JPH04152115A - 連続波形形状に成型する無機質繊維素材の加圧加熱成型方法 - Google Patents

連続波形形状に成型する無機質繊維素材の加圧加熱成型方法

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JPH04152115A
JPH04152115A JP2276935A JP27693590A JPH04152115A JP H04152115 A JPH04152115 A JP H04152115A JP 2276935 A JP2276935 A JP 2276935A JP 27693590 A JP27693590 A JP 27693590A JP H04152115 A JPH04152115 A JP H04152115A
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JP
Japan
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mold
thin plate
molded
pressurizing
inorganic fiber
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Pending
Application number
JP2276935A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Tanaka
宏和 田中
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AKOTA KK
Original Assignee
AKOTA KK
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、グラスウール、ロックウール、場合によっ
てはセラミックウール等の無機質繊維を素材として、連
続波形の成型板を形成するための加熱加圧成型方法に関
するものである。
〔技術的前景〕
一般に、加圧、あるいは加圧・加熱とによる「型」成型
の場合において、「型J形状が複雑で、凹凸が多い場合
でも、該凹凸形状に関係なく被成型素材を「型」に入れ
、該「型」が雌雄合体形頼を基本形とするものであれば
、型締めの圧接合体時に、内挿された被成型素材が型内
で素材的流動によって移動し、該凹凸型の隅々まで素材
が行き渡るもので、この時の被成型素材は、型内で引−
張り、圧縮工程が強制的に行われる。
この発明の無機質繊維を素材として、連続波形形状を「
型」をもって成型する際に、その硬化蒔の繊維素材は、
−見綿状に見えるが、多数の繊剃集合体であり、この素
材における単位繊維は伸禰性に乏しく、従って、有形の
成型作業を前記し大一般の成型工程を行った場合には、
引っ張り作バを受けた部分は「疎」となり、場合によっ
ては弓き千切られて明穴部分が出現するなどの不都合b
・ある。
〔従来の技術〕
前記したように無機質繊維を有量の成型体にしようとす
るとき、素材特性である伸縮作用が乏しいため、成型に
よる凹凸あるいは曲成耶等においては、型入れ前に予め
、該型形状に準じた予備成型が必要となるもので、該予
備成型手段を本発明の発明者と同一発明者ならびに特許
出願人がした特許願、平成2年第175750号ならび
に平成2年9月28日付けで出願した特許願がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は、「型」入れ前に、該「型」に概略合致する
形状に、接着剤の適正量を添加した無機質繊維素材を連
続波形形状の基本形態を形成するために用いる複数の熱
容量を極小にした薄板スラットに載置し、該薄板スラッ
トの中間位置の被成型体を下方に垂下させて波形におけ
る谷部を形成して型入れ前の被成型谷の準備形成し、加
熱された「型」に、薄板スラットに係合された被成型体
を、該薄板スラットのまま、かつ該薄板スラットを被成
型体の支持手段として、型入れし、これを加圧加熱して
硬化された波形無機繊維板を成型させる方法を目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成させるための手段として、
グラスウール、ロックウール場合によってはセラミック
ウール等の無機質繊維の原綿に、設定した重量%の適正
量の接着剤を添加した未硬化の無機質繊維板素材を被成
型体の連続波形波長の実質長さと同程度の長さを、ピッ
チを定める複数で平行設置した熱容量を最小限とした薄
板スラト上に載置し、かつ、所望波高に適合する長さの
谷部を形成して予備成型構成する手段と、前記工程で複
数の薄板スラットに係合し、がっ、各薄板スラット間よ
り谷部を垂下させた被成型体を、所望する波形形状の加
圧加熱下金型に、前記薄板スラットを掛合したまま型入
れし、該加圧加熱下金型に対応する所望波形の上面形状
