JPH0415178B2 - - Google Patents

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JPH0415178B2
JPH0415178B2 JP15231285A JP15231285A JPH0415178B2 JP H0415178 B2 JPH0415178 B2 JP H0415178B2 JP 15231285 A JP15231285 A JP 15231285A JP 15231285 A JP15231285 A JP 15231285A JP H0415178 B2 JPH0415178 B2 JP H0415178B2
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laser glass
phosphate
glass
phosphoric acid
based laser
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JP15231285A
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Chemi Hata
Koichi Hara
Tetsuo Izumitani
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Hoya Corp
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Hoya Corp
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Publication date
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/22Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
    • C03C17/23Oxides
    • C03C17/25Oxides by deposition from the liquid phase
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リン酸塩系レーザーガラスの表面を
化学研磨によつて処理し、さらに光学研磨しまた
はそのままの状態でその上にガラス質被膜を形成
することにより、レーザーガラスの光励起に対す
る耐熱衝撃強度、すなわち破壊強度を増加させる
方法に関するものである。
[従来の技術] レーザー発振特性のすぐれたリン酸塩系レーザ
ーガラスに対して高繰返し、高出力発振の要請が
高い。しかし、励起用のフラツシユランプの熱に
より、ガラス内部に温度分布が生じ熱ストレスと
なる。この熱ストレスによるガラスの破壊が実質
的なレーザー発振出力の限界を決めており、特
に、硅酸塩系ガラスと比べて曲げ強度の小さいリ
ン酸塩ガラス、硅リン酸塩ガラスでは、レーザー
発振出力の低いものの使用に止つていた。
[発明が解決しようとする問題点] レーザーガラスに発生する熱ストレスを小さく
するために、液体や気体の冷却媒で冷却される
が、ガラス自身の熱伝導率が小さいこともあり、
大きな効果はあらわれていない。一般に耐熱衝撃
強度Rは、ガラスのヤング率E、ポアソン比μ、
熱膨張係数α、熱伝導率κおよび抗折(破壊)強
度Sの関数でR=(1−μ)κS/Eαであらわされ
るが、S以外はガラスの固有の性質で決まつてし
まうため、それらを改善するには、ガラス組成か
ら検討しなければならない。したがつてある特性
のガラスに対しては破壊強度Sを何らかの方法で
向上させる工夫がなされる。一般にガラスが割れ
やすくなる原因として、表面に存在するマイクロ
クラツクが考えられる。これは、主として研削、
砂がけの加工段階で作られるが、精密研磨などで
も完全には取り除くことができず、また放置して
おけば、増加すると考えられている。
このマイクロクラツクの影響を小さくする目的
でレーザーガラス表面にガラス質被膜を形成する
方法がとられているが、この方法では2〜3倍の
破壊強度の増加にすぎなかつた。
本発明は、これらマイクロクラツクの影響を完
全に取り除き、大幅に強度を増加させる目的で、
研究された結果完成にされたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、砂がけ加工もしくは研磨加工された
リン酸塩系レーザーガラスの破壊強度低下の原因
となつているマイクロクラツクおよび傷の存在す
る表面層を、アルカリおよび酸によるエツチング
で完全に取り除き、光沢研磨する又はそのままの
状態で新たなマイクロクラツクの発生を防ぐため
に、ガラス質被膜を形成することにより、リン酸
塩系レーザーガラスの破壊強度を、したがつて耐
熱衝撃強度を大幅に増加しうることを見い出し
た。
砂がけ加工もしくは光沢研磨されたリン酸塩系
レーザーガラスをKOHやNaOH等その他のアル
カル水溶液でリーチングし、表面に柔かいヤケ層
を生成させた後に、このヤケ層をリン酸水溶液で
完全に取り除く。このリーチング、エツチングの
2段階の操作を繰返すことにより、完全にマイク
ロクラツクの存在する表面層を除去し、マイクロ
クラツクのない平滑な面をうる。スラブレーザー
のような表面精度の必要な場合はさらに研磨して
精密は面精度としてからまた、それほど面精度が
必要でない場合は、そのままの状態で金属アルコ
レート、シリカ微粒子、有機金属化合物の1種ま
たは2種以上をアルコール等の有機溶媒で稀釈
し、加水分解、部分縮重合させて得たゾル溶液を
コーテイングし、加熱処理してガラス質被膜とす
る。このコーテイングにより、ガラス表面に新た
なクラツクが発生するのを防ぐことができる。
化学研磨は、アルカリ水溶液、濃度5wt%〜
40wt%、温度30℃〜70℃で5分〜4時間、リン
酸水溶液、濃度10wt%〜90wt%、温度30℃〜100
℃で5分〜5時間の範囲で行なうことが望まし
い。完全にマイクロクラツクおよび傷の層を取り
除くためのガラス表面層の除去量は、50〜500μ
mであり、上記のアルカリ→リン酸の化学研磨を
繰返して行なうことで加工によるりれきのない平
滑な面が達成される。
リン酸塩系レーザーガラスの化学研磨された後
の面あるいは化学研磨の後に精密研磨された面は
そのまま放置すれば、環境下に存在する水分と反
応して、ヤケを発生し、それが核となつて新たに
マイクロクラツクが発生することになるため、こ
