JPS6217045A - リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法 - Google Patents
リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法Info
- Publication number
- JPS6217045A JPS6217045A JP15231285A JP15231285A JPS6217045A JP S6217045 A JPS6217045 A JP S6217045A JP 15231285 A JP15231285 A JP 15231285A JP 15231285 A JP15231285 A JP 15231285A JP S6217045 A JPS6217045 A JP S6217045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser glass
- glass
- phosphate
- thermal shock
- shock resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/22—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
- C03C17/23—Oxides
- C03C17/25—Oxides by deposition from the liquid phase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C15/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by etching
- C03C15/02—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by etching for making a smooth surface
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2217/00—Coatings on glass
- C03C2217/20—Materials for coating a single layer on glass
- C03C2217/21—Oxides
- C03C2217/229—Non-specific enumeration
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2218/00—Methods for coating glass
- C03C2218/10—Deposition methods
- C03C2218/11—Deposition methods from solutions or suspensions
- C03C2218/113—Deposition methods from solutions or suspensions by sol-gel processes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Lasers (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発朗は、リン酸塩系レーザーガラスの表面を化学研磨
によって処理し、さらに光学研磨しまたはそのままの状
態でその上にガラス質被膜を形成することにより、レー
ザーガラスの光励起に対する耐熱衝撃強度、すなわち破
壊強度を増加させろ方法に関するものである。
によって処理し、さらに光学研磨しまたはそのままの状
態でその上にガラス質被膜を形成することにより、レー
ザーガラスの光励起に対する耐熱衝撃強度、すなわち破
壊強度を増加させろ方法に関するものである。
[従来の技術]
レーザー発振特性のすぐれたリン酸塩系レーザーガラス
に対して高繰返し、高出力発振の要請が高い。しかし、
励起用のフラッシュランプの熱により、ガラス内部に温
度分布が生じ熱ストレスとなる。この熱ストレスによる
ガラスの破壊が実質的なレーザー発振出力の限界を決め
ており、特に、珪酸塩系ガラスと比べて曲げ強度の小さ
いリン酸塩ガラス、硅すンR塩ガラスでは、レーザー発
振出力の低いものの使用に止っていた。
に対して高繰返し、高出力発振の要請が高い。しかし、
励起用のフラッシュランプの熱により、ガラス内部に温
度分布が生じ熱ストレスとなる。この熱ストレスによる
ガラスの破壊が実質的なレーザー発振出力の限界を決め
ており、特に、珪酸塩系ガラスと比べて曲げ強度の小さ
いリン酸塩ガラス、硅すンR塩ガラスでは、レーザー発
振出力の低いものの使用に止っていた。
[発明が解決しようとする問題点]
レーザーガラスに発生する熱ス1−レスを小さくするた
めに、液体や気体の冷却媒で冷却されるが、ガラス自身
の熱伝導率が小さいこともあり、大きな効果はあられれ