を凹設した加圧加熱上金型を重ね合せ、かつ、加圧し、
加熱して硬化成型する成型工程と、 開型して硬化成型された無機質繊維波形成型体の脱型な
らびに、完成成型体より薄板スラットの離脱とともに、
前記金型の温度を下げることなく高温に保持したまま次
位の前記予備成型素材を型入れする工程とよりなる連続
波形形状に成型して成るものである。
〔作  用〕
無機質繊維板の使用目的として、第1に、防火、断熱、
吸音とする場合には、使用する無機質繊維素材の密度に
よって、その効果が期待できる。
そして、これを第2の使用目的の内装材、あるいは剛性
を有する間隙材、または外装材として用いようとすれば
、第1の目的が達成された最低基準値の密度の無機質繊
維板では、その強度ならびに剛性度が不足して前記所望
の建築用補助材としての目的を達成することはできない
。このように前記した第2の目的を達成し得る強度なら
びに剛性を強化するために、高密度にしたならば軽量化
の目的に相反する結果となり、また、価格的にも満足し
得る材料となり得ない。
この発明は、前記した第1の目的は無油のこと、第2の
目的の、軽量、かつ、剛性ならびに版状体としての強度
を強化して自立性を備えた独立体とする連続波形成型体
の成型前段階の型入れ前の準備手段を用いた加圧加熱成
型方法に関するものである。
この発明は、無機質繊維業材からなる主として、高密度
あるいは超高密度をもって成型した比較的薄い板体(2
〜ないし5〜程度)の集合体をもって中空部を形成した
ハニカム状とする形態のもの内装材、即ち、段ボール状
の中板となる連続波形形態の無機質繊維で形成する中骨
材、若しくは、前記のように外皮材とを接合しないで連
続波形形状をそのまま単板材として用いる屋根材、外壁
等の外装材として連続波形の無機質繊維板の成型手段に
おいて、成型型入れ前の準備手段を用いた成型方法に係
るもので、また、単一素材表面に地質の表皮成型を同時
に行ってもよく、製品構成ならびに用途までをを限定す
るものではない。
この発明の成型方法は、金属板あるいは熱可塑性の合成
樹脂等と異なり、単なるプレス加工により成型できる物
質と異なり、前述のようにグラスウールあるいはロック
ウール等の無機質繊維であり、該無機質繊維集合体自体
は伸縮機能は小さく、従って、連続波形形状に成型する
に、素材となる無機質繊維を所望する連続略波形形状の
「型」に入れて型締を行った場合には曲部箇所の引張り
作用によって、極端に薄くなるか、または切断されるこ
とから、前述の金属板あるいは熱可塑性合成樹脂と同種
のプレス成型を不可能とするものである。即ち、連続波
形の多曲部成型において、型締工程による素材の引き伸
ばし作用は不都合であるため、予め、所望する成型する
形状か、あるいは順似した形状に前処理してやる必要が
ある。
即ち、設定した間隙寸法を介して並列設した複数の薄板
スラットの上で、かつ、該薄板スラットと直交する方向
に、所望密度となる量の未硬化で、適正量の接着剤を添
加した無機質繊維の被成型素材を層状に敷設し、敷設し
た被成型素材において、2本の薄板スラットに支えられ
た中間を下方に垂下させて谷部を形成させることを加圧
加熱下型萌に予備成型手段の前処理工程を施すことを基
本の形態とするものである。
この前処理工程の予備成型手段に用いる必須の要件は、
複数の薄板スラットを用いる点にある。
即ち、波形の波長間隔に設置した薄板スラットに必要長
さの被成型素材を弛ませて谷部を形成したことと、この
谷部を形成する前記薄板スラットを、前記前処理形成の
貯留措置ならびに型入れの移送手段に用い、連続成型を
可能とした「型」に対して、前位加圧加熱によって成型
工程が完了した硬化成型体を抜型した型内に該型を高温
を保ったまま型入れ作業ができるようにしたものである
。このようにすることにより、この成型工程の中で昇温
・冷却を繰り返す部分は熱容量の小さい薄板スラットの
みであり、熱エネルギー損失を最小とすることができる
。これも、前処理によって使用した薄板スラットを利用
する大なる特色としたものである。
加圧加熱成型によって形成された連続波形無機質繊維板
の脱型作業もまた、前記薄板スラットを搬送手段として
用い、硬化した波板より、全工程を通して用いられた薄
板スラットを取り外して完成体とするものである。
このようにして、薄板スラットは、予備成型から貯留、
運搬、型入れ、脱型等の各作業において、多種多様に用
いられ、加熱型が冷却しないうちに連続して成型するこ
とができるようにしたものである。
〔実 施 例〕
次に、この発明の実施例を図面とともに説明すれば、設
定した間隙寸法(L)を介して並列設した複数の薄板ス
ラット(1)の上で、かつ、該薄板スラット(1)と直
交する方向に、適正量の接着剤を添加し、未硬化の無機
質繊維の被成型素材(2)の所望密度となる量を層状に
敷設し、適宜手段により各薄板スラット(0間に、設定
形状の連続波形を形成するに足りる量の被成型素材(2