れを防ぐためにガラス質被膜のコーテイングがな
されるが、このガラス質被膜は研磨面と違つて緻
密でかつ化学的耐久性にすぐれているため、クラ
ツクのないレーザーガラス面を安定的に保持する
ためには非常に好ましいものである。
本発明により、リン酸塩系レーザーガラスの破
壊強度、したがつて耐熱衝撃性は、従来の加工の
レーザーガラスと比較して5〜10倍の強さに増加
した。したがつて励起光として、やはり5〜10倍
入れることが可能であり、レーザー出力も大幅に
増すことになる。
[実施例] 次に本発明をより具体的に説明するために実施
例を述べる。ただし、本発明は以下の実施例の範
囲に限定されるものではない。
実施例 1 砂がけ加工した5φ〜40mmのリン酸塩レーザー
ガラスをKOH30wt%の水溶液55℃で30分間浸漬
した後、H3PO4水溶液80wt%90℃に10分間浸漬
するサイクルで5回繰返し、化学研磨を完了させ
た。このときのエツチング量は径で約350μmで
ある。このレーザーガラスを洗浄し、即座にコー
テイングを行つた。コーテイング液は、テトラエ
トキシシランとメチルトリエトキシシランのエチ
ルアルコール溶液を加水分解、部分縮重合行なわ
せたゾル溶液である。コーテイングしたレーザー
ガラスは60℃乾燥、120℃乾燥の後徐々に350℃ま
で昇温し、酸素ガス雰囲気中で10時間保持し、さ
らに窒素ガス雰囲気にして430℃までゆつくり昇
温し、10時間保持して有機基−CH3を含むガラス
質被膜とした。このようにエツチング、コーテイ
ングと処理を行つたレーザーガラスの曲げ強度は
5000Kg/cm2で、処理していない砂がけ加工のレー
ザーガラスの強度800Kg/cm2に比較して、約6.3倍
に破壊強度が増大した。したがつて、、耐熱衝撃
性も同様に約6.3倍となる。
実施例 2 砂がけ下降した3×10×40mmのスラブタイプの
リン酸塩レーザーガラスをNaOH28wt%の水溶
液60℃で1時間浸漬した後、H3PO4水溶液90wt
%、95℃で15分間浸漬するサイクルで3回繰返
し、化学研磨を行つた。これをさらに精密研磨し
た後に、シリカ微粒子を含むゾル溶液をコーテイ
ングした。コーテイング液は、エチルアルコール
分散コロイダルシリカとテトラエトキシシランの
エチルアルコール溶液を加水分解、部分縮重合し
たゾル溶液である。コーテイングしたレーザーガ
ラスは、120℃乾燥の後、徐々に400℃まで昇温
し、15時間酸素ガス雰囲気中で保持してシリカ微
粉末を含むガラス質被膜とした。
上記の処理を行つたレーザーガラスの曲げ強度
は6500Kg/cm2で、処理のない砂がけ加工したレー
ザーガラスの強度900Kg/cm2に比較して約7倍に
強化された。
実施例 3 光沢研磨した3×10×400mmのスラブタイプの
硅リン酸塩レーザーガラスをKOH25wt%の水溶
液60℃に30分浸漬した後、H3PO4水溶液90wt%
85℃に15分間浸漬するサイクルで4回繰り返し化
学研磨を行つた。これをさらに精密研磨で平面精
度を出した後にテトラエトキシシランを含むゾル
溶液をコーテイングした。コーテイング液はテト
ラエトキシシランのエチルアルコール溶液を加水
分解、部分縮重合させたゾル溶液である。コーテ
イングしたレーザーガラスは80℃乾燥の後、徐々
に410℃まで昇温し、20時間酸素ガス雰囲気中で
保持して、SiO2ガラス質被膜とした。
上記の処理を行つたレーザーガラスの曲げ強度
は、6800Kg/cm2で処理のない光沢研磨のレーザー
ガラスの強度1200Kg/cm2に比較して約5.6倍に強
化された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リン酸塩系レーザーガラスの砂がけ面もしく
    は研磨面をアルカリ水溶液でリーチングし、リン
    酸水溶液でエツチングしたのち光学研磨を行な
    い、あるいはそのままの状態で金属アルコレー
    ト、有機金属化合物、有機分散コロイダルシリカ
    のうち1種もしくは2種以上および有機溶媒から
    なる混合液を加水分解し、部分縮重合したゾル溶
    液をコーテイングすることを特徴としたリン酸塩
    系レーザーガラス耐熱衝撃強度を増加させる方
    法。 2 濃度5〜40wt%のKOH、NaOHを含むアル
    カリ水溶液30℃〜70℃で5分〜4時間リーチング
    を行ない、さらに濃度10wt%〜90wt%のH3PO4
    を含むリン酸水溶液30℃〜100℃で5分〜5時間
    エツチングを行なう処理を繰返して行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のリン酸塩系
    レーザーガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方
    法。
JP15231285A 1985-07-12 1985-07-12 リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法 Granted JPS6217045A (ja)

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JP15231285A JPS6217045A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法
US06/884,907 US4816049A (en) 1985-07-12 1986-07-14 Process of surface treating laser glass

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JP2605133B2 (ja) * 1988-12-06 1997-04-30 旭硝子株式会社 リン酸塩系ガラスの表面処理方法
US6756104B2 (en) 1998-04-21 2004-06-29 Lsp Technologies, Inc. Surface finishes on laser rods and slabs for laser peening systems

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JPS6217045A (ja) 1987-01-26

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