ていない。一般に耐熱衝撃強度Rは、ガラスのヤング率
Eにポアソン比μ、熱膨張係数α、熱伝導率におよび抗
折(破壊)強度Sの関数でR=(1−μ)にS/Eαで
あられされるが、S以外はガラスの固有の性質で決まっ
てしまうため、それらを改善するには、ガラス組成から
検討しなければならない。したがっである特性のガラス
に対しては破壊強度Sを何らかの方法で向上させる工夫
がなされる。一般にガラスが割れやすくなる原因として
、表面に存在するマイクロクラックが考えられる。これ
は、主として研削、砂がけの加工段階で作られるが、精
密研磨などでも完全には取り除くことができず、また放
置してa5けば、増加すると考えられている。
めに、液体や気体の冷却媒で冷却されるが、ガラス自身
の熱伝導率が小さいこともあり、大きな効果はあられれ
ていない。一般に耐熱衝撃強度Rは、ガラスのヤング率
Eにポアソン比μ、熱膨張係数α、熱伝導率におよび抗
折(破壊)強度Sの関数でR=(1−μ)にS/Eαで
あられされるが、S以外はガラスの固有の性質で決まっ
てしまうため、それらを改善するには、ガラス組成から
検討しなければならない。したがっである特性のガラス
に対しては破壊強度Sを何らかの方法で向上させる工夫
がなされる。一般にガラスが割れやすくなる原因として
、表面に存在するマイクロクラックが考えられる。これ
は、主として研削、砂がけの加工段階で作られるが、精
密研磨などでも完全には取り除くことができず、また放
置してa5けば、増加すると考えられている。
このマイクロクラックの影響を小さくする目的でレーザ
ーガラス表面にガラス質被膜を形成する方法がとられて
いるが、この方法では2〜3倍の破壊強度の増加にすぎ
なかった。
ーガラス表面にガラス質被膜を形成する方法がとられて
いるが、この方法では2〜3倍の破壊強度の増加にすぎ
なかった。
本発明は、これらマイクロクラックの影響を完全に取り
除き、大幅に強度を増加させる目的で、研究された結果
完成されたものである。
除き、大幅に強度を増加させる目的で、研究された結果
完成されたものである。
L問題点を解決するための手段]
本発明は、砂かけ加工もしくは研磨加工されたリン酸塩
系レーザーガラスの破壊強度低下の原因となっているマ
イクロクラックおよび傷の存在する表面層を、アルカリ
および酸によるエツチングで完全に取り除き、光沢研磨
する又はそのままの状態で新たなマイクロクラックの発
生を防ぐために、ガラス質被膜を形成することにより、
リン酸塩系レーザーガラスの破壊強度を、したがって耐
熱衝撃強度を大幅に増加しうろことを見い出した。
系レーザーガラスの破壊強度低下の原因となっているマ
イクロクラックおよび傷の存在する表面層を、アルカリ
および酸によるエツチングで完全に取り除き、光沢研磨
する又はそのままの状態で新たなマイクロクラックの発
生を防ぐために、ガラス質被膜を形成することにより、
リン酸塩系レーザーガラスの破壊強度を、したがって耐
熱衝撃強度を大幅に増加しうろことを見い出した。
砂かけ加工もしくは光沢研磨されたリン酸塩系レーザー
ガラスをKOHやNa○H等その他のアルカリ水溶液で
リーチングし、表面に柔かいヤケ層を生成させた後に、
このヤケ層をリン酸水溶液で完全に取り除く。このリー
チング、エツチングの2段階の操作を繰返すことにより
、完全にマイクロクラックの存在する表面層を除去し、
マイクロクラックのない平滑な面をうる。スラブレーザ
ーのような表面精度の必要な場合はさらに研磨して精密
な面精度としてからまた、それほど面精度が必要でない
場合は、そのままの状態で金属アルコキシド、シリカ微
粒子、有機金属化合物の1種または2種以上をアルコー
ル等の有機溶媒で稀釈し、加水分解、部分縮重合させて
得たゾル溶液をコーティングし、加熱処理してガラス質
被膜とする。このコーティングにより、ガラス表面に新
たなりラックが発生するのを防ぐことができる。
ガラスをKOHやNa○H等その他のアルカリ水溶液で
リーチングし、表面に柔かいヤケ層を生成させた後に、
このヤケ層をリン酸水溶液で完全に取り除く。このリー
チング、エツチングの2段階の操作を繰返すことにより
、完全にマイクロクラックの存在する表面層を除去し、
マイクロクラックのない平滑な面をうる。スラブレーザ
ーのような表面精度の必要な場合はさらに研磨して精密
な面精度としてからまた、それほど面精度が必要でない
場合は、そのままの状態で金属アルコキシド、シリカ微
粒子、有機金属化合物の1種または2種以上をアルコー
ル等の有機溶媒で稀釈し、加水分解、部分縮重合させて
得たゾル溶液をコーティングし、加熱処理してガラス質
被膜とする。このコーティングにより、ガラス表面に新
たなりラックが発生するのを防ぐことができる。
化学研磨は、アルカリ水溶液、濃度5wt%〜40wt
% 、温度30℃〜70℃で5分〜4時間、リン酸水溶
液、温度10wtX 〜90wtX 、温度30℃〜1
00℃で5分〜5時間の範囲で行なうことが望ましい。
% 、温度30℃〜70℃で5分〜4時間、リン酸水溶
液、温度10wtX 〜90wtX 、温度30℃〜1