)を下方に谷形成部(3)として垂下させるものである
このようにして、前記した間隙寸法(L)は、波長、波
高等の波形の全長と同程度にしておくべきもので、即ち
、波間(Lo)、波高(h)の波形は設定した寸法の成
型体に形成して第1工程の予備成型手段とするものであ
る。
このようにして連続波形に形成された被成型素材(2)
を薄板スラット(1)を装着したまま、形成された該形
状に対応する加圧加熱下型(4)に、開口した各谷部に
、前記被成型素材(2)の谷形成部(3)の各々を挿入
するとともに、薄板スラット(1)を加圧加熱下型(4
)の山影の頂部に載置し、然る後に、該加圧加圧下型(
4)の凹凸形状に対応する形状を下面に形成しである加
圧加熱上型(5)を係合した前記被成型素材(2)の上
方より降下させ、かつ凹凸を噛合させて加圧し、加熱成
型して成るものである。これら前記加圧加熱型における
圧力、温度等においては、被成型素材(2)の密度なら
びに出来上がり厚さ等によっても一様でないので、ここ
で限定することは出来ない。以上のようにして被成型素
材(2)の上下両面より接合、かつ、加熱加圧して被成
型素材(2)をを連続略波形に硬化成型して成るもので
ある。そして、連続略波形形状に成型されたならば、脱
型するとともに、該成型板体に当接している薄板スラッ
ト(1)を離脱するものでり、かつ、空型内には次位の
被成型素材(2)を該型を高温を保ったまま充填するも
のである。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように、連続波形板状体の成型手段に
おいて、加圧加熱成型「型」に型入れする前段作業とし
て、薄板スラットと主体として予備成型するものである
から、所望通りの均一な連続波形の無機質繊維板を作業
性を向上させて生産できるとともに、使用した薄板スラ
ットは前記の予備成型ばかりではなく、成型工程全般に
渡り要所要所に利用できる効果あるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は薄板スラットに被成型素材を載置して被成型素
材に谷部を形成して型入れ前の予備成型したものの側面
図、第2図は予備成型した被成型素材を加圧加熱下型に
充填した断面図、第3図は波形を付形された被成型素材
を上下の加熱加圧型をもって成型状態を示す断面図、第
4図は成型体となった波板より薄板スラットを取り除く
状態を示す側面図である。 (1)・・・薄板スラット、(2)・・・被成型素材、
(3)・・・谷形成部、(4)・・・加圧加熱下型、(
5)・・・加圧加熱上型、(L)・・・間隙寸法、(L
o)・・・波間、(h)・・・波高。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕、グラスウール、ロックウール場合によってはセ
    ラミックウール等の無機質繊維の原綿に、設定した重量
    %の適正量の接着剤を添加した未硬化の無機質繊維板素
    材を被成型体の連続波形波長の実質長さと同程度の長さ
    を、ピッチを定める複数で平行設置した熱容量を最小限
    とした薄板スラット上に載置し、かつ、所望波高に適合
    する長さの谷部を形成して予備成型構成する手段と、 前記工程で複数の薄板スラットに係合し、かつ、各薄板
    スラット間より谷部を垂下させた被成型体を、所望する
    波形形状の加圧加熱下金型に、前記薄板スラットを掛合
    したまま型入れし、該加圧加熱下金型に対応する所望波
    形の上面形状を凹設した加圧加熱上金型を重ね合せ、か
    つ、加圧し、加熱して硬化成型する成型工程と、 開型して硬化成型された無機質繊維波形成型体の脱型な
    らびに、完成成型体より薄板スラットの離脱とともに、
    前記金型の温度を下げることなく高温に保持したまま次
    位の前記予備成型素材を型入れする工程とよりなる連続
    波形形状に成型する無機質繊維素材の加圧加熱成型方法
JP2276935A 1990-10-16 1990-10-16 連続波形形状に成型する無機質繊維素材の加圧加熱成型方法 Pending JPH04152115A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017106250A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 株式会社ヤブ原 外断熱工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017106250A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 株式会社ヤブ原 外断熱工法

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