
（４０）に指示信号が伝送される。その結果、エレベー
タの管理盤（４０）より指示信号に従った画像表示信号
が伝送装置（４０ｄｌを介して監視盤（３０）の伝送装
置（３０ｄｌに入力され、所望する監視箇所がＣＲＴデ
ィスプレイ装置（２０）に表示される。

以上のように、ＣＰＵ　（３０ａ）との対話形式により
監視員は随時監視箇所を変更しながらエレベータの運行
状態を監視することができる。

一方、エレベータの運行状態を監視中にエレベータ自身
、或はビルに災害が発生した場合は、正常時におけるエ
レベータの自動運転を、災害に対処するため現在サービ
ス中のエレベータを安全運転に切り換える。そのために
は、監視操作盤（１０）を操作して各エレベータの管理
盤（４０）に運転制御信号を入力し、エレベータ制御装
置（５０）を安全運転制御に切り換え、かご（５３）を
所定階床に非常停止する等の安全運転を行っていた。

又、ディスプレイ装置にてエレベータの運行状態監視中
、エレベータ装置に異常発生が検出された時、異常に対
処すべく緊急信号を外部キースイッチより入力する技術
として特開昭６１−２８７６７４号公報に示されたエレ
ベータの監視装置がある。

この装置は、異常発生時に、操作すべ（キースイッチが
状態監視用のディスプレイ装置に表示され、その表示通
りにキーボードのキーを操作することで、監視員はキー
操作を誤ることなく行い、急を要する異常に対処できる
ようにしたものである。

［発明が解決しようとする課題１ 一従来装置は以上のように、各エレベータの管理盤（４
０）毎にキーボードスイッチでなるエレベータの管理盤
（１０１を備え、各エレベータ毎に運転制御信号を伝送
していたが、大規模なビルになるとエレベータ台数及び
エレベータバンク数が増大し、それにつれてキーボード
スイッチの数、或はキースイッチ数が増加することで、
キーボードスイッチを設置するスペースを広くせざるを
得ない欠点があった。

又、特開昭６１−２８７６７４号公報に示される如く、
ディスプレイ画面上にキーボードスイッチを表示し、キ
ースイッチ操作盤をディスプレイ装置で置き換えること
も考えられるが、この方法であると監視員は運行状態を
モニタしながら適切な運転制御信号を入力することが不
可能となり、運転制御信号の誤人力を来す虞れがあった
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、エレベータの運行状態をディスプレイ表示画
面上でモニタしながら、別のディスプレイ表示画面に表
示されたキーボードスイッチを操作し、運行状態に沿っ
た運転制御指令を入力することができるエレベータの監
視装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ この発明に係るエレベータの監視装置はエレベータの運
行状態をディスプレイ表示し、表示画面をモニタしなが
ら運行管理を行うとともに、エレベータの異常時に所定
の運転指令を与えるものにおいて、エレベータの運行状
態を表示する第１表示装置と、エレベータの運転指令を
入力する指令信号入力部を表示する第２表示装置と、こ
れら各表示装置間で表示内容を適宜切り換える表示切り
換え手段と、上記指令信号入力部の表示信号不通時に、
運転指令信号を入力する信号入力手段とを設けたもので
ある。

〔作用〕

この発明によれば第１表示装置或は第２表示装置の一方
か故障した場合、正常に動作している表示装置に故障し
た表示装置の表示内容を切り換え表示し、或は第２表示
装置に表示すべき運転指令信号入力部の表示信号が不通
となったならば上記運転指令信号を信号入力手段にて入
力する。

〔実施例１ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は本実施例に係るエレベータの監視装置の全体構成図
である。尚、図中、第３図と同一符号は同−又は相当部
分を示し、その詳細な説明は省略する。図において、（
１０ａ）はスイッチの０Ｎ１０ＦＦ操作によりエレベー
タの管理盤（４０）へ運転制御信号を入力するバックア
ップ用監視操作盤、（ｆｏｂ）はバックアップ用監視操
作盤（１０ａ）よりの操作信号をエレベータの管理盤（
４０）へ入力制御するバックアップ切り換えスイッチで
あり、通常はＯＦＦ状態となっており、監視盤（３０）
からのＯＮ指令にてＯＮ状態となる。（２０ａｌは第３
図に示す監視操作盤（ｌＯ）に相当する画面を表示する
運転指令用ＣＲＴであり、付属するマウス（２１ａ）を
使用して画面上のキースイッチをクリックすることによ
りスイッチがＯＮ動作する。