00℃で5分〜5時間の範囲で行なうことが望ましい。
完全にマイクロクラックおよび傷の層を取り除くための
ガラス表面層の除去量は、50〜500μmであり、上
記のアルカリ−リン酸の化学研磨を繰返して行なうこと
で加工にょろりれぎのない平滑な面が達成される。
ガラス表面層の除去量は、50〜500μmであり、上
記のアルカリ−リン酸の化学研磨を繰返して行なうこと
で加工にょろりれぎのない平滑な面が達成される。
リン酸塩系レーデ−ガラスの化学研磨された後の面ある
いは化学研磨の後、精密研磨された面は、そのまま放置
すれば、環境下に存在する水分と反応して、ヤケを発生
し、それが核となって新たにマイクロクラックが発生す
ることになるため、これを防ぐためにガラス質被膜のコ
ーティングがなされるが、このガラス質被膜は、研磨面
と違って緻密でかつ化学的耐久性にすぐれているため、
クラックのないレーザーガラス面を安定的に保持するた
めには非常に好ましいものである。
いは化学研磨の後、精密研磨された面は、そのまま放置
すれば、環境下に存在する水分と反応して、ヤケを発生
し、それが核となって新たにマイクロクラックが発生す
ることになるため、これを防ぐためにガラス質被膜のコ
ーティングがなされるが、このガラス質被膜は、研磨面
と違って緻密でかつ化学的耐久性にすぐれているため、
クラックのないレーザーガラス面を安定的に保持するた
めには非常に好ましいものである。
本発明により、リン酸塩系レーザーガラスの破壊強度、
したがって耐熱衝撃性は、従来の加工のレーザーガラス
と比較して5〜10倍の強さに増加した。したがって励
起光として、やはり5〜10倍入れることが可能であり
、レーザー出力も大幅に増すことになる。
したがって耐熱衝撃性は、従来の加工のレーザーガラス
と比較して5〜10倍の強さに増加した。したがって励
起光として、やはり5〜10倍入れることが可能であり
、レーザー出力も大幅に増すことになる。
[実施例]
次に本発明をより具体的に説明するために実施例を述べ
る。ただし、本発明は以下の実施例の範囲に限定される
ものではない。
る。ただし、本発明は以下の実施例の範囲に限定される
ものではない。
実施例1
砂かけ加工した5φ〜40amのリン酸塩レーザーガラ
スをK OH30wt%の水溶液55℃で30分間浸漬
した後、H3PO4水溶液80wt%90℃に10分間
浸漬するサイクルで5回繰返し、化学研磨を完了させた
。このとぎのエツチング量は径で約350μmである。
スをK OH30wt%の水溶液55℃で30分間浸漬
した後、H3PO4水溶液80wt%90℃に10分間
浸漬するサイクルで5回繰返し、化学研磨を完了させた
。このとぎのエツチング量は径で約350μmである。
このレーザーガラスを洗浄し、即座にコーティングを行
った。コーテイング液は、テトラエトキシシランとメチ
ルトリエトキシシランのエチルアルコール溶液を加水分
解、部分縮重金貸なわせたゾル溶液である。コーティン
グしたレーザーガラスは60℃乾燥、120℃乾燥の後
徐々に350℃まで昇温し、酸素ガス雰囲気中で10時
間保持し、さらに窒素ガス雰囲気にして430℃までゆ
っくり昇温し、10時間保持して有機基−CH3を含む
ガラス質被膜とした。このようにエツチング、コーティ
ングの処理を行ったレーザーガラスの曲げ強度は500
0k(J/ Cm2で、処理していない砂がけ加工のレ
ーザーガラスの強度800ko /cm2に比較して、
約6.3倍に破壊強度が増大した。したがって、耐熱衝
撃性も同様に約6.3倍となる。
った。コーテイング液は、テトラエトキシシランとメチ
ルトリエトキシシランのエチルアルコール溶液を加水分
解、部分縮重金貸なわせたゾル溶液である。コーティン
グしたレーザーガラスは60℃乾燥、120℃乾燥の後
徐々に350℃まで昇温し、酸素ガス雰囲気中で10時
間保持し、さらに窒素ガス雰囲気にして430℃までゆ
っくり昇温し、10時間保持して有機基−CH3を含む
ガラス質被膜とした。このようにエツチング、コーティ
ングの処理を行ったレーザーガラスの曲げ強度は500
0k(J/ Cm2で、処理していない砂がけ加工のレ
ーザーガラスの強度800ko /cm2に比較して、
約6.3倍に破壊強度が増大した。したがって、耐熱衝
撃性も同様に約6.3倍となる。
実施例2
砂がけ加工した3 x 10x 40mn+のスラブタ
イプのリン酸塩レーザーガラスをN a OH28vt
%の水溶液60℃で1時間浸漬した後、H3PO4水溶
液90wt%、95℃に15分間浸漬するサイクルで3
回繰返し、化学研磨を行った。これをさらに精密研磨し
た後に、シリカ微粒子を含むゾル溶液をコーティングし
た。コーテイング液は、エタノール分散コロイダルシリ
カとテトラエトキシシランのエチルアルコール溶液を加
水分解、部分縮重合したゾル溶液である。コーティング
したレーザーガラスは、120℃乾燥の後、徐々に40
0℃まで昇温し、15時間酸素ガス雰囲気中で保持して
シリカ微粉末を含むガラス質被膜とした。
イプのリン酸塩レーザーガラスをN a OH28vt
%の水溶液60℃で1時間浸漬した後、H3PO4水溶
液90wt%、95℃に15分間浸漬するサイクルで3
回繰返し、化学研磨を行った。これをさらに精密研磨し
た後に、シリカ微粒子を含むゾル溶液をコーティングし
た。コーテイング液は、エタノール分散コロイダルシリ
カとテトラエトキシシランのエチルアルコール溶液を加
水分解、部分縮重合したゾル溶液である。コーティング
したレーザーガラスは、120℃乾燥の後、徐々に40
0℃まで昇温し、15時間酸素ガス雰囲気中で保持して
シリカ微粉末を含むガラス質被膜とした。
上記の処理を行ったレーザーガラスの曲げ強度ハロ50
0k(1/ C112で、処理のない砂かけ加工したレ
ーザーガラスの強度900ko /cm2に比較して約
7倍に強化された。
0k(1/ C112で、処理のない砂かけ加工したレ
ーザーガラスの強度900ko /cm2に比較して約
7倍に強化された。
実施例3
光沢研磨した3 X 10X aommのスラブタイプ
の硅リン酸塩レーザーガラスをKOH25wt%の水溶
液60℃に30分浸漬した後、H3PO4水溶液90w
t%85℃に15分間浸漬するサイクルで4回繰り返し
化学研磨を行った。これをさらに精密研磨で平精度を出
した後にテトラエトキシシランを含むゾル溶液をコーテ
ィングした。コーテイング液はエトラエトキシシランの
エチルアルコール溶液を加水分解、部分縮重合させたゾ
ル溶液である。コーティングしたゾル溶液は80℃乾燥
の後、徐々に410℃まで昇温し、20時間酸素ガス雰
囲気中で保持して、S i 02ガラス質被膜とした。
の硅リン酸塩レーザーガラスをKOH25wt%の水溶
液60℃に30分浸漬した後、H3PO4水溶液90w
t%85℃に15分間浸漬するサイクルで4回繰り返し
化学研磨を行った。これをさらに精密研磨で平精度を出
した後にテトラエトキシシランを含むゾル溶液をコーテ
ィングした。コーテイング液はエトラエトキシシランの
エチルアルコール溶液を加水分解、部分縮重合させたゾ
ル溶液である。コーティングしたゾル溶液は80℃乾燥
の後、徐々に410℃まで昇温し、20時間酸素ガス雰
囲気中で保持して、S i 02ガラス質被膜とした。
上記の処理を行ったレーザーガラスの曲げ強度は、68
00kQ/ Cm2で処理のない光沢研磨のレーザーガ
ラスの強度1200kM cm2に比較して約5.6倍
に強化された。
00kQ/ Cm2で処理のない光沢研磨のレーザーガ
ラスの強度1200kM cm2に比較して約5.6倍
に強化された。
出 願 人 ホーヤ株式会社
代 理 人 朝 倉 正 幸手続補正書
(自発) 昭和60年8月8日
(自発) 昭和60年8月8日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リン酸塩系レーザーガラスの砂がけ面もしくは研磨
面をアルカリ水溶液でリーチングし、リン酸水溶液でエ
ッチングしたのち光学研磨を行ない、あるいはそのまま
の状態で金属アルコレート、有機金属化合物、有機分散
コロイダルシリカのうち1種もしくは2種以上および有
機溶媒からなる混合液を加水分解し、部分縮重合したゾ
ル溶液をコーティングすることを特徴としたリン酸塩系
レーザーガラス耐熱衝撃強度を増加させる方法。 2 濃度5〜40wt%のKOH、NaOHを含むアル
カリ水溶液30℃〜70℃で5分〜4時間リーチングを
行ない、さらに濃度10wt%〜90wt%のH_3P
O_4を含むリン酸水溶液30℃〜100℃で5分〜5
時間エッチングを行なう処理を繰返して行うことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のリン酸塩系レーザー
ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15231285A JPS6217045A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法 |
US06/884,907 US4816049A (en) | 1985-07-12 | 1986-07-14 | Process of surface treating laser glass |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15231285A JPS6217045A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6217045A true JPS6217045A (ja) | 1987-01-26 |