、次に、上記構成に係る本実施例の動作を第２図のフロ
ーチャートに従って説明する。先ず、監視盤（３０）の
ＣＰＵ　（３（ｌａ）は、エレベータの管理盤（４０）
よりエレベータの状態信号を入力する（Ｓ−１１゜次に
、伝送装置（３０ｃ）を通してＣＲＴディスプレイ装置
（２０）の稼動信号を入力し、正常に稼動しているかチ
エツクを行い、正常稼動が判定されたならば、ＣＲＴデ
ィスプレイ（２０）にエレベータの運行状態を表示する
（Ｓ−１）、（Ｓ−２１Ｌかし、ＣＲＴディスプレイ（
２０）の動作が不良であると判定されたならば、運転指
令用ＣＲＴ　（２０ａ）にエレベータの運行状態表示可
能とする（Ｓ−４１゜そして、次に運転指令用ＣＲＴ　
ｆ２０ａｌ　は正常に稼動するが否かをチエツクしく５
−５）　　正常であったならば画面上のキースイッチよ
りＯＮ動作信号の入力があったことをチエツクし、入力
があった場合はエレベータバンク（４０）〜（４２）へ
運転指令を入力する（Ｓ−６）　。

（Ｓ−７） 又、ステップ（Ｓ−５）にて運転指令用ＣＲＴ　（２０
ａ）の異常が判定されたならば、ＣＰＵ　（３０ａｌは
バックアップ切り換えスイッチ（１０ｂ）へＯＮ状態信
号を出力し、バックアップ切り換えスイッチ（１０ａｌ
　がらの運転指令信号をエレベータの管理盤（４ｏ）へ
出力できるようにする。この結果、通常は運転指令用Ｃ
ＲＴ　（２０ａｌ　に画面表示されたキースイッチ操作
にて出力していた運転指令信号はバックアップ切り換え
スイッチ（１０ａｌより出力される。このバックアップ
切り換えスイッチ（１０１は従来の監視操作盤（１０）
に比べて小型サイズになるように、各キースイッチをマ
イクロスイッチで構成している。

尚、この発明は上記実施例に限定されることなく、以下
のように構成しても同様の効果を奏する。

１、運行状態表示用ＣＲＴが故障したら、運転制御指令
用ＣＲＴで表示するとしたが、その逆も容易に可能であ
る。又、一方が故障しなくとも、他方にも同様の表示又
は制御機能を持たせることも同様に可能である。

２、バックアップ用のスイッチは故障時に切り換えると
したが、切り換えスイッチをなくし常時有効にすること
も容易に可能である。

〔発明の効果１ 以上のように、この発明に−よれば、エレベータの運行
状態を表示する第１表示装置と、エレベータの運転指令
を入力する指令信号入力部を各エレベータパンク毎に随
時切り換え表示する第２表示装置を備えたことにより、
エレベータバンクの増加時にも運転指令信号入力部を増
加することなく、エレベータ運行状態を見ながら運転制
御指令を入力することができ、且つ何れか一方の表示装
置が故障した場合であっても正常に稼動している表示装
置の表示内容を切り換えることでエレベータの運転監視
が中断されることがないため、極めて省スペース化を図
れると共に、操作性に優れたエレベータの監視装置を提
供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるエレベータの監視装
置のブロック構成図、第２図は本実施例の動作を説明す
るフローチャート、第３図は従来装置の第１図相当図で
ある。 図において、（１０ａ）はバックアップ用監視操作盤、
（１０ｂ）はバラアップ切り換えスイッチ１．　（ＺＯ
）はＣＲＴディスプレイ、（２０ａｌは運転指令用ＣＲ
Ｔ、（３０）は監視盤。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータの運行状態をディスプレイ表示し、表示画面
   をモニタしながら運行管理を行うとともに、エレベータ
   の異常時に所定の運転指令を与えるエレベータの監視装
   置において、エレベータの運行状態を表示する第１表示
   装置と、エレベータの運転指令を入力する指令信号入力
   部を表示する第２表示装置と、これら各表示装置間で表
   示内容を適宜切り換える表示切り換え手段と、上記指令
   信号入力部の表示信号不通時に、運転指令信号を入力す
   る信号入力手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
   の監視装置。