JPH0415178B2 JPH0415178B2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=15537770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15231285A Granted JPS6217045A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6217045A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153843A (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-13 | Asahi Glass Co Ltd | 表面処理されたリン酸塩系ガラスおよびその表面処理方法 |
US6756104B2 (en) | 1998-04-21 | 2004-06-29 | Lsp Technologies, Inc. | Surface finishes on laser rods and slabs for laser peening systems |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15231285A patent/JPS6217045A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153843A (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-13 | Asahi Glass Co Ltd | 表面処理されたリン酸塩系ガラスおよびその表面処理方法 |
US6756104B2 (en) | 1998-04-21 | 2004-06-29 | Lsp Technologies, Inc. | Surface finishes on laser rods and slabs for laser peening systems |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0415178B2 (ja) | 1992-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5066617B2 (ja) | 携帯端末装置のカバーガラス用のガラス基材およびその製造方法 | |
US20040028918A1 (en) | Thermally tempered glasscomprising a non-abrasive, porous, sio2 antireflection layer | |
US4816049A (en) | Process of surface treating laser glass | |
JP5721348B2 (ja) | ガラスの製造方法 | |
EP0197406B1 (en) | Non-glare coated glass | |
US2428357A (en) | Method of reducing reflection of a transparent body | |
TW202106647A (zh) | 在高溫下用高濃度鹼金屬氫氧化物減少紋理化玻璃、玻璃陶瓷以及陶瓷製品之厚度的方法 | |
JP2012526719A (ja) | 反射低減窓ガラスの製造方法 | |
JP5311641B2 (ja) | 硼珪酸ガラス体上への反射防止層の製造方法 | |
JPS60131851A (ja) | リン酸塩レ−ザガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法 | |
JPS6217045A (ja) | リン酸塩系レ−ザ−ガラスの耐熱衝撃強度を増加させる方法 | |
DE102007060784A1 (de) | Niedertemperaturverfahren zum Fügen von Glas und dergleichen für Optik und Präzisionsmechanik | |
JPH0151458B2 (ja) | ||
US20130224386A1 (en) | Process and means for the treatment of glass objects | |
JPH0662318B2 (ja) | フッ化物ガラスの表面処理法 | |
JPS6217044A (ja) | レ−ザ−ダメ−ジに強く、耐摩耗性の高い反射防止膜を光学素子表面に形成する方法 | |
JP2001002451A (ja) | ガラス基板およびその製造方法 | |
CN113955950A (zh) | 锂铝硅玻璃的强化方法 | |
JP3628802B2 (ja) | 防曇性薄膜及びその形成法 | |
CN109678352B (zh) | 用于氟锆酸盐玻璃光纤预制棒表面增强处理的非水处理剂及处理方法 | |
JP3387142B2 (ja) | 防汚性低反射率ガラス物品 | |
JPH0772093B2 (ja) | 化学強化フロ−トガラス | |
JPS63114866A (ja) | ガラスの加工方法 | |
JPS59140378A (ja) | 保護被膜の製造方法 | |
TWI845499B (zh) | 用於減少靜電帶電之紋理化玻璃表面 |